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2024年2月19日 (月)

すばらしき映画音楽たち

映画の体裁をしているドキュメンタリー。普段はあまり食指が動かないジャンルなのだけど、「ジョン・ウィリアムス」という名前を見てしまっては、見るほか無い。

てか、ぶっちゃけ途中で少し寝てしまった。

僕は映画を人並み以上に見ている方だと思うけど、こと映画音楽に関して言えば、そこまで詳しい方でもないし、さらに言えば、ジョン以外ほぼ知らないと言ってもいい。だから、「○○はレジェンドさ」と言われても、正直あまりピンと来なかったりもする。

それでも、例えばスターウォーズのメイキングでも音楽に関するパートがあるように、映画作りに音楽の力、音の力は欠かせない。ところどころで、「へ~」とか「ほほ~」と感心しながら、

 (途中で寝てしまったくせに)全体的にはそこそこ楽しませて貰えた。

ただ、最近見てる映画のほとんどに言えることなのだけど、

 コレもサクッと字幕。

字幕の映画が見られないわけじゃないけど、つまんないシーンでスマホを「いじりづらい」のと、絶対的な情報量が字幕の方が少ないことが多いのが難。そして、

 結構集中する分疲れる。

紹介される映画音楽はかなり多岐に渡っていて、当然僕が知らないものもあるけど、

 オープニングはロッキーから。

なるほどここからか、って感じ。てか、「人がしゃべるようになる前に、映画には音楽があった」と聞けば、ああなるほどそうかと。「無声映画」は「声がない」だけで、「無音映画」ではないのだ。
※チャップリンとかもそうかな

エポックメイキングのひとつに「キングコング」が挙げられたのも「へ~」だった。どう見ても作り物のキングコングを、音楽で「恐怖や迫力を演出する」。なるほど。

20世紀フォックスのファンファーレの話も興味深かったし、目的が明確なのも潔くていい。映画音楽は、音楽としてどうこうではなく、そのシーン、その映画を如何に盛り上げることが出来るかが全て。「映画音楽には一つしかルールがない。それはルールがないということだ」ってのも、ありきたりだけどもかっこいい。

メインキャストのひとり「ハンス・ジマー」。僕はその名前を覚えてなかったけど、彼の名前をUNEXTで検索すると、

 関連作品が75作もヒットした。

もちろん彼自身が全ての作曲をしたわけではないだろうが、当然そこには僕の知ってるタイトルもかなりあって、例えば、、、

・インターステラー
・トップガンマーヴェリック
・ミッションインポッシブル
・ダークナイトシリーズ
・デューン砂の惑星
・007
・カヴィルスーパーマン

ほか、そうそうたる顔ぶれだ。

スピルバーグやキャメロンのエピソードも良かった。未知との遭遇やET、タイタニックの音楽裏話は、聞きたくても簡単には聞けないからね。これ見ててロードオブザリングとかホビットを見たくなったりしたわ。

キャストが紹介される際には、セリフの字幕と同時に、そのキャストの名前と代表作も一緒に表示されるのだけど、理解が追いつかないことが多く、ちょっと残念。ただ、

 ま~見たことがある映画が多いこと!

ちょっと嬉しくなる。

映画のシーンもふんだんに使われ、007のテーマ、ピンクパンサー、夕陽のガンマンとか見たことないのに曲を知ってるもんな。

驚いたことのひとつには、映画音楽を奏でる演奏者たちは、

 事前に練習を一切しないでぶっつけ本番で収録するという。

もちろんリテイクがあることもあるだろうけど、渡された楽譜でいきなりいろんな曲を弾けてしまうと言うのが、

 プロってホントにスゲェって感じだ。

目指す形の為に世界中のスタジオを選ぶし、時には「本来横長に使ってるホールを縦長に使う」こともあると言う。スターウォーズエピソードIのメインテーマファントムメナスのコーラスは、縦長に使った最奥部に配されたからこその深みなのだとか。

見たことのないような楽器が出てくる一方で、おもちゃのピアノや、屋外に配された数十メートルの弦で鳴らすピアノまで。本当に目的のためには手段を選ばないのだなぁと。スターウォーズのメイキングで「リアルが最強」と映像にはCGより本物を重視する傾向があったのに対し、音楽にはそう言う縛りも全く無い。求める音さえ手に入れば、「何だって使う」のだ。

ジョン・ウィリアムスは元々ジャズピアニストで、ウエストサイド物語では彼のピアノを聴くことが出来ると聞くと、それだけでちょっと見たくなる。

スターウォーズのメインテーマが始まるだけで、寝ぼけていた僕は一瞬で、文字通り覚醒する。でも本当に凄いのは、あのメインテーマだけじゃなく、他の曲をいくつも覚えていることだ。夕暮れのタトゥイーンや、レイアとハンソロのキスシーンや、ダースベイダーや、、、。そんな映画音楽は、ジョン以外にはないかも知れない。

「 彼がいないとスーパーマンの力は半減する
  あのテーマ曲なしで飛ぼうとしても
  どこにも行けず落ちるだけ        」

リーヴの言葉にグッと来てしまう。

そんなに好きな映画じゃないのに、音楽と掛け合わされると「ET」にもトリハダが立つ。まさに、「(映画)音楽は感動の9割を占める」のだ。

ジュラシックパークでも、「永遠に残るメロディを奏でることが出来た」とスタジオミュージシャンが言う。

「 ウィリアムズが関わっていると 必ず 凄い経験ができる
  “いつもこうならいいのに”と思ってしまうよ      」

はマジで震える。さすがやで。

・・・

クリス評価は★★★。

もう一点絶対書き加えておきたいのは、本作のエンディングテーマが相当かっこよかったということ。この映画の為の曲なのか、他の映画の曲なのかはわからないけど、

 映画音楽を題材にする映画が、音楽をおざなりにするわけはない

そしてそのエンディングテーマのあとに、

 タイタニックのスケッチシーン(ピアノソロ)。

震えたわ。

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