ブラインドネス
次々に目が見えなくなっていくと言う感染症の映画。他の感染症系と違い、きっかけであるキャリアや抗体、ワクチンというものには一切フォーカスせず、さらに全世界とか各地で、みたいなアナウンスもほとんどない。
感染者を隔離し、囚人のような扱いをしつつ、その区画で一悶着ある
みたいな話が大半。ただ、キャストが無駄に良く、
主演のジュリアン・ムーア、旦那さんにマーク・ラファロ、2012で大統領だったと思うダニー・グローヴァー、サブヒロインには木村佳乃と、相方に伊勢谷友二。脇役のアリシー・ブラガとジュリアン・ムーアはサービスカット有り。
監督は、他に知った作品無し。
都会の真ん中の交差点で、いきなり車を運転していた男が、
視界が真っ白で何も見えない!
と騒ぎ出す。近くにいた男が、「オレが家まで運転していってやるよ」と、男を送るが、そいつはサクッと車をかっぱらっていく。
※一応家の近くまで送ってくれたのは送ってくれた
ちなみにその最初の発症をしたのが伊勢谷友二。その彼女が木村佳乃なのだけど、洋画だからか、
※僕は字幕で見た。字幕しかなかったので
二人の話す日本語部分だけが日本語が吹き替えになってる。
これは別の人が声を当てたのか、もしくは本人か。でも違和感があったのは間違いない。
そこから、次々に接点のある人たちに感染が広がっていく。医者のマーク・ラファロは、その愛妻ジュリアン・ムーアに、近づくな!と言うが、
なぜか奥さんにだけは感染せず。理由はわからないままで。
隔離病棟には、入り口に銃を構えた軍人が居るだけで、中には誰も介護する人間は居ない。完全に「看守の居ない牢獄」のような様相で、その中だけで一部の暴徒が食料を確保し、女が慰み者になったり。
ぶっちゃけこの辺は飛ばしてる。だってつまんなかったから。
最初から、「ちょっと怪しい」感じはしてた。伊勢谷はもっといっぱい接触してるはずなのに、全然感染は広がらないし、そもそも唐突過ぎるし。
症状は「目が見えない感染症」なのだけど、たとえばコロナだって、マスクをしたり防護服を着たりして対処する人たちは居たわけで、
完全に患者だけで病棟に押し込めるのも適当過ぎる。
ネタバレも書いてしまうけど、
※別段見なくていいです。気になったらここで止めて見て下さい
クリス評価は★☆。
主な加点は二人のヒロインのサービスカットと、一応のハッピーエンド。
とにかく適当過ぎる。
最初のひとりからの感染がスローペースなのに、中盤軍人が感染したかな?から、
いつの間に都市全体に広がっている!?
どんな経緯をするとあんなペースアップするのかが全くわからない。みんなの飲み水の中にダイブするような演出が、
僕が見てないところであったのか?
最終的に、「時間で回復」というオチも相当。さらに、
たまたま回復したのが唐突だったからと言って、それが必ずしも「時間」だとは限らないと思うのだけど、、、
まぁ大した映画じゃないからいいのか。それで。
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