« 僕とゲームセンター | トップページ | Spellai~その5~ »

2024年2月16日 (金)

Spellai~その4~

人生とは、命とは、より楽しい事の為、楽しい事を糧とするために消費したいものだと思う。それはほんの僅かな差であってもそうだし、実感したのならその記憶、事実、根拠を、しっかりと噛みしめなければならない。

 面白れぇ!!

とテンションが上がったのなら、それをすぐさま他の選択肢と秤に掛け、勝敗をジャッジする。今からアニメや映画、録画したバラエティを観るのか、ゲームをやるのか、デジラマを作るのか、、、

 それともこのままスペライを継続するのか。

僕は仕事から帰って晩飯を食べたあと、数十分マンガを読んだりインスタを覗いてダラダラする。そして20時前後になったらインスタを更新し、その後またさきほどの続きに戻ることもあれば、先に挙げたようにいくつかの選択肢にシフトする。

最近はその中にスペライでの画像生成が組み込まれたが、油断すると1、2時間スッと消費してしまう。デジラマと比べると凄まじくお手軽であり、「誰にでも出来る」ので、僕が躍起になっても、「世間からの価値は得にくい」。まぁ誰にとっての価値が重要なのかって話はあるけれども。

ただ、曲がりなりにもSNSにてそれを公表している身としては、世間からの絶対評価が低くなりやすい娯楽に傾注するのは、「もったいない」と感じがちだ。もっとも、最近はほぼオンリーワンを自称していたデジラマですら、ほとんどいいねを貰えない状況に陥ってしまっているわけだけど。

そんな精神状態の中、昨夜は久々にテンションが「ガッツリ上がる」状況に直面した。それは例えばWallpaperbetterを見つけた時であったり、高精細化のコツを掴んだとき、初めてスペライで背景を作れることを理解したときにも、似たような昂揚があった。わかりやすく例えるなら、
※再三使っている表現だけども

 ダーマの神殿を見つけた!

スペライは、基本的には画像を作るソフトであり、加工するソフトではない。正確に言えば、この場で作ってるわけではなく、テキストをサーバーに送り、それをAIで画像に変換して送り返して貰うアプリケーションだ。

なので、最も大きなメリットとしては、「ベースが不要」であることが挙げられる。また、スペライに限って言えば、高速で、エロもOK、さらに他のAIでは苦手なものもあると言われる、「人の居ない背景」も作ることが出来る。

生成画像の方向性も、ザックリ写実的なものから、アニメ調、イラスト調、CGっぽいものなどの指針を決めることが出来るし、逆に言えばその精度や解像度はそこまで高いとは言えない。指はおろか、腕や足すらも増える事がままある。

コストパフォーマンスがかなり良い点も、しっかり明記しておきたいところだ。
※CMの視聴で無料作成が無限にできたり、ウォーターマークが入らない、毎日配布されるコインを使うことでより速く、より高精細な出力を可能にしたり

そんなスペライも、ずっと使っているとだんだん出力内容のマンネリ化を感じるようになってくる。女の子たちは確かにかわいく、美人だけど、それは何パターンかのテンプレに沿ったもので、実際の数多居る女の子の再現という意味では、決してバリエーション豊富とは言えない。

となると次に望むのは、やはり、

 「既存の画像を加工して欲しい」

と言う欲求だ。広末涼子はどうがんばっても「似ない」子しか出てこなかったが、広末涼子の画像を加工するなら、それなりに似た子が出来るかも知れないし、それを機械の体や、イラストやアニメ調、なんなら「おヌード」に出来るかも知れない。
※ちなみにそれに関しては出来たとは言いがたいのだけど

女の子に関しては、正直現時点ではあまり意図したものは出来てない。がしかし、、、

 メカ物に関しては、大いに僕の満足感を刺激しまくってくれた!!

簡単に言えば、「とてもアバウトな塗装がされた拙作ガンプラ」を素材にし、「めっちゃん※メカっぽくするテーマ」で生成しただけで、

 スーパーハイディティールなガンダムが出来上がった!

昨夜に関しては、もうこれが楽しすぎて、「他の全ての娯楽を一旦忘れてこれに没頭しよう!」と決断するほど。

当然思い通り、イメージ通りのものが出来上がるわけではない。変なところに女の子の顔が貼り付いたり、「どう考えても溝だろ」と言う部分が「手のひら」に変換されたりもする。ただ、

 全てが無駄にハイディティール。つまり、精細感が異常に高く、「プラモっぽさ」が皆無。

デジラマの大きなテーマの一つとして、「プラスチックっぽさを無くす」ということもあった。特に塗装せず、簡単仕上げで最後にトップコートを掛けたものなどは、どうしても「安っぽい感じ」になりがちなのだ。

しかし、スペライで出力したものは、その「不自然なアレンジ」はともかく、細かさや、表面処理の気持ちよさという点において、

 非常に本物っぽい!

当初から、金属や宝石など、煌びやかでゴージャスな表現を生成しまくってきたからこそ、

 目の前のプラモが、(多少の違和感はあれど)本物チックに「清書される」のは、まことに愉快極まりないのだ。

ただ、結構数を作ってわかったこともある。というか、これもそうそう思い通りにはならないので、「どう向き合うのが楽しいのか」ということになるのだけど、、、

・素材がドアップであること

別に顔でなく、腕とかでも構わないのだけど、元々の素材を「立体としてではなく、絵として咀嚼して吐き出す」ので、例えば「片眼しか見えないアングル」とかだと、「それを目として認識しないことが強い違和感に繋がりやすい」。簡単に言えば、

 真正面の顔のアップが一番相性がいい

・アレンジが許せる素材であること

ぶっちゃけ78なら78と辛うじて理解が追いつく一方で、ユニコーンやνガンダムはその限りではなかったりする。イングラム3号機が「両目」になったりするし、切れ長のガンダムの目も、「まん丸」になったりする。ドロッとした巨神兵は、機械100%にアレンジされたりするし、有りもしない赤や青が勝手に織り込まれたり、ベースカラーが緑だったのに黄色にされたりもする。

 そう言うのは全て許せる心が必要

・数をこなす

実際数をこなすことで正解が出て来ることは少ない。がしかし、数をこなすことで「その中の1番」の期待値が上がるのも事実。もちろん全滅級にダメダメなものが量産されるだけ、ということもあるけども。

・(まだやってないけど)これを素材にするのも有り

アップであることが求められると言う事は、つまり「アップを寄せ集める」作業をPCでやれば、全体像の破綻を抑えた結果に「繋げられるかも知れない」。この辺りは、「デジラマクリエイター」の腕の見せ所というところか。

・インスタでちょいちょい見かけてた「オリジナルガンダムっぽい高精細画像」は、こうしてAIで出力した物だったのかも知れない

さしていいねを入れたりしなかったけど、手触りというか、雰囲気に類似性を感じる。ただ、「アレンジの方向性」は、スペライとは違うようにも思ったので、別のアプリで生成したもの、もしくは本当にゼロから自分たちで描いた物だったのかも知れないけど。

・・・そんなことを思いつつ、正面でなくても「何とか見られる」ものが出来たりもして、

 思わず興奮のあまりハロさんに電話しちゃったりなんかしちゃったりして!

まぁ往々にして「僕の熱量がウザ過ぎて、無理矢理付き合わせてた感がある」のだけどさ。

 ハロさん、ありがとうございます!

ともかく、「次の仕事は決まったぜ~(cv山田康雄)」という感じ。

・手持ち、ネット問わず、真正面アップをいくつか用意して、試してみる

・腕だけ、足だけのものも試してみる

・一度出力した出来の良いものを、PCでさらに高精細化を掛けてみる

・候補を列挙してみる、、、

ガンダム※ザクよりモビルアーマーが興味深い、パトレイバー、サーバイン、モーターヘッド※ゴティックメードはムリ、ボトムズ、ダグラム、ザブングル、バイファム、エヴァ、バルキリー※戦闘機は微妙だった、ゴジラ※ジェットジャガーは微妙だった、マジンガーZ※全身は微妙だった<てか顔が何かわからなくなる、メガゾーン23ガーランド<相性は良さそう、Xボンバー※アップがどうなるのか楽しみ!、、、

ぶっちゃけスパロボは顔のアップが魅力的なものが少ないし、妙にメカニカルなアレンジをされても、って感じなので、さほど食指は動かない。もちろんメカにする必要があるわけじゃないのだけど、

 メカが今のところ一番グッと来るのも事実。

てか、ビグザム、エルガイム、トラッド11、Xボンバーなんかは、めちゃ相性も良さそうな感じがする。少し触っただけの僕の手触りに過ぎないけど。

何が強いって、このスペライの生成は、

 ボケを無効化する

正確には、「ピントが一番合っているところのシャープさが激増する」。一枚の写真の中でぼけてるところはそのままぼけるけど、低解像度のドアップ画像であっても、「結構な精度でクリーンアップしてくれる」のだ。
※全体が均等にぼやけていれば、全体のピントがシャープなものが生成される

つまりそれは、例えば昔のバンダイのプラモの箱写真であっても、やりようによっては、めちゃ凄い画像に出来る可能性をはらんでいるということ。
※出来るとは言わない

特にザブングルやエルガイム系は、そこまで情報量の多いソースがないだけに、「どうなるんだろ」と言うワクワク感が抑えきれない。

ともかく、

これはデジラマに直結するわけじゃないので、デジラマの更新は1000を節目に一旦停止する予定ではある。だがしかし、どのみちいいねが少ない今、アプローチのひとつとして、 

 かなり楽しそうかも!

と思ってるのもまた事実なんだよね。
▲▲△

追記。トラッド11やってみたけど、このままだと明るすぎる感じ。あと背景は自分で合成する必要がありそう。ただ、

 ピントは完璧。
※元画像は相当荒かった

これは、、なかなかナイスな埋蔵金を見つけたかも知れないな!

|

« 僕とゲームセンター | トップページ | Spellai~その5~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 僕とゲームセンター | トップページ | Spellai~その5~ »