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2024年4月25日 (木)

贅沢をしようかと思ったけど

次の水木は久々の連休。
※お正月以来

普段の休みは、デジラマを作って、映画を見たり見なかったり、アニメを見たり見なかったり、インスタダラダラ見て、ブログ書いて終わる。最近はドラクエが組み込まれてる。
 でもそれだとホント一瞬で終わってしまう。

たまには一日フルに使って外出するのも悪くない。

なんならどこか美味しいご飯を食べられるところへ行ってもいい。今調べたら「とんかつまえだ」もまだ営業しているご様子。前回行ったときに、「20年ぶりくらいなんですが、、」と挨拶をして覚えていて戴けたけど、「次は5年くらいで来てくれないと閉店してるかも」みたいな話をされた。

 それが2019年2月の話。てことはつまり、5年前の話。

そろそろ「行き時」かと思いつつ、いかんせん「目的がない」。

僕は大食いではない。食が細いと言うほどでもないけど、食べ歩きで何軒もハシゴ出来るほど量が食べられるわけでもない。ソロなので誰かとシェアして種類を増やすというワザも使えないし、そもそも、

 遠くまで行って何かを食べるくらいなら、その分の時間とガソリン代を節約して、近場でちょっとイイものを食べればいい。

一度も食べたことがない「一蘭」のラーメンを食べたっていい。割高とは聞いているけど、予算2000円を見積もっていれば、普通にお腹いっぱいにはなるだろう。さらに帰りにミスドでお土産がてら5、6個ドーナツを買い、サーティワンで食べたことがないフレーバーに挑戦すれば、

 ほらプチ贅沢!

デジラマの背景撮影のためのロケハンと言う目的もなく、カズヒコさんに会いに行くわけでもない。まぁ「まえだ」に行く目的でも構わないと言えば構わないけども。

数年前ロケハンで新城の方に早朝から出掛けた際は、まだ夜明け前くらいの時間の吉野家で牛丼を食べた。

 こういうのが相当美味い。

三ヶ日ロケハンドライブでは、久々にモスを食べて、これまた「やっぱ美味い」と。価格満足比で十分「割に合うな」と。

こないだ「キャンプ芸人」のアメトークで、キャンプにはいろんな形があることを学んだ。中には、

 手ぶらで行って全部出先にあるモノを使う

や、

 寝るところすら用意してもらうグランピング

なるものまで。

ただ、一番フックしたのは、

 自然の中で食うペヤング
※使ったお湯は捨てずにスープに使う

これが!ムチャクチャ美味そうだったんだよな。

実現するためにお湯を沸かす装置が必要になるかとも思いつつ、「出来る限り田舎にあるコンビニ」でお湯を調達出来れば、存外その雰囲気を味わうことは出来そう。もっとも待ち時間の2分で「こぼさない」配慮は不可欠だけど。

別に牛丼に生卵入れるだけだって贅沢だし、定価165円のグミを、ネットで500円で買うことだって贅沢だ。ある意味「ドライブだけで何もせず帰ってくる」ことも贅沢かも知れないし、

 まぁ家にずっと篭もってることも、見方を変えれば贅沢と言えなくもないのかも知れないが、、、

それは普段からの落差が無い分「平常運転」ということになろう。少なくとも僕の場合は。

回転寿司も最近行ってないから行ってもいい。でもあれは、「食べたい!」という衝動ほどには、「満足が伴わない」ことを僕は知っている。ファクターを比較するなら、

・前述のモス 数年ぶり ハンバーガーを普段食べない ドライブ中 出来たて

・回転寿司 安定しているが驚きなし 一年以内に行っている 割と身近 取り立てて大好きというわけでもない

・とんかつまえだ 著しく美味しい 5年ぶり それが目的になりうる 店主夫婦とのコミュニケも嫌いじゃない

これが都会に住んでる人なら違うのかもとも思ったけど、冷静に考えて「車で20分のところにある一蘭にすら行かない」僕が、都会に居たからってそこまで外食するとは到底思えないわ。

僕は特に旅行の趣味はない。夜浴衣に着替えて温泉に何度も行きたい人でもないし、風呂上がりにフルーツ牛乳を飲むのが楽しみというわけでもない。強いて言えばホテルのゲームコーナーには「大いに」興味はあるものの、今のホテルに果たしてゲームコーナーが存在するかと言われたら、ズバリ答えはNOだろう。

ああそんなことを考えている間に月曜が終わってしまう。無目的で北か東か西かに車を走らせる選択肢も無くはないが、ただガソリンの無駄使いをしたいわけじゃない。ひとり暮らししていた頃のアルトより今のライトバンは燃費も悪い。

・・・

結局のところ、今具体的に欲しい物がほとんどないと言う事が大きい。4/25に発売予定の「サンドランド」がちょっと面白そうと思いながらトレーラーを見てた。でも、僕にはわかる。

 このシーンで僕はイライラするんだろうな、と。

移動が遅い、カーソルが鈍い、デモが多い、、、パッと見面白そうに見えるのは、鳥山先生のキャラの再現性が素晴らしいからで、それとゲーム性の善し悪しは必ずしも直結しない。

 てか連休前に発売してたら買ってたかもだけど。でもってそれで連休を潰したかもだけど。

ドラクエIIもそこそこ楽しんでいるけど、Iほどじゃない。てか、

 ビックリするくらいエンカウントが多くてビックリする。

こんなに忙しかったっけ?って感じ。まぁエンカウントが全然無くてウロウロし続けるゲームが好きかと言われたら、それはそれで「全然好きじゃない」んだけど。

それでもIIIはやりたくなってたりもするのだけど。

 ただ、

 だからそれで連休を潰したいとは思わない。

欲しいマンガが無いわけじゃないけど、今すぐ読みたいほどでもない。PS+に再加入したくなるトリガーになるタイトルもないし、見たい映画もDVDもない。

新しいスマホやPCが欲しいわけでもないし、新しいゲームハードが出るというニュースも耳にしない。てか新ハードが出ると言われても、特にやりたい「未来」が見えないから興味も沸かない。

もちろん欲しいガンプラもなければ新しい趣味が出来たわけでもない。とどのつまり、

 何か美味しい物を食べるくらいしか、今の僕を突き動かすモノがないかも知れないという話だ。

今ひとつひらめいた!これは間違いなく贅沢と言える。あまり経験がある人も居ないのではないか。いや、もしかしたら僕が世界初かも知れない。

 生卵を常温にして、何なら少し暖めた状態で、

 特盛りペヤングに黄身だけ3個分投下して食う!

・・・何と言う贅沢!何と言う豪華さ!

普段ペヤングを食べる際に生卵を投下すること自体は、珍しいことではない。しかし、生卵は冷蔵庫で冷やされており、熱々のペヤングに投下したところで、

 周囲のぬくもりを奪い去ってしまう。

また、「卵エリア」は十分過ぎるほどに美味いが、それとて限られた時間。刹那的な幸せだ。

 しかし、それが3個だったらどうか。周りを冷やさない温度の卵ならどうなのか!

・・・怖ろしいほどの贅沢。間違いなく僕は幸せになれる。何なら食間を長めに取って、空腹という最強のスパイスも用意しようじゃないか!

 あ、別にここでセブイレの金の角煮とかは不要です。ノイズになるだけなんで。

せいぜい白黒コショウの味変で十分。てか普段ダブルを食う度に、

 ちょっと多かったな

と思ってしまうのだけど、空腹であればその限りではあるまい。てか、

 言っても300円程度で叶う願いなのだが。

その300円程度の贅沢が、僕にとってこれ以上ないほど魅力的に感じてしまうのはなぜなのか。世界の謎3選の一つかも知れない。

てか生卵の白身ってシンクにそのまま流しちゃっていいもんなの?

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