ゴールデンウィーク最終日に大阪仕入れ

別段そう書くこともないと思いつつ、一応こういうの書いておくとあとあと見返す時に、「どうだったっけ？」と標（しるべ）になる。

まず、新幹線が全席指定で料金が7080円※通常より1140円高い。

普段通り駆け足で名鉄を降り、普段通り自由席の切符を買い、普段通りの時刻ののぞみ３号車に乗る。

しばらくしたら車掌が来て、

　「立つか指定席分を払うか」

と言うので、躊躇わず指定席分を払う。まぁ経費だってこともあるけど、今日の仕入れは「ケツカッチン」だったので、余計に体力を消耗したくなかった。

　てか、通りで空いてるわけだよ＞３号車。

ちなみに、せっかく指定席にするなら、もっとエスカレーターに近い場所に移動するという選択肢もフッと浮かび掛けたのだけど、そのためには当然席を立たねばならないし、どの席に座るかの思案や、車掌の手を煩わせる面倒くささなんかも発生する。物理的な労力も、「既にここまで移動してきてしまった」ことは取り返しが付かないのだから、ここからわざわざ移動することもないな、と自己解決。

僕の移動は名古屋→大阪。そして帰りはその逆になる。つまり、もし「名古屋が大阪や京都より観光地として、ＧＷの行楽先として有力であるなら、混雑はむしろ行きの方がキツい可能性もあったが、

　そんなことは全くなし。

そう言う時、「やっぱ京都大阪の方が、少なくとも遊ぶこと食べることに関しては魅力的なのだなぁ」とシミジミ思う。当然っちゃ当然なのだけど。

・・・

仕入れそのものは、普段より多少バイヤーが多いかなぁという程度。５月、つまりこれから夏本番というタイミングは、年間通しても指数が高い月ではあるので、ある意味納得ではあるのだけど、

　最近はそれほど思い通りに物が売れなかったりするわけで。

僕的な気合いはさほどでもなかった。てかむしろ「思ったより混んでるなぁ」って感じたくらい。

普段は昼飯を食べて、仕入れを継続し、自宅には１９時から２０時くらいに戻る算段で行軍するのだけど、今回はＧＷと言う事もあってパートが極端に少なく、

　出来たら１７時までには自店に戻らなければならなかった。
※多少遅れても大丈夫だけど、言っても１８時半がリミット

僕はＧＷ最終日の混雑、特に新幹線の混雑を経験したことがなかったので、一体どうなるのか著しく不安だった。

もちろん仕入れも大事なので、大阪駅に着いてすぐに帰りの新幹線を予約する選択肢も無くはなかったけど、一旦は「急ぎの現場へ」向かう。

てか、そもそも何時にキリが付いて帰れるようになるかもわからなかったから、予約してそれに縛られるのを嫌ったってことなのだけど。

途中「帰りの新幹線予約してないんですよね～」なんて話をすると、問屋のバイヤーが、

　マジっすか？大丈夫ですか？

とガチで心配してくれたり。てか言っても１時間弱なので、仮に立ちっぱになってもそこまで深刻でもないと、

　覚悟も出来てたけど。

ともかく、かなり急いでいたので、昼飯は名駅で摂ればいいと開き直り、普段よりかなり早く行程を終え、いざ大阪駅のチケット売場へ。

　全然余裕だった。

というか、これは細かくリサーチしたわけじゃないけど、ＧＷ最終日の新幹線切符というのは、

　たぶん東京行きの一番遅いところ辺りがピークなんじゃなかろうか

で、例え泊まりで大阪旅行に来ている人などは、当然最終日の朝イチで帰る可能性もないし、「早ければ早いほど空いている」だろうな、と。

ただ、行き先が東京や名古屋よりさらに遠く、東北とか九州とかに向かう場合は、それに応じて出発時刻が早いところも埋まりやすい。わかりやすく言えば、

　九州から東京の新幹線は、まず座れない。

最低限「大阪発」の方が、可能性は高いという話。

で、実際どうだったかと言えば、

　僕が席を取り、そして乗る間に、その列車はまんまと満席になった。

逆に言えばその程度の混雑具合で、むしろホッとしたとも言える。

先ほどの推論が正しければ、それ以降の列車はさらに「門が狭くなっていく」可能性が高かったわけで、時間的にはちと早すぎるきらいはあったものの、

　無事名古屋、そして地元まで戻ってこられてホントホッとした。

ひとつ愉快だったのは、新幹線の席が「真ん中でもいいですと言いながら窓際が取れました」的状況の中、その席に向かうと、

　ビッグママ＆リトルボーイの外国人観光客が、大きな荷物と一緒に手前２席に座っていた。

正直僕の座るはずの窓際まで、その荷物を超えて行くのは至難の業だなぁと思ったのだけど、

　瞬間閃いて、「もしよろしければ僕こっちに座るので、そちら（窓側２席）に移動してもらえませんか？」

と身振りを交えながらコンタクト。そしたらビッグママ※体重120kgは、大いに喜んで、スマホで「深々とお礼のこもった翻訳文」を僕に見せてくれた。あと、「私たちは次の駅で降りますので」とも。

リトルボーイ※体重23kgは、ニコニコしながら窓の外を見ている。たぶん小学校に入るか入らないかくらいの年齢だと思うけど、

　イイコトしたな～と思ったので、

「お子さんは窓際を楽しんでらっしゃるようで良かったです！京都楽しんで下さいね！」
を翻訳して見せた。そしたら、

「この子は電車が大好きなんです！本当にありがとうございました！」と。そして、

　「良い一日を」

とも。些細なコミュニケーションではあるけど、なんか凄くいい気持ちになったって話。

・・・

マスク率は、海外勢は０％。で、全体の２割くらいが海外勢って感じ？
※大阪駅から名古屋駅

全体のマスク率は２割くらいかな～。結構少なくなったとは思った。僕は当然のようにしてたけど。

　てかまだまだ仕入れの時に外す気はないけど。

自宅に戻ったのは１５時過ぎで、１６時半までかなり余裕があったので、少し昼寝。滞りなく業務を終えて帰宅。

　ちょっと疲れたので、普段より早くサンドランドを切り上げて就寝しましたとさ。
※０時過ぎ