ドラクエ１１Ｓ～再々開１３～

異界の名前がどうしても思い出せなくなる。プレイするときも何気なく見ているのだけど、昨日などはあまりに忘れるので、

　しっかりガン見して覚えようとした

にも関わらず、翌日の今日には忘れている。「ヘッタ」とかそんな感じだったようなうすらぼんやりとした記憶はあるのだけど、、、。

一昨日夜更かしした反動か、プレイ内容のシンプルさゆえか、昨晩は２３時前には眠くなって、プレイを停止。つまりほとんどやってない。

やったのは、その異界のクエスト。

概ね「あっちで何かしたらこっちで何かある」「あれをあそこに取りに行って」「ではご褒美にこの記憶を」みたいな感じの、

　ガチのお使いルート。

今のところは予想通り、バラモス以上の強敵や、デスカイザー以上の雑魚敵エリアはなく、その面のボスとして登場しつつも、

　グラフィックは雑魚の色変え

みたいなケースが多い。もっとも単体グラフィックが用意されるのも、それはそれで怖ろしくもなるのだけど。

全部で１０箇所ほどある台座は、それぞれが過去作に対応していて、その作品に登場した街やＮＰＣが出て来たりする。各３箇所ほど行き先があり、記憶をゲットすることでアンロックされる。

作品単位でクリアすると、そこに主人公の石像が建つ。ただ、石像が建っていても、他のエリアからの目的で訪れることは少なくない。

たぶん全てクリアしたら、その大広間の隣にあるエリアに入れるようになるっぽい。調べてないので詳細は不明だけど。

過去作に触れることが出来るのは楽しい。ただ、バラモスのようにボスがどんどん出て来ることを期待してしまったのは、結構空振り。バラモス自体作品のボスではなかったけど、ボスクラスの敵もそれ以外ひとつも出て来てない。

概ねクエストはその異界の中で完結するものの、「騎士道を重んじる国にある本」は、こことは別の、と言っていたので、通常プレイの世界にあると思われる。が、

　騎士道についてしつこく話をしていたソルティコは、国ではなく街。ソルティコをいくら探しても見つかる気配はなかったので、次に可能性があるデルカダールを探さなければ、という感じ。

記憶をくれるメッセンジャーは、通常エリアのどこかに普通に居る。が、当然見つけなければ話掛けることも出来ず。話掛けなければ記憶は増えない。

闇雲に探して見つかるものではないと諦めていたのだけど、前回書いたとおり戦歴の中にヒントが出ていて、

　残り２箇所。

これはこのあと行くエリアなのか、はたまた「騎士道を重んじる国」のクエストをクリアした報酬なのか。

ともかく、現時点では軽く詰んでいる。

通常のクエストも、「？？？？」と言うクエスト名が「白」か「グレー」かがあり、グレーの場合はどうしようもなく、白の場合は、そのクエストがあるエリアまでは教えて貰える。

　現在白が２つ残っているところ。

なので、これが目下一番目指しやすい目的地ということになる。

あと、未クリアのクエストもいくつかある。図書館で本を探すやつとか、見晴らしのいい山の上がどうのこうの。自力でクリア出来ないものもあるかも知れないけど、

それらをクリアして異界が先へ進めば良し、進まなければ、いよいよやれることは、ニズゼルファを目指す以外無いかも知れない。「騎士道本」を探す選択肢もあるか。あとドゥルダの裏チャレンジも、、、無くはないけど難しい。

・・・

満足度が極めて高い本作だけど、いよいよ終わりが近づいてきた感じは、否応なく寂寥を喚起する。プレイ時間は１００時間を超え、
※僕的には本当に駆け足だった。ろくにＮＰＣの話も聞かないで進めたし

　ニズゼルファを試行錯誤の果てに何とか討伐出来れば、

ほぼほぼ終わりなのかなぁと言う感じ。てか、

　まさかバラモスより弱いってことはないよな？

最近長かったので、今日はこれで終わりにする。やった内容が少ないから仕方ない。

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あ、少しだけ余談。

今回のドラクエは、総じて優しいし、快適。合成するにもお金で何とかなるものが多いし、足りない素材を持ってる敵がどこのどいつとかもサッと教えて貰える。ボリュームが大きいだけあって、

　教えて貰っても十分プレイ時間は伸す。

だからか、ゼルダと同じように、ネットや雑誌を見なくても、

　クリアまでは余裕で出来る。

昨日までやっていたことを忘れても、起動し直せば毎回「前回までのあらすじ」を教えて貰えるし。

　これが堀井雄二の選んだ答えなんだなぁと思った。

結局今の世の中、わからないことの大半はネットで調べることが出来る。特にドラクエクラスのビッグタイトルともなれば、サイトにしてもプレイ人口にしても、しっかり充実していて、「どこかで誰かが教えてくれている」と言っても過言じゃない。

つまり、

　「詰まった時に自力で何とかしなくても済む」状態であり、それは同時に、「詰まっていた部分を自力で何とかしたことで得られる快感を棒に振りやすい」状態でもある。

特に、ネットの情報は自分が欲しい物だけを探すことがとても難しい。気付かないうちに「世界が一回終わる」ことを僕は知ってしまったし、人によっては、グレイグが仲間になることも、ベロニカが死んじゃうことも知ってて遊んだりもしただろう。

　良かった。そう言うの見ずに済んで。

でもそれは、僕が凄いわけでも偉いわけでもない。

　堀井雄二が、「ネット見なくても大丈夫だよ」と言うバランスに仕上げてくれていたからに他ならない。

ちょっとだけ探したいこと、たとえば今作ろうとしている武器の素材とか、それを落とす相手とかは、確かに以前はネットの方が見つけやすいケースが多かった。でも、それをせずにゲーム内で教えて貰えれば、ネットで探すこともなく、

　見たくないであろう情報を目にしてしまう事故も避けられる。

確かに難度が抑えられた分、ラゴスや太陽の石のような飛び抜けたカタルシスは難しい。でも、ストーリーによる驚きや、感動はしっかり維持出来る。

　さすがは、堀井雄二だわ。

序盤がタルかったのがとても残念。というか、「１１の序盤」がタルかっただけで、「１１Ｓの序盤」はタルくなかった。テンポというか、リズムというか。

１１の序盤で投げた人はそれほど多くないかも知れないけど、１１Ｓは、しっかりそう言うところもカバーされていると思う。まだ遊んでない人は、

　「死ぬまでに遊びたいソフト」に加えてもいい１本だ。