ドラクエ11S~再々開 前回最終回じゃなかった(その18)~
でもたぶんこれがホントに最終回だと思う。
隠しボスも討伐出来たので!
いや~苦労した!てか、ネット見ると僕の倒したターンの5分の1?くらいのターン数で倒してる人も居るけど、僕はそこまでストイックに遊んでなかったし、、、
具体的には、各キャラのスキル性能の把握や、連携の効果なども含め、「調べなかったし知らなかったし、自分で検証しようともしなかった」。
なので、初見で僕より凄く早い人が居ても、そこはまぁしょうがないかな、とも思う。てか、僕が旬を逃した以上、その辺りは甘受しなければならない。てか、そもそも、本来の作品のあとに発売されたマイナーチェンジ版は、
ほとんどが遊ばない人
なので、今回は特にイレギュラーだとも言える。本来なら、つまり「11Sではなく11なら」ば、この隠しボスは存在しないわけで、普通にPS4の11を遊んで、仮にクリアしたとしても、この苦労は実感しようがなかったわけだ。
さらに言えば、「この隠しボスの攻略法を調べなかった」だけでなく、それまでの過程であっても、一部の、強さに直結しない報酬が得られるクエストとかもほぼ調べなかった。
年齢的なこともあるけど、僕のクリアターンが、
192ターンも掛かったからと言って、それは別段恥ずかしいことではないのだよ、とあえて声高に叫んでいるのである。壁に向かって。
正直そこまで乗り気というわけでもなかったのだけど、何となく準備をしてしまった。逆に言えばそれくらいしかやることが無かったからとも言えるのだけど、
・全員分のスーパーリング+3×2=16個分を用意
・全員に「属性ダメージ25%」以上を確保する装備をさせる
・全員にエルフの飲み薬やせかいじゅのしずくなどを持たせる
・グレイグは両手持ちではなく、英雄王の剣と盾
・ゾーンは不問で開始※あまりに長期戦になるのがわかっているので
・勇者の剣改を準備※馬レース、伝説のオリハルコンなど
・種は相変わらず使ってない
戦術としては、
・相手のバフは極力すぐ剥がす
・こちらはまめにバフを掛ける。マジックバリア、スクルト、フバーハ、たたかいのドラムと、
ピオリム!
これは今回ギャラリーでありチーフアドバイザーを務めた長男のアドバイス。まぁ僕もちょっぴり可能性を考えていたけど、
今回はこのピオリムが勝敗を分けたかも知れない。
そのくらい重要なステバフだった。
というのも、正直どの順番にターンが回ってくるのか非常にわかりづらく、ともすれば相手のターンばかり不自然に続くこともあった。しかし、ピオリムを掛けることでそれが大きく改善され、
連続して痛い攻撃に晒されるケースが激減した。
また、相手のHPをある程度目視確認して把握してくれたのもありがたい。
敵のHPは、白、明るいオレンジ、暗いオレンジ、倒すと赤に変わっていく。つまり、体力が少なくなってきたらオレンジになり、あと少しで倒せるようになったら濃いオレンジになるわけなのだけど、以前の検証により、
濃いオレンジになってからすぐ倒せるわけじゃない
そして、竜頭を倒したあと、僕は人頭にやられているので、経験上「2体の方が戦いやすかった」と言える。と言う事は、
出来たら2体同時に倒したい。
つまり、できるだけ竜頭のHPを削り、体感で言えば「濃いオレンジになってから2000~3000削り」、人頭の方も同じように削った後、
最後はクロスマダンテでカタを付ける計画。
さらに言えば、竜頭にはクロマダで4000ほどのダメが通ったが、人頭には2000ほどしか通らなかったこともあった。ただ、
先に人頭を倒したあとの竜頭のポテンシャルを知らないので、
そこには大きなリスクが伴う。もしかしたらザオリクされるかも知れないし、
残された竜頭は、残された人頭よりはるかに手強いかも知れない。
確かに残された人頭は手強かったが、その時はまだ各種バフや装備の徹底はしてなかった。さらに言えば、ウルノーガ時代であっても、竜頭から倒して事なきを得ている。もし、人頭を倒し損ねても、残りHPはそこまで多くはあるまい。がんばれば削りきれる可能性が高い。
あと、もし強敵特有の「イタチの最後ッペ」があることも想定した。つまり、死ぬ間際に強烈な攻撃でこちらを全滅させてくるケース。
ベンチのHPが0ばかりだとホントの全滅が避けられない。
なので、ささやかではあるものの、そっちのHPもゼロにはならないように気を付けた。
・・・
とにかく手堅いプレイを徹底した。例えば、
・スリップダメージの床があるときは、全員で回復と守りを徹底する
・前半は主人公、グレイグ、シルビア、ロウだったが、途中でシルビアの役割の多くがハッスルダンスで、バイキルトを掛ける余裕がないことに気付いたので、セーニャとバトンタッチ。バイキルトはロウに持たせたたたかいのドラムでカバーすることにした。
また、グレイグのMPが減ってきて、さらに彼に持たせていた賢者の聖水やエルフの飲み薬は使いきっていて、実質彼の役割は、
ささやかなアタッカーとしての火力、スクルトとマジックバリアの人
だった。確かにマジックバリアは重要なスキルだけど、それ以上にMP回復のアイテムを持ってる人が欲しい。
マルティナにチェンジ。
両手持ちのグレイグほどではないけど、片手持ちのグレイグよりは火力があり、何より彼女には、
たまたま持たせていた「勇者の剣改」が!!
これは驚いた。これによって、パーティメンバーのデバフや状態異常を解除することが出来た。特に、
一切対策を練っていなくて、さらに「使われると思ってなかった」マホトーン
で呪文を封じられたロウを回復出来たことがムチャクチャ大きい。マルティナはこの戦いの殊勲賞だったかも知れない。
相手の体力が2体とも濃いオレンジになれば、ここぞと言う時のために取って置いたエルフの飲み薬(MP全快)も使いやすい。薄いオレンジは体力50%くらいと見込んでいたけど、
※実際はわからない
それを過ぎれば後半戦になるはずだ。
さらにそれに呼応して主人公のベホマズンをこまめに掛ける余裕も出来た。今思えばカジノには、
98万コインほどが預けてある。
1個1万コインもする高額景品であるエルフの飲み薬だが、
別に使っても痛くも痒くもなかった。
こういうことは、往々として起こりうることだ。なぜなら僕は「ラストエリクサー病」なのだから。
事は計画通りに進み、イレギュラーな状況、例えばパーティメンバーの2人が死ぬ、みたいなことは、
一回しかなかった。
しかし、熟考と冷静さを失わず、ザオリクなのか、ズンなのかのチョイスも間違わなかった。ちなみに「ズン」とは飯尾のことではない。ベホマズンのことだ。説明不要だろうが、長男とふたり、中盤以降「共通の呼び名」として定着した。
そう言うのもちょっと楽しい。
そして、最後、結構イイ感じに削れてきた頃合いを見計らって、
クロスマダンテを放つ算段を立てた。
が、たまたまその時のメンバーが全員ゾーンだったので、
クライマックスに相応しい攻撃!「ミナデイン」でやってやろう!!
俄然盛り上がる僕と長男。
よもや2体とも1000くらいしか削れず、2体とも生き残るとは、、。
だがそれも良し。きせきの何とかで再度ゾーンにしつつ、さらに、もう一枚掛けられる保険がないかとメンバーを俯瞰。
ディバインスペル:1体が魔法に弱くなる
を発見!!!これで右側の人頭の方もダメを伸すことが出来るかも知れない。
「大きかった頃」のベロニカと、「変わらないセーニャ」のふたりが、重なり合い、詠唱する。
「クロスマダンテーーーッ!!」
※実際は伸ばしていません。僕なりの脚色です念のため
ヤツら2体が地に伏す。
勝利が確定した!!
僕は見損ねていたけど、長男に聞いたら、人頭の方にも4000以上のダメージが当たっていたという。ディバインスペルは有効だったのだ。
・・・
報酬は、「再度こいつと戦えるようになる」砂時計と、
マルティナ用のバニースーツ。
このバニースーツは、防御力が1しかなく、属性耐性やステータス異常耐性などもない。ただ、
死んだら蘇生する
というあまり意味のわからないスキルが付いていた。
「コレって、まさか一回だけだよね?」
と長男。でもこれは「最強最後の敵」の報酬だ。それがまさか一回だけってことは、、、でも、回復後のHPが1とかはあり得るのか?
お試しの意味で砂時計を回し、再度この場に赴いた。
マルティナのHPが赤く染まる。そしてその直後、
彼女のHPが一本のグリーンバーに!
・・・なぜ「赤とグリーン」なのかは僕にもよくわからないが。
そして、再度検証し、またもグリーンバー。
もう誰もマルティナを殺すことは出来ない。
ちなみに、ゲーム内では「オレの嫁」である。凄いなマルティナ。夫婦げんかは止めておこう。
・・・
ネットを見ると、アタッカーはカミュで、蘇生系スキルを付けたグレイグがにおうだちでパーティを守る戦術が常道っぽかった。ただ、装備関連は概ね僕のチョイスと似ていて、それしか選択肢が無かったのかも知れないが、まぁ悪くは無かった。
あと、まだ僕がクリアしてない「巻き戻したあとの世界のボス」が結構残っていることも発覚。ホムラ村の火竜みたいな「ちょっとだけ話が違う」のを堪能するのも悪くないかも知れない。
ドゥルダのチャレンジは正直50ターンが見えてないし、目的も無くなった。てか、掲示板のプレイヤーの多くが「種なし」に拘っていたのがちょっと愉快だったな。
・・・
ネットでは、PS4版からスイッチ版にグラフィックが劣化していることを主な理由にして、「11Sがクソだ」と言う論調が大きく取りざたされていたけど、時を経たとは言え、僕にはその差が全くわからなかったし、
その程度のことでクソ扱いになるほどSそのものは悪いゲームじゃなかったと強く思う。
まぁ「スイッチの11S」と「PS4の11S」で、あくまで後者の評価なのかも知れないが。
最後の最後だけど、ドラクエ11Sの評価を、
★★★★☆に上げる。
達成感、満足感は本当に高かったし、いくつかのマイナスもラストには忘れていた。プレイ時間は130時間くらいかな。放置もしてるけどリセットもしてるから。個人的に一番良かったと思ったのは、
合成素材の多くが、その場でお金で買えること。
シミジミとそれが良かったわ。
※「S」になってからの仕様変更。ちなみに、ボイス、フルオーケストラのBGM、もちろん隠しボスやヨッチの村なんかもS特有。Sで良かった!笑
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