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2024年10月10日 (木)

PS6妄想の話

PS5の新しいヤツが、

 12万円ほどするらしい。

どれほどスペックアップするのかもわからないし、まずは「高いなぁ」って感じだけど、
 「高っ!」

って感じじゃない。買うつもりがあるものならそんなリアクションにもなるだろうけど、別段今欲しいわけじゃないし、現状PS4が十分現役ハードであることを鑑みると、

 今のPS5が、今のPS4のような立ち位置で生き残るのは、結構長くなるだろうと思うので。

てか、僕の命が尽きる前に、果たしてPS6が出るのか、とも思うし、問題は値段じゃないとも思う。

ゲームハードは、言っても所詮「箱」であり、中身はソフトだ。だから、中身がない箱は、いくら豪華に着飾っていたとしても、正直全く魅力はない。ただ、重要なのはその中身の「質」であって、「量ではない」点。

 スゲェ面白いゲーム、新しいゲームを楽しませてくれた体験があれば、例え数本しか遊ばなくても、そのハードを買った甲斐は生まれる。

具体的には、実質オルディネスと1941しか遊ばなかったPCエンジンスーパーグラフィックスや、ほとんどデモのようなゲームしか遊ばなかったプレステVR(初代)。これらは、決して量的に優れたハードではなかったけど、どちらも話題性や満足感で、極めて高い魅力を放ってくれた。

今僕の生活の中で、10万円を超える買い物があるとすれば、それはつまりパソコンとスマホということになる。得にスマホに関しては、僕だけじゃなく世界中の多くのユーザーが、

 10万どころか20万円でも、普通に最新機種を買ったりする。

※日本の円安を考えたら、海外では30万とか40万とかしてもおかしくない

パソコンも、使用頻度やその恩恵を考えれば、「無い生活は考えられない」。でも、PS+をガッツリ遊んでいると、

 存外プレステ5もそれに近い立ち位置に近づいていることを感じる。

例えば、(可能性は低いとは思うけど)、

 PS6のサブスクが、今より遙かに多く、複数のハード、ソフトに対応するとしたらどうか。

例えばSteamと連携したり、任天堂や、あまり現状見かけないコナミのタイトルとかもカバーしていったとしたら、

 生活の中でゲームをすることが日常化されている人にとって、12万、PS6なら15万円も考えられるかも知れないけど、それは「あり得ない額ではない」とも思う。

そもそも、PS3が最初に出た時の価格は、60GBで65000円とかだった。今でも覚えているけど、発売日の行列※僕は行かなかったで、実際に販売されたのは僅か数台。その中の一台を買った学生が、

 今この場でオークションを開催します!

と、並んでいて、買えなかった人達を相手に、

 30万円で売った!

と言う話。これは豊川の地元量販店での話。東京や全国区の話じゃない。

今みたいにネットでの転売がほとんどなかった時代で、かつ目の前に「手に入るチャンスがある」という状況下。買った人が後悔したか、満足したかはわからないけど、

 「欲しい」というのは、つまりはそう言うことなんだと思う。

ちなみにPS2は税抜で39800円。PS4も同じくらいだったので、ある意味PS3が「異次元に高い」印象はある。でも、PS5が69800円ほどで、通常数年経過したら値下がりするハード
※PS2が19800円になったり
が、逆に値上がりしたこと、さらにここ数年の急激な物価高を考慮すると、

 10万超えるのはむしろ当然とも思える。

まぁ任天堂の新ハードがいくらくらいになるのかも興味深いところではあるけれども。
※49800円くらい?いつ出るかも知らないけど

 結局「枯れた技術の水平思考」ではないのだ。プレステは。

楽しくなってきたのでさらに続ける。

現状スマホのスペックは、そんじょそこらのパソコンよりも高性能な印象がある。もちろんカメラがその中の多くを担ってるとも思うけど、それに絡んでAIの技術革新も急加速で進んでいるだろう。

例えばPS6が出るとなったとき、スイッチのようなタッチスクリーンのインターフェイスや、ハイパーな性能のサーバーを使った「外部でのAI生成」を、全て自宅で「やれる」となれば、、、つまり、

 パソコン、スマホ、ゲーム機の全てのメリットをPS6が実現しうるのであれば、

パソコンに14万、スマホに10万、ゲーム機に7万円を出して買った僕が、30万円の価値を見いだすのも、あながちおかしな話ではない。

 まぁ現金一括で買えるほどのへそくりはないけど。

・・・

人によるとは思うけど、僕の中でPS5は、

 大変に「当たり」のハードだった。

買って良かったと言う意味で言えば、

FC、PCE、SFC、ネオジオ、GC、PS3、GB、DSと肩を並べる。その発売日の新しさで言えば、ある意味ダントツに新しい。視点を変えるなら、

セガマークIII、N64、メガドライブ、PS、PS2、PS4、セガサターン、DC、Wii、WiiU、スイッチ、PSP、PSVita、3DS、GBカラー、GBアドバンス、XBOX360、※当然ワンダースワンやネオジオポケット、前述のスパグラ、32X

 これらの上にくる。

※ちなみに次点はXBOX360

確かに、ゲームの内容ということ、「質」という点だけに焦点を当てるなら、下段のハードの中にも際だったものはあったと思う。冒頭と言ってることが変わってるかもだけど、

 ハードとして、アベレージの高いゲーム体験を味わわせてくれた、という着眼なら、「体験版ではないフルパッケージ」のゲームを、次から次へ大量に遊ばせてくれたこと、数百時間も遊べるゲームを、タダみたいな安さで提供してくれたことは、

 特筆に値する。

てかモンハンは600時間とか遊ばせて貰ったけど、ぶっちゃけPSPであることのメリットはあんま感じ無かったもんな。

正直PS6がPS5ほどのバリューを提供してくれるとは、現時点では一切思ってない。でも、未来はどうなるかわからないし、そこまで生きていられるかもわからない。ただ、ひとつ確かなのは、

 誰かの言葉ではなく、自分自身の判断が一番自分にとって正しいということだ。

その時に普通にゲームが遊べる指、目、脳、時間、お金があって、「割に合う」と思えば、それが20万円でも買う可能性はある。てか、車とかにお金掛けてる人とは、ゼロの数が違うと思うけどさ。

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