CODE8
コードエイト、コード8、CODE8。検索用に書いておく。
ネットフリックス専売のSF。キャプションには「第9地区の世界観でX-MENをやった」みたいなことが書かれてたので、ちょっと面白そうと思って見始めた。
そのキャプションは、
間違ってはいない。が、随分誇張してはいる。
X-MENの派手さもなく、第9地区の美しさもない。第9地区は、メカデザインや、エイリアンデザイン、世界観の設定が美しかったのが魅力だったのに、
表面だけ似せたかのよう。
主人公は知らないイケメンだったけど、脇には既視感のあるイケメン。しばらく見てたら、
アローの主人公か?
BINGOだった。
超能力者が住みにくい世の中で、病気の母親を持つ主人公が、悪い仕事に手を染めたり染めなかったりする話。
超能力者の存在は、世界の中で当たり前になっていて、全人口の1割だったかな?が、該当する。
超能力者にはカテゴリーとランクがあり、電気が使えるならエレクトリック、回復ならヒーラーみたいな。
ちなみにタイトルのコード8は、超能力を使った犯罪が発生したときの警察の呼称。特に深い意味はなさそう。
・・・
見始めた理由は、最初に見つけたのが、
パート2だったから。
僕は海外ドラマはよっぽどのことがない限り見ないのだけど、映画は結構見る。続編が作られたということは、それなりに数字を取ったと言うことだろうし、過度な期待はしないまでも、第9地区もX-MENも好きなので、そこまで大きく裏切られることもないだろうと、パート1の方を見始めた。
一番の感想は、
とにかく地味!
超能力を使うにしても、目立った使い方をすると捕まってしまう世界観だし、警察側に居るロボットやドローンも、正直特筆するほど強くない。というか、
全く強くないどころか、普通の人間と比べて、「ロボットであるだけ」。
無個性にもほどがある。機械的な動き方をするでもなく、ただ顔がロボットのかぶり物をしてるだけみたい。
飛行ドローンから降下して着地する瞬間だけ、「ちょっといい」と思ったけど、その飛行ドローンも、
人間大のロボット2体が収納されている、結構大きなものなのに、普段見慣れている4つローターがあるタイプなので、全然特別感がなく、
え?あれから2体もこのロボット兵が降りるの?
って感じ。
何より驚いたのは、
展開が地味過ぎて、映画がスゲェ長く感じたこと。
2時間半か、下手したら3時間くらいあったんじゃないかと思ったら、
まさかの1時間38分!!
これが一番驚いた。時間が流れるのが凄く遅く感じるほど地味なのだけど、そこまで飛ばしたいところは多くなかった。
面白くないけど、つい惰性で見てしまう感じ
は、まさに海外ドラマのソレ。見ていて、「これって映画だったよな?」と自問自答してしまうほど海外ドラマ然としていて、
それが好きな人には刺さるかも。
嫌なヤツというほど嫌なヤツは居なくて、悪いヤツが居るだけ。もちろん死ぬ。
最後、多少ドキドキしたけど、
※ヒーラーの女の子関連の設定で
まぁ悪くない着地だったと思う。
クリス評価は、★☆。眠くならなかったのが不思議なくらい地味な映画だったなぁ。
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