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2024年12月 6日 (金)

CODE8

コードエイト、コード8、CODE8。検索用に書いておく。

ネットフリックス専売のSF。キャプションには「第9地区の世界観でX-MENをやった」みたいなことが書かれてたので、ちょっと面白そうと思って見始めた。

そのキャプションは、

 間違ってはいない。が、随分誇張してはいる。

X-MENの派手さもなく、第9地区の美しさもない。第9地区は、メカデザインや、エイリアンデザイン、世界観の設定が美しかったのが魅力だったのに、

 表面だけ似せたかのよう。

主人公は知らないイケメンだったけど、脇には既視感のあるイケメン。しばらく見てたら、

 アローの主人公か?

BINGOだった。

超能力者が住みにくい世の中で、病気の母親を持つ主人公が、悪い仕事に手を染めたり染めなかったりする話。

超能力者の存在は、世界の中で当たり前になっていて、全人口の1割だったかな?が、該当する。

超能力者にはカテゴリーとランクがあり、電気が使えるならエレクトリック、回復ならヒーラーみたいな。

ちなみにタイトルのコード8は、超能力を使った犯罪が発生したときの警察の呼称。特に深い意味はなさそう。

・・・

見始めた理由は、最初に見つけたのが、

 パート2だったから。

僕は海外ドラマはよっぽどのことがない限り見ないのだけど、映画は結構見る。続編が作られたということは、それなりに数字を取ったと言うことだろうし、過度な期待はしないまでも、第9地区もX-MENも好きなので、そこまで大きく裏切られることもないだろうと、パート1の方を見始めた。

一番の感想は、

 とにかく地味!

超能力を使うにしても、目立った使い方をすると捕まってしまう世界観だし、警察側に居るロボットやドローンも、正直特筆するほど強くない。というか、

 全く強くないどころか、普通の人間と比べて、「ロボットであるだけ」。

無個性にもほどがある。機械的な動き方をするでもなく、ただ顔がロボットのかぶり物をしてるだけみたい。

飛行ドローンから降下して着地する瞬間だけ、「ちょっといい」と思ったけど、その飛行ドローンも、

 人間大のロボット2体が収納されている、結構大きなものなのに、普段見慣れている4つローターがあるタイプなので、全然特別感がなく、

 え?あれから2体もこのロボット兵が降りるの?

って感じ。

何より驚いたのは、

 展開が地味過ぎて、映画がスゲェ長く感じたこと。

2時間半か、下手したら3時間くらいあったんじゃないかと思ったら、

 まさかの1時間38分!!

これが一番驚いた。時間が流れるのが凄く遅く感じるほど地味なのだけど、そこまで飛ばしたいところは多くなかった。

 面白くないけど、つい惰性で見てしまう感じ

は、まさに海外ドラマのソレ。見ていて、「これって映画だったよな?」と自問自答してしまうほど海外ドラマ然としていて、

 それが好きな人には刺さるかも。

嫌なヤツというほど嫌なヤツは居なくて、悪いヤツが居るだけ。もちろん死ぬ。

最後、多少ドキドキしたけど、
※ヒーラーの女の子関連の設定で

 まぁ悪くない着地だったと思う。

クリス評価は、★☆。眠くならなかったのが不思議なくらい地味な映画だったなぁ。

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