"それ"がいる森
相葉雅紀と松本穂香主演のホラー。キャプションには一言も触れられていなかったけど、僕の長年の勘が、
これは、、、クリーチャー系だ!
と感じさせ、視聴開始。ちなみに、
殺人鬼とか、幽霊や呪いみたいな話は全くご勘弁頂きたい。
僕が好きなのは、巨大なワニとかヘビとかエイリアンとかの、
絶対あり得ない恐怖
なのだ。それらをいっしょくたに「ホラー」でくくられるのも、正直勘弁して欲しいとは思うのだけど、まぁしょうがない。
あらすじは、
東京で奥さんの親父さんの会社に勤めてた主人公相葉君が、親父さんとソリが合わず田舎に単身引っ越して数年。いきなり長男が転がり込んでくる。夫婦仲、親子仲は悪くはなかったものの、とまどう相葉君。
そんな中、田舎の学校に転入したジュニアが、友達と山で「人ならざる者」に襲われる。
まぁありきたりと言えばありきたりなプロット。てか、
話は全く面白くないし、VFXの出来も40年前のレベルだし、別段役者もさして上手くも凄くもないし、
良いところを探そうとしても、なかなか見つけられないレベル。
でも、僕の印象はそこまで悪くない。なぜなら、
最初から一切期待してなかったので。
10点満点で1点を期待して見始めたら、1点の出来だった。そんな内容。念のため言うけど、僕の採点は、
満点は10点だけど、最低点は0点じゃない
ので、1点はそこまでサイアクじゃない。悪い時は平気で「マイナス1万点」だったりするし。
ただ、言っても1点程度の作品なので、特にオススメはしないし、もう少しだけあらすじに補足するなら、
日本でストレンジャーシングスの人気にあやかって、低予算で作ったらこんな感じになるんだろうな、
という作品。この説明でほぼ100%説明し切れていると思う。マジでそんな映画なのだ。
以下ネタバレも多少含みつつ言いたいことを箇条書きに。
・松本穂香の鼻の穴が相変わらず気になる
なんでと言われてもしょうがない。気になるんだから。
・相葉君の奥さん役が結構ブサイク。というか歳食い過ぎでは?相葉君を年相応の役にすること自体無理があると思うけど
・ジュニア役の子が、
窪塚洋介ソックリ!
もう完全に本人のクローンかってくらい似てる。もし本作を見る理由を探すとしたら、彼がどのくらい似てるかを確認するため、と言っても過言じゃない。
イイ感じに東京っ子っぽく、
行動(脚本)的には、「ハイハイハイハイハイ」と言いたくなる杜撰さが散見される
けど、まぁしょうがない。どのみちクソ映画なので、ちょっとやそっとのアラは、むしろ織り込み済みだ。
・いきなり大きな音が鳴るこけおどしアリ
・UFOの作りとかも、空前絶後にしょぼい。日本映画は大丈夫なんだろうかと心配するレベル
・何人か犠牲者が出るけど、結構救いがない。まぁしょうがないんだろうけど
・そんな古い映画じゃないんだろうけど、「1962年、今から60年前に10歳」という役で、小向文世が出てきて、
コレって何年前の話設定?
って思った。そもそも相葉君は何歳設定?
・むちゃくちゃ高頻度で、10秒飛ばし、20秒飛ばし、30秒飛ばししながら見た。もちろん飛ばしたとて何も変わらない。つまり、
無駄なシーンが非常に多い。
監督にも生活があるんだろうけど、こんなのが撮りたかったのか、とはスゲェ思った。予算がないなら予算がないなりに、出来ることはあるだろうに。
・・・
さっきも書いたけど、クリス評価は☆。正直ちょっと人生の無駄遣いだった気もする。監督の中田秀夫さんは、リングとかの「和物ホラー」をいっぱい撮ってる人だったけど、
ひとつも見てなかったし、見なくて良かったと思った。
てか何がどうなったら、こんなヒドイ作品になるのかねぇ。昭和40年から50年代の特撮レベルだよ。
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