長男とゲーム
帰省してきたので、ちょっとだけ。
●METAPHOR
序盤をプレイさせてみたけど、「最新のゲーム」ということ以外は、「カレンダーがあるのがあんま好きじゃない」と、僕と同じような感想。豪華だけど、気持ちはメチャわかる。
●BALATROバラトロ
逆に長男がMETAPHORをやってる間に、長男のスマホで遊ばせて貰ったゲーム。PS5のダウンロードでは1650円で出ていて、「買いきり」なのがホッとする。猫も杓子も基本無料はウザい。
ザックリ言えば、ポーカーのルールをベースにしつつ、ローグライクな要素を大きく加味した、カードゲーム。
僕がプレイしたのはまだまだ序盤だったので、今後大きく変わっていきそうではあるけども、、、。ルールとしては、
手札が8枚ほど配られ、その中から、場に5枚まで出せる。その際にポーカーと同じように役が付けば点数が加味され、規定ターン数以内に、目標の点数まで到達すればその面はクリア。
5枚以内なら、手札を交換することも可能。当然これも回数に制限があるけど、通常のポーカーより圧倒的に役を作りやすい。
ポイントになるのは、これらの手札とは別の特殊なジョーカー(パッシブカード)。面をクリアした際に得られる(規定のクリアポイントとは別の)ゲーム内通貨を使って、面の終わりにランダムで表示された中から購入する。そのジョーカーによって、
・作った役にクラブが入ってると、1枚につき+3点
・フラッシュを作ると3倍
・手札の枚数+1
など、さらに点数を高めやすくなっていく。
役の点数は、Aが11点、絵札+10は10点、あとは字面通りの点数が「役成立時に加算」され、それに倍率が掛かっていく。例えば、
AAA 88
と言うフルハウスだと、11*3+8*2=49 をベースのスコアにして、役の倍率が掛かる感じ?
あんま詳しい点数計算は把握してないけども。
面が進む毎に目標とするポイントはどんどん高くなっていき、到達出来なければゲームオーバーでまた最初からとなる。
残る要素としては、ジョーカーの種類(ランダムで表示されるカードの分母)が増えていくくらいで、あとはプレイヤーの経験がモノを言う。
パッと見フルハウスが出来そうな手札であっても、フラッシュ3倍やクラブ+3がジョーカーで持っている場合、さらにいつでも確認可能な「残りの山札」に何が入っているか、カード交換可能な回数が何回残っているかなどで、
フルハウスを崩してでも大きな役を狙っていくのがカタルシスとなる。
てか、本物のポーカーではないとは言え、
生まれて初めてロイヤルストレートフラッシュを経験した!
なかなかに嬉しいものだったわ。
ずっとやってる長男のアドバイスは適切で、非常に有効。てか、どんな乱数要素が加味されていくのかわからないけど、
僕がヒーヒー言いながら5000点をクリアしたレベルなのに対し、
「一回の役で2000万くらい出せる」
は、異次元過ぎて笑ったわ(笑。
決して悪いゲームではないと思ったけど、「残る感じ」が薄くて、買うまでには至らないかなぁという感じ。純粋に好みの領域だとは思うけど、終わりがない、繋がるものが少ないゲームは、今の自分には「浪費感」が強く感じられて、手が出にくいかなぁとは思った。
自分に時間がスゲェあったら、ダラダラと遊び続けるのもアリなんだろうな~って思ったけど。
あと、Steamでもスマホでも出来るので、例えばスマホで遊ぶヒマ潰しと考えると、相当出来が良いな、とも思った。
ちなみにSteam2120円、アンドロイド1500円って感じ。クリス評価は★★かな。悪いゲームじゃないけど、今の僕には訴求力がそこまで高くない感じ?
●エルデンリング
長男がやりたいかも、と思い、起動まで持っていって、一応キャラメイクまでやった。
僕は早々に交代して、後ろから見ていたのだけど、
・最初の持ち物は「回復薬+1」が良さそう
・ゼルダTOKみたいな風景グラフィック
・ネット見たら、レベルアップ出来るようになるにはナツメ?ナオミ?みたいな名前の人と話す必要があるらしい
・序盤出て来る馬に乗ったボスは長男ですら諦めた
・ダンジョンの中で、「小鬼の大きいヤツ」を倒すまでがんばってた
そいつは、ジャンプ攻撃を回避で躱して攻撃するのが一番隙が大きそう。突きや回転斬りの攻撃範囲が広いので要注意。てか、
レベルを上げられるようにするNPC?がこいつの後かと思ったらさにあらず
本気でやる予定なので、自分が始めたら、これを参考にしようと思った。
てか、
アカウントを長男用に作ったら、なぜかPS5版で始めることが出来ず、ディスクを入れたPS4版を再度インストールして始めることになった。
見た目、読み込み速度等、パッと見の違いは全くわからない。
とりあえず「レイトレーシングON」という項目をONにすると、画質優先になるみたいだったので、そこだけがPS4と5の違いとして出て来るかな、と思ったけど、
レイトレーシングって何?
って話なんだよな。
●ドラクエ3リメイク
ほぼ無理矢理やらせた感があって申し訳なかったけど、本人ドラクエは「8だけ」の経験者だったので、昔ながらの2Dスタイルには些か物足りなかったかも知れない。ただ、グラフィックの美しさは通じたみたいで、そこは嬉しかったかな。
これは僕の自己満足だけど、ドラクエ3が楽しめるのは、ファミコン版当時のように「誰でも」「ほとんどの人が」というわけじゃない。だから、
長男みたいに、最近のゲームをやっていて、ドラクエは8しかやってない人にどう映るのか、どう遊ぶのかが、とても興味深かった。
結局のところドラクエ3のような見た目は、
当時を知らない人には地味に映るのかな
と。改めて思った。「美しいグラフィック」と「派手なグラフィック」は似てるけど全然違う。ドラクエは「地味で美しいグラフィック」って感じで、それはそのままプレイにも言える。必ずしもMETAPHORの戦闘がステキで楽しいとは言わないけど、
ドラクエ3はドラクエ3が好きな人用のゲームって感じがしたわ。
・・・
3時過ぎたのでこんな感じだったけど、Steamのホリデーセールや、PS+をアンロックするのはありかな、と思った。まぁ長男も娘も、僕のゲームの趣味とは乖離しているので、
※長男は前述のバラトロや、ロックマンエグゼ、バテンカイトスみたいな「デッキゲー」が好きだったり、娘はマリオRPGや、ピクミンなどのオーソドックスな任天堂ゲーが好きだったりする
全てを受け入れられるとは思ってないけど、
そんな中でも、接点を見いだして楽しさを共有出来るものがあるなら、それはそれで「イイ感じ」だと思うのだよな。
余談だけど、、、
エルデンリングをプレイ中に僕が、
「敵はリスポーンするだろうよ」
と言った。言った僕が感じたことだけど、
54歳の父親が、息子に対して言う言葉としては、相当に相当だ。
リスポーンという単語が共通認識出来るというバックボーン、その有無がもたらす影響、そもそもそれが絡むゲームを、この年齢の二人が年末に遊ぶという滑稽さ。
僕の長男や娘は、たぶんスマホやPCの設定で僕が躓くことがあっても、「そんなこともわからないの?」と僕をバカにしたりはしない。
世間の、ともすれば僕より年齢の一回り以上若いパパやママに対して、子供があきれ顔で対応する、みたいなスレッドを見かけたりするけど、子供の頃から一緒にゲームをやっている関係性は、そうした「経年劣化」すらも理解の範疇となりうる。
アクションゲームの操作が、例えば子供の頃は子供達より上手くて、今は到底及ばなくなったとしても、それを横で一緒に歩んできた「親子」であるなら、「遊んでいるゲーム」によって、「そうなっていく」こともわかるし、同時に、自分の及ばないテリトリーに関しては、たぶんきっと父親のスタイル、「楽しめる度合い」に比肩しないこともわかる。
だから、お互いがお互いの手札を出した時、それを「是」とされる快感があるし、「非」とされても腹を立てたりしない。
ずっとゲームをやり続けている親子が、世の中にどれほどいるのかはわからないけど、
たぶんウチの濃度は、飛び抜けて高い方だと思う。
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