SASUKE2024
まだセカンドの途中なのだけど、今年は特にファーストの攻略に関して思うことがあったので、
ニーズが一切無い、むしろマイナスだったとしても書く。
なぜなら僕が書きたいから。どんだけウザかろうと。なのでスルー推奨。
今年は、山葵がスタミナ不足で壁を登れなかったり、岩本がドラゴングライダーで落ちたり、オールスターズで白鳥文平が久々登場したり、塚田がケガ?で欠場したり、、、
まぁそれなりにそれなりだった。
シルクスライダーに変わる新エリアは、
ボタンを押してから一呼吸置いて走り出す人(愚か者)以外は、概ね「クリアしやすい障害」になってる感じ。
もちろん僕には無理だけど、それは今回これ以降は触れない。
見ていると、あのせり出した赤い棒の表面は割と柔らかいみたいで、
握力が強ければ、表層を握るだけで落ちない感じ
あまりカメラに捉えられてなかったけど、片手で掴んでた人は「握ってもいた」のかな、と。
本数が増えたフィッシュボーンも、横で見ている限り難度そのものが上がった感じはせず、マイナーチェンジという感じ。回転するダイヤも、前回から変わらず、「鋭角が上に来たとき」に走り始める、
そして、一つ目の床が「下り坂の間に走り始める」ことで、二つ目の床をスムーズに攻略出来る
と思った。一つ目が水平もしくは上り坂になってから走り始めると、
ハッキリ言って落ちる。
フィッシュボーンの「上!」とかのアドバイスより、ダイヤの「今!」ってアドバイスをしてやれよ、って思ったわ。てか、クリアした常連組は、
みんなそう言うのやってる。
てか、「何度もやってる」ことが凄く強い武器になるのは当たり前なのだけど、それと同じくらい重要なのは、
やる前にしっかり攻略計画を立てること!そしてその練習を積むこと!
間違いない。特に最初のクアッドステップスからのローリングで落ちるケース。よく「つま先を突き刺すように」と言われているし、成功者はすべからくそうやっているのだけど、
つま先を突き刺すような着地の練習をしてきてなければ、その攻略法は机上の空論でしかない。
特に無名のSASUKEファイターがそこで落ちたりするのを見ると、「つま先からってわかってたんですけどね」ときっと言うはず。でも出来てないのは、
そう言う練習をしてないからなんだろうな、と。
てか芸人枠とかがウザいし要らないのは、そう言う事前準備を「してこない」「するヒマがないくらい忙しい」から。SASUKEって、芸能人に支えられてるわけじゃ断じてないからな。
僕はガチめのファンだけど、カメラがほぼほぼ日置を追いかけていることからも「需要」がしっかり把握されているのがわかる。だからオールスターズとか、黒虎枠が3人になったりとか、海外勢枠が増えたりとかする。
だったらせめてオリンピック選手とかのスポーツ枠をもっと増やせばいいのにと思ったり。
もっとも、そうした「SASUKE濃度」の濃い人達が、そもそもそれほど居ないのかも知れないんだけどさ。
今年は霜降りが出なくてホント良かったわ。せいやも粗品も結構好きだけど、SASUKEに出るキャラじゃない。いい加減、
オリンピックに何の準備もしない芸能人が出て来る感覚
だと気付けよ運営。せめて芸人でも、あんまメジャーじゃなくても、SASUKEが本気で好きな人とかにしてくれ~と、
壁に向かって叫ぶわ。
閑話休題。
一番に言いたかったのはそこじゃない。
●ドラゴングライダーの攻略について
今回見ていて、一番スマートにクリアしたのは川口朋広だった。最初の握りから、下りのスムーズさ、そしてジャンプポイントのなめらかさなど、「これが見本で完璧」と言わんばかりのプレイだったのだけど、
あれは実は見本にしちゃダメ!
というか、ドラゴングライダーのポイントは、
・トランポリンをしっかり真ん中で踏み込む
・順手逆手で一つ目のバーを握る
・遅すぎず早すぎないタイミングでジャンプする
・2本目は順手順手でもOK
こんな感じだったと思うのだけど、今回見ていてダルビッシュがトランポリンの踏み込みをミスったのは、
助走距離を練習に取り入れてないからか。
トランポリンの前には、一段15cmほどの段差がある。当然その段差ギリから「ほとんどの人」がダッシュを始めるわけだけど、それとトランポリンまでの距離は、ずっと変わってない。
ならば、ダッシュから踏み込みまで、何歩なのか、目を瞑っても出来るような練習をした方が、踏み込みのミスは減らせるはず。
また、順逆で握った後、バーが傾かないようにしっかり力加減を気を付けるのはみんなやってた。一番重要なのは、
ジャンプポイントのベストなタイミングは、「スムーズなところではない」ということ。
川口のジャンプはメチャスムーズだったのだけど、あれは、一瞬でも遅れたら、岩本のように「手が離れずに落ちる」ことに直結する「紙一重」のタイミングなのだ。
例えば、成功するタイミングが1、2、3、4、5、6、7、8、9の中の5、6、7だったとしたら、川口は7のタイミングで「結果スムーズ」だったに過ぎない。すぐ隣の「8」のタイミングでは、岩本のように指が離れずに落ちてしまう。
バーがストッパーに当たり、重心が前方に移動し始めるタイミングを5とするなら、そのタイミングだとかなり早く次のバーを掴まないと落ちる。
でも、ストッパーに当たる前に手を話すのは、「重心が一切前方に移動してない」ので、確実に落ちる。
ストッパーに当たってから、重心がどの程度移動したタイミングで手を離すのが正解なのか。
そこがドラゴングライダーのキモだと思った。
もちろんこれはただのファン目線で、やってる人たちの本当のところはわからない。でも、「スムーズなのは見本じゃないのでは」とスゲェ思ったので、どうしても書きたくなってしまった。
もちろん「老害ウザ」と罵られてもしょうがないとは思うんだけどさ。
てか、上手い人達は、2つ目のバーの時の「足」がみんな前の方に向いてた。あれも、一つ目から二つ目への重心移動の速さの成せる結果で、
一つ目から二つ目に移る前に下準備されている気がした。
※ストッパーに当たった瞬間に全力で重心を前に移動させる感じ?
ただ漫然と「ブラーンと」下半身を振っているだけだと、ジャンプが安定しないってことなんだろうな、と。
見本にするのは、そうした「持ち手以外のところ」なんじゃないのかなぁ。
てか今回京大どこで落ちたんだっけ?
・・・
SASUKEは、肉体的身体的なポテンシャルが「凄く重要」ではあるけど、ファーストステージを見ている限り、重たいコンテナ以外は、実はそんなに筋肉や運動能力が問われる障害は無いと思う。だからこそあそこだけ女性は軽量になるのだし、背が決して高くない常連組だってクリア出来る。
むしろファーストで重要なのは、攻略に関する知識と、どん欲な勝利へのイメージ、そして、それを実行出来る冷静さと、最低限の身体能力。もっかい言うけど、
コンテナがたぶん一番「肉体的にはキツい」と思う。
だから山葵とか落ちちゃったし、日置が坂道ダッシュとかの練習をしてるんだと思う。
下半身が疲弊した状態で反りたつ壁をやらないとほとんど意味が無い
知識とイメージ、そして冷静さと経験があれば、あとは肉体的には常連組(オールスターズのロートルは別として)は、みんなファーストがクリア出来るだけの力は絶対あると思う。いつも岩本が「呼吸!」と叫ぶけど、それは冷静さを失うことが一番「良くない」と考えているから。でも実際はそれと同じくらい、「成功のイメージ」を、事前に学習した内容に沿って実行出来るかどうか。
ダイヤの攻略とかまさにソレだもの。
まぁ門外漢はあの場で、「あの距離をジャンプする実際の映像」を見たことがないから、「下りで走り出す」ことの恐怖がわからないんだとも思うけどさ。
でもシンプルに、登りを走るより下りを走る方が、重力加速度的な意味でも速く走れそうなわけだし、
みんなもっと下りで走り始めればいいのに!
とは凄く思うなぁ。てか最速マン梶原ハヤテとかは、知識とイメージと冷静さと経験と身体能力の5つの項目全てが満点に近い五角形だから、あのタイムでクリア出来るんだよな。みんな身体能力にだけ目が行きがちだけど、ヤツの本当の凄さは別にあると思う。
逆に、デビュー当時から決して秀でた身体能力があるとは思われてなかった森本が、今日これほどまでに安定して、「完全制覇に最も近い男」の地位を確立しているのは、決して身体能力だけがSASUKEで問われてるわけじゃないってことの、文字通り「体現」だと思う。みんなもっと森本の凄さをマネした方がいいと思うけど、、、
意外とファーストの森本は端折られてあまりテレビに映らなかったりするんだよな。
まぁUNEXTでは全員見ることが出来ると思うけど。
| 固定リンク
コメント