キャプテンアメリカ:ブレイブニューワールド
CMが面白そうだったので、初日に行ってきたけど、
ぶっちゃけつまらなかった。
何というか、見ていて「タルい」。思えばマーベルの映画は、「タルいのはタルい」わけで、自分に合わないのもそりゃあるよな、と。
書くことが少ないのでそこにもう少し触れる。これは同意を求める話ではなく、「そう言う趣味の人も居る」という話。
●好きなアメコミヒーロー映画
・アクアマン1
・アイアンマン1~3
・バットマンダークナイトライジング
・スーパーマン※リーブのヤツ
・アメイジングスパイダーマン
・ウルヴァリンゼロ
・マイティソー
・ドクターストレンジ
・アベンジャーズ1
・キャプテンアメリカ1と2
・ハルク
・X-MEN2
・フラッシュ
・ヘルボーイ
●嫌いな(もしくはあんま面白くなかった)アメコミヒーロー映画
・アクアマン2
・ダークナイト
・スーパーマン※カヴィルのやつ
・アメイジング以外のスパイダーマン。特にサム・ライミの3作は嫌い
・ブラックパンサー
・ウルヴァリンサムライ
・デッドプール
・ガーディアンズオブギャラクシー
・マイティソー2と3
・アベンジャーズ1と2
・アントマン
・ヘルボーイ2
一応ネットで調べながらタイトル探してたけど、当然他にも見ている。プリンスのバットマンは好きだったと思うけど、ほぼ記憶にない。ともかく、
今作は嫌いな方にカテゴライズされた。
理由はもちろんいろいろある。でもネタバレを含むので、
あんま興味ない人以外はスルー推奨。
見に行く人は見に行って下さい。
以下「×」は良くなかった点。「○」は良かった点。
×タイトルがカタカナ
確かに僕が見たのは吹き替えだったけど、これをカタカナにするなら、スタッフロールとかもカタカナにしろよと思ったし、劇中の文字とかも全部日本語にしろよ、と。最初にカタカナで1コマ足して、あとは劇中は普通に英語でいいだろ、と。誰だよコレやろうって言ったヤツ。
○スタッフロールのあとに映像があります
最初に教えてくれるのはメチャ親切だけど、マーベルは大概ある。てかそもそも、
スタッフロールの後に映像はありませN
という説明と、それに即して「終わらせる」選択肢はなかったのか、とは思うけど。
×アンソニー・マッキーの声が軽すぎない?
僕の好みかも知れないし、前作までのファルコンと同じなのかも知れないけど、結構違和感があった。最後の方はあんま抵抗なくなってたけど、
慣れたと言うよりセリフが減ったからかも
×格闘シーンがしょぼい
確かにファルコンキャップは「強化人間じゃない」。だから、そこまでとんでもない戦闘や能力は発揮できない。だから今作では、2体の戦闘サポート用の飛行ドローンや、ワガンダ製の強力な防御性能を誇る装備で、「弱さを埋め合わせている」のだけど、
それにつけてもかっこわるい。
何つか、アンソニー・マッキー、ファルコンの良さは、そもそもスティーブキャップの引き立て役としての良さだったのかも、と思わずには居られなかった。
彼に合わせて相手もそんなに強くないし、戦闘シーンだけがアメコミ映画の魅力だとは言わないけど、
とにもかくにも鮮度がない!
これが致命的につまらなかった。
×アンタ誰?
最初からガッツリ絡む脇役に、「どうやらファルコンがお世話になったであろうスーパーヒーロー」が出てくるのだけど、
彼が誰なのか全くわからない。
僕は前作「ファルコン」を見てないので、そこで出てきた人なのかなぁと思いつつ、今作は「ブレイブニューワールド」というタイトルだから、てっきりいろいろリセットして最初からやってくれるかと期待したのに。
最初からわからず、最後までわからなかったわ。
○相方がイイ感じ
見たこと無い俳優だったけど、絶妙に優しくて、今作で一番ハートに刺さるセリフもあった。
もちろん忘れたけど。
※ベッドの中で言うセリフ
でも、最近の映画は「いつ誰が裏切るかわからない」ので、結構な時間「こいつ悪いやつ?ねぇ悪いヤツなの?」という疑念と共に見てたわ。
彼も前作に出た人なんだろうな~。
×ハリソンがあまりかっこよくない役
何とも無念。まぁ脚本上しょうがないのだけど、かっこいいところはほぼ無かった。
今回彼がヴィランとしてキャップと対立するのだけど、
せっかくの変身なのに、全然驚かなかった。
事前に知っていたわけじゃなかったのだけど、それでも驚かないとは、、、。
×ホントに悪いヤツが
誰かわからなかった。メイクもあろうだろうけど、、、てか、何で死刑にならないのかわからない時って結構あるよな。アメリカは死刑がないんだっけ?
続編でも使うつもりなんだっけ?
・・・
総じてつまらなかった。クリス評価は★くらいかな~。見に行く必要は全くないと思う。よほどマーベル映画が好きな人ならって感じ。まぁ、
ラスボス戦が無かったヴェノム3よりは、スッキリ終わるけど。
-----------------
実はこれを見る前にネットフリックスで同じくアンソニー・マッキーの別の作品を見ている。感想が短い&最近ネタが貯まり気味なので、そちらも併記する。
あまりにありきたりなタイトルだけど、
アンソニー・マッキー主演のサスペンスアクション
となれば、話は別。というか主人公は別に居たのだけど。
ネットフリックス専売だったかも覚えてないけど、近未来、ロボット兵器が戦争に常用される世界で、破棄されたはずの核ミサイルの発射基地、発射コードを巡って、
実はAIの人造人間のリオ大尉(アンソニーマッキー)と、ドローン操縦のスペシャリストで、「2人を犠牲にして38人を助ける」という決断を「命令無視」でやってしまった主人公ハープ中尉の話。
ドローンの映像で、敵がこちらを攻撃するための手段があることを確認しつつ、命令は「2人を犠牲にせず全員生還させる」。しかし、彼は引き金を引き、ミサイルが味方2人を含め敵をせん滅する。38人の命を救ったことより、2人の命を犠牲にしたことを責められ、
結果彼は命令無視で左遷されることになる。
ああ見てから時間が経ってしまってるから、記憶が曖昧だ。ごめんなさい。
戦争物の温度が凄く高く、正直あんま好みじゃないかなぁって感じだったけど、ロボット兵の動きは「第9地区」のソレのようにリアルで、ある意味、
アシモの動きを見てるよう
また、リオ大尉のCGを使った「ボディ」の演出や、彼(アンソニーマッキー)の魅力がしっかり出ていて、
彼が好きなら見て損することもない。
というか、今日(2/14)から、まさに彼の「キャプテンアメリカ」が公開予定で、
これを書き終えたら劇場に行く予定!
つまり、とても旬な映画だった。
※つってもこの書き込みはキャップより後になると思うけど
序盤は、ハープ中尉の心理描写や、人間性はある、でも言い換えれば自分勝手なキャラがハナに付く。ただ、中盤以降、状況が変わっていき、
どんどんSF色が強くなっていく。そしてそれが居心地が良い。
食い入るように、というほどではないけど、彼の判断や行動に違和感が無くなり、リオとハープの価値観、
大勢を救うためには、少しの犠牲は仕方ない、、、のか否か、
を、これでもかと見せつけてくれる。そしてそれが心地よい。
クリス評価は★★☆と、合格まで一歩届かない感じだったけど、
※序盤がどんよりし過ぎ
映画的には悪くないと思った。てか、タイトルの「デンジャーゾーン」って、
トップガンかよっ!
って思っちゃうよな。原題は全然違ってたと思うけど。
アンソニー・マッキーが好きで、サスペンスSFアクションというジャンルが好きで、黒人俳優をかっこいいと思える人なら、
見て損したとは思わないと思う。
暗いのは序盤だけ、、ってこともないけど。
| 固定リンク


コメント