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2025年5月21日 (水)

アンリーシュドνガンダム66000円!

そんなに書くことはないかもと思いつつ、ひとつのネタにするくらいはあるかもとも思いつつ。

まず、アンリーシュドの78の定価が27500円。発売は2020.12.19。

それまでのガンプラだと、ジョーシンとかドンキで2割引販売が通例だったのだけど、この時は定価販売や、ジョーシンで5%OFFなど、

 原価率の高さを感じさせた。

実際作ってみてその内容の豪華さを知った者としては、

 27500円は安い!

と思える内容で、冷静に考えて初代PGから、

・多数のメッキパーツ
・ビームサーベルの電飾
・豪華過ぎる装丁
・年式による値上げ

等々があって然るべきだったと考えれば、「これが5万円でも不思議は無い」と思った。実際最初にネットで見た直後に出て来た価格が49500円で、

 そのくらいするか

と納得したほどなのだ。
※実際はプレミア価格だったのだけど

バンダイはこの2025年4月からガンプラの値上げを実行していて、その価格は「3~43%UP」なのだとか。

特に値上がり幅が大きいのは、たぶん300円とかだった最初期のものであろうとは思いつつも、ザックリ平均して20%程度は上がる。つまり、

 27500円は、今だと33000円

ただ、ここの少し色を付けるのは、このアンリーシュド78が現在「販売終了」となっていて、今後再販される可能性が低いという点。普通に儲かるなら作る可能性が高いわけで、儲からないから作らない。原価率が高いことなどを鑑みると、「30%UP」くらいが妥当だと思う。つまり、

 35750円

で、比較的クオリティが近いであろう「78とνガンダム」の比較として、解体匠機の二つの値段はいくらかというと、、、

・78 107800円 2019年8月

・ν 198000円 2023年8月

バンダイが値上げをする前から、ほぼ全ての物が値上がり基調ではあったものの、実際にガッツリ上がったのはこのνガンダムの発売以降だった気がする。
※発売はこの時でも、予定価格の発表はもっと前だったはずなので

この辺結構怪しいけど、とりあえず、

 解体匠機のνガンダムは78の1.837倍

これをそのまま35750円に掛けると、、、

 65672円!

ズバリ、、とは言わないけど、ほぼほぼズバリ、今度出るアンリーシュドνの価格「66000円税込」になるのだ。

 てか計算しながら書いていて「今」気付いたことなので、我ながらビックリ。

なので、ある意味この値段は「当然であり普通」と言っても過言じゃない。もし値上がり前の、78アンリーシュドが発売した頃に出たとして50769円。まぁ多少座りのイイ価格にするとして、「46000円+消費税=50600円」って感じ?多少割高感はあるけど、

 78が安すぎた

ということと、

 今は海外需要が爆上がりしているので、少し強気の設定でも確実に売れる算段が立った

と言えると思う。海外のクソデカイフィギュアとか、1/60でリリースされてる中華ガンプラとか、僕良く知らないけどかなりお高そうだし。

で!

一番重要なことなのだけど、この「アンリν」の見た目、

 そこまで凄く無い。

なぜそう感じたのか。それは、

 純粋に僕が78が大好き

ということと、

 アンリ78が、そもそもとんでもなくかっこよかった&既視感のない意匠だった

ってことが大きい気がする。

特にポイントになるのは「既視感のない意匠」という点で、アンリνの場合は、

 脳内に解体匠機のνが居る。

発売日的には78の解体匠機の方がアンリ78より前なのだけど、

 そっちは刺さらなかった。でもってアンリνは、

 解体匠機の方がかっこいい

確かに価格差は3倍くらいあるけど、アンリ78が出た当時は、「PG78が11000円」だった時代に、107800円。つまり、10倍!価格差だけなら、解体匠機78の方が遙かに凄いし、クオリティも高かったはず。ではなぜ?

 タイミング。

ガンプラは今でこそ品薄で、プレミアだとか奪い合いだとかの話題に事欠かない。でも、78が出るちょっと前までは、別に普通にジョーシンで2割引だったし、お宝鑑定箱で、
 1番くじのMG78ver3.0が、2200円くらいだったりしたのだ。

「解体匠機78」の存在に気付きもしなかった時代であり、どのみちこの価格帯のものは「購入する選択肢にすら入らなかったと思う」。

そんなこんなもあって、僕の目には、

 66000円もするけど、解体匠機νほどは凄く無いし、かっこよくもないかも

と思ってしまったのだ。

・・・

もし2割引で気軽に買えたとして52800円。それでも78の倍以上する。物価だとか上に書いた諸々の理由を全て理解、納得したとしても、

 そこまでじゃないかな

ってのが正直なところ。「次に出るアンリーシュドは絶対欲しい」と以前どこかの誰かがブログに書いていた気もするけど、

 いろいろ事情は変わったしね。

※一番変わったのは、「ガンプラが買えなくて欲しくなくなった」ってこと

まぁ売れるとは思うけど。僕はいいかな。

・・・つか、

何がアンリーシュドで出ると思ってたんだろ>自分。当然νガンダムが最右翼だっただろうに。
※対抗でストライク?

僕の考え方や価値観が、全ての人に適用されるなんて微塵も思ってない。でも、僕は僕の考え方に準じて生きるし、「もうガンプラなんて要らねぇ」って思った時点で、

 本当に欲しくなくなった。

不思議なモノだけど、「100年の恋が冷める瞬間」ってのはやっぱりある。さすがに目の前に積まれたプラモが一気にゴミになるわけじゃないけど。

もし次に何かがアンリーシュドになるとしたら、そしてその価格が「手の届くレベル」だとしたら、、、。

 意外と手の届く価格帯で欲しいアンリーシュドは無いかも知れない。

結局のところ、僕は78が大好きで、78だったからこそアンリーシュドにも心を奪われた。でももし、

 78ではない別のロボット(ガンダム系に限らず)でも、心を奪われるものが出ないとも限らない。

 「かっこよすぎるだろ、、、」

そんな感想が漏れてしまうような、そんなプラモなら、僕も「出戻る」と思う。

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