ハモネプの話
先日「ハモネプ大リーグ」が放送された。僕はハモネプが大好きなのだけど、見られるかどうかは「運」による。僕は常日頃テレビの番組表をチェックしないので、年末年始に集中しているSASUKEやさんタクを除いて、特番を拾い上げるのは至難の業なのだ。
実際ハモネプに関しても、録画出来るのは「3年に1回くらい」で、運が良ければ、の域を出ない。
※ちなみに同じ系統で「鳥人間コンテスト」もある。てか今年に関しては、「日付がわかった時点で予約録画に入れればいいのに、それを忘れる」という体たらく。南無~
また、ハモネプにもランクがあり、高校生大会もあれば一般、大学生OKの大会もある。高校生には高校生の良さがあるものの、クオリティに関しては一般の方がぶっちゃけ格上で、たぶん一年に一度しかない。
今年それを見ることが出来た。
ただ、見てあらためていろんなことを思った。
僕はハモネプが好きなのは、要はSASUKEが好きなのと同じ。
オリンピックの好きなところと同じだった。
※その私見に関してバイトの女の子に言ったら、「(SASUKEと同じなことが)わかります!」とスゲェ同意された。
つまり、、、スゲェ暑苦しい!その情熱が!!
僕は真剣にひとつのことに取り組み続けるという「エネルギー」や、その昇華、そして敗北、その全てに価値があると思っている。トップレベルまで磨き上げられる技術は、才能だけでも情熱だけでもただ好きだというだけでもたぶん足りなくて、その全てを、長い時間費やして磨き上げて初めて形になると思う。
その点では、宮大工とか大谷翔平とかとなんら変わりはないと思う。
もちろん懸ける時間の長さもあるだろうし、仕事として成立しているかどうかも、社会人にはかなり重要だろう。プロ野球選手じゃないのに野球に人生の全てを懸けるのは、ぶっちゃけニートとあんま変わらないかも知れない。
でも、だからと言って価値がないわけじゃない。その人の人生において、他の人がインスタを見たり、テレビや飲み会に行ってる時間をガッツリ注ぎ込んだ結果であることに疑いの余地はないし、適当にやっていてトップが取れるような「テレビのウソ」もない。
特に、一目見て答えが出るSASUKEと違って、今回は「審査員が優劣を決める」スタイルだったので、「どこかで忖度があったら嫌だなぁ」とすら思っていた。素人であっても親もいるし、ことによったら事務所と契約してる人もいるかも知れない。邪推するなら、「中国系の人」というだけで、点数に色が付く可能性だってある。
でも、結果として優勝は「至極納得の出来るものだった」。というか、それこそが何よりも重要で、何よりも「裏切ってはならない絶対的な生命線」だと思う。でなければ涙を流すのは「流し損」だと思うし、番組そのものの価値、これまで続いてきた歴史すらも否定しかねない。特に昨今の「親中偏向報道」の余波を食らったら嫌だなと思うし。
その点マジでホッとした。
・・・
ただ、これを見たあと過去の録画やネットで、僕の好きだったハモネプ動画を探して見たところ、
なるほどそういうことだったな!
と妙に納得がいったというか、しっくり来た。
最近のハモネプであまり刺さる曲がなく、今回久々に優勝を決めた曲に納得出来たのには、いくつも理由があった。てか以前も書いたことかも知れないけど、
歌はボーカルが6割!
ハモネプというのは、数人のアカペラが、楽器を使わずに楽器パートも含め肉声でメロディを奏でつつボーカルが歌を歌う。だから、ただ歌が上手いだけのカラオケとは全く違う努力やスキルが問われるのだけど、それはメインボーカルにも言える。
例えばカラオケ番組で一位になった人が、ハモネプのボーカルでも一位になれるわけでは当然ない。
ハモネプのボーカルは「ハーモニーを最大限活かす」スキルが求められるし、その上で、、、
最も魅力があるパートである必要がある。
歌が上手いだけでも、ハモりが上手いだけでもダメで、
メインボーカルが際だって「耳に届かないと」、それは「完成形としての評価」に繋がらない。
いくらボイスパーカッションやコーラスが上手くても、出過ぎてはダメだし、もちろん聞こえなくてもダメ。
僕が大好きなシンフォニアのプリテンダーや、元東大美女のみわさん率いる「まんぷく」が好きだったこと、そして今回の優勝者がボーカル選手権?でも一位の実力者だったことが、
自分の好みと、審査員の評価のベクトルを一致させた。
やはり歌は最重要なのだ。
そしてほぼ同時に、
ハモネプだから許される「アレンジ」も、ハモネプの強い魅力だなぁと思った。
僕が再視聴した動画には「センメ」というグループの「海 その愛」という加山雄三の歌がある。
当時の録画は残ってなかったので、ネットでの視聴となったのだけど、当時このグループは敗者復活で決勝に残り、そのまま優勝した。
僕は一回戦での戦いに「もっと良いグループがあった」と思ったし、彼らが敗者復活で出て来たことに、些かの違和感も感じた。
しかし、決勝(うろ覚えなので間違ってたらゴメン)で歌われたこの曲は、
そう言うのを全て吹き飛ばすだけの「力」と「凄み」があった。
僕はこの歌をここで初めて聞いたのだけど、一瞬で心が奪われた。これは極めて、本当に極めて稀なことで、
歌というのは、本来何度か耳にするウチに、段々好きになるものだと僕は思う。
「接触頻度による好感度の上昇」と、心理学的にも証明されている部分なので、そこに異論は挟まれるモノではないと思う。
しかし、ごく稀に初見時(初耳時?)から刺さる場合がある。しかし同時に疑問も去来する。
加山雄三ってこんな歌歌ってたっけ?
僕の物心付いた頃には既に第一線で活躍する俳優で、芸能人らしい芸能人だったけど、知ってるのは「君といつまでも」とあと一曲あったかなぁってくらいで、この歌を知らなかった。
これほどの名曲なのに!?
当時はそこから特に深掘りしなかったのだけど、今回の流れでおもむろに原曲が聞きたくなり、探して聴いてみたら、、、ビックリ!
ハモネプのセンメがアレンジした部分が、特別に良かった!
つまり、原曲もそれなりには良い曲ではあったものの、ハモネプアレンジが原曲を大きく超えていた。
思えばシンフォニアのプリテンダーもそうだったし、そもそも、ハモネプ自体「ハーモニーという特別な武器を上乗せしての戦い」だ。つまり、
僕がハモネプを好きな理由には、「ただでさえ名曲なのに、それをさらに良くする可能性がはらんでいるから」でもあったのだ。
ハモネプで使われる曲、選曲は、いかにしてみんなから高評価が得られ得るかを基準に選ばれることが多い。だから結果メジャー曲になるし、僕も知ってる分気持ちを乗せやすい。その上で、
知らない曲なのにスゲェ良い曲で、さらにアレンジまで最高だったりすると、そんなの刺さりまくるに決まっているのだ!
ちなみに「海 その愛」のアレンジは、
部分的に「勝手に英語の歌詞にした」というものだった。
※学校が外国語学校?みたいな
そこで軽く煙に巻かれ掛けたのだけど、その部分があったからこそ、そのあと日本語に戻ってきた時の盛り上がりがとんでもなく良かったし、何度も聴いてるうちに英語パートも相当良く感じるようになった。むしろ、おなじセンメの動画で英語パートがないものもあったのだけど、
全然物足りない!加山雄三版も全然物足りない!!
最早こっちを本物にして欲しいとすら思うレベル。でももちろんそれは叶わないし、録画やネットで見返すことが出来るとは言え、
その刹那的な輝きもまた、ハモネプの魅力と言えるかも知れない、と思った
※オリンピックだからこそ自己新が出るような感覚かな
・・・
今回のハモネプ自体は★★くらいだったけど、トータルで思い返したり聞き返したりした分に関しては、★★★☆くらい良かったわ。てか、やっぱネットじゃなく番組が取ってあれば良かったと思ったけど、たぶんHDDの不調でその部分が見られなくなって消した気がする。無念じゃ。
あと、やっぱり人間が審査するのではなく、機械が審査する方がフェアだと思った。たまたま今回の決勝(二回戦)は納得の結果だったけど、正直準決勝には違和感があったからな。一組目、そんなに(点数差ほど)悪くなかったよ?
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