ラストマン~全盲の捜査官~その2
テレビシリーズ最終話まで視聴完了。
メチャクチャ面白かった!!!
これだから侮れない。アニメも、マンガも、ゲームも、映画も、
ドラマも。
僕が摂取してこなかっただけで、面白く深く刺さる作品は絶対他にもたくさんある。でも歳を取ってワガママの度合い、好みの角度がきつくなって、なかなか冒険も「お試し」もしなくなってきた。
でも、そんな中でもふとしたタイミングで接点を持ち、序盤から微妙な回を飛ばし飛ばし見たりしながらも、
最後で号泣することもある。
こんなに泣きまくったのはいつぶりだろう。それも、誰かが死ぬ悲しさではなく、
技術と、センスと、演技と、脚本で、見事に僕の感情を振り切ってくれた。
「涙」とは、感情の振れ幅が体のキャパを超えたとき、目という体の部位からそれが溢れてしまう現象だ。目は体の窓であり、入り口でもある。そこから脳と心に情報が伝達され、増幅され、爆発する。
やられたわ。
もう最終回のセリフ回しの秀逸さは、稀代のハイクオリティだったと思う。
何かに付けて「山盛りてんこ盛りだった伏線」が回収され、納得が積み重なっていく快感。その上でウィットもあればウェットもある。
第一話で、大泉洋が言う。
「そんなの関係ないんですよ!」
最終話を見ていて、福山演じるミナミヒロミが、全盲であることはほとんど意識もせず、触れられもしなかった。
そんなの関係ないんですよ!
ドラマとは、演劇や芝居、脚本という意味と共に、「劇的な出来事」という意味もある。
まさにこのドラマは、僕にとって劇的な内容だったし、純粋に、正直に、
スゲェ面白かった!!
序盤数話は、ただのキャラ紹介エピソードみたいなものかと思っていたけど、最後まで見るとそれぞれに意味があったことがわかったし、その上でラストの締め方、加速の仕方が非常に心地よかった。
王林ちゃん、やっぱね!※ネタバレ失敬
まだ見てない人は、かなり強めにオススメする。クリス評価は★★★★に爆上げする。本音は9点にしてもいいかとも思ったけど、序盤のマイナスの溜めで少し減点。あんなことしなくても十分「ただひたすら面白いだけのドラマが作れただろうに」と思ってしまう。
大泉洋が、犯人を心底憎むキャラであることを掘り下げただけだし。
逆に言えば失速ポイントはそのくらいで、あとはひたすら気持ち良かった。松尾諭や今田美桜が終盤ほとんど出てこなくなったのは、物語の主軸が護道家のエピソードにシフトしちゃったからだろうな。てか、
要潤、ずっと「どこで出てきた?」って思ってたけど、まさかのキーパーソンでビックリ。
てか、これだけのパーツをよくもまぁ見事につなぎ合わせたものだと感心した。よく知らないけど、これは、「相当難しいオペ」だったと思う。
まぁ実際は結末から入り口まで広げていったのだろうけど。
そう言う意味では、最初から原作ありきの物語だったのかも知れない。よく知らないけど。
こんな気持ち良く涙を流せたのは本当に久しぶり。何年ぶりだろ。10年ぶりくらい?そのくらいラストは泣きまくったし、「唸りまくった」わ。
・・・
ホントは、「このセリフが良かった」みたいなピックアップを書いておきたいくらいなのだけど、
残念ながらほぼ覚えてないし、油断して読んでしまう「未見の方」もいるかも知れない。
それによって今作の楽しさを目減りさせてしまうのは全く持って不本意であるからして、今のウチにしっかり見て、この傑作の気持ちのいいラストを堪能して欲しいと思う。
「腹減ってないか?」
はズルいわ。
・・・
シリーズ作は他に、テレビスペシャルが配信中で劇場版が公開中(2026.1.8現在)。しばらく待っていれば配信なりテレビなりで公開しそうではあるけど、この熱量、
見に行ってもいいかも知れない。
調べてみたら最寄りシネコンで席数269席のスクリーンだった。許せるかな笑。
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