ポケモンカード売却へ~その2~
改めてカードを確認した。と言っても全ての確認は大変だし、値段が出そうでもなかったので、
・ポケモンカードe第一弾拡張パック
・ファイリングされた初代からのポケモンカード※1999年ごろまでだと思う
カードe第一弾のポケカの特徴として、
初代のポケモンである
という点がとても大きい。つまり、リザードンやカメックス、ミュウやミュウツーなどが含まれる。それらは言うまでもなく今のポケモンカードでもトップクラスの人気ポケモンだ(断定)し、僕も一番好きなポケモンたちだ。
一方でこの数年で(僕が)驚くほど人気急伸をしたのが、
ゲンガー
何がどうしてと言う感じもあるけど、ゲンガーのあのデザインは、アメリカ人のセンスにドンピシャ(死語)だったということかも知れない。度々ゲンガーが好きな外国人のSNSを目にする。
また、カードeのレアリティは、通常の●コモン、◆アンコモン、★レアの3段階だけでなく、同じ★の中でもキラとキラじゃないものの2種類がある。ちなみにこの二つは、採番された№も異なる。
当然キラの方が価値が高い。
のだけど、中にはキラじゃないものでも値段が付くものもあるようで、
※まぁ★なのだから封入率の点でもレア度そのものは高いわけだけど
さらには、◆の中でも、僕の想像を大きく上回る買取価格設定がされたものも少なくなかった。
アンコモンなんて、「10cm10円」※10cmとは積まれた厚さ
が当たり前だと思っていた。それが1000円/枚というだけでもとんでもないことだ。現在販売されたりメインで流通してるカードのアンコではありえまい。
・・・
ちょっと角度を変えた話をすると、この拡張パックが発売されてからちょうど25年ほど経っているというのも、なかなかに愉快なところだ。
25年というのは、当たり前の話すぐには流れない。でも、骨董、アンティークの分野では、特に価値が爆増するような時間ではないし、一方で、
25年は、通常人が死んでしまう時間でもない。
僕らが生まれる何世代も前の「ブーム」や「名品」への価値は、正直リアルタイムで接してなかった分どこか「温度が手探り」な感じがするけど、子供のころ欲しくてしょうがなかったものや、一度手放したもの、雑に扱って傷だらけにしてしまったものが、25年の時を経て、
円安の外国で買えるかも知れない。
つまり、アメリカ人から見て日本の平均月収が仮に3分の1だとしたら、アメリカ人が「順当」と感じる価値は、日本人の感覚の3倍になってしまっても不思議ではない。
さらに、これもひとつの追い風かと思うのは、ビットコインなどの仮想通貨や、youtube、インスタなどのSNSを活用したVチューバー?ライバー?の収入と、その使い道に対して、「ポケモンカード」というコンテンツがとても相性が良かったのではないか。
全世界に通じるキャラクターデザインは、海外からのファンが日本にポケモンを求めて大挙するに値する「スタンダード」になりえた。実際ポケモンカードの品質を鑑定するという機関は、海外で先に生まれ、
※違ってたらゴメン
日本に逆輸入された、、はず。
もはや一過性のブームではない。
マジックザギャザリングが切り開いた地平だけど、今の市場規模は、
ポケカがマジックの2倍にもなっているという。
僕が前回調べたときは、「到底マジックには及ばない」だった気がする。
また、ここも面白いと思うところなのだけど、ポケモンカードは資産として通用するレベルにまで成長した超強力なアイテムだけど、株やデイトレードと違い、「個人の思い入れ」がかなり色濃く反映された「嗜好品」の側面も持っているという点だ。
もちろん転売ヤーをはじめ、まったく興味がなくお金儲けのためだけに触ってる人も少なくないとは思う。でも、例えば「任天堂が好きだから任天堂の株を持っていたい」という層との比率比較で言えば、ポケモンカードの方が「愛に支えられている度合い」がはるかに強いように感じる。数字として表れているわけじゃないので、僕の勝手な推論ではあるけど、マクドのプレゼントとかで必死になるのは、やはりポケモンが好きな人が多い証拠だと思うし。
それらの理由がいくつも重なって、今のポケモンカードは僕がハマっていた2つ時期、初代、第二弾、第三弾がリリースされた直後から、NEO、ロケット団あたりまでの頃と、長男と一緒に強いデッキをがっつり構築して対戦や大会出場
※つっても地方のイベントレベルだけど
を楽しんだ頃。この二つの時期とは、
明らかに温度も状況も様変わりした。
正直僕はコレクターも経験したけど、プレイヤーでもあったので、今の状況にはとても付いていけない。そもそも、子供の小遣いで強いデッキが作れるとは到底思えなくなったし、時間の流れ方が早まって、あれよあれよと新しいパックが発売されることにも、全く対応できないのだ。
だから、今これを機にまたポケモンカードを始めようとも思わない。まぁ今のカードはキャラカードが妙に幅を利かせていて、そのキャラにほぼほぼ思い入れがない僕が、「染まる」理由もないのだ。それも、先ほど書いた「愛の度合い」にも通じる話かもしれない。
だからこそ、「今が売り時」と感じているのだ。
ポケモンカードを集めていたころや、なんなら昨晩カードを見ながら当時を思い返していた時にも、
やっぱりポケカはいいなぁ
と思う自分もいる。でも、僕も56歳である。あと何回この「いいなぁ」と振り返るかわかったもんじゃないし、だったらここで、
もう一花咲かせてもらおうかな
と、重い腰を上げて、「全売却」という選択肢を考慮し始めたのだ。
続く。
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