アニメ・コミック

2009年11月26日 (木)

偽物語

今下巻の3分の2を過ぎた辺りなのだけど、まぁまぁ面白い。ライトノベルというのはまるでマンガを読むように気楽に読み進められるのがいいところだが、反面やはり映像がないので、例えばヘアスタイルとかの表現に「ん?」と思ってもそれを氷解させる手だてがないのがちと残念なところ。ただまぁそれをふまえてなお想像力を巧みに喚起させる文字表現というのは、

 マンガやエロビデオ、ギャルゲーでは得られなかったイヤらしさを与えてくれたりもする。

文字通り行間からフェロモンが溢れているというか。

話的には、物語内の時系列で、「傷物語」→「化物語」→「偽物語」。発表された順(たぶん書かれた順)では「化物語」→「傷物語」→「偽物語」となり、一連のシリーズ最新作にして最終作でもあるらしい。あとわずかではあるがこの先物語が一気に収束していきそうな気配も出ている。

ただまぁそんなこたぁどうでもよろしい。重要なのはこの物語をここまで享受してきて見つけた本質が、「ギャルゲーのそれ」と非常に近かったってことだ。絵もなく音もなく色もニオイもない文字だけで紡がれた物語が、物語の主人公が、登場する多くの女性を虜にし、ソフトなエロ関係を結び、かつ他のメンバーから毛嫌いされるわけでもない。
※ゲームと違ってリスタート出来ないから、モテ状態を全員に対して維持し続けなければならない大変さがある。

描写は決して直接的じゃないが、非常に臨場感があり、特にアニメを摂取したあとだと文字から声も聞こえてくる。僕は化物語のノベルを読んでないが、少なくとも傷物語の羽川や、偽物語の火憐のエピソードにはその「リアルなギャルゲーっぽさ」が如実に表れている。血のつながりのある妹相手にどんだけ本気になってんだよ!?と、「せめて血縁だけは取っぱらっておこう」としたキスシスとは一線を画すところだ。

その他神原や八九寺、忍に関するエピソードも細かなところで「くすぐってくる」。化物語のアニメだけ見ていた自分には「ここまで他の女にウツツを抜かしまくる暦クン」に正直抵抗があるが、
※「傷」と「偽」を読む限りではひたぎさんのウェイトが低いから余計そう思うのだろうけど、、、
そんなご都合主義のところも含めて「ライト」であり「エロ」であり「人気が出た」理由なのだろうとも思う。何だかんだ言って買ってしまってる自分もいるわけだし。

ちと余談だが、僕はこうして「傷」と「偽」に関してはノベルを先行して読み進めているわけだけど、今のところ「化」の最後までノベルで読むつもりはなかったりする。偽物語に関しては化物語の完全な続編であり、内容に「その頃」を示唆する記述が散見されはするが、大事なところにはほとんど触れていない。だからこそ気軽に続編から摂取できるということもあるが、まぁアニメから入った自分としては、そのソースを大切にしたいという気持ちも少なからずあるんだよね。もし読むとしても、15話まで終わってからにしよう、と。まぁ傷も偽も「今読んでもアニメ化される頃には忘れている」と確信があるってのもあったりはするわけだけどね。

現時点でそれぞれの魅力が概ね引き出された形になっているわけだけど、
※「デレ」のひたぎさんご本人は未だ登場してないわけだけど。
この時点でのクリス的萌え指数と言えば、初期の頃と比べて随分な変化をもたらしていると言わざるを得ない。っていうか、

 結構みんな魅力的なんだよな。

撫子の「子供らしい直球(怖いモノ知らず)さ」や、神原の「開けっぴろげな清々しいエロ」や、羽川の「いやらしいカラダ&包容力のあるキャラ」、そして火憐の「真性妹属性なのに実はツンデレ」など。
※ひたぎさんの「不器用すぎる愛」、忍の「ビジュアル重視」はここに来てちょっと不利かとも思うけど、じゃあアニメ12話は魅力がないのかと問えばやはり一番はコレか、と言わざるを得ず、、、全然関係ないけど「言わざるを得ず」ってスゲェ打ちにくいな。打ちにくい言葉見つけると嬉しくなる(^^。閑話休題。

今のところクリスランキングでは、

1位 火憐
2位 撫子
3位 羽川
4位 ひたぎ

みたいな状況になっていたりする。つか神原以外はほぼ「摂取した鮮度の高い順」と言っても過言ではないというか、「どんどん忘れてっちゃう」んだよな(^^;。いやホント我ながらスゲェなと思うペースで記憶からデリートされていっちゃう。
※だからマジ恋でも最後にクリアしたクリスが、トロピカルKISSでも最後にクリアした凪さんが一番萌えたと思ったのかも。
このまま行けば月火に萌えて終了か。はたまた「デレひたぎ」が降臨して王権復古するのか。

 っていうか39歳が熱弁をふるう場所としてこれ以上不適切なトコロってないよな?

と思うんだけど、大丈夫でしょうか。っていうか自分で言うのもなんだけど、このブログを書き始めていろんなものに手を染めてきたけど、ライトノベルは、っていうか文字だけのコンテンツは正直ないと思ってたんだよね。ぶっちゃけ苦手だから。でも案外そうじゃなかったっていうか、

 面白いものってのはあるね。

と。っていうか

 エロはどこでどう摂取してもいいね!

と。あらためて思った次第。何つか怪異絡みのセクションなんて、傷物語の時はまだ「かっこよく読めた」けど、偽物語だと、、、っていうか偽物語って「偽物」って言い過ぎ。日常「偽物」って言わないよ!?大抵「パチもん」とか「ハッタリ」とか「フェイク」とか「偽物」って表現は海外のブランド物にたまに使うぐらいで、特に人称代名詞的に使うことは、少なくとも僕の人生の中では無かった。「あいつは偽物だよ」だって。これだけ楽しませて貰ってる作者には悪いがぶっちゃけ恥ずい。いや腰が折れた失敬。

偽物語は「貝木」という魅力のかけらもないキャラのせいで、全体のアベレージが随分下がってしまった気がする。傷物語の相手役がどいつも結構「ジャンプ的」でわかりやすく「強かった」のに対し、貝木はあまりに悪役として弱い。つか話がわからなくなると嫌だからがんばって読むけど、正直読み飛ばしたくなる。まだ忍野メメ氏の方が暦くんに対して好意的だったからよかったよって思う。もうみなさんご存じかとは思うが僕は「嫌なヤツが大嫌い」なのだ。まだ影縫&おののきペアの方が許せる。つかこいつらは(貝木も含めて)アニメに出てないからイメージが沸きづらいのが難点ではあるが。

だから(まだ読み終わってないけど)評価はどうしても傷の方が偽よりも上になる感じかな。今のところではあるけど、偽物語★★★って感じ。まだわからないけど。

でも14話のリリース予定日もまだ明らかにされず、どうなってるんですかね。その後の予定とかは。ホントに劇場版とかやるんでしょうか。つかやるとしてもマクロスFみたいに「愛知県では名古屋の方だけ」みたいなことになりかねないとも思いますよね。「どうせブルーレイ待ちなんだろ?」みたいな。まぁそれでもいいですけど、出来たらもうしばらくこの「物語」の世界に身を沈めていたいなぁと思う次第です。

余談だけど「めだかボックス」、ジャンプの方読んでると「潮時感」がスゲェ出ちゃってるね(^^;。もうなんかハズレ担当なのか!?と思うほど西尾維新先生のいいトコロが死んじゃってるというか、ステロタイプのありがち展開にゲンナリというか。大切なのは比較であって、「強者を立てるために必要な弱者の演出」が甘すぎる気がする。展開が早いのは基本嫌いじゃないけど、
※キャプ翼とか自分ダメな方なんで。
まるでダイジェストのような展開はどうかと思う。

まぁ2巻までは買うけど、そっから先は微妙かな。っていうか「続刊が出る前に続々巻を買わないかも」なんてことを考えてる人がいるなんてことは、出版社的に想定してないだろうけどな~。

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2009年11月13日 (金)

傷物語~その2~

昨日あんだけテンションが下がっていて「何をしよう」とのたまっていたのに、結局チョイスしたのは挙げていたどれでもない「傷物語の続きを読む」でした。まぁ面白かったしテンションも「そんな感じ」だったからこそなのですが、

 一気に最後まで読んでしまいました。

「これがライトノベルの力か・・・」ってなもんですが、いやいやどうして面白かった!化物語の原作を読んでないのでその比較はあくまでアニメとのものとなってしまうのですが、

 当社比120%増しでエロく、

 当社比250%増しでバトル

って感じ。まさしくあとがきにて西尾維新本人が「化物語は趣味100%。傷物語は120%」と書いてる通り、「あのベクトルを伸ばすとこうなる」と言った仕上がりで、これをツボと呼ばずして何をツボと言うのか、というくらいジャストミートな内容でした。
※特にギャグのキレ&フィット感が高く、スベらなかったのはデカい。

シリアスな側面も多分に含んでいるのですが、上手い具合に息抜きがあって、僕みたいに「文字」を読み慣れてない人にも優しい仕上がり。前も書いたけど、化物語を見たことで暦くんを始め登場人物に対して「オフィシャルなイメージ」をかぶせやすい点もプラスに作用したし、そもそもアニメが原作をしっかりリスペクトした上で作られたからこそこの傷物語も違和感なく楽しめたとも思う。

ストーリーは、アニメ「化物語」冒頭で紹介されているフラッシュバックのような部分。オープニングのパンチラから四肢をもがれた吸血鬼や忍野との出会い、ヴァンパイアハンターとの戦い、決着が当然ながら詳細極まりなく描かれていて、ノベルを読んだ後見ると全てのシーンが「あああれはこんな感じだったんだな」と妙に居心地の良い着地ができた。

ヒロインは羽川翼ただ一人で、実際は化物語の後に描かれた話だから、いくら時系列が前だったとしても作者や読者の中にひたぎがいるのは明白なんだけど、もうこれを読むと、

 これでもかという感じで羽川が好きになってしまう

ツンデレでもなければむしろ「非常に濃度の濃い危険要素をはらむ女の子」なのだけど、、、まぁこれも絶妙な息抜きシーンのおかげでどんどん気持ちが寄っていってしまう。物語の中では一様に「友達」というスタンスをキープしてはいるが、

 羽川的には100%ラブラブだろうよ、

と言いたくなる。中二病的にはナイスでグッドな幻想に心地よく身を委ねられるほどに、ご都合主義の行動原理なのだけど、まぁこれもひたぎがいるせいで、この傷物語の後日談をきっちりと描いてしまっているせいで、微妙に「翼を広げられない」(なんかうまいこと言った?)感じになってしまってはいる。

ただこれは作者もある程度理解しているようで、劇場版のウワサの出ている傷物語に対して、「縛りを気にせず面白くなれば良い」旨の発言もあったらしく、

 ひたぎというしがらみを一切無くして羽川とハッピーエンド

というのもあっていいかな、とは思った。つかむしろ、

 それを望みたくなるほど。

結局ひたぎとの関係は12話の星空のシーンで一応の完結を見ているわけで、もっと言えば「つばさキャット」として怪異に憑かれた羽川に関するエピソードも全く出てこない傷物語の終わりを、パラレルワールド的位置づけとしてしまっても、「面白くなりさえすれば」さほど大きな問題でもないのではないか、と思ってしまった。別に先生でも学者でもないんだから全てに整合性を求める必要なんてないんだし。

話は一部「いくらなんでも都合が良すぎるんじゃないの?」と思われるシーンもないではなかったが、何にしてもライトノベル慣れしてない僕が読むにはまことにお手頃な内容。っていうか正直な話、

 このレベルの話だったらいくらでも読みたい。

と、生まれてこの方「最後まで読み終えた小説の数が片手で数えられるほど」の人間としては、本当に高い評価をしております。★で言えば★★★★くらい。
※ちなみに「読み終えた小説」は「黄金拍車」とBlue_Tasuさんに勧めて貰った「サーラの冒険」あとは、、、「リプレイ」くらい?「ダーティペア」は読んだような気もしないでもない・・・。つか忘れてるだけで高校生くらいの時にいくつか富士見ファンタジア文庫を読んでる気もしてきたな。

何にしてもこの先にまだ「偽物語」がある悦びと申しましょうか。いやでもそっちに行く前に一旦友人Tから「化物語」を借りて読んでおくべきか!?いやいやそれだと現在先が気になる状態で停止しているつばさキャットの結末を知ることになってしまう。まずは入口であったアニメの優先順位を上げるべきじゃなかろうか。つかだったら傷物語も偽物語も読むべきではない、なかったということにもなりかねないし、いやいやもう過ぎてしまったことをとやかく言うもんじゃない。だいたい偽物語に関しては映像化の話が全く出ていないじゃないか。オイオイちょっとまて!あれほど人気を博した化物語の続編、続々編の映像化がなされないなんて選択肢はおよそ通常の判断が下せる人間であれば、100%ありえないだろ。だったらやはりここはじっとこらえて偽物語を読むのをスルーするか!?っていうかそんなに待てるかぁぁぁ!!!はぁはぁ、、、でも少し考えてみればわかることだが、「どうせ今読んでも覚えてないだろうオマエは!」。確かに。だったらもう続けて読んでも大丈夫か>偽物語。つか化物語も大丈夫か!?いやいやいやそれはない。いくらオレでも数ヶ月内に結末が動画として配信される物語のノベルを覚えてられないなんて、、、それはない。ん?ホントに言い切れるの?またまたぁ~記憶力という単語すら忘れかけてるクセして!このこのぉ!つか何を書いていたのか既にどうでもよくなってる気がしないでもないのだが、

 とりあえず傷物語をネタにした同人誌が読みたい。

これは僕の嘘偽りない正直な本音。つかそういうことを書いちゃダメだって言ってるだろうオレよ。ホントはもっと書きたくて仕方ない「変態性」の強い話があるのだけど、こればっかりは書けない。ああ書けない!ちくしょう書けない!ホントはココに書いて後日忘れ去ってしまう自分に対しての覚え書きとしておきたいくらいなのに、、、書けない・・・。いやだからクリスが変態なのはみんなわかってるからって?いやいやそういう話じゃないでしょ。このブログは僕を知る人(直近だと長男)もたまに読んでいるわけだから。っていうか仮に、あくまで仮にですよ!?もし自分の父親がこんなブログ書いていたとしたら、リアル中二の頃どう思うかって感じですよね。フランクな友人もしくは先輩、兄貴のように振る舞えるのか、はたまた「さすがに親だと思うと距離を置きたくなる」のか。まぁ自分の場合は中二で既に、もっと言うと小6の頃にはかなりの強さで自我に目覚めてた気がするので、「親は親」って思ったかも知れませんけどね。なかなかそうじゃない場合もあるだろうし。ただね、2ちゃんねるとかの匿名性が好きなワケじゃないって事だけは確か。「リアルな自分を知る者に知られたくない」一方で、「個として認識されないところで叫び声を上げるのはもっと嫌」なんだよな。言葉に責任を持ちたいというか、自分の言葉が好きなだけ、というか・・・。

 たぶん必要以上にとやかく揶揄されるのが面倒なんだろうね。

だから自分の多くを認識してる人になら気楽に言える、みたいな。2006年5月21日のネタみたいなのはなかなか今は書けないですよね。
※18歳未満は検索しちゃダメですよ(^^;。
今日のは▲▲△かな。

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2009年11月 7日 (土)

君の知らない物語~その2~

ただの歌の話なのに「その2」とは、、、どんだけ好きなんだよ!?って話ですが、仕方ありません今の僕の中にはこの歌が占める割合が最も高いのです。いつもならボーッとしながら運転するところを、必ずと言っていいほど口ずさんでいます。昔から思っていたことですが、歌が上手ければいいのにって好きな歌が出来た時はいつも思いますね。顔や身長や運動神経よりも歌の上手さが欲しい。人に聴かせられなくても、自分が自分に素直に酔えるくらいの能力が欲しいとしみじみ思います。

さて、今回何でまた2回目として取り上げたのかと申しますと、

 衝撃の事実発覚か!?

というわけなのであります。あくまで「か!?」ですから発覚したわけではないのですが、、、。

昨夜ふと気になって「化物語 13話 感想」でググってみましたところ、そこにさらりと書かれていたある文章を見つけました。

 最終話のオチに2番の歌詞を重ねてくるのでは?

「つばさキャット」は言うまでもなく羽川翼の物語・・・。2番の歌詞とは「あれはデネブアルタイル・・・」から始まる歌詞ですが、Bメロ以降は1番の歌詞を引用してエンディングでは使われています。実際12話のひたぎエンドではその歌詞の持つ雰囲気が暗くなりすぎず、「むしろこの構成にフィットするな!」と自分でもしみじみ納得したわけですが、

 これが羽川の歌だと考えると様々な点で合点がいく。

物語の中で羽川は終始主人公暦くんに一定の距離を維持してきました。憑きものが取れた後の神原のようにベタベタするわけでも撫子のように最初からゾッコンというわけでも八九寺のように子供らしい?ニュートラルなじゃれあいをするでもなく、かと言って二人きりで文化祭の話し合いをするのを嫌がったり、参考書選びに付き合ったり、いや待てよ、、、最初「副委員長」に選ばれたのは羽川の意志だったか?参考書選びの時に「あと1秒」というところまでくちびるを近づけてきたり、13話では横座りでチャリに座ったにも関わらず「ギュッと」抱きしめてきたり、、、。

 どう考えても好きなんじゃん!

ひたぎのあまりに強すぎる印象と輝きのせいで、この目立たない優等生の暦くんに対する思いにまで気が回らなかったことに気付きました!まさしく「君の知らない私だけの秘密」なのであります。

ここで今一度歌詞の怪しい部分を振り返ってみます。

♪本当はずっと キミの事をどこかで分っていた
 見つかったって届きはしない
 「だめだよ泣かないで」
 そう言い聞かせた

♪強がる私は臆病で 興味がないようなふりをしていた
 だけど 胸を刺す痛みは増してく
 あぁ そうか好きになるってこうゆうことなんだね

♪どうしたい?言ってごらん?
 心の声がする
 キミの隣がいい 真実は残酷だ

♪言わなかった言えなかった
 二度と戻れない あの夏の日きらめく星
 今でも思い出せるよ 
 笑った顔も 怒った顔も 大好きでした
 おかしいよね 分ってたのに
 キミの知らない私だけの秘密

♪夜を越えて 遠い思い出のキミが指をさす
 無邪気な声で

後半ほぼ全部コピペしてしまいましたが(^^;、どれをとっても羽川からみた「暦くん&ひたぎ」のことのような気がして来ます。

ひたぎのことが好きだと分かっているから、興味がないようなふりをして、君のとなりがいいって言いたいけど、言えない。笑った顔怒った顔、ずっと見てた。「友達として」君が無邪気な声で語りかける・・・。

ある意味セルフバーニング!ひとりで想像してひとりで切なくなってしまいました!(^^;。

思えば13話のエンディングのセンターは羽川。もっと言うと「つばさキャット」11話、12話のオープニングは「つばさキャット」なのに「ひたぎ」の歌で、むしろこのままだと羽川をフィーチャーした歌がない違和感が残る。しかしこの「君の知らない物語」が、その2番以降の歌詞が羽川視点のものだったとしたら、

 スゲェしっくり来る。

アンハッピーエンドはあまりに似合わない化物語の世界観ではあるけれど、アニメとして泣かせに来るのはありえない話じゃない。暦くんのいろんな横顔をフラッシュバックさせつつ海外でひとり旅、、、「旅に出る」というキーワードも今思えば「鹿島みゆき」が傷心旅行をするシチュエーションとかぶる。このままここにいても二人の幸せな日常を見せつけられるだけだから・・・と自分の中の意識では認識してなくとも、深層心理ではありえるかも。

 つか羽川に萌えてきた!

だから13話のエンディングが羽川センターなんだな!って感じ。でもってこの流れはそのまま「傷物語」へ続き、彼女の印象をより強く惹きにして視聴者のニーズを根こそぎ吸い取るつもりか!

・・・

ここまで書いてからふと気になって友人Tに電話してみた。ひとしきり化物語とベヨネッタの話で盛り上がったのだけど、

 どうやら今後(原作化物語では)ひたぎはほとんど出ない様子。

やはり羽川の話で終了か。想像が当たったというか、まぁ誰でも思い浮かぶかも、というか。

でもそれはそれこれはこれという感じもしないでもないんだよな。だって実際問題、

 いつの間にか羽川も結構好きになってる自分がいたりする

から。ああいう「片想いな感じ」ってのもそそられちゃうんだよな。中二病としては。

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2009年11月 5日 (木)

化物語~13話「つばさキャット~その參~」

しかしなんでこの作品はこう難しいというか、ワープロで出しづらい漢字を使うのかねぇと思いつつ13話。期待していたかと問われれば答えはNO。じゃあ見たかったのかと問われれば答えはYES。今一番熱いアニメの最新話であるからしてモチベそのものは振り切るほどに高く、かなりの回数アクセスを試みたが途中で寝オチ。3時半頃起きてトライアルしたら無事視聴。

 まぁこんなもんでしょ。

ひたぎ大好きな僕からすると彼女の出番が少ないのが甚だ残念というか、むしろ僕はあんまし羽川が好きじゃないんだなぁということを痛感。なんつかコイツって嫌味じゃない?暦クン、、、「クン」ってすると一気に「女子セリフ」風になるね。まぁいいけど。彼も羽川はそういう対象にはならないって言ってるように、おっぱい大きいだけじゃ2次キャラには萌えられぬ。否、蕩れられぬ。
※むしろ猫化してからの方が魅力的に見えたり。

ちなみにyoutubeにもアップされていて、実を言うとそっちを先に見つけたのだけど、3分割されていて、

 何とか1つに出来ないかかなりの時間四苦八苦した。

「FLV 連結 フリー」とかで検索したような気がする。でもって4本くらいソフトを試したような気がするが、その多くは「タグ情報が見つかりません」みたいな苦言を呈されて連結どころか、って感じ。唯一「Any Video Converter」というソフトが連結を可能にしてくれたのだけど、残念ながらAVIファイルに再エンコードしてから連結するため、画質が落ちてしまう。

パソコンっていろんなことが出来るって思うのだけど、全く同じ形式で保存された複数の動画を「続けて再生させる為にくっつける」という素人からすれば全然大変そうじゃないこととかが妙に苦手だったりするというか、出来る人は余裕なんでしょうけど、なかなか検索で引っかからなかったりするんだよな。ま、ある意味「簡単に連結出来るファイルもある」から出来ないことがイレギュラー扱いになって見つからないのかも知れないけど。

で、あまりにも上手く連結出来なかったので悔しくて公式にアクセスしたら無事見られた、というわけ。ちなみにネットには他にも動画が流れてるようだけど、

 公式よりキレイなのってどうやって保存してるの?

アップスキャンコンバータとか?超解像とかなのかしら。スゲェ不思議。まぁ身内がリークしたってこともありえなくはないけど。

とりあえず続きが気になる終わり方だった&次回もひたぎの出番がなさそうだなって感じ。14話は(僕がプロデューサーだったら)11/25のブルーレイ第三巻の発売前後までに仕上げて欲しいところだけど、、、どうだろな。

ちなみに昨日はひたぎクラブのコメンタリーというのを見た。西尾維新本人がひたぎ&羽川のセリフとして書き上げたらしく、非常に「美味しい」。コメンタリーというのは得てして監督とプロデューサーや演出や脚本書いてる人なんかが寄せるもんなんだけど、基本こういう人はしゃべりに長けているワケじゃないので、聞いてて眠くなるんだよね。でも本職の声優さん、それもその世界の住人にしゃべらせる、それもその世界の創造主が作った言葉となれば、それはもう「アーモンドグリコ」としか言いようがない。こういうボケは低年齢層に通じず、対象年齢にはスベるというもはやどうしようもないものなのだが、まぁNO問題だ。

2巻ではひたぎの代わりに八九寺が羽川とコンビを組んでコメンタリーを当てているらしいが、こちらもまぁひたぎほどじゃないけど楽しみ。
※でも「つばさキャット」は誰がやるんだろね。個人的にはぜひともひたぎに復活してもらいたいと思うのだけど。でも「暦&ひたぎ」って選択肢もなくはないか・・・。あの星空のシーンのコメントが(誰がしゃべるにせよ)非常に楽しみだな~(^^。

余談だけどこのあと「君の知らない物語」があまりに好きなので久々に「OSU!」
※↓以前紹介した回参照のこと。
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2008/12/osu.html
やバンドブラザーズDXに楽曲提供してくれてる人がいないかな~と期待して探してみたけどいませんでしたな。ちと残念。つか愛があれば自力でビートマップを作ることも出来ようかとも思うんだけど、ジジイにはなかなか手強いのも事実。つかそれよりも歌ってるガゼルちゃんの見た目が気になるな~。つか声があまりにかわいいもんだから思わずニコニコでいっぱい検索しちゃったりなんかして↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2494494
※一番フィットしたのがこのメルトだったり。まぁryoさん的にも彼女のこの歌声を聞いたからメジャー第一弾に起用したのかなとも思うけど。

ちなみに「君の知らない物語」はなかったけどBMS
※よく知らないけどOSU!のようなフリーのビートマニアソフトだと思う。
には「帰り道」「恋愛サーキュレーション」「ambivalent world」の3曲は発見。何で「君の知らない物語」がないのか世界の七不思議って気がするけど、ソフト自体は興味が沸いたので今度テンション上げて調べてみる予定。



舌の根も乾かぬうちにテンションがやや上向いたので調べてみたところ、やっぱフリーのビートマニアソフトという認識で概ねあっていた模様。ただソフトもかなり色々出ているようで、、、とりあえず

●リンク集
http://body4649.com/link/bms_link01.htm
から
http://bemaniadx.s3.xrea.com/
この方の本体をダウンロードし、
曲ファイルもしっかり検索したら「君の知らない物語」も発見。
http://movie1.search.biglobe.ne.jp/video/watch/81b9dfaa4899cada
※コメントにあるアドレスに飛んでパスワード「2525」を入力してダウンロード。ファイルは本体フォルダのsoundに解凍して入れる。

で、やってみたのですが、、、

 自分には無理でした(^^;

OSU!やプロジェクトディーバのようなのなら素人でも何とかなるんですが、ビーマニはもう僕らがいきなりやってどうこうできるレベルじゃなかったですね。正直ちと残念。でも愛があれば出来るようになるかも、、、とも思ったり。
※とりあえずデフォルトのキーが押しづらいし
 →ピアノ配置だから当然っちゃ当然なんだけど。

でも曲数の多さはかなりのものみたいですね>BMS。OSU!で作ってくれたら自分もがんばろうって気になるのになぁ。

・・・今日は久々にベヨネッタをやっていたのでテンションが不安定なのでした(^^;。思い通りに動かせるようになればもっとずっと面白くなるんだろうな~と思いながらやってましたね。

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2009年11月 4日 (水)

傷物語

結局昨夜の間に13話がアップされることはなく、AM9時の時点ではなおエンコード作業が進んでいる状況だという。でも頻繁に現状を報告してくれるというのは、その遅れの理由がなんであれ待つ側からすればかなり安心できるというか、納得できる気はした。1日で50万以上のアクセスが集中し、僕もサーバーエラーで弾かれたりしたことも1度や2度ではなかったが、まぁそれだけ期待が大きいと言うことなのだろう。

サブタイトルは既に決まっており、テレビの続きということになっているが、正直「つばさキャット」絡みの話を掘り下げるのか、ひたぎとのエピソードの続きを見せてくれるのか、

 まず何よりそこが非常に気になる!

羽川翼の物語も11話の時点でまだ完全に終わってないし、ひたぎの話であれば「場」さえ与えればいくらでも彼らはいつものように語り合ってくれるだろう。12話のような「クライマックス感」はなくとも、ファンのひとりとして期待している掛け合いは、十分合格点を出せるに違いない。

・・・

AM11時過ぎについに配信が開始したらしいことを昼食時に知ったが、残念ながらアクセスが出来ない。当然と言えば当然なのだろうけど、多くの視聴者の言うようにyoutubeやニコニコにアップするという選択肢はなかったのかなぁとも思う。まぁどちらにしても開幕のし烈さに変わりはないのかも知れないが。

話的には羽川をフィーチャーしたものとなっているらしく、彼女の巨乳さがいかんなく発揮されている模様(含む勝手な推測)。正直言ってひたぎ以外のヒロインにはさほど魅力を感じていなかった僕だが、というかひたぎを含めどのヒロインも初見時には決して良い印象を受けなかったのだが、怪異とのトラブルが一段落した段階で、、、文字通り憑きものが取れた段階では、どのヒロインもさほど悪いイメージがなくなった。「良い印象がない」という表現と「悪いイメージがない」という表現はどちらも否定だが、そのニュアンスには大きな隔たりがある。神原なんかはそのエッジであり、撫子の回冒頭で腕を組んできたところなんかは、

 オマエは百合じゃなかったんかいっ!

と心の中で何かが叫んだものだ。

余談だけど、主人公の暦くんというのは本当にありがちなキャラだ。優柔不断で肉体的にも学力的にも特筆しているわけではないのに、誰にでも優しく、やるときはやる。顔はハンサムではないがブサイクでもなく、加点対象はあくまでメンタル面という、オタからしてみたら非常に感情移入のしやすい、ある意味ヒーローの中のヒーローと言っても過言ではない作り。最近プレイしたギャルゲーで、主人公がモテるタイプとして描かれているモノの場合、その多くがこれらのファクターを内包していた。

その分ヒロインには様々な属性を折り込み、これまたよりどりみどりのギャルゲー布陣。属性に関してはまだまだ駆け出しなので詳細は割愛するが、ひたぎ、撫子、神原の3人だけでもかなりの守備範囲をカバーする気がする。ちなみに僕と娘はひたぎがジャストミートだ。もちろん誰も訊いてないのは承知で書いている。

・・・

話はガラッと変わるが、13話のリリース遅れに対して掲示板ではかなり多くの苦言が呈されていた。「社会的に信頼を欠く」「初めてならいざ知らず」「遅れるのがわかった時点で何らかの告知をすべき」などなど。これに対して擁護側は、「シャフトだし」「そのくらい待てる」「クオリティが落ちるよりいい」などなど。どれも一見正論に見えるが僕の見解はひとつ。

 売れているから許される。

もっと言えば「遅れた分に給料は(たぶん)出ない」。自分がもしこのプロジェクトの金勘定を任される権限があったとしたら、冷静に損得勘定だけで何を取り何を犠牲にするかを考えたとしたら、「クオリティが落ちるよりいい」が(遅れる日数にもよるが)最も重要だと「現時点では」考える。西尾維新の既刊が既に何冊かあり、化物語のブルーレイセールスが絶好調で、視聴者からの期待も非常に大きい現時点でなら、ちょっとやそっとの遅れはむしろ「ほどよい煽り」であり、社会的信用を重視して急かしたり、予定が狂ってしまったことに対するプレッシャーのあまり作画が崩れてしまう=今後多大な利益を生む可能性のあるさまざまなコンテンツに対する期待感をそぐような事態こそが最も回避すべきことであると考えるに違いない。西尾維新の最新作の評判が著しく悪く、このプロジェクトにもはや期待する術がないという状況ならばいざ知らず、現時点での遅れ、それも数日レベルの遅れは、「何の問題もない」というところじゃないかと思った。

ただ、「早く見たい」という思いはそれらの都合とは別に、純粋な僕の希望としてとても大きく隆起しているのではあるが。

閑話休題。

そんなわけで傷物語である。少しだけ注釈を添えるとしたら「暦くんの首筋にある二つの『傷』物語」である。サブタイトルは「こよみヴァンプ」。主人公が主人公の物語だ。

冒頭はアニメ第一話に挿された羽川のパンチラから始まり、一瞬の既視感とともに高速でその世界に対する懸念が消失し、親しみと馴染みをもって普段文字を読み慣れない僕の心に染みてきた。
※が、基本読むのは遅いのでまだ読み終えてないどころか三分の一ほども進んでないのだが。

登場するのはその羽川と忍野、そして化物語では「忍」と呼ばれていた「吸血鬼」の「なれの果てじゃなかった頃=キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」。そしてその他数名のヴァンパイアハンターたちだ。あ、もちろん暦くんは終始出ずっぱりだ。

最初うなったのは「ハートアンダーブレード」という名前から「刃」の下に「心」と書いて「忍」というネーミングの流れだ。もちろんこれは最初から、ヘタしたら忍野より前から作者の貯めたプロットの中にあったモノなのかも知れないが、何ともわかりやすく、カッコイイ。

「キスショット」というのもいい。牙に噛まれた傷痕ではあるが、当然そこには唇を重ねているわけで、「キスの弾痕」≒「キスショット」というニュアンスを(僕の勝手な想像だけど)想起させる。濁音を含まない語幹も金髪で線の細い綺麗な女性にはとても似合いだし、忍野やその他のハンターがラストネームの「アンダーブレード」と濁音入りまくりの呼称を使うのに対して、暦くんがより女性的で繊細なファーストネームで対比させるのも上手い。

「アセロラオリオン」に関してはまだその由来を(僕の勝手な想像とは言え)決めかねている。「アセロラ」は実物を食べたことがないけど赤い果実で、「オリオン」はまぁオリオン座だろう。赤色巨星ペデルギウスと青白いリゲルの二つ星は知っているが、知識はそこまで。ウィキペを見たら「冬の第三角」の一翼を担っているようだが、これはひたぎへの伏線というほどのことはないと思う。

個人的には右肩にあるペデルギウスと対となるように左肩にもうひとつ赤い星があれば、オリオン座全体を口と見立て、二つの赤い星を「アセロラ色の犬歯」としてヴァンパイアを想起することもイカスのになぁと思ったが、あいにく左肩の星はそれほど有名じゃないみたい。
※色がわかんなかった。つか夜空を見ればわかりそうなもんだけどそれをしない辺りが引きこもりだよな。

そんなステキな名前のヒロインは齢500歳を超える伝説の吸血鬼で、掛け値なしに高飛車な口調と実力を兼ね備えていたが、ハンター達によってその力の多くを封じられてしまう。あとわずかで絶命するという状況で、四肢をもがれた吸血鬼は暦くんと出会い、彼の無鉄砲で後先考えないご奉仕精神によって一命を取り留める。ちなみにこの代償は「命」だと「勘違い」していてのことだから、暦くんも大概お人好しなのだが、その辺りもまた「男性読者からも好かれる主人公」としてイカスところだ。

 僕が読んだのは概ねここまで。

あらすじと言うには具体的だったかもしれないけど、「非常に面白い」のは事実。僕はノベルというと挿絵がないと心が折れてしまうほどオコチャマなのだが、今回はそういうこともなくガンガンページをめくっていけている。それはたぶん、

 アニメを見て暦くんや忍野、羽川のキャラクターが僕の中でしっかり根付いている

ことが大きいのだろう。シンプルな文字だけで構成されたページから、鮮烈な躍動感と違和感のない声が聞こえてくる。僕はアニメと同じようにクスリと笑うし、アニメと同じように緊張が走る。ノベル慣れしてる人であれば当然こういった音や絵はアニメ化される前から感じてきたのだろうが、素人には「アニメ入り」がむしろ丁度良い。

この先どうなるのかわからないが、気になるのは「忍ちゃん」の存在だ。彼女は「吸血鬼のなれの果て」であり、キスショットの残骸というわけだ。ひたぎにしても神原にしても化物語のヒロインは誰ひとり欠けることなく暦くんとの距離を縮めてきたが、いくら「消え去ったわけではない」とは言え、もとのキスショットの人格を為さない、キスショットとしては「死んでしまった」と思わせる彼女に(たとえそれが人類の仇敵かも知れない吸血鬼であったとしても)何のフォローもないのは正直寂しい。

時系列では当然傷物語の中でそれが為されることはありえず、期待を掛けるとしたら今後ネット配信される3話のつばさキャット、もしくはその先へ続く物語の中で、ということになるのだが、ぜひとも元気なキスねぇさんの姿を再臨させ、ひたぎとのし烈なバトルを実現してもらいたいものだなぁと思ってやまない。つかキスねぇさんもツンデレっぽいんだよな、実を言うと!
※ただそれやっちゃうと今の「ロリキャラ忍」ファンが黙っちゃいねぇかも、という懸念はあるんだよな。二つを両立させる上手い着地点→たとえば日中は忍で夜はキスショットとか。を見いだせれば良いのだけど。

ちなみにふと気になって調べてみたら、ひたぎはツンデレというよりむしろヤンデレと言った方がしっくりくる感じだったな。「心が病んでいる、病的なまでに思う」ニュアンスの方が前に出ている気がするし。ただ「ツン」属性があるのも間違いじゃないから、、、っていうかひたぎのどこに「デレ」があるのかはしばし議論の必要なところかっ。

続けて思い出したことをそのまま文字にしてしまうけど、ひたぎが暦くんに「あげられる全部」を語った際、「かわいい後輩」も入ってたんだよな。「あげちゃってもいいの?」とか思った。っていうか「あげられる全部」じゃなかったっけ?でも神原も神原で暦くんに対して好意を持っているのは明白で、むしろ3Pを希望していても不思議はないのかなぁと、、、なんかこういうことを真剣に考えるのって、

 すごく中二病的。

こういう自分は嫌いじゃないのだがな。

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2009年11月 2日 (月)

化物語~その3~

※本日二つ目。

ほぼ続けてアップされているけど、実は「その2」は10月31日の夜書かれたもので、11月1日の夜は大阪に出張中なのだ。で、この「その3」はホテルで残りの数話を見て、そして書いたものなのだ。なのでこの「その3」は、

 ネタバレがあるので本編を見終わってない人は読まないように。いやマジで。

・・・で、感想。

「やられた。」

12話まで見終わったあと「よかったな~」と思いトイレに行き、お菓子を食べ、トロピカルKISSを少しプレイし、その後もう一度最終話のいいところから見直してみて気付いた。

 「君の知らない物語」の真実。

「真実」とはちとオーバーな表現だが、あの歌詞がこの最終話にリンクするには、ちょっとしたワザが使われていたのだが、元になった曲を聴き過ぎていた僕はそのトリックに全然気付けなかった。

 アニメのエンディングは(最終話に限らず)歌詞の1番と2番を掛け合わせている。

最終話星空を見ながら流れる歌詞をかみしめると、その詩が片思いの歌ではなく、やはりひたぎの歌であったことがわかる。もともとそういう意図で作詞されたものなのか、もしくは「ひとつの曲として」成立させるために片思いのエッセンスを加えてフルの形になったものなのかはわからないが、

 なんとも綺麗なマッチングではないか。
※「まいっちんぐ」ではない。注意。

「あげられる全部」がいい。片手で足りるほど少なくて、その精一杯の気持ちが乱暴な言葉遣いの裏側に満ちあふれてるのがいい。歌の詩に違和感がないのもいい。ひたぎのセリフはほんのちょっとのさじ加減でこちらに与える印象をガラリと変えてしまう。聞く方も凄く真剣だし、作り手もそれがわかるこのラストシーン。

 まさに入魂の演技だったと思う。

感動したり涙を流したりはしなかったでも、マクロスの時に感じた「慌ただしさ」「詰め込みすぎな感じ」は全くせず、これが妖怪やモンスターを扱った「化物語」というタイトルであることも忘れさせ、ただただ戦場ヶ原ひたぎという女の子の告白の重みを際だたせるために、その為だけにこの物語が紡がれたのだなぁと感じさせるシーンだった。

 なるほどこれで終わるのもいい。

僕はノベルを読んでないが、一応上下巻の終わりまでを全12話で描いたと聞いている。これならとても納得できる終わりだと思うのだ。

蛇足を承知で書いてしまうが、「ゲスな男にされたこと」の中には「体に触れる=手に触れる」というのもあったのではないかと思うが、車から降りる際ひたぎは暦くんの手を取る。それはとどのつまり「暦くんの体」を求めている行為を深層心理で抱いていて、もし例えばキスのあと抱きしめられたとしたら、彼女はそこに最高の幸せを感じたのではないかと思うのだがどうか。最終的な行為に臨めずとも彼女も彼のぬくもりが欲しかったのではないか。学校の先生が「変わった」とする彼女は既に襲われたときとは変わっているのではないか。でもそれはあくまで深層のことで表層ではやはり怖さが先に立ってしまう。失ってしまうことが何よりも怖く、不安。そんなことを思うと、

 あのあとやっちゃった方に一票

と僕的には思う次第です。

「体だけが目当てだったと言っても肩を抱いたり、頭をなでたりもしなかったわね」



あと今日気付いたことだけど、暦くんのヘアスタイル&アホ毛はゲゲゲの鬼太郎へのリスペクトだったんだな。探せば他にもそういうネタが見つかるかも知れないな。

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化物語~その2~

主題歌「君の知らない物語」が良すぎて泣きそう。既に化物語との関連性は希薄となり、この歌だけでイメージの翼は夜空へ舞い上がる。最初見えにくかった歌詞の意味が、ひとつ一つ輪郭を浮き彫りにするように現れてきて、曲解を恐れずに恋心を伝えきれない彼女の想いをかみしめると、思わず胸が熱くなってる自分に気付く。「君の知らない物語」★★★★★。化物語は★★★★☆くらい。一つの作品でこんだけ☆が付いたのはグレンラガン以来か。

化物語の作りはとても今風で、OPをその回のヒロインのイメージソングになっていたり、このエンディングの歌詞がメインヒロインのもう一つの内側
※本編は作家である西尾維新が書いてるひたぎ像で、この詩は作詞作曲を手がけたRYOさんからのひたぎ像。
が見える。二つはやっぱり別物でその違いと相似を見つけるのがとても楽しい。

こういった作りも、昔はスポンサーがいかにアニメというコンテンツから関連商品を売るのか、という仕組みだったのが、今はかなりお金の流れが変化してその作品だけで、ノベル、アニメ、CD、ブルーレイ(DVD)、マンガ、ゲーム、劇場版と幾重にもお金を生むチャンスを構築できていることが大きい。作品のクオリティは愛のあるアニメーターが底上げし、お金の掛かる人気声優を使わなくても分母が増えた声優人口がある程度のクオリティを確保させる。何もアイドルに物語と何も関係ないようなテキトーな歌を歌わせなくても、しっかり売上と人気を得ることが出来ればその方が作り手としても消費者としても健康で幸せだ。今週の週アス見たらAMAZONDVDトップセラーランキング(10/14付け)の10位までに化物語のブルーレイが6本全て入っていた。1枚が7500~8500円くらいと決して安くないのに。

作品は商品であり、儲からなければ今のご時世やっていけない。トヨタだろうと自店だろうと合併を繰り返すゲーム会社だろうとその状況は厳しさを増すばかり。「商品である前に作品であって欲しい」などというのはエゴに塗り固められた引きこもりの戯言に過ぎないのだ。

だからこそ、パンチラであり全裸であり下着姿であり「願い事をひとつ叶えてあげる」であり美少女であり童貞でありツンデレでありロリでありメガネっ子でありアホ毛であり絶対領域であり包帯であり吸血鬼であり化け物であり廃墟であり二人の妹でありRYOさんの曲提供でありネット配信でありDVDよりブルーレイの方が売り上げが高かったりするのだ。

 化物語は非常に洗練された商品だ。

あだち充やラブプラスやタカヒロ作品となんら変わらない、言い換えるなら「流行りもの」と言ってもいい。トレンディドラマや携帯小説のように陽の当たる場所にいる連中からは見えないが、陽の射さぬ家の中では着実にそして多数の消費者を生み、心をつかむ。

少なくともシャナやファフナー、もっと言えばハルヒの時には受け入れられなかった僕のような立ち位置ですら、とらドラからけいおん、化物語への流れの中で心を奪われている。単純に嗜好が変化した可能性も否定できないが、作品の「媚び方」がより巧みになってきたことも否定できないだろう。

このまま男性の欲望を極限まで具現化した先に何があるのかはわからないが、その埋蔵量はかなりのものなはずだ。なぜなら僕が小学生の頃から掘り続けていてなおまだニヤリとさせる言葉や場面があるのだから。

余談だけどひたぎが言う「メンヘル処女」という単語に凄く強い疑問符が沸いた。「メンヘル?」。すぐさまネットで調べるとそれは「メンタルヘルス=精神病」のようなニュアンスがあるらしい。「心が病んでしまった彼女」。確かに彼女を顕すのに適切な表現だと思うが、

 なんで「メンタルヘルス」が「精神病」
※ウィキペには「症状、患者」とあるが、まぁ大差ないだろう。

そのものを指すのかがわからない。「精神的な健康度」を表す尺度がそのまま「病んでいる対象」と同義となるのか。これじゃあ「MP=マジックポイント」と「MP切れ」が同義になったり、「NHKのどじまん」が「音痴」になったりしちゃわないかと思うのだけど、、、。

まぁ閑話休題。

個人的にひたぎのキャラが超ツボなので、もっとこっちを掘って欲しいと思う一方で物語の基本スタイルが「怪異(妖怪とか)&美少女」であるため、一段落したエピソードにいつまでも固執するのはある種の動脈硬化を引き起こしかねないかなぁとも思うんだよね。いつまでもひたぎを出し続けていいのかな、とか。
まぁ全部見たワケじゃないので何とも言えないんだけどさ。

二次創作、出来たらエロじゃないヤツがもっとアクティブに育成されないかなぁと思ったり。ああそうか!それがアンソロジーってヤツなのか!でも自分の中の「アンソロジー」というカテゴリーはいい想い出がないんだよな。たまたまなのかも知れないけど。

コンシューマ向けのギャルゲー(ボイス付アドベンチャー)仕様にしてひたぎと暦のエピソードをてんこ盛りにしてくれるだけでも全然構わないというか、そういうのってニーズないんですかね?西尾さんご本人が脚本書いて、、、ってそんなことしてるヒマがあるなら本編をもっと書いて貰うことを望む声のが多いのかしら。

まぁ自分みたいな人種がジャストミート層であるなら、その望みは他の多くの人の望みでもあるわけで、逆に考えれば既にそうしたプロジェクトが動いている、と考える方が自然かも知れない。

13話の配信が11月2日に延期になっちゃったけど、当日のアクセス数は想像も出来ないな。僕なんかはまだ8話だっけ?なんとかモンキーの話を見終えた状態なのだけど、
※友人Tの話では次の2話にはほとんどひたぎが出ず、12話はほぼ全編ひたぎ染めな内容らしいと聞いているので、正直次を見るテンションが上がらないというのもある。
12話の内容次第ではめちゃめちゃ悶々としそうだよな。あ、配信ってフルHDなのかね。アマレココとかでキャプチャ出来てしまうんだろうか。でもぶっちゃけキャプられたって構わないんだろうとも思うんだよね。

 だってそれでもAMAZONの1位は「まよいマイマイ」だったんだもの。

先日の「有料ユーザー比率」の話じゃないけど、こうした優良なコンテンツってのは凄くお金を使わせるのが上手いと思うわけですよ。アニメがよければ原作も読みたくなるし、曲が良く、キャラに愛着があればCDだって買う。化物語はヒロインに合わせてOPの歌を歌わせ、エンディングは分母の大きな楽曲提供。やり方次第でシングルもアルバムも全部買うって人は少なくないでしょ?たぶん。

昔はかなりいた「レンタル出来るけどアルバムを持っていたいから買う」って価値観は、一時楽曲の乱造&容易で劣化のないコピーによって死滅したかにも見えたんだけど、
※死滅はオーバーでもコピーコントロールCDが出来たのはそういう背景もあるでしょ?
作品が素晴らしくて「 愛 」がある場合、その限りじゃないんだよね。一時期の「ときメモプロダクツ」のように「愛をむさぼり食う」ような商品展開をしてはダメだけど、しっかりと満足して貰えるコンテンツを、「作り手側も愛を持って送り出せば」十分長期的にお金を生む作品に成り得ると思う。いやホントに今さらと思われるだろうけど、化物語は凄い作品だと思いましたよ。グレンラガンやマクロスFみたいにメカがあるわけでもなく、けいおんみたいにキャラの見た目の萌え度が振り切れてるわけでもない。まさにノベル出の「テキストで形作られたヒロイン」だからね。ある意味新しい。

しかし再三書いてるけど、あるところにはあるもんだね。今年もあと2ヶ月になったけど、結構いろんなコンテンツが僕を楽しませてくれたなぁって思う。ドラクエ、サマーウォーズ、けいおん、ヱヴァ、マジ恋、化物語、、、。今後もどん欲にサーチして行きたい所存です。つかワガママなジジイなのでアグレッシブにいかないと全てスルーになっちゃうんだよな。

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2009年10月31日 (土)

君の知らない物語

化物語のEDテーマです。スゲェいいです。この5年で一番イイと言っても過言じゃないくらいいいです。音楽の趣味ってのは個人差が激しくあるので、全員にお勧め出来るワケじゃ決してありませんが、化物語の1~5話まで見終わった後に歌詞を見ながら(もしくは歌詞を認識しながら)聴くとその良さが当社比1500%くらいまで上がります。
一応貼り付け↓

・ニコニコ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7812706
・youtube
http://www.youtube.com/watch?v=8OzDQrKiDhw
・Goo歌詞
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND81234/index.html

あくまで作詞は歌ってるsupersellのryoさんという方ですから、本編との関連性は薄いんですが、「価値観のシンクロを踏まえた二次創作」として見ると、メチャメチャ惚れてしまうほど良くできた歌詞であり歌だと思います。

作品中では消費者である二次オタの「妄想の権化」と言ってもいいほど良くできたツンデレ像ひたぎですが、この詩の中の彼女はもっと人間味があるというか、僕なんかはそこに商品としての上手さより、高校時代、中学時代にマジメに女の子の恋愛相談とかをしていた頃を思い出しちゃって、なんか凄く切なさが伝わってきてしまったのです。

片想いの女の子の気持ちを歌にしたものはたくさんあるんですが、当たり前のことながらその全部がフックするわけはないわけです。あくまでその人の過去の経験と価値観があってそれで染みる土台があれば染みてくるし、はじき返しちゃうケースだって多い。もしかしたら僕の中で「女の子の片想いはこうでなくちゃ」という野郎側のエゴがこの歌を評価してるトリガーになっている可能性は捨てきれないのだけど、

 劇中のひたぎをイメージしながら歌詞を噛みしめると、あのツンの裏側が透き通って見えるような感じがする。

のは気のせいじゃないと思うんだよな。女の子ってきっとそういう「報われない自分」を凄く強く想定するって思うから。言葉尻だけ取れば「本当に強気」な女の子に見える劇中のひたぎだって、一皮むけばきっと、いや絶対に告白する瞬間はドキドキしていたハズなんだ。

 「君」はなんで私をたすけてくれたの?私だから?

って気持ちが凄く大きくなったかと思えば、

 いつも羽川さんと親しく話しているからきっと彼女のことが好きなんだろうな

って思う自分も見つけてしまう。好きだからこそ凄く彼を見てしまう。そしていろんなことを考えてしまう。考えて考えて考えまくって「君」のことばかり考えて胸が痛くなる。
劇中で告白する直前のひたぎはとてもドライだけど、拒否されることも絶対想定していたハズだし、その時の自分が相手に何を言えばいいのかも何度も何度もシミュレーションして冷静を装う努力もしてたと思う。

歌の中では結局その負のシミュレーションに打ち勝つことが出来ず、告白も出来ないまま時を超えてしまうんだけど、劇中では結局報われてしまい、悲恋で終わるこの歌とはシンクロしない。その分ひたぎとこの歌の主人公との距離が伸びてしまうのがちょっと残念ではありつつも、ハッピーエンドが好きな自分としては嬉しくもある。歌の中の「君」は暦くんであって暦くんでない。

だからもしかしたら僕がこの歌を好きなのは、化物語の主題歌としてではなく、一つの「片想いの歌」としてなのかも知れない。入口はひたぎではあったけど、詩の内容から広がる世界は、(無粋な言い方をすれば)「より一般向けに落とし込まれた」ものかも知れない。

 でもそれが凄く好きなことに変わりない。

歌詞の中で、

強がる私は臆病で
興味がないようなふりをしてた
だけど
胸を刺す痛みは増してく
ああそうか 好きになるって
こういう事なんだね

ってフレーズがあるんだけど、ここなんてホント最高です。だってこれ、

 初恋

なんだもの。ひたぎの暦くんへの想いは初恋だったのか!?って思うと、あの3話での「やりまくりよ」といういきがった彼女のセリフがなんとかわいく思えることか!もし物語と歌の彼女が全く別の人であることが明白であったとしても、その二つを掛け合わせることで得られる「勝手な解釈」に魅力があるなら、それはそれで僕は大いにアリだと思うわけです。

結局この歌が劇中のひたぎとは無関係であったとしても、物語があったからこそこの歌がより僕の中にしみこんできたのは事実。1+1が2よりも大きくなる感じ。

しかし今3話を見直しながら書いてるんだけど、これだけだとホントこの歌詞との乖離が激しいんだよな(^^;。ま、それがわかっているからこそ今回のタイトルが「化物語その2」ではなく「君の知らない物語」なんだけどさ。

補足。

今調べたらryoさんはメルトやワールドイズマインを作った人だったんですな(たぶん男性)。ビックリ。っていうか男性なのにスゲェ女性的な感性を持ってるってことと、ヒットチューンを作れる(僕の感性にフィットする曲や詞を作れる)ところに。
なんかファンになってしまいそうです(^^。

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2009年10月28日 (水)

化物語

091028bakemono01 友人Tに「なんか面白れーネタはねぇのかよ~」と問うても返事は立て板に水。「だったら最近何やってんの?」と変化球。すると、、、

 「本を読んだりとか・・・」

本ぞなもしかして?それはマンガではなく本なのか。ホント?いや別にスベっても大丈夫。人生山もあれば滑り台もある。よく滑る滑り台だなぁコレは。

 何を?

 化物語。

ん?化物語と言えば僕の記憶の奥底から、

 それってアニメじゃなかったっけ?(当然原作はあっただろうけど)。

 オレもアニメから入ったんだけど。

なるほど。アニメから入ってノベルか。わからないでもない。でも友人Tと僕の嗜好の近似性を鑑みるに、そのノベルは随分と僕にとってもハードルが低そうな気がする。

 あれってどんな話なの?

 うーむ。

化物語を知るものが同様の質問を投げかけられるケースは少なくあるまい。だって「化け物」の「物語」だけ取れば、それはホラーかSFかという視点になってしかるべきだからだ。だが僕の知る限り友人Tの嗜好の範疇にホラーやSFの占める割合は少ない。

 ホラーなの?

 ホラーじゃない。

 じゃあサスペンス?

 サスペンスじゃない。

 だったら学園モノ?

 学園モノじゃない。

つかYESかNOかの質疑応答でその物語の外殻を出力するというのは何ともハードなステップに思われたのだが続ける。

 まさかラブコメ?

 ラブコメ・・・じゃないかなぁ・・・

 ! 

 ラブコメなのかよっ!

「じゃない」と言っているだろう。というのは無粋なツッコミだ。その作品の外殻を全く認識していない人間にしてみれば、そのエッセンスの一つが全てを物語ることもありえない話ではない。

 途端に興味が沸いてきた。

僕の中での化物語は、どう考えても最近の「うさんくさい最新アニメ臭」がする妖怪やモンスターを絡めた、例えて言うなら、「うしおととら」や「ゴーストスイーパー美神」のようなイメージであった。前者はともかく後者は実を言うと読んだことがないのにそういうイメージとは、、、片腹痛いが続ける。ちなみに本日の筆致が妙に息苦しい感じがするとすればそれはすなわち直前に化物語を見ていたからに他ならない。藤子不二雄よろしく心に染み入る映像をかいま見た直後というのはすべからくその影響を受ける。ヤクザになったりガンマンになったり、アララギコヨミになったりする。つか片仮名にすると女神転生に出てくる仲魔のようだ。ある意味この物語にフィットしていると言えなくもないが。

どうやら妖怪は出てくるらしい。だがホラーやサスペンスのような怖さはない。むしろラブコメだという。

 ならば見ようじゃないか!

とテンション上げて子供達と見始めた・・・。

 直後によもやのパンチラショット!

僕らが子供の頃親、もしくは大人とエッチな場面を前にした居心地の悪さをよもや自らが轍を踏むように自分の子供達と追体験してしまうとは何という運命のいたずら。

その上シーンを追うごとにその演出は恐ろしくおぞましく、「これって、怖いヤツ?」と娘から直球を投げかけられる。

余談だが、僕は子供達、特に娘に対してコンテンツを提案する際、その打率に対して一方ならぬ気合を入れる。長男に対しては嗜好のクロスを実感出来る上に彼本来の精神的成長が「個」の振れ幅を理解しうる年齢に達しているが、娘の場合はさにあらず。ダメなものはダメと言われてしまう。

僕は子供の頃から友人知人へ様々な提案をしてきた。それは時にアニメの主題歌であり、時に映画であり、時にゲームであり、時にエロビデオであったわけだが、相手の嗜好を把握する、相手の内側を理解した上で提案することに、少なくともアベレージよりは長けていると自認してきた。だからこそ相手がたとえ年端もいかぬ実の娘といえども否定されるのは本意ではない。

事実、この数年僕が彼女の嗜好を踏まえて提案したコンテンツの多くはホームランとは行かないまでも手堅くヒットを重ねてきた。マクロスF、初恋限定。、先日のメルカノもそうだ。空振りしたのは「つよきす」くらいで、「8割打者」と言ってもあながち言い過ぎではない。

 だからこそこの導入部のホラーテイストには僕自身が焦りを感じた。

「ラブコメだって言ったじゃん・・・」と「本当は言ってないのに」心の中で友人Tに悪態をついた。完全なえん罪である。すまん友人T。

物語はあれよあれよという間に1話終了となった。「え?もう?」体感的にはまだ途中のCM程度かと思ったので結構な衝撃であった。どう見ても続きの様相なので続けて2話目も見始める。

 するってぇと今度はかなりハードなエロテイスト爆発。

どんだけ子供と見るのに不向きな作品なんだよとまたも友人Tに悪態をつくが、これまたえん罪である。少なくとも友人Tに「子供と見るのに最適でハッピーライトな作品はないかい?」と笑顔で質問した上での答えでないばかりか、ぶっちゃけ本人からオススメすらされていないじゃないか!

 しかし物語は急変していく。ぶっちゃけどんどん「ラブコメ化」していくじゃないか!!!!

結果的に子供達と、

 「ラブコメだったね!」

という意見で同意の嵐を見た!なんて嗜好の似通ったファミリーか!ナイス友人T。

 ということで化物語、みなさんにもオススメです。

っていうかよく考えたら既にテレビ放送は終わっており、むしろ明日の夜からネットでの続編配信も決まっているようで、

 何を今さらクリス、、、オマエは「イマサラキング」か!?

とまたも女神転生に出てくる仲魔のようなあだ名を自らに付けつつ終了したい。つか、

 ツンデレは最高だな!

友人Tに感謝である。つか3話で告られてなんかイイ感じ。ホれたぜひたぎ。つか「ひたぎ」って名前だったんだな。

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2009年10月20日 (火)

大島永遠

091020towa 先日ファミ通で連載してるマンガが、正確に言うとマンガの絵が好きだって話を書いたけど、その作者が大島永遠。「永遠」と書いて「とわ」と読む。古くは「女子高生ガールズハイ」を描いていて、最近ではサンデーGXに「メルカノ」、ヤングガンガンに「同棲レシピ」というのを描いているらしい、、、ということで思わず1巻ずつ買ってきてみた。
期待としては楠桂のような「ちょいエロラブコメ男も女もかっこよくかわいい」をイメージしていたのだが、、、

 概ね間違いない。

ただやはり画力は楠桂に劣るし、ギャグのキレというか、吹っ切れ方に甘さがあるというか・・・。

大島永遠はWIKIで見るとあの「一撃伝」「バツ&テリー」の大島やすいちの長女らしく、大島やすいちは奥さんもそして大島永遠の妹も漫画家という「そんなの聞いたことねぇ」ってくらいの漫画家ファミリー。なんつかスゲェ。何がスゲェって、

 娘が親父と同じ名字でペンネームを持つという状況がスゲェ。

普通いくら親を尊敬しててもそれとこれとは別って考えそうだし、いい意味でも悪い意味でも同姓ってのは視線にフィルターが掛かる。それを押して同姓でペンネームとは、、、なんかそういう家族って羨ましい感じ。
※ちなみに妹の方は別姓のペンネーム。むしろコレが普通。

それぞれの感想はと言うと・・・

●メルカノ。

メールでのやりとりしかしない彼女のことらしいが、当然彼女いない歴2億年の僕にはなんのことやらさっぱり。っていうかどんな感じなのかイメージが付けにくいってのが本音だったのだけど、まぁ読んでみて普通に面白い。そもそも帯に、

 ツンデレ、メガネ、女子高生、、、

という謳い文句。ウソじゃないんだけどあまりに狙いすぎな感はある。正直言ってツンデレフリーク(なんじゃそりゃ)の僕からしたらこれは正式なツンデレではないし、メガネっ子というほど常時装備してるわけでもない。女子高生はウソじゃないけど、主役がクラスメートとなると、「普通の高校生」という気もする。これが「女子高生」だったら「タッチ」も「ラフ」もあだち充作品はみな女子高生ってことになってしまう。まぁそれでも構わないのではあるが。

とりあえず1話は読み切りだったらしく、2話以降と直接的な繋がりはない
※1巻の終盤で合流するけど。
のだが、かなりつかみはOK。決して青年向けというわけではなく、むしろサンデーっぽい(サンデーGXに連載してるんだから当然と言えば当然なんだけど)柔らかなラブコメ。娘の趣味にもかなりフィットするだろうと思ったらやっぱり食いつきもよかった。

ただどうしても女性作家らしい「ネガティブ溜め」が入るので、
※恋愛に障害がつきものみたいな、、、
手放しで面白いというわけでもないかな。評価的には★★☆くらい。でもやっぱ絵は好き。つか絵に関しては結構いい意味で普通に評価されてもいいと思うな。

●同棲レシピ

大学生の主人公の部屋へ高校生の彼女が同棲に来る話。ただし主人公はかなりピュアで、彼女もまたしかり。お互いかなり愛し合ってるがハードルは女の子の親がヤクザで「毛深い」。

ややエロ度が上がっているが、別にヤラシイカットがあるわけでもなく、普通にかわいい女の子や男の子がジャマしてくる展開。ふと脳裏をよぎったのは「みゆき」の、

 「モテる兄妹だこと」

というセリフ。
※ディティールが違ったらスマヌ。

正直1冊全部読んでないんだよね~(^^;。僕にはよくあることなんだけど、なんかこう、メルカノより劣るというか、やっぱり「ネガティブ溜め」が強いというか・・・。なんか素直に仲良くしてちゃダメなんだろうな~と思う一方でそういう安心感を強く求めてるってのは僕がジジイだからか?だからある意味、

 ガチでモテまくりなエロゲーの、エロシーン以外が好き

なのかも。真性中二病だからマジなエロさは刺激が強すぎるというか、欲しくて欲しくてしょうがないもどかしさの延長がなんだかんだ言って大好きというか。

 でも絵は好き。

評価は★☆くらいかな~。

両方とも2巻を買うかどうかは思案中。今日メルカノだけでも買っちゃおうかと一瞬思ったけど、冷静になるとそれほどでもないのかなぁとも思ったり。もう少し読み返してみてから決める感じ。つーか、

 オススメも否定もしないマンガの批評というか感想って読まされてどうなの?

って感じですな(^^;。許されたし。

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