アニメ・コミック

2018年7月 5日 (木)

マンガやアニメの話をつれづれに

●ハイスコアガール最新刊、アニメが13日から

凄くビックリしたことがひとつ。最新刊9巻を読み始めて、一瞬「ん?8巻ってどんな終わり方だっけ?」と。まぁ過去にも繋がりが不鮮明だった時はあるので、これもそういうケースかな、とも思ったのだけど、せっかくだからと既刊を読み返して行った。2巻とか3巻とか、「最高かよ!」ってくらい面白かったのだけど、

 まさか!

 ビックリ!!

 8巻、、、全部読んでない!!※途中までしか

どうやら「せっかくのハイスコアガールだから」という理由で、半分くらい読んだ時点で、もったいなくて読むのを止めていたらしい。いや、単純に「内容を忘れてるだけ」の可能性もゼロではないのだけど、

 それにしてもこの新鮮さはなんだ!?

ってくらい8巻後半の記憶がない。スゲェなオレ。「楽しみにしてる」意味がわからない。面白過ぎると逆にもったいなくてチビチビ飲むというか、

 それにしても「飲むのを止める」ってどうだろう。

 まぁ普通に(今回はきちんと9巻の)最後まで楽しめましたけども。

10巻最終巻か~って感じ。どこをどうして着地するのか見当も付かないけど、ハッピーエンドにして欲しいというか、全員を幸せに出来ないなら、きっちりとした終わりじゃなく、曖昧なままでもいいけどな~。

 まぁ大野さんと結婚したり、小春と結婚したりでも全然構わないけどね。

結局ラブコメが好きなだけで、ゲームマンガが好きな訳じゃないんだなぁって。

ちなみに9巻の内容に関しても、おもむろに大野さんの「脳内セリフ」をイメージしてみようと思ったのだけど、

 なかなか。

てか大抵の場面、ハルオと一緒に居る大抵の場面では、「す、、、き、、、※通常」もしくは「好き!※軽く笑顔の時」「スキィィィーーー!※ぶん殴るとき」。ほとんどそれで片付くな、と。大野さんのキャラ的に、心の中では饒舌ってことはないだろうな、と。それより、

 「ハルオの左手が一体どこにあったのか問題」

こっちのが気になると言えば気になる。ネタバレなので深くは触れないが、、、

 凄く気になるっ!

つか大野パパと大野ママもハルオに会えばいいのにな。あ!ま、ま、まさか!

 最後の最後で大野が「叫ぶ」のか!? 「わたし、ハルオくんが好きなの!!」

・・・そりゃないか。てかモエミ先生イイ感じにステキだったな。ちょっとファンになっちゃいそうだったわ。ハルオママが「東京ラブストーリー」のセリフもじってたのはちょっと引いたけどな。でもやっぱハイスコアガールは超面白いな。僕の娘も無事読んでるんだろうか。

●クローズ読み終わった

終盤スゲェつまんなかった。もうさっさと終わるなら終わってくれ、って感じ。あとやっぱり春道の「強さ」が不鮮明。ただただご都合主義で「あいつこそ最強だ・・・」とか言わせてるだけで、その割に被弾しすぎ、ダメージ受けすぎ。あと負けすぎ。

ギャグマンガとしてはかなりイイ感じだったし、バトルマンガとしても「良かったところ」も明らかにあるのだけど、強いなら強いでちゃんとしろって言うか、

 ヘルクの方が全然面白かったし、強さに安心感があった。

あとちょっぴりラブ要素というか、ヒロインが魅力的だったりもしたし。てか、なんだかんだ言って、

 春道の見た目が好きになれなかった&キャラの区別が付かなかった

のが大きいかな。江口洋介のが好き。アキラ、マル、桜井、ハラサーのが好きだわ。

ギャグ4、バトル3、つじつま1、作画の好み2って感じだったな(5段階評価だと)。つまり10段階評価だと★☆。終盤で盛り下がっちゃったな。

スゲェ内々の話だけど、こういう長めのマンガ読むと、プライベートがガッツリ消費されちゃって、かつそこまで書くことがないとネタ不足が加速しちゃうんだよな。「ネタ効率が悪い」というか。それなりに面白かったから損したわけじゃないんだけど、、、。前半は5点くらいあったかなぁ。

●斉木楠雄のψ難終了

来週続きがあるのかないのかよくわからない終わりだったけど、とりあえず照橋さんをお姫様抱っこするシーンがあったので、僕的にはOKです。

 てかギャグのキレ、相当なモンだった。

あと、

 照橋さん、スゲェ良かった。

トータル評価は気が早いかもだけど、★★★かな。イイ時は+1あるけど、微妙な時は0点のときもあったからな。つかエンディングも結構好きだったな~。ほぼ毎回聴いてた。あー終わって欲しくなかったな~。

●バキ

アニメの1話が、そのまま単行本1巻の内容で、絵のクオリティとかそのまんま。つまりかなりの出来で、このまま1stシーズンでどこまで行くのかわからないけど、これだけのクオリティのアニメ化なら、逆にマンガも楽しめるだろうと、続きを読み始めたところ、、、

 自分の趣味が変わったことに気付いた。

つまり、

 以前は受け入れられなかったであろう絵柄が、結構平気になってることを感じた。

一言で言えばグロ過ぎるのだけど、なんか深く考えなくなったというか、どこが顔でどこが足でとか、面倒になってパラパラと読み進めちゃった。

まだ全部読み終わってないけど、クローズと違ってヒロイン、あまつさえキスシーンもあるしラブラブだったりするし、「ヒドイヤツだなぁ」って連中がいっぱい出て来るのだけど、「マンガだしな」と開き直ってしまえばそれも割と平気。

ただ、

 そうは言っても自分は「修羅の門」のが全然好きかな。

チャンピオンらしいとは思うけど。クリス評価(てか好み)は9巻までで★☆ってところかな。やっぱグロ過ぎると思うわ。

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2018年7月 2日 (月)

マンガやらアニメやらの話をつれづれに

連休があったのだけど、いろいろあったようななかったような。まぁ適当に。

●クローズ

中学のときの友達が久々に家に来て、マンガをいくつか貸してくれた中のひとつ。週刊少年チャンピオン、髙橋ヒロシの不良マンガ。てか何が驚かされたかって、

 話と話の間にある作者のコメントがとんがりすぎ。

一言で言うと「結構特定の有名人に向けて悪口も書いてる」。別に不良マンガを描いてる人が不良だと言うつもりもないし、書いちゃダメとも思わないけど、連載開始当初は1990年。今から30年近く前は、「こういうこと」が緩く看過されていた時代だったのかなぁってシミジミ思った。あと、そこまで字が綺麗じゃないけど直筆っぽくて、「なんか潔くていいな」とも。まぁ途中で飽きちゃったけど>作者コメント。

マンガは、正直以前から存在自体は知っていたけど、ずっとスルーしていたもの。理由は、

 絵が嫌いだったから。あとそもそも不良マンガはそんなに好きじゃないから。

でも友人=nori君曰く、「ドラゴンボールのようなバトルマンガだから!」と。「何回繰り返し読んだかわからないくらい読んでる」と。

で、感想。
※まだ全部読み終えてない18巻くらいまで

 ギャグのセンスは◎

 話も、まぁ○

ただ、やっぱり絵は微妙。というか、

 キャラが多すぎて、描き分けが(僕にとっては)甘くて、誰が誰やらって感じ。

どんどんインフレさせていく過程で、キャラを増やさざるを得ないのはわかるのだけど、ポンというキャラと主人公が「金髪リーゼント」みたいな感じで、

 なぜこの二人を並べる!?

しょっちゅう迷宮入りする。僕の脳内が。

もちろん中には立ってるキャラも何人か居るのだけど、

 むしろ少数。てかぶっちゃけリンダマン以外は全て不安定。

ブルはそこそこ立ってるかとおもいきや、シーンによっては妙にスリムな顔立ちになってたりして、

 あなたどなた?

まぁ細かいことは気にせずに読み進めてしまうのだけど、結果、その曖昧さが「どうでもいい」という負の感想に流れてしまったりして、

 ちょっともったいないかな、と。

てか、主人公の春道が「出なさすぎる」し、「強いのか強くないのかよくわからない」。キャラを認識せずに適当に読んでるから、具体的な序列というか、「スカウターの数値」で把握してないのだけど、

 尾藤兄をワンパンで倒せるって、何かおかしくない?

彼はたぶんまだ「精神と時の部屋」を使ってないはずだが!?

そのくせガンガンパンチ食らってダウンしたりもするし、正直なんだかなぁって感じ。ただ、作者自らが大好きと言ってるだけあって、ギャグのセンスは吉田聡や小林まことに通じるものがあり、「なかなか」。てか、途中でまさかの「ヘアスタイルチェンジ」してきたときは戦慄が走ったけどね。

 まだ覚えてないのに変えるのか!!

みたいな。まぁ15巻くらい読んでて覚えてない方も覚えてない方だろうけど。

あと、女子が極めて少ない。全く描けないんじゃないかと思うレベルで、ついにマコの彼女の写真が出てきた時は、ちょっと感無量だった<言い過ぎ。

つまんないか面白いかで言えば面白い。クリス評価は★★☆か、もう一つ付けるかなぁぐらい。ぶっちゃけ湘南爆走族の「重めの話」が好きな人にはかなりイケそうだけど、自分的にはもう一歩「精度」が足りない感じかな。ケンカしたあとサクサク仲良しになっていくのも、嫌いじゃないけどさすがに繰り返し過ぎって気もするし。誰が誰かわからないからスルーしてるけど、キッチリチェックしてたら絶対そんな簡単に和解出来ないとことかありまくりだと思うから。

●バキ

これもマンガ持ってきて貰ったけど、こっちはまだ全然読んでない。「グラップラー刃牙」の続編で、つい最近ネットフリックスで1話がリリースされたばかり。

 シリーズを一切見てなかったが、その1話を見たら、なかなか面白かった。

以前はこの原作、板垣恵介の絵がやはり好きになれず、
※これもチャンピオン系
食わず嫌いをしていたが、アニメではむしろその描画の気迫がプラスに作用して、「2話が楽しみ」になった。

もっともマンガを借りちゃったので、そっちを先に読んでしまいそうだけどさ。

●重神機パンドール

12話で終わるかと思いきや、13話が加わって途端に見る気が失せてしまった。全体的に突飛な設定なので、結末を知らないままに走り続けられるほどの愛着を抱けず、「一区切りするまでは見れない」なと思ったわ。

●じんべい

あだち充原作、1冊限りの短編で、久々に読んだ。

 うーむ面白い。が、、、

じんべいは、「みゆき」のように血の繋がらない家族の物語なのだが、関係が「兄と妹」ではなく「父と娘」になっている。あだち充自身が歳を取って、「恋人の理想像」が変わったのかなぁとも思ったけど、わずか6話ほどのエピソードは、それぞれに完成度が高く、読後の後味もとてもいい。

 あだち充の短編は、ホントいつも「結」が上手い。

とても面白い(クリス評価は今の目で見ても★★★☆くらい)ので、もし彼の作品が好きなら、ぜひ読んで欲しいと思うし、だからこそネタバレもしてないけど、

 最後、あのあとどうなるのかを考えると、途端に目の前が真っ暗になる。

この「真っ暗」はバッドエンド的な意味合いではなく、「見えなくなる」という意味。何て言うか、ハッピーエンドなんだけど、その先の具体的な映像が思い浮かばないというか、

 ラストシーンの一週間後、一ヶ月後、一年、5年、10年後が想像出来ない。

「妄想したい」と思っても、どうもしっくりしない。うーむ。

大好きな作品であることに疑いの余地はないのだけど、自分からさらに一歩物語の中へ進もうとしたら、途端に足元がグラッとする、そんな感じだったな。発売当時は全然そんなこと考えなかったんだけど、「ちょっと欲が出た」のが不味かったのかも。

●ハイスコアガール

最新刊がリリースされたが、実はまだ買ってない。理由は、

 忘れちゃうから。

仕事が終わって本屋に行くということを忘れちゃうから。さすがに人気作だろうから売り切れるということはないだろうけど、、、かれこれ4日ほど忘れてる。うーむ。

ただ、逆に既刊を読み返したいという気持ちになり、軽く数冊読んで見たところ、

 やっぱり面白い。そして、際だって面白いと感じたのは、やはり序盤、つまり中学生時代

小春がハルオに傾いていく感じが素晴らしく素晴らしい。ラブコメはこうでなくてはならないと強く強く感じる。てか、本作はまごうことなきラブコメだと言うことを、改めて実感痛感する。

 押切蓮介のマンガは、他にも数作読んだが、正直他は全て1冊読み切る前に飽きてしまった。理由はそれらがラブコメじゃなかったから。

僕がゲームを大好きなのは自他共に認めまくるところだが、ことマンガにおいては、「ゲームマンガ」より「ラブコメマンガ」の方が好きなのだなぁとシミジミ思った。

大野さんも嫌いではないのだが、やはり感情が見えないというか、

 彼女のセリフを妄想であてがおうとしたら、あまりの難度の高さにギブアップ!

このシーン、心の中で何を思ってるのか、が全然わからない。いや、感情は表情で理解できるし、「好意的か拒否的か」もわかるのだが、それがセリフにならない。二人でホテルに泊まり、寝顔を見つめる大野さん。

 ・・・何考えてるんだよ!

「す、、、き、、、、」とかか!?

まぁ明日こそは新刊を買わなければな。

●異世界はスマートフォンとともに

タイミング次第で、同じバナーでも見る気になったりならなかったり。今日はこれを見る気になって、2話ほど視聴した次第。いつものネットフリックス。適合性95%。

 うーむ。まぁ、、、うーむ。

神様の不手際で死んでしまった男子高校生くらいの主人公が、神様が「他の世界に転生させたげる」と。「悪いが元の世界へは無理なので」と。「ただ特別にひとつだけ願いを聞いてあげる」と言い、主人公は、

 スマホが使えるようにして

と。元の世界の情報は、一方通行でなら拾える。電源は魔力でチャージする。地図とかは新しい世界のソレを表示出来るようにするし、、、

 それ以外にも簡単には死なないようにスーパーマンにしてくれる
※いろんな魔法も使えちゃいますよ、と

まぁ要はご都合主義の塊みたいな話。そこでカワイイ女の子達と一緒に冒険というか旅をしますよ、と。でも主人公は善人なので力を悪い方向では使わないし、文字はわからないけど言葉はわかる、まぁこれもご都合主義。

それで面白いかどうか、楽しめるかどうかだけど、、、

 うーむ。まぁ、、、うーむ、、、

とりあえず1話の評価は★。2話の評価も★。つまり0点ではないし、4点とかでもない。反吐が出るほどつまらないわけではないが、面白さもほぼほぼない。3話を見ようか迷うレベル。文字通り掛け値無しの暇つぶしって感じだな~。

●辻堂さんのラノベ

これはマンガでもアニメでもないのだが、、、とりあえずエロマンガ先生のラノベを買おうかなぁと思って、ネットをフラフラしていたら、「ゲーマーズ!」の試し読みがあったので、軽く覗いてみたわけ。

 1ページ読めなかった、、、

何というか、保たなかったというか?で、もしかしたらエロマンガ先生もそうかもな~と。せめて古本屋で少し試し読み出来たらいいのに、と。
※エロマンガ先生の試し読みは見つけられなかった

でもなんか、ラノベが読みたい。何か無いか。安くて僕でも楽しめる可能性が高いものは、、、

 そう言えば昔つよきすにハマってた頃読んだスピンオフは面白かったな。

 作者のさかき傘は、まさに辻堂さんのメインライターに昇格?してたし。

ということで「さかき傘」で検索してみたところ、

 辻堂さんのラノベは1冊だけ。

他にもあれば全部買ってしまおうというくらいの勢いだったが、残念ながら1冊だけ。でも送料込み256円だったので注文した。まだ届いてないが楽しみ。ぶっちゃけエロシーンもあるみたいだけど、それはあんまどうでもいい。

 まぁ一冊読めば溜飲も下がるでしょう。

●KUNOICHI2018

前回見損ねてしまった
※ネットで見つけた動画はかなりの低画質だった
ので、今回無事テレビ欄に見つけて、予約が入れられたのがとても嬉しい。実際にやってからテレビに出るまで、1~2ヶ月掛かるのかな。放送予定がわかった時点で連絡してもらう方法とか無いもんかなぁってちょっと思った。

一応「KUNOICHI」でキーワードを登録して、録画するようにしたつもりだったので、放置していても録れていたかも知れないけど、

 録れなかったかも知れないからな。

イマイチテレビのやることは信用してないんだよな。

ともかく、放送が楽しみ。SASUKEほどじゃないけど、50番の子
※SASUKEと違ってKUNOICHIは人数が半分
にはオーラがあるからな。

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マンガも久々に読むと楽しい。たぶんプラモとかレゴとかも久々に作ると絶対楽しいだろうなって思うけど、「老眼」というハードルがなかなかに手強いのも事実なんだよな~。

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2018年6月24日 (日)

ピクサーの話

 昔はかなり「スゲェ会社」というイメージがあったけど、最近さほどでもない。というかドリームワークスのCGアニメの方が好きだと確信してたりもするのだけど、改めてリストを見てみたら、

 むしろ嫌いだということに気付いた。

何となく順を追って見る。

・トイストーリー

 マイナスの溜めの塊。見終わったあと泣いた気もするが、そんなことよりイライラした記憶の方が遙かに大きい。ロッテントマトが「2」と共に100%なことにビックリする。個人的には0点の記憶しかない。今見ると印象は変わってるのだろうか。

・バグズライフ

 良くも悪くもほぼ記憶にない。見たような気はする。

・トイストーリー2

 マイナスの溜めにさらに磨きが掛かり、僕の中の記憶では、

 「3」は絶対見ない

そう誓った気がする。当然のように僕の評価は0点以下だが、これもロッテントマトで100%だったんだよな。まだ「ピクサー」をピクサーとして認識してない頃。

・モンスターズインク

ピクサーをピクサーと認識し、印象が180度変わった作品。嫌なヤツが居ず、女の子がかわいく、全体的にみんな善人で、とても居心地が良かった。予告の段階からかなり面白そうだと思っていたけど、結果全く裏切られなかったな~。

・ファインディングニモ

なんでディズニー、ピクサーはこうまで嫌なキャラを出すのか不思議でしょうがない。ロッテン99%も意味がわからない。見ていて「スゲェイライラ」した。あの人間の子供なんてサイコ以外の何者でもないし、ドリーの記憶力の悪さもイライラしかしない。ちなみにピクサーで最も売上が高かったのは「ファインディングドリー」なのだけど、

 これほど見に行こうとか、借りてこようという気にならなかった作品もない。

てか、売上で言えばモンスターズインクの続編のユニバーシティも結構上の方だったけど、ぶっちゃけ理解出来なかったというか、まぁ前作が良かった分二作目に対する期待が高かったってことなのかも知れないけど。

ニモも嫌いだったな~。商売柄グッズを売ったりもするけど、「これは絶対長続きしない」と思って、かなり早い段階で手を引いて正解だった記憶があるわ。

・Mr.インクレディブル

結局好きなのはピクサーではなく、その監督なんだということを実感した作品。本作の監督ブラッド・バードが好きなのであって、ピクサーが好きなわけじゃないと。てか前も書いたけど、インクレディブルの最大のポイントは、奥さんが旦那が浮気したと思って乗り込んできた時、死んだと思ってた奥さんに問答無用でハグしてくる旦那の純真無垢なところだと思う。僕は「嫌なヤツ」が嫌いなだけで、「悪いヤツ」は嫌いじゃない。本作の悪役はまさに「悪いが嫌なヤツじゃなく」、ストレスを溜める場面がとにかく少なかった気がする。

余談だけど、僕のブログで一番最初にレビューしたのがこの作品だったんだよね。

・カーズ

これもマイナスの溜めがウザい。日本の成功文法を「努力友情勝利」とするなら、そこには「負け裏切り立ち直り」はない。アメリカ映画はとにかく「負け裏切り立ち直り」が不可欠かのごとくちりばめられていて、それが絶対的に好きになれないんだよ。

 そんなの無くても楽しいものは作れるから。塩を入れなくてもスイカは普通に美味しいから。

一回負けてどん底まで落ちてから復活するのが面白いってのは、単なる思い込み。それが好きな人も居ていいと思うけど、

 オレは大っ嫌いだね。

・レミーのおいしいレストラン

主人公が途中で少し調子に乗るので、そこはガチで嫌い。でもクライマックスが素晴らしく好きすぎて、「繰り返し再生したシーンランキング」では、トップ10に入る勢いで好き。さすがブラッドバード、アイアンジャイアントの「ラスト良ければ全て良し」を本作でも貫いている。てか、前半1時間は残りの人生で見ることはないだろうな。見るなら彼女がバイクで帰宅するところから。それで十分だ。

・ウォーリー

スゲェ好き。嫌なヤツが居ない。ピュアなヤツばかり。最高。善人最高。ノーストレスノーバッド。イヴも好きだし、船長も好き。ゴキブリを何より愛らしく描いた作品だと思うし、エンディングロールも好き。てか、

 隙がない。

これがニモの監督とは思えない。ただ、実写の「ジョンカーター」の監督と言うのは、(今知ったけど)わからなくもない。ジョンカーターも悪いヤツは居るけど嫌なヤツは居ない作品だったからな。

・・・

僕の知るピクサーはここまで。ここから先の、「カールじいさんの空飛ぶ家」は、興味がなかったわけじゃないのだけど、

 年寄りメインの映画は実写でもアニメでもどうも好きになれない

大抵の場合「死と隣り合わせ」だから。

トイストーリー3は当然見ないし、カーズ2は最初の5分で寝てしまった(DVD借りたのに)。メリダとおそろしの森は、大島優子の評判がイマイチ悪くて見そびれてしまって、パートさんに「一作目と同じくらい面白かった」と聞いて期待して見た「ユニバーシティ」の酷さに、

 もうピクサーはダメだ、、、と烙印を押した。

そのあとの、インサイドヘッド、アーロと少年、ファインディングドリー、カーズクロスロード、リメンバーミーまで全て興味ゼロ。完全シカト。

 しかし、、、

 8月1日公開予定の、「インクレディブルファミリー」は、期待せざるを得ない。

 なぜなら、

 ブラッド・バード監督だから!

普通に楽しみ。映画館にも行くつもり。てか、バード監督の作品だと、「トゥモローランド」だか言うのが見てないのだけど、正直「見た方が良いのかなぁ」と揺れている。

 ジョージ・クルーニーが嫌いだから見てないのだけど。

つかジョージ・クルーニーって何か、鼻につく顔してない?終始ドヤ顔というか、謙虚さが一切感じられないというか。ジャン・レノと同じくらい嫌いだわ。まぁ作品によって凄く良い役をやったりするのかもだけど。

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ディズニーって、ディズニーランドもキャラクターグッズも凄く人気があるIPだと思うけど、ぶっちゃけキャラクターとして魅力があるのと、映画として面白いことは、全くイコールじゃないんだよな。ウォーリーのキャラクターグッズなんて、ほとんど無かったし、売れたって話も聞かないし。

 でもウォーリーがピクサーでは一番好き。ワンシーンだけなら、レミーの「イーゴが万年筆落とすシーン」が一番好き。

インクレディブルファミリーも楽しければいいな~。てかバード監督もっと撮ればいいのに。ミッションインポッシブルゴーストプロトコルも、MIシリーズで一番好きだしな~。

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2018年6月12日 (火)

はたらく魔王さまほか

●はたらく魔王さま

ネットフリックスには相当数のアニメがある。DTVの場合は、アニメと区分けされていた分ほぼ無かったが、ネトフリは統合されている分より目に付く。中にはドラゴンボールやスラムダンクのような王道ジャンプ系作品もあるが、その多くは、

 萌え

「多くは」は言い過ぎか。ただ結構目に付くのは事実。

 嫌いではない。

が、正直明確に「当たり」だと(個人の嗜好とは言え)断定出来る作品もそれほど多くない。今までだとエロマンガ先生くらいだ。

何だろうね、ホント自分の好みがはっきりとあるからなのか、エロマンガ先生の9話だったかな、

 20回くらい見てる。

ウットリしてしまう。もちろん僕の年齢で主人公に感情移入したり、置き換えて考えたりはしない。ただただ、その言葉、その描写、その熱量にグッと来る。ある意味オリンピックでギリギリ勝利する時の緊張感に共感することにも似ていると僕は思う。

 溢れた感情が流れ込んでくるのが好きなのだ。

「モーレツオトナ帝国」で東京タワーだっけ?駆け上っていくしんちゃんや、ヱヴァ破で綾波に手をさしのべるシンジ、ルカワにハイタッチする花道、天を貫くラオウ、、、

違うのは、それがラブコメの方がお手軽だって話。僕が知らないだけで、他にも絶対あると想うんだけどな~。

「はたらく魔王さま」は、異界で争っていた天使&人間vs魔王軍の、英雄エミリア(♀)と、魔王サタン(♂)が、現代の日本にゲートをくぐって来てしまう。この世界では魔力を得る方法が極めて乏しく、日々暮らしていくだけでも大変。サタンは、マクドでバイトを始め、エミリアもまたドコモでOLをして暮らしていたが、ひょんなところで2人は出会い、一悶着。

 てか、魔王がそもそも全然悪いヤツじゃない。

なんだかよくわからないけど、人間界に来た彼は、その時点で既に結構普通のいい人になっていて、異世界で大量虐殺したのも「部下のルシフェル」、みたいな?まるで元から魔王自身はそんなに悪いヤツじゃなかったんじゃないの?みたいな。

テイストとしては、どことなく「セイントお兄さん」の雰囲気もあり、バイト先の後輩に純度100%で好かれる魔王(「まおうさだお」と名乗っている)はラブコメエッセンスもある。

魔王は人間達の恐怖や怒りなど負の感情によって魔力を蓄えることが出来るが、特に意図してそれを狙うこともなく、あまつさえ異世界からの刺客が人間界を破壊し、恐怖をまき散らして魔力を回復しても、

 その魔力で建物やらなんやらを復興したりする。

なんだか大切なことを忘れたまま物語が進んでる感が凄くするのだが、

 これはそう言う話

だと割り切ってしまえば、そこまでツライこともない。てか、「甲鉄城のカバネリ」と交互に見ていたので、こっちで癒し、あっちで緊張って感じだったりもしたんだよね。

主題歌は普通。キャラデザインはありきたりだけど悪くない。設定の面白さ一点突破という気もするけど、人気はそこそこあったらしく、普通なら2ndシーズンが始まってもおかしくないクオリティではあった。が、残念ながらその可能性は潰えているらしく、話は「そんな毎日が続いていく」的な終わりで、結構残念。まぁ、

 魔王は居るけど日常系

それを期待して見るなら、そこまで裏切られたりはしないだろうな。

クリス評価は★☆。魔王がニブチンで、後輩の女の子に愛の告白をされても「のれんに腕押し」なのがとても物足りない。エミリアも親とかを魔王の軍勢に殺されたから、絶対許せない、許せないと言いつつ、煮え切らない感じがもどかしく。

 2ndシーズンでグッと距離感が近づいてくれたら、、、

って思える雰囲気だっただけに、もったいないやら悔しいやら。まぁノベルは続いてるみたいだから読めばいいのかもだけど。てか、

 いっそのことギャルゲー、エロゲーに置き換えて、「普通にラブラブ路線」にシフトしてくれてもよかったんだけど、

そんな感じだったな~。

●ボクらを作ったオモチャたち

海外版プロジェクトXのおもちゃ版みたいな番組。45分で今のところシーズン2まで、計8話が配信されている。1stシーズンは、スターウォーズ、ヒーマン、GIジョー、バービー。2ndは、スタートレック、レゴ、キティ、トランスフォーマー。

僕はスターウォーズがそこまで大好きというわけではないが、メイキングとかこういったサイドストーリーみたいなのは結構嫌いじゃないので、とりあえずそれだけ見てみた。

 なんか、国が変わればこうも変わるんだな、と。

一言で言うと、とても慌ただしい。やってることは、スターウォーズが最初に公開される時、おもちゃの専属契約を結んだ「ケナー」という会社の話が中心で、契約がどうだったとか、メチャメチャ売れたとかそう言うサクセスストーリーを面白おかしく構成しているわけだけど、

 1カットが異常に短かったりする。

常日頃テンポの善し悪しに関してしょっちゅう文句を言っている僕なので、テンポが悪くない展開自体は嫌いじゃないはずなのだけど、

 ほんの0.5秒くらいの隙に、一瞬だけ当時のカットやら、グッズやらを映すのはどうなんだろうか。

日本ではサブリミナル広告は禁止されてたと思うけど、なんかそんな感じで、パラパラと回っていく。

 あと、特に感動とかはない。

何つか、構成が雑。エネルギーはあるのに、それを全て物量に注いじゃったというか、「そこはもう少し深く教えて欲しいんだけど?」というところもバッサリと行ってしまう。世界一のスターウォーズコレクター、ギネスにも載ってて、

 番組当時40万点という膨大な数のSWグッズ。

個人的にはもっといろんな変なのがいっぱいあっただろうに、見せてくれたのは、

 非常に貴重です、と紹介された「ロケットボバフェット」というフィギュア。
※他はパチモンのフィギュアとか

 これだけあれば、もっと凄いプロップモデルとか、バカデカイマット画とかもありそうなもんなのに。

ちなみにロケットボバフェットは、13年くらい前に1体2万ドルだったかな。まぁ凄いんでしょうけど、

 これって、つまりはエラーコインみたいなもんだもんな。

「珍しい=価値がある」のはわかるけど、だから「=興味深い」とは限らない。

ケナー社のフィギュアや、オリジナル展開していった流れ、エピソード4~6が終わって、独占契約が途切れた直後に新作を発表したみたいな話も面白いとは思うけど、
※初期のケナーの取り分は、「全体の95%」もあったそうな。なぜなら他のどの大手おもちゃメーカーも、「こんなジャンルが売れるとは全く思わず」、ジョージの話に耳を傾けなかったから。

 言ってもそんなにかっこいいフィギュアってわけでもないわけで。

結局は「子供だましで大金をせしめたオモチャメーカーの話」でしかなく、そこに誠実さや、「オトナも満足出来るようなクオリティ」はない。日本のメーカーであるファインモールドのX-WINGの方が、あっちのどのプラモよりも精緻で、正確だという点でも、「アメリカのズルさ」がよくわかるのだ。全く別のオモチャのガワだけ塗装したりとか、スターウォーズには一切出てこないキャラを勝手に付け加えたりとか。

 海賊版じゃなく、オフィシャルのメーカーがやってたって言われても、、、

スタートレックの回のCMでも、「70年代の子供はこれで十分だった」って、つまりは子供をナメてるってことだもんな。そりゃアタリショックも来るだろうよ、って感じ。

全体通して見ると、そこまで面白い番組ではなく、クリス評価は☆くらい。見所は、「マホガニーなどの堅い木材を使って作られたミレニアムファルコンの文字通りモックアップ」くらいかな~。

なんつか、プロジェクトXが全て素晴らしいとは言わないけど、こういうの見ると、「アメリカ人ってなんでこんな偉そうなんだ?」って思う。
※まぁ以前見たビル・ゲイツは全然そんな感じはしなかったけど。「器が違う」感じで。
深いソファーにふんぞり返って座ってたりとか。

 物作りのプロって、絶対そんなじゃないと思う。ただ、運良く版権を手に入れて、波に乗って粗製濫造しててもあぶく銭で会社をでかくすることが出来た連中。

 そう言う人の話だったな。

●レゴバットマン

最後まで見てない。というか3分の1くらいまでしか見てない。

 いたたまれなくなって止めてしまう。それを3回くらい繰り返してやっと3分の1。

レゴは以前からストップモーションを使った「レゴのアニメーション」で、CMを作っていたが、最近のはCGをフル活用して、

 ホントにレゴっぽい、でも実際は作ってない

長編作品も数々リリースしている。このバットマンもそのひとつなのだが、

 予告はウィットが効いててかなり面白そうだった。

でも、実際はなんつんだろ、

 わかりづらい?

何が何だかよくわからなくなってしまうと言うか、加えて、

 話が暗い。

相変わらずの「バットマンは不要!」みたいな、そんなの面倒なんですけど。もっと気持ちよくバカやって派手な絵を見せてくれればそれでよかったんですけど。

予告は面白そうだったけど、本編はかなり微妙。中には実際に発売されてたら欲しいかも、って作品も
※敵のモンスターとか、バットマンの乗る獣型ロボットとか
あったけど、まぁ1週間もしたら忘れちゃうだろうな。

あまりにも見てないので評価は控えます。オススメは全くしません。

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2018年6月 2日 (土)

甲鉄城のカバネリ

ネトフリのアニメ。相変わらず「1stシーズン」ってなってるけど、12話には「最終話」ってなってるから終わったと思う。

前知識は一切なく、原作があるのかどうかもわからない。スタジオも監督も知らないし、面白いかどうかもわからない。ただなんとなく再生開始したら、、、

 顔の作画がかなりハイレベル。

というか、「え?コレ久々に美樹本晴彦?」って思ったのだけど、どうやらそうではないらしい。でもタッチの方向としてはそんな感じ。

世界観は「戦国スチームパンク」。着物もあれば汽車(列車)も走る。銃もあれば刀も有り、ゾンビも居る。そんな感じ。てか、

 いろんな売れ線要素の集合体って感じで、

商品としてかなり手堅いというか、「狙いすぎ」という気がしないでもない。

あらすじとしては、

 どこから来たのかわからないカバネと呼ばれるゾンビが人を襲う世界。噛まれたらたちまちカバネになってしまうこの世界は、「駅」と呼ばれる壁に囲まれた地と、その間を移動する「城」と呼ばれる列車だけが、人間の生きていける場所だった。

みたいな。

ぶっちゃけ1から99までが既視感を伴うパクリで固められてる感じで、それを「戦後風」というカラーで強引にオリジナリティを出した感じ。

主人公生駒は、機械技師だが子供の頃妹をカバネに殺され、その時の自分を強く悔やんでいて、機械の力でカバネを倒そう、カバネに噛まれても踏みとどまれるように研究をする最中、まんまと噛まれてしまう。しかしギリギリのところで踏みとどまり、「人でもカバネでもない"カバネリ"」という存在になる。

支配階級である武士の中には、人の力でカバネリとなり、人間ならざる力と技で、カバネたちを次から次へ葬り去るカバネリも居た。娘の名は「無名(むめい)」。幼い頃将軍の嫡男に拾われ、

 なんだか良くわからないけど、将軍の待つところに行かなきゃならないんだとか。

ともかく、さっきも書いたけどどこを見ても「どっかで見たことがある」ようなニオイが終始つきまとう。列車は、クリス・エヴァンス主演の「スノーピアサー」みたいだし、無名がウイルスで人知を越えた力を手に入れ、ゾンビ達を倒す様はまんま「バイオハザード」のミラだ。彼らを乗せた「甲鉄城」のデザインこそ既視感が沸かなかったものの、城主が黒髪ロン毛のお姫様だとか、側近に純心従順な剣の達人が居たりとか、

 ここまで徹底してるとむしろ潔い。

僕はその方面の知識がないけど、あの「壁に囲まれた駅」は、どう見ても「進撃の巨人」みたいだし、そもそも巨人みたいな敵も出てくる。

銃と剣を使った殺陣も、雑とは言わないがオリジナリティを感じるほどではないし、要所要所で中ボスクラスの相手が出てきはするものの、そこまで苦戦したりもしない。全体的にテンポ重視、メインキャストの作画重視の展開。

当然のように嫌なヤツも出てきて反吐が出るが、割とサクッと死んでくれたのでホッとした。まぁ順当に罠に掛かっては切り抜けるの繰り返しで、途中ほんわかした平和なシーンがありぃの、それを実現するためにがんばろーみたいなやりとりがありぃの、終盤いきなりモチベが下がる主人公と、奮起してがんばるクライマックスありぃの、、、

 世界観に不慣れな序盤の面白さは★★☆くらいあったけど、終盤はもう息切れというか、「飽きてる」自分が居た。

 最終的には★くらい。

見る人はあんま居ないと思うので、ネタバレも書いてしまうが、、、あ、その前に、もうひとつ良かったところがあった。

 EGOISTが歌う主題歌がかなりかっこいい。

●甲鉄城のカバネリOP『KABANERI OF THE IRON FORTRESS/EGOIST』
https://www.youtube.com/watch?v=8B8RAOc2wNE

歌詞はほとんど何言ってるかわからないレベルなんだけど、高揚感のあるメロディが心地よく、普通だとサクッと「イントロスキップ」してしまうのが、つい聴きたくなってしまうレベル。てか、OPアニメの出来もとても良く、

 やるなぁと。

そんなこんなで最終話、なんとなく見てたら、この歌、

 作詞作曲がRYOさんだった!

スゲェなRYOさん。全然雰囲気違うのに、同じように名曲だと感じる作品を紡ぐことが出来るって、まさに天才。娘にも教えたいくらいだわ。

 歌入れて評価は★☆くらいかな。

以下ネタバレへ。

 ※見るつもりの人はここから読まないほうがいいよ~

最終話、デカキャラの核となった無名に手をさしのべる生駒は、

 シンクロ率120%のエヴァ。

甲鉄城で両手を開く仲間達は、

 めぐりあい宇宙で救命艇から手を開くミライさんやセイラさん

最後加速して脱出する甲鉄城のあと、崩れていく線路は、、、

 銀河鉄道999かよ!?

バケモノになってしまった無名と生駒を戻すために必要な「白い薬」も、「一つしかない」と言いつつ途中でもう一個出てきて「ああ二人とも助かるのね」感出まくりで、

 まんまとハッピーエンド。

これは嫌いじゃないけど。てか、がんばれば続編も作れるのかもだけど、全体的に暗かった印象は拭いきれないかな~。綺麗にまとめたとは思うし、好きな人は絶対居ると思うけど、自分の好みで言えばもっと肩の力が抜けた主人公の方がいい。僕の中では、

 コブラの「マジメになっちゃダメなんだ、その方が上手くいく」

ってさじ加減が一番好きなんだよな。

てかEGOIST、前からなんとなく知っててなんとなく嫌いじゃなかったけど、スゲェいいかもな~。ちょっと何言ってるかわからないけど。

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2018年6月 1日 (金)

頭文字D

なぜか最近ブーム再燃。マンガ読んだりアニメ見たりしてる。つっても新しいシリーズじゃなく、昔のヤツ。

歳を重ねてきたからか、読んでて感じることが昔とは違うかな、とも思う。何つか前もそうだったのかも知れないけど、

 イツキに胸を打たれる。

もはや彼が僕の中で主役なんじゃないか、ってほど。池谷とイツキ、ケンジの3人が居てこそのイニDだったんだな、と。後半プロジェクトDの遠征が佳境になると、彼らの影はどんどん薄くなり、同時に面白さも目減りした気がする。つまり、

 彼ら3人、特にイツキが居てこそのイニDだったんだな、と。

拓海は言わずと知れた天才ドライバーだが、学校では特に勉強が出来るわけでもなく、文字通り「ボケた拓海」でしかない。まぁ顔がイイ分女子人気は高かったが、それを感じさせるエピソードは色づけ程度で、特に彼自身が「モテ夫」として振る舞っている場面はない。

だからこそ、イツキが拓海の「親友」と恥ずかしげもなく叫ぶことを違和感なく受け入れられる。

 二人はホントに親友なんだろうな、と。

後半それが全く見えなくなっていくのがとてももどかしく、かつ読み返したときのイツキと拓海の掛け合いに、グッと来る。

 「おまえだから言うけど」

というセリフを何度か拓海はイツキに言ってると思うのだけど、

 「おまえだから」

って凄く重い言葉だと思う。「他の誰にも言えないことを言える友達」。って、

 何て素晴らしいんだろうと思う。

それは(劇中では一切触れなかったし必要もなかったのかも知れないけど)、

 車の運転が上手いことと同じくらい価値があると思うんだよ。マブダチが居るってことは。

だからアニメのイツキが「くーーッ凄すぎるぅ!」ってセリフがホント好き。

イニDのアニメシリーズには「バトルステージ」というバトルだけをつなぎ合わせた作品もあるのだけど、

 ぶっちゃけ超物足りない。

イツキも池谷も、啓介のコメントもないただバトルだけ。最後勝敗が決してすぐ次のステージ、、、

 一番美味しいところはソコじゃねぇだろ。

ドラゴンボールだってガラスの仮面だってはじめの一歩だってキャプテンだって、主人公がかっこいいのは、「勝つところ」じゃない。

 勝つのが間違いないとわかるところ。

「おれたちが勝てるわけはなかったはずだ」というジースのセリフであり、「北島マヤ、、恐ろしい子」が最高なのだ。

 てかイニDの大半はそう言うシーンだからこそ、あのマンガは最高に面白いんだがな。

もうお約束とフラグの繰り返し。ベタベタの展開で読者の期待を一切裏切らない。期待通り過ぎてつまらないと言う人も居るかも知れないけど、僕は、

 王道、ワンパターンが大好きなのだ。

ゲームでもそう。音楽でもそう。「ワンパターンをバカにするヤツは、結局面白いゲームを遊べない」と思う。売れない音楽に価値がないとは言わないけど、やっぱり売れる曲はどこかしら過去の経験で接触があったメロディの面影があるというか、

 黄金比、黄金律ってのはあるから。

・・・

話は戻るけど、祐一もかなり好き。昔はこんなほとんど遊んでるだけのアルバイトで、セルフじゃないガソリンスタンドがやっていけるのかとも思った頃があったけど、そこは「ファンタジー」として受け入れられるようになったし、何より彼の「好きな物」が「車好きの若者」ってのを見て、
※ちょっと違うかも。でも概ねそんな感じ

 なんだか凄く納得しちゃったんだよな。

だからこそ彼のバックボーン、若いとき車の運転が下手で、でも友達、、、親友にベラボーに運転の上手い文太が居て、メカニックの政志が居て、、、

 イツキと拓海、池谷の未来を見る気がする。

そこに凄くグッと来るんだよ。

あと、割と名前で呼ぶ間柄が多いのもいい。エンペラーの須藤京一。圏外のドライバーで、なかよしな同窓生ってわけでもないのに、高橋涼介は彼のことを「京一」と呼ぶ。その距離感がとても好き。嫌なヤツとして出てきたナイトキッズの慎二も名前で呼ぶ。

 マンガだからと思いながら、居心地の良さを感じる。「イイ感じのライバル感」がその名前呼びに見え隠れするというか。

・・・

ヒロインがかわいいところも好き。

僕は、原作者のしげの秀一先生のデビュー当初から氏のマンガを読んでたと思うのだけど、一番最初の入り口もまさに、

 女の子が飛び抜けてかわいかったから。

これはもう完全に好みの部分だと思うけど、単純に当時氏のようなタッチで女の子を描くマンガ家は居なかったし、何ツンだろ、

 伊藤つかさみたいな雰囲気があったんだよな。

純粋というか透明というか。

まぁそう言う意味では茂木なつきの方向は全然違うと言えば違うのだけど、その後彼女になった子とか、池谷とニアミスした真子ちゃん、啓介大好きの恭子ちゃん、みんな基本はウブなんだよね。

 まぁファンタジーなんだけども!

 だがそれがイイ!

時々4頭身になるとこも嫌いじゃないというか、しげの先生は案外4コママンガとかも書けるんじゃないかなぁって思ったりもするくらい。

・・・

昔はパープルシャドウの「ゴッドアーム&ゴッドフット」のところが一番好きだって思ってたけど、今は割と前半ならどこも好きかも知れない。池谷が真子ちゃんに会って「30分立ちつくした」とか、ニヤッとしてしまう。祐一が和美ちゃんのために飛び出していったイツキに「それ以上に大事なことなんてないんだろうな」みたいなセリフ
※うろ覚えで失敬
もいいなと思う。

 やっぱ「人と人の繋がり」以上にドラマティックなことなんて、無いのかも知れないな~って、イニDを見たり読んだりしながら再発見した今日この頃だ。

頭文字D、今でも★★★★くらい面白い。凄い作品だ。てか新しいアニメシリーズはイツキの魅力がなさ過ぎるというか、

 監督がわかってなさ過ぎるから、マイナス1500点くらいだ。

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2018年5月21日 (月)

B The Begining

毎度おなじみのネトフリ動画なのだけど、今回はいつもと違う見方をしてみた。というか完全にたまたまだったのだけど、やってみて「そう言うのもいいかもな」と思った次第。
 起動した直後にそのまま決定ボタン連打

DTVとかだと、直前に見ていた作品の続きをそのまま再生したりするのだけど、ネトフリは違う。一番上にあるプッシュされている動画が問答無用で始まる。タイトルもジャンルも、それがアニメか実写か、邦画か洋画かもわからない状態で始まる。

もちろんある程度は僕の好みに則した物がそこにセットされてはいるので、最低限大嫌いという可能性は薄い。が、言っても機械が勝手にやっていることである。ジャストミートの可能性も、そう高くはない。

 まぁジャストミートではなかったが、、、

 ボチボチは楽しめた。

クリス評価で言えば★☆ってところ。一切情報がない、、、まさに最初しばらくはホントにアニメか実写かもわからないレベルの情報の無さたるや、ある意味潔しというレベルだったのだけど、それでも3点の価値を見いだせたというのは、まぁホントに悪くなかったという話。

ネットフリックスオリジナル作品で、「1stシーズン」という相変わらず途中で尻切れなのか、これで決着が付くのかわからない表記。つか、完結なら完結と書いてくれた方がずっとスッキリ気持ちよく見始めることが出来ると思うのだが、、、

ちなみに話は12話くらいでおしまい。気持ちよくキリの良いところで終わってくれるので、それを気にして見るのを躊躇う必要はない。ただ、

 強いて言えば、続けられなくもない終わり
※ささやかに伏線撒いての終わり

 ではあったけど。

まぁ気にするほどのことはないかな。

主人公は、名うての天才刑事、、、だったが、7年ほど現場を離れていて、唐突に復帰。雰囲気は無精髭に長身。年齢はやや上だが、ある意味ガリレオの湯川先生的な側面があり、ミスを犯さないタイプ。

ヒロインは若い同僚の刑事で、つまりは悪いヤツが残酷な殺され方をしてる事件の捜査から話は始まる。つか平行してその殺してる側、現場に「B」のイニシャルを残して行くことから、「キラーB」と呼ばれる殺し屋も描かれ、翼が生えたり手が剣になったりという、SFチックな描写も差しこまれる。

世界は「王立の都市、、からちょっと離れた町」って感じで、文明的には、車もバイクもある世界。

てか、ぶっちゃけいろんな作品のエッセンスを適当に混ぜ混ぜして、体裁整えてみました、と言う感じで、とにかく雰囲気でゴリ押しはしてるものの、

 いろんなことがスゲェわかりづらい。

このわかりづらさはもしかして、、IG?と思ったらまんまとビンゴ。監督は知らない人だったけど、プロダクションIG節というか、

 煙に巻く感じ?が凄い。

で、見ていて感じたいろんなエッセンスというのは、先に挙げた「ガリレオっぽさ」だけでなく、

・シャーロックのような知的さもあり

・ドラゴンタトゥーの女みたいなサスペンスタッチでもあり
※場面的にも雪のシーンが多く、意図的かと思える類似性を感じた。真偽はわからないけど

・どことなしか大きな組織が絡んでる雰囲気は東のエデンみたいでもあり

・子供達の施設とかって設定は、007慰めの報酬っぽかった
 ※Mが死んじゃうのってソレだよな?

ともかく、終始何かしらの既視感に囚われながら話が進んでいく。

作画のレベルはIGらしいそれなりのレベルで、女性の作画も、際だって悪くない。まぁ特筆するほど魅力的でもないけど。

正直僕は、物語の結末を予測する能力がそれほど高くない。特に推理小説を読み慣れてる人とかとサスペンスドラマなんぞ見たりすると、

 隣人には当然のように犯人を把握されつつ、僕一人チンプンカンプンだったりする。

ただ、本作に関しては、、

 「こいつ悪そう・・・」

ってのがそのまま正解してしまい、何ツンだろ、

 逆につまらない

みたいな?たまたま投げた石が当たっただけなのかも知れないけど、それでもやっぱ意図せず当たることが必ずしもプラスに働かないケースもあるわけで。

そんなこんなで、最後まで見終えたので、どうしてもラストで盛り上がることも出来ず、あと要所要所で差しこまれる殺陣のシーンとかも、なんだか取って付けたような気がしてしまって、そこまで高い評価にはならなかったって感じ。

絵が及第点なのと、売れ筋の寄せ集めとは言え、がんばってまとめようという努力は見えるので、決してつまらなくはない。ただ、オススメできるかと言われたら、正直そこまでじゃないかな。

 エロマンガ先生やデビルマンCRYBABYのが全然イイ。

まぁいきなり見た作品としては、十分当たりだったとは思うけどさ。

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2018年5月16日 (水)

聖闘士星矢-レジェンドオブサンクチュアリ-

 こんな話じゃなかったことだけはわかる。

いくら僕の記憶力が悪かったとしても、星矢のデザインとか、こんなんじゃなかったことだけは(なんとなく)わかる。

敬愛するさとうけいいち監督作品で、以前は無かったけど、今日たまたま見つけて即視聴開始。

 うーむ。何というか、、、、うーむ。

まず、監督はさとうけいいちなのだけど、総監督は車田正美だったり、

 ヒロインの声優が素人だったり。

もうそこが嫌で嫌でしょうがなかった。スタッフロール見てもしそれがプロの人だったとしたら、

 えええええーーー!!?ってなるところだったけど、

安心した。やっぱ素人。ももクロの子だった。

キャラクターデザインとか、途中でミュージカルっぽいシーンが入るとこなんかは、妙にディズニーっぽくて、

 つまりは「星矢のファン≒女の子が多い≒当然ディズニーも好きでしょ」という三段論法が見え隠れ。

実際、最初から最後まで、ヒロインのアテナちゃん以外、まともな女子は一人も出て来なくて、

 完全な逆ハーレム状態。

メガネがいて、熱血がいて、クールがいて、ショタがいて、優男に、ワイルドに、マッチョに、知的に、、、

 これでもかと女子ウケするキャラのオンパレード。

 「聖闘士星矢ってこんなだったかぁ!?」

BGMもなんだかとっても残念で、「もっとがんばれたでしょ!」っていうか、

 車田正美の呪縛を離れ、ちゃんと仕事が出来るプロに主役をやらせて、女子ではなく男子、もっと言えばジャンプ連載の頃の男子ファン中心に、BGMも鴉の人にやってもらって、キャラデザインもこんなディズニーライクな仕上げじゃなく、、、

 つまりは欠点というか、僕にとって「逆訴求力」がスゲェ働きまくってしまってる映画だった!

正直何度も途中で見るのを止めようかとも思ったくらい「キツかった」のだけど、それでもがんばって最後まで、、、と見ていたら、

 クライマックスの演出はなかなか!

果たしてコレは聖闘士星矢なのか!?って感じだったけど、ラスボスの巨大感、ヒールはFF12のヴェイン・ソリドールみたいなイイ感じの壊れ方で、倒し方含め、「しっかりとクライマックスしてた」のがよかった。

いいところだけを「監督のおかげ」にするのは筋違いだとは思うけど、それでもそう思わずには居られないパーツ構成だったな。

 とにかくヒロインの声優、あと星矢のキャラにも裏付けがないというか、「なぜアテナを守る気になったのか」が全然描かれてない。

テンポが悪くなるからなんだろうとも思いつつ、やっぱり気持ちが(キャラの雰囲気とも相まって)軽いんだよね。

 まぁ元から車田正美のマンガってそうだったとも思うけど。

でもやっぱちょっと素直に楽しむのは難しい構成だったなぁ。

・・・

声優には今は亡き大杉漣も参加していて、ちょっぴり目頭が熱くなったり。あと最近耳慣れているジェイソン・クラークの声優とか、山ちゃんとか。まぁヒロイン以外は概ね及第点だったけど。

年式はわからないけど、ぶっちゃけガンツOの方が20倍くらいCGが魅力的で、
※書いてなかったけど本作もフルCGアニメ
「過渡期感」というか「ツメが甘い感じ」みたいな印象はあった。公開直後に見ていればまた違ったかも知れない。
※CGは時が経つにつれてどんどん劣化が進んでしまうものだから。

他に良かった点を挙げるとすれば、エンディングロールの冒頭部分。背景に各セイントクロスのアップが表示され、なかなかかっこいい。てか、

 結果それが評価されたかどうかはわからないけど、概ね女子向け、もっと言うと「女子の聖闘士星矢ファン向け」というかなりニッチな作りに感じたな。

さとうけいいち監督は、実写の「黒執事」も撮ってたと思うけど、それもある意味女子向けコンテンツだから、期待は出来ないかも知れないな。

それと、立場上星矢たちはアテナを守る盾って役周りなのだけど、それってある意味「里見八犬伝」と同じなんだよね。だから、基本恋仲になったりは難しい立場。故にちょっぴりイイ感じになっても、そこから先は描かなかったのだけど、

 角川の里見八犬伝は、しっかり薬師丸ひろ子と真田広之を結びつけて終わる。

そこが僕は好きな点でもあるのだけど、本作はいろんなイケメンを出している手前、「誰かひとりを選べない」「誰かの(具体的にはアテナの)ものにはしない」って点で、深くは掘り下げなかった。つまりは女子向けのチューンで、

 ああ自分は蚊帳の外だったんだなぁってシミジミ思ったよ。

クリス評価は★☆かな。クライマックスはなかなかよかったので、そこだけの点数だけど。

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2018年5月 9日 (水)

よつばと!14巻

今回も全く問題なく面白かった!

ゴールデンウィークで娘が帰郷。つかわずか1ヶ月ではあるけど、わずか1ヶ月であるが故に大した変化はない。帰ってきて開口一番、

 「とうちゃん、よつばの14巻買った!?」

むむ、買ってない。買わねば!たまたまCDを借りに行くというので、1000円渡して「じゃあ買ってきて」と。

・・・

ついこないだ通しで見た「甘甘と稲妻」も、男親と小さな娘が織りなす、
※一応料理に特化してるとは言え
日常を切り取った作品だが、見ていて強く感じたのは「リアルな辛さ」。

一方よつばは、そんな辛さを微塵も感じさせない。言ってしまえば「ファンタジー」だ。

ただ、もちろん「だからダメ」と言ってるわけもない。今し方ネットでよつばの「賛否入り交じった感想」をざっと読んだところ、

 なるほどそう言う視点で見る人も居るだろうな、と。

つまり、僕がいくら面白く幸せを感じていても、読み手の価値観や環境、これまでの経験次第で全く別の受け取られ方をする。たしかに、開始当初はあずまんが大王的な、ある意味「少年漫画のテイスト」があったかも知れない。かわいい女の子中心で、萌え要素があった気もしないでもない。

ただ、最新刊を読んで
※つか最新刊に限らずずっとそうなのだけど
自分がどこに惹かれている、何を楽しんでいるかを鑑みたとき、一番強く感じるのはソコ(萌え)ではない。

 自分だったらどう感じただろうという想定を、絶妙に外すリアクション。そしてそれが自分が考え得る最もオーソドックスかつ最上だと思える答えを超えている点。

「そこでその言葉か!」と。

僕は自分の書く文章が大好きで、しょっちゅうブログを読み返したりする。その点をキモいと言われても、まぁしょうがない。自分すら楽しめない創作物の是非に関しても、価値観のズレはあり得る話だし。

ただ、そんな僕にも当然「こういう内容が好き」「こういう筆致を上手いと思う」という嗜好や技術論があるわけで、例えば永田泰大さん(元ファミ通ライター風のように永田さん)の筆致を至高として受け入れていた者として、「正解により近い文章」は存在する。

要は、面白さを感じるツボが、自分の目指すモノを超えていることに、笑みがこぼれる。

これは人によって全然違う可能性もあるし、同意してもらえる可能性もあるのだけど、ぶっちゃけ僕に言わせれば、萌えとか非現実的とかどうでもいい。

 いろんなシチュエーションを用意して、その状況であなたが理想と思えるリアクションを考えなさい

というお題があったとき、よつばのリアクションが自分の想定以上であること。それが全てなのだ。「良い意味での裏切り」。それが僕にとってのよつばの魅力なのだ。そしてそれは当然ファンタジーであり、現実世界の煩わしさや重さ、黒さとは対局にある。

 だから楽しいんだ。

確かに過去のエピソードの中には、多少なり重さを感じたものもあったし、それに対して「ちょっとツライな」とネガティブな感想を抱いたこともあった。でも基本はそんなリアルをガン無視でなんら問題はない。「甘甘と稲妻」とは真逆の居心地良さ、ぬるま湯感を楽しんでいるのだから。

まだ発売されたばかりの14巻のネタバレをするのは非常に愚かなので、既刊12巻のキャンプの回から、、、

このキャンプのエピソードは、個人的にはよつばの全ての話の中でも屈指の面白さだと思うのだけど、
※わかりやすいとも言える

ハンモックに乗る場面でじゃんけんをすることになる。
※163ページ
そこで絵のない手書きコメントが、

 俺、パーだすぜ?

次のコマで、笑顔のよつばのチョキが描かれてる。

ほんの2コマなのだけど、僕は凄く上手いと思う。「俺」というキーワードは、つまり男性を差す。とうちゃんの言葉遣いではないので、ジャンボかやんだ。たぶんそのあと「え?」とコメントしてるのはやんだっぽいから、たぶんこれはジャンボの一言。でも瞬時に状況を理解した大人が、一様にパーを出し、子供はソレを信じてチョキを出して勝つ。

 その子供の素直さと大人の気配りにグッと来る。

絵を入れてやんだに「俺、パー出すぜ!」と言わせていたら、たぶんそこで出すのはグーであり、よつばたちは負ける。もちろんそう言ったエピソードも過去あったように思うが、ここではそうしない。なぜなら、

 これはキャンプだから。

みんなが楽しくなる、シニカルなエッセンスは不要だとジャッジする「さじ加減」に、僕の心は軽くなる。笑みがこぼれる。

よつばの面白さは、そんな小さな、些細な、そして絶妙な「塩梅※案配じゃなく」で仕上げられた、「最高に美味しいちょうどよさ」にあると思う。

やっぱ14巻の話もする。なぜなら今回は14巻の感想だから。

ネタバレなので、読んでない人はこっから下読んじゃダメ。

・「ナマクワアマガエル」をネット検索したら、確かにカワイイ!てか初めて見た!なんか得した!

・手作り切符の完成度が高い。「とうきょう」という文字をリアルに書かせたら、絶対あのバランスにはならない。なんか「どせいさん」の文字みたいなヘタウマな魅力がある。さすがよつば。

・95話「原宿」の回、表紙を1ページとして6ページ目の左下のコマの男性の口がちょっとだけ開いてるのがとてもイイ。こういうネタはよつばに多いけど、あえて「ひとりだけ」ってのが、ノイズの多い電車内での距離感を感じさせて上手い。聞こえたのが彼だけだったんだろうな~。

・白い子犬がよつば見てしっぽ振ってるのがかわいい。

・リアルに妹が居る自分視点だと、こはるこの言動の完成度がとても高い。読者は彼女が何者なのか知らない(よく読んでる人は過去に名前とか出てたかもだけど)ところから始まって、「妹」であることがわかるのだけど、いわゆるラノベや萌えアニメと違って、彼女の言葉には兄に対する特別な感情が一切ない。

 純度100%の普通の兄への言葉。

それが実は凄いことを僕は知っている。なぜなら、

 フィクションでここまで普通の妹は見たことがない。

つまり、

 特別。「特別な普通」。

・「かわいいがそんなときとちがう」という言葉も凄い。凄く慌てたよつばが、この場面で何というべきか。何と言えば違和感がないのか。正解は凄く狭い。「かわいいが」という言葉は、「確かに私はかわいい、だが」という意味で取るのが普通かも知れないが、僕はそう見えず、「かわいいがそんなときと」で、かなり混乱してるニュアンスを感じた。全部ひらがなで、読み手も一瞬混乱する。そこによつばの「慌てさ加減」が伝わって、

 さすがだな、と。

・ビュッフェのシーンはほぼ全て楽しかった。思わず読み終えたあとすぐ2度ほど読み返してしまったほど。

特筆して「深さ」を感じた場面はないが、その前の車がオープンカーになったところや、「とーちゃん これはおいしい?」と聞くところ。「よくわからない感情」の答えを、とうちゃんに求めつつ、「おくのて」や「おいしい気がしない?」とつなぎ合わせる。

もちろん読んでいてそんな細かなことをいちいち感じるわけじゃないのだけど、同時に「常にいい意味での違和感」もつきまとう。食べ慣れてないものを「おいしいと判断しかねている」が、呼び水によって結実する。そのとうちゃん自身も食べたことがないことは、「やっぱり」というある種安堵のコメントでも伝わり、同時によつばととうちゃんの距離の近さも流れ込んでくる。それも心地よく。こっそりと。

 何気ない日常を何気なく描かない。

つまり、よつばとは、「♪なんでもないようなことが、幸せだったと思う」を、「なんでもなく描かない」。結果「明確な幸せ」として感じることが出来る。

毎度毎度よつばとは面白く、そして凄いと感じる。ある種日本人だからこそ理解できる「ワビサビ」の魅力かなぁと思うし、小さな女の子を出す=ロリコンだと決めつける人にこそ、その魅力の本質を伝えたいとも思うけど、一旦フィルターが掛かってしまったら、それを取り除くことは難しい。

自分が、普通によつばとを楽しむことが出来る側の人間でよかったってシミジミ思うな。

14巻★★★☆。やっぱり面白かった。わかってた。

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2018年5月 8日 (火)

甘甘と稲妻

相も変わらずネットフリックスのアニメ。1シーズンで12話。年式は2017年だったか。

久々にホントに短くなりそうな予感がするが、予感だけのことが多いのでわからない。

主人公は奥さんに先立たれた高校教師の犬塚先生と、まだ保育園の娘つむぎ。一言で言えば、コンビニやらレンチンやらの出来合いばかりの食事から、がんばっていろんな自炊をしていこうという話。ヒロインは教え子の女の子。名前は忘れた。母親が食堂、、、というか飲み屋?を営んでいたが、フードコーディネーターっぽい仕事で店を閉めることが多く、このままだと畳むことになってしまうのかなぁと寂しい気持ちになっていたが、自分はトラウマがあって包丁が使えない。そんなとき、たまたま先生がその店に入り、、、

的なあらすじ。

ネタバレを恐れずに言えば、この2人は年齢も離れているし、恋仲になったりはしない。テレてほおを赤らめたりはするし、女の子の方は好意以上の感情を抱いているフシはあるが、12話中にそれが明かされることはなく。母親ともほぼほぼ接点はない。キーになるのはそんなラブコメ要素ではなく、

 父と娘のコミュニケーション。

「おっとさん」と呼ぶ娘は、派手な長髪と大きな目、ロリっぽさよりも個性が際立つルックスで、呼ばれる父、犬塚先生は、メガネで細面。冴えない数学教師という感じ。

ファクターだけ取ればこのまま「ファンタジー」としてグルメマンガ(グルメアニメ)を仕上げてもおかしくないのだが、

 実はこのアニメ、かなり「リアル」に踏み込んでいる。

「リアル」とはつまりは「本物」であり、「リアリティ」「本物っぽさ」とは違う。具体的には、

 娘のリアクションがあまりにも本物。

僕は一男一女の子持ちで、2人とも既に高校を卒業しているし、そもそも僕の子供は劇中のつむぎのような「子供らしい子供」ではなかったかも知れない。記憶の中で、娘が駄々をこねたのは、

 一度だけ。

寝っ転がってギャーギャー言ってるのが、珍しくておかしくて、思わず記念写真を撮ってしまったほどだ。

 長男に関しては一切記憶にない。

子供というのは、僕が思うに「本人の思い通りにならないときに駄々をこねる」。そして、本人の思い通りにならないというのは、どういう時かというと、大人との価値観の相違によって、自分の希望や欲望が却下された時。

 幸いというか恥ずかしながらというか、少なくとも長男に関しては、物心付く前から、僕と似たような価値観で成長というか、

 彼が欲しい物を、彼が欲しがる前に与えてた。

と言うか、

 彼が欲しい気持ちより先に、彼にあげたいという気持ちが優ってた。

僕が結婚したタイミングは比較的早く、周囲にはまだ誰も赤ちゃんが居なかったこともあって、金銭的にもアイテム的にも、「一時反抗期」すらなかった。これは娘も同じ。

だから、こと僕の家庭に関してはリアルではないのだけど、

 いわゆる世間の子供を見る限り、
※自店に来たお客様とか

 ホントそのまま。スゲェわかる。

そして、そのリアルさは、

 結構痛いし、重い。なぜならリアルだから。

ウソがない生身のやりとりというのは、それがフィクションであるかノンフィクションであるかはともかく、結構心に刺さる。なので、少なくとも僕は、

 ファンタジーとして距離を置いて見ることが出来ない。

ただ、一方で作ろうとするご飯の方がファンタジックで、

 こっちは普通に楽しめる。

なんというか、極々単純に「美味しい!」と言って食べる子供の絵というのは、素直にかわいくて魅力があるのだ。てか子供に限らず、「美味しそうに食べてる絵面」というのは、実写だろうとマンガだろうと関係なく僕を癒してくれる。

なので、グルメマンガやグルメドラマを好んで何度も見直す僕でも、このアニメに関しては正直一回見てそれでお腹いっぱいというか、

 ある意味いたたまれなくて、何度も見返す気にはなれなかった。

作画はこないだの「ゲーマーズ!」よりずっと良いし、嫌なヤツや愚かなヤツも出てこない。ただ、本物の日常だってドラマみたいな嫌なヤツはそうそう居ないし、子供は普通に駄々をこねる。

 人に寄ってはこのリアルを楽しめるのかも知れないけど、自分には難しかったな、って感じ。

・・・

ある場面で、おっとさん(先生)が風邪で寝込んでしまう。つむぎは心配していつもの女の子の家まで大冒険をするのだが、黙って家を出た娘に気付いて探し回った先生は、出会い頭に怒鳴って泣かせてしまう。

 甘いな。でも気持ちもわかる。

そしてこれは、

 美しくも楽しくもない。

 生々しい。

自分はやっぱ「よつばと!」のようなファンタジーの方が大好きだな、と思う。目新しさはあるかも知れないし、これから子供を育てようという親には、ある意味教科書的な知識ではあるかも知れないが、それはやっぱり面白いとは違うと思うんだよな。

クリス評価は★☆ってところ。嫌いじゃないが、好きでもない。全部が全部重い話じゃないんだけどさ。
※軽い話はプラス2点かな

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