アニメ・コミック

2025年11月10日 (月)

スゲェ売れたキャラ

今朝触れたいと思って、でも忘れてた話。

僕の年齢は55歳。実際に子供向けアニメとかで盛り上がったものというより、大人になって衣料品小売店として、自店で取り扱うようになって、その盛り上がりの大小を感じることの方が大きいかも知れない。

先日SNSで、幽遊白書の富樫義博が、奥さん(セーラームーンの原作者武内直子)と結婚後、それぞれの貯金額を明かしたのだそう。当然富樫先生は自信満々だったのだけど、

 額は、10倍の差があったのだとか。

幽遊白書は悪くないと思うし、大好きな人がいるのもわかるけど、ムーブメントとして言えば、キャラクターグッズの盛り上がりは、

 10倍どころか100倍でも全然納得

って感じだった。逆に言えばそれだけ幽遊白書、富樫義博も凄かったってことなのだけど、

 そう言う時代を作ったキャラ、作品ってあるよな、と。

ちなみに今富樫義博のウィキペを見たら、てんで性悪キューピッドがデビュー作だと知って、

 スゲェ驚いた。

なぜなら、僕にとって、

 てんで性悪キューピッドは、幽遊白書はHUNTER×HUNTERより大好きだったから!

あまりにも後続が凄すぎて、影が薄くなってたんだな~。

閑話休題。

記憶を頼りに、って感じだけど、、、

●機動戦士ガンダム劇場版

何度も書いてるし、今でも語りぐさなので詳細は省くけど、あの頃の熱量が、

 桁違いだったからこそ、

今でも続いていると言っても過言じゃない。逆に言えば、ガンダムのように40年も続くコンテンツで、今でも相応の熱量と市場を形成しているIPは、他にはないと言っても過言ではない。それほど最初の一投がバカでかかったのだ。

●セーラームーン

後にプリキュアでもそれなりの盛り上がりを見せたけど、セラムンはそんなレベルではなく、当時はまだ今のような転売も、いや、ネットそのものが無かったから、

 女子向けのキャラの世界が一色

だったと言っても過言じゃない。僕の記憶が確かなら、セラムン全盛期は、華原朋美に端を発したハローキティブームや、今でもキャラクターグッズの筆頭とも言えるディズニーでさえ、全くと言っていいほど存在感が無くなっていた。

ちなみにセラムン前夜はキャンディキャンディが女子向けキャラのナンバーワンだったけど、キャンディはルンルンに一代でバトンタッチしてしまい、
※原作もそうだったから当然とも言えるけど
セラムンの「続編でもガッツリ儲けていく」スタイルが確立されたのも、今作からだったと思う。

ちなみに明日のナージャという、セラムンプリキュアに挟まれたドマイナーな作品もあったりするけど、あの「溜め」があったから、プリキュアが跳ねたとも言えるのかな、と個人的には思っている。

●シナモロール

いろんなキャラが栄枯盛衰しているけど、個人的に売り出しの初日にグッズを追加して大急ぎで入れたくなったのは、後にも先にもシナモだけだったと思う。

実際かわいかったし、今と違って他にめぼしい対抗馬も無かった。まぁ完全に流行りモノって感じで、そう長く覇権は続かなかったけど。

●妖怪ウォッチ

この時代を知ってる人なら、当然のようにその熱量の凄さも感じたはず。でもだがしかし、

 それでもセラムンの時の方が熱かったと思う。

セラムンは男子には訴求ゼロで、妖怪ウォッチは男女ともに訴求する仕様。それでもセラムンの印象が勝っていたというのは、それだけ桁外れだったということ。

 あくまで個人の印象です念のため。

ただ、ホルダーのレベルファイブは、正直「上手いけど隙が多いメーカー」という印象。他にもいっぱいブレイクさせているのに、どうも詰めが甘いのか、

 プレゼンが上手いだけなのか

遊んでみると全然面白く無かったりしたんだよな>妖怪ウォッチ2の話。すぐ甥にあげちゃったからな

●ポケットモンスター

一大ムーブメントとして名前を挙げるなら、これを避けては通れない。たぶん市場規模ではガンダムより遙かに大きいと思うし、歴史も長い。

ただ、「熱量」というキーワードに着目したとき、そこまで爆発したタイミングは無かったような気もする。

もちろんポケモンカードを探しにコンビニを渡り歩いたり、グッズを買いまくったりした時期はあるものの、どこか「操作されている感じ」がして、上に上げた作品と比べると、

 メーカーが慌ててない感じ

がしてた。やはりメーカーも巻き込んで「とんでもないことが起きている!!」となって始めてムーブメントと呼べる気がする。

とは言え、これだけの長さ、これだけの盛り上がりは、他に例がないとも思うし、今でも(このブログでも過去に触れたけど)

 次世代ワールドホビーフェアに、朝10時に並んで、物販会場に入れたのが、閉館時間過ぎの17時半だった

のは、まさに語りぐさ。もちろんポケモンカードだけがそれを支えていたわけではないけど、たぶんそれがメインだったとも思う。
※ポケモンカードNEOの頃

てか朝10時スタートのイベントに、朝10時に行って、夕方17時閉館のイベントに、入れたのが17時半過ぎだったってのは、

 本当に異常。

大阪ドームの周りを何周もする行列。つまり、僕の後にも凄まじい数、想像では5万人くらいが並んでいたと思うわけで、

 あの行列の人達は一体どうなったんだろうと今でも思う。

最後のひとりが入りきるまで待っていたら、

 翌日の夜になってたと思うし。

てか今更ながら8時間トイレなしでよく並んでたよな僕も。

●鬼滅の刃

僕個人としては、「怪しい」と思っていたのでそこまでキャラグッズ界隈に手を伸ばさなかったのだけど、しっかりやった人(同業他社)は、相当儲けて、

 相当損したと思う。

呪術廻戦を思えば遙かに「安全性は高かった」とは思うけど、瞬間最大風速が強い印象が凄く強くて、

 内側に入っていた人にとっては違うのかもだけど

僕的にはそこまでグッズが盛り上がった印象はない。言ってしまえば、ドラゴンボールやワンピース同様、

 キャラやグッズが好きなのではなく、マンガやアニメが好き

という盛り上がり方だったと思う。そう言う意味では、セラムンや、古くはひみつのアッコちゃんのような、
※仮面ライダーでも可
グッズで売っていくキャラの方が、市場的な盛り上がりは大きい気はするかな。あくまで僕の店で扱えるモノに関しては、だけど。

●遊戯王

これも初速は凄かった。最初はコナミではなくバンダイのカードダスでのリリースで、そのルールの完成度も低かったのだけど、それでもそのガシャ目当てで子供達が数十人並んだのは後にも先にも遊戯王だけ。

 僕的にはルールがおおざっぱ過ぎて、あとカードの絵柄も安っぽくて入れなかったけど。

てかコナミのカードになってからもそうだけど、所詮一介のマンガ家が創造したキャラなわけで、そこまで多種多様でもなければ、そこまで大きなアレンジを加えて爆発させるだけのコンテンツでもなかったと思う。ベイブレードとかムシキングとかも盛り上がったけど、だからこそそのあとで大損害を出しちゃったりしたIPもあるわけで、

 コナミはそれら先駆者を見て慎重に販売管理をしてた気がする。

今でこそ何百万円というカードが存在するトレカ市場だけど、そのプレミア性を最初に生み出したのは、ポケモンカードより遊戯王が先だった気がするわ。

・・・

何か忘れてるのがありそうだけど、何であれ、子供達が狂喜乱舞して、大人がそれに踊らされるようなキャラクターを生み出せるというのは、

 奇跡でしかない。

やろうとしてやれないからこそ凄いのであって、いつ誰が生み出すかわからない可能性は今でもきっとある。

願わくば、僕が内側に入って楽しめるような「やつ」がまた出て欲しいなって感じだ。

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2025年9月15日 (月)

最近読んでるマンガ

アプリ的には、、、

・ピッコマ

 月2900円平均で課金してると思う。「100%還元」の大半は、未購入作品で、5000円や、10000円以上、課金ポイント(プレゼントポイントではない)で購入した場合なので要注意。年末には無条件(プレゼントポイントは不可)で100%還元をやるので、どうして物場合はそれを待つ。

作品的にはたぶん一番多いと思うけど、ジャンプ系は弱い。

・LINEマンガ

 最近一番良く読んでいる。主に韓国マンガ。韓国はあんま好きな国じゃないけど、マンガに罪はない。ただ、

 洗脳されてる感じは少しする。

「善か悪か」ではなく、「気持ちいいかどうか」が優先されている感じ。それが好きなのは認めるけど、あくまでマンガの中だから、という気持ちは忘れちゃダメだろうと強く思う。

・UNEXT

 毎月2300円くらいコース課金してる。動画、エロ動画がメインで、付与される1200ポイントは全てマンガに変わる。

最初は抵抗があったけど、今は「ピッコマで1、2巻買って、UNEXTで3、4巻、またピッコマで5巻、UNEXTで6巻」みたいな買い方もしてしまう。確かに読み返す時に煩わしさを感じることもあるけど、それほど頻繁にあるわけじゃないし、ポイントの消費を効率的にやりたいので。

・・・

課金してるのはこの3アプリ。ピッコマとLINEマンガは、どちらも韓国系を推していて、それぞれが「1日に1話読める」でタイトルが被ってる時なんかは、交互に読んで「1日2話ずつ」みたいなこともする。

些細な違いではあるけど、ピッコマには単話の最後に「最初から読む」があるけど、LINEマンガには無い。ハッキリ言って面倒。あと、「もう表示しないで欲しい」というマンガも、LINEはトップページが履歴参照で表示される。ピッコマのトップページは履歴ではなく、お気に入りを開くことで「もう読みたくない」を表示させずに済む。

 完成度はピッコマの方が上。

UNEXTはあくまでオマケなのだけど、マンガを買ってから読み始められるまでにかなり待たされるし、それは2回目でも同様。アルゴリズムの完成度は、正直他の二つよりかなり劣る。

まぁオマケなのでさほど気にしないけど。

・・・

LINEマンガは、還元セールの頻度が多い。1000ポイント以上で50%還元(※もちろん課金ポイントで、未購入作品)をしょっちゅうやっているけど、「まとめて購入しないと、1話買った時点で未購入作品の範疇から外れる」ので、単話購入は要注意。

 これは今でも「踏んでる」人が多い気がする。

CMを見て無料は、ピッコマ、LINEマンガどちらも24時間に5話。クーポンが配布されるマンガもあるけど、「待ち時間短縮」の概念はピッコマにしかない。そこまで高頻度で使うわけじゃないけど、たまに「あ、LINEには無いんだったわ」とスカされる。

LINEマンガは、娘が10万円以上引き継ぎ失敗でライブラリを無に帰した経験を持っているので、正直「一期一会かも」という覚悟で向き合っている。課金もするけど、ピッコマの方が安心感は上。
※ピッコマは既に端末の引き継ぎを何度も乗り越えているので

でも、改めて自問自答する。

 果たしてこのマンガの次の話、「買わないで待つ方が正解なのか」と。

スゲェ面白くて、次の1話がメチャクチャ読みたくなることは少なくない。ただ、未購入作品の場合、還元のチャンスをそこで、実質棒に振ることにもなる。慎重に自問自答し、

 買うべきか、買わざるべきかの決断に、僕としては珍しく時間を取られる。

そもそも、あの縦スクロールのマンガ1話というのは、実質いくらくらいの価値、満足感を僕にもたらせてくれるのか。面白ければ価値は上がり、惰性やつまらなければ価値は下がる。当たり前のことを当たり前に思いつつ、

 買うなら、2回以上読み返したくなるマンガでありたい

とも思う。先が読みたいから買う、でもその部分をもう一度読み返したいと思わないマンガは、買ったことを軽くもったいなかったかな、と思う。なぜなら、

 レンタルの方が少しだけポイントが安いから。

読み返さないなら、レンタルで良いのだ。

だがしかし、それはある種「パッケージのゲームを買って、中古で売る」ことにも似ている。

僕はゲームをなるべくパケで買いたい人だけど、それはクリア後に売りたいからではない。また遊びたいと思える可能性は、面白いゲームであればあるほど高いし、そもそも僕はあのパッケージが好きなのだ。

 面倒だなぁと最近凄く感じたりもするけど、今のところはまだパケのが好きなのだ。

時が経って、もしかしたら価値が出るかも知れない。その時でもきっと売ったりはしないけど、「価値が出たことを楽しめる」。売ってしまったらそれはない。

ともかく、深謀遠慮の末、今朝LINEマンガに2度目の課金をした。トリガーになったのは、、、

●入学傭兵

絵柄は俺だけレベルアップな件とほぼ同じ。記憶喪失のまま傭兵として№1になった高校生の主人公が、子供を殺す命令に背いて組織を脱退後、妹とおじいちゃんの居る日本に戻ってきて、「幸せに暮らす」話。

タイトルに「入学」と書いてるのは、正直いつまでも入学じゃないだろ、って話ではある。が、

 覚えやすくてとても良い。

重要なのは正誤ではなく、キャッチーであるかどうかだ。

テイストとしては、「ゴッドオブブラックフィールド」に酷似している。まだ序盤なので今後どうなるかはわからないけど、

 ああ言うマンガが読みたいなら、間違いなく正解だ。

特に危機的状況には全くならないし、安定して女子から好かれる点も同じ。年齢も同じくらいで、なんなら顔も似ている。
※髪色は違う

躊躇いなく行動に起こす爽快感が全て。権力者やヤクザがバックに付いちゃうのも同じ。ただ、1話の値段はこちらの方が安い。
※71円と61円くらいの違い

以前、別のLINEマンガを購入したときは、ポイントバックも考えて20話分ほどまとめ購入したのだけど、結果的には、

 その後、続きを買う気にはならなくなった。

飽きたと言えばそうかも知れないし、純粋に「面白い展開を通り過ぎた」とも言える。

本作がそうなるかはわからないけど、

 どうしても今すぐ続きが読みたいなら、それは買うしかない。

これは紛れも無い真実。その1話は、通常61円でも、

 300円くらいの価値になる。

「そう思わせるだけの技術があった」というだけの話。

クリス評価は★★★★。ちょっとオマケ気味。今がタブン一番楽しい時。

他に傾注しているのは、

●転生したらバーバリアンになった

これは既に課金済なので、まとめて買ってもポイントバックはない。ただ、毎日楽しみにしているし、

 粗野でアバウトな主人公のキャラが、かなり新鮮。

そうでありつつも、女性キャラから好かれてる感じは心地よい。

ゲームのようなファンタジー世界に転生しているのだけど、転生前にそれをプレイしていた知識を総動員するタイプ。

 ありがちと言えばありがち。

違うのは、「ゲーム内のキャラや風潮に、本人が大きく影響を受けている」というところか。

ご都合主義の設定がいっぱい出てはくるものの、その世界ではそれなりに整合性が取られている描かれ方をしているので、違和感はそれほどない。

たまに課金してでも次の話を「すぐ読みたい」時があるくらいが、韓国マンガにはむしろちょうど良いのかも知れない。

クリス評価★★★。※以前はもう1点高かった時もあったけど今は6点

●4000年ぶりに帰還した大魔道士~外伝~

本編終了後に即始まった外伝。主人公は同じだけど、世界観は現代の地球になっている。

 まことに良い。

前作も十分面白かったけど、作者が飽きてる感じは否めなかった。そのストレスが爆発してるかのような痛快な展開が心地よい。

残念というか当然なのは、更新待ちで続けては読めないところ。迷わず買うけど。

クリス評価は★★★★。8/30の最新話もクソ面白かった!

●路傍のフジイ最新6巻

惰性で、読み返すことはまずないのだけど、

 何とも言えない満足感がある。

他では得られない、ある種の感動。でもジーンとするとか泣けるとかではない。

決して評価が高いわけでもないけど、
※クリス評価★★

たぶん次も買う。それも迷わず買う。

・・・

ゴッドオブブラックフィールドも惰性で買ってる。つまらなくなったらすぐ買うのを止めるつもりで、でもそれなりに楽しく、毎回買っている。読み返しはたぶん1、2回しかしてないけど。

ともかく、「楽しみにしていること」がある暮らしというのは悪くない。ジークアクスほどの話題も熱量もないけど、

 「楽しみにしていることのために、お小遣いは使いたい」。その気持ちをしっかり受け止めて貰えているからな。

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2025年9月 8日 (月)

ゲームと動画の地味な話

マンガはそれなりに楽しんでるけど、ゲームはグラディウスのあと、デモンズソウルとエルデンリングという「プレイ済」をまた通ってしまっている。一応他にも手を伸ばしたりはしているのだけど、、、

 まぁ面白く無い!

その話をする。つまり、ほとんどがネガキャンなので、そう言うのを読みたくない人はスルー推奨。

 感想は間違いをタブンに含みますので要注意※二つの感想が入れ子になってるかも。

●ソウルハッカーズ2

METAPHORのアトラス。そこそこ新しい。METAPHORはペルソナの系譜なので、ソウルハッカーズとは違う。

非常に丁寧な作りで、予算の大きさも感じさせる大作感がある。会話ログを読めたり、移動が速かったりと、かなり細かな配慮があるけど、

 デモを全部見るのが苦痛で苦痛で。

あらすじを書こうにもあんまよくわからなかったので書けない。

でも、キャラもキレイだし、もしかしたら再開する可能性があるかな、と削除してない。もしかしたらまた最初から全部デモを見つつやるかも。

●竜星のヴァルニール

アクションではなくアクティブタイムゲージのあるコマンドRPG。

空中に移動するという概念があり、高さが違うことで敵との有利な武器なども変わるゲーム性。つっても実際は前衛と後衛があるのと大差はなく、とにかく固有名詞が多くて、

 会話の一言一言が厨二全開!

本当にこういうのが大好きで、大好きな人が大好きな人のために作っているのなら、それもまたひとつの幸せなのかな、と思いつつ、

 自分には合わない。

あと三人称の移動が、エルデには結構劣る感じで、イマイチしっくり来なかった。もしかしたらフレームレートが低いのかも知れない。

●ライザのアトリエ

キャラがかわいく、おっぱいが無駄に大きい。

 この雰囲気で巨乳は、ぶっちゃけキモい。

そして、マップをオーバーレイで表示「しちゃった」のを消す方法がスゲェわからなくて、

 結構キレた。

どこをどう探しても設定がわからず、最終的にはたまたま見つかった「タッチパッド長押し」だった。人に寄っては全然気にならない事かも知れないけど、

 それに5分以上煩わしい思いをした自分としては、

プレイを止めるのに十分な理由だったわ。てか、戦闘時間も長めで、ステータスの数値も大きくて、それも好きになれないし、採取採掘がしたいなら、ファンタジーライフに戻るかな、と。

●魔女と百騎兵2

前作はそこそこ楽しんでた記憶もあるけど、本作は、、???

イージーで始めて、最初のボスで「ジャスト回避が成功するとスローモーションになって」という下りがあったので、

 試しにがんばってみたら、、、

 一切回避が成功せず、そのまま死んだ。

まぁ死ぬとどうなるかがわかって良かったけど。

不思議のダンジョンのような雰囲気で、アクションRPGをやる感じ?操作性は悪くないのだけど、次から次へとアイテムが出て来たり、それを自分にどう取り込むとかの要素が相当複雑で、

 新しい分だけ理解力を問われる。

前作もそうだったからなのか、

 教え方とその物量が多すぎて、とても無理でした。

もっとゆっくりじっくり教えてくれたら、「化けたかも」だけど。てか、主人公がまさかのロボットだとは思わなかったわ。
※女の子は通常プレイ時一切出てこない

別にこういうゲームで女の子大好きってわけじゃないけど、

 ロボが主人公なのは、ほぼ愛せない。

●ジョン・ウィック

たぶん一番新しいやつ。僕はこのシリーズを全部見ているはずだけど、

 ぶっちゃけスゲェ好きじゃない。

それでも見てしまうのは、キアヌや、イアン・マクシェーンが好きだから。でもいざ見始めたら、

 相変わらずの鼻に付く展開

美しさを感じない殺陣や、説得力の薄い日本のヤクザ描写、今作でのキアヌは相変わらずホワっとしていて、危機感は全く感じ無いし、だからと言って無敵の強さもない。

 最強の暗殺者の設定なはずなのに、全くそれを感じさせる演出になってない。

今回出て来る盲目の追っ手も、「家族を殺されたくなければ」などという、古くささしかない理由で決断しているし、

 たぶん監督とは全く価値観が違うんだろうな、と思った。

20分くらいで停止。でもまた次回作が出たら再生ボタンを押してしまいそう。

●ゲストもテレ東批評

伊集院と、彼がちょいちょい名前を出す佐久間さんのトークバラエティ。たぶんテレ東。女子アナウンサーと、今回は平成ノブシコブシの吉村じゃない方が出てた。

15分1話で、何となくメシを食いながら見てたけど、

 別段見なくてもいい。
※音声だけでもいい

僕は割と「毒にも薬にもならない話」が嫌いじゃないけど、これはその塊のような番組だったわ。

 内容は何一つ覚えてない。

●その着せ替え人形は恋をする

生ホスの麗様のところまでそろそろ行ってるかな?と思ってチェックしたら、まんまと行ってた。結構楽しみにして見たのだけど、

 一番キモ入りのシーンが、残念やるせない状態。

体育館でコールをするところ、声優の人数が足りなかったのか、クラスの数人が叫んでるだけの「痛いシーン」になってしまって、

 正直辛かった。

別段作画は悪くなかったけど、マンガを100としたら、「2」くらいの満足感だったわ。

別にマンガが良ければアニメが悪いってことはないと思うし、必ずしもマンガを読んだらアニメが楽しめないわけでもないと思うけど、

 これは無理だったわ。

●おかしな転生

パティシエが転生する異世界物、、、なはずなのに、

 全然お菓子を作らない!

もう早送りしまくりで、ゲンナリガッカリションボリ。

 どこがパティシエなのか全くわからない。

 なぜこれをアニメに?

●ドラゴンボール超 神と神

鳥山明先生が脚本に携わってると聞いたので、ちょっと見てみようと思って再生。ちなみにそう言う作品は3作あって、「スーパー」の劇場版3作がそれに当たる。

のだけど、、、

実際はマンガの原作が鳥山先生で、セリフをそのまま使ってるから「脚本鳥山明」
※今作だけは別の人が立てられているけど他の2作は鳥山先生表記
ってだけで、

 アニメの方は、テンポが悪くてお話にならなかった。

僕はドラゴンボールが大好きだし、アニメも初期の頃は楽しく見ていたと思う。でもあるときから、どんどん進行速度が遅くなり、

 命の無駄使い以外の何者でもないと思うようになった。

とにかく1カットが無駄に長い。0.5秒から1秒長いカットのオンパレードで、

 それで劇場版とか、ヘソが茶を沸かすわ。

ある意味子供騙しというか、結局オリジナルだった頃の悪しき慣習が残ってるのか、ドラゴンボールのアニメは「このくらいが普通」という、変なテンポが容認されているようで、

 そんなの許さないし。

サクッと停止したわ。鳥山先生はマンガと作画は天才だけど、決して動画マンじゃない。
だから、絵が下手なドラゴンボールは、鳥山先生の作品とは言えないし、アニメもまた然りだと思った。

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バーバリアンとか、マンガはそれなりに楽しく読んでるけど、タイトルを書き出すほどじゃないんだよな。

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2025年8月14日 (木)

アカギ~闇に舞い降りた天才~

ブログのネタ不足というか、プライベートのネタ不足。何かやらないと飢え死にしそう、、それはウソ。

 もったいないオバケが出そう

インスタでダラダラとエロめのポストを見てニヤニヤしてばかりではダメだ、、、てかそれは本当にダメ!

ということでウロウロとUNEXTを物色しつつ引っかかったのがコレ。

アカギは、カイジと並ぶ福本伸行原作の博打マンガ。ぶっちゃけ本作も過去に見ていると思うのだけど、かなり記憶が曖昧だったので、

 これは楽しめるかな、

と視聴開始。カイジとの決定的な違いは、

 主人公の性格

カイジは賭け事には強い反面、人間的な弱さもあり、感情に左右されやすい。一方アカギは、哭きの竜の主人公に近く、常にクールで、時に残忍さも持つ。逆に竜との違いは、

 結構しゃべる。
※竜はほぼ無口

あと、勝ちに対するこだわり、「博打」そのものに強い執着があり、ぶっちゃけお金にはさほど興味もない。博打の種類は特に麻雀に限った話でもなく、物語の冒頭では「チキンレース」で車で海に飛び込んでいる。

余談だけど、アカギのナレーションは古谷徹で、哭きの竜の竜の声優は池上秀一だった。そう言う話好き。

お金もギャンブルも大好きなカイジと全然違う性格なのは、作者的にキャラに飽きてきたからなのかな、とも思ったり。ちなみにアカギが1992年でカイジが1996年からの連載なので、アカギの方が古株だった。

2018年にアカギの連載は終了しているが、2005年に放送されたこのアニメ版では当然連載が終わってないばかりか、

 鷲巣麻雀は、最終36巻の前巻35巻まで続いていたらしい

ぶっちゃけ何回戦ったのかわからないが、展開はアニメ開幕からどんどん加速度的に遅くなっていき、
※ドラゴンボールのような水増しではなく、原作での心理描写や、外伝的エピソードの折り込みによる

そのことを知らずに見ていた僕は、

 このまま本当に26話で終わるのか!?

という疑念に支配されまくっていた。

 そしたら、

 案の定、

 全く中途半端なタイミングで終了!!

でもだがしかし、、、

 「次のエピソード」が表示されている!!

アニメ26話までだったはずで、記憶では「別のアカギアニメ」は無かったと思ったのだけど、、、

 何とビックリ!

 実写に引き継いでた!!

と言っても完全にバトンタッチというわけではないようで、ちょっと巻き戻してのスタート。

 津川雅彦の鷲巣はともかく、戦う舞台が妙に狭くて、アカギ役(本郷奏多)がどうにもしっくり来ず、こちらはチラ見して止めて、最終話だけ見たところ、、

 まだ(鷲巣麻雀が)終わってない!!

つまり、

 鷲巣麻雀の結末を僕は知らないのだ。

まぁ何と言うかスッキリしない終わり。アニメで終わってくれなかったこともそうだけど、ドラマでも終わってないとは、、、ビックリである。

てか今調べたら、ドラマ版にも何作かあるようで、一応は完結まで描いているっぽいのだけど、

 今にも死にそうな津川雅彦は、ある意味適任とも言える、、、一方で、ホントに間もなく他界されたので、ちょっと怖くもある。

てか、カイジ=藤原竜也は、「あの丸顔でも違和感がほとんどなかった」のに、本郷のアカギには違和感しかなかったってことは、

 藤原竜也の演技が相当良かったってことなんだろうな。

そもそもあの尖った顔を実写にすることそのものに無理があるとは思うけど、特に感情がないクールというか、「狂気の博徒」が、今の俳優で演じられる人なんて、正直想像も付かないわな。

・・・

スゲェ脱線したけど、アニメは中盤くらいまではテンポよく相当楽しめた。当たり前だけど、

 主人公は死なないので!

そう言う意味では2時間のミステリーと違って、安心でもありネタバレでもある。「麻雀放浪記」みたいに、主人公の名前がない物語の場合はその限りじゃないけど、

 「アカギ」って名前で、主人公が途中から「ワシズ」になるわけもない。
※つってもワシズってマンガもあるようだけど!

カイジは、基本文無しのギャンブラーだけど、アカギは特にお金に困ってるわけでも裕福なわけでもない「無頼漢」。ケンカも強く、自他共に命を軽んじる。その冷徹さが、

 とても痛快で、見ていて「めちゃ好みだわ」と思ってしまう。

ただ、全体通すと冗長なシーンも「非常に多い」ので、良いところと悪いところでかなり評価に差が出る感じ。良いところは8点くらいあるけど、微妙なトコロはサクッと飛ばす。

 トータルクリス評価は★★☆かな~
※アニメ版

てか、事情を知るまでは「結末まで見せてくれよ!」って思ったけど、ここまで引き延ばされていたとは思いもよらず、これなら、

 35巻と36巻だけ買えばいいかな

って感じになってはいる。

・・・

余談だけど、僕は麻雀を「よく知らない」。でも、本作は完全に知ってる人向けなので、用語解説や定石に注釈がなく、僕が楽しんでいるのは「雰囲気」に依存してる面がかなり強い。

ただ、見ている間に理解が伴うことも結構多く、見終わる頃には結構多くのワードを、知識として習得してた。
※リンシャンテンとか、トイツとか、カンするとドラが増えるとか

実際麻雀ゲームをやるのに困らない程度の知識やルールはわかっていたけど、「勝つために」何をするかとかは全くの素人。ただ、本作には「ちゃんとソレっぽいクソ手」も出て来るし、必ずしも神懸かったツモに依存して「ご都合主義だけ」で押し切ったり、「してないように見える」ところが、

 とても良かった。

いくらルールを知らないからと言って、何でも「マンガだから」で押し切っていては、確かにここまで人気は出なかっただろうしね。
※それでも、素人の僕でも展開が読めてしまうところが、何カ所かあったけど!笑

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2025年8月 8日 (金)

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版

UNEXTで見た劇場版アニメ。なんで唐突に鬼太郎を見たいと思ったのかは、自分でもよくわからないけど、

クレヨンしんちゃんが勧められていて、原恵一で検索し、カッパのクゥと夏休みが目に止まり、妖怪かぁと思い、鬼太郎誕生ってどうだったんだろと思ったのが流れだった気がする。

自分の中の鬼太郎豆知識は、

・元々「墓場の鬼太郎」というタイトルだった

・鬼太郎の左目が目玉のオヤジ

・声優は野沢雅子

このくらいしかなかった。子供の頃見ていた鬼太郎はたぶん2期で、1期はモノクロ。もしかしたらモノクロ版も再放送で見かけたかも知れない。

主題歌は、「ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー」から始まるメロディで、エンディングは「カラーンコローンカランカランコロン」のヤツ。ウィキペを見ると、

 日本のアニメでは再多数のアニメ化&リバイバル作品

だそうで、僕が知らないものも多いし、

 好きになれそうもない平成版とかウエンツ実写版とかもある。

今回のゲゲゲの謎は、僕に馴染みのある2期の鬼太郎のOPとEDをインストで使ってくれていて、「血の濃さ」を感じた。

作画的には、劇場版だから「鬼滅の刃みたいな凄い作画」ということもなく、かといって、後述する「墓場鬼太郎」のようなおどろおどろしい感じでもない。

 古くさくもなければ、しゃらくさくもない、ちょうどいい塩梅の作画。

あらすじとしては、
※スゲェうろ覚え

鬼太郎誕生秘話。ただ、「鬼太郎が生まれるまで」の話なので、メインは「父親(ゲゲ郎と呼ばれている)とその友人(主人公水木)」の話となる。

ルポライターの水木(主人公)が、山奥の村で何か秘密の儀式をやってるからそれを調べてこいと言われ、そこへ赴くと、殺人事件が発生。容疑者として右目だけ髪間から見えてる若者が取り押さえられる、、、

 スゲェ下手なあらすじ!ごめんなさい!

てか今ネットで調べたあらすじも大概負けず劣らずにクソ。

 スゲェネタバレだから調べないように!

ゲゲゲの鬼太郎と言えば、ねこ娘や砂掛けばばあ、一反木綿に子泣きジジイ、ぬりかべと言った妖怪仲間と、ねずみ男という小悪党が出て来て、ガシャドクロや土蜘蛛などの妖怪と戦うイメージだけど、

 ねずみ男は特に悪さはせず、チョイ役(声優が古川登志夫だったのでちょっと嬉しかった。でも声優は全て2期とは違う)で出ただけで、他は特にメジャーな妖怪テンコ盛り、というわけじゃない。

つまり、「妖怪の話」というより、「妖怪のエッセンスがあるオカルトミステリー」という感じで、印象としては、サマータイムレンダのような感じに近かったと思う。
※個人の感想です

一応はヒロインも居るけど、ラブというほどの要素もなく、コメディ要素もない。シリアス一辺倒ではあるものの、物語はそこまで暗く、息苦しい感じにはならず、

 いつの間にか物語に引き込まれていた。

前述の通りBGMがそこはかとなく2期をアレンジしていたのも好印象。

切なく悲しいエピソードでもあるのだけど、だからこそ鬼太郎が正義の妖怪であることにも合点が行く。

ただ、、、

 スゲェネタバレ注意!

エピローグで出て来たミイラ男が父親だとしたら、いつどういう経緯でミイラ男になっていたのかが全くわからない。

まぁ僕はこの辺のことを深く理解出来るまで掘り下げたりもしないので、
※普段からわからないことのが多いし

見て損したってことは、全然無かったな。

クリス評価★★★。

ちなみに、「真生版」とオリジナルとの違いは、血の色が鮮やかになったとか、音が良くなったとか、そんな感じらしい。真生版は2024年。オリジナルが2023年だったので、

 むちゃくちゃ最近の作品だったわ!

※公開から1年経ってなかった!

●墓場鬼太郎

こちらは、鬼太郎、目玉のオヤジ、ねずみ男の声優が、2期と全く同じで、年式は2008年。OPとEDは全然違う。

絵柄は、貸本時代のものを踏襲しているらしく、非常におどろおどろしい劇画タッチで、一瞬「紙芝居のような」、「アニメではない」作品かと思うほど。
※ちゃんとアニメ(動画)なんだけど

鬼太郎のデザインもかなり違っていて、前項の鬼太郎に近い。ねこ娘を始めとした仲間妖怪は出てこない。

1話の途中までしか見てないので、深くは語れないのだけど、前項で出て来たミイラ男と鬼太郎の母親が登場し、

 ぶっちゃけかなり暗くて怖い。

平成時代の鬼太郎と言えば、もっとファンシーで子供向け作品だった記憶があったけど、深夜枠(ノイタミナ)では、ここまで「大人向けダークホラー」としての鬼太郎もあったのかって感じ。

ちなみに、原作である水木しげるは、2015年に他界されているので、こちらの制作時にはご存命で、前項制作時には既に他界されていたことになる。どの程度ご本人の意向がフィードバックされたかはわからないけど、

 作画のタッチには、強いリスペクトを感じた。

ほとんど見てないので評価は出来ないけど、正直よく地上波で流したなぁというくらい怖い雰囲気満点だった。

・・・

何を期待して見たのかって感じだけど、どちらもそこまで「妖怪アニメ」という感じはなく、ある意味「ゲゲゲの鬼太郎の奥深さ」みたいなものを感じたりもした。

特にゲゲゲの謎の方は思っていた以上に面白く、「儲けた」感じ。何度も繰り返し見るような作品ではないけど、配信で見られる人は、見てもいいと思う。ちょっぴり怖くて、結構切ない、ある意味今風のオカルトミステリーアニメだ。

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2025年6月26日 (木)

ジークアクス最終話と感想諸々

実家が徒歩10秒の距離にある幼なじみのnori君が、名古屋から1時間半掛けて「一緒に最終話を見るために」遊びに来てくれた。感謝。

 夜10時半から、二人でアニメを見る。

思えば彼とは、「ファーストガンダムの1話を一緒に並んで見た仲」。つっても僕は覚えてなかったけど。

友情が時を超える。BEYOND THE TIME.

 ネタバレあります。

てか、ネットの感想を見るとネガティブなのが多くて、

 正確には「ネガティブな感想をアップする人の動きが早くて」、結構ゲンナリ。

そんなに合わないのになんで見続けてるのか、命の浪費に気付かないのか。僕なら絶対見ない。

 だからユニコーンも水星の魔女も1話しか見てない。

合わないアニメや映画を見続ける意味が、、、まぁわからなくはないか。惰性だとか話題性だとか、

 文句を言いたくて見てるとか。

だが同意は出来ない。なぜなら僕はしこたま楽しんだから。

ニャアンが大量殺戮したのに平気で海水浴してるとか、

 ガンダムだから戦争の悲惨さをアピールしなきゃならないなんてことは微塵もない。

これはフィクションだし、リアリティを求めて見るわけじゃない。何が楽しくて、何が不要なのか。何が客受けが良くて、何がバンダイにマイナスなのか。

 僕はめちゃ楽しんだけど?

一話からずっと、毎回誰かが死んでるアニメだった。でも、それを深く掘り下げないし、引きずらない。引きずるガンダムが好きならそれを見ればいい。これは、

 富野監督のガンダムじゃない。

物語の中で殺し殺されがあったとしても、それが物語の中での真実であったとしても、それを僕らが「真に受ける必要はない」。ギャンがかっこよく、78にシビレて、作画や声優に震える。

 それ以上何が「楽しむ上で必要なのか」って話。

戦争映画に限らず、人が死ぬドラマや映画は多い。アニメもマンガも多い。でもそれをずっと引きずり続けなければ許されないわけじゃないし、

 フィクションの中でなら、親を殺された主人公は、いつだって笑うことが許されていると僕は思う。

娘を交通事故で失った「リアルな父親」の心情と、アニメのワンシーンを重ねること自体が馬鹿げていると思うし、

 僕とは合わないと思う。

僕はマーガリンを食べるし、味の素も食べるし、カップラーメンだって普通に食べる。長生きした人は全員豆ばかり食べていたわけじゃないだろうし、食生活を厳格に管理していなくても生きる人は90歳まで生きる。

 楽しく生きること以上に、重要なことなんて、そんなにはない。

※人に迷惑を掛けない範囲で、よ?

それらをまず踏まえつつ主張し、全てひっくるめて、、、

 最終話、惜しかった!!

てか、最大のマイナスは、

 なんでそこでPlazmaなんだよ!!

あそこまで行って主題歌とか、劇場版ガンダムIIIの最後に、めぐりあいの代わりに「翔べ!ガンダム」を掛けるようなものだ。
※それは言い過ぎ

何かの事情だったのかと邪推したくもなるけど、

 相当ガッカリした。

Plazmaは悪い歌じゃないし、それによって盛り上がったこともある。でも、このとんでもなく大きく広げた風呂敷を畳むのには、

 全くもって役不足!

「感動の9割は音楽で決まる」とはスピルバーグの言葉。事実、前回のBEYOND THE TIMEからの78登場に震えまくったのは僕だけじゃあるまい。てか、

 あの歌そのものがそこまで力のある楽曲だとは思ってないけど、あの場面、あのタイミングで掛けられては、盛り上がらないわけには行かない。

この一週間脳内ヘビロテ不可避だったわ>BEYOND THE TIME

だからこそ、最終話にはそれ以上の期待が掛かってしまった。nori君と二人で、

 「プラズマはねぇわ」

とガッカリ。ただ、、、

 それ以外は概ね震えた。

78が巨大化したときもニヤニヤ待ったなしだったし、そもそもあの78の威圧感が凄かった。
※nori君も「怖ぇぇよ!」連発

途中から、シャアが池田秀一に代わり、「え?え?池田秀一?」ってなって、そこからの、

 古谷徹!!

てか、潘恵子さんは、正直「ん?娘(潘めぐみ)?」って思っちゃったけど。

 あのオリジナル声優、ズル過ぎる!!※良い意味で!

いやいやそんなことより、

 ララァ怖すぎ!梅図かずおかよ!!

まぁ以前シンジもあんな感じに壊れた作画があったけども。でもシャリア・ブルとかの青い止め絵は相当かっこよかったし、

 メカ作画がほとんど「CGっぽくなかった」のがメチャクチャ良かった!

走ってるとことか、CG特有の味気なさがなく、アニメらしい「オーラがにじみ出てた」し、

 顔の変形も、(聞いてはいたけど)めちゃ良かった。

ああでも、最終話なんだから、もう一体新顔が欲しかったとは思ったけど>MS。
※ゾックみたいな友情出演じゃなく

ゲルググと78の戦いは、スタッフ(庵野監督か鶴巻監督?)にゲルググ好きが居たとしか思えない尺が取られてて、

 とにかく戦闘作画に熱が入りまくってた。

※個人的にはもっとキャラ周りを掘り下げて欲しかったけど。
→コモリとか事後のエグザベ君とか

僕的にはソドンの艦長が大好きで、何度も「うっす(薄)っ!」と叫んでしまったわ。あの薄いキャラが居るからこそ、全体を冷静に見られる感じすらする。あの人、名前も知らないけど、

 このまま行くと新生ジオン軍のトップとかになったりするの?

とも思ったり。シャリアはそんな感じじゃないし。

てか最後までシュウジが何者なのかわからなかったな。ニャアンもだけど、

 一体君たちは何をしたいんだい?

と訊きたくなった。でもマチュのキスは良かった!完全にヒロインは「彼女だけ」になったな。

あ、そう言えば「エルメス」って固有名詞出してくれて、

 スゲェ嬉しかった!笑

やっぱエルメスだろ!全オレが同意したわ。

・・・

絶対劇場版とかアナウンスがあると思ったけど無かったし、来週から何が始まるのかと思ったら、全くアニメと接点がないバラエティで肩すかし。

面白かったけど、満足感としては11話の方が遙かに上。

 ジークアクスをトータルすると、クリス評価は★★★★って感じ。

てか、「、、とガンダムが言っている」ってのは、アムロ≒赤いガンダムなのかな。まぁ詳しいことは僕にはよくわからないし、

 わからなくても楽しめればそれでいい。

てか、マチュ、お父さん居たんだな。

毎週の楽しみが無くなってしまうのが非常に残念。たぶんきっと間違いなく絶対に、ネットにはディスり感想が溢れると思うけど、

 そんなのはクソ食らえだ。

ただ、個人的に残念なのは、「イイ感じの最終話を感じさせるAI画像が生成出来ないまま」ってこと。

 そもそも、78は78だもんな。好きだけど。

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2025年5月18日 (日)

ガンダムジークアクス

「キシリア暗殺計画」まで見た。これが投下されるのがいつになるかわからないけど、どのみちネタバレを書いちゃうから気にしない。

いやはや、

 面白い!

というか、

 凄くよく出来てる

無駄なシーンが一切無く、どのシーンにも「何らかの意味がある」ような気配がする。てかたぶん実際に意味がある気がする。

ところどころで「庵野臭」を感じる電柱や電線の描写があったり、今回で言えばちょっとしたサービスカットが「ガイナックスっぽい」。あの程度で十分だとも思う。オッパイは地上波には要らない。

先週のドムは相当「売れ線」だと思ったけど、今回はほぼメカ無し。ただ、キケロガ≒ブラウブロが、以前から多少なり変わったんじゃないかと期待したり、

 来週まさかのサイコガンダム登場!
※クランバトルに大きさとかのレギュレーション無いのかよ!って思ったけど、もしかしたら、普通のMSサイズかも知れない!?

バスク・オムが出て来た時点で、「Zまで踏み込むのか!?」って感じでかなりのインパクトがあったけど、ぶっちゃけ彼が何をした人なのかは全く覚えてない。調べたらティターンズの人だったみたいだけど。

配下に出て来た金髪が、一瞬「シャアか!?」と思ったけど、どうやら違うらしい。てか、

 脳内でファースト世代の記憶とごっちゃになっていく感じがとても愉快。

相変わらずシャリア・ブルの扱いが良い。「思ってること」と「口に出してること」で会話が通じてるのも愉快。

サイコガンダムのパイロットの女の子、かなりポケモンのキャラっぽいと思った。サイコガンダムは細身で小柄な女の子しか動かせないんだろうか。あんまフォウっぽくはないけど。てか、

 顔が出て来てなかったから、もしかしたらマーク2かも>サイコガンダム

プラモが出たばかりだからそれも大いにありそうだけど、せっかく出すからには、

 マイナーチェンジで「ジークアクス仕様」を割高にして出しそうな気もする。

別に買わないから気にならないけど。

てか、ファーストしか買わないって言ってたO澤氏が普通にジークアクスのキットを買ってるのがちょっと楽しい。まぁこれはファーストみたいなもんか。

マチュのキャラが、アムロにメチャ被る。

 「ガンダムは僕が一番上手く操縦できるんだ!」

みたいな。でもどう見てもニャアンのがニュータイプの特性が高そう。この子は何者なんだろ。来週には和解して欲しい。嫉妬の三角関係とか疲れちゃうし。

何かにつけて「ガンダムが言っている」のシュウは、本当にガンダムが言っているのか、

 もしくは、そもそもシュウがガンダムなのか。

エヴァの中の「ユイ=初号機」的な感じで。

・・・

今回で6話。つまり折り返し。個人的には、12話でキレイに終わって欲しいと強く思うけど、バンダイ的にはもっと続けさせたいはず。まぁ今のバンダイは、

 アニメがどうだろうとプラモを売るノウハウがある

から、それなりに盛り上がればいいのかもだけど。てか、テレビが終わった後劇場版を数回やるかも知れないし。でもってそれは当然見に行くだろうし。

 何なら、全て終わった後で、シャアが出る劇場版をやる

なんてことされたりした日には、まさに話題騒然って感じだろうな。

見ていてシミジミ思ったのは、このアニメが特別だということ。何となく数話まとめて流し見する感じでは全く無い。毎週を楽しみにするし、
※リアタイではなかなか見られないけど。忘れてるし寝てるから。でも起きてすぐ見る

 「つまらなければ30秒飛ばす」僕が、一切本編を飛ばす気にならないし、予告が2秒(早送りしすぎて)見損ねただけで、巻き戻して見る
※この「前のめり感」は、グレンラガンや牙狼以来かも知れない。ゴーグとかもそうだった。純粋に「多幸感」のあるアニメ

意外なのは、一度見た回をもう一回見たいとは思わないこと。今は特に嫉妬絡みで重いからだけど、そうじゃなくても別段何度も見たい感じじゃない。思えばトップ2やトップ1も、序盤の数話は一回しか見なかったりした。

 その分最後の3話を何度も何度もヘビロテしてたりもしたけど。

インスタのAIネタにも何度かしてるけど、正直そっちは人気薄。海外での認知度の低さなのか、単純に出来が悪いからか。

今まで登場したMSは、

78、ガンキャノン、ガンタンク、ジム(ゼロワン)、ザク、シャアザク、ドム、ゲルググ、キケロガ、サイコガンダム

逆に出てないのは、水陸両用系4種、グフ、ギャン、ジオング、各種モビルアーマー、ボールなど。

今のガンプラブームなら、ソドンとか戦艦すら出せば売れる。でも、12週はあまりに短い。別に特別欲しいプラモがあるわけじゃないし、今のご時世めちゃ高い値段をふっかけられそうな不安もある。めっきりガンプラから足を洗ってる僕だけど、

 事に寄ったら復帰したくなる機体が出るかも知れないって思ってる。

「HGジークアクス版ジオング」とか。

・・・

スゲェ余談だけど、マチュよりニャアンのが好き。でもシュウはマチュの方が好きな気がする。てか、シュウはシャアとどんな関係なんだろ。「ャ」と「ュ」の違いとかにも意味があるんだろうか。

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ネットを見ると、かなり酷評も多い。驚くと言えば驚くけど、冷静に考えれば、

 僕が好きなガンダムの方が少数派

あと世代にも大きく依存すると思う。ファースト世代とユニコーン世代では、好みも変わろう。

ずっとガンダムを見続けている人や、特にWや水星が好きな人も居るだろうし、人の好みは千差万別。ある意味当然かも知れない。

私見でいろいろ書かれてる人のを読んでなるほどと思ったのは、

 毎回人が死んでいる。

なるほど。今回は刑事さん二人が死んでいた。スッカリ忘れてたけど。でも、

 スッカリ忘れてしまうような演出でもあった。

ただ、このまま行くとメインの何人かは死んじゃうんだろうなぁとも思う。特に怪しいのは、

 シュウか。

アムロ≒マチュなら、ララァ=シュウ。となれば結果は推して知るべし。そんな戯れ言を考えたくなるのは、僕が本心で本作を楽しんでるってことだろうな。

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2025年4月13日 (日)

ガンダムジークアクス第一話の感想

既に映画を見てから結構経っているので、

 ほとんど忘れてた。

とりあえず開幕でザクのモノアイから始まったので、

 ビギニングパートもやるの?

と一瞬期待したけど、それはさにあらず。まぁ女の子たちのキャッキャウフフな展開中心だった。

ただ、正直劇場版で「軽い疎外感を感じた」のは、昨夜のテレビでは感じなかった。何がどう変わっていたのか全然わからないけど、一言で言えば、

 わかりやすくなってたと思う。

「ガンダムが言っている」の人は一切出てこなくて、シャアも予告でワンカット出たかなって程度。そもそも、

 異常に濃密な劇場版の3分の1弱の時間

なわけで、見応えそのものはガッツリあった。

歌は、米津のプラズマと、もう一曲挿入歌があり、EDは別の歌が差し込まれていた。来週からどうなるのかわからないけど、

 今回は、「飛び出していけ!宇宙の彼方」というフレーズで、まさに宇宙に飛び出していくシーンだったりして、

 う、上手いじゃねぇか!!!

とぐうの音も出ない感じ。てか映画の時あんまピンと来なかったけど、あれからプラズマも聞きまくっていたから、

 まんまと乗せられた感は強い。

途中のCMは一回だけで、ガンプラや、ロボット魂のCMは、

 見ていてちょっと嬉しくなる。

 ここが本当に凄いところだと思う!

だって、CMが楽しいんだよ?本編を見るために渋々CMを見るんじゃない。てかバンダイの一社提供にして、全てガンダム関連にしてくれればさらに良いのにって思ったくらい。

MSの戦闘シーンも、ユニコーンと比べて「作画にコストが掛かって無さそう」な感じと、「その分センスが感じられる」原画が見え隠れして、キャラ作画も、セルではないのだろうけどセルの質感というか、

 イイ意味で手抜きされている感じ

が妙にしっくり来た。この辺りはさすがカラーというトコロなのかも知れない。

巨大感を煽るカット割りも非常に多く、この辺りはハサウェイの経験が生きてるのかなぁと思ったり、エンディングはトップ2の雰囲気を感じて、

 ああ鶴巻監督だなぁ

と思ったり。

赤いガンダムのデザインは、正直「顔がうるさい」と思った。シンプルな方が好みとかそう言う話ではなく、わかりづらい。「かっこよさが伝わりづらいデザイン」だな、と。逆にクアックスの方は、顔が変形する見せ場が、

 おおっ!

って感じで盛り上がったし、カタパルトから射出するところや、ビットと人間の対比でこんなにでかいのか!って見せたところなど、

 見せ場はテンコ盛りだったと思う。

・・・

くりぃむ上田のバラエティとの抱き合わせは、まぁいろんな事情があったんでしょって感じ。最初はカチンと来たけど、言ったところでどうなるもんでもない、

 腹を立てるエネルギーが惜しい

と思ってスッと沈静化した。ただ、番組スタートが、

 0時29分より後だったことは、伝えておきたい。

僕は1時間枠のバラエティ抱き合わせでタイマー録画をしつつ、開始と同時に、もう一枠で録画をするためにリアタイスタンバイしていたのだけど、0時28分から29分に切り替わった時点ではまだCMだったので、

 もし次回も同じ枠だったら、29分から録画を開始すれば十分だな、と思った。

あとこのガンダムは、既に配信が始まっているサービスもあるものの、多くは11日からの配信の予定のようで、
※UNEXTも

 それまでは録画したヤツを繰り返し見るかどうか

ってところだ。

・・・

一話の感想は★★★☆。忖度抜きだとそんな感じ。まぁこれだけ期待されていて、よくここまで持っていったなって感じ。

僕は正直ガンダムがそれほど好きじゃない。もちろんファーストは人並みに盛り上がったし、名ゼリフの10や20は言うことが出来るけど、

 今の価値観やトレンドを鑑みつつ、ユニコーン、ハサウェイ、ククルスドアン、水星の魔女、サンダーボルトなんかを見ても、

 「戦争物」である呪縛から解き放たれてない感じが、正直ウザい。

確かに初代も戦争物であり、一概に善と悪と言えない対立関係が新鮮ではあった。でも、それはあくまで当時だから価値があったのであって、枚挙にいとまがない昨今のアニメを鑑みると、

 自分という、確固たる主観において、ほとんどが「楽しめない」と声高に叫びたい。

楽しめる人は楽しめばいいし、それを「楽しめる方がおかしい」などと言うつもりは一切ない。がしかし、最近の子が、「ガンダム見てみようかな」とボソッとつぶやいたのに対して、

 あれもこれも、そしてそれも、絶対見た方がいい!

などとまくし立てるのは、ハッキリ言って「痛い」とすら思う。というか、今日昼飯の時に少し逆襲のシャアを流し見していたのだけど、

 ハッキリ言って全く面白く無い。

北爪弘幸作画は安定感があるし、池田秀一翁と古谷徹パイセンの声にも懐かしさを感じたりはするけど、昨今のアニメと比べて、

 何を言いたいのか、何が起こっているのか、何を楽しませようとしているのか、そもそもどんな話なのか、、、

 全く見えてこない。

起承転結の転から見せられてるような感覚。ガンダムというフィールドにあぐらを掻いた、「甘え」という印象だけが残った。

 見てる人は何十回と見てると聞くけど、果たして最初から「面白さ」を今でも感じられる作品なのか、これは。

と思った。どこかで記憶を美化しているのではないか、と。最近のアニメ、例えば俺だけレベルアップでもいいし、サイタマでも、パリィでもいいけど、

 何か、斜陽に入ったあとのシューティングゲームのような、

 一部のファンにだけ支えられもてはやされてたセガのような。

まぁそう言う意味で言えば、ぶっちゃけジークアクスも同じ穴の狢(むじな)と言えなくもないのだけど、少なくとも、

 戦争物のきな臭い、そして胡散臭い感じがないだけ、僕には「アリ」だと思わせたんだよな。

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2025年3月 4日 (火)

俺だけレベルアップな件

以前から気になってはいた。でも、どこかで、

 最初はマイナスの溜めが大きいのだろうな

と感じていて、結果敬遠していた。

でもふとしたところで、「続きのマンガを買おうか迷う」という書き込みを見て、

 何となくいけそう?

という気になってアニメを視聴開始。

序盤は案の定マイナスの溜め連発。へこたれそうになるも何とか踏みとどまって見続けたら、

 3話から4話くらいで「覚醒」!

てか、この作品、僕の評価は凄く曖昧というか、ある意味「バカにしてるのか?」って感じに見えるかも知れない。

 だって主人公がメチャクチャ変なんだもの。

なんで中学生くらいの背格好、顔立ちの男の子が、いきなり28歳くらいの身長と顔立ちになるのかの説明が全くわからないし、見た目以上に、

 性格や言葉遣い、キャラクターが全く別物になっている!

確かに特殊な状況下で、大きな変化があったことはわかる。でも、

 もはや完全に別人と言われても「やっぱりな~」と納得するレベル。

でももちろん大丈夫。

 なぜならこれはマンガで、アニメで、フィクションだから!

どれほど変なヤツになろうと、どれほど別人だろうと、それが本当に別人だろうと、もしくはそうじゃなかろうと、

 これはフィクションで、これはファンタジーで、これは作り物なのだから、何一つ問題はない。

ただ、「納得」とか「整合性」という言葉からは、

 著しく縁遠い世界であることは間違いない。

これは本当にそう。さらに言えば、中盤以降「またキャラ変わった?」って感じたことすらあるわけで、

 そういう「おかしなところ」も含めて楽しめる人向けという感じ。

例えるなら、ヒロアカの主人公が、司馬達也に変わった感じ※誇張無し

繰り返すけど、

 今作の主人公は性格が「不安定」!全くの別人に変わると言っても過言じゃない。

それを気持ちよく許せるかどうかかな。

・・・

舞台は現代で、素質のある者には、EからSの「ハンター適正」が与えられる。D以上であれば食っていける程度の役割や仕事もあるけど、Eランクはまともに敵を倒すことも出来ず、パーティではお荷物扱い。もちろん収入も乏しい。

 主人公は特殊な病気で寝たきりになった母と、高校生の妹を持つEランクのハンター。

そんな中、主人公のパーティは、本来の難度とは別次元のダンジョンに入り込んでしまう。次々に死ぬメンバー、逃げることに成功する者も居た中で、ひとり取り残された主人公は、、、

 みたいな。

てか主人公の名前「みずしの」というのもスゲェ聞き取りづらかった。かなり長い間「みずしま」だと思っていたし、ふと気付くと「みずしな」かな、と思ったり。最終的に「みずしの」であることに確信を得たのは、

 アニメ版を全て見終えてから、ピッコマを読んで初めてわかった。

てか、マンガ版を見てなるほどと合点が行った。

 これは韓国マンガっぽい。

縦スクロールで、タッチが微妙に「4000年ぶりに甦った大魔道士」に似てると言えなくもない。

ただ、韓国マンガっぽさは別段欠点ではなく、
※実際にそうかどうかはともかく

 読んでいて、とてもテンポ良く展開していく。

まぁ途中で2ブロックのヘアスタイルになったときには、

 それは日本ではあんまウケないぞ?

とは思ったけど。

序盤のヒロインから中盤でバトンタッチした女の子は相当魅力的で、ステロタイプの妹や、絵に描いたような「盛り上げ役」
※ハンターズ教会会長とかギルドマスターたちとか
も、わかりやすくてとても居心地が良い。

裏切りとかもあるけど、マイナスの溜めとしてストレスを感じたのは序盤だけで、あとは基本「俺だけ強い」状態なので、安心して見ていられる。

ただ、ところどころテンポが澱むところは無くはないけど。

既視感がかなり強い作風で、特に「強そうなキャラ」たちはどれも他のアニメやマンガで出て来たようなヤツばかり。それもまた平気で楽しめるのだけど、

 範馬勇次郎みたいなオヤジには、思わずにやけてしまった笑

ここまで似せてきちゃうの!?みたいな。

戦闘シーンのクオリティはかなり高く、時折差し込まれる劇画タッチの描写もいいカンフルになっている。

OP、EDは普通で、別段耳に残らない。というかネトフリなので飛ばしやすいんだよな。

アニメスタジオはA-1Pictures。てかビックリ!

 原作の作画担当が急逝してた!
※やっぱり韓国マンガだった

でも一応他の人が引き継いで完結はしてるし、さらにスピンオフも出ている様子。

現在アニメ2期が18話まで進んでいて、今度の日曜に19話。1期が12話だったので、2期は24話で終わるかな。そのさきはマンガ版を買ってもいいかも。

15話くらいから一気に面白さが膨らんで、既に後半は2周目も見ているほど。ただ、クリス評価は★★★で、やや抑えめ。

 だってやっぱりなんか変なんだもの。

ネタバレだけど、30億貰ってるはずなのに、妙にケチだったり、スゲェ小さなことを気にしてたり。

 最近出て来た「魔力2倍のアーティファクト」なんてホント違和感凄かった。

 上位のアーティファクトでも20~30%UPしかないのに、これは2倍!これならかなり高値で売れるだろう。しかし、Eランクの俺がこんなものを出品したら出所を探られるに違いない。やっぱやめよう

的な展開。そしてこの2倍アーティが、「Aランク」であるという違和感。

現状出回ってる全ての高級アイテムの上限が30%UPの中で、2倍の効果があるものが「Aランク」であることに作者は違和感を感じなかったんだろうか。

 普通考えたら、「30%UP」はDランクかEランク相当にならないか?

そして、「上位」ということは当然ひとつ「数億円」でも不思議は無いだろうし、それとは別次元の「2倍」という数字。

 ランクで言えば「EX-S」※これしか存在しない

 価格は、1兆円

このくらいが無難なんじゃなかろうかと思ってしまう。一体いくらで売るつもりだったんだろうか。ディアブロ3のオークションでも、10%UPと15%UPで、平気で価格は10倍くらいの差になる。「それが普通」「それが当たり前」なのだ。

「30%」が「2倍」になるとしたときの貨幣価値のバランス感覚が「なってない」。

 30%と100%は3倍の価格差じゃねぇぞ?

ぶっちゃけ「30%が1億円」だとしたら、「2倍がその1000倍の1兆円でも安すぎる」とすら思う。そして、

 そんなにインフレしちゃダメでしょ!

とも思う。別に50%でいいだろ、と。マンガなら2倍が面白くて据わりがいいと思ったのかも知れないけど、

 この武器は凄いぞ!通常質の良いライフルでも貫通できる鉄板はせいぜい3cm。でもこの武器は、

 地球も貫通しちゃうくらい強い!

そんな滑稽さにも似た違和感がある。

 だから凄く変!!

でも、受け入れる。変で甘いことは別段「もうわかってる」から。この話だって、「変だろ!」と突っ込みを入れてるだけで、怒ってるわけでも冷めてるわけでもバカにしてるわけでもない。

 あ-ーースッキリした!

いろいろ許せる人にはオススメです。

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2025年2月11日 (火)

アニソンのこと

思ったので書く話。

最近友達からのラインで、

岡田斗司夫曰く、アニソンの定義とは「その作品だけでしか通用しなくて、なおかつすごくかっこいい」

と言っていたそうな。

スレッズでも、「アニソンがアニソンじゃなくなった境目はいつ?」というポストがあって、キャッツアイがそこなんじゃないかって意見が結構多かったり。

僕的には、明確にそのタイミングがある。

 エルガイムの後期OPから、アニソンがアニソンに聞こえなくなった。

歌手で言えば、MIOと鮎川真弥が境目。というか、ぶっちゃけアニソンの明確な定義など必要もない。その人の年齢や環境でいくらでも変わるし、具体的にアニメのタイトルが含まれてなければダメってこともないだろう。例えば、

北斗の拳なんてどこにもケンシロウや北斗の拳という言葉は出てこないし、クリスタルキングが歌ってるからって歌謡曲って感じはあんましなかったと思う。誰が何を歌ってるかとかで区分けできるもんじゃない。

そのアニメだけでしか通用しないというのも、僕の中ではグレンラガンのしょこたんの歌は、そのアニメだけしか通用しないとも思わないし、ゴダイゴのTHE GALAXYEXPRESS 999
だって、特にアニメを意識しなきゃ聴けないわけでも、ましてやかっこわるいわけでもない。逆にタイガーマスクやゲゲゲの鬼太郎のエンディングとか、全然かっこよくはないけど、どう聴いてもアニソンだろって思うし。

スレッズの意見で興味深かったのは、「タイアップし始めてから」というのがあって、それはかなり納得出来ると思った。そのアニメのためだけに作られた曲じゃない、「アニメがついで」になってる曲は、正直僕の中のアニソンの定義からは外れる。具体的には、世間でいくら肯定されていても、

 スラムダンクとか、YAWARAとか、ワンピースとかは、

かなりキツい。特にワンピースの主題歌にハウンドドッグが使われていた時なんかは、

 え?ワンピースだったの!?

とかなり驚いたもんだ。

ただ、別にタイアップしちゃダメってわけじゃもちろんない。あくまで「アニソンであるか」というところで、違和感が残るのだ。

そう言う意味では、ディズニーの歌なんかは、「ガチのガチでアニソン」という感じがする。曲中に「アナ」とか「エルサ」って言葉は無くても、アナ雪の歌は、誰もがアニソンと認める「らしさ」があった気がする。昔ながらのメロディではなくても。

別に英語のバイファムのOPだって、100%アニソンだと思うし、こないだからハマってるグリッドマンのユニバースや、ユニオンもめちゃアニソンだと思う。僕の思うアニソンの定義は、

 その歌から、まず最初に作品(アニメ)が浮かぶ歌

それがアニソンだと思う。だから、スラムダンクだろうとワンピースだろうと、それをジャストミートでリアタイ視聴していた人には、間違いなくアニソンで問題ないし、

 聞く人によって変わるのがアニソンの定義

というのも、合わせて書いておきたい。ズルいかも知れないけど、そう思うんだからしょうがない。

つい最近のジークアクスも然り。僕にはアニソンっぽくないと思えても、聞く人によっては全然ピッタリ最高!と言う感想になるのだ。

で、、それはそれとして、、

アニソンの地位が昔を思うと随分向上したなぁと思う。

昔は、子供の見てる、言ってしまえば「子供だまし」の歌というカテゴライズだったのに、今は、

 ともすればアニメソングが普通のJPOPをアベレージで超えているとすら言えるのではないか。

民謡が、昭和歌謡とかになり、歌謡曲とフォーク、フォークからニューミュージック、バンドブームを経て、JPOPとして今に至る過程の中で、

 アニメソングが王道だった時代はない。

でもだがしかし、今日もふと水木一郎兄貴の歌を聴いていて、

 ここまで聞き次がれていく歌は、他にどれほどあるのか

アニソンだからダメだった時代。水木一郎、ささきいさお、堀江美都子、子門真人、大杉久美子の黎明期。なぜ彼らの歌ばかりだったのか。それは決して彼らの実力が際だっていたからじゃないはずだ。

 アニソンを歌いたがらなかったからじゃないのか。

たいらいさおやMIOの時代から、一度はJPOPタイアップ時代を経て、最近は最早、アニメに使われている前提、アニメの内容がしっかり歌にフィードバックされている、「純然たるアニソン」がかなりの支持を集め、人気を勝ち得ている。

 今アニソンが歌いたくないという歌手は、それほど多くないはずだ。

事実、アニソンのヒットはカラオケでも需要がある、、と思うし、短くても3ヶ月程度、12話がみんなの耳に届きやすいビジネスモデルというのは、すり込みの観点からも強力な武器だと思うし、昨今のアニメブームには、スポンサーの意向があまり重要視されない構造になっていると思う。

 クローバーがメインスポンサーだからガンダムをトリコロールカラーにする

何てことはない。DVDやブルーレイが売れるからとか、配信サービスに権利を買って貰うとか、アニソンが売れる背景にはそのクオリティアップも絶対に無関係じゃない。推しの子の「アイドル」なんて、

 あのアニメの主題歌以外の何物でもないのに、JPOPでもあり、歌からアニメをイメージさせるし、タイアップする必要が一切無い。

 アニメは今、日本だけじゃなく世界をも席巻した「一大音楽ジャンル」になりつつある。

だから逆に、水木一郎兄貴や串田アキラ翁、影山ヒロノブパイセンも、みんなアニソン以外に手を出さない。

 せっかくアニソンが歌える立場にあるのに、他に手を出す旨みも魅力もないからだと思う。

最早、アニソンが「子供だまし」だった時代とは真逆の時代になった。ずっと聴き続けられていく、スタンダードナンバー。永遠の名曲。使い捨てじゃなく、タイアップでもない。そのアニメが忘れられても、歌だけは生き残る。

 実際昔のアニメとか、話全く覚えてないけどアニソンは歌える作品の何と多いことか。

でも、歌を聴けばその映像が浮かぶ。それこそがアニソンだ。

999を聴けば、反射的にメーテルとのキスシーンが浮かぶし、

めぐりあいを聴けば、ポッドに向かって涙ぐむアムロが浮かぶ。

キャッツアイを聴けばレオタード姿の美女3人が浮かぶし、

エヴァを聴けば暴走したエヴァや、アスカが思い浮かんでしまう。

アニメじゃないけど、牙狼も戦隊ヒーローもきっとそうだと思う。そして、ずっとその存在は生き続ける。

僕は思うのだけど、

 アニソンはもう「懐メロではなくなる」。

ずっと聞き続けられていけば、懐かしがることはない。

・・・

そんな中、僕の中で特に違和感というか、不思議な立ち位置になっているのが、

 みゆき「想い出がいっぱい」だ。

これは、アニソンであるかと言われたら間違いなくアニソンであるのだけど、

 アニメが終わったあと、原作マンガの最終話でその歌詞が使われた。

アニメソングではあるのだけど、マンガでも使われている「イメージソング」の側面も凄く強い。

 想い出がいっぱいを聴くと、思い浮かぶのはアニメのみゆきじゃない。

大好きだけど!

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