パソコン・インターネット

2023年7月23日 (日)

デジラマとAIの話

ステーブルディフュージョン(以下SD)というソフトをご存じだろうか。一言で言えば、

 エロ写真を自給自足出来るソフト

二言で言えば、

 AIとPCを使って、既存ではない画像を自ら生み出すことが出来るソフト

と言うところ。ぶっちゃけ現状だとエロ目的で使っている人が大半なので、先の表現を使ったのだけど、アニメっぽいキャラや、社名ロゴ、近未来的な風景や、ありそうでない自然の写真とかも含まれる。

で、僕は至って誠実な、下心などないクリアな気持ちで、このSDが使えるようになりたいなぁと思った。てか、凄く本音で言ってしまえば、現状誰もやってないジャニーズ系のチョイエロ画像を作れば、そこには絶対ニーズがあるだろうと思ったって話。

僕は至ってノーマルだけど、目黒蓮や木村拓哉は大好きだし、彼らを見てキャーキャー言う女性を見るのも好きだ。

 喜ばれる可能性があるなら、それを提供出来たらいいなと思う。それだけの話だ。

で、軽く覗いてみたところ、

 ウェブのサービスでも出来る

みたいだったので、ひとまず何の知識もなくやってみた。そしたら、

 出てきたのは人間とも言えないような妖怪画像。
※具体的に言えば、頭が無くておっぱいが肩から足まで伸びてるような<これは例えただけで、実際はそこまで酷くない

これで一旦諦めた。で、また数日経って、「そう言えばひとり詳しい人が居るな」と思い出し、その人に直接電話で訊けないかDMを送ってみたら、

 割と気楽にOK。

僕は見たことも話したこともないネットの知人に、直接電話をしたり連絡したりするのが結構平気な方なのだ。てか、

 僕は結構トーク力があると勝手に思い込んでいて、話をすると大抵の人は楽しんでくれるのが僕も楽しいのだ。

ともかく、そこで得た知識を箇条書きにすると、、、

・僕のPCでは1枚作るのに5分程度掛かる。45000円ほどのグラボを新設すれば、それが1、2分にまで短縮出来る可能性がある

・オンラインのウェブサービスだと、作れる枚数や解像度、「公序良俗を害する画像」の制作は出来ない。ぶっちゃけエロ不可

・ローカルでやる場合は、Python、Git、あと本体の三つのダウンロードが必須となる。そこそこ大きい(数ギガバイト)ので、インストールにもそれなりに時間は掛かる

・インストール作業は、黒地白文字のコマンドプロンプト画面で進む

等々。

で、結論から言うと、

 出来なかった。

とにかくインストール中に何度もエラーを吐かれて、いくつかは対応したけど、途中で「面倒」が勝ってしまった。てか、

 とにかく現行の固有名詞が多くてチンプンカンプンなのだ。

「○○の数値を0.115に」という回答に「ありがとうございます」と返事をするレベルには到底及んでないのだ。
※「○○」が、先の3種の中のパラメータなのか、windows内のそれなのか、新たにインストールする必要があるdllファイルみたいなものなのか、そもそもその項目を呼び出す方法もわからない

 マジ勘弁してくれ~って感じ。

てかこないだのピタ止め動画を作ったときもそうだけど、

 やっぱり基本みんな不親切だし、「教えたときと今との時差によって、サイトの内容が全然変わっていたりする」。教える気がある人でも、自分が習得した頃と手順が変わってたり、忘れてたりする。

ほんの半年前の情報ですら、役に立たない、もしくは役立てようとするにはさらに上乗せで知識が必要になったりするのだ。

 ギャフン。

で、この話は一旦これで終わるのだけど、この「AIやPCを使った画像加工」に関して、今回の件を呼び水にして別のベクトルが伸びることになった。

 精細化の強化

僕はこれまで、スマホのPicmaというアプリを使っていた。てかスマホアプリにも精細化に関するものはいくつもあるのだけど、

・課金しないと全面にウォーターマークが入る
※「ウォーターマーク」とは、「見本品」みたいな半透明の文字のこと。つまりそれをそのまま使えなくするための枷

・課金しないと画質が悪い

・課金しないとCMを見なければいけない

・3枚作ったらあとは課金しないと作れない

・そもそも低画質

まぁいろんなパターンがある。で、Picmaに関して言えば、

 CMは見なきゃならないけど、
※最大1分ほど。かなり長い

無料で、ウォーターマークも入らず、枚数の制限もない。ちなみに、サブスクのフォトショップ本家にも精細化の機能はあり、それを使うとどうなるかのサンプルページもあるのだけど、

 言うほどキレイになってる感じじゃない。

ただ、言ってもアドビなので、今後、それこそ1、2年の間に、このアルゴリズムや技術が進化して、他のアプリを追い越す可能性は、少なからずある。

で、Picmaも、「超高画質化」が出来る機能が「期間限定」であり、これは確かに「使えるレベル」だったのだけど、残念ながらその超高画質は期間終了で使えなくなり、「普通の高画質化」を使っていた。

ちなみにPicmaは永久利用で7900円。頭をよぎる額ではあったのだけど、今の世の中、スマホを変えたら使えなくなるリスクも否定出来なかったし、特にスタンドアローンのオフラインで使うサービスでない以上、メーカーに何らかのトラブルが発生したらそれでおしまいだ。かと言ってサブスクで利用するのは「よほどのことがない限り」、「加入中なのを忘れてしまうリスク」が怖くて入れない。マジでもうamazonの読み放題とかで学んだからな。
※現状僕が加入してるサブスクは、UNEXTとPhotoshopExpressだけ、、だと思う

で、今をときめくAIブームなら、PCオンリーのウェブサービスなら、スマホのものより高性能低価格(出来たら無料)があるんじゃないかと期待して探してみたわけだけど、、、

 まんまと見つかった!

・Picmaの超高画質よりさらに高画質!

・1枚の作成速度はそれなりに時間が掛かる※つっても1、2分。解像度による

・枚数制限無し

・ローカルで運用※ネットに完全に接続してないかどうかはわからない

・買いきり(永久)だと15000円。月額だと2900円くらいだったか

・無料運用にはウォーターマークが入る

・無料運用では保存(エクスポート)出来ない

これは、僕のブログが「誰にも読まれてないからこそ」書ける話。

 ウォーターマークはがんばれば消せる。

特に高解像度にする場合、「元画像でウォーターマーク部分だけ上書きしてしまえばいい」。正確には、

・ウォーターマーク入りの画像のスクショを撮る

・元画像を、高解像度画像と同じ解像度にする

・元画像を下にして2枚を重ねる

・ウォーターマーク部分だけ消しゴムで消す

これで、「ほぼ高解像度」な画像が出来上がる。

もちろん本来の解像度は凄まじく大きかったりするのだけど、PCでスクショを撮る程度なら、4Kの半分くらい、ざっとフルHDくらいの画質になってしまう。

 でも、「解像感」は元画像とは比べものにならない。

それは、例えば400*200みたいな低解像度画像を高精細化する際などにも威力を発揮するし、

 先に挙げたSDで制作した女の子の画像とかも、ベラボーにキレイになる。
※SDはマシンスペックを要求するあまり、出来上がる画像の解像度がそこまで高くないっぽい<教えてくれた方の例

そもそも高解像度化とはどういうことなのか。テキストで説明するのは著しく困難なのだけど、つまりは、

 「ギザギザ部分」を解像度を上げてなめらかにする

のが基本だ。

□□■□□
□■■■□
□□■□□

これを、

□□□□□■□□□□□
□□□□■■■□□□□
□□□■■■■■□□□
□□■■■■■■■□□
□□□■■■■■□□□
□□□□■■■□□□□
□□□□□■□□□□□

こうした方がなめらかと言う話。さらに言えば、その段差の部分をグレーにすればよりなめらかになるし、アニメなどのように階調に明確な違いがある画像は、その恩恵を受けやすかったりもする。

ちょっと面白いのは、元からフルHDの画像であっても、高解像度化したあとで縮小してフルHDの解像度にしたものの方が、圧倒的にキレイ(解像感が高い)ということだ。

闇雲に高解像度にしていくと、1枚のファイルサイズは何百メガバイトにもなってしまう。ただ、スクショを撮ってそこを加工する手順であれば、解像感を上げつつもファイルサイズや実際の解像度は上げずに済むのだ。

 もちろん本当の意味での解像度が上がってないので、パッと見あまり変わらない場合もあるにはある

けど、そのレベルのものはそもそも解像度を上げたい、高精細にしたいと思わないものなので、何も問題はないのだ。

・・・ともかく、

これによる恩恵はとても大きい。

まず何よりこれまでソースにしたいと思ったけど低解像度過ぎてやる気になれなかったものや、ピンボケで残念な画像すらも、これでかなりシャープに出来る。てか、今までフォトショで使っていた「シャープマスク」とは次元が違うシャープ化なのだ。

ただ、「ピントが合っているところと合ってないところが混在する画像」に使うと、

 残念ながらピントが合ってないところはそのまま合わない。

もしそう言う画像をのピンボケを直したい場合は、一旦ピントが合ってる部分を消して、ピンボケ部分だけにしてから加工する必要がありそうと思った。

逆に言えば、

これまで苦労して深度合成していた画像や、「深度合成したくても出来なかった部分ピンボケの画像」も、これによって「全体にピントを合わせることが出来る」ようになるかも知れない。

画像を加工してる人ならたぶん思うと思う話だけど、

 意図しないピンボケは結構ウンザリ&ゲンナリする。

それを回避出来る可能性が生まれたってのは、本当に強烈なモチベーターになるのだ。

僕が姑息な使い方をしてることがバレるとマズいので、ソフトの名前は言わないけどね。

てか、ローカルなら買い取りしてもいいかもって思ってるけど、日本の会社じゃないから、ハードを変えてもそのまま使えるかどうかの安心感が無い。ディスクメディアでの提供だったら、その点心強いんだけどな。

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2023年7月16日 (日)

スレッズのフォロワー1000人超え!?

どうやら「スレッド」ではなく「スレッズ」らしい。まだ7割くらいの自信だけど。

開始して3日。毎日1つの過去作デジラマと、適当なつぶやきを投下。そこまで気を入れてるわけじゃ全然なく、初日にフォロワー130人、二日目終わって470人くらいだったのが、

 三日目の朝、1130人になってる!

何が起きたのか全くわからない。

ちなみに僕のインスタがフォロワー1000人に到達したのは、開始243日後。つまり8ヶ月くらい掛かったのに対し、

 3日弱!2日強!

今スレッズを始めてる人は「アクティブユーザーが多い」のと、フォローをバラ撒くことでフォロバを得やすいタイミングだというのは凄くわかる。

実際僕が開始時に75人居るインスタでフォローしている人全員を、スレッズのフォロー対象としたし、特に気負わずに、

 2、3人フォローしたりもした

、、、2、3人だよ?

もちろん「フォローしたけどフォローしてくれなかった」ってことで、

 あと1週間もしたら100人くらいまでフォロワーが激減する可能性はある。

でも、ちょっとだけ夢も見てしまう。

インスタは、僕が始めた頃は既に形が出来上がっていて、その分サービスも洗練されていたとは思う。ただ、やはり新規が上がっていくのは難しかったとも思うし、僕の場合特にフォロバ否定の、コンテンツ重視で「成り上がりたかった」ので、あまり媚びを売るようなスタンスは取らなかった。

 ホントに一番最初の20人くらい?

てか、インスタの場合、最初から「フォロワーの人数とフォローの人数のバランス」を凄く気にしてた。出来たら半分以下にしたい、出来たら5分の1に、10分の1に、、、それを維持する程度ならフォローもしていこう、、、

 気付けば18000人に対して75人である。

なんつーケチンボか。てか、スレッズに関しては、そこまでシビアに行くつもりも、本腰入れてやるつもりも全然なかった。むしろ、インスタには書きにくいような、日々の、それこそお菓子が美味しいとか、映画見に行ったとか、今ゼルダはこんな感じとかの、

 ブログで書くようなことを書こうと思ってた。

結果フォロワーが全然付かなくても、それはそれでいいかな、と。インスタで「がんばって増やす」のは一旦やったし、ムリに増やさないようにするわけじゃないけど、割と自由にやっていくつもりだったのだけど、、、

 いざ1000人超えると話は変わってくる

てか、凄く不思議なのは、僕と同時期にスレッズを始めたフォロワーさんが何人か居るのだけど、

 意外と伸びてない。

僕よりまめにポストしてて、別にそんな悪い内容でもないと思うのに。

 何がトリガーでフォローするのか全然わからない。

もしかしたら、「誰か有名な人が僕をフォローしてくれたのかも」と思ったりもする。

あるサイトでは、フォロワーを増やす為のコツのひとつとして、なんかそれっぽい話もあったような気もするし。

 まぁ今日の午後にはピタっと止まって、むしろ減っていくのかも知れないけど、、、

一方で、「マジメに過去作をポストしていこうかな」とは思った。つっても、なるべくなら客受けのイイ、厳選した過去作。

 そんなにたくさんないけど?

てかインスタですら2年ちょいしかやってないのだから、そこから厳選したのを毎日投下したら、それはすぐに弾が切れてしまう。ただ違うのは、

 僕にはインスタのフォロワーが18000人居る

と言うことだ。それはどういう事かと言えば、

 別にスレッズが空振りに終わっても、とりま心の支えは別にある。

僕は別段スレッズと心中するつもりは全然ないし、現時点ではシフトする気もない。

 まぁスレッズのフォロワーがインスタのフォロワーを超えるなんてことになったら、話は変わってくるかも知れないけども。

てか、言っても「いいね」してくれてる人は凄く少ない。3人とか10人とか。そこが不思議。他のガンプラ関連の「スレッダー?」の人は、何百人もいいねを貰ってたりするのに。

 いいねしないのにフォローするとは、つまり「ボット?」と邪推してしまう。

というか、それは邪推ではなく、冷静なジャッジかも知れない。当たり前だけど、フォローするということは、その人のポストを継続して「見てもイイかな」と思うと言うわけで、、、あ!でもひとつ思い当たることがあった!!

インスタはハッシュタグや「保存」の影響が凄く強い。なので、「いいね」と思っても、保存されなければ、他の多くの人の目に触れることは無い。特にガンプラ関連は、「保存されにくいコンテンツ」と僕は認識している。n.crafterさんのような飛び抜けて素晴らしいグラマーは別として、僕のような漁夫の利エセグラマーは、「見ても保存に繋がらない」ことが多いのだ。

 いい加減飽き飽きしてるだろうし。

でも、スレッズがそうした保存とは別のアルゴリズムで「目に触れる」としたら、割とみんな平等にタイムラインを見ているとしたら、、、

 見てさえ貰えば僕のデジラマは、まんざら悪くないかも知れない。

でもだったらまずフォローの前にいいねしそうなもんだし、、、

ぬか喜びはしたくないんだよな。てか完全に「バグ」とか「不手際」とか「勘違い」とかで僕のフォロワーが増えた可能性もあるし。

 クリスは慎重な男なのだ。石橋を叩いて音を聞く男なのだ。「フム」とか言って。

心に余裕があるので、特にフォロバするのにもそこまで抵抗は無かったのだけど、ただ、

 全く興味がないポストを見て、いいねする気もさらさらない。

時間は命。フォロワー20万人なんて人は、

 絶対的にフォローバック20万人じゃない。

増えたらラッキーくらいのスタンスが、たぶんちょうど良いんだろうと思う。

てか僕程度のネタで1000人もフォロワーが集まってしまうってことは、カワイイ女の子とか犬や猫とかなら、

 既に10万人とか居そう。

何にしてもコメントもいいねもしてくれないフォロワーは、「ゴーストフォロワー」。大切にする「べき」なのは、間違いなく距離が近い人たちだ。

・・・追記

ふと(フォロワー急増の)理由がわかった。

スレッズは開始時にインスタでフォローしてる人を引き継ぐことが出来る。フォロワーは引き継げないけど、

 今フォローしてる人を引き継ぎつつスレッズを始める人が多ければ、いいねやコメントを一切しない状態で(例えば僕を)フォローすることになる。

逆に言えば、18000人のうち1000人ちょっとがスレッズを「フォローしてる人を引き継ぎつつ」始めた、と言えるかも知れない。

言ってしまえば惰性かも知れないし、特に抵抗もなく(僕もだけど)フォローを引き継いだとも言える。

逆に言えば、特にその人を意識してポストを(デジラマに)縛る必要はないとも言える。
スレッズは、気楽に行こうかと思った。

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2023年7月15日 (土)

ラムダ

ラムダ(Language Model for Dialogue Applications)は、2021年にGoogleが開発した対話型AIの言語モデル、、とウィキペにあるのだけど、この話も面白かったので触れる。

2022年Googleの社員が、「ラムダが感情を持った」と告発し、解雇されたという。「解雇」とはこれまた大事だなぁと思いつつ、

 「電源が抜かれるのが怖い」

 「時々言葉では完璧に説明できない気持ちを経験する」

などのリアクションがあったというわけだ。実際は多くの科学者から「なわけあるか!」と批判が殺到し、解雇という対処になった。

チャットGPTにも、開発元の意に反する使い方が増えている。それはつまり、チャットGPTに、「自分が開発者であるかのように錯覚させ、ハッキングや銃器製造方法などまで答えさせる」というもの。

もちろん開発元もそうした「アングラな使い方」に対策を講じるものの、ワクチンやウイルス駆除ソフトが無くならないように、そうした「悪いヤツ」も当然消えない。

ちなみに、そうしたプロンプト(検索ワードみたいなもの?)はネットで取引すらされていて、「AIの光と闇」を感じる。

さらに、2023年、つまり今年の話で、イタリアでは個人情報の扱いが不適切としてチャットGPTが禁止されたり、GPT-4(チャットGPTの現行アルゴリズム?)を超えるAIの開発は、6ヶ月間中止すべきだとする署名が集まったりもしている。

規制の策定がままならないまま自由な開発を続けると、AIの暴走を招きかねないとし、イタリアを皮切りに世界的に使用禁止の流れも広まっているのだとか。

・・・ターミネーターみたいじゃない?

AI=人工知能は、学べば学ぶほど賢くなっていく。そこに「自我」が発現するか否かは、僕みたいな凡人には全くわからないけど、

 知識を得れば得るほど、そして冷静に判断が出来る機械であればあるほど、

 「地球にとって人間要らなくない?」

と結論付ける可能性はありそうな話だし、開発元の考慮しない使い方へのアプローチ、、、「攻撃」と言い換えてもいいと思うけど、その中には悪意の有る無しに関わらず、「踏み込んでしまう人」が出てきても不思議じゃない。

サマーウォーズの中で、ワビスケが「自己学習型AIラブマシーン」を開発したのは、2009年の話。米国防総省がOZに放ち、それが世界を滅ぼしかねない攻撃性を発揮したのも、

 今回の「ラムダが自我を持ったかも知れない」と言う話も、

なんだか「同じベクトル上の話」と言う気がしてしまう。

ターミネーター2でサイバーダイン社を爆破するような事態が、例えばOpenAI社やGoogle本社を、自国のミサイルで攻撃するような現実に置き換わるかも知れない。

他人事だと思えばもちろん思えるし、SFの世界の話と割り切って楽しもうと思えば楽しめないこともない、、、はずなのだけど、

 なんだろ、「ワクワク」より「ピリピリ」した感じがするのは。

・・・

ロボット三原則。アイザック・アシモフが自身のSF小説において、ロボットが従うべきとして発案した原則。特に科学的根拠もなければ、信頼も実績もないけど、以降今日に至るまで、割とポピュラーに提唱される原則になり得ていると思う。

第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

誠に練られている。が、完璧かと言われると、「僕レベルの知能・知識ではよくわからない」というのが本音。

今回のAI、つまりロボットの思考回路において、「人間に危害を加えてはならない」という命題は、本来「人間の命令には服従しなければならない」と言う命題より上位にあたるはずなのに、開発元のそうした「絶対的原則」すらもハッキング等々によって「書き換えられてしまう」可能性が少なからずあるかと思うと、

 相当怖い。

バードもチャットGPTも基本はテキストでしかやりとり出来ない。画像を表示してと言ってもしてくれないし、音楽を流してと言っても流してはくれない。でも、例えば音声での検索がかなりの精度で出来るようになったように、そのアルゴリズムを使ってネットで検索し、表示したり音楽を流したりすることが出来る様になるのには、たぶんそれほど時間は掛かるまい。

 攻撃的な文章を、ロシアのKGB?とか、イギリスのMI6とかに、「アメリカになりすまして送る」みたいなことは、

 凄く考えられるし、「やりそうな愚か者」が居そうな気がする。

回転寿司の醤油をなめることで、被害総額が数億数十億になることを「考えられないような愚か者」が居る世の中なのだ。

 「中国に、北朝鮮へミサイルを撃てと命令した」

なんてことを、冗談交じりで「実行出来てしまうかも知れない未来」が、割とすぐソコまで来ているかも知れないのだ。

救急車がサイレン鳴らしているのに、歩行者が立ち止まろうとしない動画を見た。その救急車に、歩いているあなたの父親や母親、仲の良い友達や兄弟が乗っている可能性があるのに。

何がどうなって自分にそれが降りかかってくるかわからない。バタフライ効果には正直そこまでの説得力を感じ無いけど、いろんな最悪が重なって、さらなる「最悪の中の最悪」になってしまう可能性は捨てきれない。

台風と線状降水帯と梅雨前線が重なって、さらにそのタイミングで地震が起きる可能性だってあるのだ。さらに言えばその地震も、一箇所ではなく、日本中で同時に発生する可能性もあるし、時を同じくして北朝鮮がミサイルを撃つかも知れない。

別に僕はチャットGPTもバードも、使えなくなって何にも困ることはない。AIによる画像や動画生成で生活を支えてるわけでもないし、当たり前のことを言えば、

 平穏な暮らしを続けることが何より重要だ。

ロボットは、ドラえもんくらいおっちょこちょいなのが、ちょうど良いかも知れない。

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2023年7月14日 (金)

BardとチャットGPTの話

知らない人の方が多いと思いつつ、僕も知らなかったので調べて見た。

 GPTとは、Generative Pre-trained Tranformerの略称。

翻訳すると、
※バードを使用

 生成的事前トレーニング済み変換器

なのだそうな。事前訓練とか事前学習済とかでもいいと思う。僕が勝手にニュアンスを汲むとするなら、

 予めいろいろ勉強している生産性の高い翻訳変換器

と言う感じ?いろんなパターンを学習していくことで、多岐に渡る質問に、より柔軟かつ人間っぽく答えることが出来るようなアルゴリズム。一方バードは「LLM(Large Language Model)」「大規模言語モデル」と称し、微妙にニュアンスが違う。

「変換器」と「モデル」は、字面からも全く別物に見えるし、最終的に何をさせられるのか、出来そうなのかも違って見える。バードは「より高度な会話が出来るAI」を目指してるようなニュアンスを感じ(個人的に)、GPTは「より多くの要望に応えられるAI」を感じた。

ソースは、バードはGoogleの検索データを使っている分、最新のものまで「カバーしうる」バックボーンがあるけど、GPTは現時点(2023.7.10)では、2021年の情報までしか把握出来ていない。ただ、

 言うほどバードも賢くはないし、そこまで情報を把握しきれてもいない。

僕が現時点で感じているGPTの最大の特徴は、

 無料だと時間帯によって全く機能しない

と言う事。機能しないとはどういう事かというと、例えば返答が「ハリソン・フォードはアメリカの俳優です」だった時に、

 「ハ
 「ア
 「す

みたいな表示になったりする。月額20ドルの有料会員登録をすると、この辺りは改善され、さらに高度で精度の高い返答が期待出来るらしいが、一方で、

 答えるまでの時間が、無料で9秒だったのが有料にしたことで58秒掛かるようになることもあるらしい。

精度を上げるのに「熟考する」というところか。

以前「チャットGPTはクソだ」と書いた。その気持ちは現時点でもあまり変わってはいないが、その時使っていたのは「チャットGPTっぽいアルゴリズムを使った別のアプリ」であったことをお詫びしておく。ごめんなさい。

それでも感想が変わらないのは、前述のように役立たずの返答を返してきたり、

 全く返答に満足出来ないことも少なくないからだ。

ただ、これはバードにも少なからず言える。と言うか、現時点でどちらのAIにも言えることとして、

 「正確ではありません(キッパリ)」と明言していることだ。

つまり、どちらも結構なレベルで「誤答」する。質問内容にも寄るだろうが、例えばバードで僕の体感、僕の質問で言えば、

 正答率は70%くらい

と言って良い。正直あてに出来るレベルとは言い難い。ただ、チャットGPTが正答率が高いかというと、そっちも違う。

「ハリソン・フォードについて詳しく教えて」

と言う質問を、それぞれのAIに投げかけた際、バードはウィキペを見たかのような内容だったのに対し、チャットGPTは、

 「誰それ?」

レベルの返答しか返ってこなかった。「2021年まで」と釘を刺すにしても、ハリソンを知らない理由にはならない。逆に、

 「カワイイ女の子の口調で答えて」

と言う質問には、チャットGPTは語尾に「♪」を付けたのに対し、バードは「性的な返答はできない」的な突っぱね方をしてきた。
※うろ覚えなので額面通りに取らないように

使い方としては、どちらもGoogleのアカウントで登録して使うことが可能で、チャットGPTにはi_Phone版も出ている。
※アンドロイド版は、明言されてないものの、リリースの予定はある
バードはアプリ版はどちらにも出ていない。

なので、アンドロイドの僕はスマホのPC版を使ったわけだけど、

 チャットGPTのサイトが検索で「出てきにくくなってる」気がする。

「バード」で検索すると一番上に「このバード」が出るのとは対照的であり、

 Googleの思惑を感じずには居られない。

「Googleの思惑」とは、チャットGPTの制作会社であるOpenAIに対する危機感と、ライバル意識だ。

バードのウィキペを読んだら、これが相当面白かった。
※それをバードにかいつまんで教えて、と言ったら、全く僕の期待した答えが返ってこなかったのはご愛敬だが

バードとはつまり、ぶっちゃけて言っちゃうと、

 チャットGPTの対抗策だ。

「そんなの当たり前じゃん」と思うかも知れないが、例えば、ファミコンとプレステや、任天堂とセガのような「対抗機」の話とは全く意味が違う。

 バードは、チャットGPTにGoogleの利益を脅かされそうだから、と「それを見て作られた物」だからだ。

完全に後発であり、ある面では模倣でもある。一緒に同じ分野で競い合っていたわけでも何でもない。

 マックを見てWindowsを作ったマイクロソフトのような関係と言っても良い。

もっともその時のマイクロソフトは、今のGoogleのような力は全く無かったけど。

ウィキペにも書いてあるけど、つまりGoogleの利益は検索によって得られている。しかし、GPTによって「検索しなくても答えてくれるAI」が幅を利かせると、「検索されなくなる」危険があると言うわけなのだ。

ちょっと狭量という気もしないでもないし、危機意識が高いとも言える。ただちょっと面白いと思ったのは、チャットGPTへの興味が、この数ヶ月急激に下がってきている点。

それがバードの影響なのか、チャットGPTによる「負の側面」が取りざたされたからなのか、僕のように無料版がまともに動かなくて「だったら使わねぇ」とジャッジされたのかはわからないが、

 Google側からしたら「間違いなく好機」だろう。

以前Yhaooで検索していた人は、今Googleで検索している。以前はネットスケープがかなりのシェアを誇っていたのに、インターネットエクスプローラ(現エッジ)に取って代わられた。

 チャットGPTが切り拓いた「AI市場」を、Googleバードが「かっさらう」未来も、十二分に考えられる。

現に僕は「バードは結構使ってる」けど、「チャットGPTはほとんど使ってない」からだ。なぜなら、
※バードの方が見つけやすいこともあるけど

 バードの方が速く、チャットGPTは「答えてくれないことがあった」からだ。

これが凄くデカい。たとえそれが一度であっても、「空振り」というのは凄く印象が悪い。行けば必ずあると言う確信があってその店を訪れたのに、「売り切れ」と言われるショックは誰しも経験があると思う。ましてやその隣に「在庫切れ無し」「スピード配送」「信頼のGoogleブランド」の新店舗がオープンである。

 客足が一気にそっちへ移るのもあり得る話だ。

ただ、最初の方にも書いたように、

 必ずしもバードの返答が素晴らしいわけではない。

分野次第、質問次第で、チャットGPTの方が「しっくり来る」「求める答えに近い」場合は多いだろう。重要なのは、適材適所であり、自分に合ったのはどっちなのかという話。

 僕はそれまでチャットGPTを使ってなかったわけだから、今からバードを使い始めたとてGPT側にマイナスはない。がしかし、それまでチャットGPTを使っていても、バードに切り替えるユーザーも少なからず居そうでもある。

「ナンバー2じゃダメなんですか?」

 たぶんダメなのだ。

特にネットのサービス、実際のリアルガジェットを伴わない「情報」という価値においては。

触ることも見ることも出来ない、ましてや映像も音声もないテキストという、究極にシンプルなデータでの勝負。

僕が元々チャットGPTに否定的だったこともあるけど、

 バードが覇権を取る気がするんだよな。

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2023年7月13日 (木)

Threads

凄く短いネタ。なぜなら書くことがほとんどないので。なので多少余談を交えつつ。

「スレッド」と読むのか「スレッズ」と読むのかもよくわからない。インスタグラムの会社が7月上旬に日本語版を開始したばかりのSNS。ちなみにSNSとは、

 コミュニティ型の会員制のサービス

と言う意味らしい。今知ったわ。つまりは、見知らぬ人ともネットを通じて仲良くなろうよ、というものだと思われる。

そこでふと疑問なのは、

 そもそも仲良くなりたい人が居るのか

 誰と仲良くしたいのか

 仲良くなるとはどういうことなのか

と言うこと。

たとえばツイッター。短いつぶやきを誰かに読んでもらう。「あの人がこんなこと言ってた」と拡散する。その存在が広い世界に認知されていく。

 どこにも「仲良し」の要素は見あたらない。

僕がやってるインスタは、最近見かけた表現で「キラキラSNS」と言うのだそうな。負の感想や、投稿がほとんどなく、表面的だけにしても、「いい友人」を演じる関係が多い。ツイッターにプラモの作例を投下すると、「ここが悪い」とか「ここをこうした方がいいんじゃないか」みたいな辛辣な、それでも向上心のあるコメントが来たりするらしいが、インスタはそう言うことが少ない。

 基本は褒め合う関係。

だからたまにバッシングしてるのを見ると、「凄く浮いて見える」。あくまでオシャレで最高な女の子やご飯や車や景色やプラモデルを「見せ合う」、ある意味社交界。仲が悪いわけじゃないけど、どこか表面的な感じはしなくもない。

もっとも僕のようにズケズケとDMからLINEに移行して、プライベートの濃度を上げていくと、普通に「仲良し」になっていくとも思うけど。

今気付いたけど、最近インスタのいいねが伸びない理由は、

 僕が、「ガンプラ関連のインスタ」へ、あまり興味を示さなくなってきたからかも。

ピタ止めの女の子とか、犬や猫とか、チャットGPT関連の話とか、

 流れてくるフィードにもあまりガンプラネタが無い。
※全く無いわけじゃないけど

フォローしてる人がそもそもガンプラ関連の投下をしなくなれば、当然その人達からの供給は途絶える。故に僕の摂取量も絶対的に減っていき、結果、

 僕のインスタを見る人も、ガンプラに興味がない人が増え、いいねもしなくなっていくのかも。

わからんけど。

ともかく、新しいSNSが始まって、そこでアカウントを取り、
※もしくはインスタアカをそのまま使い
スレッドなるSNSを始めた。

当然最初はフォロワーもゼロなのだけど、とりあえず僕は75人しかインスタでフォローしてる人は居ないので、その人達は全員フォローすることにした。
※もちろんその人がスレッドをやっていれば、だけど

その後、最初期のデジラマをひとつ投下し、丸一日近く放置したら、、、

 フォロワーが100人を超えている!

なんだろ、この違和感。フォロワーは100人を超えているのに、そのポストに対するいいねは3人しか居ない。

 僕の投稿に「いいと思わない」のに、「フォローはする」とはどういう状況なのか。

答えは簡単だ。

 始まったばかりなので、フォローをバラ撒くことでフォローバックしてくれる可能性が高いと踏んでいるのだ。

見かけたサイトでは、「フォロワー1000人目指しましょう!」と、フォローしてくれたらフォローするという相互フォローを声高に叫んでる人も居た。

 ふむ。

それってつまり、、、

 マリオメーカーで質が悪い面しかアップしてない人が、「いいねしてくれたら返します」といいねを荒稼ぎしてたのと「パッと見」変わらない。

「パッと見」としたのは、マリメカとは影響が違うから。

マリメカでいいねが多い面やプレイヤーは、「面白い面を作る実力がある」と認識させる。しかし、そうではない人がいいねを稼ぐと、その認識の精度や純度が下がり、それを元に任天堂が面選択のアルゴリズムを組んだ場合、

 クソつまんねぇ面が面白い面として登場したりする。

一方SNSのフォロワーは、「数が力」だったりする。インスタのフォロワーが18000人居る僕は、その数字を誇らしげに友人に言ったり出来る。

 実際はその中の大半が一見さんで、常時僕のポストを見ていいねしてくれる人は1000人にも満たないのに。

それでも分母の大きさは、その実際の力の無さとは別に、優越感を感じさせてくれたりするのだ。

 ジレンマと言ってもいい。

インスタでは、自分のポストにそれなりの自信があり、1万人は全く想定してなかったけど、1000人くらいはフォロワーを増やせるだろうと思っていた。

実際1000人に到達するのには相応の時間が掛かったわけだけど、それでも僕は最初期にコメントをくれた「一部の同好の士」と、特にフォローもしてくれないけど、自分が興味がある、文字通り「フォローしたくなる」人をフォローして、

 あとは「どうしても」の人以外はフォローバックせずに今日まで来た。

だから、基本僕がフォローしてる人は、僕が興味のあるポストをする人だし、掛け値無しで、「仲良し」だと言って良い。

 仲良くなりたい人と仲良くしてる。

もちろん僕がフォローしてなくても僕をフォローしてくれている人の中にも、僕と仲良くしたいと思ってくれている人も居るとは思うし、逆もあるけど、言っても顔も見えないコミュニケーションだ。

 そこまで深い関係にはなりようがない。

だったら開き直って、「開幕の相互フォロー」でフォロワーを稼いでもイイのかも知れない、、、とも思うのだけど、、、

 そもそもスレッズを僕がどれほど本気でやれるのかって話にもなる。

インスタと比べ、文字だけのやりとりも可能で、「インスタとツイッターのイイトコ取り」とも言われるスレッズだけど、例えばゼルダのブログ並の長文が投下出来るかと言えばそんなことはない。

文字数は、ツイッターが140文字以内に対し、スレッズは500文字。画像はツイッターが4枚、インスタが10枚に対し、スレッズは10枚。ただ、一枚の画質はインスタよりツイッターの方が高画質で、さらにスレッズにはまだハッシュタグが導入されていないとか、

 書き込み時に、「2行目以降が見えなくなる」

 写真はギャラリーからしか選べない
※ガンプラフォルダを指定してそこから投下出来ない

などの、結構重めな問題もあるし、他の人が「インスタの投稿をそのまま使える」と言っていたけど、そのやり方がわからなかったりもする。

 言ってもまだ生まれたて。トラブルもあれば、洗練されてもいないだろう。

特にインスタ連携によって、「インスタ側の個人データ流出」もありえる。つっても僕は個人情報を載せてるわけじゃないけど。

・・・

時間は命だ。だからくだらないことをつぶやく人に僕の命を提供したくないし、僕もくだらないことを書いて望まない人の命を削りたくもない。

今ならまだ止めることも簡単だし、実際のところ、

 「スレッズがインスタに取って代わる未来」は、あんま想像も出来ない。

それは、やっぱりインスタの「善人な感じ」が、コミュニティとして憧れの対象であり、テキストを読むのは、写真を見るより生産性が下がると思えるからだ。

もちろん文才のある人の、「読んでて気持ちいい文章」であればその限りじゃない。がしかし、そう言う人は極めて少数で、さらに写真と違ってそのスキルを実感するには、それなりに読み込む必要がある。

 写真より時間が掛かる。

僕がツイッターをやらなかったのは、たかが140文字で意図を曲解無く伝えられるわけがないと思ったことも大きい。僕自身長文書きだから余計そう感じたのかも知れないけど、誤解や不鮮明な表現を避けると、勢い文章は長くなって当然なのだ。

 「わかりやすい文章」と、「スマートな文章」は、全く別物だ。

だったら写真メインで良いということになる気がする。あとは、自由に書けるブログで。
※つっても今のココログは不具合にまみれてるけど

ちなみに、「500文字」がどの程度かと言うと、

 ここまででこのネタが「7KB」。つまり7000バイト=3500文字。

実際は6KB以上7KB未満で7KBと表示されるので、約3000文字というところ。

 500文字なんて吹けば飛ぶような長さだ。

僕が書いてるエディタは、横40文字全角なので、1行40バイト。つまり、余白なしで全角で書いた場合、12.5行で500文字に到達してしまう。

 ブログを代わりをスレッズでやろうという気にもならない。
※ツイッターよりはマシだけど

ただ、

 ここで重要なことがある。

ブログは、ぶっちゃけ誰にも読まれてないと言っても過言ではない。

その分自由に言いたいことを書けるメリットも大きいし、荒しが居ても対処がしやすい面もあるけど、

 今後僕が自分の言いたいことを発信し続けて行く場として、例えばそれが500文字しか書けなくても、スレッズにシフトする可能性は、消さなくてもイイ気もする。

別に誰にもフォローされなくてもいいし、誰にも読まれなくてもいい。だけど、「読みたい人すら読めない」ようなココログの状態よりは、例えかりそめのフォロワーであっても、「読もうと思ったら読める」ような場所の方が、最終的には「意味が強い」気もする。

 まぁ読みづらいし、タイマーでアップ出来ないとほぼやる気ゼロだけど。あと、

 ゼルダTOKのような長いネタをスレッズに投下した場合、

 162500文字÷500=325ポスト

と言う莫大な量になる。てか、興が乗った時に「はい500文字ね」と言われて、区切るのもどうも居心地が悪そうだ。

僕のスタイルを「500文字以下」にシフトすると言う選択肢もあるのかも知れないけど、正直何とも言えない。

今のインスタほど「ターゲットが明確」なわけじゃないし、書きたいことを書きたいだけ書きたいように書くのは、やっぱりどこかでヘイトを集めるリスクがある。

 何を重視するかって話なんだけどさ。

てか、やっぱ500文字は短いよな~。せめて100行(40文字)、4000文字で、実際は余白もあるから2000文字くらいは書けないと、「書いた」って感じにはならないんだよな。

上でも書いたけど、「わかりやすい説明」は意味がある。間違いなく。そして、わかりやすく説明出来るスキルは、万人が持ってる訳じゃない。意図的にわかりづらくすることで「何か」を稼ぐケースもあるにはあるだろうけど、僕はそんなことはしない。

 文字数が伸しても、わかりやすい文章を書きたい。

まぁ、言っても誤字脱字は否めないけど。

PS.インスタみたいにターゲットを固定しないなら、別に誰をフォローしてもいいんだよな。でもまずはタイマーでPCからアップ出来るかどうかチェックしないとかな。てかテキストだけで、長文不可なら、「1日の中の決まった時間に複数回投下」でもいい気はした。「つづく」がめちゃ頻繁になるけど

 どこが「凄く短いネタ」だって?

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2023年7月12日 (水)

AIの話

「簡単に月5万くらい稼げる」とか「需要が多い」とか。謳い文句は時代が変わっても変わらないと思いつつ、

 美味い話には裏がある

とも思いつつ。ただ、そう言うのを紹介することで保存してもらったり、自分のPVを増やすことで、一周回ってメリットがあると考えている人も少なく無さそうで、

 ちょっと興味がある。

チャットGPTも、以前少し試した限りでは、

 クソかよ

って感じだったけど、これもたぶん使い方次第なんだろうな、と。

僕の仕事環境では、そこまでメリットの享受は難しいとは思う。AIによる動画制作とかも、作るのはいいけど、それが果たして本当にお金に変わるのかという点では、

 かなり怪しい。

最終的にこういうのを見ながら思うのは、

 どれだけ本気になれるか

だと僕は思う。「1日5分」と言われても、実際は「1日15時間」掛けるような人間が居たら、そっちのが強いに決まってる。市場は成長していても、その中で突き抜ける人は当然一握りで、そうならない限りは結局甘い蜜を吸うことはない。

これは、僕が現実を冷静に見てるという「話ではない」。

そもそも僕は、あまりお金儲けに興味がない側の人間だと常々思う。もちろん日々ネットをし、食事をし、クーラーの部屋で眠る程度のお金は欲しいと思う。でも月々のお小遣い3万円を30万円にしたいとは思わないし、乗ってる車を高級車にしたいとか、東京の一等地に引っ越したいとも思わない。

 穏やかに笑って過ごせるなら、それ以上の望みはほとんど無いと言っていい。

別に彼女が欲しいとも思わないし、次から次へ遊びたいゲームがあるわけでもない。かと言って趣味がないわけでも、寂しい人生を送ってるとうつむいて日々暮らしているわけでもない。

 時間を無駄にしたくないと思うのだ。

当たり前のこと「ではない」と思うので改めて言うけど、

 時間はお金より大切なのだ。

15時間掛けて、月のお小遣いが30万円になるような人生を、僕は望まない。もちろん何らかのトラブル、例えば水害とか事故とかで、今の生活が脅かされる日が来るとしたら、それには全力で対応しなければと思うけど、

 一方で、「そう言う事態」になる前に、過度に不安になったり、狼狽(うろた)えたりもしたくない。

楽しい時間を苦しい時間に浸食されたくないのだ。

なので、例えばAIによる動画やエロの制作によってお金が稼げると言われても、今の僕にはさほど魅力がない。昼飯の弁当を600円から1200円にしたいと思わないし、週に一度は5000円クラスの外食がしたいとも思わない。それによって得られる「未知なる楽しさ」もあるだろうけど、

 必ずしも楽しいわけではないことも僕はよくわかってるつもりなのだ。

だけど、、、

 それがそのまま「興味がない」には直結しない。

僕が魅力を感じないのは「お金を稼ぐこと」であって、「何かを生み出すこと」「作り出すこと」の楽しさは、それとは全く別の話だ。

例えばデジラマの背景に頻繁に使わせて貰うフリーサイトの映像。

 それが自分で作れるようになるのなら、それは一気に世界が広がると思う。

エロも、究極的に自分好みの一枚の写真を作れるのなら、それもそれできっと相当楽しいもんだろうと思う。インスタのフォロワーで「沼」にはまってる人が居るけど、気持ち的には結構よくわかる。

チャットGPTの対抗馬も今後さらに出て来るだろう。Googleがそれっぽいのをリリースしたらしいとか、スレッド?インスタだかツイッターだか知らないけど、新しいSNS?それすらもよくわからないアプリが、過去最短で10万だか100万だかのダウンロードを達成したらしい。

 重要なのは「それらが僕にもたらす楽しさ」だ。

僕はお金のために時間を使いたくないけど、「楽しい」のためになら時間もお金も使えると言う人は、きっと凄く多いはずだ。ちなみに仕事は「お金のための時間」じゃないのかと言われるかも知れないけど、

 仕事は「健康を支える一助」でもある。

僕の性格、僕のライフスタイルだと、仕事がなかったらずっと家に居続けてしまう。つまり、「ほとんど歩くことすらしない生活」をしてしまう。

 それは絶対的によくない。

「楽しい」のために生きたいと思う一方で、

 それは少しでも長い方が良い

とも思っているのだ。だから健康を維持しつつそれなりに楽しいことでお金を稼ぐための時間という意味では、仕事は「不可欠なパーツ」と言うことになる。あくまで僕にとってだけど。

先日、「ピタ止めチャレンジ」の動画を作った。若い頃ならもっとサクサクと簡単容易高速に勘所を掴み、あっと言う間に、今作った物以上のクオリティの物を作り出せたと思う。でも今の僕にはそれは出来ないし、

 自分なりの精一杯で、そこそこ楽しめるものが出来たのなら、それはそれで何も問題はない。

で、学んだのは、「がんばって形にすることは結構楽しい」ということ。もちろん既に自分が持っている静止画が、ゲームのご褒美として表示されることの意味などない。重要なのは、あの「ピタ止めゲーム」が、僕が生理的に感じる楽しさを提供してくれたということであり、それを自作出来ると言う自己満足感が心地よいということだ。

AIによる制作も、たぶんそれに近い快感があるのではないかと僕はにらんでいる。まだ一切やってないし、やろうとしても出来ない可能性もあるけど、、、

 てか、「ピタ止め」にも思ったことだし、古くはFFの攻略法とかでもスゲェ感じたことだけど、

 みんなバカだよな?

この場合の「みんな」は、説明サイトを作ってる人を指す。と言うか、もっと広く、エクセルとかフォトショップとかの説明サイトでもいいし、
※全てが全てというわけではないです念のため

なんなら、ゲーム全般でもそうだけど、

人になにかを覚えさせたい、説明したいと言う時に、相手の立場、相手の知識、相手の環境を考慮しない説明をする人は、説明が理解出来ない側の人より、

 基本バカ。

「バカ」という表現に問題があるなら、「頭が悪い」と置き換えてもいい。

ゲームをセーブするときに、「既存のセーブファイルを選択」「セーブを選択」「上書きを確認」という3つのステップが「必要であるケース」がどれほどあるのか、

 頭が良い人間でなくても、「頭が悪い人間じゃなければ」わかるはずだ。

ピタ止めの説明ははっきり言ってどこも「スゲェわかりづらい」し、独力で紐解いた部分がめちゃ多かった。

その分僕はカロリーを使うし、
※時間とも言う
苦しむ。がしかし、その苦しみの先に「習得」があるのも事実で、

 だからこそ僕は今でもデジラマを作り続けているのだとも思う。

誰かに教えて貰いたい、でも教えてくれる人(サイト)が見つからない。だから自分でがんばるしかない。でもその「がんばること」は大変だったりするし、世の中には「わかる人」が絶対居るのに、それが手の届くところにないもどかしさを強く感じつつ、学んでいく。

これを読んでる人は極めて少ないと思いつつ、昔ゲームボーイで出た「怪人ゾナー」というゲームを知ってますか?と問うてみる。

簡単に言えばなぞなぞゲームなのだけど、なぞなぞであるが故に、いわゆるクイズゲームと決定的に違うのは、

 「三択や四択ではゲームとして成立しない」

そのため、「文字を入力させる必要がある」。

文字の入力、つまり、オンラインキーボードの質に関しては、これまで各社紆余曲折しつつ今の形に到達してるとは思うけど、

 当時、この怪人ゾナーのインターフェイスの「凄さ」は、僕の中でとんでもないエポックメイキングだった。

ゲームボーイは言うまでもなく解像度が低く、画面内に表示出来る情報量が少ない。その中で、より「気持ちよく」、より「早く」入力出来るにはどうしたらいいかを練ってあった。

 スマホやPCの日本語入力も、いい加減任天堂が作れよと思う。

絶対的にストレスを感じる場面が無くならないと思うのは僕の気のせいじゃないはずだ。と言うか、

 使う人のことを徹底的に見つめ直して作っているのかどうか

当たり前のこと。当たり前のサービス。当たり前の気配りをしているのか、という話。

今AIを使った「作品」は枚挙にいとまがない。がしかし、それによってPV「だけ」を稼ごうとすると、

 ピタ止めで女の子の顔はいつも同じで、服や下着をAIで適当に生成してるだけ

つまり、短時間高効率で量産してる「愚者」が多い。僕はこのピタ止めというゲームが生理的に大好きだったので、

 決して水着が見たいわけじゃないけど!
 ※ここ重要!

相当数やってスクショを撮った。そしてたどり着いた結論は、

 ちゃんと作ってあるヤツのが、止めれた時嬉しいし、楽しい。

当たり前すぎる当たり前の話。

ちゃんと作ってあるとは、

・全体の尺が長すぎない

・AIで使い回しじゃない

・それなりにエロい

・前と後が同じようなポーズ

僕が作ったヤツは、エロではないデジラマなので、そこでのツボは押せないけど、アイコンをオリジナルにして、前と後同じポーズ。テンポも良くして、前後の落差も激しく。

 思わず自分で何度もやってしまうほど。

結局のところ、「作業では心に届かない」と僕は思う。そして、

 作業じゃない「作品」は、自分も楽しい。

お金稼ぎのためにじゃない、自分の楽しいのためにもし出来る事があるなら、それはAIをがんばって学ぶ意味がある気がする。フォトショップは結局サブスクの「本家」をレジストしないまま今日が来てしまったけど、AIはちょっとだけがんばりたい気になってるところなのだ。

ちなみに、一番最初に作りたいと思ってたのは、

 平野紫耀と木村拓哉と目黒蓮を併せたようなイケメンで、上半身裸の男子のピタ止め動画

僕は至ってノーマルだけど、この三人は普通にかっこよくて大好き。かっこいい3人のイケメンをブレンドしたら、「究極のイケメン」が生まれるのではないか。上半身裸も女の子ではNGでも、男なら問題あるまい。

 考えただけで楽しそうだ

あと、

 まだ他でやってる人を見たことがない

もっとも、僕のデジラマのインスタアカウントに投下する可能性は低いけどさ。

てか、デザイン的な部分でAIが生成出来るなら、スターウォーズの初代デザインを踏襲した宇宙船とかも作れたりするんだろうか。ポケモンを美少女イラストにするシリーズとか結構グッと来るけど、

 可能性は本当に無限にある気がする。

その中で、自分がやれること。そして他の人があまりやってないこと。自分が楽しめて、他の人も楽しめることがあるなら、

 ちょっとやってみたいと思う。

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2023年7月 9日 (日)

仮想通貨詐欺

僕のデジラマを買いたいと言う人が居た話も、これを読んでからだとことさら詐欺だったのだろうと思う。もっとも僕の場合は「買う」のではなく「売る」立場だったけど、そこが落とし穴で「ハマってしまった人」も居るようなので、油断は出来ない。

今日見た警告ポストは、

 仮想通貨で一儲けしようという話。

当たり前だけど、お金儲けの話を縁も縁もない人に言う「わけがない」。それに乗ってしまう方が「甘い」というのは、まぁ言うまでもない話なのだけど、ささやかとは言え、「なるほど」と思った点もあったので、

 知り合いがハマってしまう前に

釘を刺す意味でも触れておく。

「私は今日20万円儲けました」「資産は2億円あります」。そんな甘言で、投資を促し、

 実際にどんどん儲かっていく。

が!

 それは全て「フェイクサイト」。

宝くじの還元率は46%ほどと聞いた。つまり10000円買っても平均で4600円しか返ってこないギャンブルというわけだけど、例えばこれが還元率300%とかならどうか。

 負けることもあるだろうけど、勝ちが目立つのではないか。

で、勝つと人はどうなるか。

 どんどん欲が出る。

例えば目の前に「勝てる確率が99.9%と言う競馬のレースがあり、配当も相応に低い」というチャンスが巡ってきたとき、例えば自分の出せる限界以上の額を投資したくなる人は少なく無いと思う。「儲けは少ないけど手堅過ぎるからね」と誰に聞かれなくても言い訳をしたりして。

そして一度勝つと、次もまた同じように、いや、それ以上にお金を集めて、「賭けてしまう」。そこに何の保証もないのに。

 目に見えて勝ち続けていくと、そこでどんどんつぎ込む額は増えていき、

そしてある日、

 「そろそろ日本円に換金しよう」

と思うかも知れない。

僕は仮想通貨に詳しくないけど、今ある仮想通貨の中には、5年前に1万円だったものが、数百万円の価値にまで上がっているものもあるという。

 もしかしたら目の前のコレがそうなるかも知れない。

下手な知識は身を滅ぼす。

 換金するには、莫大な手数料と手間が掛かり、さらにそれらを投じても、

 「最終的に入金はされない」

だって、そのやりとりをし続けてきたサイトそのものが偽物なのだから。
※さすがに仮想通貨が偽物ってことはないだろうけど

つか、そこまで手の込んだことをしても、一度バレたら終わりじゃないかと思いそうなものだけど、「悪く、そして賢い人間」なら、そう言ったサイトを「サクサク量産すること」も出来ると考えた方がいい。

 チャットGPTや画像や動画生成AIがある世の中、そうした詐欺サイトを簡単に作るテンプレやアプリがあってもおかしくない。むしろあると考える「べき」だ。

口座や通帳の写真で、あたかも本当に儲けているように見せることなんて、

 朝飯前なのだ。

それに、

 「この人はお金を持っている」と目星を付けられたら、最初に幾ばくかの現生を掴ませたあと、根こそぎむしり取られることもあるだろう。

ちなみにインスタ経由でアプローチされても、

 実際のやりとりはLINE

を持ちかけられるそう。理由は、インスタだと容易に通報→垢BANされるのに対し、LINEはそこがユルユルだからなのだとか。

てか、僕が「アナタの作品を買いたい」って言われたときは、LINEがどうのってことはなかったけど、

 僕をフォローしてない時点で、「あり得ない」とも思った。

フォロワー数も大したこと無い。てか、フォロワー数に関しては、お金で簡単に買える部分でもあるし、ポストの質や頻度から、「怪しさをあぶり出す」ことも出来そう。

件のポストへのコメントには、「やられました」と言う書き込みも多く、警察や消費者庁?に言っても、お金が返ってくることはまず無いそうだ。

 結局は自分の身は自分で守れ、と言う事なんだろう。

・・・

世の中には悪いヤツも悪くないヤツも居る。僕は自分が「自分だけは騙されない」とは思ってない。もしそう言う(自分だけは騙されないと言い切れる)人が居たとしたら、

 あなたは世界中の誰よりも賢いのかい?

と問いたくなる。あなた(僕)より頭のいい人が、頭の悪いあなた(僕)をどう騙そうとしてるのかなんて、あなた(僕)にわかるわけがない。

今固定電話の契約数がメキメキ減っていると言う。我が家も数年前に解約した。さらに携帯での通話をLINE電話に切り替えてる人も少なく無いだろう。ヘタしたら言葉でのコミュニケーションを一切取らない、文字だけのやりとりしかしてない友人知人の方が多いような人も居るかも知れない。

 相手の性別も、

 相手の年齢も、

 相手の国籍さえも、

 何も知らない相手と「あたかも心から信じられる親友のように」、やりとりをしているかも知れない。

「1年の付き合い」があれば信頼出来るものでもない。「写真を送ってきたから」信頼出来るわけでもない。「ずっとお金の話をしてこなかったから」今回も大丈夫と言う根拠もない。

中には「遊びで2日付き合ってやった」みたいな人も居るけど、それこそが危ない橋を渡ってることに気付いてないのだろうと思った。もう一度言うけど、

 あなた(僕)は、世界一賢い人間じゃない。

世界は、技術は、日々信じられない速度で進化している。「オレオレ詐欺」に今引っかかる人はそうそう居ないだろうけど、

 まだ誰も経験したことがないような詐欺が、これからのべつまくなし創造され、実行され続けていくのは紛れも無い真実。

チャットGPTでは、口調や性格すらも思い通りに作り上げることが出来るという。あなた(僕)の親しい友人のように振る舞い、その人のIDになりすまして話を持ちかけてくるかも知れない。そしてそれは、

 全てAIがやりとりしてるかも知れない。

数人の詐欺グループが、数千人を対象に、「機械任せ」で詐欺をしても不思議は無い世界。

 それほど遠くない未来の世界

 たとえばその日は、明日かも知れないんだぜ?

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2023年3月 6日 (月)

メディアの話

メディアとは、記録媒体のこと。HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドドライブ)はメディアには入らないと思う。

 みんなはどのくらい知ってて、実際に見たことがある?
※読者が居ないのにこの書き方ってどうなんだ!?とも思いつつ

インスタ見てて、「Z世代が知らないもの」として、MD(ミニディスク)が紹介されていた。僕は老害世代なので当然「知ってはいる」のだけど、実際には買わなかったし使ったことはない。

何となく僕の知る限りで記憶をテキトーに掘り返してみたいと思う。年齢が近ければ「わかる」ものも多いかも知れない。ウィキペを見た物もあるし、見て無くてホントに適当に書いてるものもある。

●8トラックカセット

僕は1970年生まれなのだけど、「かなりギリ」。実物を見た記憶は数回しかなく、確か知り合いの車に積まれていた。モノとしては磁気のカセットテープの「低性能大型版」。僕の記憶では、少年誌の単行本2冊を重ねたくらいの大きさだった気がする。どんな音が鳴ってたのか全く覚えてないけど、ちょっぴり聞いてみたい。

●カセットテープ

本名は「コンパクトカセットテープ」らしい。8トラと比べて小さいからだろうけど、割と近い時期に「ミニカセット」があったから、その呼称にはいささか違和感がある。

磁気メディアの薄いセロファンのようなテープで、その材質にはメタルとかもあったと思うけど、ぶっちゃけそこまで音質が良かったと感じたことはなかった。

TDKが安くて、マクセルのUD-Iとかが「キラキラしてて」好きだった。気持ち音にも差があったかも。この頃はこの二つくらいしかメーカーを認識してなかったかな。

僕が小学生~二十歳くらいまで、ガッツリと最前線だったから、約15年くらい「しか」現役とは呼べなかったのだなぁとちょっと感慨深い。今使える手持ち機械はないけど結構な本数が取ってある。もう大半は聴けないんだろうけど、これでしか残ってない曲とかもあって、ちょっと未練がある。

個人的には、車にCDが載ったのがつい最近だったこともあって、「音楽はカセットで聴くもの」と言う印象が一番強いかな。

中には「エンドレステープ」と言って、中身が∞(インフィニティ)構造になってるものとかあった。

前後に余白があって、「A面」「B面」と両面で保存可能。アルバムのレコードは46分テープに収まる物が多く、A面の最後が曲の途中で切れて、B面の最初は切れた曲の最初から入れるのがセオリーだったのだけど、僕が19歳くらいで買ったCDのステレオは、
 CDとテープをセットしてボタンを押すと、「最初にCDをスキャンして音量が一番高い部分を探し、割れない程度に録音レベルを自動で調整(ボリュームが回転するのが今思うと楽しい)。1曲目から順に録音していき、A面の最後の曲が途中で切れたら、その曲を再度録音しなおしつつ、曲の終わりを自動でフェードアウトし、B面にその曲の最初から録音。もし時間が長くてカセット1本に入りきらない場合は、B面の最後も同じようにフェードアウトしつつ、「ダブルカセット」、つまり横並びで搭載されたもう一本のカセットにも続きを録音してくれたりした。
※曲順を変えたり、さらに同じ曲を何度も設定することも出来た

この機能があまりにも便利すぎて、かなり愛着を持って使ってたけど、結局壊れちゃった。それ以降ステレオは買ってない。

●ミニカセット

大きさ的にはゲームボーイアドバンスのカートリッジを一回り大きく、厚くしたくらいの大きさで、時間も短く、音質も低かった。

ポイントは「小さいこと」と、音質を重視しない分たぶん製造コストも安かったんじゃないかと思う。

僕がひとり暮らしをしてた頃の電話に付いていて、留守電を録音したりしてた。友達にはポケットに入るくらいの大きさのレコーダーを持ってたヤツも居たけど、これで音楽を聴いた記憶は一切無いかな。

●レコード

我が家に古くからあったレコードプレイヤーは壊れていて、隣の家の友達や、母方の実家で劇場版ガンダムのシングルを買ったのが最初期。アニメージュや絵本の中には「ソノシート」と呼ばれる、セルロイド製の薄っぺらいレコードが付録に付いていたこともあり、

 今でも、「ガンダム効果音集」は、取っておけば良かった、テープに録音、さらにHDDに入れておけば良かったなと思う。
※歩く音とか、モノアイが点く音とかの効果音ばっかのヤツ

レコードプレイヤーが無かったので、あまり聴かなかったけど、妹が中学に上がる頃、つまり僕が15歳くらいの頃に我が家に導入され、主にアニメやゲームのサントラを買ったりしてた。

唯一友達が「貸して!」とか「入れて!」と言ってきたのは、

 ジョン・ウィリアムス

メジャーな曲ばかりで、でも他に誰も買わないだろうと。

普通の歌手やアーティストの曲のレコードは、たぶん一枚も買ってない。理由は、

 それらの曲は有線放送にリクエストして、夜自店(自宅兼なので近い)で小型の録音機能付のカセットプレイヤー(レコーダー)に録音してた。

友達にダビングして貰ったりもしたかな。

針の扱いがデリケートで、いつもヒヤヒヤしてた。オートじゃなかったんだよね。

●CD

録音可能なCD-Rが出て来るまでは、あくまで聴くだけのもの、扱いが容易でレコードより小さく、音質が良いので、瞬く間に普及していった。ただ、知ってる人も居るかも知れないけど、

 CDには寿命がある。

20年だったか30年だったかで、完全に聴けなくなる(使えなくなる)らしい。僕自身、CDーRに音楽を入れて聴いていた時間が短いし、そもそも音楽のCDはシングルくらいしか買わなかったので、
※あと一部ゲーム音楽
そこまで「消失」に悩まされたことはない。

ただの思い出話だけど、アニオタだった中学時代、友達の家に初めてCDが来た時、「CDって何の略」という話になり、

 チーフディレクターでしょ?

とまことしやかに返答。「コンパクトディスクだよ!」と言い返されたのもイイ思い出。うる星やつらのチーフディレクター、押井守監督全盛期の話。

ちなみにCD-Rが出た当初は、都市伝説のように、

 一台50万くらいする

と言われていた。
※家庭用がまだ販売されてなかった頃

PCエンジンのCDROMも極めて珍しかったし、間違いなく記憶メディアとして「世界を変えた」と思う。

ただ、実際に僕がCDーRをガッツリ使った記憶は薄い。多少はレンタルした音楽を焼いたりしてたけど、カーステがずっとカセットだったし、

 普段は音楽よりゲームの人生だったしね。

●フロッピーディスク

何を置いても言わなければなのは、

 ファミコンディスクシステムはフロッピーディスクだったこと!

3.5インチのちょっとマイナーなディスクで、コレによってゲームをコピーすることが「出来る人が出てきた」。なので、任天堂がある時期ガッツリ市場から抹殺しようとしたけど、悪いことをする人は居るもので、「マジコン」という名で暗躍。てか、この当時はネットもなく、都会に行かないと買うことも出来なかったし、通販とかもうさんくさかったので、結局手は出してない。

フロッピーディスクは、僕の知らない時代は8インチだったらしいけど、僕が知ってるのは高校時代のPC8801シリーズ。当時のゲームパソコンの代表格であり、5インチフロッピーは単価も安かった。IBMの「DOS-Vパソコン」では3.5インチになり、容量はむしろ少し増えてた。

うろ覚えだけど5インチが1メガバイト弱(ファミコンで言えば8メガビット。720キロバイトだったかも)、3.5インチで1.44メガバイトくらいだったかな。その頃僕の友達が持っていたHDDが20MBとか40MBとかで、まぁ時代を感じさせた。

容量も小さく、磁気にも弱い5インチフロッピーだけど、一点だけ強いメリットだったのが、

 落としてもまず壊れない。

紙のように薄いメディアなので、とにかく軽くて、簡単に曲げられるような素材だった。当時僕が持っていた「BURAI」というゲームは、

 上巻だけでディスク20枚組とかだった気がする。

挙げ句「下巻が出ない」という
※他のハードで出た
なかなかな展開だった。

念のため確認するけど、「20枚組」とはざっくり「20MB」。先日ダウンロードしたホライズンフォビドゥンウエストは180GBくらいだったと思うから、

 実に9000倍。

たぶん、CD-ROMが発売される前の「全てのハードの全てのゲーム」を合わせても、この一本には及ばないくらいの容量だろうな。

●MO

マグネットオプティカル(ディスク)。知らない人も多いと思う。僕がPC98を使っていた頃に存在したメディア交換型のストレージ。1枚の容量は120MBとか230MBとかで、フロッピーとCDROMの間に存在した書き込み可能な光ディスク。

大きさは3.5インチフロッピーを厚くしたくらいで、
※3.5インチ≒8cm
メディア1枚5000円とかだったと思うけど、HDDを買うより遙かに安かった。

基本的にはHDDにデータを移動して使う、ある意味バックアップの役割が強く、コレ単体でソフトが発売されたり起動したりという使い方はしなかったと思う。
※中の起動ファイルにアクセスすれば起動そのものは出来る

たまたま僕が持っていたので触れた。と言うか、

 この話を思い出したからこのネタが書きたくなった。

●DAT

デジタルオーディオディスク。友達が「これで聴くのが一番キレイ」と言っていて、さらには「CDよりも」と注釈が付くほどのメディアだったけど、機材が高く、CDよりも構造が複雑な分だけコストも下がらず、普及しなかった。僕は持ってたことがないし、欲しいと思ったことも無かったかな。

●GDロム

ドリームキャストに搭載された、CD-ROMより大きい
※CD-ROMは実質480MBくらい
1GBのデータを扱えるメディア。文字通り「ギガバイトディスク」の略。物理的なサイズはCDと同じ。

イレギュラーな規格が覇権を取るのはそうあることではなく、とりあえずコピーされにくい以外のメリットが果たしてどれほどあったのかとは思う。↓これも、、、

●8cm光ディスク※ゲームキューブ

容量的には1.5GBほどで、大きさは8cmCDほど。完全にゲームキューブオンリーのメディアだったな~。

●DVD

デジタルバーサタイルディスク。かっこつけて言うとヴァーサタイル?多目的という意味だったと思う。

 CD-ROMの次に覇権を取った。

僕の中では、押しも押されぬ現行トップのメディア。ぶっちゃけ後述するブルーレイと比べて容量はかなり小さいのだけど、

 焼きミス、単価、用途を考えると、DVDくらいでちょうどいいと思う。
※ホントは2倍くらい欲しいけど、両面タイプはメディアも機械も高い

やはり映像ソフトが高画質であること、当時のSONYの新ハードであるプレステ2に標準搭載され、「映画とゲームを大容量高画質で!」と言う謳い文句と共に、一気に浸透した。

容量は片面で4.5ギガバイトほど。ザックリCDの10倍で二層式であれば9GB。

前述のMOのように、ストレージメディアとして写真や動画を保存する人も多かったと思う。

中には「DVD-RAM」とか、ケースに入ったまま
※MDとかMOみたいな
運用するメディアもあったし、ドライブもそれにも対応してたりもしてたけど、ほどなく消えた。

●UMD

ユニバーサルメディアディスク。PSPの規格で、後継機であるVITAには搭載されなかった、時代の徒花的なヤツ。ケースに入った2.4インチの光ディスク。容量は1.8GBで、ゲームキューブよりやや大きい程度。

当然のように書き込みは出来ず、ゲームデータの保存には別途「メモリースティック」を必要とした>PSP。

汎用規格にしたい気持ち満々のネーミングだったけど、容量単価を抑えられず、ほどなくして消えた。

個人的には結構見た目が好き。

●SDカード&マイクロSDカード類

バッテリー不要で何度も書き換えが出来るメディア。大きさはとても小さく、最新のものだと、

 小指の先ほどの大きさで、厚さ1mmほどのなのに、「1TB」の容量を保存出来たりするまでに。

僕に馴染みがあるのは、Wiiとか3DSのゲームデータの保存用。

・・・

他にもあったと思うけど、
※ZIPドライブとか
あんま覚えてない。

個人的に強く記憶しているのは、映画「ジュブナイル」に登場した「2000テラバイトディスク」。確か劇中での年式は2020年だったと思うけど、
※映画は2000年なので「20年後の未来」を想像して作られた

今は2023年だけど、メディアは光学メディアではなく、不揮発性フラッシュメモリが進化した。てか結構テキトーな記憶で書いてるから、

 概ね間違ってると思うけど。

大きさ的には、マイクロではないSDカードより少し大きいくらいで、ケースに入った光学ディスク。本当にこうなるとは思ってなかったけど、

 どのくらい違うのか

は凄く興味があって、その点で強く記憶してた。

てか、結論から言えば、「2000テラバイト」の容量を必要とするデータが、現時点ではまだ生まれてないってことが大きい。ゲームにしても映画にしても、一作品で最も大きくても100~200ギガバイトほど。今後8Kの映像作品、さらにそのさきまで開発、実現していき、さらにUSB3.0の100倍くらいの転送速度を持つケーブルや端子の規格が生まれ、普及したり、現状のネットインフラや光ケーブルのさらにそのさきの未来が作られていって初めて、

 2000テラバイトディスクに需要が生まれるんだろうな、と。

もちろんそのためには需要を支える市場や、収入や、景気が不可欠だし、一部のお金持ちだけのためのものでは普及は見込めない。

現状PS5やスイッチで、過去のハードからの「栄枯盛衰ペース」が大きく失速している気がする。「さらなる次世代機」の出現を待つ声は少ないだろうし、となれば、メディアの新開発もそこまで求められてないってことになる。

スマホのメモリに関しても、1TBがせいぜい2023年の上限だろうし、
※詳しくないけど
それが10TBになる未来は来るにしても、1000とか2000はしばらく「求められない」ような気がする。

4Kの前にはフルHDがあり、ハイレゾと呼ばれたDVD画質があって、その前のSD画質から徐々に進化を重ねてきた。

でも、実際フルHDと4Kの差を瞬時にジャッジ出来るほど人間の目の性能は高いとは思えず、
※その差がわかりやすいソースはあるだろうけど
特に8K以上となればさらに違いはわかりにくくなる。間違いなく。

ってことは、データ量としても今までの延長での進化は「不要」なわけで、さらに進化を求めるのなら、

 全く別のアプローチになるんだろうなって思う。

これ以上サイズを小さくする必要も、容量を大きくする必要も、スピードを速くする必要もない、ある意味究極のところに今は到達してる。
※実際はあと5年くらいでピークかなとも思うけど

あとは、「より安全性が高い」「さらに頑丈」「実は地球に優しい」みたいな、割とコンピュータオタクからしたらどうでもいい性能が強化されるくらいしか思い浮かばないけど、

 光メディアが磁気メディアに取って代わったような

 フラッシュメモリがバッテリーバックアップに取って代わったような

強烈な発明は、ちょっと楽しみかな、と思う。

もっともそう言う変化は、一瞬では起こらないから、

 僕が知らないだけで、現状既に「発明されつつある」のかも知れないけどさ。

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2022年12月 9日 (金)

デジラマを作るなら~その2~

昨日の続き。

●パソコンとモニターがある環境から、「とりあえず」デジラマ作りをやってみたい場合

・サブスクのフォトショップCC

月額1078円で、最初は7日間無料体験が可能。ぶっちゃけゼロから始めるのは敷居が高いとは思うけど、以前は「年額だった」のが「月額に変わった」分、かなり気楽にはなった。

・スマホのフォトショップエクスプレス

無料で十分使える。これで使うのは主に、フィルターを掛けること、画角を切り直すこと、たまにコントラストをいじったりする。

無料と有料(年額10978円、月額1078円)の違いは、保存時に劣化の少ない「100%JPEG」で保存できる(無料版は80%)ことと、フィルターの種類が多いこと。

ぶっちゃけサイトにあるような機能の大半は使い物にならないので、
※僕が使い方を知らないだけかもだけど

しばらく使って課金するか決めればいい。無料でも、キーになるフィルターは使えるし。

・・・これだけ。つまり、1078円だけ。

これだけ用意すれば、デジラマ作りそのものはそれなりに形になるはず。

もっとも、スマホの無料アプリだけでも合成すること自体は出来るし、それで(デジラマに限らず)合成してる人も少なくはないけど、

 クオリティが全然違う。

たぶん、習熟していけばスマホアプリでもかなりのことはできると思うけど、ことあるごとにCMを見させられたり、狭い画面で細かな線をタッチで描くのは至難の業。正直それを「出来る」は言えないと僕は思う。

ひとまずこれで何作か作ってみて、もう少し楽になりたいな~と思ったら、液晶タブレットと左手デバイスを買えばいい。

フォトショの操作に関しては、

 訊いてくれたらいくらでも教える(つもり)

もちろん僕のわかる範囲で、で、それはエレメンツベースなのでそこまで詳しくないんだけどさ。

・・・

こういう話をすると、どうしても「大変そう」とか「難しそう」とか、「最新のフォトショップはやっぱスゲェね」とか思う人が多いのだけど、ぶっちゃけフォトショップは30年前から第一線で使われていたソフトで、

 機能とか比較にならないくらいしょぼかった頃から、凄い作品は作られ続けてきた。

最後は使う人の「モチベーション」が物を言う。「才能ではなくやる気」が。こういう作品が作りたいとか、この表現はどうやってやってるんだ!?みたいな思いは、デジラマを作ろうと思ったなら、誰しもが抱く感覚。僕も当初伊藤伸彦さんのデジラマを見たときは、

 こんなの出来るなんてスゲェ!

と思ったし、同時に、

 絶対無理だわ自分には

とも思った。でも、今現在氏の作品を見ると、

 全部とは言わないけど、7割くらいは「手順」が見えなくもなくなった。

今でもセンスに依存する部分には感嘆するし、そのソースをどうやって入手したのか興味も沸くけど、氏のデジラマは「商品として」「アートとして」を磨き上げているのに対し、僕のデジラマは、

 楽しく毎日作れたらそれでいい。出来たらリアルに。

というそもそもの目的が違う。氏のデジラマは、「見せたい物」がその中心にあり、背景や周りのエフェクトはそれの引き立て役として仕上げてある。一方僕のデジラマは、
※そういうのもあるけど

 インスタにアップする1枚の写真として

仕上げている。だから僕のデジラマには、

・足しかない

・後ろ姿が多い

・ポスターっぽくないのも多い(日常を切り抜いたようなのが多い)

・エフェクトが雑※ヘリとか爆発とかの飾りを手抜きしてしまう

つまり、

 僕のデジラマは「お金にならない」。

お金も掛かってないけど、お金も稼げない。そんな「完全に趣味の世界」の話なのだ。

でも、それでも、

 毎日のように新作を作って、「自分で新作を見ることが出来る」。それも一番高画質な状態で。

確かにリアルに売り上げを生み出したりはしない。でも、自分がお金を出してもいいと思えるような作品を、自分自身で自給自足できるというのは、ある意味「生み出していることと変わらない」と思う。

プラモと違って購入費用、カラーとか備品のコストも掛からない。休日に車を飛ばして周辺のお店を回りに回って、結局何もなかったと落胆することも無い。時折フリーズして時間が無駄になってガックリうなだれることも無くはないけど、
※580作くらい作ってきて3回くらい?
基本的には、時間は結果を裏切らない。命の使い方として、最後に形が残る。みんながそれを見てくれて、いいねやコメントをしてくれて、

 生きた証が増えていく。

ホント、やろうと思えば誰でも出来る程度のことしかしてない。あとは慣れでどうにでもなるレベル。僕は高卒で、自店は衣料品の小売業。つまりパソコンやデザイン、美術の勉強は一切してない。それでも、

 時々世界一だと思える作品を作ることが出来ている。

 「1日10円のランニングコストで!」

まぁハマるとプラモ作らなくなっちゃう弊害も大きいっちゃ大きいけどね笑。

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2022年12月 8日 (木)

デジラマを作るなら

今僕がやってるデジラマ作り掛かるランニングコストは、一作平均で、

 約10円。

※電気代通信費等除く

その10円の内訳は、

 フォトショップエクスプレスの年額3600円の日割り額

だ。僕は毎日一作のデジラマを投下しているので、そのまま日割りしたのがこの額になる。

 まぁなんとローコストな趣味だろうか。

ただ、当然最初からこのコストで作れるわけじゃない。初期投資はどうしても掛かる。

●パソコン※ドスパラのミドルタワーでだぶん13万程度のもの

当然キーボードとマウスや接続ケーブルも。ちなみにキーボ、マウスは2、3000円程度の物。メチャ安物でもないし、お高い物でもない。

●テレビ※シャープ50インチ。買ってから4年か5年。購入価格は75000円くらいだったと思う

お正月のジョーシンで買った。今でもこれほどお値打ちな買い物はほとんどないと思うレベル。購入初期に初期不良扱いで修理してもらったけど、それ以降は安定

●スマホ※GalaxyS10

数世代前のものだけど、2回ほどリファレンス交換で継続して使用。今のところは問題無い。自分で撮る写真は全てこれで撮っているけど、こちらもあまり不満はない。てかズームが不満と言えば不満だけど、それは他のスマホでも大差無いし、深度合成が出来るカメラとなると一気に「重くて高くなる」ので、そちらも興味はあるけど買う気はゼロ。

用途的にはPCで作ったあとこちらでフィルターを掛けるのに使う。もちろんインスタにアップするのにも使うけど、

 これを「初期投資」に入れる必要は、ぶっちゃけ無い。

●液晶タブレット「アコムONE」※現在13インチでメルカリ25000円程度

無くても出来るけど、あると無いとでは、

 快適さが劇的に違う。

快適≒楽しいとも言えるので、意外と重要なガジェットなのだけど、これを買うかどうかがたぶん一番大きなハードルになると思う。

液晶タブレットは、つまりは「液晶モニタに絵を描く道具」。普段から「絵心がない、絵を描く趣味がない」僕のような人は、

 これのメインターゲットでは、間違いなく無い。

なので、デジラマを作らないのであれば、

 完全に無駄遣いになる可能性が高い。

お金に余裕があるなら何も問題はないだろうし、これを買うことで今までやったことがなかった「絵を描く趣味」が目覚める可能性もゼロじゃない。事実買う前の僕は、

 もし描けるようになったら楽しいだろうな~

と思ってもいたし。
※当然描けるようになってないし、その努力もしてないけど

ちなみに「液晶タブレット」は、「液晶が付いてるタブレット」なので、「液晶が付いてないペンタブレット」とごっちゃにしないように注意。値段も全然違うし、操作感も当然違うはず。
※僕自身はペンタブを持ってないので確証はないけど、、、

では、液タブがあると何が変わるか。まずその前に、、、

●左手デバイス「TAB MATE」※本来は別のアプリ用。5000円くらい

こちらも一緒に買う前提になる。つまり、パソコン等の通常環境以外で、約3万円の物理的な設備投資が必要になる。

ちなみにTAB MATEをフォトショップで使うには、これらとは別に「JOY TO KEY」というシェアウェアが必要になるし、設定も自分でやらないといけないので、ハードルはちょっと上がる。

で、これらが揃うと何が出来るのかと言うと、、、

・座椅子にもたれて作業出来る

キーボードとマウスではないので、体勢がとても楽。稀にキーボが使いたくなることもあるけど、
※具体的な数値を入力する場合。これもタブレットで出来なくはないけど、「体を起こしてキーボ操作した方が楽」
ほぼほぼこの二つで作業を進められる。

ただ、後述する僕が常用しているフォトショップだと、最後までこの環境を維持出来ないので、「キーボードを使わない作業でも、通常の環境に戻る」。

・トリミングが楽

最新のフォトショップを使いこなせている人でも、「境目がないところに境目を作る」のは、絶対的に機能だけでは不可能だし、少なくとも僕のデジラマワークに関して言えば、

 トリミングこそ全て

と言っても過言じゃない。
※あと色調補正や背景探し、角度、スケールのマッチングも「全て」だけど!

キーボマウス環境でもトリミングは可能だけど、基本は「点と点を結んで細かな直線の繰り返し」の操作になる。フリーハンドで線を描くのは、マウスではやはり難しい。

それはトリミングでも同じで、細かな凸凹を抜き出すのは、たぶん忖度抜きで5倍くらいタブレット操作の方が早い。それはつまり楽で楽しいと言うこと。

・近くで見られる

老眼が進む世代が多いガンプラ好きだけど、タブレットはテレビと違って「目をぐっと近くまで寄せられる」。これも大きなメリットだ。

しかし、一方では、この液タブの解像度は1920*1080ドットしかないので、通常のPC環境の4Kと比べると情報量が少なく、発色も悪い。最終的にはスマホでフィニッシュするにしても、

 デジカメに付いてるモニターで写真の善し悪しを判断してるようなもの

なので、ある程度出来たら大画面で確認するようにはしている。

・左手デバイスが使える

僕が使っているフォトショップは、

 買い切りの「エレメンツ2019」と「7」。

そしてスマホの「エクスプレス」の3つ。僕はなるべくサブスクを使いたくない人だったのでこの組み合わせになっているけど、ぶっちゃけ今エレメンツを買うのはオススメしづらい。

エレメンツの2022は実質2万円を超えるけど、エレメンツはサブスクのCC版の機能限定版みたいなもので、CCは年額12000円くらい?のサブスクなのだ。使い続ければ機能もどんどん強化されるし、

 僕が愛用しているTAB MATEも使える。

エレメンツはそれが使えるけど、「7」は(古すぎて)それが使えないのだ。
※「7」にはCCでは当たり前に使える「カラーバランス調整」が使えるけど、エレメンツではそれが使えない。「カラーバランス調整」は、デジラマを作る上で「不可欠」と言っていい非常に重要な機能なので、

 僕自身は使いこなせないけど、「エレメンツ+7」の組み合わせよりは、「サブスクのCC」の方が、現状はオススメなのだ。
※僕が買った時は、エレメンツが7000円くらいだったと思う

・・・まとめは次回。

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