大阪仕入れにて
全編通して話したいことがあるわけじゃなく、2つだけ。
●すき家のカレー
前回食べたカレーがめちゃ美味しかったのだけど、その店は日曜定休なので、イレギュラーが発生しない限りもう食べることはない。
でも、その記憶に支配され、どうしてもカレーが食べたかった。でもココイチは過去衝動に駆られて食べたとき、
あんまだったわ、、、
って感じだったので、すき家か吉野家の二択に。ちなみに、一皿1300円具だくさん、みたいなのは全く求めてなかった。てか、ごくごく個人的なことなのだけど、
カツカレーって美味しいか?
まるでカレーと言えばカツカレーと言わんばかりのデフォルトトッピングだと思うのだけど、
そもそも、カレーが食いたい時にカツはノイズにしかならないし、カツが食いたい時に、「カレーフレーバーのカツ」が食いたいとも思わない。
個人的には、どちらもがどちらもの良いところをスポイルしてる気がする。あくまで個人的には、だけど。
ただ、「カレー牛」は、つまりはビーフカレーの延長という感じがする。衣があるわけじゃないから、多少カレーの風味が牛丼寄りになるとは言え、カツカレーほどのノイズではないし、そもそも牛丼屋にビーフカレーは存在しない。ちょっとビーフカレーっぽいものが食べたいなら、それはつまりカレー牛しかないのだ。
しかし、今回はひとまずなるべくプレーンにノイズのないカレーを食べようと思った。てか、
すき家って結構カレーが有名な印象。
どこまでホントかわからないけど、まずは食べてみないとわからない。
特に空腹だったので、いつもは頼まない大盛を頼んだのだけど、、、
結構白飯が多くて面食らう
この「面食らう」は、量的に食べきれるかということより、
カレーと白飯を、ベストな量で最後まで食べるには、結構手強そう
という意味。てか、そんなことより何より、、、
辛くない!!
辛くなさ過ぎる!!
何と言うか、僕の中でのカレーであるという定義の中で、その「辛さ」は結構重要だ。もちろん辛くないカレーにも美味しいカレーは存在するのだろうけど、カレーが食べたいという強い衝動に突き動かされて、任意でカレー食べる時、そのさきにあるのは、
最低限の辛さを纏ったカレーであって欲しい!
それは果たして僕だけなのか!?そうじゃないと思いたいのだが。
てか、そもそもの話として、すき家のカレーが好きな人は、「すき家のあのカレーが好き」なのであって、「カレーがそもそも好き」なのとは、ちょっとセンターがズレている気がする。これももちろん僕がそう思ってるだけなのだけど、
あれは、僕の中のカレーの定義から外れてた。
別に具がジャガイモとニンジンしかないとか、割とシャビシャビ系だとか、付け合わせの福神漬けがめちゃ少なくて、つい紅ショウガや七味を掛けてしまったとか、多少の付加的要因はあったかも知れないけど、
美味しくなかったな~。
大盛630円は十分安かったと思うし、価格満足比という意味ではココイチよりは良かったけど、次にどうしてもすき家に行くことがあっても、
※普段は吉野家派
もうカレーは食べないな、と思った。
余談だけど、
カレーとチーズも合わないと思う。
非常に頻繁にコラボされる2つだけど、チーズが入るとカレーが濁る。かみさんのカレードリアには100%チーズが乗ってるけど、本音は全く要らない。空気が悪くなるので言わないけど。
さらに言うと、バターチキンカレーも好きじゃない。一言で言えば「甘い」。「辛さの中に甘みが」みたいなのは要らない。「辛さの中に旨味が」はあってもいい、あったほうがいいと思うけど、バターは甘いし、スゲェ独りよがりなことを言えば、
あの黄土色が好きじゃない。
完全に好みの話。
●泣いてる女の子
近鉄特急ひのとりで帰路の途中、突然凄い大音量で女の子が泣き出した。席の距離的には、一車両の半分くらいの距離だったけど、
真横、真後ろ、真ん前の席の人は、結構キツいだろうな~
最近スレッズとかインスタで、「泣き止ませろ!」というある意味不条理な暴言で、結果言った人が悪いみたいな空気になることがままあるので、
その車両で、誰も注意やら何やらは無かった。少なくとも僕には聞こえなかった
のだけど、これがま~長い!
※体感10分くらい。過呼吸で窒息しちゃうんじゃないかってレベル
赤ちゃんではなく、2、3歳?彼女なりの主張があったようなのだけど、それがどうやら母親には許容しかねるものだったらしく、
ボリュームと勢いがさらに加速していく。
これを読んだ人がどの程度を想像するかはわからないけど、とりあえず先日55歳になったばかりの僕の経験で、
過去ダントツ一位のスーパーボイス!
泣いているという表現では到底物足りない。
「とどろき渡る」
まさにそんな感じで、うるさいを通り越して、「ちょっと楽しい」領域に踏み込むほど。でもさすがにかなり長時間であったので、
隣とかじゃなくて良かったなぁ
とも思いつつ、そもそも何が理由なのかスゲェ気になったりはした。
お母さんの声で聞こえるのは「シーっ」だけで、それに対しての彼女は、
「シーと違う!!」
この繰り返し。そして途中、たぶん津あたりで下車したのだけど、靴を履かせずに引っ張られて行ったのか、「靴履きたい!」と叫びまくりながら隣を通っていった。お母さんの顔はチェックしなかったけど、
あそこまで泣くのって見たことなかったな~
※汗びっしょりで髪は乱れてヤマンバのようだったわ>女の子
なんつか、要は「そう言う状況になるように教育してしまった」失態であり、「その状況を打破するノウハウがない無知」でもあるから、それをうるさいとするなら、その責任は完全に親にある。
※その場にいない父親の可能性もある
てか、理由がわかれば多少なりアドバイスする人が出て来ても不思議は無いほどの「バンシーさ」だったわけで、
よっぽど「どうでもいい理由」と、「娘がどうでもいい母親」だったのかなぁとは思った。
てか、「シーと違うぅ!!」はたぶん30回くらい言ってたと思うので、
別の言葉に変えればいいのに、とはメチャ思った。
キレて、その女の子の声が本人に聞こえないくらい大きな声で、
黙りなさい!
と隣の車両にまで響き渡るほどの声で「まくし立てる」可能性すら、僕にはあるかな、と。ああ言うのは、「本人よりひどい人に直面することで逆に冷静になってしまう」こともあり得る話だし。
まぁ鼓膜が破れたりしたら、それはそれで大事だから、やり過ぎちゃダメだけど。
しかし理由が気になったなぁ。ホントに何がそんなに気に入らなかったのやら。
てか、
そのあとの静寂さがパ無かった。
世の中にこれほど静かな世界が存在するのかと思ったわ。ひのとりがそもそも静かだってこともあるけど、
音が何も無い世界に紛れ込んだのかと思った。
・・・
昨日のカレーがあまりにも不完全燃焼だったけど、自宅界隈に僕が知っているそれなりに美味しいカレー屋というものが存在しない。今日はかみさんが「晩飯自分で調達して!デー」だったので、勢いで外食するかとも思ったけど、
結局面倒になっちゃったからな。
※値段もそうだけど、具が多いとか、「ナン」とかは全く要らない。僕は「カレーライス」が食べたいのだ。パクチーとか論外。シンプルに具がビーフしかなくて、価格が税込700円くらいの、ちょっと辛いカレーが食べたい。食べながらコップ1杯の水を飲み、食べ終わったあと水をおかわりして終わるくらいの辛さが理想。福神漬けは自由に取らせて欲しい。
船場カリーかトクマサカレー、近くに出店して欲しいなぁ。
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