映画・テレビ

2018年12月16日 (日)

キングスマンゴールデンサークル

1作目の印象は、ソフィア・ブテラ演じるイカした暗殺者ガゼルと、礼節を重んじる紳士たち。残酷というよりもはやただのグロでしかな大量殺人と、ラストに出てくる王女様のケツ。

正直グロい殺人シーンは、今でも受け入れがたいし、主人公エグジーがヘタレな前半にはマイナスの溜めも多い。好きなシーンもあるが、嫌いなシーンもある。そんな映画だった。

ゆえに続編に対して及び腰であったし、友人が「そこそこ面白かったですよ」と言うコメントを残しても、今ひとつピンと来なかったのだが、今朝起きたら、

 なんとなく見たくなった。

こういうのをタイミングというのだろう。

・・・

結果結論だけ言えば、

 思ったよりずっと面白かった。

相変わらずグロい殺人シーンはあるが、大量虐殺という感じではなく、あくまで「前作のそう言う部分が好きな人へのファンサービス止まり」。全体の印象を濁すほどじゃない。

キャストは前作から引き続いていて、パッケージにもあるように、前作で死んでしまったと思われたハリーも続投。ただ、前作ほど圧倒的なキャラクターではなく、どちらかと言えばエグジーの引き立て役と言うところ。

今回からは、チャニング・テイタムやハル・ベリーと言った大物が登場し、ヒールはジュリアン・ムーア
※ニッキーの「ネクスト」の印象しかなかったけど
ライバル的役所のチャーリーは、見覚え無し。監督は前作同様マシュー・ヴォーン。メジャー作品はX-MENファーストジェネレーション、キックアス1作目。なるほどキックアスと言われると妙に納得だ。レイヤーケーキという作品も撮っていて、見た記憶がうっすらとあるが、内容は全く覚えてない。どんなだっけ?ちなみに僕と同学年。それがどうした。

あらすじとしては、世界的な麻薬カルテルである「ゴールデンサークル」という組織が、自社でバラ撒いた麻薬に毒物を混入。青い筋が体表に浮かんでしばらくすると死んでしまうと言う。それを防ぐための解毒薬が欲しければ、麻薬や自社を合法化しろ、と。

終わってしまえばこれが「嫌味にならない程度の」麻薬に対するアンチテーゼであり、「もうこんなことはするな」と言うメッセージでもあったのだけど、

 作風が全くと言ってイイほどそれを感じさせない。

まぁ前作であれだけの人数を殺した「前科」があるから、今作で少しくらい偽善者づらしたって、そうやすやすとは覆らないと言うところ。

本人役で、さらに結構な頻度と時間エルトン・ジョンが登場したり、前作で恋仲になった王女や、副大統領までもがドラッグに冒されていると言うくだりは、

 さすがキングスマンだな

と思わせるが、今回は前作のように「全員皆殺しと言うわけではなかった」。まぁそりゃそうか、とも思うけど。

話的にはざっとこんな感じ、、、あとは前作で死んだはず、、あたまを撃ち抜かれたはずのハリーが生きていたのは、、、てか、生きていたと言うより「蘇生された」のは、「キングスマンの技術のたまもの」と言う感じ。もともと二作目には彼:コリン・ファースは出さない方向だったらしいから、あくまで強引なご都合主義でしかなかったのだけど、

 別段嫌いじゃないので問題も無し。

てかそれ以上に今回見ていて面白かった、楽しかった、充実してたのは、

 秘密道具が多くて強い。

元々テンポの悪い映画ではなかったけど、今作ではさらに磨きが掛かり、かつ前作で儲けたからか、

 なんと1億ドルも使って撮っている。

と思ったら、何のことはない前作も8000万ドル使ってた。で、興収はどちらも4億ドル以上と好成績。この感じだと、、、さらに今回ほぼ出番がなかったチャニング・テイタムやハル・ベリーをきっちり「活かしてくれそう」な流れだと、

 そのまま次回作も期待出来そう。

てか話がズレてしまったけど、つまり「テンポがいい映画」というのは、つまり大筋に置いて「カット数が多い映画」であり、カット数が多いということは、そのままコストが掛かってる。CGなどもかなりふんだんに使われ、

 撮れ高の高い映像が目白押し

そんな、エンターテイメント性の高い仕上がりになってた。

「ほぼグロ」だった前作とは大違い。まぁ「より商品寄り」になったとも言えるけど、僕的には全然OK。要は、

 007よりお気楽でお下劣、ある意味子供にも受けるケレン味たっぷりのスパイ映画

である。冒頭に出てくるカーチェイスも、、、てかカーチェイスに対するハードルは現在非常に高くなっていて、ちょっとやそっとでは唸ることはないのだけど、

 十分及第点の仕上がり。

てかゲームしながらやってた手を止めて、映画に集中したくなるほどの出来だった。

さらにそこだけに留まらず、サクサクと爆発やら殺しやらが繰り返され、かといってマイナスの溜めもない「ストレスフリー」な展開。全ての映画がこれではさすがに食傷してしまうだろうけど、

 定期的に摂取する分にはなんら問題ない。てか、何なら次回作は映画館に行っても全然構わないくらいの「快作」だった。

クリス評価は★★★。決して爆発力や感動はないけど、
※あと前作よりエロさもなかった
ワイルドスピード以上に気楽で、本家007より凝った秘密道具満載。CGのクオリティもキャストのグレードも高く、見終わって「損した」と思う要素は全く無かった。

 普通に面白いアクション映画※ただしグロはある が見たい人には、普通にオススメ出来る内容だったな。

てか、「キックアスみたいな映画」。キックアスからクロエを除いて、秘密道具をてんこ盛りにしたような、そんな映画だったわ。

一言だけ追記。

書き忘れてたけど、クライマックスの「長尺1カット」はなかなか凄かった。てか凄すぎてたぶん「いろんなことして作ってる」んだろうな、とは思ったけど。

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2018年12月10日 (月)

映画のヒロインベスト○○

「ベスト10」になるのか「ベスト5」になるのかわからないが、友達と電話してて、そのことについて掘り下げたくなったので書き始める。もちろん誰のためでもない自分のため。あと、過去にも同じようなネタを書いた気がするが、完全に忘れ去っているので気にしない。

まず、思い浮かぶままに、劇中で魅力的だった女優やヒロインを書きだしていく。順不同。

・ミーガン・フォックス トランスフォーマー。最初はピンと来ないけど、後半どんどん魅力的に。

・ナタリー・マルティネス デスレース。かなり美人。黒髪ロング。コレでしか知らない。みんなも知らない。

・メラニー・ロラン グランドイリュージョン1の警官役。普通に超好き。2では出てこなかったので、「2の評価が最低」に。

・タラ・リン・バー ゴッドブレスアメリカ。中高生くらいの役だったと思うけど、むちゃくちゃカワイイ。ロリ臭がある。ヒロイン好きは一見の価値有り。つかこの話をしたくなったのはこの子を紹介したかったから。

・ヴィッキー・チャオ 少林サッカー、レッドクリフ、クローサー。日本人に好かれる顔立ち。洋画好きな友人に言うと、みんなが「かわいい」と言う子。

・ヒラリー・ダフ エージェントコーディ。007の子供版みたいな映画に出てきたヒロイン。本職はたぶんアイドル歌手だけど、映画の中の彼女の方が数億倍カワイイ。静止画で見ても魅力は一切流れ込んでこない。てかアイドルなのにちゃんとキスシーンがあったのが好印象だったな~。

・スカーレット・ヨハンソン 説明不要。でもかわいいときとそうじゃないときの落差が激しい。イスに座って戦った時が一番良かったかな。

・シャーリーズ・セロン 冷たい系美人。個人的にはさほどでもないけど、見つけると「あ、美人が居る」と思う。

・キャサリン・ゼタ・ジョーンズ ショーン・コネリーと出た「エントラップメント」の彼女が特に好き。マスクオブゾロの彼女も好き。つまり結構好き。

・ペネロペ・クルス サハラでしか見てない。世間の評価ほど好きじゃない。

・サルマ・ハエック デスペラードのヒロイン。なかなかよかったけど、他は知らない。

・ケイト・ベッキンセール パールハーバーで見た時は相当キレイだと思ったけど、トータルリコールのときは猛烈怖くて、それはそれでアリだった。

・キャメロン・ディアス 相当かわいかったと思うけど、印象に残ってるのはトムと出た「ナイト&デイ」くらい。「セックスしたい」のセリフはいい意味でビックリした。

・ジェニファー・ロペス アナコンダの時の彼女しか知らない。でも名前は有名なのでリストに入れてみた。

・広末涼子 日本人では一番かわいかったと思う。てか他は松岡茉優くらいしか思い出せない。あっさり書いたけど、ピーク時の広末涼子のかわいさはかなり上位。

・ダコタ・ファニング 宇宙戦争の時の子役。ほとんどスクリーマー(叫び役)だったので、実際にかわいさを感じたのはついこないだ見た「PUSH光と闇の超能力者」だけ。でもかなりかわいかった。

・エマ・ワトソン 絶対忘れちゃダメな最強ロリ。子役時のオーラは他の追随を許さない。美女と野獣やハリポタ後半は普通。声優もマッチしつつオリジナリティがあってかわいい。

・デイジー・リドリー 覚醒したジェダイ。美人とかカワイイという尺度では語れないが、オーラはある。オリエント急行でもそうだったけど、「つい目が行く」。

・レイチェル・マクアダムス 「きみがぼくを見つけた日」「アバウトタイム~愛おしい時間について」で、とてもキュートなヒロインを演じてくれた。調べたらロバートダウニーJr版ホームズのアイリーン・アドラーもやってたんだな。庶民派。

・ファン・ビンビン マーベル系でちょいちょい見かけてた子。普通に超かわいいが、個人的には↓こっちの子のが好き。

・ジン・ティエン キングコング髑髏島の巨神や、グレートウォールでメインヒロインをやったアジア系のカワイコちゃん。今が売り時だと思うので、もっとガンガン出て欲しい。

・チンミー・ヤウ 日本のドラマにも出てたけど、小顔の超美人。僕が知ったのはジェット・リーの「新少林寺伝説」。主人公を好きになる流れが激萌え。

・フィービー・ケイツ エロとは切っても切れない昭和の最強ヒロイン。「パラダイス」「初体験リッジモンドハイ」の印象ばっかりで、グレムリンの記憶が全然ない。

・クロエ・グレース・モレッツ キックアスの印象が強すぎる。それ以降は割と並の女優に。でもキックアスの時はかなりのもんだった。

・グレース・ケリー 裏窓のヒロイン。「昔の美人」かと思いきや、全然普通にキレイ。主人公のことが大好きなのが特に良い。モナコ王妃?

・オードリー・ヘップバーン 僕が知ってるのは「ローマの休日」だけ。それも池田昌子が声優を充ててる吹き替え版の印象しかないけど、「なんてかわいらしい」子なんだって思った。モノクロでも出てるオーラが違う。さすがとしか言いようがない。

・上原美佐 名前は忘れてたけど、印象は強く残っていた。みんなはこの名前で何に出演していたか思い出せるかな?てか若い子は知らなくて当然。アラフィフ以上が対象。

 隠し砦の三悪人に出てた雪姫。

モノクロだったけど、めちゃかわいかったわ。

・アレクサンドラ・ダダリオ おっぱい大きめ、顔キレイめで、カリフォルニアダウンに出てきた時は、「天変地異より目の前の彼女に釘付け」。かわいすぎて映画には向かないかも。でも出て来ると得した気になる。巨乳部門では一位。

・ジェシカ・アルバ ファンタスティック4で下着姿になったのが印象強すぎ。小顔でかわいいけど、正直言うほどたくさんの映画を見てるわけじゃない。

・ジェシカ・ビール ニッキーの「NEXT」や、ジョシュ・ルーカスの「ステルス」のヒロイン。NEXTの時は役的に美味しかったこともあるけど、かなり魅力的だった。

・レイチェル・ワイズ ハムナプトラのヒロイン兼奥さんだけど、印象に深いのはキアヌの「コンスタンティン」で、「キスされそうになって期待したけどスカされた」時の顔が最高にかわいかった。ダニエル・クレイグの奥さん。

・ソフィア・ブテラ 名前が覚えられないけど、キングスマンでガゼルと言う超印象的な殺し屋を演じ、ザ・マミーでも最高に素敵なメイクで古代の魔女になってくれた。もっと出てきてイイ人。

・ナタリー・ポートマン 僕的なピークはエピソードIのアミダラ女王。ブラックスワンで賞を取ったけど、あんましピンと来なかったな。美人だけどほくろが気になる。

・ユマ・サーマン ジョンウーの「ペイチェック」の時が魅力的だった。美人ではないと思うけど、映画で映えるタイプ。

・マーゴット・ロビー ウィル・スミスと「フォーカス」でカップルやってたけど、正直「スーサイドスクワッド」の時のハーレイ・クインの方がかわいい。サイコっぽかったのが残念。着替えシーンはこの映画最大の見所。

・グウィネス・パルトロー アイアンマンのペッパー。でも魅力が爆発したのはスカイキャプテンワールドオブトゥモロー。立ち位置としてはキャメロン・ディアス。所作がかわいい。

・テレサ・パーマー 思い出すのは遅かったけど、ランキング的にはかなり上の方のかなりかわいい子。「ウォームボディーズ」「アイアムナンバー4」「魔法使いの弟子」など、何に出ててもかわいい。静止画では魅力が一切伝わらないタイプ。

・アンジェリーナ・ジョリー 正直かわいい・キレイと思った作品はそれほど多くないけど、「ミスター&ミセススミス」や「60セカンズ」の時は良かったかな。

・メグ・ライアン 昭和ヒロイン。インナースペースの時の彼女はマジでかわいすぎた。でも今見ると割と普通かも。

・ガル・ガドット ワンダーウーマンの人だけど、そっちよりワイルドスピードに出てた頃の方がオーラがあった。てか最初見た時「スゲェ美人出してきたな」って思ったわ。

・エルサ・パタキー ワイルドスピードからもうひとり。メガマックスでドムの一時的な恋人になっちゃった人。かわいかったけど、アイスブレイクで顔も見せずに殺されちゃった。クリス・ヘムズワースの奥さん。

・ポーラ・パットン 黒人女優の中では一番好き。「デジャブ」のヒロイン、「ミッションインポッシブルゴーストプロトコル」でも大活躍。てか1作で消えちゃってかなり残念。見つけられると嬉しい。

・エマ・ストーン アメイジングスパイダーマンのヒロイン。ゾンビランドでもヒロインやってたんだな。当たり障りのない普通の美人。

・ジェシカ・ラング 思い出したので書いてみた。1976年版キングコングのヒロイン。凄くかわいかった記憶がある。あとエロかった気も・・・。

・アン・ハサウェイ スッキリ忘れてた。僕が観た作品はそれほど多くないけど、一番好きな彼女は、マイインターンで、迎えに来た車を見つけるシーンの笑顔。遠景だけど、凄くいい笑顔。

・・・これで45人。

こんなところかなぁ。まだ大切な誰かを忘れてる気がするけど、、、とりあえず大きく分けて、

 見た目か、雰囲気か

で大別される気がする。見た目だけならメラニー・ロランやヴィッキー・チャオが凄くかわいいけど、雰囲気だとグウィネス・パルトローやユマ・サーマンがかわいい。マーゴッット・ロビーも雰囲気側。でも全てひっくるめて、ひとまず予選通過を選別するとしたら、、、

メラニー・ロラン、タラ・リン・バー、ヴィッキー・チャオ、キャメロン・ディアス、エマ・ワトソン、ジン・ティエン、チンミー・ヤウ、フィービー・ケイツ、アレクサンドラ・ダダリオ、テレサ・パーマー、、、かな。たまたま10人。そこからさらに選別。

ヴィッキー・チャオ、エマ・ワトソン、ジン・ティエン、フィービー・ケイツ、テレサ・パーマー、、、これが僕の選ぶ「かわいいヒロイン5人」。そしてここからランキングを付けるとしたら、、、

5位 ジン・ティエン 実質グレートウォールくらいしか印象がないのが残念。でも超カワイイと思う。つか彼女のためなら死ねるって兵士がいっぱい居そう。

4位 テレサ・パーマー いつ出てきてもかわいい。アベレージが凄く高い。ただ、相手が悪すぎた、、、。

3位 エマ・ワトソン この子が一位という人は凄く多そう。実際ベラボーにかわいかったし。でもちょっと(ハーマイオニーの)性格が好きじゃなかったのと、最後ハリーではなくロンとくっついたのが気に入らなかったり。

2位 ヴィッキー・チャオ スゲェ迷った。最初見た時「何者!?」と思ったし、レッドクリフでちょっと出ただけでもテンションが上がった。ただ、、、

 第1位 フィービー・ケイツ

パラダイスの時の彼女のかわいさは、もはや採点しようがないレベル。自問自答して、冷静に考えて、やはり当時の彼女が僕の中のナンバーワンヒロイン。価値観や美的感覚の経年劣化もあるので、万人の評価ではもちろんないが、この結果に頷く人も少なからず居ると思う。

でも、ついこないだ見た「ウォリアーゲート」のヒロインみたいに、メイクで全然変わるってことも「ままある」。監督の撮り方次第、年齢、もっと言うと本人の体調すらも印象に影響する。だから、評価はあくまで「○○の時の」という注釈があってしかるべきかも知れないし、当然のことながらイメージ検索してジャッジされても困る。

女優は女優であるときにその真価を発揮する。僕らが惹かれるのは、そんな彼女たちなのだ。▲▲。

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余談だけど、アニメで魅力的なヒロインと言えば、、、

紅の豚のフィオ、妖銃都市の麻紀絵、最近だとダーリンインザフランキスのゼロツー、青ブタのヒロインはほぼみんな好き。化物語だとガハラさん。ゲームだけど、つよきすの椰子なごみ、マジ恋のクリス、辻堂さん、乾梓も超好き。こないだ書いたさよなら三角の明日香、徒然チルドレンのミスワビサビこと柴崎さんも好きだし、みゆきのみゆきも好き。

でも思い出せないだけで、もっと好きだったヒロインはいっぱい居そう。特にマンガやアニメは、あと100人くらい居そうだな~。

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2018年12月 9日 (日)

トゥームレイダー

たぶん現時点で一番新しいヤツ。とりあえず2作作られたアンジーのヤツじゃない。トレーラーが面白そうだったので、最初全く興味がなかったけど借りてきた。

 結果、まぁまぁな内容。

トレーラーの出来を100点満点で70点とするなら、本編の評価は★★☆。十分価格分は楽しませて貰えた。

実は直前にウォリアーゲートを見ていて、ほぼ続けて見た形になったのだけど、あっちが4点でこっちが5点ってことになると、こっちの方が「良かった」ってことになってしまう。でもなんだろ、向こうの方が「好き」かも知れない。でもだからといってあっちの評価が6点になったり8点になったりするわけでもない。なんだろ、、、

 お金が掛かってる感じ、全体的なまとまりは、たぶんこっちのがずっと上。

でも、ヒロインの魅力というか、やっぱり「好み」という点では、向こうの方が好きだったかも知れない。絵や音、話だけが最終的な評価の基準になるわけではないのと同様に、好みだけで点数が付くわけじゃない、みたいな。

本作は、、、というか、「トゥームレイダー」の本来の意味は、「墓荒らし」である。古代の遺産を見つける為に世界中を飛び回る大金持ちの娘、、、その元々のエピソードが「墓荒らし」であったからこそ、本作のタイトルはこうなった。

 つまり、これは「生みの物語」。

僕は生みの物語が好きだ。見ている人に知っておくべきことを全て説明してくれて、「楽屋落ち」にならないような、「内輪ウケ」ではない、「初見」「一見さん」にもしっかりわかるように紡いでくれるところが好きだ。ゲームでもそうだけど、初心者お断りな横柄な作りは、それだけでカチンと来る。そこから入った人にもわかるような作りが、僕の思うユーザーフレンドリーであり、エンターテイメントのマナーだと思う。

もちろん「2」とか「続」とタイトルにあるものや、明確に消費者が理解している場合はその限りではないが、

 少なくとも昨今のアベンジャーズには、そういった配慮を感じない。

ともかく、本作のララは冒頭で貧乏なバイク便から始まる。父の遺産を受け継ぐサインを拒み、今でも地球のどこかで生きていることを信じている。しかし、やむにやまれぬ状況から、遺品を手にすることになり、そこから消息を絶った父の痕跡を見つけることになる。父は、日本の無人島に罪人として追いやられた「卑弥呼」の秘密を追っていた。

みたいな話。

てか、予告が凄く良く出来ていて、「とっても楽しそう」。わずか1、2分の間に、これでもかとアクションシーンの美味しいところが詰め込まれていて、

 この感じなら、本編も十分イケそうじゃね?

と思わせてくれる、本当に良質のトレーラー。

 で、実際内容もかなりよかった。というか、

 非常にゲーム的。

展開と言わずカメラワークと言わず、設定と言わず雰囲気と言わず、全てに置いてゲームっぽいシチュエーションの塊で、アンジーのよりずっと「原作っぽい」内容。僕はゲームの方をそれほど何作も遊んだわけではないけど、

 こんなシーンあったなぁと素直に思い出せるような
※実際はそれなりに違うんだろうけど

そんな中で、特に僕好みだったのは、ララのトレードマークでもある二丁拳銃を、

 ほぼ使わなかった点。

なぜなら彼女が二丁拳銃を使い始めるまでの「いきさつ」がない。代わりに、子供の頃父親に教えて貰った弓を扱うシーンがあり、(それほど多くはないが)戦いのシーンではそれを使う。

 弓というのは、マシンガンと比べて「品」があっていい。

そこまで強すぎず。モーションにも美学がある。そう、本作は、

 ゲームをリスペクトし、ララをリスペクトする美学がある。

仕掛けだらけの遺跡の中は、ネットフリックスで見た「ガーディアンズ呪われた地下宮殿」やグーニーズ、ナショナルトレジャーっぽく、ある意味「見慣れた」感じではあるものの、

 嫌いではないし、

「やっぱりそうだったんだ」と思ったのは、

 かなり暗い場面が多くても、撮り方次第でいかようにも状況を伝えられることがわかったこと。

ブラックパンサーで何をやってるかわからなかったのは、僕の視力や判断力が衰えたからかとも思ったけど、別段それだけじゃなかった。単純に、

 光量の調整でいくらでも「わかりやすい暗闇」は作り出せたんだな、と。

脱出シーンも凄くゲーム的で、

 むしろこのまま本作をゲーム化することすら出来ちゃうんじゃないの?

って思ったほど。てか僕が知らないだけで既にゲームとして「映画のシチュエーションそのままの内容で」リリースされているのかも知れないけど。

万人向けの作りだったので、特にエロいシーンはなく、おっぱいも出ない。ヒロインはララひとりだけで、見知った顔は悪役が見覚えあるなってくらいで、他はほとんどピンと来なかった。
※最近ではメイズランナー最期の迷宮でも出てた人

主役のアリシアヴィキャンデルは、本作以外ではジェイソンボーンに出てたみたいだけど、印象はなし。今作の印象は悪くないけど、特に強いインパクトがあったわけでもない。アンジーほどはオーラがないかな。一応エクスマキナという映画でいろんな賞を取ってたみたいなので、もし機会があれば見てもいいかも。監督は全然知らない人で、ウィキペでもヒットしなかった。

・・・

特に大きな期待をするでもなく、予告を見て「面白そうかも」と思った人が見る分には、ほぼ裏切られない「普通の冒険物」。この言い方だとかなりつまんなそうに思うかも知れないけど、ジュマンジやランペイジ、メイズランナー最期の迷宮とかと比べて悪いわけではない、、、と思う。

お金を掛けて、ゲームライクなアクション映画を、そこそこのヒロインでマジメに撮りました、

そんな映画だった。損した感じもなく、ある意味このくらいが丁度いいとも思う。まぁじきに忘れちゃうとは思うけど。

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2018年12月 8日 (土)

ブレードランナー2049

何かの予告で見て、スマホにメモが入れてあった。ただ、漠然と「2」だと思っていたので、借りに行ったときに見かけた「2049」という数字が、

 これ、パチモンだよな?
※「インデペンデンスデイ1999」みたいな

と思ったのだけど、パッケージを裏返したら「総監督リドリー・スコット」の文字が。

 どうやらこれだったらしい。

てか、予告がイイ感じだたので借りる気になったのだけど、ぶっちゃけ僕は「元祖ブレードランナー」の記憶がほぼない。覚えているのは、

・監督リドリー・スコット
・主演ハリソン・フォード
・車の名前がスピナー
・雨が多い暗い未来都市
・アンドロイドとかが出てきたような気がする

そして、

 小島秀夫監督がインスパイアされて、「スナッチャー」と言うゲームを作った。

こんな感じ。スナッチャーもアンドロイドが出て来る未来の話で、雰囲気的には完全にパクリ。当然「2049」とスナッチャーには繋がりはないはずなのだが、脳内でその印象がブレンドされ、「パクリなのにパクリ側に記憶が引っ張られる感じ」がしたりもした。

・・・

主人公はハリソン・フォードではなく別のブレードランナー。ブレードランナーとは、「旧世代のアンドロイド=レプリカントを見つけて抹消=抹殺する仕事をする新世代のレプリカント」のこと。

始まってすぐ感じたのは、そのインダストリアルデザインの良さ、世界観の完成度の高さ。新しい方の「トータル・リコール」にも感じたが、さすが本家の遺伝子を継ぐ作品だけあって、

 むちゃくちゃかっこいい。

正直特に元祖のファンでもない僕がそう感じてしまうくらいだから、元祖万歳!なファンには、まさに垂涎の世界だったんじゃないかと思った。何つかただスピナーが出てワクワクするというのではない、「らしい空気感」、暗くて雨が降ってて、国際色豊かな電飾看板がそこかしこにある、、、みたいな。漢字もカタカナもハングルもある世界。そしてそれらの完成度がスゲェ高い。

リドリー・スコットと言えば、「エイリアン」の監督としても知られ、その続編として「プロメテウス」や「コヴェナント」なども作られたが、その時にも「昔ミニチュアで構築していた世界をCGで、それもかなり「実在感のあるCG」で組み上げた過去がある。ただ、その時はむしろ、

 SFチックな、いい意味でのケレン味が薄れてしまって、ちょっとしゃらくさい感じが出すぎてる印象があった。

 その点2049は、しっかりケレン味タップリに仕上げてあり、むしろずっと好感が持てた。

てか、本作の評判はとんと目にしてないのだけど、ぶっちゃけどうだったんだろう。僕は元祖をほぼ知らないレベルの「にわか度」だったが、

 個人的には結構よかったと思う。

こないだ酷評したブラックパンサー同様に、暗いシーンが確かに多い映画ではあったけど、アレみたいに何をやってるかわからないということもほとんどなく、暗いシーンがずっと続いたりもしなかった。

未来の世界を構築すると言うのは、得てして狭い空間に終始してしまいがちだが、
※それだけ広い世界を作る方が大変なので
本作ではかなり遠目からの「異世界として迫力のあるカット」がかなり多く、ストーリーうんぬんを抜きにしても満足感の高い映像が目白押しだった。

ただ世界がイカスと言うだけでなく、話の方もサスペンス濃度、ミステリー濃度の高めな仕上がりで、むしろアクション要素は抑えめ。ただ、途中そうした「話の厚み」を持たせるためのパートで失速し、

 寝オチしかけたりもしたけど、

何とか持ち直して最後まで見ることが出来た。

てか、途中でかなり「これは長くなりそうだなぁ」と思ったが、案の定スタッフロールが始まった時点で2時間48分とかで、

 3時間の映画なんて結構久々だったな~

って。

ただ、クライマックスはなかなか盛り上がったものの、本当にスッキリした終わりだったかと言われれば、個人的な答えはNO。これすらもネタバレと言えばネタバレだけど、僕の理解力の乏しさを鑑みたとしても、もう少しわかりやすい終わりにならなかったのかなぁとは思った。特に序盤から中盤に掛けて「人類の命運を握る・・・」みたいなくだりがあったから余計に。

順不同で思い出すままに書いてしまうが、序盤から出てきた「マダム」の女優さんが、割とよく見かける人で、
※ハウスオブカードやワンダーウーマンでも出てきた知的なミセス

 最初1時間くらいずっと名前を思い出そうと必死になってた。

これである意味物語があんま頭に入ってこなかった可能性すらあるが、思い出せたときはマジで超スッキリしたけどね。

別段誰に遠慮するブログでもないので、思い出すまでの経緯も書いてしまう。

ア、イ、ウ、エ、、、と心の中で一文字ずつイメージしていき、しっくりする文字で、そこから「記憶の結び目をほどく」のが常道なのだけど、そこでヒットしたのが、「ワ」。そして「男性的な名前」さらに、「○○○・○○○」か「○○・○○○○」くらいの短めな名前だと言うこと。てかこれだけでもし僕が思い出そうとしていた女優の名前がわかったら、

 本気でスゲェ

と思うけど、ともかくそんなことをずっと考え続けた結果、

 ワイト

と言うキーワードに凄く引っかかる感じがした。「ワイト」。当然ワイトではない。ワイトではないのだが、記憶の中のささくれに、かすかに抵抗感を感じる、、ワイ、、ワ、、イ、、ト、、、

 !!!! ロビン・ライト!!!

このスッキリ感マジパ無かったのだけど、ではなんで「ワ」に引っかかったのか。

 英語で書くと、「ROBIN WRIGHT」!なるほど「W=ワ」の印象に引っ張られたわけだ!

ミステリアスな物語と平行して、モニターのこちら側でもそんな推理劇が繰り広げられていたって話。

閑話休題。

ヒロインはザックリ2人。
※ロビン・ライトは上司

主人公の家に居る「仮想彼女」。3Dホログラムで、実際に物を動かしたり触ったりと言うことは出来ないが、進化したAIはユーザーを個別に識別&記憶が積み重なっていき、「実体がないこと以外は普通の彼女」。

 なんだか在りそうな未来だと思わせた時点で、僕の負け、とも言える。

ちなみにルックスも日本人受けするかわいさがあり、「実体化、、、しないんだろうなぁ」と寂しい気持ちに苛まれながら、ささやかなラブエッセンスをエンジョイ。

そしてもうひとりが、いわゆる黒幕の側近で、「名前を与えられた数少ないレプリカント」。レプリカントは基本型番で呼称されるが、特別有能な者に限って、名前がある、、みたいな設定。

正直美人ではないが、身体能力が高く、ある意味トータルリコールの「ローリー:ケイト・ベッキンセール」。ただあそこまで「ダークサイドのオーラ」はない。てか今思いだしてもローリーの「悪のカリスマ性」は、近年随一だった気がするな。

話に関しては、読者諸氏のどれだけが小島スナッチャーの結末を知ってるかわからないけど、

 ソレみたいな終わりじゃね?

って何度も思った。まぁ違ったわけだけど。てか「違った」って書いちゃったら、スナッチャーの話を凄くしづらくなっちゃうんだけど。
※ザックリ言えばタイムパラドックス

特にネタバレらしいネタバレは避けたつもりだけど、もしカチンと来た人が居たら申し訳ない。とりあえず、

・ブレードランナー※見て無くても可。印象だけ知ってればそれで十分 が好きな人

・長尺に耐えられる人

・SFや未来のインダストリアルデザインが好きな人※オブリビオンとかトータルリコールとか

・VRの未来像に興味がある人

なんかは、見て損する映画じゃないと思う。特に何度も書いてるけど「未来世界の構築度」「撮れ高」はかなり高く、好みを考慮すれば、最近のスターウォーズやスタートレックの上を行く。

 スゲェお金が掛かってる感じがにじみ出てる。

タイトルはダサめだけど、紛れもなくブレードランナーの続編で、クオリティも負けてないと僕は思ったな。
※元祖がほぼ記憶にないのは、見始めて早々に寝オチしたからと言う気がしてきた。本作はそこまでじゃない

クリス評価は★★★。世界は素晴らしいし、ヒロインも嫌いじゃないけど、
※出番も少なすぎ
もう少しアクション要素があっても良かったかな、と。その点ではトータルリコールの方が完全に優ってたな。

リアリティとエンターテイメントのさじ加減が、前者に寄り過ぎなきらいはあったかも。ファン向けと言えばファン向け。でも全然知らないレベルからいきなり見た映画としては、とんでもなく大がかりな内容だったな。ウォシャウスキー監督のジュピターみたいなビッグバジェット感があった。

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2018年12月 7日 (金)

ウォリアー・ゲート時空を超えた騎士

誰かに勧められなければ、ほぼ確実に見ないタイプの映画。いかがわしいサブタイトルは、いかにもC級で、過剰な期待は御法度。

 でも過剰ではない期待には応えてくれる内容だった。

僕の期待値は「3/10点」。で、評価は★★(4点)。

パッケージからしてさほどでもないオーラが出ていたが、制作にリュック・ベッソンが絡んでることを裏面で確認し、

 ベッソンなら女の子は及第点だろうと。

彼の絡む作品をそれなりに見ているが、共通点は二つ。

 ひとつは、ケレン味たっぷりで、しゃらくささがないこと。

 そしてもうひとつは、ヒロインが日本人向けのルックスであることだ。
 ※概ね、としておきます念のため

ちなみに彼は一度「もう監督やらない」と言って、その2年後くらいにあっさり覆して監督をしているが、その時の作品は「アーサーとミニモイ」。CGの絵本のようなある意味子供向けの作品だった。正直評判が良かったという話は聞かなかったが、実際は金に任せて3部作作られ、

 ここでもヒロインとなるお姫様が、結構魅力的だった。亜人のCGなのに。

つまり、僕がこれを借りたのは一言で言って、

 ベッソンの作る姫≒ヒロインが見たかったから。

そしてその期待は概ね応えて貰えた。

・・・

主人公ジャックはさえない高校生。学校でもいじめられ、趣味はコンピュータゲーム※対戦系ゲームで腕はイイ。母と子の二人暮らしで、かなり貧乏。近々家を手放さなければならない状況は、

 どこぞの「グーニーなんとか」で見たことがあるような無いような。

そんなある日、行きつけの骨董品屋で、大きな衣装ケース、、、と言っても実際は3寸が1m×1m×1mほどの木製の瓶(かめ)に、金属製のフタが付いたものを貰う。
※どう考えても部屋の真ん中に置くには「ジャマ過ぎる」のだが、そこはベッソン節。「こまけーこたーいいんだよ!」炸裂だ。

そしてその夜、、、

 そこから異国の格好をした戦士とお姫様が登場。

なんやかんやあって、ジャックは彼の地へ行き、悪いヤツに奪われたお姫様を救う展開。

 序盤のマイナスの溜めが気に入らないものの、そこさえ抜ければほぼ鉄板のハッピーエンドストーリー。

ベッソンはそう言うところ裏切らないから好き。

異国はアジア系、、、てか昔の中国?みたいな、秦の始皇帝が居そうな、でも実際の歴史とは無関係な世界で、銃はないが魔法はある。でもその魔法でバンバン戦うってほどではなく、概ね剣と弓の世界。

そっちに飛ばされて間もなく、最初に姫と一緒に来た戦士と共に旅をする展開になるのだけど、その流れが、

 スゲェ西遊記っぽい。

実際は二人だけだし、西遊記とは一切関係ない。さらにジャックは普通にアメリカの高校に通う白人男子なのだけど、、、

 姫と悪者が待つ都までの展開に、堺正章の西遊記のニオイがスゲェした。

これもまた俗受け大好きなベッソン節だと思いつつ、ところどころに「そりゃご都合主義過ぎだろ」と笑顔でツッコミを入れたくなるところもありつつ、
※インドアなジャックなのに腹筋がバキバキに割れてたり、ただ「戦いは円が重要だ!」と教えられただけで、歴戦の悪漢達をバッタバッタと倒せる様になったり

 これはこれでヨシって感じに。

結局のトコロ僕はこういう「安っぽい展開」がかなり好きなのだ。そして、

 ネタバレになってしまうけど、

 最後にきっちりキスシーンを入れてくれたことが何より嬉しい。

これによって3点が4点になったと言っても過言じゃない。

元の暮らしに戻ったあとのエピローグもあっさりし過ぎず、
※これも監督によってはサクッと1カットで終わらせてしまうことが凄く多い。「凄く多い」のだけど、ベッソン節(ちなみに監督は別の人だけど脚本がベッソンなので、つまりはベッソンの好みだと思う)がばっちり炸裂して
しっかりアフターフォローもしてくれている。

エンターテイメント映画は「こうでなくてはな」って感じ。

では逆になぜそんな好みに映画が4点でしかないかと言われたら、

 別段感動もないし、意味のわからない「敵を巨大化する魔法」を使ったりしたし、映像的に素晴らしいわけでも、音楽で盛り上がるわけでもないし、お約束の積み重ねは嫌いじゃないけど、良い意味での裏切りも一切なかった。

 もちろんそれで全然問題はないのだが。

言っても僕にとってのブラックパンサーは1点の価値しかなく、ウォリアー・ゲートは4点の価値があった。10点にはほど遠くても、好みを加味した評価で言えば、

 必要十分に面白い作品だったよ?

見る前の期待が低ければ、かなりの高確率で「応えてくれる商品」だと思うな。こういう映画はいくつあってもイイ。

---------

書き終えてからしばらくして、オフの友人であるnori君からTEL。ひとしきり本作のことを語っていたら、

 なんだか随分いつの間にかこの作品のことが好きになってる自分が居た。

ありきたりな展開かも知れないし、社会風刺的な要素は皆無。ご都合主義の塊だし、特に有名な俳優も出ていない。でも、

 既に5回くらいクライマックスを見返している自分が居る。

 「やっぱり僕はハッピーエンドが大好きなのだ」。

評価は一気に★★★に上げる。ネットでも「思ったより良かった」「意外とよかった」という、「良い意味での裏切り」コメントを見かける。

 きょうび果たして、「良い意味で期待を裏切ることが出来るコンテンツ」がどれほどあろうか。

確かにベースは決してハイレベルではないかも知れない。シリーズ物でもないし、続編もたぶん作られまい。「仏中合作」ってことは、つまりはハリウッドではないし、当然マーベルでもない。売れたと言う話も目耳にしない。

 でも、僕は結構この作品のことが好きになってた。

昔のジャッキー映画のような、肩の力が抜けたジョーク。ともすればダサくて痛い展開にも思えるけど、そう言う野暮ったさも含めて、「イイ感じのぬるま湯」感があった気がする。

 大きな期待には応えない。でも、後味はとても爽やか。

それで十分だ。

みんなも「一切期待せずに」見よう!てかパッケージ手に取ると、

 これ、ホントに面白いの?

ってきっと思うと思うけど!てかベッソンやっぱ好きだ。

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2018年11月30日 (金)

ブラックパンサー

 つまんなかったーーー!!

「それなりですよ」と聞いていたので、「それなり」を期待してしまったが、

 思った通りの内容だった。

 思った通り期待通り。

 10点満点で1点くらいの映画だった。いつもの表記だと☆。

思った以上に悪かったのは、

 画面が暗い。そして何をやってるかわからない殺陣。

はっきり言って「見苦しい」。かっこよさなど欠片もない。ただただわかりづらく、あきれ果てるだけ。

展開に関しても一切のドキドキがなく、ワクワクもなく、達成感、高揚感、充実感、満足感、およそ思い浮かぶ全てのプラスの感想を抱けない。

さらに、主人公はアマちゃんで、ルックスも別段かっこいいとは言えず、ヒロインも黒人であることを差し引いても、特に魅力的な子は一人も居ない。まぁこれは単純に僕の好みの問題かも知れないが、当然好みも評価の基準になり得る。

本作は、マーベルユニバースの一作で、「生みの作品」。これが彼の最初の物語だったはずだが、既にこの世界のこの隠された都市ワカンダには、今の主人公が生まれるずっと前からブラックパンサーは居て、どういった経緯で彼が生まれたのかは一切明かされない。

 これでは生みの物語ではない。

舞台がアフリカだからか、黒人比率が凄く多く、その点がそちらの視聴者に対して大きく訴求した結果か、本作は興収という点において素晴らしい結果を残した。だがそれが、日本人の中年に訴求する内容かと言えば、

 全くのNOだ。

どう考えても悪いヤツを、ご都合主義で活かしておいて、結局逃げられる苛立ち。「この先こうなるだろう」という予測を裏切ったシーンは皆無。強いて言えば一点だけ、

 (恋人と思しき)女を撃ったところだけ、「そう言う選択肢もあるよね」って程度。

役柄の名前は一切覚えてない。見てすぐ書いているがいっさ、、、エリックだったわ。そう言えば悪いヤツの名前はエリックだった。

 あいつのルックスはなかなか良かった。いかにも悪そうで、かつ肉体美は主人公より美しかった。

つっても加点要素たり得るほどじゃないけど。

ともかく、エリックが恋人を撃ったところ以外は、もう戦い始めた時点で結果が見え見えで、ぶっちゃけウンザリだ。

 ここは負けるでしょ。

 ここで落ちるでしょ。

 ここに生きてるでしょ。

 ここで出てくるでしょ。

人によってはそのお約束を楽しめるだろうし、そう言う人の支持こそがマーケティングだと思う。マーベルが大きくなったのはその結果だから、

 僕がこの映画を1点だと言っても、そんなのはどうってことはない。

多くの視聴者が満点だ9点だと言ったからと言って、僕の評価が上がるわけじゃない。僕がつまらないと言ったからと言って、面白かった人の感想がおかしいと言うつもりもない。

 言いたいのは、「僕にはスゲェつまらなかった」と言うことだ。

・・・

あらすじとしては、アフリカにある発展途上国ワカンダ。しかしその実体は、超未来的な文明を誇る都市だった。そこでのみ採掘される地球上でもっとも堅い物質ビブラニウムを利用し、、、

 アダマンチウムじゃなかったのかよ?

まぁそれはいいか。ともかく、ドクターストレンジほど魔法でもなく、アイアンマンほどメカニカルでもない。どちらかと言えば後者寄りではあるけど、雰囲気的にはむしろスターウォーズエピソードIに出てきたグンガン族の技術に近い感じ。

新しい見せ方としては、車や飛行機のコックピットを、ラボの中に構築しつつ、別の場所で普通に乗り回す演出や、ボタン一つで小さな小物から靴やスーツを生成?する演出が新鮮。でも言ってもドクターストレンジほど大がかりなわけでもなく、特筆するほどの驚きもない。

キャストは、、、最後のスタッフロールで、序盤に出てきた悪役がアンディ・サーキス
※猿の惑星のシーザー、スターウォーズの皇帝など
だと知って、「どっかで見たと思った!」って溜飲が下がった以外は、何とか名前が思い出せたフォレスト・ウィテカー、割とすっと出たマーティン・フリーマン辺りが知った顔。他はピンと来なかった。

主人公は、最初他の映画で観たときは、「2012」の博士かと思ったけど、どうも違うらしい。てか、その人はドクターストレンジに出てて、「似すぎじゃね?」って思ったけど、まぁそんなことは些末なことなのでしょう。

しかし思い返しても格闘シーンのつまんなさはホント酷かったな。「ブラック」なパンサー同士が暗闇で何してても「よくわかんねぇ」。ましてや明るく光る武器とかで「軌跡」をアピールしてくれるわけでもなく、、、、あそうそう!あのスーツ!

 衝撃を吸収してそれを爆発させるのよ!

どんだけ吸収できるのかってのもそうだけど、それ以上に、

 爆発によって何かプラスの効果があったか!?

せっかくの設定が全く活きてない。「はぁ・・・」って感じだった。

マスクのデザインも、自分のセンスではかっこいいとは言えなかったし、見る前から「絶対ダメだろうな」って思ってた通りの内容、、、あくまで僕にとっての内容だったな~。

 とりあえずマーベルの映画は、もうダメかも知れない。

ある意味マリオシリーズが楽しめなくなったのにも似てる感じ?人生の無駄使いだったな~。最後バッキーが出てきても「だから?」って感じだったし。剣を抜いただけでいきなり死ぬのもよくわかんねぇって感じだったし。なぜ冷やしておくと生き延びるのかも全然わかんねぇし。普通死ぬだろ。意識不明の重体を氷付けにしてたら。特に特別な薬で強化された状態じゃないんだから。

結局のところ「絵作り」「撮れ高」だけが重要で、そこに理由とか理屈とか、要らないんだろうな。映画館に行かなくてホントよかったわ。

そう言えば親父さん役の人って、グーニーズに出てたスロースみたいに、左右の目が全然違う感じだったけど、あれは特殊メイクだったのかなぁ。見てる時スゲェ気になった。もし特殊メイクだったとしたら「良く出来てるなぁ」って思った。ぶっちゃけスロースの人がやってるかと思ってたけど、あの人は完全にメイクだったし、

 38歳の若さで他界されてたしな。

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2018年11月17日 (土)

ハンソロ

※読む人はそこそこネタバレあるつもりで読んで下され

うーむ何というか、、、。ハンソロは僕らの世代ではどうあがいてもハリソン・フォードわけで、例えば同じハリソンが演じたインディの青年期をリバー・フェニックスがやったとしても、それはそれで別世界というか、違う人なわけで。

肩をすくめる仕草や、表情の作り方、たぶん僕は気付かなかったけどセリフに関しても相当意識していたと思う。「ハリソン・フォードになるために」。

 でもやっぱ違う。

なんだろ、前も書いたけど、映画ってのは、キャストと監督で作り上げる部分がとても大きい。
※言ってしまえば予算も音楽も重要だけど

だから、ルーカスのスターウォーズはエイブラムスのスターウォーズじゃないし、ハリソンじゃなければハンソロじゃない。

「ローグ1」のようにほぼ違うキャストで紡がれる物語であるなら、そこには違和感が出にくい。最終的な結末が決まっている分、「枷」はあるものの、新鮮なキャストと新鮮な世界は、新鮮な監督の映像を受け入れる土台になる。

でも、今回のように「ハンソロとは別人の誰か」がルーカスとは別人の誰かに撮られると、違和感はシナジーで広がって、どうにも居心地が悪くなってしまう。というか、僕にはそう感じてしまった。

最後スタッフロールが始まった直後に表示された監督の名前を見て、なんだか妙にスッキリした。

 ロン・ハワード

ダヴィンチコード、バックドラフト、アポロ13、、、

 ぶっちゃけ僕は彼が好きじゃない。

何とも言えないハッタリと、微妙な暗さ、細かな絵作りに関しても、見ていてどうもしっくり来ない。わかりづらいというか、見づらいというか。フラッシュが光るシーンも少なくないし。

結局のトコロ、さほど好きじゃない監督が、名も知らぬ俳優を中心に据えて、「大好きなハリソン・フォードの映画」を撮った。そんな感じだった。

だからもしハリソン・フォードを知らない人が、この映画で初めてハンソロを見たとしたなら、僕とは全く違う感想になったかも知れない。思い入れというのはプラスにも作用するが逆にもまた容易に反応してしまうのだ。

他のキャストにも違和感があった。

ルーカスはスターウォーズを撮る際、他でほとんど知られていない、ある意味マイナーな俳優を中心にしたと言われている。エピソードIでサミュエル・L・ジャクソンが出たと言う例外はあるものの、

 スターウォーズに見知った俳優が出てくることは基本無い。

だがしかし、今回は結構な出演であった。

メインキャストである盗賊頭がウディ・ハレルソン。嫌いではない、むしろ好きな俳優だが、声優がいつもと違うだけでやっぱり違和感はあるし、

 ずっと、「ウディ・ハレルソンだよなぁ」と思い続けながら見てしまう。

ヒロインのエミリア・クラークは、ターミネータージェニシスや、ゲームオブスローンズでオッパイ出してた人。最初小汚い格好してたときはわからなかったけど、めかし込んだらまんまと彼女。やっぱり「ターミネーターの子だよなぁ」と思いながら見てしまう。

ポール・ベタニーはメイクが強かったことより「激やせ」してたことが幸いして、本人だと認識するには至らなかったけど、「どっかで見たことがあるよなぁ、、でも画面が暗くてよくわからないよ、、、」。結局見づらいのがマイナスだったりした。

そんなこんなでキャストに関しては正直微妙で、監督も、、、そう、言うなれば、

 肌に合わない感じ

だった。ただ、一方でしっくり来た部分も無くはない。今回だけのポッと出ドロイドである「L3」の妙に人間味溢れるセリフや行動。その結末もなかなかだったし、序盤に出てきた「ガーディアンオブギャラクシーのタヌキ」みたいな宇宙人も、結構居心地がいいキャラだった。でもやっぱ見づらかったけど。

チューイもとても良かった。中に入ってるのは当然初代ではないのだけど、相変わらずの彼らしいタイミングでの「一言」や、その挙動は、ある意味誰よりもスターウォーズっぽかった。

 その横に立ってる男は誰なんだよ!?って感じはしたけど。

物語の終わりは、そのままエピソード1に繋がることになると思うのだけど、ぶっちゃけヒロインであるキーラがどうなったのかはよくわからない。クライマックスのネタバレにちょっぴりニヤリとしつつも、頭の中で物語がリンクしないというか、

 殺さなかったってことは、殺さなかった理由があると思うわけで。

 死ななかった以上、エピソード1や4に出てたと考えるのが普通だと思うわけで。

もっと言えば、

 ハンソロと恋仲だったのなら、レイアとくっつく前に、一旦キーラとの仲を精算する必要があるんじゃないの?と思ったり。

僕が知らない別のスピンオフで語られるのかも知れないけど。てか、

 「ハンソロ3部作」なのかも知れないけど。

クリス評価は★☆くらいかな~。セットにしてもエフェクトにしても、豪華は豪華なんだけど、今ひとつ「愛が足りない」感じがつきまとってた。何て言うか、

 同じCGで作るにしても、技術が進化する過程で、より人の手から離れて作れるようになった分だけ、はしょられてしまった手間があるわけで、そこが結果より「作り物感」を助長してしまってるような絵だった。

同じCGでも、エピソードIのCGの方が遥かに愛が込められていたと言うか、結局コンピュータの性能が進化することで補える部分と、そうじゃない人の才能があるからこそ映える、活きる部分のバランスが、やっぱり最終的な出力結果に出てた、みたいな感じ。庵野監督以外誰もヱヴァ破のような絵は作れないみたいな。

今見たら、制作費はエピソード7のエイブラムススターウォーズより掛かってた。正直ホントかよ?って思ったが、まぁ「腐ってもスターウォーズ」って事なのかも。

そう言えば戦闘機らしい戦闘機、空中戦や宇宙戦みたいなのはほとんどなかったな。クリーチャーは出てきたけど、「らしい」と言うほどのカラミじゃなかったし、がんばって「スペースオペラ感」を出そうとはしてたけど、

 結局のところ、ロン・ハワードよりエイブラムスの方がスターウォーズが好きだったんだろうな~って思ったわ。

ただ、音楽に関しては結構悪くなかった。メインテーマのことではなく、時々流れる曲が、僕の好きな「クラッシャージョウ」っぽくて、イイ感じに盛り上げてくれるな、と。

言っても「遙か彼方の銀河系で、、、」の直後にメインテーマを流さないってのは、明らかにスカしてるとは思ったけどね。

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2018年11月14日 (水)

ジュマンジ

サブタイトルは「ウェルカムトゥザジャングル」。前作からかなり経ってて、正直どんなもんかと思ったけど、

 やっぱザスーラのが面白かった。

なんだろ。ビッグバジェットなハリウッドらしい映画だとは思うし、テンポもキャストも悪いワケじゃないんだけど、なんかこう、

 しっくり来ない。

一言で言うと、

 面白くない。

なんでこんなに面白くないのか、ちょっと不思議なくらい。見ていて「オオッ!」とか、「うへ~」とか全然ならない。大量のヘビが出てきても、「でしょうね」って感じだし、サクッと死んでも「体力が残ってるからね」って感じ。つまり、

 緊張感がない。

物語的に3つある体力は、序盤で使い尽くすワケにもいかないし、残り1つになったらそれはもう死ねないし終盤。ネタバレになるけど面白くないし勧められないので書いてしまうけど、

 結局体力が残ってる状態で死ぬと、空から降ってくる

この設定を思いっきり見てる側にアピールしてしまった結果、何のドキドキも感じられない展開の繰り返しになっちゃった感じ。

考えた人は「こりゃいい!」と思ったのかも知れないけど、全くもってそんなことはない。

 アイデアとしては面白いけど、ぶっちゃけそれを面白く昇華するのは、凄く難しいネタだったと思う。

結果、そこがほとんどの面白さをスポイルしてしまったわけで。

キャラのステータスを文章化して序盤に教えてくれたのもよくない。

得意なところと不得意なところがわかってしまえば、画面にそれが出た時点で「ああここで、、、」と思ってしまう。もっと言えば「スピードと強さが苦手」に関しては、ろくに拾わずに流しちゃったし。あと何だよ「ダンスファイト」って。普通にカンフーでいいだろ。

悪者もかなり良くない。アイツはNPCなんだろうと思うのだけど、せっかく動物たちを意のままに操れるスキルがあるのに、全くそれを活かしきれてない。極々一部の特定の動物だけが意のままだった感があって、

 そもそも出番もろくに無かったし。

NPCが同じセリフを繰り返し言うってのはちょっと面白かったけど、それでも町に居て、案内してくれた少年が他の言葉を話し始めたのは違和感があったし、

 中途半端なご都合主義がちょいちょい顔を出してる感じ?

現実世界の主人公のホクロもスゲェ気になったし、
※あえて「カッコ悪くするために」付けた物なのか、はたまた俳優さんが元から持ってるものなのかわからないけど、

 無くていいでしょ、って。

ヒロインも現実の方はホント冴えないままで、ジャングル行ったからもっといい意味で変化してくれるかと思ったら、

 結果そうでもないし。

イケイケなギャル子が多少「自然の世界で」とか言ってるだけで、僕的にはもっと「露骨であからさまな後日談」が欲しかった感じ。彼女がジャングルで好きになった相手も、結局「実らぬ恋」って感じになっちゃってたし。
※日本人的発想で言えば、派手にヘアスタイルを変えて欲しかった、みたいな。わかりやすく失恋したことのアイコンとして。

主人公と黒人の「親友」という関係も、ただ言葉だけで全然薄っぺらだったし、ほんの1分でイイから子供の時の仲のいいところを見せてくれていれば、もっとずっとしっくりしたのにな、って思った。で、ラストにそれとかぶるようなカットを出せば気持ちよく溜飲も下がるのに。

トレーラーにあったカンフーな蹴りでバイクから落とすシーンは確かにかっこよかったけど、

 もう見てるし。

って感じも強かった。なんつかREADY PLAYER ONEが、トレーラー見てなお本編がそれ以上に凄すぎるシーンのオンパレードと感じたのとは裏腹に、トレーラーが「ほぼいいところの全て」って感じになっちゃって、

 あーあ。

って気持ちになったな。

中身がある映画が好きなワケじゃない。別にランペイジだってキングオブエジプトだって、そう大したことを語ってるわけじゃないし。でも本作は以前のジュマンジ以上に「スカスカしてる」というか、こちらに何も流れ込んでこなかったってのが、僕の正直なところかな。あ、

あらすじを書いてなかったので、軽く書くと、

 なんかゲームを見つけてその世界に飛ばされちゃいました。そこから戻るにはどこぞにある宝石を、どこぞにある石像の目に戻した後「ジュマンジ!」と叫ぶしかありません。

そんな話。サイコロを振ってドキドキすることもなく、ただ普通にジャングルに飛ばされて強制的にイベントに組み込まれただけ。一応元のゲームがアナログのボードゲームからデジタルなコンピュータゲームに変わったりもしたけど、

 やってる内容はむしろ退化したんじゃないの?

って感じだった。てか、

 ホントに面白くなかったわ。

直前に見たディープブルー2も大概面白くなかったけど、こっちはそれ以上かな。クリス評価は同じ★だけど。

つか主人公がカッコ悪いんだよな。見た目じゃなくその内面が。そこが一番気に入らなかったトコロかも知れんわ。

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2018年11月13日 (火)

ディープブルー2

予告がかなり面白そうだったので、新作だけども借りてきた。てか、前作は自分の中でもかなり面白いサメ映画、、、というか、ロストバケーションを見るまではダントツ一位だったのだけど、

 まぁ、、その、、、C級最低CG映画ではなかったけど

設定的には一作目に近く、製薬会社がサメのDNAを使って人間の能力を飛躍的に向上させる研究をしてますが、

 思い通りには行かず、最後悪いヤツも含めてそれなりの人数が食われちゃいますよ、と。

ぶっちゃけクリス評価は★くらい。0点ではないけど、4点はとてもない映画だったので、今から見るからネタバレ見たくないという人以外は、こっから先も読んで大丈夫。

 つってもそう大したことは書いてないけど。

登場人物的には、主役の女性博士がとにかく、

 谷間を強調したウェットスーツ&開幕直後に下着姿のサービスカット。

なぜファスナーを一番上まで上げないのかと問いただしたくなるが、

 理由はわかっているので問いただしはしない。

つまりは、「男性客用」ということ。

相方は研究所に勤める元軍人。顔はさして良くもなく、所長であり雇い主(前作のサミュエルLジャクソンの立場)も、あんま見たことがない人。

他はちょっとアジア系の新婚さんの学者先生や、秘書、メカニックなど。

 正直見てるこちらは「どう食べられるのか」がポイントだったのだけど、

 ぶっちゃけそこまで気の効いた食べられ方ではなかった。

ただ、最初の犠牲者はよかった。

 ※ネタバレ入ります。つかツマンネーから見なくていいよマジで。

 おぼれかけて必至の人工呼吸やら蘇生作業の末、何とか一命を取り留めた、、、

 その2秒後に頭を食いちぎられる。

・・・悪くない。

でもそれがピークで、あとは今回の新ネタであるところの、

 子鮫軍団
 ※一番のリーダー格が出産した小さなサメ。つっても1匹30~50cmほどはある

 彼らの餌食が大半。

子鮫と言ってもつまりはピラニアみたいなもので、特に際立った特徴はない。ちょいちょいつっこみたくなる場面が出てくるのも、こういう映画の特徴だと思うし、ある程度はお約束をこなそうという配慮も見受けられたけど、、、

短いので適当に書いていく。

・フェンスに区切られているって話の研究施設だけど、そのフェンスの全体像は全く見せて貰えない。つまり、研究所が浮いてるだけで、フェンスはそもそもあったの?って感じ。

・バーナーを水中にブン回して子鮫を撃退するって、、、なんだか溜息が、、、

・研究によって作られた、未完成とは言え特別な薬を摂取した所長。なんだかマトリックスのようなエフェクトが入って、さぞかし凄い男になったのだろうと思いきや、

 な~んにも変化無し。

強いて言えば、博士を見捨てる決断をした程度。あの薬は一体何だったのか。

・小さなエアベッドがひっくり返り、子鮫に追いかけられたメカニックのフランク氏。まさか次のシーンで普通に仲間と合流してるとは、、、。ビックリ。特別なフェロモンの持ち主なのか!?

・メインとなるサメと子鮫。それ以外にも4匹の手下たちが居たはずなのだけど、「全く触れられないまま」。最後研究所を爆破して「あー良かったね!」ってなったけど、ぶっちゃけ全部のサメが研究所の施設内に居たワケじゃないだろうし、

 メインのサメが、発煙筒×2発で絶命ってのもどうなの?

そんなに脆弱な子だったら、もっと早くから戦う選択肢もあったような気もするのだけど。

・最後3週間後、、、の字幕がなかった。他ではちょいちょい出てたのに、なんか手抜き。でもってラストの悲鳴。

 あれは男?

あまりにも不似合いかつ低クオリティな悲鳴で、むしろ違和感しかないエンディング。おーい。

・沿岸警備隊を呼ぶ携帯電話。律儀にケースに戻すシーンがあって、「これは何かの伏線か!?」と思いきや、全く放置。なぜ?

・下から水が押し寄せてくる地上への通気口。その中にあるハシゴを必死に登る二人なのだけど、

 二人目、体半分食われる前に一言あってよくね?

てかそもそももっと早く登れよ、と。

・画面が著しく暗く、あとDVDだったのだけど、凄く画質が悪かった。サメのCGは違和感がないレベルに仕上がっていた「ように見えた」けど、それってつまり、

 全体の画質を悪くすることで巧妙に誤魔化してたのかな、と。

さらに電気系統がおかしくなって暗くなった室内、、、

 なぜ青い赤い緑のライトにそれぞれ分かれているのか。

全面青い画面。赤い画面。緑の画面。たしかに映画としてメリハリを付ける必要があるのはわかるけど、それにしてもやっつけすぎだろ。見づらいし目にも良く無さそうだったぞ。でもって全体の半分くらいそのパートだった気がするし。

・・・

まぁ不満にも質があるというか、本作の不満は「こぼしたくなる」タイプで、それはそれで許せるかなとも思った。にべもなくバッサリ否定したくなる映画もあるわけで。

ともかく、トレーラーの出来は悪くないので、それを見て満足するのがちょうどいい着地点だと思う。トレーラーは4点くらいの出来。本編は2点の内容。そんな映画だったわ。

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2018年11月 9日 (金)

鑑定士と顔のない依頼人

のっけから愚痴だけど、今日は仕事が疲れた~。てかネタのストックもなく、最近またアニメガッツリ見ててエクスヴィアスのボスに挑むテンションになりきれない。今日は丸二日分くらい仕事したわ。

オリエント急行殺人事件以来、何かミステリーが見たくて探していたのだけど、「ミステリー」で探すと、これでもかと言うくらい「海外連ドラ」がヒットする。ハマればそれもタップリ楽しめるのだろうけど、今の僕はサクッと2時間で犯人を教えて欲しい気分。もちろん当たり外れはあるから、何シリーズも続いてる海外連ドラの1話の方が、
※特に1話は気合い入れて作ることもあり
楽しめる可能性は高いのだけど、、、

 まぁ見始めた。

主人公ヴァージルは、オークションで「MC※この言い方でいいかはわからない」を勤めつつ、自身も審美眼の持ち主である初老の男性。地位も名声もあるが、独身でかなり気むずかしく、会場に仕込んだ知り合いと結託して、特に価値の高い品を低価格で落札させ、自らのコレクションを増やすと言う裏の顔も持ち合わせていた。

そんな折り、ある女性から電話が掛かってくる。

「自宅の屋敷にある数々の骨董品を売りに出したいのだけど、ぜひともあなたに鑑定をお願いしたい」

ヴァージルは秘書を装いその電話を無下に扱おうとするが、再三の依頼にしぶしぶ屋敷を訪れる。しかし彼女は不在で、連絡もない。ヴァージルは携帯電話を持たず、事務所へ連絡したが、誰も出なかったと言う。彼女は交通事故に遭い、やむにやまれぬ事情で、出迎えることが出来なかったのだ。

 しかし、そのあともずっと彼女はなんやかんやと理由を付けて、会おうとはしない。しかし、勝手に鑑定は進めて欲しいと言う。

その不躾な態度にヴァージルは業を煮やすが、あるとき依頼人のクレアが、「広場恐怖症」で、人に会ったり
※使用人すらも彼女に会ったことがないという
家の外へも出られない病を患っていることを知る。

それと平行し、ヴァージルは屋敷から、奇妙な機械の部品を見つけるようになる。知り合いの修理屋に持っていくと、どうやらそれはかなり価値のある「オートマタのパーツ」であることがわかる。部品を集めつつ、鑑定を進める内に、ヴァージルはどうしても彼女を見たくなり、帰るフリをして物陰に隠れ、ついに彼女の姿を目にする、、、。

 ・・・そんな話。

ここまででも結構濃度の高い設定と謎めいた雰囲気が立ちこめているが、重要なネタバレはしてないつもり。と言うか、ミステリーのネタバレなんてものは、

 人によって全然温度が違う。

僕が書いた内容だけでも「とんでもないネタバレだ!」と言う人も居るだろうし、「トレーラー見ればもっとずっとヒドイネタバレしてるよ」と言う人も居るかも知れない。

ともかく、

 これで興味が沸いたのなら、この時点で見ることをオススメする。

これ以上はどうしても「濃度の濃いネタバレ」を「含めがち」になってしまうと思うから。

ただ、あえてもう一言だけ付け加えるとするなら、

 僕にとっては、ホントに「ミステリー」だった。

とにかく最後の最後まで見てもイマイチよくわからなかった(^^;。その後ネットで解説を探して目を通してようやっと「ああなるほど!」と思ったレベル。つまり、見終わったときはぶっちゃけあんまスッキリせず、評価も特に高くしづらい感じだったのだけど、ネットの解説を読みつつ劇中を思い返していくと、

 見る人の理解力、回数を重ねることでより深く見えてくる繋がりなどで、本作の評価は全然変わってくるな、と。

それを踏まえ、クリス評価は★★★。やっぱりわかりやすいとは言えない話だったので、僕個人としてはそこまで強くは楽しめなかったし、最後まで見てガッツリ溜飲が下がるということもなかった。ただ、

 オッパイが出たので、ソコは加点要素(1点分)

つまり、実質5点くらいの満足感がある映画だったな。
※洋画でイレギュラーなオッパイが好きな人には特にオススメ。「アデル」とかが好きな人なら特に特に。

以下ネタバレ、、、

軽く改行。

正直「解説を読んだ話」みたいなものなので、

僕の感想というのとをちょっと違うかも知れないけど、、、

まぁそれはともかく。

ちなみに見てない人は読まないで欲しいかな~。ホント悪い作品ではないので。もし自力で全てを理解出来てたら、

 8点もあり得る

くらいの作品だったと思うし。

・・・ってことでネタバレ感想少々、、、

 ハッピーなところで見るのを止めてもよかったかな~って思った。

ヴァージルとクレアは、イイ感じの恋仲になる。年は離れているが、クレアの彼を思う気持ちは、「100%偽りとは言い難い」レベルに見え、解説サイトを見ても、最後彼に「ある種の嘲笑」を投げた、知り合いの仕込みや修理屋と違って、クレアの気持ちは明かされないまま終わった。

 そこに望みを持ちつつ、さらなるどんでん返しで再びヴァージルの元へクレアが戻ってきてくれることを祈ってしまう。

確かに、みんなを騙して名画を収集していたことは「悪い」し、そこに「応報」があるのは、当然という気もする。登場人物の行動は全て無理がなく、理由があり、結果こうなってしまったことも、「自業自得」と見るのもわからなくもない。がしかし、

 僕はラブストーリーが大好きなので、「その部分」にスポットを当てて物語を見たくなってしまうんだよな。

まぁそうは言っても何十年も誰とも会わずに家に引きこもり続けるのは、「ちょっと無理があるよなぁ」とは思ったけどね。「その割にはしゃべりが達者だな」と。

余談だけど、解説サイトとかでも「ネタバレなし」の部分で、

 最後にどんでん返しがある

みたいな記述を割とよく見るけど、「それ自体がネタバレ」と言うことは、書いてる人は気付かないんだよな。「ミステリーなんだから当然最後どんでん返しがあるのは言っていいでしょ」って思うかも知れないけど、僕的にはそれは聞きたくない、見たくないかなって思ったな。

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