映画・テレビ

2026年8月 8日 (土)

ミッションインポッシブルラスト2作

●デッドレコニング

以前見たのは随分前。もちろん続編も見て感想も書いているけど、あまりにもヒマなので、ふたつ続けてみてみようかな、と借りてきた。まずは一作目。

ちなみに意味は、「不確かな情報しかない中で推測し、行動すること」という意味らしい。へ~。

長尺だったのは覚えていたし、さらに言えば別段印象も良くなかった。でも、当時と今ではまた違うかも知れない。そんな期待を込めて見始めたのだけど、、、

 相当冗長。

とにかく「こんなに要らない」というカットが凄く多く、テンポが悪い。ある意味、これまでのミッションインポッシブルでも、そう言うところが無かったわけじゃない。でも本作はそれが特に顕著で、

 カーチェイスとか、「長ぇぇよ!!!」と思わず数回口に出た。

あれは、半分の時間まで短縮して、「もう少し見せて欲しかったなぁ」くらいが一番美しいと思った。

トムのアップのシーンとかも、「こんなに要らない」。というか、

 2時間43分どころか、1時間40分くらいに出来たのでは?

とすら思った。何と言うか、「煽り」や「引っ張り」が多くて、果たしてこのカットは本当に必要なのか、意味があるのか、魅力があるのか、「撮れ高があるのか」と思うシーンがスゲェ多かった。

また、メインヒロインである最後まで生き残る女優さん、、、過去の僕の感想を見たら、「キャプテンアメリカの恋人役だった人」。なるほどそうだ。

年式が結構違う割には、がんばって若作りをしてたとは思うし、別段トムとキスをして欲しかったわけでもないのだけど、

 このキャラがスゲェイライラする。

何と言うか、見ている人を翻弄したかったのだろうとは思う。思うのだけど、それが直接「監督へのいら立ちにしかならない」。別にこんなにムカ付く仕上げにする必要ねぇだろ、と。

 そこまでヘヴィな生い立ちだったと語られても居ないし。

むしろ、敵方の女の子の方が、ずっとシンプルで、時折見せる笑顔も含め魅力的だった。寝返り方も直球で、

 こういうのでいいんだよ!

って感じ。

良かった点は、今回のヴィランであるエンティティ?の直属の手先とも言うべき男性。

 言ったことが次々と本当になるという、実力にウットリする。

でもだからこそ、最後ライターを掴まされた時の慟哭が「ダセェ」。まぁヤツもただの人間だというアピールなのだろうし、それによって次回作「人間の弱さ」をダシにして解決へ向かうのかな、とも思えたけども。

・・・

かなり久しぶりだったこともあって、序盤の潜水艦のシーンが、「ファイナルレコニング」でキーになっている場所だったことがよくわかった。

つっても次作冒頭で、本作のフラッシュバックを丁寧にやってくれるので、そこまで「唐突感」はなかったとも思うけど。

てか、よくあの状況でカギ二つを持った船員を見つけることが出来たなぁとか、
※だって船内に残ってた人も相当数居たわけで、その中にこの二人が入ってたら、結果見つけられなかったわけで

どのタイミングでライターとカギをすり替えたんだよ?とか、あれだけ精緻なマスクが作れるなら、このカギを複製するくらい出来そうなもんだけど、とか、、、

 総じて細部が甘い感じも受けた。

僕は、トムは大好きな俳優ではあるけど、ミッションインポッシブルが全部好きだというファンではない。ズバリ好きだと手放しに言えるのは、

 初代とゴーストプロトコルだけ。

他は、ビッグバジェットなブロックバスター映画だから見るし、それなりの満足も得られるけど、正直尺に見合う満足感は全く無いし、
※これは続編でもそう。とにかく無駄が多い
トムの魅力という意味でも、ぶっちゃけマーヴェリックの足元にも及ばない。

人間なのだから歳は取るし、それによって見え方も変わっていくのは当然。でも、マーヴェリックの時に感じた魅力は感じず、マーヴェリックの時にあまり感じなかった「老い」を強く感じてしまったのも事実。若い頃の作品だけが大好きってわけじゃないけど、

 トムには「余裕が欲しい」と思ってしまったんだよな。

チャラさと言うか、ふてぶてしさというか。

●ファイナルレコニング※ネタバレしかないです

冒頭のプレイバックシーンは「端折った」。前見た時の印象もあんま良くなかったし、正確には、デッドレコニングのあとで、その冒頭部分だけを流し見して、翌日本編から見始めた。

ぶっちゃけ特に面白かったのは潜水艦のパートくらいで、あまりよく覚えてなかったのだけど、いざ見てみたら、

 存外面白かった!

デッドレコニングが「思った以上につまらなかった」のと対照的に、長尺がストレスにならず、「無駄に長い」を感じさせる冗長シーンもそこまで多くなかった。
※無かったわけではない。特に空中戦のパート

確かにトムは老けてしまっているし、メインヒロインもそこまで魅力的とは言えなかったけど、パリスという寝返った子はやっぱり良かったし、
※思わず「美人!」と言ってしまったほど。いわゆる美形とは違うと思うけど、映画で映えるタイプ。レア・セドゥみたいな

 ダンローはやっぱり良かった。

てか最初見た時は、現地妻みたいに思えたイヌイット?の女性も、今見ると結構かわいいというか、「好きになるのもわかる」と思った。なんつか、笑顔とか配慮とか。「私は寝るからあんたがんばって」のジェスチャーとか、

 思わずこちらがにやりとしてしまう感じ(^^

ちゃんとキスシーンがあったのも良かったと思うし、ディティールを忘れていた潜水艦パートも相当良かった。

 水が入っていれば崩れてくるミサイルとかは緩慢になるけど、クルクル回転する船体によって、水が無くなった時の重さや早さ、その両方のメリットデメリットを巧みに織り交ぜる演出に唸った。

やるなぁと。

あの極限状態で裸になる決断も、「フィクションであることを一瞬忘れてしまうほど震えが伝わってきた」し、絶対死んで無いのを知ってるのに、まるで死んでしまったかのような印象で映されていたのもめちゃ上手かった。

前回の感想通り、今回エンティティもその手下であるところのガブリエルも、

 本作ではほとんど悪事らしい悪事は成されてない。

確かに核爆弾を爆破しようとはしたけど、結局未遂だし。あ、ルーサーは殺されたか。

ただ、最後ルーサーの「5秒後に爆発する」という毒薬USBメモリで壊されたHDD?

 あれ、飛行機落としたら壊れるでしょ常考

あと、最後エンティティを収めた「魔法のツボ」的なユニットとかも、ぶっちゃけよくわからなかった。何つか、あれを壊しちゃダメなの?と。まぁHDDがないと操作出来ないってことなのかも知れないけども。

どうしてもコンピューターが人類を支配する、というプロットだと、「イーグルアイ」が拭いきれないのだけど、あえて直接的な会話やコンタクトを抑えて、
※それでも無くはなかったけど
差別化、区別化を図ってる感じはした。

 ぶっちゃけその面ではイーグルアイに遠く及ばなかったとは思うけど。

それでも、中盤でIMF側に寝返る黒人とかめちゃかっこよかったし、、、てかキトリッジと、一作目の悪役の息子は、そもそも善玉なのか悪玉なのか全くわからんよな。理解力がある人なら問題無く受け入れられているんだろうか。

ダンローと奥さんが死ななかったのも最高によかった。あれは油断すると殺される役周りだもんね。ちょっとブラッド・バードのテイストを感じたかな。

同時刻に別の場所で進行する物語を、凄まじいカット割りで繋げたのは、新鮮でもあり、凄みも感じた。何気なく見てたけど、過去に例がないレベルでの結実ということは、

 とんでもなく大変だったことに疑いの余地がない。

以前ネトフリで見た「グレイマン」の明け方の1カットバトルに似た凄さかも。

カーチェイスシーンがかなり少なかったのも良かった。ハリウッドは未だにカーチェイス信仰から逃れられない傾向が強いから、これは本当にそう思う。

大統領の決断も良かったし、「銃をよこせ」からの「実は善玉」というのも良かった。

当時の感想は思い出せないけど、今見てのクリス評価は★★★☆。上に書いた感じだともっと高評価に見えるかもだけど、やっぱり冗長パートはある。ルーサーの最期も、あんなにダラダラ話してる時間はないだろ、って思ったし。大事な場面なのはわかるけども。

映画館で観たときより、若い頃の、つまり一作目のトムの映像がほとんど気にならなかったのはちょっと不思議。この数年で僕の感覚が変わったのか、実際にパケ化に際して手が入ったのかはわからない。

ともかく、2本で5時間半くらい?なかなかに濃密な時間だったし、見て良かったと思った。

やっぱ映画も悪くない。久々ネットフリックスに入り直そうかなぁ。

| | コメント (0)

2026年8月 7日 (金)

デジャヴほか

テレビに録画された映画。結構前。

●デジャヴ

どんな映画であっても、アニメやマンガであっても、評価の最大の指標となるのは「好み」だと思う。そのジャンルが好きかどうか、監督やキャストに思い入れがある、過去にシリーズ作を摂取している、親が好きとかもあると思うし、世間で話題に上って見に行ったら、存外楽しくて、そのシリーズ作や監督に一目置くようになる。

いろんな経緯で人は映画を好きになるし、評価するようになる。だから、人によってその好みは千差万別であるし、必ずしも誰かが絶賛した映画が自分でも楽しめるわけじゃないし、逆もまた真だ。

だからこそ映画を薦めるのはハードルが高いとも感じるのだけど、それらを全て理解し、ひっくるめた上でも、

 今作は傑作だと思う。

今作が楽しめない、否定的な感想を持つ人がいるとしたら、その人は黒人俳優に差別的な主観を持っているのではないかと邪推してしまうほどだ。それほどまでに今作のデンゼル・ワシントンは魅力的であるし、ポーラ・パットンは美しく、カワイイ。

 そしてその物語はとても面白く、撮れ高も高い。

デジャヴとは、既視感と訳される。見たことがないはずの場所や状況が、初めてではないかのような錯覚を覚えること。

主人公ダグは、日本では耳馴染みのないATFという組織の一員。ATFとは酒タバコ爆発物などを取り締まる役所だ。

海兵隊員やその家族が数百人乗ったフェリーが大爆発を起こし、多数の死傷者を出す。ダグはその捜査を任されるが、捜査中に不自然な女性の死体を見つける。「爆発に巻き込まれて死んでるように見えるが、死亡時刻があり得ない」。

彼女を足取りを追う中で、ダグは政府が秘密裏に研究、実用する「過去を見るモニター」の存在を知り、それを使って真犯人を捜す。

・・・そんな感じなのだけど、
※ここまでも結構ネタバレしてるのだけど、

とにかく状況が普通じゃない。ただの犯罪捜査ではなく、一定範囲で、さらに「4日と数時間前の特定の時間」しか見ることが出来ない反面、どんな角度、どんな位置からでも見ることが出来るという機械。

 その場所にいたなら、服を着ている女性の下着や内臓まで見ることが出来る。

ただ、その機械でカメラを動かせるのは一度だけ。録画は出来るが、「今のところを別の角度からもう一度」ということは出来ない。何とも都合のいいシステムではあるのだけど、そもそも「過去がどんな角度からでも見ることが出来る」という状況事態がとんでもないわけで、むしろそうした縛りがある方がリアリティを感じることが出来たりもする。

 その説明も、かなりそれっぽいのだ。

僕はSFオタクじゃないので、この映画の説明くらいがちょうどいい。ダグが捜査員に「もっとわかりやすく言え!」と怒号を上げるのも非常によくわかる。その辺のさじ加減はさすがトニー・スコット監督。兄貴のリドリーだったら、もっとわかりづらいまま進めてしまうだろう。

キャストも素晴らしく、前述二人以外にもヴァル・キルマーと、ジム・カヴィーゼルがイイ感じ。とくにカヴィーゼルは、

 世が世ならトム・クルーズの場所に居ても不思議はないくらいのイケメン。

毎度のことながら、僕は美人やイケメンが出る映画が大好きなのだ。それだけで撮れ高が高いのだ。でも今作はそれだけじゃないから「スゲェ好き」なのだ。

まとめ方もとても上手いし、それぞれの人物の行動に違和感がない。その状況ならそう動くしかない、全員が違和感なく動くことがどれほど凄いことなのか。その為の設定作りも上手いし、伏線回収も綺麗。

 見ながら思う。「こういう映画があるから、ダメな映画をダメと言ってしまうのだよな」と。

つまり、こないだ見たミッションインポッシブルデッドレコニングのことを言ってるのだけど。

クリス評価は、今見ても(結構忘れてたこともあって)★★★☆くらい面白かった。てかデンゼルはあんま歳取らない俳優だと思ってたけど、思った以上に若くて、ポーラ・パットンもちゃんと美人。ホッとするやらニヤリとするやら。

 サービスカットもありますゆえ(^^。

世間の評価が低い作品だと思うな~。マジで。

●死の標的

これも録画。主演はスティーブン・セガール。年式は1990年で、

 なんと「沈黙の戦艦より古い」=若いセガールの映画

でもやってることはセガール。てか最近のセガールはやはり歳を取ってしまってるわけで、俳優によっては歳を取ってさらに魅力が増すケースもあるけど、個人的にはセガールは若い方が好き。

 とてもかっこよく、そしてテンプレ通り。

同僚を殺され、その殺した相手(娼婦)を射殺してしまったことを悔いて、実家に戻る。しかしそこでも穏やかな暮らしは望めず、、。

麻薬だとか銃撃戦だとか、ちょっと呪術を絡めた演出があったり、でも本格的なSFではないみたいな。

正直とてもフツーな映画なのだけど、特筆すべき点がひとつだけある。開始早々テロップで、

 今作には不適切な表現が散見されますが、作品を尊重してそのまま放送します

これがどういう意味かというと、

 オッパイがかなり出る!

つってもいわゆるエロ映画ってわけじゃないから、あくまで演出上で数回だけではあるのだけど、

 今作ったらこうはならない。

そう言えば沈黙の戦艦でもオッパイ出たし、あまつさえ恋仲になったんだよな~とも。

クリス評価は★☆。フツーの映画ではある。

・・・

ネットフリックスに入ろうかめちゃ揺れている。特に見たい映画があるというわけじゃないのだけど、結構退会してから間が空いてるから、新作も相当数リリースされていそうだし。

エロに寛容なUNEXTも悪くないと思いつつ、こちらも特に見たいターゲットがあるわけじゃない。

強いて言えば「エイリアンロムルス」が非常に見たいのだけど、見放題配信はアマプラとディズニープラス、Huluで、僕が入る可能性がある2社は、有料すらない。

 アマプラは入りたくないし、ディズニープラスも正直イマイチピンと来ないのだけど、、、

エイリアンロムルスのために入ろうか。月額1140円。

| | コメント (0)

2026年8月 6日 (木)

「爆弾」

※ネタバレ含みます。あとネットの感想は一切読んでいません

佐藤二郎が日本アカデミー助演男優賞を取ったとか取らないとかの映画。踏ん切りが付かなかったけど、あまりにヒマだったこともあって借りてきた。

まず僕は日本映画をほとんど見ない。見るとしてもアニメか特撮で、ドラマで見ることはほとんどない。映画館に行ったのは、、、思い出せない。もしかしたら一度も無いかも。
※アニメの同時上映で見たのはある。吉川晃司のすかんぴんウォークとか。セーラー服と機関銃すらも見に行ってないと思う

つまりは、日本映画が「嫌いまでは行かないけど、あんま好きじゃない」のだ。なぜかと言えば、たぶんハズレが多いからだと思う。話題優先で有名芸能人を使いたがる風潮や、特撮抜きでミステリーやサスペンスで仕上げる場合、別段映画館に足を運ぶ必要性を感じない。極端な例ではあるけど、「のだめカンタービレ」などは、テレビ版から劇場版への落差が激しすぎて、結構絶望したりもした。

なので、見る前の知識として「佐藤二郎が爆弾魔?」レベルであり、他に誰が出ていたかも知らない。もちろん監督も知らないし、結末も知らない。ニュートラルというより、むしろ少しマイナスくらいからの視聴だったのだけど、、、

 ズバリ感想は、、、

 「悪くなかった、、、けど」

まず、最初染谷将太が出て来て、「この人結構好きなんだよな」と思いつつ、主役は別にいた。山田裕貴(やまだゆうき)という。今回ついに名前を覚えた。ゴジラマイナスワンでも出てたけど、「ジャニーズとかかな?」って程度で、覚えるには至らなかった。元乃木坂西野七瀬の旦那さんらしく、ガッツリイケメン。ちなみにジャニーズではなく、「戦隊ヒーロー俳優」だった。

あらすじ的には、よくある爆弾魔の話である。警察に掴まって、心理戦で次の爆弾がどこだとか、ヒントはなんだとか、真犯人が別にいるのかいないのか、みたいな。

特にVFXや爆発演出が際だって凄いわけでもなく、
※もちろんそれは本作のウリでもないけど
多少の血みどろはあるにせよ、スプラッターをウリにしたホラーでもない。

真犯人の有無はともかく、序盤から佐藤二郎演じるスズキタゴサクが重要参考人として物語の主軸を担っていて、印象で言えば、

 羊たちの沈黙のアンソニー・ホプキンスを想起させなくもない

あそこまでサイコでもないけど、劇中では「無邪気」と称されたりもした。共通点はあるだろう。

ちなみに、「タゴサク構文」というのを以前からSNSで散見していたけど、なるほどこれがルーツなのかと感心した。あまり映画のシーンから、そうした流行を生み出す例は多くないと思うので、それだけ佐藤二郎のセリフ回し
※もちろん監督と脚本家の手腕なのだけど

が、印象的だったということだろう。てか、初めて見たのに、まんま既視感があったからな>本家タゴサク構文

流れ的には、最初染谷将太、次に渡部篤郎、そして山田裕貴の順で、佐藤二郎との対話をする。もちろんキャストは他にもいて、脇を固めている。

 制作スタッフは、今作が「売れる」と確信していたのだろう

そのくらいキャストのクオリティは高い。ただ、捜査本部長?がスゲェウザくて、

 このウザさは、本当にこの話の中で必要だったのか?

とは思った。人に寄っては「良いカンフル」かも知れないけど、僕にとってはノイズでしかなかったし、そのイライラで、他のプラスを台無しにしてた感すらあったから。

 最終的に死んでくれ、と思ったけど、日本映画で、それも根っからの悪(わる)じゃないので、そこまではやってくれない。ただただウザいだけ。だからこそ余計存在意義がないと思ってしまう。てか、

 頭が悪いキャラは、とにかく嫌いなのだ。嫌なヤツも嫌い。悪いヤツやクズは別段嫌いじゃない。これは単に僕の好みだけど。

そう言う意味でタゴサクは、頭も悪くないし、嫌なヤツでもない。狡猾(ズルイ)なわけでもないし、割と純度の高い、それこそ無邪気な悪。ちなみに「頭が悪くない」と僕が言ったのは、

 早口だから。

頭の悪い人は早口ではしゃべれない。これは本当。

一方、対峙する染谷将太と山田裕貴も「頭が良いキャラ」。
※渡部篤郎はその間に挟んだガス抜き。役周り上致し方ない

つまりこの爆弾という映画は、「少なくとも僕にとっては」、

 頭の良い人間と頭の良い人間の心理戦を楽しむ映画だった。

日本人のオーソドックスな美的センスにおいては、タゴサクのルックスは決して良いとは言えまい。橋本愛の問題はともかくとして、劇中でもそれは露骨なまでに対比される。山田裕貴演じる「類家(るいけ)」という刑事が、小綺麗なヘアスタイルとビシッと決めたスーツであることも、完全に計算ずくだろう。

・タゴサク

無邪気、ブサイク、不潔感、歯並びも悪い、ピュア、非人道的価値観の持ち主ではあるものの、そこに不条理さはない

・ルイケ

非常に頭がキレる優秀さ、イケメン、清潔、ヘアスタイルもカッコイイ、警官なので人道的価値観ももちろんあるけど、利己的で、こちらにも不条理さはない

特にどちらも冷徹というわけではなく、感情的になるときはなる。

 なかなかに心地よいバトル。

特筆するヒロインが出てこなかったのがとても残念ではあったけど、特段早送りしたくなるシーンもほとんど無かったし、何より、

 山田裕貴がかっこよかった、、、ところが印象に残った

やはりそこはとても重要。音楽も悪くは無かったと思うけど、小栗旬のボーダーや、福山雅治のガリレオほど強い印象を残すメロディはなかった。

どちらかと言えばミステリーというよりサスペンスで、ハッピーエンドを期待する展開でもなかったけど、

 見終えてから2日経って、既に結末は覚えていない。

覚えてるのは、タゴサク構文と山田裕貴のかっこよさ、本部長のイライラする所作。そんなもん。

クリス評価は★★★。ポッと出の日本映画としては、十分過ぎるくらい面白かった。でも、好みじゃないのは好みじゃないし、見て損したとは思わないけど、、「全領域異常解決室」や「ボーダー」「ガリレオ」の方が、「ずっと好き」なのも本音かな。

てか、最後誰が誰のために何をしてるのかの情報量が多くなりすぎて、同時にタゴサクのキャラが「作られた物なのか、ナチュラルなのか」も不透明になってしまって、一気に印象が濁ってしまった。破綻はしてなかったのだろうけど、

 透明な水槽に、いろんな絵の具を矢継ぎ早に注いだような

・・・

最後誰か死んだっけ? 爆弾があとひとつあるから終わりじゃないみたいなこと言ってたけど、「いつ爆発するかわからない」と言うより、「爆弾が残ってるから安心できないよね?」という感じで、

 爆発しない爆弾がどこかにあるというだけの話では?

どのみち爆発しちゃったらそこでタゴサクの物語は終わるわけだし、それが嫌だから爆発させなかった=爆発させるつもりはないってことでは?

さすがに「その爆弾が誰の手によるものなのか、今回のものと同じか違うか」を把握出来る人間は警察側にしかいないだろうし、そこで悪意ある第三者に情報をリークする意味もわからない。

ましてや今回の爆弾は、「超絶高性能かつ大規模な爆弾」というわけではないし、見つけた時点で爆発するとも思えない。そもそも簡単に見つかるところにあるとも思えないし、既に何人か死傷者が出ていることを鑑みれば、せいぜい注意喚起以上の出来ることもない。

これまでの爆弾が時限式であったことを鑑み、最後の爆弾もそうだと断定することも出来ない。タゴサクはバカではないので、数年越しでバッテリーが切れないタイマーを用意することの難しさもわかってると思うし。つまりは、

 爆発するとしてもそう遠い未来じゃないし、爆発しない可能性の方がむしろ高いのでは?

となると得られる答えは、

 爆弾なんて無い。

なのだと思うのだけど、、、どうなんだろ。劇中のルイケ君なら答えにたどり着ける気もするけど、あれはあくまでフィクションのキャラだから、そうは行かないかな。

| | コメント (0)

2026年7月10日 (金)

バイオハザード ウェルカムトゥラクーンシティ

数本借りたDVD。ぶっちゃけ、

・Mr.ノーバディ2 マイナスの溜め多すぎ。主人公「さして強くないのに強い肩書き乗せすぎ」。グランパイイ感じ!友達イイ感じ!

 全体の7割くらいはスキップした。なぜならイライラしたから。

クリス評価は敢えてしないけど、前作のが「まだ」良かった。

・キングオブタイタン

進撃の巨人のような巨人と戦う話かと思いきや、まさかのゾンビ物。最終的に巨人と戦うのだけど、

 そこにいたる前にガマン出来ずに停止。

つまりそのくらいつまらなかった。展開も遅いし。

・ボーダーランズ

ゲームが好きだから映画も楽しいとは限らない。マーカスとかもっと原作(ゲーム)を意識したセリフ回しをして欲しかったし、「楽屋落ち臭」が強すぎて、序盤でギブ。

そんなこんなで、結果最後まで見ることが出来たので、バイオハザードに触れる。

2021年の作品なので、決して新作ではないのだけど、見てる途中で、「あ、これ見たことあるわ」とは思わなかったので、たぶん今回が初見。SONYでコロンビアピクチャーズなので、しっかりお金を掛けてる感じはしたし、CG版と比べて手抜き感はほとんど無かったのだけど、、、

 だから傑作かと言えば全然そんなことはない。

話的には割と「この事件の入口」的なアプローチで、クリスとクレア、ジルやウェスカー、レオンなどが登場。まぁ原作ファンに媚びてるとも言えるし、間口を広げているとも言える。

原作リスペクトは、シーンでも随所に感じられ、

・初代の洋館

・ラクーンシティの町並み

・キャラクターのルックスや、「RPD※ラクーンポリスデパートメント」のジャケット

・ゾンビが振り向く例のシーン

・襲ってくる犬のデザイン

など、既視感をガンガン刺激してくる。

正直僕はそこまでバイオに詳しくないので、
※ゲームは初代とコードヴェロニカしかクリアしてない。実写映画は一応全部見てるし、CG映画の方もたぶん全部見てる、、、けど覚えてることは多くない

 実際はもっともっと原作リスペクトのシーンがたくさんあったと思う。

時間は1時間47分とのことだったけど、見てる時は、「3秒長い」下手したら「5秒長い」がかなり多く、

 このカット、絶対こんなに尺取る必要ないだろ

と言いたくなる冗長なシーンがめちゃくちゃ多く、見ていてかなりイライラした。

また、ゲームだから、映画だから、と言う「根拠のない行動選択」がスゲェ多く、「そうしないと話が繋がらないでしょ」とでも言いたげなご都合主義の連発。

 みんな死ねばいいのに

と思うし、

 なぜここで殺さない?

とも思う。あと、銃でゾンビを撃つ時に、

 執拗に胸ばかり狙うことに大いに違和感が。

別に頭を撃てとは言わないけど、

 足を撃てば動きは止まるだろ?

と思ったり、装填数がどう考えても2発としか思えないショットガンを何発も連発したり、かと思えばきっちり6発のリボルバーが空になったところで窮地に陥るような、

 子供向けの演出が多発。

ただゾンビが押し寄せてきてるだけで、鉄の扉は壊れないだろ、と思ったり、まだ会話が出来るレベルのゾンビなら、かんぬきを外すことも出来るんじゃねぇの?と思ったり。

クリスのルックスはやや微妙だったけど、他は概ねシックリ。クレアもしっかり美人で、ジルもまぁイメージとは違うけどシックリはしてた。ウェスカーは「ハングマン」の人にちょっと似てたけどかっこよかったし、

 コストはかなり掛かってる感じ。

クリーチャーのデザインも初代を踏襲してるように見えたし、「冗長なカットがある一方で、シーンの総数自体はそこそこ多かった」感じ。

 どう考えても死ぬだろ、って場面で全然五体満足で生きてるとかも多かったけど。

・・・

初代劇場版バイオが、ある意味ミラの魅力に依存しつつも、「エッセンスを上手く抽出した佳作」だったのに対し、今回のは、ゲームファンを釣ろうという下心が全面に出まくっていて、細部のつじつま合わせや、物語としての魅力が二の次になってる感じの駄作だったと思う。

 ゲームはゲームだから許されるし、楽しめるってことがいっぱいあるからな。

つまり、これを勧められるのは、原作を遊んでいて、かつ複数の人間で「これは酷いなぁ」と笑いながらディスりながら診ることが出来る人。特にミラの劇場版に思い入れがある人は、かなりの確率でガッカリしてしまうと思う。というか、

 アレとは違うと覚悟して見れば何も問題はないとも言えるけど。

クリス評価は★★。何だかんだ言ってほとんど飛ばさずに見たし、
※冗長なシーンにイライラはしまくったけど
途中で出て来た「友達」が、原作ゲームにはない要素としてイイ感じだったりしたので、評価としては存外高くなった。つっても、

 前述の3作より良かっただけで、旧劇場版5作品の方が全然好きではあるけどね。

| | コメント (0)

2026年6月13日 (土)

国宝

※旬ネタなので前倒し

最近アマプラに入ったらしく、スレッズの書き込みでは、

 映画館で観なきゃダメな映画を、テレビ画面で見て文句言うな!

的論調がスゲェ多い。僕は見てないのだけど、

 そんなの見る人の勝手だろ

とスゲェ思う。このタイミングで初めて感想を書く人の大半は、テレビ+アマプラだろう。中にはスマホ画面で見てる人も居るかも知れない。その上でつまらないと思ったのはその人の言葉、その人の感性、その人のそれまでの経験からくるわけで、百歩譲って「映画館で観て欲しかった!」という感想はあるにせよ、

・日本映画がさほど好きじゃない&ほとんど見ない

・話題になってるから一応再生

・特にキャストにも思い入れが無い

・歌舞伎にも全く興味がない

・長尺(3時間)の映画に慣れてない

・失速したらついスマホに手が伸びる

そんな人が、今アマプラで見ているわけである。そんなの、

 感想を共感出来ると思う方がおかしい

かみさんは映画館に見に行っていて「普通」って感想だった。そんなもんだろうと思う。

普段映画に行き慣れてない人が映画館に行って感動するという場合、その体験は新鮮味やインパクトが上乗せされる。当然キャストや原作が好きで行く人もいるし、それもまたそっちじゃない人とは温度も変わる。

今回の国宝の場合は、作品の持つポテンシャル以上に、そうした「イレギュラーな追い風」が発生してる気がしてならない。少なくとも、アニメが好きな人が「君の名は」や「千と千尋の神隠し」を見て良かったというのとは、状況が違うと思う。

 「誰が見ても面白い映画」じゃない。たぶんこれは絶対。

でなければ、「話は普通」とか「ストーリーは面白く無い」とか「映像やリアルな雰囲気を味わう映画」みたいな感想が「際だって目に付いたりはしない」。個人的には3時間という長尺に見合うだけの内容だとも、全く思えない。それは見てなくてもスゲェ思う。

 2時間59分に出来ないほどの映画だとは思わない。

なぜなら、それはあくまで映像での訴求であって、物語、エピソードとして不可欠なパーツで構成されたが故の3時間ではないからだ。
※もしそうならストーリーに対するディスりは発生しない、もしくは発生しても極めて少数派だろうから

このためにアマプラに入ろうか思案中。調べたらまだ豊橋のユナイテッドシネマでもやっている。ただ「やっぱり面白く無かった」という感想のためだけに映画館にまで見に行くのはどうなんだろうと思う自分と、

 もしかしたら本当に「楽しめる」のかも知れない

と思う自分がいる。ちなみに比率としては、

 期待値「楽しめる:楽しめない=0.1:99.9」くらいの差だ。

つまり、どこをどうとっても、

・日本映画をほぼ見ない
・歌舞伎にも役者にも監督にも興味がない
・面白いという評判もない
・映像美をウリにした映画で(自分が見た時)良かった試しがない
・3時間もそんな「興味の非対象」の映画に肯定的な感想が出るとは到底思えない
・僕はアカデミー賞に選ばれる映画、選ばれそうな映画が相当嫌い

もっと言えば、「ここまで徹底的に期待値を下げる」ことで、むしろ大きくそれを覆す可能性も生まれそうなものだけど、、、。

 過去の経験上、そう言うスタンスで摂取したコンテンツに、良い意味で裏切られたことはただの一度も無い。つまんねぇだろうと思って見たり遊んだりしたものは、やっぱりつまんねぇのだ。

国宝が駄作だとは言ってない。ただ、情報が入って来れば入って来るほど、「僕のとっては楽しめない映画」であることを「確信」してしまうのだよな。

「映画館で観ないとダメだってみんなが言うから、アマプラで見るのを止めて映画館に行ったけど、結果全く楽しめませんでした」なんて感想は、誰も望んでないし、ただ僕のサイフから1300円
※見に行くとしたら水曜かレイトショーなので
とガソリン代少々が消えるってだけのことだ。

だったらやっぱり見に行かない方がいいということになってしまうのだよな。

こないだレンタルで「爆弾」借りてきたけど、結局見ずに返しちゃったからな。

・・・

自分が楽しめた映画だから、他の人も楽しめるはず、「楽しめなきゃおかしい」という傲慢な人。そしてその真逆。自分が嫌悪感を感じたから、それは駄作、それはおかしい、これが好きな人はそもそも感性に問題がある。

 気持ち悪いわ。

そんな連中が「湧く」映画が、本当に面白い「傑作」なわけがない。

・・・

ジェミニにも訊いてみたのだけど、真逆の感想に至った。

 これは、歌舞伎の映画じゃなくてスポ根だよ?

えええええーーーーー!!!!!

そうなると話は180度変わってくる。スポ根なら見たいかも。いやマジで。そうなると「面白くなかった」という人の感想がむしろ「僕には楽しめる可能性があるかも」と思えてくる。だって、

 僕は安っぽいミーハーな映画が大好きだから。

映像とか「本当に凄い」なら、見てそれは伝わるはずだし、言ってもローマの休日はエンターテイメント映画だった。なんならオードリー・ヘップバーンというアイドルが、あの映画によって生まれたと言っても過言ではない。彼女のために見るのではなく、映画が彼女の人気を作った。

 国宝もそうかもしれない。そうじゃないかもしれない。

うーむ明日見に行こうか迷う。迷うな~。

| | コメント (0)

2026年5月25日 (月)

DVDを借りた

インスタに何度も「このシーンの裏話」としてターミネーター2が上がっていて、てっきりDVDを持っていたはずだったのだけど、残念ながら見つからない。どうにも見たくなって久々にゲオに行くことにした。

ちなみに、以前愛用していた最寄りのゲオは既に閉店していて、その昔家族でよく借りていたツタヤもまたDVDレンタルから撤退している。配信メインの世界になったと言えばそれまでだけど、このまま行くとほどなく今回借りた店も撤退してしまいそう。

 時代の流れと言えばそれまでなのだけど。

ターミネーター2以外では、エイリアンロムルスやキングスマンファーストエージェントなどが特に借りたかったのだけど、それらは見つからず、劇場版ガンダムI~IIIとか、ミッションインポッシブルファイナルレコニングとか。他にも借りたけど、

 そんなのはすぐ忘れてしまう。あ、佐藤二郎の「爆弾」借りたわ。見ずに返しそうだけど。
※日本アカデミー賞助演男優賞の佐藤二郎があまりにも良かったので借りてきた

てかそもそもエイリアンもキングスマンも女神の見えざる手もなく、エイリアンはもうDVDを買ってもいいかなとすら思ってる。
※DVDで2300円くらいかな。ぶっちゃけブルーレイはウチの環境だとラグが入りやすいので、画質を甘受してDVDを借りる方が幸せだったりする

久しぶりに行ったゲオ豊川店はかなり様変わりしていて、全体的に通路が広く商品が少なくなっていた。ゲオと言えばレンタルとゲームという印象だったけど、現状リユース(スマホなどの中古販売)がその売上の柱で、レンタル業務は全体の6%ほどしかないらしい。

ともかく、それでも新作がいくつか棚に並んでいることはありがたいし、借りられるうちに過去作を借りておきたい気持ちも強い。いつまでも、見れると思うなDVDである。

 一方未だにエロコーナーが継続して存在してるのは、ある意味さすがだなぁとも思うけど。

てか覗いてないだけで実際は「ビデオじゃなきゃダメ」な作品もあるのかもだけど>エロ。

借りた中で、ガンダムIIがどうしても途中で止まってしまって見られなかったのが口惜しい。スクショを撮って、それをソースにしてAI画像を生成するのがマイブームだったから借りてきたのだけど。ぶっちゃけUNEXTとかにあっても、そっちはスクショとか撮れないからね。

 ちなみに、現状だとDVDが4088円、Youtubeの配信買い取りで2050円。Youtubeの方ももスクショは撮れないだろうな。

ともかく、久々に(中盤までだけど)見た哀戦士は、思ってたより良かった部分と、思った通り残念だった部分が両方あった。

テレビ版で時折揶揄されるような「デッサンが著しく崩れたガンダム」とかは無く、ロボットもキャラクターも、しっかり安彦先生の才能を感じられる仕上がり。

一方でアムロがひとりでへそ曲げてガンダム持って出てっちゃうとか、まぁイライラはする。そう言う時はおとなしくスマホをいじる。

前半だけで8枚くらいかな、スクショしてAI生成。許せるのもあれば、微妙なのもある。

ガンダムともなれば、名場面の大半がネットに散乱していそうなイメージがあるけど、いざ探してみるとそこまで多くはなく、見慣れたものばかりが何度も表示される。本音を言えば、ザクレロやGアーマーなど、劇場版には登場しない機体とかもAI生成したかったりするのだけど、さすがにテレビ版DVDを全部買うとか借りるほどのテンションにはならない。

閑話休題

レンタルは新作を除いて14日間という長期のものがとても多く、ある意味ゆったりと見ることが出来る。一度見ている「ファイナルデッドブラッド」もまた見たくなって借りた。てか、

 一回見てる映画の方が、安心して見られる説。

アバターウェイオブウォーターも借りたけど、正直これも見ずに返してしまいそうな予感が、、。

直近数ヶ月ゲーム漬けだったので、ここらでそろそろ映画三昧というのも悪くないと思ってガッツリ借りた。がんばれば1日2本は見られると思うけど、

 そこまでする必要があるかは全くわからない。

ただ、

 良い映画を見るのはとても良い。

当たり前のことを書いたけど、こないだ見たジュブナイルとか相当よかったし、昔と今だと見る側、つまり僕の受け止め方が変わってるケースもある。逆に、
 
 耐久力が下がって、ちょっとしたよどみでも耐えられずに飛ばしたりもするけど。

いきなり余談だけど、結構見てるつもりだったマーベル映画だけど、このところ縁遠くなっている。ヴェノム3とマダムウェブくらいからガッツリ見てない。そもそも作られてるのかも知らない。アイアンマンが世代交代するとは聞いてたけど、実際どうなったのか。

あ、そう言えばスーパーマン借りたわ。まだ見てないけど。こっちはマーベルじゃないけど、、DCか!DCと言えば個人的にマミーのシリーズに期待してたけど、あれも全く音沙汰無いというか、知らないだけ?さすがにマミーでやられちゃった役の女優はもう出ないだろうけど。

個々の感想はまた別のネタで投下予定。大半見ずに返すのは避けたいなぁ。

| | コメント (0)

2026年5月21日 (木)

ドライブクレイジー タイペイミッション

概ね大好きなリュック・ベッソン。出演はルーク・エヴァンス(印象に残ってたのは美女と野獣のガストン役)、サン・カン(ワイスピで殺されちゃった人)。ヒロインは知らない人だったけど、見せ方次第で輝いたり残念になったりする感じ。リュック・ベッソンは制作で、監督は知らない人。

最初かなり「ベッソン好きそうなヒロインだなぁ」と思ったけど、途中から物理的に汚れていってしまって、魅力が大きく減衰。ルーク・エヴァンスは、本来イケメンで通るルックスとキャラだったと思うけど、今回は年相応?なのか、

 老けた頃のアントニオ・バンデラスみたいに。

タイトル通りタイペイが舞台で、ほぼそこしか出ない。台湾は、数年前まではあんま印象にない国だったけど、この1、2年中国がメキメキイメージダウンする一方で、ガッツリ友好国としての頭角を現してきた。

スゲェ余談だけど、無礼な中国人に対して声を荒げると、彼らは結構シュンとして小さくなってしまうらしい。
※実際は知らないけど

何度も書いているけど、中国人(全てではないと思うけど)には、善悪の判断基準がなく、あるのは「勝つか負けるか」だけ。なので、実際法律とかマナーとかで論じても、彼らには「その尺度がないから全く通じない」。そして、勝つために日本の政治家や、土地や、ホテルを買い占めたりするわけで、視点を変えれば、中国人に負けを意識させればいいということになる。

 「敗者は勝者に従うしかない」、このルールは中国人にも適用されるから。

だから、相手より大きな声で叱咤したり、反論したりすると、存外効果覿面というのもよくわかる話なのだ。

 完全に余談だったけど。

ともかく、台湾に対する印象は決して悪くない昨今だからこそ、この映画を借りてきたとも言える。

ただ、実際は「ブラックレインの時の日本の描写」のように、どこまでが本当に「今の台北」なのかはわからない。リュック・ベッソンは好きだけど、それは彼の雑なところも込みで好きなのだ。「日本とかそんなんでしょ?」みたいないい加減な感じもまた、彼の魅力だと思うから。

あらすじ的には、悪事を重ねてビッグになった会社のボスが、そこそこ貧しい美人に惚れて奥さんにし、連れ子ともども一緒に生活をしていたのだけど、奥さんも子供も旦那のやり方に嫌気が差して、家を飛び出す。で、たまたま元恋人兼秘密捜査官と鉢合わせし、彼もまた例のボスの悪事を暴こうとしていたので、、、。

 みたいな?上手く書けないなぁ。

AIに書かせてみた。

麻薬捜査局の捜査官ジョンは、組織への潜入に失敗し休暇を命じられる。休暇を利用して台北に向かった彼は、かつての恋人ジョーイと再開する。しかし、彼女は今や組織ボスの妻となっていた。巨大な陰謀に巻き込まれた二人は、組織の追撃をかわしながら、台北の街を舞台にノンストップのカーアクションと激しい攻防を繰り広げていく。

上手いなぁ。てか僕の書いたあらすじと「同じ映画である」とは思えない笑。ただ、息子がかなり重要な役割で出てたと思うのだけど、それをガッツリ端折ってるのは、優先順位として低いと判断されたからだろうな。

ともかく、

原題には「ドライブクレイジー」の文字はなく、「Weekend in Taipei」で、ぶっちゃけ車のクの字もない。でも、実際はかなり長めのカーアクションがあり、ある意味適切な邦題。ネタバレかもだけど、「ドライバー」は、奥さんの方である。

キスシーンも非常に多いので、ある種ロマコメの側面も強いし、ささやかながらジョークもあるので、そう言う意味ではベッソンっぽいとも思う。

キモとなるカーアクションは可もなく不可もなし。悪路を走るバギーを乗用車が追いかける展開なので、そこはちょっと新鮮。あとお高いフェラーリでのカーチェイスも有りなので、

 つまりは、ベッソン版ワイルドスピード。

家族の絆みたいなことを、「ワイスピほど恩着せがましく言わない」のも好みだけど、そこまでお金を掛けすぎてるわけでもないし、撮れ高も高くない。てかヒロインがちょっと残念だった。磨けば光る素材だったのに。アジア系の子役はまぁまぁ良かった。

ぶっちゃけ、サン・カン(ボス)が何をしたのかあんまよくわからなかったし、これからさらに凶悪なこと、例えば台北を戦争に巻き込むとか、そう言うわけでもない。ぶっちゃけ、

 彼くらいの悪行をやってる人は、現実にいっぱい居そう

奥さんのことが本当に好きで、ある意味かなりかわいそうな役周りだったので、その分そこまで主人公サイドに肩入れ出来ず、もっと言うとルーク・エヴァンス(捜査官)の役柄も、そこまでイケメン、有能としても描かれなかったので、

 イマイチスッキリ出来なかった

クリス評価は★(2/10点)かな~。飛ばしたくなるシーンはほぼ無かったけど、冗長さを感じるところはそれなりにあったし、言ってもそこまでカーチェイスが素晴らしいとも言えなかったし。

「ベッソン制作※監督ではない」のキーワードで、かなりハードルを下げて見ることに抵抗がない人なら、見てもいいかも知れない。

| | コメント (0)

2026年5月20日 (水)

スーパーマン

SUPERMAN、SUPERMAN。セルフ検索用。

去年くらい?に新作が出てて、前回はDVDが貸し出し中で借りれなかったので、今回借りてきた。知識はほぼなし。強いて言えば、パッケージの顔くらいで、

 柔和な顔立ちだなぁ

前回のヘンリー・カヴィルがキツめの顔立ちで、前々回のブランドン・ラウスが柔和。まぁ特に深い意味とかはないかもだけど。

 結構ネタバレしますが、ネタバレする前に言います。

スーパーマンと言えば、僕らの世代ではどうしてもクリストファー・リーブのがマストにしてベストであると「言い切ってしまう」のだけど、実際母国でもその印象はあるようで、比較対象にしても「目指せないゴール」にしても、リーブのスーパーマンは記憶からは絶対に消せない。

もっと言うと、そのリーヴスーパーマンでも、一作目だけが特別で、2作目以降の印象は弱い。ちなみに1作目と2作目以降で監督も違う。

僕の中だけかも知れないけど、その最たる理由は、

 スーパーマンを強く描いているかどうか

だと思う。実際、便宜上「初代」としてしまうけど、
※厳密にはそうじゃないのだけど

初代にもクリプトナイトによる一時的な弱体化のシーンはあった。でもそれ以上に、彼はピュアで、凛々しくて、強かったし、何より、

 そのわかりやすい強さを見せてくれるシーンがとても多かった。

ぶっちゃけ、ラウス版でも「瞳にガトリングガンが命中しても平気」というシーンがあって、それに関しては、「さすがスーパーマンだぜ!」とテンションが上がったりもしたのだけど、残念ながらそれ以降、特に「スーパーマンがスーパーであること」を感じさせてくれた場面は、少なくとも僕の記憶にはない。

方向性なのかドナー監督の好みなのかわからないけど、本来スーパーマンというのは、並み居るアメコミヒーローの頂点であって欲しいし、実際その強さは「規格外でなければならない」と僕は思う。演出上のこととは言え、地球の外周を凄まじい速度で逆回転させ、時を過去に戻してしまったのは、彼を置いて他に無い。瞬発的ではないけど、実際の移動速度で言えばフラッシュのそれよりも遙かに速いだろう。

だから、スーパーマンの監督はいかに彼が特別で、とんでもなく強いヒーローなのかを描く「べき」だと思うのだけど、実際は彼だけがとんでもなく強いと「ジャスティスリーグの存在意義を否定してしまう」ことにもなるし、どうしても「バランス」や「メリハリ」、「カタルシス」の呪縛から逃れられず、

 彼を窮地に陥れがち。

てか、正直それは仕方ないところだとも思うのだけど、重要なのはそれを補ってあまりある「強さの演出」があるかどうか。それも圧倒的にたくさん圧倒的に強烈に。

そう言う意味では、フラッシュに初登場した時のスーパーガールは、とても強く、魅力的で、かっこよかった。フラッシュ自体ほとんど一回しか見てないけど、

 彼女のシーンだけ何度も何度も繰り返し見てしまうくらい大好きなのだ。
※そう言う時配信に感謝するよな

ともかく、そんな心構えの僕が、今回のスーパーマンを見ての感想は、、、
※徐々にネタバレ入っていくけど、ぶっちゃけオススメ度はかなり低い。僕はラウス版のがまだ好き。リーブ版は別格として

 「弱っ!あと、タルっ!」

今回の彼は、俳優の表情からも窺えるように「善玉」であり、カヴィルのような「いかにも闇落ちしそう」なルックスではない。が、一方で、その顔立ちには無敵さ、屈強さ、強烈さという「強さを感じさせる指針」をくみ取ることも出来ず、さらに言うと、

 結構細身。

身長も全然高く感じなかったのだけど、いざ調べたら193cmもあって、カヴィルの185cmよりかなり大きく、リーブの193cmと同じ!でも、実際の印象はそこまでの圧は全くない。たぶん筋肉の付き方やシルエットだけじゃない、

 役柄として、そこまで強く描かれなかったことが、そのまま「存在感の弱さ」として跳ね返り、身長を小さく見せてしまった気がする。

ちなみに、「リーブにあるあの前髪が、今回のスーパーマンには無い!」。ヘアスタイルも今風と言えば今風で、パーマが掛かってる。まぁそれはしょうがないとも思うけども。

それはともかく、

 物語の冒頭での掴みは、スゲェ良かった!

僕は「彼」の存在を全く知らなかったので、その分とても衝撃を受けたし、なるほどと思った。ぶっちゃけ枚挙にいとまなく大量のアメコミヒーローが作られてきたけど、初見時の印象が一番良かったと言っても過言じゃない。

 まさかの犬!

赤いマントが素晴らしくキャッチーで、でも全然人語を解さないししゃべらない。普通に超強いだけの犬である。愛犬かと思ったら微妙に違ったけど。

そこでかなり心を掴まれたのだけど、残念ながらそこから急転直下、印象はみるみる沈んでいく。スーパーマンを戦争の道具にするとか、ロイスとの口げんかとか。てか、今回のロイスは黒髪で、初代のマーゴット・ギターの印象にかなり近く、

 とても美人。

ストーリー的には、まるで「2」かのような、既に物語がある程度出来上がっているところからの展開だったので、2人の関係もある意味完成されていたわけだけど、

 なんつか、マイナスの溜めを入れないと気が済まないのか彼らは。

ワクワクするような、ロマンチックなラブシーンではなく、「スーパーマンもひとりの人間」みたいなアプローチ。

 耐えられなくなって何回か飛ばしたわ。

てか、本当のパパとママが地球を征服しろと言ったとか、

 やめてくれよ、って感じ。

そんなカード出したら、後から何を出しても消えないよ。画像を加工したとか、育てのパパが何を言ったところで、見てるこっちにはその負の印象が強烈に残ってしまって、

 全ての楽しいを阻害する。

見てる人みんながそうだとは言わないけど、少なくとも僕はそう。

この時点でどんなにがんばっても高得点は無くなった。

今回のルーサーは、どっかで見たことがある長身イケメンで、調べて見たら190cmもあった。初見から「どっかで見たことあるよなぁ」と思いながら集中。てかスキンヘッドだとかなり印象がボヤけるのだけど、途中でハッ!と気付いた。

 ニコラス・ホルトだ!!
※ウォームボディーズのイケメンであり、X-MENで青いビーストやってた人

なんで彼なのかは全くわからないと思いつつ、ジェシー・アイゼンバーグのルーサーのが良かったかなぁとも。もちろんジーン・ハックマンのルーサーが圧倒的一番だけど。

余談だけど、初代のキャストは結構名前も覚えていて、パパのマーロン・ブランド、編集長ゲーリー・クーパー、ルーサーの部下のネッド・ビーティまで割とスッと言えた。特に他の作品の印象があるわけじゃないのに>マーロン・ブランドやゲーリー・クーパー。あとマーゴット・ギターやリーブもかな。

閑話休題。

今回のイヤだったのは、そんなマイナスの溜めと並んで、

 DCU(DCユニバース)を意識した、グリーンランタンとかのメタヒューマンの登場。

ぶっちゃけ超ノイズ。ヴェノムとかアクアマンもそうだったかな、他のヒーローは出てこなくていい。というか、出て来ることで「楽屋落ち」「内輪ネタ」なニオイが急激に上がってしまって、

 勘弁してくれ、と思う。

特にグリーンランタンは、僕の中でアーロン・テイラージョンソンの「キックアス」の印象が妙にまとわりついてしまっていて、
※「グリーン」だから。今調べたらライアン・レイノルズだった。どのみち細身

 このマッチョなキャラは、一体何者なの?

って違和感しかなかった。あと単純にキャラもウザかったし。
※オチだけは良かったけど

今後、リサイクルするつもりで登場させたのだろうとは思うけど、マーベルもDCも、ユニバースの功罪をもっと深く掘り下げた方がいいと「僕は」思ったな。まぁエンドゲームは面白かったし、フラッシュにスーパーガールが出て来たのも良かったから、

 要は「ネームバリュー」と「役所」「使い方」次第なのかも知れないんだけどさ。

・・・

冒頭で出て来たクリプトン(犬)は、残念ながら終盤でもそこまで強烈な大活躍をしてくれなくてかなり残念。せっかく過去に例のないスーパーキャラを発明したのに、その活かし方をしくじった感じ。そもそも、スーパーマンより目立っちゃダメだろ、みたいなニオイが散見されたし。

 ホントは目立っても全然構わないのだけど。

表情や所作もかわいかったから、ある意味期待過剰になっちゃった感は否めないけど。

トータルすると、クリス評価は★☆(3/10点)ってところかな。そのうち、犬が5点。ロイスが1点。あとは、展開や他のメタヒューマンのノイズがそれぞれ「-1点」で、トータル3点。スーパーマン本人は0点。

初代で、木から下りられなくなってるネコを、スッと助けてあげるシーンがあるのだけど、そう言うシーンが今のアメコミヒーローには全く見られない気がする。全部見たわけじゃないけど、「何気ない優しさ」に欠けている感じ。

世界中のファンが、「スーパーマンにやって欲しいこと」を投書して、AIがそれを動画にする、みたいな方が、存外わかりやすく「刺さる」可能性すらあるなぁと思った。今回のスーパーマンは、「スーパーマンにやって欲しくないこと」とか、「出て来て欲しくない展開」が目白押しで、

 そうじゃなきゃ映画として成立しないだろ

と監督が思い込んでる気がしてならなかったわ。全然そんなことないのに。
※転スラも、異世界放浪メシも、別段窮地に陥ったりはしない。それでも十分楽しく作れるし、そっちのがニーズがある気がする。スーパーマンは数少ない「それが許される強さ」を持つキャラだっただけに、非常に残念だ。

| | コメント (0)

2026年5月18日 (月)

ターミネーター2

インスタでよく裏話が投下されていて、久々に借りてきた。CDの方が深刻だろうけど、DVDも初期の物は読み込み不良が出て来ても不思議は無いので、
※特に高頻度でレンタルしてるものは
無事見ることが出来てホッとする。

まぁ何度も見てる映画ではあったので、そこまで驚きと呼べるほどのショックはないのだけど、部分的にはいくつか感想もある。テキトーに列挙する。

・メインテーマが良い!

あの「ダダッダダダ!」のリズムは、ある意味発明的。そこまでメジャーという印象がなかった本作を押し上げたのは、シュワ氏とともにこのメロディがあったからだと僕は思う。

てか、ジョーズのイントロに匹敵するくらい印象深い名曲だと思うよな。改めてそのパンチ力を感じたわ。

・子役が超かっこいい

調べたら、相当な薬物関連のトラブルを起こしてしまったらしく、ある意味ヤンキーっぽい見た目だった子役当時のまま、そのベクトルで大人になって行ってしまったんだなぁってちょっと残念に。

でも本作では完全にイケメン少年で、アメリカより日本で人気があったという話も凄く頷ける。「日本の女子が好きそうな面構え」。

僕はどちらかというとかっこいい男の子よりカワイイ男の子の方が好きなのだけど、若かりし頃のリバー・フェニックスよりちょっと劣るくらいで、このエドファード・ファーロングもかなり良かったな。

・冒頭で「2029年ロサンゼルス」

あと3年後にはこんなんなっちゃうんだ、的な笑。まぁ昔に描いた未来像ってのは、当然その通りにはならないわけだけど、それでも漠然と「それだけの時間が流れたんだなぁ」とは思うよね。

・リンダ・ハミルトン

直接的なヌードはないものの、ブラ無しの描写は多く、でもやっぱりそこまで魅力はない。計算するとこの頃は34歳くらいで、確かに若くはないのだけど、全体的に「緊張感のある役柄」で、ちょっとガス抜きがなさ過ぎてかわいそうだった。

個人的に印象深いのは、T100との邂逅シーン。

 あれ以上の絶望的な顔はないだろ、ってくらい絶望してて、大変よろしい!

シュワ氏の映画であることに間違いはないのだけど、彼女的にも大きなキャリアになったと思う。てか、ウィキペ見たら、

 ジェームズ・キャメロンと結婚して、子供も居てビックリ!

奥さんにエロい格好させると聞くと、園子温の「みんなエスパーだよ!」を思い出したけど、まぁお願いしやすいってことなのかも。

ウィキペ読んで驚いたのは、クライマックスでT1000の化けたサラと、本物のサラが出て来るシーン、

 あれ、合成じゃなかった!!

彼女はなんと「一卵性の双子の姉?がいて」、あのシーンは姉妹共演のシーンだったとか。何十年経っても発見ってのはあるもんだね。

・アーノルド・シュワルツネッガー

一言で言って、「若い!」そして、「かっこいい!」。もう監督が「彼のかっこいいところを見せる映画」として撮ったのでは?というくらいかっこいい顔が多く、その中の一枚には、

 これって、雲のジュウザ?

と思う一枚も。

原哲夫氏はよく実際の俳優をキャラに落とし込むけど、印象としてシュワ氏が出て来た記憶は薄かった。
※スタローンっぽい格好をケンシロウにさせたりはしてたけど

でも今回見て、「明らかな既視感」を感じるところがあったんだよな。まぁジュウザとは別のキャラだったかもだけど。

とにかく「顔が長い」。そして「アゴがシュッとしてる」。今の白髪シュワとはもちろん別人なのだけど、脳内にある「角型の感じ」とは全く違う、スタイリッシュなイケメンを見ることが出来た。これは完全に当時の本作の印象とは違う。

あとシンプルにスキンケアも行き届いてた笑。CGではないと思うのだけど、妙にツルツルで逆にCGみたい笑。一見の価値有り!

・ロバート・パトリック

T1000くらいしか印象がない役者だけど、逆にソレで十分なんじゃないかというくらい強いインパクトを残してる。実際とても「アンドロイド的」で、

 表情だけで冷たさが伝わる。

実は見返したいと思った最大の理由は彼で、ラスト「指を左右に振るシーンで、アドリブで笑った」みたいなことがインスタに書かれていて、

 笑ったかぁ?

と思ったので、それを確かめたかったのだ。

 笑ってなかったわ笑

まぁ僕が流し見しただけのインスタなので、読み違えた可能性のが高いんだけどさ。

VFXのかっこよさは言うに及ばずなのだけど、ちょいちょい「液体金属から人間に戻る?時」に、今のCG技術ではない「昔のモーフィング」を感じて、良い意味で古さを楽しませても貰った。

あと、どう見ても作り物だろうと思ってた「銃痕」は、やっぱり作り物だったわ。

・ダイソン

某掃除機のような名前が印象的な、「スカイネットの父」。特に顔の印象はなかったのだけど、今回見直して、

 この人知ってる!※もちろんプライベートではないぞ!

調べたら、スピード、スピード2、ゴールデンボーイ、ペイチェック、ステルス、バットマンvsスーパーマン、ジャスティスリーグ、ゴジラキングオブモンスターズと、なかなか多くの作品で見てる人だった。

善玉向きで、知的な黒人俳優。使い勝手がいいんだろうな。モーガン・フリーマンやサミュエル・L・ジャクソンほど毒がないし。

・・・

途中でサラが「イイ子を装って、でもバレて押さえつけられる場面」だけ、飛ばした。あそこはどうしてもストレスだから。他にも何カットか冗長さを感じたところもあったけど、総じて撮れ高が高く、今の目で見ても十分エンタメとして成立してたと思う。

 さすがはターミネーター2、さすがはジェームズ・キャメロン

死ぬまでにもう一回くらいは見るかな、とも思いつつ、次見るときは英語でもいいかな、とも思った。「I'll be back」とか、「アストラビスタベイビー※アルファベットで書くのが面倒になった」とかは、日本語だとどうしても冴えないからな。

| | コメント (0)

2026年4月24日 (金)

ローガン

もう何年前の映画かわからない。てか、今回借りたのも実は2回目。前回借りたときは結局見ずに返却してしまった。

ダラダラとゲームしてた休日だったけど、このままでは何も残らない気がして、思い立って見ることにした。

ローガンは、X-MENシリーズの事実上の最終作だと思う。シリーズ作は概ね見てるつもりだけど、僕が知らないところで作られてそして忘れていった作品があるかも知れない。ちなみに、一番つまらないのは「ウルヴァリンSAMURAI」だけど、あれもちゃんと最後まで見ている。

今作ローガンは、ウルヴァリンであるところのローガンが「老いて」しまった時代の話。

割と人間ドラマが前に出ていると聞いていたので、「見る気が削がれていた」。でも、ずっとシリーズを見てきたし、ようやく「それを受け入れる覚悟」が出来た。この「受け入れる」とは、シリーズの終了を受け入れるという意味ではない。

 かっこよかったヒーローが老いて、弱くなっていく様、つまり「かっこ悪くなっていく様」を受け入れられる覚悟。

要は、どこまで徹底的に「期待を下げられるか」という話。10点満点で5点を期待してはならない。

 10点満点で1点を期待して見る覚悟。

そもそも僕は「老人が出る映画やドラマが嫌い」だ。もっと言えばゲームもアニメも嫌いだ。自分が歳を取っていっても、決してそれを甘受し、「大人になれない」からかも知れない。北野武絡みの映画は結構ジジイが出てくる印象が強いから見る気にもなれない。そう言えば「いぬやしき」も借りてきて見ずに返却したわ。

見始めて早々に、「年寄りたちのオンパレード」。若き日の栄光ということもなく、ただただ老いて、弱くなって、あまつさえボケまで入っている。

普段「マイナスの溜め」として、一旦主人公を逆境に立たせて、場合によっては調子に乗らせておいて、それをくじき、晴れて見せ場を盛り上げるのが定番となっているけど、本作では、「マイナスの溜め」ではない。

 全てがマイナスの世界。

若返ることもなく、救いもない。とても息苦しくて、見ていてツライ。このツライというのは、キャストやストーリーが涙を誘うという意味ではない。純粋に「こういう話が嫌い」という意味のツライだ。

だがしかし、全ては「1点の覚悟」を持って見始めた映画である。最後まで見るのがある意味僕の「約束」みたいなものだ。

・・・

結果的には、「見て良かった」。同時に、「これでも見なくて済む」という安心感もある。それほどにキツい映画だった。
※特に前半

ローガンというキャラクターは、当然ながら架空の人物であり、演じるヒュー・ジャックマンの人格者としての側面とは似ても似つかない「横柄で独りよがりの乱暴者」だ。だからこそ、そのキャラをあっさり手のひら返しするのは許されないし、逆に言えばそれを納得させるための2時間とも言える。

 ラストのセリフにちゃんとグッと来る事が出来てスゲェホッとしつつ、軽く落涙。

序盤ローテンションで、後半盛り上がったのは、ヒロインであるローラの存在がとても大きい。彼女は物語的には10歳~12歳くらいの女の子だと思われるけど、

 表情、動き、セリフ、全てが完璧。

※アクションシーンは当然スタントだとは思うけども

子役と言えばダコタやクロエを思い浮かべるけど、彼女たちとはまた違う「しなやかな美しさ」を持った「美人子役」だった。

 ローガンのマイナスを、彼女の魅力で引き上げてる感じ。

念のため言うけど、「ヒューのマイナス」ではないからな。役柄としての彼は、情けなくて年老いてしまった見苦しい老人の役なのだから、それをマイナスだと捉えても何も不思議はない。

一応気を遣ってネタバレは避けて書いてるつもりだけど、とりまクリス評価は、

 ★★★

と何とビックリ合格である。でもちょっと甘め。ローラちゃんの魅力がこの中の4点分くらいある。つまり、「実質1点の期待で2点の内容だった」というところ。ヒロインがここまでロリで来るとは、完全に想定外で、

 マーヴェリックのジェニファー・コネリーや、クリスタルスカルの王国のケイト・ブランシェットのような可能性を、真逆に振り切ってくれた。

一応X-MENなので、当然のようにミュータントは登場するのだけど、そっちの見せ場はかなり少なめ&控えめ。ぶっちゃけアダマンチウムの爪を除けばほぼゼロと言ってもいいくらい少ない※言い過ぎ。

でもこれは事前に「そうだろうな」と思ってたので、裏切られたわけでもない。

・・・

ショーン・コネリーにしても、シュワルツネッガーにしても、若くてエネルギッシュだった頃を知ってる俳優の「老後」というのは、なかなかに難しいとは思う。コネリーはそれでもかなり上手く老人にシフトしたと思うけど、ヒューの場合はまだ実際そこまでの高齢ではないわけで、特殊メイクでジジイ化してるに過ぎない。

だからなのか、どこかしっくり来ない感じはした。そう言う意味ではチャールズの方が「しっかり年相応」で、違和感がなかった。

ちな、チャールズが寝てるシーンで、その二の腕が凄く太いところがあるのだけど、これは最初「ジジイの腕じゃないだろ」と違和感がめちゃあった。でもよくよく考えたら、劇中でのチャールズは足が不自由な分だけ腕を多用したとも思えるわけで、

 それらを引っくるめてこの太い腕にしたのだろうな

つってもぶっちゃけ太すぎるとは思ったけど。ヒューより太いくらいの腕だ。

・・・

今作には、普段のマーベル映画にはほぼ必ずと言っていいほどあるスタッフロール後のワンカットがない。これで完全におしまいにするということだとは、

 本編のラストカットでも伺えた。

てか、ここまで徹底的にシリアス一辺倒で来て、

 ラストのアレは、正直どうなの?とはちょっとだけ思ったけどさ。

※ネタバレ過ぎるので書けないけど、見た瞬間は「ウマ!」って思ったのはナイショ笑

あと、前半から結構メインに近い位置で出てきてたキャリバンというキャラが、

 あまりにも記憶になくて、結構引きずってた。

この人って誰だっけ?みたいな。たぶん何に伏線とか無かったぽっと出の脇役だと思うけど。

何となくヒロインローラを検索したけど、全く静止画では魅力が伝わらない。映画ってのはやっぱ魔法が掛かってるんだよな。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧