ミッションインポッシブル ファイナルレコニング
トム主演のミッションインポッシブルでは、これが最終作になる予定らしい。ということで、公開初日に見てきた。ブログのストックがたくさんあるけど、こういうのは「熱いうち」のがイイと思って。
予告は、
「これ、トロンじゃね?」と思ったのがまんまとトロン。「トロン アレス」というらしい。結構見に行きたい。
ヒックも安定のイイ感じ。別にCGにこだわるわけでも実写が好きなわけでもないけど、漠然とインスタで「アニメを実写にしたロボット」を毎度投下してる身としては、
アリでしょ常考
って感じにはなる。
スーパーマンがヘンリー・カヴィルなのかイマイチよくわからないと思いつつ、サブタイトルのないスーパーマンは普通に楽しみ。てかスーパーマンは「弱さを見せて欲しくない」のが本音なんだけど。
あとはジュラシックワールド。どうやらスカーレット・ヨハンソンが出るっぽい。でも調べてないので違うかも。これもたぶん見に行く。
最近あんま見たいと思う映画がなかったので、この辺りは楽しみに待ちたい。
てか、
ネタバレ無しで書けることはそう多く無いけど、
・前作の完全な続き、、、だけど、ぶっちゃけ前作のことはほぼ覚えてないので、誰が前作から引き続きで、今回のゲスト的役回りが誰だったのかもよくわからない。
・スタッフロール後のワンカットはなし
・普段は吹き替えで見に行ってるけど、今回「初日レイトショー7番スクリーン」は、字幕だけだったので字幕で視聴。
正直吹き替えのが良かった。
まず一番のネックは、「声だけで誰が話してるかわからない」。特にゼンジー(サイモン・ペグ)の声が、吹き替えより太くて、「かっこよすぎ」。これは彼が話してるの?って感じ。トムもあまりに慣れすぎて、元々の声にピンと来れなくなってた(^^;。
あと単純に話や固有名詞が多くて複雑だったので、
※戸田奈津子さん
字幕だと「ただ文字を追いかけてしまうだけ」になりがちなところが散見。
人が話してるとそこが理解しやすくなるケースってあると思う。
時間も2時間51分と、思った通りの長丁場で、
序盤は「1秒長い」が数カ所。
こんだけ長い映画なんだから、もっとカット出来るところはカットしてくれよ、とは思った。
全体通して、「最終作」であるアピールが強くて、サブリミナルかよって言いたくなるほどフラッシュバックのカットが多い。まぁそれを懐かしく嬉しく感じる人も居るのだろうけど、
※実際マーヴェリックの時はトップガンの映像にグッと来た自分もいるし
全作見てる自分でも、ぶっちゃけあんまピンと来なかった。
何つか毎回キャストが変わってる部分も大きいんだよな。ルーサーとベンジーだって、全作出てるわけじゃないと思うし。
トムもかなりご高齢で、見た目的にもマーヴェリックのときからさらに老けてしまった感は否めない。特に一作目のカットがたまに入る分それが余計に強く感じてしまったり。
人間なのだから歳を取るのは当たり前だし仕方ないことではあるけど、
なんつか、ショーン・コネリーがインディに父親役として出たときのような、「上手さ」は感じなかったんだよな。
・・・
ごくごくシンプルに僕の感想を言うなら、
フツー。
面白かったところももちろんあるけど、前半はかなりタルいし、わからないところ(僕の理解力が乏しいだけだろうけど)もいくつもあった。ボリュームと予算を活かした派手な絵作りと、メリハリ作りの上手さはさすがにトムの映画って感じ。
ただ、ひたすらに楽しくワクワクしたマーヴェリックとは違う。
豪華な最終作ではあるけど、「特別な一作」という意味では、マーヴェリックの方が遙かに特別な感じがした。何つか、
集大成とか、これで最後だ!みたいな感じが、ちょっと暑苦しい感じ。
まぁグレイグの「007ノータイムトゥダイ」の時にも似たような感じは多少あったけど、こっちのがより強い感じ。てか、
別にトムが出ちゃダメってわけじゃないだろうけど。
※もし続編が作られるとしても
クリス評価は★★★かな~。良いところは8点くらいあるけど、序盤がタルくて2点マイナス。
ミッションインポッシブルの最終作で、「1秒長い」シーンとか入れてる場合じゃねぇだろ。
・・・・・・・
以下ネタバレ感想。
見るつもりの人はここから先は読まないように。
つってもそれほどたくさん言いたいことがあるわけでもないけど、、、
●カーチェイス
ほぼ記憶にない。完全におまけパート。クオリティも大したことない。でもメリハリ上必要と判断されたかも
●ヒール
イケメンで、話が話なら善玉になりうる面構え。でも今作だけ見たら、
全然悪いことしてない。
むしろ途中でトムに利用されるだけ?みたいな空気すらあり、今回一ミリも「こいつめ~!!」って怒りとか湧かなかったわ。
●「それ」
今回の首謀者。なのだけど、全く声も顔も無いので、「イーグルアイ」のときのコンピュータとは意味が違う。てか、
劇中で「それ」を連呼し過ぎ。
ウザかったわ。
●潜水艦関連
ここが本作最大の加点要素。
素晴らしかったし、凄かった!
これぞ「不可能な作戦」って感じで、終盤のもうひとつのミッションより遙かに良かった。ただ、
あんな簡単に取り出せるようになってたとは!
って感じではあったけど。でもメチャ良かった。
冷静に考えて、
深い海の底に沈んだ潜水艦に、生身ひとつで潜入して、何かを持ち帰るってミッションが、
ありえないくらいやりたくない!
役柄であることは百も承知だけど、これはホントに無理ゲーだと思った。
もちろん良い意味で。
だからこそ本編で一番良い印象だったんだよね。
●ヒロイン
メインヒロインより、サブの女の子の方が好き。てかグレースはキャプテンアメリカの恋人役だった人だけど、その頃から既に老け顔だったし、「アメリカンビューティ」ってことなのかもだけど、
日本人ウケする顔じゃない。
アナ・デ・アルマスのが数億倍カワイイ。
片や、悪者の相方で、全作最後に善玉に転身した子は、ちょっとレア・セドゥっぽくて結構好き。まぁ全体的にミッションインポッシブルのヒロインはハズレが多いんだよな。好きだったのはポーラ・パットンくらい。
●ダンロー登場!!!
今回一番盛り上がったのは、彼の登場シーンと言っても過言じゃない!
まさか、、、え?あ!!!!!この人!!!
「アラスカのレーダー基地に衣類はあとで」の人!!!
てか他のキャストも(キトリッジとか)久々登場の人が居たんだろうけど、あんまよくわからなかったのは残念。
てか、直前に予習してから見れば良かったかもな~。
・・・
もっとシェイプ出来たと思った。いつものBGMも、普段から掛けすぎていて「ここぞ」というところで盛り上がらなかったし、
やっぱり吹き替えで見たかった。
※つっても7番は譲れないので、僕に選択肢はなかったけど
てかなんでイオンシネマも字幕にしたのかよくわからない。いつもは吹き替えなのに。
取引先のバイヤーは大好きなシリーズなので、きっと僕とは全く違う感想なのだろうけど、個人的に昔っから、
どちらかと言えば007派
だったんだよな、と見て改めて思った。
時間も長いし、損したってことはないけど、見終わって23時過ぎに、友達にすぐ電話したくなるような映画じゃなかったな。
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