映画・テレビ

2025年2月 3日 (月)

TWISTERS

検索用で念のため「ツイスターズ」「TWISTERS」。

エルデンリングが「難しくなった」ので、一旦DVDでも借りてくるかと借りてきた。他にはイコライザー3とかシンウルトラマンとか。見るにしても感想はいつになるかはわからない。

公開当時伊集院がラジオで「アトラクションムービー」的なほめ方をしていたので、ぶっちゃけ前作はあんま好きじゃなかったけど、借りてきた。当時もよっぽど映画館に行こうと思ったけど、公開スクリーンが小さくて断念。

 小さいスクリーンで映画を見るのは、「それしか絶対的に選択肢がないもので、どうしても見たい場合」。ルックバックとかも揺れたけど、あっちは「どうしてもでもなかった」感じ。

前作同様、たつまきに真正面から向き合うチーム。今回は、お金儲けではなく、たつまきを分析、研究して、何とか抑え込む、

 劇中では「手なずける」と表現してた。

感想は割とシンプル。

・マイナスの溜めがスゲェあるので、そこはスマホいじってた。飛ばしても良かった。まぁ調子に乗ればしっぺ返しを食らうのは当然だ

・主演の女の子が、

 アン・ハサウェイを若くしたかのような超美人!

ビックリするくらい美人で、タンクトップが非常に良い。この映画の魅力の3割くらいは、彼女の撮れ高によるものと言っても過言じゃない。

序盤で、ライバルチームとして出てきた「グラサンカウボーイ」。見た瞬間に、グラサンで顔が見えて無くても、

 こいつは絶対知ってるヤツな気がする!!!

と思いワクワクする。日本の映画なら、声である程度は類推出来るけど、洋画で、それも吹き替えで見ていたので、そこからの情報量は乏しい。まぁ以前見た作品と同じ声優が使われるケースはあるけども。

そして、その正体が明かされる。

 ま、さ、か!!

 まさかの、

 ハングマン!!!グレン・パウエル!!!

これは驚いた。てか、ハングマンが悪役とは、、スゲェ配置だなぁと思って見てたら、、、

 まぁその辺りはネタバレか。

てかこの書き方が既にネタバレなのだけど、結構前の映画だし、

 そう大した内容でもないので、許して欲しい。

てか、ヒロインと助演イケメンで撮れ高が高すぎる!!逆に言えば、

 そこ意外は、VFXがまあまあ良くて、でも話はクソつまんねぇ

そんな映画だった。結局のところ視聴者(僕限定)は派手なたつまきシーンが見たいわけで、あとはそれをどう繋ぐか、無理が無く、嫌味が無く、見ていてしっくり楽しめるか。

 そこにこの美男美女の配置。それはもう納得するしかない。

正直中盤の歌詞付きBGMが、どことなしかトップガンぽかったというか、「しゃらくささを感じた」とか、

 エンディング(前半)がかなり絶妙で良かったとか、

地味な感想はいくつかあるけど、とにもかくにも、

 キャストの良さが全てだったかも

って映画だったよ。

クリス評価は★★★。

返す前にもう一回美味しいところだけ見ようかな。てか、アン・ハサウェイのそっくりさんとかでも通りそうだけど、この子(名前は知らない)はこの子で十分今後も食っていけるくらい良かったな~。

・・・調べたら、デイジー・エドガー・ジョーンズという今26歳の女優だった。他にはザリガニの鳴くところに出てたらしい。

正直アンに似すぎてるのけ、まんま後釜には難しいかとも思うけど、
※アンより背も低そうだし

 魅力を引き出す映画があれば、ぜひ見たいと思うくらいは魅力的だったな!

ハングマンともども、何回も「かわいいし!」「かっこいいかよ!」って見ながら言っちゃったわ!

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2025年1月31日 (金)

イコライザーファイナル

原題は「EQUALIZER3」。ウィキぺで見ると「イコライザー THE FINAL」で出てくる。

まずは、

 面白かった!!

こういうのを「掛け値無し」というのかも。「2」は正直「1」よりやや落ちるかなぁと思ってたけど、ジェイソン・クラークとイイ感じにやりあって、悪くなかった。

3は、どこら辺が「ファイナル」なのかあんまよくわからないけど、
※続きは別に作れるでしょって感じ。ボンドみたいに死んだわけでもないし

 監督の名前を調べたくなるくらいよかった。

アントワーン・フークア。全然聞いたことない。でも調べたら、

・ザ・シューター極大射程
・エンドオブホワイトハウス
・イコライザー&同2
・マグニフィセントセブン

と、なかなかに見てた。直近だと「マイケル」という作品が2025年公開らしい。ネットフリックス専売で「ギルティ」というジェイク・ギレンホール主演の映画も撮っている。

 見たくなる。

監督の個性、監督の良さというのが、果たしてどこにあるのかは、見ている人によって全然違う。絵作りが上手いと言えば新海誠監督かも知れないし、VFXは山崎貴監督かも知れない。徹底的なこだわりは庵野監督の個性だ。

 別に日本の監督に限定するつもりはなかったけど。

JJエイブラムスなんかは、エンタメ性の高さだったり、、、まぁスピルバーグの個性は、「優等生っぽさ」みたいな感じで、一言では言い表せないけど。

ともかく、本作はとてもとても僕好みの映画だった。特に、

 カットの切り替わりがベスト

「これ以上長かったら冗長だろ」ってシーンがなく、逆に、ひとつの絵の中で、

 「ここを見てここを見ると、ちょうど情報が把握出来て、理解が追いつく」

という手触り?がとてもしっくり。ひとつひとつのカットに命が宿ってる。これは本当にそう。

あと、ありきたりなサスペンスを「そう見せない」のも凄く上手かった。主人公マッコールは、特筆した身体能力と知識、分析力、様々な面である意味スーパーマン。でも、そのスーパーマンを「スーパーに見せる」のに必要な所作、シーン作りと、「スーパーなはずなのにスーパーに見えない」絵作りは、当然真逆にある。

 銃を乱射するのが好きじゃないのはまさにそのためで、今回悪役がサブマシンガンをぶっ放すシーンがあるのだけど、

 これぞ悪役だわ!

ってスゲェ思った。

人を殺すシーン、殺さないシーン、どちらも、

 「もしもマッコールだったら」

が完全に監督やカメラマン、そして声優大塚明夫とコンセンサスが取れていて、違和感は全く無い。

 安心して映画を楽しむことができたし、期待を裏切らない展開に惚れ惚れした。

正直意外性という面でドラマティックな展開、奇想天外などんでん返しみたいなものは無かったかも知れないけど、

 必ずしもそれが面白い映画に必須なわけもない。

洗練されたコンテ、高品質で無駄のない脚本、監督の意志疎通が取れているカメラワークに、

 安定感しかないデンゼル。

クリス評価は★★★★と、派手ではないけどしっかり傑作。

 非常にとっても面白かった!

デンゼル好きには超オススメ。なんならセガール好きでも大丈夫。てかセガールはデブになったのが最大のミスだよな。ずっとかっこいいままでいてくれたら良かったのに。

・・・

今回のヒロインは、CIA捜査官のダコタ・ファニング。

 ダコタ・ファニングかな?と思ったらダコタ・ファニングだった。

「宇宙戦争」の子役だった彼女も、もう30歳。ちなみに、デンゼルとは19年前「マイ・ボディガード」で共演している。

 19年前って11歳だよ?

二重に凄い。19年ぶりに会ったダコタにデンゼルは驚いただろうし、

 19年経っても同じような役をやってるデンゼルに、ダコタも驚いただろう。

・・・

いつも出ている時計は今回もチラっと。いつもの脅し文句もしっかりあって、悪いやつはとことん悪く、いい人はとことん善人。悪そうに見えて実は善人、その逆もない安心感。

マッコールは凹んだりふさぎ込んだり、精神的に鬱になったりが似合わない男なので、本作には全くマイナスの溜めは存在しない。あるのは、

 「早く悪い奴らをやっつけて!」

という「普通の溜め」だけだ。そしてそれは、

 サクッと気持ち良く叶えて貰える。

舞台となるナポリの風景もとてもキレイだし、ある種ゲーム内で散見されるようなシーンの「見本になった場所」なのかもとすら思った。
※特に酒場とか

いやはや、、、

 本当に面白かったわ!!
※何度もも言いたくなるやつ!

今からイイトコだけもっかい見るかな!

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2025年1月 5日 (日)

SASUKE2024

まだセカンドの途中なのだけど、今年は特にファーストの攻略に関して思うことがあったので、

 ニーズが一切無い、むしろマイナスだったとしても書く。

なぜなら僕が書きたいから。どんだけウザかろうと。なのでスルー推奨。

今年は、山葵がスタミナ不足で壁を登れなかったり、岩本がドラゴングライダーで落ちたり、オールスターズで白鳥文平が久々登場したり、塚田がケガ?で欠場したり、、、

 まぁそれなりにそれなりだった。

シルクスライダーに変わる新エリアは、

 ボタンを押してから一呼吸置いて走り出す人(愚か者)以外は、概ね「クリアしやすい障害」になってる感じ。

 もちろん僕には無理だけど、それは今回これ以降は触れない。

見ていると、あのせり出した赤い棒の表面は割と柔らかいみたいで、

 握力が強ければ、表層を握るだけで落ちない感じ

あまりカメラに捉えられてなかったけど、片手で掴んでた人は「握ってもいた」のかな、と。

本数が増えたフィッシュボーンも、横で見ている限り難度そのものが上がった感じはせず、マイナーチェンジという感じ。回転するダイヤも、前回から変わらず、「鋭角が上に来たとき」に走り始める、

 そして、一つ目の床が「下り坂の間に走り始める」ことで、二つ目の床をスムーズに攻略出来る

と思った。一つ目が水平もしくは上り坂になってから走り始めると、

 ハッキリ言って落ちる。

フィッシュボーンの「上!」とかのアドバイスより、ダイヤの「今!」ってアドバイスをしてやれよ、って思ったわ。てか、クリアした常連組は、

 みんなそう言うのやってる。

てか、「何度もやってる」ことが凄く強い武器になるのは当たり前なのだけど、それと同じくらい重要なのは、

 やる前にしっかり攻略計画を立てること!そしてその練習を積むこと!

間違いない。特に最初のクアッドステップスからのローリングで落ちるケース。よく「つま先を突き刺すように」と言われているし、成功者はすべからくそうやっているのだけど、

 つま先を突き刺すような着地の練習をしてきてなければ、その攻略法は机上の空論でしかない。

特に無名のSASUKEファイターがそこで落ちたりするのを見ると、「つま先からってわかってたんですけどね」ときっと言うはず。でも出来てないのは、

 そう言う練習をしてないからなんだろうな、と。

てか芸人枠とかがウザいし要らないのは、そう言う事前準備を「してこない」「するヒマがないくらい忙しい」から。SASUKEって、芸能人に支えられてるわけじゃ断じてないからな。

僕はガチめのファンだけど、カメラがほぼほぼ日置を追いかけていることからも「需要」がしっかり把握されているのがわかる。だからオールスターズとか、黒虎枠が3人になったりとか、海外勢枠が増えたりとかする。

 だったらせめてオリンピック選手とかのスポーツ枠をもっと増やせばいいのにと思ったり。

もっとも、そうした「SASUKE濃度」の濃い人達が、そもそもそれほど居ないのかも知れないんだけどさ。

今年は霜降りが出なくてホント良かったわ。せいやも粗品も結構好きだけど、SASUKEに出るキャラじゃない。いい加減、

 オリンピックに何の準備もしない芸能人が出て来る感覚

だと気付けよ運営。せめて芸人でも、あんまメジャーじゃなくても、SASUKEが本気で好きな人とかにしてくれ~と、

 壁に向かって叫ぶわ。

閑話休題。

一番に言いたかったのはそこじゃない。

●ドラゴングライダーの攻略について

今回見ていて、一番スマートにクリアしたのは川口朋広だった。最初の握りから、下りのスムーズさ、そしてジャンプポイントのなめらかさなど、「これが見本で完璧」と言わんばかりのプレイだったのだけど、

 あれは実は見本にしちゃダメ!

というか、ドラゴングライダーのポイントは、

・トランポリンをしっかり真ん中で踏み込む

・順手逆手で一つ目のバーを握る

・遅すぎず早すぎないタイミングでジャンプする

・2本目は順手順手でもOK

こんな感じだったと思うのだけど、今回見ていてダルビッシュがトランポリンの踏み込みをミスったのは、

 助走距離を練習に取り入れてないからか。

トランポリンの前には、一段15cmほどの段差がある。当然その段差ギリから「ほとんどの人」がダッシュを始めるわけだけど、それとトランポリンまでの距離は、ずっと変わってない。

 ならば、ダッシュから踏み込みまで、何歩なのか、目を瞑っても出来るような練習をした方が、踏み込みのミスは減らせるはず。

また、順逆で握った後、バーが傾かないようにしっかり力加減を気を付けるのはみんなやってた。一番重要なのは、

 ジャンプポイントのベストなタイミングは、「スムーズなところではない」ということ。

川口のジャンプはメチャスムーズだったのだけど、あれは、一瞬でも遅れたら、岩本のように「手が離れずに落ちる」ことに直結する「紙一重」のタイミングなのだ。

 例えば、成功するタイミングが1、2、3、4、5、6、7、8、9の中の5、6、7だったとしたら、川口は7のタイミングで「結果スムーズ」だったに過ぎない。すぐ隣の「8」のタイミングでは、岩本のように指が離れずに落ちてしまう。

 バーがストッパーに当たり、重心が前方に移動し始めるタイミングを5とするなら、そのタイミングだとかなり早く次のバーを掴まないと落ちる。

でも、ストッパーに当たる前に手を話すのは、「重心が一切前方に移動してない」ので、確実に落ちる。

 ストッパーに当たってから、重心がどの程度移動したタイミングで手を離すのが正解なのか。

 そこがドラゴングライダーのキモだと思った。

もちろんこれはただのファン目線で、やってる人たちの本当のところはわからない。でも、「スムーズなのは見本じゃないのでは」とスゲェ思ったので、どうしても書きたくなってしまった。

 もちろん「老害ウザ」と罵られてもしょうがないとは思うんだけどさ。

てか、上手い人達は、2つ目のバーの時の「足」がみんな前の方に向いてた。あれも、一つ目から二つ目への重心移動の速さの成せる結果で、

 一つ目から二つ目に移る前に下準備されている気がした。
※ストッパーに当たった瞬間に全力で重心を前に移動させる感じ?

ただ漫然と「ブラーンと」下半身を振っているだけだと、ジャンプが安定しないってことなんだろうな、と。

 見本にするのは、そうした「持ち手以外のところ」なんじゃないのかなぁ。

てか今回京大どこで落ちたんだっけ?

・・・

SASUKEは、肉体的身体的なポテンシャルが「凄く重要」ではあるけど、ファーストステージを見ている限り、重たいコンテナ以外は、実はそんなに筋肉や運動能力が問われる障害は無いと思う。だからこそあそこだけ女性は軽量になるのだし、背が決して高くない常連組だってクリア出来る。

むしろファーストで重要なのは、攻略に関する知識と、どん欲な勝利へのイメージ、そして、それを実行出来る冷静さと、最低限の身体能力。もっかい言うけど、

 コンテナがたぶん一番「肉体的にはキツい」と思う。

だから山葵とか落ちちゃったし、日置が坂道ダッシュとかの練習をしてるんだと思う。

 下半身が疲弊した状態で反りたつ壁をやらないとほとんど意味が無い

知識とイメージ、そして冷静さと経験があれば、あとは肉体的には常連組(オールスターズのロートルは別として)は、みんなファーストがクリア出来るだけの力は絶対あると思う。いつも岩本が「呼吸!」と叫ぶけど、それは冷静さを失うことが一番「良くない」と考えているから。でも実際はそれと同じくらい、「成功のイメージ」を、事前に学習した内容に沿って実行出来るかどうか。

 ダイヤの攻略とかまさにソレだもの。

まぁ門外漢はあの場で、「あの距離をジャンプする実際の映像」を見たことがないから、「下りで走り出す」ことの恐怖がわからないんだとも思うけどさ。

でもシンプルに、登りを走るより下りを走る方が、重力加速度的な意味でも速く走れそうなわけだし、

 みんなもっと下りで走り始めればいいのに!

とは凄く思うなぁ。てか最速マン梶原ハヤテとかは、知識とイメージと冷静さと経験と身体能力の5つの項目全てが満点に近い五角形だから、あのタイムでクリア出来るんだよな。みんな身体能力にだけ目が行きがちだけど、ヤツの本当の凄さは別にあると思う。

逆に、デビュー当時から決して秀でた身体能力があるとは思われてなかった森本が、今日これほどまでに安定して、「完全制覇に最も近い男」の地位を確立しているのは、決して身体能力だけがSASUKEで問われてるわけじゃないってことの、文字通り「体現」だと思う。みんなもっと森本の凄さをマネした方がいいと思うけど、、、

 意外とファーストの森本は端折られてあまりテレビに映らなかったりするんだよな。

まぁUNEXTでは全員見ることが出来ると思うけど。

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2024年12月17日 (火)

ダムゼル 運命を拓きし者

ネットフリックス専売の映画。主演はビリー・ボビー・ブラウン。ストレンジャーシングスの女の子だけど、

 既に大物の風格。

いきなり余談だけど、女優として「確固たる地位」を確率した人、あんま昔の人はわからないけど、最近だと、、、

・アンジェリーナ・ジョリー
・シャーリーズ・セロン
・ガル・ガドット

あとは、、、ナタリー・ポートマンとか、ケイト・ベッキンセールとか。ちょっと前だとニコール・キッドマンとか。

 そんな多くない。

そんな中で、ガル・ガドットほどではないにしても、「来てるな」というのが、このビリー。ちなみに婚約者はボンジョビの息子。まだ20歳とかなのに凄い。

キャプションを見ると、ドラゴンに生贄にされそうになった女の子が、、

 どうなる!?

みたいな話。一応ダークファンタジーと銘打っているけど、実際見た感じだとそんなダークな感じはなく、「ハイファンタジー」って感じで、例えば指輪物語やウィローが好きな人なら、結構わかりやすく刺さるかも、みたいな。

ただ、細かなところがとても「良い意味でエンタメ」していて、

 見終わった後の満足感が相当高かった。

クリス評価は★★★☆。へたしたらもう1点加えてもいいかもってくらいで、映画館で見れてたら、それはもうニマニマしながら劇場を後にしただろうな、ってくらい。

完全にネタバレを抜いた感想を書くのは難しいけど、とりあえず今作の一番の欠点は、

 意味がわからないタイトル。

見終わった後でも、何が「ダムゼル」だったのかわからない。ちなみにヒロインの名前は、「エロディ」。エロが入ってるので僕でも覚えることが出来た。

大まかに言えば、政略結婚で大きな国に嫁入りに行くことになったヒロインが、実は生贄で、、、みたいな話。ネタバレではあるけど、ネトフリキャプションにも書かれてるレベルのことなので。

で、これが凄く重要なのだけど、

 予告は絶対見ちゃダメ!

ネタバレが過ぎるというか、美味しいシーンをこれでもかと見せてくる。というか、ネットフリックスに限らず、動画配信サービスにおける予告というものは、

 すべからく「見る前に見てはダメ」。

映画館での予告は、数ヶ月先のものを出すのが通例。なので、見るまでに結構なレベルで「忘れ去っている」。何となく面白かったという漠然とした記憶だけで、見に行くので、特に問題はない。
※そう言う意味では、今から始まる映画の予告を直前に流す「愚者」にも勘弁して欲しいと思う。あれ、最近はなくなったけど、最初やり始めたヤツはマジで南極左遷でいいわ

とにかく、予告を見ずに、ビリーが嫌いじゃなく、ドラゴンとかのハイファンタジーに抵抗が無く、

 アクションアドベンチャーが好きなら、

相当楽しめる。そう、今作は、

 実は相当な濃度のアクションアドベンチャー。

別に剣劇やカーチェイスだけがアクションじゃない。というか、

 ドラゴンを出し惜しみしてないことがまず絶賛ポイント。

大きさ、デザイン、役割、その全てに「しっくりできる」。ドラゴン好きが見る作品として、「外せない」クオリティと呼んで良い。オーソドックスにして既視感がない、「結構なお点前」だ。

てか、個人的に、あくまで僕の個人的な感想、好みとして、

 タイトルは「ドラゴンズプリンセス」で良かったんじゃないかと思う。

せめて邦題はそれで良かったんじゃないかと。「運命を拓きし者」ってのも、正直「しゃらくさい」。もっとアクション寄り、ベタな「生か死か」みたいな、「軽さ」が欲しいと思った。

 内容は結構軽いので。

てか、こういう映画に限らず、失速したらすぐ飛ばしたくなる僕なのだけど、今作は絶妙な構成で、一度も飛ばさずに最後まで見ることが出来た。ファンタジーと言えば、テンポが悪い状況説明にかなり尺が取られて、「もう飛ばしたいわ」ってなるのが普通なのに、今作はその辺かなり上手く作られていて、

 しっかり見せ場に尺が取ってあるのがとても良い。

それこそ、グーニーズとかパイレーツオブカリビアンのような居心地の良さがあった。
※ちょっと言い過ぎかも

強いて言えば、、

 そこまでビリーは美人じゃない。

ストレンジャーシングスの頃と比べると、残念ながら失速してると言わざるを得ない。最初から完成されていたガル・ガドットとは違う。

ただ、ルックスは微妙でも演技やオーラ、アクションの所作は大変素晴らしく、見ていて違和感は全くない。これらは全部スタントがやってんのかなぁって思うほどだ。
※真偽のほどはわからないけど

中盤どういう結末になるか、ソワソワワクワクする感じ、そしてそれが、

 全く裏切られない感じ!

そこを大きく評価したい!いやいやホント!ヒールとして出てきたロビン・ライトも良かったし、

 相当面白かった!!

ネタバレを少々・・・

見てから読むように!

見る予定がないなら読んでもよし。

前述した僕の妄想タイトル「ドラゴンズプリンセス」は、直訳すると「ドラゴンの姫」となり、ニュアンスとして、

 ドラゴンに捧げられる姫

という意味に取れる。なので、見始めてすぐ「合点が行く」と思うのだけど、最後まで見ると、

 ドラゴンにとっての姫

つまり、字面そのままの意味として、「しっくり来る」と思う。それこそ、良くある異世界モノファンタジーで、ドラゴンを手なずける主人公のような、

 ソレ!めちゃ期待してたやつ!

みたいなニヤニヤに溢れた(^^。

てか、「ドラゴンズプリンセス」は、版権がどこかに抑えられていそうではあるけどさ。

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2024年12月13日 (金)

メタモルフォーゼの縁側

何となく映画が見たくなり、ネトフリ物色中に目に止まった、

 芦田愛菜と宮本信子

BLを通じて知り合った二人の話、、、とまことに、

 男子には不向きな題材だったのだけど、、、

 結構良かった。

公開が2022年6月と言う事は、撮影は2021年の夏から秋くらい?今から3年前ということは、

 今20歳の愛菜ちゃんが17歳の頃

まさに「高校生が高校生の役を演じる」タイミングだったのだけど、

 これが、まことに、、、

 高校生の芦田愛菜!って感じで、やっぱスゲェなぁと。

めちゃ小さい頃の彼女は、確かにとんでもないオーラを放っていたし、誰に何と言われようと「かわいいの代名詞」と言っていいほどかわいかった。

今は「博士ちゃん」で割と見ることが出来るけど、結構大人になっていて、それでいて「芦田愛菜のイノセントなオーラ」は変わってない。てかこの子は、

 ちゃんと役者なんだなぁと改めて思った。

宮本信子と言えば、僕の中の記憶はひとつしかない。パートさんと後学のために見に行った「スーパーの女」、つまり、故伊丹十三の奥さんであり、主演女優。演技が上手い下手という尺度では見ていなかったが、「ちゃんとしてる」感じが凄くした。

 その二人がBL?

劇中では、結構な頻度でそのマンガ
※架空のマンガなのか実在するものなのかはわからないが、しっかり表紙や装丁まで整えた「実物」が登場する
のシーンが出て来て、

 当然のように男同士の絡みもある。

ただ、いわゆるエロいシーンはなく、せいぜいキスまで。なので、

 それを期待して見ると裏切られるかも知れない。

まぁ男性でもギリ見られるレベルとも言えるけど。

あらすじとしては割とシンプルで、

本屋でバイトする高校二年生の女の子、そこにたまたま表紙のかわいらしさで、旦那さんに先立たれたおばあさんが、BL本を手に取る。続刊を探したりする流れから、二人は仲の良い「年の離れた友達」になり、ゆくゆくは、同人誌を出す話にまで発展するのだけど、、、

みたいな。

フィクションらしい「ファンタジックな側面※ご都合主義とも言う」もありつつ、幼なじみの男友達が、美人で長身の彼女に振られるサイドストーリーもありで、

 一本の映画として、そこそこ整っている。

もっとも、マイナスの溜めが大嫌いな僕としては、あまりにも彼女(愛菜ちゃん)が、稚拙なスキルのまま同人誌を作り、販売する決断をする展開は、

 痛くて数カ所飛ばしてしまった。

実際はちゃんと「痛さ」も含めて、綺麗な着地をしていたのだけど。

クリス評価は★★☆。合格ラインには届かなかったものの、前述の一部を除いて、かなり「ほんわか」した雰囲気で展開する物語は居心地が良く、見ていて、

 さすがは芦田愛菜×宮本信子だなぁ

と感心しきりだった。

誤解を恐れずに言えば、「海街ダイアリー」にも似た感じがあったと思う。

個人的に良かった点としては、エンディング曲をこの二人がデュエットしていたこと。「まるまるもりもり」を除けば、愛菜ちゃんが歌手としてメジャータイトルを歌った記憶はないし、宮本信子も同様。あくまで、

 劇中歌の延長として、二人がデュエットしている

のだけど、その雰囲気や、一度離れた二人が、この曲の収録のためにまた出会い、和気藹々と話をしているのを想像したら、

 それはそれで「いいな」と思ってしまうのだ。

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2024年12月 6日 (金)

CODE8

コードエイト、コード8、CODE8。検索用に書いておく。

ネットフリックス専売のSF。キャプションには「第9地区の世界観でX-MENをやった」みたいなことが書かれてたので、ちょっと面白そうと思って見始めた。

そのキャプションは、

 間違ってはいない。が、随分誇張してはいる。

X-MENの派手さもなく、第9地区の美しさもない。第9地区は、メカデザインや、エイリアンデザイン、世界観の設定が美しかったのが魅力だったのに、

 表面だけ似せたかのよう。

主人公は知らないイケメンだったけど、脇には既視感のあるイケメン。しばらく見てたら、

 アローの主人公か?

BINGOだった。

超能力者が住みにくい世の中で、病気の母親を持つ主人公が、悪い仕事に手を染めたり染めなかったりする話。

超能力者の存在は、世界の中で当たり前になっていて、全人口の1割だったかな?が、該当する。

超能力者にはカテゴリーとランクがあり、電気が使えるならエレクトリック、回復ならヒーラーみたいな。

ちなみにタイトルのコード8は、超能力を使った犯罪が発生したときの警察の呼称。特に深い意味はなさそう。

・・・

見始めた理由は、最初に見つけたのが、

 パート2だったから。

僕は海外ドラマはよっぽどのことがない限り見ないのだけど、映画は結構見る。続編が作られたということは、それなりに数字を取ったと言うことだろうし、過度な期待はしないまでも、第9地区もX-MENも好きなので、そこまで大きく裏切られることもないだろうと、パート1の方を見始めた。

一番の感想は、

 とにかく地味!

超能力を使うにしても、目立った使い方をすると捕まってしまう世界観だし、警察側に居るロボットやドローンも、正直特筆するほど強くない。というか、

 全く強くないどころか、普通の人間と比べて、「ロボットであるだけ」。

無個性にもほどがある。機械的な動き方をするでもなく、ただ顔がロボットのかぶり物をしてるだけみたい。

飛行ドローンから降下して着地する瞬間だけ、「ちょっといい」と思ったけど、その飛行ドローンも、

 人間大のロボット2体が収納されている、結構大きなものなのに、普段見慣れている4つローターがあるタイプなので、全然特別感がなく、

 え?あれから2体もこのロボット兵が降りるの?

って感じ。

何より驚いたのは、

 展開が地味過ぎて、映画がスゲェ長く感じたこと。

2時間半か、下手したら3時間くらいあったんじゃないかと思ったら、

 まさかの1時間38分!!

これが一番驚いた。時間が流れるのが凄く遅く感じるほど地味なのだけど、そこまで飛ばしたいところは多くなかった。

 面白くないけど、つい惰性で見てしまう感じ

は、まさに海外ドラマのソレ。見ていて、「これって映画だったよな?」と自問自答してしまうほど海外ドラマ然としていて、

 それが好きな人には刺さるかも。

嫌なヤツというほど嫌なヤツは居なくて、悪いヤツが居るだけ。もちろん死ぬ。

最後、多少ドキドキしたけど、
※ヒーラーの女の子関連の設定で

 まぁ悪くない着地だったと思う。

クリス評価は、★☆。眠くならなかったのが不思議なくらい地味な映画だったなぁ。

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2024年12月 5日 (木)

"それ"がいる森

相葉雅紀と松本穂香主演のホラー。キャプションには一言も触れられていなかったけど、僕の長年の勘が、

 これは、、、クリーチャー系だ!

と感じさせ、視聴開始。ちなみに、

 殺人鬼とか、幽霊や呪いみたいな話は全くご勘弁頂きたい。

僕が好きなのは、巨大なワニとかヘビとかエイリアンとかの、

 絶対あり得ない恐怖

なのだ。それらをいっしょくたに「ホラー」でくくられるのも、正直勘弁して欲しいとは思うのだけど、まぁしょうがない。

あらすじは、

東京で奥さんの親父さんの会社に勤めてた主人公相葉君が、親父さんとソリが合わず田舎に単身引っ越して数年。いきなり長男が転がり込んでくる。夫婦仲、親子仲は悪くはなかったものの、とまどう相葉君。

そんな中、田舎の学校に転入したジュニアが、友達と山で「人ならざる者」に襲われる。

まぁありきたりと言えばありきたりなプロット。てか、

 話は全く面白くないし、VFXの出来も40年前のレベルだし、別段役者もさして上手くも凄くもないし、

 良いところを探そうとしても、なかなか見つけられないレベル。

でも、僕の印象はそこまで悪くない。なぜなら、

 最初から一切期待してなかったので。

10点満点で1点を期待して見始めたら、1点の出来だった。そんな内容。念のため言うけど、僕の採点は、

 満点は10点だけど、最低点は0点じゃない

ので、1点はそこまでサイアクじゃない。悪い時は平気で「マイナス1万点」だったりするし。

ただ、言っても1点程度の作品なので、特にオススメはしないし、もう少しだけあらすじに補足するなら、

 日本でストレンジャーシングスの人気にあやかって、低予算で作ったらこんな感じになるんだろうな、

という作品。この説明でほぼ100%説明し切れていると思う。マジでそんな映画なのだ。

以下ネタバレも多少含みつつ言いたいことを箇条書きに。

・松本穂香の鼻の穴が相変わらず気になる

なんでと言われてもしょうがない。気になるんだから。

・相葉君の奥さん役が結構ブサイク。というか歳食い過ぎでは?相葉君を年相応の役にすること自体無理があると思うけど

・ジュニア役の子が、

 窪塚洋介ソックリ!

もう完全に本人のクローンかってくらい似てる。もし本作を見る理由を探すとしたら、彼がどのくらい似てるかを確認するため、と言っても過言じゃない。

イイ感じに東京っ子っぽく、

 行動(脚本)的には、「ハイハイハイハイハイ」と言いたくなる杜撰さが散見される

けど、まぁしょうがない。どのみちクソ映画なので、ちょっとやそっとのアラは、むしろ織り込み済みだ。

・いきなり大きな音が鳴るこけおどしアリ

・UFOの作りとかも、空前絶後にしょぼい。日本映画は大丈夫なんだろうかと心配するレベル

・何人か犠牲者が出るけど、結構救いがない。まぁしょうがないんだろうけど

・そんな古い映画じゃないんだろうけど、「1962年、今から60年前に10歳」という役で、小向文世が出てきて、

 コレって何年前の話設定?

って思った。そもそも相葉君は何歳設定?

・むちゃくちゃ高頻度で、10秒飛ばし、20秒飛ばし、30秒飛ばししながら見た。もちろん飛ばしたとて何も変わらない。つまり、

 無駄なシーンが非常に多い。

監督にも生活があるんだろうけど、こんなのが撮りたかったのか、とはスゲェ思った。予算がないなら予算がないなりに、出来ることはあるだろうに。

・・・

さっきも書いたけど、クリス評価は☆。正直ちょっと人生の無駄遣いだった気もする。監督の中田秀夫さんは、リングとかの「和物ホラー」をいっぱい撮ってる人だったけど、

 ひとつも見てなかったし、見なくて良かったと思った。

てか何がどうなったら、こんなヒドイ作品になるのかねぇ。昭和40年から50年代の特撮レベルだよ。

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2024年11月23日 (土)

ナイトエージェント

ネットフリックス専売、、、だったかな。海外ドラマ。

僕はよっぽどのことがないと海外ドラマを見たい、見ようとは思わない人なのだけど、どーしてもサスペンス系のドラマが見たい衝動が湧いてきて、
※地面師とかインビジブルとか全領域異常解決室とか見てて

闇雲に再生して、もし触りが避ければそのまま続けて観るし、合わなければ5分で停止しようと。

最初見始めたのは、天海祐希の「緊急取調室」。これは、最初の人質立てこもり犯の説得中に発泡されて、一応解決したけど、ってとこまでで、

 違うな、と。

次が石原さとみの「アンナチュラル」。僕は石原さとみが好きじゃない。女優ではなく、番宣とかでバラエティに出てるときは普通に好きなのだけど、ドラマの中の彼女は、

 どうにもわざとらしく見えてしまう。

なんで、とか、理由は全くわからない。似た立ち位置の綾瀬はるかにはそう言う印象が全く無いのだけど、、、たぶん監督やニーズが、彼女にああいう役をやらせているのだと思う。

 ある意味キムタクと同じ。

ただ、キムタクは生理的に○で、石原さとみはそうじゃないだけなんだろうな、と。

ドラマとしては解剖医の話で、割と新鮮だったのだけど、なんだか無理矢理フェイクを重ねて、強引に翻弄しようとしてる感じが見えてしまって、
※彼女が浮気相手を毒殺した、、、みたいな推理中は、彼女がスゲェ悪そうな演技をしたり

 白けてしまう。

恋人の両親に会わせる時に、事件解決に奔走してて遅れたからお流れになるとかも、

 そう言うの全部ひっくるめてのお付き合いじゃねぇのかよ

とこれまた白けてしまって、こっちは1話分見たけど続きを見る気にはなれず。

で、

●ナイトエージェント

ホワイトハウスの地下にある電話があるだけの部屋で、事務職を強いられる主人公。その電話は、国家存亡に関わる時にだけ、鳴る緊急の番号で、一見普通の叔父伯母の家に遊びに来たヒロインが、

 実はスパイだった叔父伯母からその番号に掛けろと伝言されて、、、

みたいな話。

 良いところと悪いところがかなりある

でも、クリス評価は★★★とまぁまぁ高い合格越え。

まず最大の良いところは、

 ほっとんど飛ばしたいと思えるシーンがない

つまり無駄が無く、テンポが良く、見ていて全くダレない。これは本当に素晴らしく、ネットフリックスの「OPとEDをカットしてくれる機能」も、OPに至っては、

 選択するまでもなく飛ばしてくれる!

素晴らしい。EDも、10秒ほど放置してると勝手に飛ばしてくれるので、

 一切CMがないまま、どんどんガンガン話が進んでいく。

「止め時がない」という褒め言葉があるけど、これはまさにそんなドラマ。

 O澤氏、見たかな?

主人公はFBI捜査官なのだけど、ちょっと前の地下鉄爆破テロから多くの住人を助けたはずなのに、世間では犯人だと決めつけられていたり、父親も同様にぬれぎぬを着せられているという、

 まぁありがちな環境。

ただ、マイナスの溜めというわけではなく、割と正義感の強い、そして落ち込んだりしない「爽やかでドライ」な好青年という感じ。

 ただ、胸毛はスゲェし入れ墨もあるけど。

ヒロインの叔父伯母が誰に狙われたのかとか、ホワイトハウスに裏切り者が居るとか、誰を信じてよくて誰を信じちゃダメなのかとかが、

 もう絵に描いたように海外ドラマ。

これは僕の想像だけど、脚本は全編分キャストに渡されてないんじゃないかと思った。

 それくらい、

 途中で手のひらを返したように「悪者に転じてる」キャラが!

ちなみに僕は6話まで視聴し、

 限界だと思って寝てしまったけど、たぶんこれから続きの4話を全て見る。

シーズンはまだ1だけだけど、2の制作も決まっているらしく、既に主人公とヒロインの続投も決まっているらしい。つまり、

 この二人は死なない。

でも、、、

 たぶんそれ以外はほとんど死ぬ。

てか死にすぎ。

 こんな脇役まで殺さなくてもいいだろって言いたくなるような「使い勝手が良さそうなキャラ」までサクサク殺してしまう。

 それも海外ドラマらしい

一向に話は解決に向かわないし、適度な盛り上がりや伏線を張って、それなりにドキドキさせて、あとはどんどん話を盛りつけて続けようとしてる感じが、

 ダメな点。

最初から10話なら10話でキッチリ終わらせるつもりが全然ない。

確かに面白いとは思うけど、

 しっかり終わらせることもいい加減学んでもいいんじゃねぇの?

とは強く思った。そこが「洋画は好きだけど海外ドラマはどうにも好きになれない」僕の正直な感想。

ただ、

 つまらなくはない。

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2024年11月18日 (月)

タイラーレイク2

クリス・ヘムズワースのネトフリ映画。いわゆる「ド派手な銃撃戦のあるアクション映画」って感じで、

 まぁそうですよねって感じ。

映画館で見る事が叶うなら、そっちのが絶対的に満足感は高そうな一作ではあった。

序盤でイドリスが出てきて、

 おおっ!?

と期待してしまったけど、ほぼそこだけで超残念。てか、この2人は、白人と黒人で、2人とも同じくらいの長身。どっちもかっこいい役が似合う「バランスの取れたコンビ」って感じだったので、

 十中八九作られるであろう続編でバディを組んでくれたらいいのにな~

って感じだった。例えるなら、ワイルドスピードのヴィンとドウェインみたいな感じ。

あらすじとしては、

前作の最後でほぼ死んでるような締め方だった続きから。リハビリして、隠居暮らしして、もう足を洗うつもり、、からの、

 元奥さんが依頼主。

そりゃやらざるを得ないね、とジョージアにある刑務所に囚われている、奥さんの妹とその子供を助けに行く任務。

チームメイトはたぶん継続だったと思うけど、

 ぶっちゃけ前作のことはほぼ覚えてない。

てか、

 評価に迷う作品ではあった。

良いところが無いではないのだけど、展開の大半は銃撃戦みたいな、

 途中で思い出したけど、「コマンドー」みたいな印象。
※似てると言えるほどコマンドーを覚えてないけど

撃って撃って撃ちまくる展開で、

 正直結構眠い。

眠さとは、必ずしも地味で穏やかで静かな場面で引き起こされる感情、精神状態ではない。

 見飽きてる場面、同じような展開、既視感の連なりも相当眠いのだ。

牢屋から脱出させるシーンは、ミッションインポッシブルゴーストプロトコルの冒頭を思わせたりもしたけど、今作でキーとなるのは、

 妹の息子が、結構ヤバイやつ

もちろん家族は大事に思ってるのだけど、

 タイラーの奥さんの妹、今回の救出対象の旦那、つまり、その息子の親父も結構リスペクトしている。そしてその親父が、アルカイダみたいな組織のトップの弟であり、奥さんにDVなことをしていて、息子の心を惑わせる。

 序盤で実質奥さんに殺されちゃったことを、巧妙に利用される感じ

ネタバレを書きやがってと思うかもだけど、

 そんな大層な映画でも展開でもないから。

どのみち何人読んでるかわからないブログだしね。

クリス評価は★★。前半は2点くらいダレてたけど、中盤から終盤にちょっと盛り返して4点。以下もっと具体的なネタバレも書いていきます。

・・・

前半の山場とも言えるのは、

 スゲェ長回し

つまりワンカットで主人公達の脱出劇を撮る、ハンディカム映像。

もちろんそう見えてるだけで実際は違うのかも知れないし、仮にそうだとしても、何度もリテイクしているかどうかはわからないのだけど、

 ぶっちゃけ僕はそう言う長回し否定派。

言ってもそんなん監督の自己満足だろって思ってしまう。緊張感があるでしょ?とドヤってるだけで、実際の話、

 長くなればなるほど、部分的なミスやロークオリティなパートに目を瞑ることになるでしょ、と思うし、

 そもそもカメラが揺れすぎて見づらい

スゲェ綿密なリハを繰り返しまくって作ってるのはわかるのだけど、その労力に見合う撮れ高があるかと言えば、

 僕はNOだと思う。

せいぜい、「乙」って思うだけ。

乱戦しまくってる中庭を抜けるパートとかも、

 長すぎ。

何つか、似たようなシーンが長すぎて多すぎて、

 結果眠い。

息子の行動にも結構イラっとする。

 父親を殺したタイラーの居場所を、叔父に教える

この意味に、

 母親だけでなく妹も「殺される」ということを理解しない、、、という脚本

途中で、その息子に向けた「母親が大事なら、連絡すべきじゃなかった」、みたいな「叔父の叔父が言う」セリフがあるのだけど、

 それって、つまり、「おまえが母親と妹を殺すと決断した」ってことだからな。

もちろん映画なのでそんな突っ込んだことは言わないし、触れないけど。

終盤にも、「どう考えても死んでないのにとどめを刺さない」とことか、

 ちょいちょい違和感はあったけど、

とりあえず、

 ガラス張りで、手すりが無く、10度くらい傾斜してる高層ビルの上の方での戦闘は、かなり新鮮で良かった。

なかなかこのシチュエーションを閃くのは難しいというか、みたことがなかったし、どうなるか予想出来ず、ワクワクした。

正直似たシーンが多くて10秒飛ばしてもいいかなってところが散見されたし、前半くらいで、

 もう見るの止めてもイイかな

と何度も思ったけど、とりま惰性で最後まで見た感じ。4点はちょっと高かったかも。

 おすすめは一切しないです。

てかヘムズワースってこともあって、「せっかくなら見ないと損」ってトコにいたから見たって感じ。これで肩の荷が下りたわ。

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2024年11月12日 (火)

終わらない週末

※ネタバレ有り。でも,全くオススメしないので読んでいいと思う

ジュリア・ロバーツとマハージャラ・アリ。マハージャラ・アリは、グリーンブックの黒人ピアニスト役だった人で、

 どうみても善玉。そしてかなりイイ感じ。

ジュリア・ロバーツは、ヒステリックな母親を100%演じきってる。他にはジュリア・ロバーツの旦那がイーサン・ホーク、ちょっと離れた知り合いにケヴィン・ベーコンとか。

 無駄に豪華キャスト。

あらすじとしては、、

家族4人で週末に別荘を借りた。しかし、停電になったりスマホが使えなくなったり、その別荘の家主が「今晩だけでいいから泊めてくれ」と、娘と二人で転がり込んでくる。

テレビもラジオも使えず、隣の家に居るはずの住人も居ない。そしてこれは、どうやらサイバー攻撃が原因だとわかる。

・・・

どこぞの雑誌だかサイトだかで評価されていたみたいだったし、キャストも豪華だったので結構期待が膨らんでしまったのだけど、

 実際は全然大した映画じゃなかった。

要は、「目に見えない恐怖」というヤツで、飛行機が墜落したり、自動運転の車(ちなみに全て同一車種のテスラ)が大量に一箇所に集まってたり、

 それっぽいシーンはある。

なぜか大量の鹿が集まってきたり、長男の歯が抜けたり。
※基本はサイバー攻撃なので、放射能汚染とかは考えにくいのに

 どこにどんなトリガーがあったのか、見ながらタルくなってちょいちょい飛ばしたので、ぶっちゃけ正確にはわからない。

とにかくテンポが悪くて、まともに「見るだけ損」という感じになった。

13歳という設定の娘は、見た目10歳ほど。世が世ならダコタ・ファニングがスッポリ収まりそうな役柄だけど、この子はこの子なりにちゃんと演じてた。マイナスはない。

イーサン・ホークも、相変わらず少し情けない顔が安定。てかこの人はいったい何歳なんだ?

・・・

見始めた時は、それがサイバー攻撃なのか、エイリアンなのか、ウイルスなのか、

 原因が全くわからない感じ。

似たようなシチュエーションの映画が多かったこともあって、さらに、

 メインとなるキャスト以外ほとんど人が出てこないことも大いに追い風になって、

 結構煙に巻かれる感じ。

監督もそれを承知でやってるっぽく、

 説得力より雰囲気を重視してる気配濃厚

大体、アメリカへのサイバーテロ攻撃なのにアラビア語で「アメリカに死を」とか書かれた紙を飛行機からバラ撒かれても、

 みんな読めないだろ

って感じだし、途中で出て来たおばさんがなんであそこまで切羽詰まってたのかもわからない。

 サイバー攻撃で人間は蒸発しないと思うのだけど?

飛行機が落ちる場所が全部海岸線なのも全くわからない。冒頭で砂浜にタンカーが来るのも。

結局見ている人を不安にさせようとするあまり、ミスリードを大量投入しすぎて、

 不安というか、歪(いびつ)?みたいな

ただ間違いなく思ったのは、

 サイバーテロだけでこうはならない

ということ。鹿が大量に出て来たりしないし、ほとんどの人が居なくなったりしないし、テスラが数十台玉突き事故になったりしないし、飛行機が数機同じ場所に墜落しないし、墜落した飛行機=全員即死でもないだろうし、アラビア語でビラを撒かないだろうし、ネットはともかくラジオも全く効かなくなったりしないだろうし、

 ほぼ全てに違和感がある。

飛ばしながら見たけど、ぶっちゃけ見なくてよかったわ。無駄にキャストが良くて騙された感じ。クリス評価は☆。

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