映画・テレビ

2026年1月23日 (金)

ラストマン~全盲の捜査官~その2

テレビシリーズ最終話まで視聴完了。

 メチャクチャ面白かった!!!

これだから侮れない。アニメも、マンガも、ゲームも、映画も、

 ドラマも。

僕が摂取してこなかっただけで、面白く深く刺さる作品は絶対他にもたくさんある。でも歳を取ってワガママの度合い、好みの角度がきつくなって、なかなか冒険も「お試し」もしなくなってきた。

でも、そんな中でもふとしたタイミングで接点を持ち、序盤から微妙な回を飛ばし飛ばし見たりしながらも、

 最後で号泣することもある。

こんなに泣きまくったのはいつぶりだろう。それも、誰かが死ぬ悲しさではなく、

 技術と、センスと、演技と、脚本で、見事に僕の感情を振り切ってくれた。

「涙」とは、感情の振れ幅が体のキャパを超えたとき、目という体の部位からそれが溢れてしまう現象だ。目は体の窓であり、入り口でもある。そこから脳と心に情報が伝達され、増幅され、爆発する。

 やられたわ。

もう最終回のセリフ回しの秀逸さは、稀代のハイクオリティだったと思う。

何かに付けて「山盛りてんこ盛りだった伏線」が回収され、納得が積み重なっていく快感。その上でウィットもあればウェットもある。

第一話で、大泉洋が言う。

 「そんなの関係ないんですよ!」

最終話を見ていて、福山演じるミナミヒロミが、全盲であることはほとんど意識もせず、触れられもしなかった。

 そんなの関係ないんですよ!

ドラマとは、演劇や芝居、脚本という意味と共に、「劇的な出来事」という意味もある。

 まさにこのドラマは、僕にとって劇的な内容だったし、純粋に、正直に、

 スゲェ面白かった!!

序盤数話は、ただのキャラ紹介エピソードみたいなものかと思っていたけど、最後まで見るとそれぞれに意味があったことがわかったし、その上でラストの締め方、加速の仕方が非常に心地よかった。

 王林ちゃん、やっぱね!※ネタバレ失敬

まだ見てない人は、かなり強めにオススメする。クリス評価は★★★★に爆上げする。本音は9点にしてもいいかとも思ったけど、序盤のマイナスの溜めで少し減点。あんなことしなくても十分「ただひたすら面白いだけのドラマが作れただろうに」と思ってしまう。

 大泉洋が、犯人を心底憎むキャラであることを掘り下げただけだし。

逆に言えば失速ポイントはそのくらいで、あとはひたすら気持ち良かった。松尾諭や今田美桜が終盤ほとんど出てこなくなったのは、物語の主軸が護道家のエピソードにシフトしちゃったからだろうな。てか、

 要潤、ずっと「どこで出てきた?」って思ってたけど、まさかのキーパーソンでビックリ。

てか、これだけのパーツをよくもまぁ見事につなぎ合わせたものだと感心した。よく知らないけど、これは、「相当難しいオペ」だったと思う。

 まぁ実際は結末から入り口まで広げていったのだろうけど。

そう言う意味では、最初から原作ありきの物語だったのかも知れない。よく知らないけど。

こんな気持ち良く涙を流せたのは本当に久しぶり。何年ぶりだろ。10年ぶりくらい?そのくらいラストは泣きまくったし、「唸りまくった」わ。

・・・

ホントは、「このセリフが良かった」みたいなピックアップを書いておきたいくらいなのだけど、

 残念ながらほぼ覚えてないし、油断して読んでしまう「未見の方」もいるかも知れない。

それによって今作の楽しさを目減りさせてしまうのは全く持って不本意であるからして、今のウチにしっかり見て、この傑作の気持ちのいいラストを堪能して欲しいと思う。

「腹減ってないか?」

はズルいわ。

・・・

シリーズ作は他に、テレビスペシャルが配信中で劇場版が公開中(2026.1.8現在)。しばらく待っていれば配信なりテレビなりで公開しそうではあるけど、この熱量、

 見に行ってもいいかも知れない。

調べてみたら最寄りシネコンで席数269席のスクリーンだった。許せるかな笑。

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2026年1月21日 (水)

ラストマン

以前から引っかかっていた「福山雅治×大泉洋」の刑事物。盲目のFBI捜査官と、優秀だけど手段を選ばないところもある警視庁の刑事のバディモノ。

雰囲気はすこぶる良さそうだったのだけど、これまでスルーしていたのは、

 僕は盲目の人が苦手。

これはプライベートの話ではなく、劇中の話。というか、「視点が定まってない人」がちょっと怖いのだ。もっと言うと、プライベートで視力が弱いもしくは盲目の人は、すべからくサングラスを掛けていて、「視点が定まってないことを周りの人に悟らせないようにしている」と思う。人として善か悪かという話ではなく、ごくごくシンプルに、

 ちょっと怖いのだ。

でも、人として善か悪かの話になるなら、そこで気持ち悪がってはダメだし、もし助けを求められたら、躊躇いなく助力したい気持ちはある。これは理性や感情ではなく、「人として」の話。

なので、

見る前に僕が感じたのは、福山演じる盲目の捜査官が「怖かった」のだ。そして、現在5話ほど視聴して、

 まさにその予感、予想は的中している。というか、

 期待通り過ぎるくらい期待通りの内容だった。

思った通り盲目の捜査官は怖かったし、

思った通り福山雅治は福山雅治を演じているし、

思った通り大泉洋は大泉洋でそれ以上でもそれ以下でもないし、

思った通り雰囲気は僕好みだったし、

思った通りちょっと人情に訴える展開もあるし、

思った通り脇を固めてるキャストの質も高いし、

思った通りシャーロック・ホームズライクな展開だし、

思った通り、マイナスの溜めもある。

ある意味、

 これほど裏切られなかったことは無いかも知れない。

それほど期待通りだった。

つまり、、、

 全く期待を超える内容ではなかった。

確かに悪い意味での裏切りはなかったけど、だから大満足かというと決してそんなことはない。なぜなら僕は、

 2話を飛ばして見たから。

2話は、サブスクのキャプションに「やばそうなニオイ」が凄くしたので、各話完結でありつつも、縦糸で全体通したエピソードがあるのをわかっていて、飛ばした。

そして5話まで見終わって、

 そろそろ見てもいいかな、、

と2話を見たら、、、

 まんまと飛ばしまくり。つまり、僕にとって耐え難いマイナスの溜め連発。

これも全て予想通り思った通り想定内。

 だからこそ僕はこのラストマンを先送りしていたのだ。

・・・

僕はガリレオが大好きなのだけど、正直この頃の福山と、ラストマンの福山は似て非なる彼だ。ラストマンの彼は、

 ガリレオの湯川先生がさらにキャラを濃くした感じ。

言ってしまえば「インフレしている」。しかし、ほお骨は経年によって太くなり、ビジュアルの魅力は薄れてしまっている。その分、相方となるヒロインも平行して「歳を取らせざるを得ない」わけで、

 美人でカワイイヒロインと恋仲になって欲しい、それっぽいエピソードを折り込んで欲しい僕にはちと残念な展開。

今回メインで今田美桜、吉田羊、王林が女性のキャスティングとして出ているけど、福山はどれとも絡まず、今田美桜は好意は持ちつつも恋愛感情はないという立ち位置で、別のキャラから好かれてる立ち位置。

 てか、今田美桜、初めてカワイイと思ったわ。

今までバラエティとかで見かけてもそこまでピンと来なかったけど、やはり俳優、女優は、劇中でこそ魅力を発揮するもんだと思った。

・・・

話的には、冒頭に書いた通り、盲目のFBI捜査官である福山が、日本の警察と組んで殺人事件を解決するバディ物なのだけど、盲目であるというエッセンス、つまり、

・嗅覚や聴覚、あと触覚も人並み外れていて、聡明かつ冷静であること

・現代のネットや技術により、他の人と映像を共有しつつ移動をサポートして貰うという、鮮度

そして、明確な目的があるが故に、盲目でありながらFBIになることが出来て、さらにその為に手段を選ばないという冷徹さ、納得出来る理由付けがある。

だから、やってることはホームズでも、実際の印象は酷似せず、ちょいちょいガス抜きの笑いがある点も今風で完成度は高い。

 完成度が高いことが必ずしもベストではないのだけど。

その点はカンバーバッチホームズのような、「マイナスの溜めのない、徹底したドライで、ロジカルなキャラであって欲しかった」と思った。でも、

 それってつまり湯川先生なんだよな。

だから、

 この作品は、なるべくしてこうなってる。

僕の好みを基準にするクリス評価は★★★だけど、世間的にはもっと高い評価だろうと思うし、「見る前にした期待」は、10人中10人が裏切られないだろうとも思うわ。

・・・

PS.王林が地味にいい味出してる。あと松尾諭が、スゲェ松尾諭してて、こちらも癒される。彼の役回りは、この作品に無くてはならないと思う

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2026年1月17日 (土)

ルックバック

存在を知ったのは劇場版公開当時の伊集院のラジオ。あらすじとかは語られなかったと思うけど、とにかく面白かったと書かれていて、すぐさま劇場を検索したけど、最寄りのシネコンではやってなくて、あれよあれよと公開終了。

しばらくしてUNEXTの有料で配信開始。そう言えば娘からも「ルックバック(映画館で見て)良かったよ」と聞く。

 よっぽど面白いんだろうな

と思いつつ、

 あの絵と雰囲気が、僕に視聴を躊躇わせた。

これはもう感覚的なものとしか言いようが無く、「僕の鼻が」何かを感じ取っていたとしか言いようがない。

そうこうするうちに配信が無料になり、当然遙か前からマイリストには加えてある。

 どうなのか。

たぶんつまらなくはない。ただ、最近の僕は「打たれ弱くなっていて」、ちょっとした鬱展開でも速攻ギブアップして早送りやスキップをしてしまう。でもたぶんこの映画は、そう言うことをしちゃダメなタイプだとも思う。これも「僕の鼻が」そう言っている。

お正月の3日目。明日からはまた普通に仕事が始まる。特に楽しめるゲームも無く、アニメや漫画、インスタに傾注することもない。もちろんプラモも作ったり塗ったりしない。つまりは、

 大切に時間を過ごしたい一方で、「究極的にヒマ」だった。

このままインスタやスレッズをダラダラと見て過ごしてしまうのは、さすがにもったいなさ過ぎる。それに、最近の時間の流れの速さは、

 あっという間に「配信終了」の時を迎えかねない。

UNEXTはライブラリが厚い配信サービスではあるけど、それでも終了するものは終了する。PS+のゲームなんて、以前遊んでいたもので今も遊べるものなんて、ほんのちょっとしかない。

 時間は加速度的に過ぎていくのだ。

ならば、これは死ぬ前に見ておいた方が良いと結論付けた。再生しようとしたら時間がわずか57分であることを知る。

 「良い」と称される映画が「1時間に満たない」とは、つまり、

 「とても良い」可能性をはらむ。

監督とはとかく90分や2時間で「まとめたがる生き物」だ。その結果、どうしても入りきらずに131分とかになったりする傑作がある一方で、どう考えてもこの1秒、この5秒、この10分は不要だろ、と言いたくなる作品も多い。「少なくないのではなく、多い」。

だからこそ、この「57分」という重さを、僕は真摯に受け止めるし、受け止めなければならない。襟を正し、作品に対して誠実に向き合う「べきだ」と思った。

ネタバレなしでザックリ概要を書くとすれば、本作はチェンソーマンで時代を席巻した藤本タツキ先生のジャンプ漫画のアニメ化であり、バクマンのような「マンガ家」を題材にした作品だ。強いて言えば、バクマンは男性2人であったのが女性2人になっていて、バクマンのような長編ではなく、劇場版一作でキレイに終わるショートストーリー。
※原作は読んでないので、もし大きな改変があったとしても僕にはわからない

見始めてほどなく、主人公藤本のキャラが鼻につく。これはさっき僕が書いた「鼻」とは全く違う意味で、

 高慢ちきでビッグマウス、僕が相当嫌いなタイプのキャラクターだ。

もし前評判を耳にしてなかったら、

 絶対に数分飛ばしてた。

僕は口だけのお調子者が、「スゲェ嫌い」なのだ。

そして、作画に関しては、「めちゃくちゃ上手い。でも既視感があるのはなぜなんだろ」と思う。しばらく見ていてこれが、

 江口寿史先生の系譜であることを感じる。

「パクり」とか「マネ」と言うつもりはないけど、抑揚の薄いベタベースの着色と、リアリティのあるデザインの中にセンスを感じる方向性もまた、氏のそれに近い。チェンソーマンではそう感じなかったことを鑑みると、本作の原画や監督の影響が大きいのかも知れない。

ダイナミックにアングルを変えるカットや、一瞬雑に見える劇中漫画の演出、それでいて、止め絵を多用した聞き心地の良いBGMで見せる展開は、明らかに今風。精緻なロボットアニメではない、最新のアニメという感じ。

実際57分という短い尺なのに、かなり引っ張るカットもいくつかあって、「これはこちらに何を問うているのか」とマジメに向き合ってしまったりもした。

・・・

オススメ出来るか、と言われたら、僕は正直言葉に詰まる。本作は「面白い映画」でも「楽しい映画」でもなかったし、かといって胸が詰まるほど切ないとも僕は思わなかった。娘が言った「良かった」という形容が、もっとも本作を褒める言葉として適切に思えた。

 ただ、その良さの方向性は、正直僕の好みとはすれ違う。

絵も音も良いと思いつつ、見る前に感じた「何か地雷がありそう」という「僕の鼻」は、まんまと的中していた。

 ネタバレというより、僕の個人的な印象という感じだけど、、、

 空気の重さが、僕には居心地が悪かった。

人によってはこういう空気感こそ大好物という人もいるだろうし、それこそが本作を傑作たらしめる最大の要因とも思う。

 見て損したとは思わないが、見なくても良かったかも

と思うような、そんな映画だった。

見ていて、自分好みの面白い映画というのは、とかく「残り時間が少しでも長ければいい」と思うものだと僕は思う。しかし、本作は、中盤で進捗バーを表示し、

 まだ半分も残ってるのか、、、

と軽く意気消沈した。つまり、「早く終わって欲しい」と思いながら見ていた。

57分という短尺に無駄はなく、無駄がないことは大きく評価する一方で、とても濃く、密度が高い空気感は、同時に息苦しさも感じさせた。

 好みか否かで言えば、間違いなく僕の好みじゃない映画だった。

なので、、、

もしこれをオススメするとしたら、、、

 青春の重さと軽さ、マンガ家を題材にしたアニメが好きな人

なら、間違いなく刺さると思う。僕は「軽さ」は嫌いじゃないけど、「重さ」は苦手なのだ。

・・・

最後に少しだけネタバレに触れる。前項で興味が沸いたなら、見てもいいと思うし、僕の感想を読んで「オレもそう言うの苦手」という人は、そういうつもりで見ればきっと裏切られない。

変な言い方だけど、僕にとっても「思った通りだった」とも言えるからだ。

見る前から感じていた「気配」通り、「良いけど好きじゃない」。もう一度見たいとは思わない。そんな映画。

・・・

ネタバレ。

途中で少しSF展開が混じるのは、今作が「君の名は」の後発であることを感じさせた。日常の中にこっそりSFを混ぜて、世界観を厚くしつつ、視聴者の視点をはぐらかすテクニック。そう言う意味でも、今作が最近の作品であることを感じさせた。

最後エンドロールの曲が非常に穏やかで、ある意味「僕たちの失敗」を思い出させた。正直、終盤のSF展開は「混乱させるだけさせた」感じはしたけど、

 たぶんほとんどの人は、そんなに混乱せずに、「if」の世界として受け入れたんだろうな、と思った。

僕はそう言う時に頭を切り換えられずにずっと断片的な情報を引きずってしまうのだよな。

クリス評価は★★☆。良い作品だとは思うけど、好きになれない分評価は低めとなってしまうな。

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2026年1月 1日 (木)

SASUKE2025

みなさま新年あけましておめでとうございます。

 つっても↑これは2025.12.29の午前0時53分に書いています。

で、内容自体は2025.12.25に書いた物に、2025.12.26に追記した物で、ぶっちゃけ新年とは全く関係ありません。

まぁ惰性で続けてるようなものなので、そう言う事態になっても平気なのです。みんなの顔色伺いながら毎日更新とかしてられないし!これはインスタもスレッズも同様。

ともかく、更新し忘れて放置するのが今後さらに加速するであろう2026年ですが、なにとぞごく一部の読者諸氏が継続して読んで下さいますよう、平にお願いしたい所存でございます。

余談ですが、現状2026.1.12の分まで予約アップ完了しております。つまり、次もし更新を忘れるとしたら、2026.1.13からということになるでしょう。誰に何を予言してるのか全く分かりませんが!

・・・

まだ全部見てない。見たのは3rdステージ序盤まで。

 なるほどね~

って感じ。今年は初の2夜連続だったのだけど、1stステージの最初の関門が、

 難しすぎるだろ!

と言いたくなるほどのクアッドステップスから高難度化されていて、

 落ちる落ちる!

ベテランだろうとファイナリストだろうと、容赦なくたたき落とされる。正直日置の順番が遅い時点で「何かあるな」と思ったのだけど、案の定これか、と。

日置はSASUKE選手の中でも屈指の人気者、、、だと思う。実際カメラで抜かれる率が極めて高いし、
※SNOWMAN岩本以上と言ってもいい

 撮れ高が高い

だからこそ、あまりに無様な姿は見せられない。かと言ってSASUKEの規模からして事前に常連組だけこっそり練習させるわけにも行かず、結果として、

 順番を後の方にして、それまでに攻略法を学んで貰おうという意図か。

今回マジラブの野田クリスタルが、その攻略法を編み出したのだけど、もしかしたら事前に情報がリークされていた可能性も無くはない。野田はイケメンでしゃべりも出来るだけでなく、春日や霜降りせいやのように、ビッグマウスだけで本気でSASUKEに向き合ってるわけじゃない。もちろん彼らとて本人の希望で熱烈に参加を希望してるわけでもないだろうけど。

 もちろん野田が自身で攻略法を編み出した可能性もあるけども、、ずっと見てる僕からすると、そんな簡単に見つけられるもんでもないとも思ったり。

今回のSASUKEは、結構物言いが付いたというか、イマイチスッキリ出来ない状況が連発した。

事前にチョコプラ長田が骨折するという話を聞いていたので、どんな状況で?と思いつつ見ていたのだけど、競技自体は特別「運営側にミスがあるようには思えなかった」し、正直直後から激痛で唸ってるようなシーンもなかった。全治三ヶ月は軽くはないけど、これで大きく番組のあり方が変わったら嫌だなぁとは思った。

また、菅田リンネだったかがローリングログの最下段のひとつ上の段の隙間に足を入れてしまい、ケガ等は触れられなかったけど、マシントラブルということで、

 最下段が回らなくなった。

つまり、そこに着地すれば回転しないから「楽が出来る」。

もちろん生粋のSASUKEファイターたちにはあまり関係はないのだけど、初挑戦組とかは結構影響が大きい。もっとも、ホントの素人は、

 2段目から上を回してしまって落ちたりもしたけど。

さらに苦難は続き、今回は初日の1stステージが雨で、ある程度の対策はされていたものの、日置やパルクール佐藤、スターライトや、ジェシーまでもがラストの反り立つ壁に阻まれた。

想像の域を出ないけど、そのポイントだけ雨対策がされていても靴や服や手には雨が残るし、「湿度までは管理出来ない」。それを痛烈に感じさせたのは、

 サスケ君森本が、過去例がないほどの大歓喜を発した。

つまり、それほど今回の1stは難度が高く、イレギュラー要素が多かったと思われる。

サスケ先生と塚っちゃんが今回で引退を表明するも、ふたりともが反り立つ壁で断念。もっともふたりともそこまでで時間が足りなくなっていた感はあるけど、それでも雨の影響がないとは言えないだろう。

川口も、以前「雨のせいにはできないので」と言っていたからこそ、今回のファーストクリアはカクベツの思いがあったと思うし、極めつけは、

 なんで岩本は参加辞退したのか。

ダルビッシュケンジは「じんましん」だったようで、キャンが気合い入れて参加してたのは良かったけど、、。

ともかく、一通り見終わった一日目。1stクリア者はこの数年例がないほど少なかったのだけど、

 翌日、海外勢22人の1stが!

なるほどとはまさにコレ。難度を上げたのも頷ける一方で、海外勢の「地元でのチャンピオンが日本のSASUKEに苦労する様」というのも痛し痒し。

もちろんお国柄もあるし、あっちはたぶん屋内なので、いろんなシチュエーションが違う。もし海外SNSで今回の日本のSASUKEを見ていたとしたら、

 今の日本にはこれを外でやるしかないくらいお金がないのか、、、

と憐憫のコメントが付いたのではないかとすら思った。まぁ伝統ではあるし、屋外だからこそ出来るスケール感もあるのだけど。

ともかく、海外勢の参加は、

・晴天の日中で、湿度も雨の影響もない

・ローリングログ最下段が回らない仕様で、実質低難度化

・事前に日本勢のプレイを(たぶん録画等で)見るチャンスがあった

と思われ、「ちょっとズルい」かな、とも思ったり。でもわざわざ海外から来て最初の丸太で落ちてしまうのも相当切ないわけで、

 そのくらいのサービスはしてもいいかもな~とも思った。

それでもろくに他の人のプレイを見たり学習や研究をしないのが海外勢とも言えるわけで、

 かなり大ざっぱなプレイでも乗り越えてしまう人も居て、この辺りはプロデューサーの目論見通りだったのかな、とも。

・・・

しかし今回はファーストのバージョンアップが大きかった。最初のシーソーだけでなく、フィッシュボーンもかなり風体が変わっていて、逆回転もだけど、過去のタイミングが通じない感じが「ひやり」とさせた。

 今までのSASUKEなら何とかなりそうだけど今回は、、、

と思わせたかな、と思う一方で、女性でもフィッシュボーンをクリアした子が出たり、ジェシーはちゃんと反り立つ壁まで行ったのは流石。そして何より、

 ヤングマン2人の大活躍よ!

塊王マジスゲェ。結太もっとスゲェ!

これだけ失敗者が続出する1stで、最初のクリア者という栄誉が、

 最年少という凄さ。

そしてそのスゲェ難しいコースで日本人最速のコースレコードをたたき出す結太。

 かっけぇわマジで。

相変わらず見当はずれなコメントをする山田さんは気になるけども。

・・・

ファンとしては、雨でも日程をほぼ動かせないジレンマはある。でも、それは全て参加の段階で全員に了承済みだっただろうし、一部だけ「雨天順延」というのも、えこひいきみたいな感じがしてしまう。

そう言えばと気付いたのは、中国勢、韓国勢の参加がひとりも居なかったこと。提供にはニトリの名前もあるので、参加していても不思議はないとも思ったけど、

 雨だった分、むしろ参加しなくてホッとしたとも思ったり>中国勢

ピュアに競い合いたい、参加したいって人は居てもおかしくないと思いつつ、「ソウじゃない場合が多そう」だとも思うからな。

あと、今回からか、
※僕は年末のSASUKE以外「テレビでやることをチェックしきれない」ので、実際には前回からだったかも知れないけど、

ドローンによる追跡映像がかなり増えた。特に2ndのバックストリームの臨場感はなかなか。あとドローン視点じゃないと1stのDX(回るやつ)の難しさは伝わりにくいよな。※横から見てると「ここで行け!」って簡単に言えるけど!

悲喜こもごもはSASUKEの風物詩。でも、それがイレギュラー要因で左右されるのは、正直切ない。もちろんだからこそ際だち、輝くプレイヤーが出てくるのも事実なんだけどさ。

てか、もう永遠に古舘伊知郎が実況するSASUKEは無いのかな~。見てみたいんだけどな~。

・・・追記

最後まで見た!

 思った以上に3rd以降の展開が熱かった!

 まさかそこまで行くとは!!

見ていたファンの多くが思ったと思うけど、

 あそこで一瞬止まらなければ、、、

もちろん「死ぬほどキツい」、その度合いは本人にしかわからないけど、見ていた僕はそう思ってしまう。「惜しい」と。

まぁ2日に分けた今回のSASUKEは、途中テンポが淀むところもあったけど、それでも全体通してみればかなり充実してたと思う。一番の見せ場は、塊王が1stクリアしたところだったかな。★★★かな。

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2025年12月24日 (水)

(r)adiusラディウス

遊びたいゲームもなく、読みたい漫画も、見たいアニメもなかったので、何となくUNEXTをふらつく。ふと目に止まった洋画のキャプションに、

 15m以内に近づくと即死させてしまう

何ともインパクトのある設定。

UNEXTでしか見られない可能性があるので、簡単には勧めづらいのだけど、とにもかくにも、

 ある男が事故に遭い、自らの記憶もないままに、道路に出て歩いていると、走ってきた車がそのまま道を逸れ、止まる。近づくと、ドライバーは死んでいた。

人間に限らず、鳥や獣もまた、彼に近づくと死んでしまう。最初は原因を特定出来かねて、空気感染するウイルスが原因なのでは?と警戒するが、何度か似たような状況に遭遇後、

 これはどうやら自分のせいだ

と気付く。ちなみに記憶喪失ではあったけど免許証を持っていたので、自宅は行くことが出来た。

ニュースでは突然死として様々な憶測が飛び交う中、彼は「彼に近づいても死なない女性」と出会う。彼女もまた記憶喪失だった。

みたいな話。

とにもかくにも、そのプロット、初期設定が素晴らしいとしか言いようがない。

 15m以内に近づくと、何でも瞬間的に殺してしまう

どんな理由でそうなったとか、科学的に証明できるかどうかなんてのはどうでもいい。

 よくぞそんな突拍子もない、それでいて魅力的な設定を思い浮かんだものだ。

もうこの時点で6点は確定というくらいに惹かれた。
※つってもあまりにひどい展開だったらこの点は下がっていくのだけど笑

例えばゾンビなら、咬まれたら感染するという「テンプレがある」。サメは血のにおいに敏感だし、蜘蛛だろうとヘビだろうと、基本人間を襲うのが「当たり前」な映画の世界。しかし、

 近づくだけで死んでしまうとは、今まで見たことも聞いたこともない。マンガやアニメでも知らない。

そして、

 もしそうなったらどうするか

もまず考えてしまう。とにかく自分が原因なのだから、人との接触は極力避けて生きなければ「望むと望まざるとに関わらず」殺人を犯すことになる。さすがに直後から仕事のことは考えないけど、食事やら住まいやらは考える。ご近所さんを無作為に殺したいようなサイコってわけでもない。

つまり、新しい設定は出会いである。どんなシチュエーションでこの状況を広げていくのか、どんな結末が待っているのか。

 もうワクワクしっぱなしだ。

女性が出てきて、その女性との関係もまた「上手い」のだけど、これはネタバレなので一旦保留。

 見られるならぜひ見て欲しい。

クリス評価は微増して★★★☆の7点で、そこまでとんでもなく高いわけじゃないけど、主人公の男性はかっこいいし、唯一の「死ななかった女性」も、煌めくような美人ではないけど、必要十分に魅力的。ふたりがもし恋に落ちても違和感はない、そんな、

 まことに良いあんばいのルックス同士。

SFXやVFXてんこ盛りとか、SF色タップリというわけでもなく、イイ感じに不気味なBGM
※ホラーというよりサスペンスって感じのテイスト
と、のどかな農村で起きた、ショッキングな殺人事件。

 たぶん制作費はそこまで掛かってはいまい。

※メインキャストも監督も知らない人だったし

でも、例えばインデペンデントな映画であっても、「15m以内に近づくだけで死んでしまう」というテーマだけで、十分物語は膨らませられると思ったし、なんならそれで競作のように、オムニバスを作って欲しいとすら思う「凄い発見」だと思った。

僕は最初の社名ロゴとかはサクッと飛ばすし、何ならつまらない、淀んだシーンがあったらすぐに飛ばしたり「1秒長ぇぇよ」と文句をたれるのだけど、本作に関しては、

 冒頭30秒くらい過ぎたくらいまでロゴを飛ばし過ぎてしまい、そのまましばらく見た後、

 あ、これは最初の数秒すら見逃しちゃダメなヤツだ!

と思って巻き戻してそこを見た後、

 コントローラ(PS5で見ていたので)を置いて、姿勢を正した。

人によって感想が違うのは当たり前だけど、僕的には中盤とても気持ちいい爽快感を感じたシーンもあったし、結末も悪くなかったと思う。

ここまで読んだあと、続きを読まずに見て貰うのがベストだとは思うけど、UNEXTに加入する気がなく、かつ他の配信サービスにもない人も居ると思うので、もう少しだけネタバレを書く。これは僕が後から読み返したときに、

 そうそうそうだったわ!

と思いたいからというのもある。

ホント、マイナーで地味な設定ではあるけど、「上手い」映画で、テンポも密度も十分高かったので、オススメ度は高いです。

・・・

主人公と女性は、「ふたりが一緒にいると、主人公の15m以内に近づくと死んでしまうと言う効果がなくなる」と言う設定がある。

これがホント絶妙。

ふたりがケンカ別れするように、女性がひとりで歩き始めたところを、警官が見つけて何があったんですか!?と男性を問いただす。この瞬間、

 あれ?15m以内なのに死なないぞ?

と疑問が湧くのだけど、女性との距離が15m以上離れた時点で、

 警官がいきなり倒れて(死んで)しまう。

この説明的じゃない、それでいて状況を理解させる流れがマジ秀逸。脚本を考えた人は、この設定の偉大さ、閃きのすばらしさを十分理解した上で、それを活かす展開を相当練ったんだろうと思う。

 人によってはこれでは不満と言うひとも居るかも知れないけども、、、

僕は十分満足できましたよ!

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2025年12月 9日 (火)

バイオハザードデスアイランド

CG映画版バイオ。年式は2023年だから、

 つい最近。

期待値ゼロで見始めたにも関わらず、酷すぎて、

 即寝落ち。

何度か寝オチや早送りを挟みつつ、ようやっと最後まで到達。

なんでこんな映画が存在してしまうのか。

全体の尺は、スタッフロールを入れて90分。でも「1秒長い」冗長なカットが多く、

 これをこれだけの長さで見せる必要、意味が何かあるのか?

という疑念が湧きまくる。

シーンサーチをするように早送りしてみると、全体の絵作り、印象にメリハリが薄く、せっかくクリス、クレア、レオン、ジル、レベッカを出して、「オールスター感」があるはずなのに、ただの客寄せパンダになってしまって、

 タンクトップの胸元だけで納得させられるとでも思ったのか!?

と問いたくなる。

終盤にある格闘シーンのカメラワークも悪いし、それによって迫力も全く感じ無い。なのに尺だけ長くてダレてるし、これが「ファイナルファンタジーの映画一作目の時代」の作品ならいざ知らず、
※2001年の坂口博信監督作品の方。アドベントチルドレンじゃない

 2023年になんでこのクオリティで許されると思えたのかがわからない。

逆に言えば、予算が著しく少ない状況で作らざるを得なかったってことなのかと邪推したくなるレベル。

ラスボス戦も、大きさこそ大きいものの、双方の攻撃手段にさしたる個性も独自性もなく、間一髪!みたいなドキドキも全く無い。そもそも、

 CG人形のモデリングがスゲェしょぼい。

手触りとしては、「PS3時代のデモシーン」のようで、ところどころ「まるでゲームシーンかと錯覚するような」、悪い意味で「解像感の低いシーン」がある。正直意図的にゲームっぽく仕上げたと言われても、

 それがプラスになってないと気付かなかったのか。

・テンポが悪く

・臨場感緊張感がなく

・キャラモデリングの質が低く

・場面のメリハリが弱く

・ボス戦の迫力や工夫が感じられず

・無駄に長いシーンが多く

 CG映画としての完成度が2023年とは思えないほど低い

クリス評価は「好意的に見て」0点。否定的に見て「-3点」くらい。

バイオのCG映画は概ね見てると思うけど、何もここまで酷くしなくてもいいのに、と思った。

・・・

この直後に、スターシップトゥルーパーズのCGアニメ版をちょっとだけ見たのだけど、

 オッパイがあって満足!

それ以外の差がほとんどなくても、その差がめちゃ大きい。まぁクリスがCG映画に何を期待してるのかって話もあるけど、

 そりゃ眠くもなるわ

って駄作だった。てか、一度寝落ちして最後まで行っちゃって、それでいいかと思ったりもしたのだけど、説明に「最凶の敵に挑む!」とか書かれてたので、

 その敵が出る前に寝ちゃったわ

と巻き戻してまた見た。そしたら、

 随分序盤で寝落ちしてたことに気付きつつ、また寝落ち。

からのそのラスボスも、

 てっきり倒したと見せかけて、こっから本番か!

と期待したのをさらりとスカす。そう言うのは「良い意味での裏切りとは言わない」からな。シャッターで倒せるなら、あのクソデカイバズーカで倒せるだろ常考。

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2025年12月 7日 (日)

ジュラシックワールド 復活の大地

UNEXT399円でレンタル視聴。まぁ映画館に行きそびれたと思うくらいは見る予定だったので。

これに限らず、ビッグバジェットな映画、話を見せるより絵を見せるタイプの映画は、見ながら思うことが結構あって、昔はそれを覚えていて、ブログを書くときに思い出せたりもしたのだけど、

 もうそれは無理。

映画館では出来ないけど、家で見るなら逐一メモも取れる。その分映画そのものに集中する度合いが下がるわけだけど、

 この映画には、別段そこまでの価値は無かったと思う。

今朝スレッズに、「回を重ねるごとに残念な出来になっていく映画」として、スレ主がジュラシックパークを挙げていた。

 わからんでもない。

今作は主演がスカーレット・ヨハンソン。脇にマハーシャラ・アリ。マハーシャラはグリーンブックで黒人ピアニストを演じた人。デンゼルみたいな圧はないけど、かなりかっこいい。「優しい眼差し」の善玉俳優。

メモを元に感想を箇条書きしていく。

●スカ子が太った

まぁしょうがないとも言えるし、今回舞台が熱帯ということもあってノースリーブで二の腕全開だったってこともあるけど、

 いわゆるヒロインから、女優にシフトしつつある感じ。

シガニー・ウィーバーの立ち位置を狙ってるのかな、と。顔のシワもちょっぴり気になりつつ、そこを真摯に受け止めて出演することでしか、シフトは難しいとも思いつつ。

今回も吹き替えで見たのだけど、このスカ子の声が(そう言った見た目を反映したとも言えるけど)落ち着いた太めの声優になっていて、

 うーむちょっと違和感。

声優、それも子役男子とかじゃなければ、普通に今までの声優を使えばよかったんじゃないの?と思った。

 今までの声優と同じだったらゴメンだけど。

他の俳優は特に見知った人は居なかったのだけど、相方になる博士役の俳優が「メガネで顔を誤魔化してるけど、かなりイケメン」。まさにジェフ・ゴールドブラムの役所って感じで、背が低いことを覗けば、めちゃしっくりだった。

あらすじ的には、全人類に福音となるワクチンを作るのに、生きた3種の恐竜の血液、体液が必要で、それがあるのは、南海の孤島。本来は政府から近づくことすら禁止されている区域。

一行が向かう一方で、家族で太平洋?横断している家族(父、長女、次女、長女の彼氏)の4人組がモササウルスに襲われ、結果博士たちが救出して同行する流れに。

 もちろんなんで禁止区域を航行していたのかには触れない。

ジュラパはそう言う映画なので、さほど気にもしないし、見ながらスマホをいじられてもしょうがないだろ、とすら思う。あ、映画館で見てないなら、だよ?

誰が生き残るか誰が死ぬかはまだ触れないけど、つまりは結構な大所帯で、

・海のモササウルス

・陸のティタノサウルス※ブロントサウルスみたいなやつ

・空のケツアルコアトル※プテラノドンみたいなやつ

の血液か体液を集める流れ。

見始めると割とすぐわかることだけど、いわゆるなじみ深い恐竜はティラノサウルスくらいで、モサも全身像が出たのはこれが初めてじゃないかな?

 目新しい恐竜のオンパレード

もちろん過去作に出てたスピノサウルスとか、エリマキトカゲみたいなヤツも出てくるし、小型で名前がわからないとかも出るけど、総じて「新鮮み」を重視してる印象。

 それ以上は一旦ネタバレなので伏せる。

つか言うほどデザイン変更が重要なのかは、正直わからない。なぜなら、

 ジュラシックパークのピークは、1作目でブロントサウルスを見上げたシーンに集約されると思うので。

もう今この現在の状況で、生きてるような恐竜を見せることに価値を見いださせるのは難しいと思う。だからこそのデザイン変更だと思うし、「上手いな」と思う見せ方も無くはないのだけど、それでも一作目のあのシーンは超えられない。

 しょうがないと思いつつだけど。

●舞台が絶海の孤島なので、一作目を彷彿とさせる

原点回帰的なヤツ。別段悪くもないけど、2作目とかもそうだったし、使い古された感じは拭いきれない。もうどこに恐竜を持って行っても驚かせるのは無理かも知れない。

●声優で誰が死なないかわかってしまう

すぐには、と注釈付けてもいいけど、聞き慣れた大物声優が声を当ててる時点で、すぐに死ぬことはあり得ない。つまりキーパーソンであり、

 つまりはネタバレである。

それでも吹き替えで見てしまうのは、老化もあるけど、吹き替えの方が情報量が多くて、疲れないからってことなんだよな。


●メインテーマは継続だけど、、、

BGMでメインじゃないパートの魅力が薄く、メイン以外はジョンじゃないんじゃないかなぁと思った。

監督はもちろんスピルバーグではないし、
※スピルバーグはエクゼクティブプロデューサー
何なら「制作」という肩書きもスピルバーグじゃない。

メインテーマは悪くないけど、そこまで派手にフィーチャーしてるわけじゃないし、本音としては、もう一曲くらい新曲で「おおっ!」と惹きつける曲があればよかったのに、とは強く思った。

 音楽が良ければ化けたと思う。

●CGの合成に違和感が

遠景を折り込んでるシーンが結構あるのだけど、何とも言えない作り物感があって、なんつんだろ、ワールド1でもパーク1でも空撮シーンはあったけど、

 変に建物とかを凝った作りにした分、自然な、天然のナチュラルな印象が濁ってしまった感じ。

これは人工物だけでなく、天然背景にも感じた。僕がひとりで勝手に感じただけかも知れないけど、たぶんCGだろうな~みたいな。

CG否定派ではないのだけど、見慣れてきた分ハードルが高くなってるのも否めない。特にジュラシックワールドともなれば、世界トップクラスのクオリティで然るべきと思ってしまう部分もあるわけで。

なんかちょっと遠景は惜しかった。でも恐竜や近景、水中描写とかは相当良かったけどね。

●「0.5秒長い」が2カ所あった

早送りするほどじゃなかったけど、「ここで変われ!」と思っても変わってくれないシーンが2回あって、鼻に付いた。無駄な部分はカットしろよ、と。

ちなみにスタッフロールが始まる瞬間のタイムスタンプは2時間4分。やや長めかな。

●地球上の生物は、99.9%が絶滅しているというセリフ

へーって思った。ほぼ絶滅するのが当たり前なんだな、と。ネタバレと言えばネタバレだけど、ボソッと話したワンカットで、別段深い意味はないので書いちゃった。失敬。

●3Dを意識したカットが多い

IMAXとかで見たらグッと来そうとは思った。

●ファイナルデスティネーション風

これは今作に限らず、多かれ少なかれあることだけど、直前にそっちを摂取してたので、「ファイナルデスティネーションかよ!」って突っ込んじゃったわ。

●死にそうな順番に死ぬ

意外性はない。意外性を求められてもいないだろうけど。

●場面のメリハリがかなり上手い

海と言わず陸と言わず、ロケーションのメリハリがかなりあって、見応えがある。でもこれはあんま見ていて気付かないだろう「ささやかな利点」って感じ。

・・・・・・・・・

以下ネタバレを含みつつ少々。

・トゥームレイダー風味!要る?

一気に世界が安っぽくなった気がした。

・Dレックス、エイリアンかよ!

インドミナスレックスみたいに、違いがよくわからないとかよりはいいのかも知れないけど、あの手とか、ハリウッド版ゴジラを思い出した。クセ強の最強恐竜だったなぁ。

てっきりTレックスと鉢合わせさせる展開かと思ったけど、そこは上手くスカされた。

・泳ぐティラノサウルスのシーンが秀逸!

今回一番絵的にグッと来たシーン。ティラノサウルス泳げるんだ!

・そこでスタンドバイミー!

上手いとしか!

・ドロレスかわいい!

お土産にフィギュアがあったら欲しくなる子供多そう

・字幕で見返したら、スカ子の声が思ってた以上に低かったな

・ミュータドンって結局出てきてないよね?

あいつはそもそも何だったのか。

・・・

クリス評価は★★★。意外と高いのは、場面のメリハリと、鮮度のある恐竜映像が何カ所かあったから。見飽きてるとこもあったけど、そうじゃないとこも多かった。

ただ、ドキドキとかハラハラの感じは極めて薄く、映画として比べると、ファイナルデッドブラッドの方が全然面白かったというのが本音。シリーズのファン以外は勧めにくいかな~。

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2025年12月 3日 (水)

ハモネプの話

先日「ハモネプ大リーグ」が放送された。僕はハモネプが大好きなのだけど、見られるかどうかは「運」による。僕は常日頃テレビの番組表をチェックしないので、年末年始に集中しているSASUKEやさんタクを除いて、特番を拾い上げるのは至難の業なのだ。

実際ハモネプに関しても、録画出来るのは「3年に1回くらい」で、運が良ければ、の域を出ない。
※ちなみに同じ系統で「鳥人間コンテスト」もある。てか今年に関しては、「日付がわかった時点で予約録画に入れればいいのに、それを忘れる」という体たらく。南無~

また、ハモネプにもランクがあり、高校生大会もあれば一般、大学生OKの大会もある。高校生には高校生の良さがあるものの、クオリティに関しては一般の方がぶっちゃけ格上で、たぶん一年に一度しかない。

今年それを見ることが出来た。

ただ、見てあらためていろんなことを思った。

僕はハモネプが好きなのは、要はSASUKEが好きなのと同じ。

 オリンピックの好きなところと同じだった。

※その私見に関してバイトの女の子に言ったら、「(SASUKEと同じなことが)わかります!」とスゲェ同意された。

つまり、、、スゲェ暑苦しい!その情熱が!!

僕は真剣にひとつのことに取り組み続けるという「エネルギー」や、その昇華、そして敗北、その全てに価値があると思っている。トップレベルまで磨き上げられる技術は、才能だけでも情熱だけでもただ好きだというだけでもたぶん足りなくて、その全てを、長い時間費やして磨き上げて初めて形になると思う。

 その点では、宮大工とか大谷翔平とかとなんら変わりはないと思う。

もちろん懸ける時間の長さもあるだろうし、仕事として成立しているかどうかも、社会人にはかなり重要だろう。プロ野球選手じゃないのに野球に人生の全てを懸けるのは、ぶっちゃけニートとあんま変わらないかも知れない。

でも、だからと言って価値がないわけじゃない。その人の人生において、他の人がインスタを見たり、テレビや飲み会に行ってる時間をガッツリ注ぎ込んだ結果であることに疑いの余地はないし、適当にやっていてトップが取れるような「テレビのウソ」もない。

特に、一目見て答えが出るSASUKEと違って、今回は「審査員が優劣を決める」スタイルだったので、「どこかで忖度があったら嫌だなぁ」とすら思っていた。素人であっても親もいるし、ことによったら事務所と契約してる人もいるかも知れない。邪推するなら、「中国系の人」というだけで、点数に色が付く可能性だってある。

でも、結果として優勝は「至極納得の出来るものだった」。というか、それこそが何よりも重要で、何よりも「裏切ってはならない絶対的な生命線」だと思う。でなければ涙を流すのは「流し損」だと思うし、番組そのものの価値、これまで続いてきた歴史すらも否定しかねない。特に昨今の「親中偏向報道」の余波を食らったら嫌だなと思うし。

その点マジでホッとした。

・・・

ただ、これを見たあと過去の録画やネットで、僕の好きだったハモネプ動画を探して見たところ、

 なるほどそういうことだったな!

と妙に納得がいったというか、しっくり来た。

最近のハモネプであまり刺さる曲がなく、今回久々に優勝を決めた曲に納得出来たのには、いくつも理由があった。てか以前も書いたことかも知れないけど、

 歌はボーカルが6割!

ハモネプというのは、数人のアカペラが、楽器を使わずに楽器パートも含め肉声でメロディを奏でつつボーカルが歌を歌う。だから、ただ歌が上手いだけのカラオケとは全く違う努力やスキルが問われるのだけど、それはメインボーカルにも言える。

 例えばカラオケ番組で一位になった人が、ハモネプのボーカルでも一位になれるわけでは当然ない。

ハモネプのボーカルは「ハーモニーを最大限活かす」スキルが求められるし、その上で、、、

 最も魅力があるパートである必要がある。

歌が上手いだけでも、ハモりが上手いだけでもダメで、

 メインボーカルが際だって「耳に届かないと」、それは「完成形としての評価」に繋がらない。

いくらボイスパーカッションやコーラスが上手くても、出過ぎてはダメだし、もちろん聞こえなくてもダメ。

僕が大好きなシンフォニアのプリテンダーや、元東大美女のみわさん率いる「まんぷく」が好きだったこと、そして今回の優勝者がボーカル選手権?でも一位の実力者だったことが、

 自分の好みと、審査員の評価のベクトルを一致させた。

やはり歌は最重要なのだ。

そしてほぼ同時に、

 ハモネプだから許される「アレンジ」も、ハモネプの強い魅力だなぁと思った。

僕が再視聴した動画には「センメ」というグループの「海 その愛」という加山雄三の歌がある。

当時の録画は残ってなかったので、ネットでの視聴となったのだけど、当時このグループは敗者復活で決勝に残り、そのまま優勝した。

僕は一回戦での戦いに「もっと良いグループがあった」と思ったし、彼らが敗者復活で出て来たことに、些かの違和感も感じた。

しかし、決勝(うろ覚えなので間違ってたらゴメン)で歌われたこの曲は、

 そう言うのを全て吹き飛ばすだけの「力」と「凄み」があった。

僕はこの歌をここで初めて聞いたのだけど、一瞬で心が奪われた。これは極めて、本当に極めて稀なことで、

 歌というのは、本来何度か耳にするウチに、段々好きになるものだと僕は思う。

「接触頻度による好感度の上昇」と、心理学的にも証明されている部分なので、そこに異論は挟まれるモノではないと思う。

しかし、ごく稀に初見時(初耳時?)から刺さる場合がある。しかし同時に疑問も去来する。

 加山雄三ってこんな歌歌ってたっけ?

僕の物心付いた頃には既に第一線で活躍する俳優で、芸能人らしい芸能人だったけど、知ってるのは「君といつまでも」とあと一曲あったかなぁってくらいで、この歌を知らなかった。

 これほどの名曲なのに!?

当時はそこから特に深掘りしなかったのだけど、今回の流れでおもむろに原曲が聞きたくなり、探して聴いてみたら、、、ビックリ!

 ハモネプのセンメがアレンジした部分が、特別に良かった!

つまり、原曲もそれなりには良い曲ではあったものの、ハモネプアレンジが原曲を大きく超えていた。

思えばシンフォニアのプリテンダーもそうだったし、そもそも、ハモネプ自体「ハーモニーという特別な武器を上乗せしての戦い」だ。つまり、

 僕がハモネプを好きな理由には、「ただでさえ名曲なのに、それをさらに良くする可能性がはらんでいるから」でもあったのだ。

ハモネプで使われる曲、選曲は、いかにしてみんなから高評価が得られ得るかを基準に選ばれることが多い。だから結果メジャー曲になるし、僕も知ってる分気持ちを乗せやすい。その上で、

 知らない曲なのにスゲェ良い曲で、さらにアレンジまで最高だったりすると、そんなの刺さりまくるに決まっているのだ!

ちなみに「海 その愛」のアレンジは、

 部分的に「勝手に英語の歌詞にした」というものだった。
※学校が外国語学校?みたいな
そこで軽く煙に巻かれ掛けたのだけど、その部分があったからこそ、そのあと日本語に戻ってきた時の盛り上がりがとんでもなく良かったし、何度も聴いてるうちに英語パートも相当良く感じるようになった。むしろ、おなじセンメの動画で英語パートがないものもあったのだけど、

 全然物足りない!加山雄三版も全然物足りない!!

最早こっちを本物にして欲しいとすら思うレベル。でももちろんそれは叶わないし、録画やネットで見返すことが出来るとは言え、

 その刹那的な輝きもまた、ハモネプの魅力と言えるかも知れない、と思った

※オリンピックだからこそ自己新が出るような感覚かな

・・・

今回のハモネプ自体は★★くらいだったけど、トータルで思い返したり聞き返したりした分に関しては、★★★☆くらい良かったわ。てか、やっぱネットじゃなく番組が取ってあれば良かったと思ったけど、たぶんHDDの不調でその部分が見られなくなって消した気がする。無念じゃ。

あと、やっぱり人間が審査するのではなく、機械が審査する方がフェアだと思った。たまたま今回の決勝(二回戦)は納得の結果だったけど、正直準決勝には違和感があったからな。一組目、そんなに(点数差ほど)悪くなかったよ?

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2025年12月 2日 (火)

ファイナルデッドブラッド

シリーズ最新作にして15年ぶり?くらいの新作。UNEXTでレンタル視聴3日間399円ほど。

普段は新作でもゲオの「5枚220円」を使うほどケチンボなのだけど、今回たまたま特に買いたいマンガもなかったし、たまたまシリーズ作を見ていたこともあってテンションが上がって観ることにした。

 いや~面白かった!!

シリーズ作であり、原題はファイナルデスティネーションブラッドラインズ※もちろんアルファベット。

テンプレとして、

・最初に大事故が起こり

・でもひとりだけそれが未来に起こるであろうことだと予知しつつ時間が遡り

・自分を含め何人かが助かる

・でも本来死ぬはずの運命は覆されずに最終的には全員死ぬ

このテンプレの何が優秀かって、

・予備知識のあるなしに関わらず、「不穏な空気」を序盤から絶妙に演出するので、キャラクター紹介や舞台設定などでスタートがダレたりしない

・死に方の凝り方は映画史上でもトップクラスで、かつ人数がいるので、テンポも密度も高い

・どうやって死ぬのか、怖さと期待が入り交じる独特の感覚が、個性でもあり魅力でもある

ある意味美味しいとこ取りと言ってもよく、僕みたいにダレるとこはとにかく飛ばしちゃう人でも、一切飛ばさずに最後まで見ることが出来た。

ちなみに、スタッフロールに入ったあとも、それっぽい映像とメッセージがあり、最後に「トニー・トッドを偲んで」とのメッセージが表示された。

トニー・トッドは、過去作では検死官として何度も登場し、今作でも「唯一何もかも知っていそうな人物」としてちょい出。不謹慎を承知で書いてしまうけど、

 唯一の生き残りだった彼も、昨年他界された。

もちろんかなりの高齢だったし、「映画のせい」というつもりはサラサラ無いけど。

・・・

かなりインターバルが開いたこともあって、状況も結構変わっている。まず、

・ネタが新鮮

5作も立て続けに作っていれば、死に方にしてもシチュエーションにしても、どうしても「出がらし」のような失速は否めない。しかし、これだけ間が開いていれば、その間に「こういう死に方は今までになかったし、今作るなら技術的にも可能だ」というアイデアを目一杯折り込むことが出来た。

なので、とにかく死に方が絶妙。以前あった、「なんでそんな不自然にガソリンが流れるの?」みたいなチープな展開は少ないし、かといって、「見せておいて実は使われない」みたいな「臭わせだけ」ということも無かったと思う。
※僕が忘れただけかもだけど

・コストが掛けられる

休眠中にCG技術は大きく進歩していて、旧作では「コスト的にクオリティが下がるのはしょうがないよな」と思っていた部分も、観ていてしっかり今風の映像に刷新されていて、
※一部安っぽく感じるところもないとは言わないけど
贅沢で、しっかりとした満足感がある。

・テンプレアレンジが○

タイトルでもある「ブラッド」、つまり血筋という、「母親が生き残った場合、その子供たちにも死の気配はまとわりつく」という着眼点が上手い。そう、今作は見ていて、

 上手いなぁ

と何度も口にしてしまうほど、「良くできた作品」だった。

タイムパラドックスとか、大どんでん返しとか、いわゆるハリウッドの大作映画が好むような「裏切り」は、良くも悪くも無くて、シンプルにファイナルデスティネーションの世界に没頭出来る。

キャストは正直過去作と比べるとややルックスが弱いと感じたものの、言っても過去作でも特にギャラの高い俳優は使っていなかったし、予算の掛けどころも、しっかりと本作に求められる使われ方をしていた印象。

10年以上寝かせていたネタだけに、慎重で、丁寧な掘り返し方をしていて、監督やスタッフの本作に対する思い入れも、しっかり感じる事が出来た。名前にあぐらをかいて、適当に作った続編とは全く別の、しっかりとリスペクトされた「傑作」だったと思う。

クリス評価は★★★★。ちょっとおまけ気味かとも思うけど、観ていて一瞬たりとも損したとは思わなかったし、何なら映画館で観ても後悔はないだろうって思った。そのくらいトップクラスのシチュエーションホラーになってたと思う。まぁ存在自体もつい先日知ったばかりだけど。

オススメ出来るのは、当然過去作を気に入ってる人。でも、意外といきなり大きな音がなるこけおどし演出はなく、
※僕はこういう映画のとき、ボリュームに手を掛けつつ「やばそう」な時は瞬時に下げたりするのだけど、今回は一切その必要がなかった

 グロは過去イチレベルに目一杯ある。

ある意味バイオハザードのようでもあるけど、あれほど「お金掛けました感」はない。

調べてないけど、これは絶対黒字(制作費より興収の方が大きい)と思うわ。

・・・

基本設定は変わってないし、別段誰かが生き残るとかも重要な問題じゃない。今作の続編も作ろうとすれば普通に作れるだろうし、チャンスがあれば絶対見たいとも思う。いやはや、

 めちゃ面白かったわ!

グロが平気な人なら、誰にでも勧めたい。

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2025年11月28日 (金)

ファイナルデッドサーキット

初代はファイナルデスティネーション。イーサン・ホークの「プリディスティネーション」とごっちゃになりやすいので注意。

 ピタゴラスイッチのように次から次へと死にまくる、シチュエーションホラー

「シチュエーションホラー」という単語自体最近出来たモノなので、あってるかどうかはともかく。

現在最新6作目が公開&UNEXT有料399円レンタル入りしたばかり。ある意味旬。でも実際は5作目で完結していて、それは2011年公開なので、随分インターバルが空いている。

既に5作目までは見ていて、順番で言えば、

・ファイナルデスティネーション
・デッドコースター※原題ファイナルデスティネーション2
・ファイナルデッドコースター
・ファイナルデッドサーキット
・ファイナルデッドブリッジ
・ファイナルデッドブラッド※新作

年代は必ずしも順番ではなく、最新作は一作目の前日譚という位置づけらしい。

そもそもなぜまた見ようと思ったのかと言えば、SNSでイイ感じの再構成動画がアップされていて、
※タイトルはキャプションでのやりとりで明かされる感じなので、CMではない

 ああそう言えばそんな感じだったっけかなぁ

とファイナルデスティネーションを見返したくなり、続けてデッドコースター、ひとつ飛ばしてこのファイナルデッドサーキットを見たという話。

シチュエーションホラーとは書いたけど、少なくとも僕の見た作品に共通しているのは、

・直接的な殺人鬼や、悪役、悪魔、幽霊などが描写されているわけじゃない

・基本的に全員死ぬ
※生き残っても次回作で死んだりする

・そこそこ繋がりがある

流れとしては、

まず最初に大事故があり、主人公を含めて全員死ぬ。直後にそれがまるで夢だったかのように時間が巻き戻り、それを見た主人公が回避しようと仲間や周囲にいた数人と現場から逃げ出すと、直後に大事故が発生して、それ以外の人が死ぬ。

しかし、その場から逃げ出せた面々も、本来ならば「死ぬはずだった人」ということで、次々と、まるで運命で決められたかのように死んでいく。

主人公(及びその恋人や仲間)は、その順番と、「死の前兆、気配」を察知しつつ、その運命から逃れようと奔走する。

 概ねこのテンプレに沿っていく。

最初の方は特に、怨霊とかの類による「仕業」な感じがなく、言ってしまえば歯車が全て悪い方へ回ってしまった結果、死んでしまう、という感じ。

なので、例えばたまたま風で布が舞い、その布が包丁置きに掛かり、たまたま微妙にバランスが悪かったオイルの缶が倒れ、滑って転んで手を伸ばした布に巻かれた包丁が自分に向かって降ってくる、みたいな。つまり、

 そこまで恐怖はない。

あるのは「これはヤバイよ!」という気配であり、大筋において、

 ある意味「期待通り」、死んでしまう。

言葉にすると凄く「人としてどうなの?」とも思えることだけど、本作は、

 どうやって人が死ぬのかを楽しむ映画。

まさにピタゴラスイッチのごとくいろんなギミックが作用して、時にあっさり死に、時にギリギリ命が救われたりする。

助かった場合は、一旦順番が飛ばされて次の人に「死がまとわりつく」こともあるし、シリーズ作の中では、「新たな命によって死をぬぐい去る」みたいなこともあるけど、

 最後はやっぱり死んで終わる。

ある意味絶望的でもあるけど、これは当然フィクションであり、エンタメなので、全てわかった上で楽しむ分には何も問題はない。むしろ、

 いかに自然に、いかに絶妙に、全てのギミックがかみ合うのかが、このシリーズの醍醐味であり、他の作品とは違う妙味、持ち味でもある。

僕は巨大なサメとか蜘蛛とかのクリーチャーホラーは大好きだけど、サスペリアやオーメン、呪怨やリングみたいな幽霊亡霊系は全くダメ。怖くてとても見ていられない。でも本作は、怖々見た作品が、

 実は(グロではあるけど)怖くはない

ことを知り、結局どれも大なり小なり楽しく見ることが出来た。たぶん近い将来最新作も見ると思う。
※UNEXTの有料配信は、実はほとんどもったいなくて使うことはないのだけど、そう言う意味では、このシリーズが僕にとって「相当楽しみ」な一作であることも、あえて伝えておきたい。ぶっちゃけジュラシックワールドの最新作よりこちらのが上なくらい

タイトルに使った「ファイナルデッドサーキット」や、他のデッドブリッジ、デッドコースターなどは、概ね最初のシーン、きっかけとなった事故のシチュエーションに起因する。なので、別段全編に対して「サーキットな感じ」はない。

 どれも同じような感じで、ある意味テレビシリーズでも良いような手触り。

シリーズ作であることにあぐらをかかず、どれもそれなり以上に丁寧で、でも時代を映すCGのクオリティは決して高いとは言えないB級ホラーの作り。お金を掛けた映画が好きな僕だけど、お金をそこまで掛けなくても面白い作品が作れるという、ある意味お手本のような作品とも言える。
※一作目は2300万ドルの制作費に対し、1億1280万ドルの興収なので、非常に優秀だ

特に見知った俳優は少ないけど、3作目である「ファイナルデッドコースター」に出て来るメアリー・エリザベス・ウィンステッドは、特に魅力的だったし、他の作品も「多くは白人の金髪美人がメイン」なので、それなり以上に撮れ高は高い。

ただ、今の僕はせっかちでズルいので、

 全てわかってるからこそ、澱むパートは全て飛ばす。

3作一気見したけど、
※3作目はメアリーなのであえて先送りしてる

 やっぱり面白いし、良く出来てるなぁと思う。

ピタゴラスイッチがそうであるように、本作もその仕掛け、ギミックの上手さを楽しむ作品なのだ。クリス評価は1、2、4作目まとめて★★★。飛ばしながらだろうと、僕がそれだけ楽しめたことは間違いない。

余談だけど、一作目の女教師の死に様は特に秀逸。あれがあったからシリーズはここまで伸びたのでは?と思うほど。あと、ワンカット程度だけどオッパイも出るので、そう言う意味でもB級ホラーっぽくて大変良い。そうではくてはな!

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