映画・テレビ

2025年5月24日 (土)

ミッションインポッシブル ファイナルレコニング

トム主演のミッションインポッシブルでは、これが最終作になる予定らしい。ということで、公開初日に見てきた。ブログのストックがたくさんあるけど、こういうのは「熱いうち」のがイイと思って。

予告は、

「これ、トロンじゃね?」と思ったのがまんまとトロン。「トロン アレス」というらしい。結構見に行きたい。

ヒックも安定のイイ感じ。別にCGにこだわるわけでも実写が好きなわけでもないけど、漠然とインスタで「アニメを実写にしたロボット」を毎度投下してる身としては、

 アリでしょ常考

って感じにはなる。

スーパーマンがヘンリー・カヴィルなのかイマイチよくわからないと思いつつ、サブタイトルのないスーパーマンは普通に楽しみ。てかスーパーマンは「弱さを見せて欲しくない」のが本音なんだけど。

あとはジュラシックワールド。どうやらスカーレット・ヨハンソンが出るっぽい。でも調べてないので違うかも。これもたぶん見に行く。

最近あんま見たいと思う映画がなかったので、この辺りは楽しみに待ちたい。

てか、

ネタバレ無しで書けることはそう多く無いけど、

・前作の完全な続き、、、だけど、ぶっちゃけ前作のことはほぼ覚えてないので、誰が前作から引き続きで、今回のゲスト的役回りが誰だったのかもよくわからない。

・スタッフロール後のワンカットはなし

・普段は吹き替えで見に行ってるけど、今回「初日レイトショー7番スクリーン」は、字幕だけだったので字幕で視聴。

 正直吹き替えのが良かった。

まず一番のネックは、「声だけで誰が話してるかわからない」。特にゼンジー(サイモン・ペグ)の声が、吹き替えより太くて、「かっこよすぎ」。これは彼が話してるの?って感じ。トムもあまりに慣れすぎて、元々の声にピンと来れなくなってた(^^;。

あと単純に話や固有名詞が多くて複雑だったので、
※戸田奈津子さん

 字幕だと「ただ文字を追いかけてしまうだけ」になりがちなところが散見。

人が話してるとそこが理解しやすくなるケースってあると思う。

時間も2時間51分と、思った通りの長丁場で、

 序盤は「1秒長い」が数カ所。

こんだけ長い映画なんだから、もっとカット出来るところはカットしてくれよ、とは思った。

全体通して、「最終作」であるアピールが強くて、サブリミナルかよって言いたくなるほどフラッシュバックのカットが多い。まぁそれを懐かしく嬉しく感じる人も居るのだろうけど、
※実際マーヴェリックの時はトップガンの映像にグッと来た自分もいるし

 全作見てる自分でも、ぶっちゃけあんまピンと来なかった。

何つか毎回キャストが変わってる部分も大きいんだよな。ルーサーとベンジーだって、全作出てるわけじゃないと思うし。

トムもかなりご高齢で、見た目的にもマーヴェリックのときからさらに老けてしまった感は否めない。特に一作目のカットがたまに入る分それが余計に強く感じてしまったり。


 人間なのだから歳を取るのは当たり前だし仕方ないことではあるけど、

なんつか、ショーン・コネリーがインディに父親役として出たときのような、「上手さ」は感じなかったんだよな。

・・・

ごくごくシンプルに僕の感想を言うなら、

 フツー。

面白かったところももちろんあるけど、前半はかなりタルいし、わからないところ(僕の理解力が乏しいだけだろうけど)もいくつもあった。ボリュームと予算を活かした派手な絵作りと、メリハリ作りの上手さはさすがにトムの映画って感じ。

 ただ、ひたすらに楽しくワクワクしたマーヴェリックとは違う。

豪華な最終作ではあるけど、「特別な一作」という意味では、マーヴェリックの方が遙かに特別な感じがした。何つか、

 集大成とか、これで最後だ!みたいな感じが、ちょっと暑苦しい感じ。

まぁグレイグの「007ノータイムトゥダイ」の時にも似たような感じは多少あったけど、こっちのがより強い感じ。てか、

 別にトムが出ちゃダメってわけじゃないだろうけど。
※もし続編が作られるとしても

クリス評価は★★★かな~。良いところは8点くらいあるけど、序盤がタルくて2点マイナス。

 ミッションインポッシブルの最終作で、「1秒長い」シーンとか入れてる場合じゃねぇだろ。

・・・・・・・

以下ネタバレ感想。

見るつもりの人はここから先は読まないように。

つってもそれほどたくさん言いたいことがあるわけでもないけど、、、

●カーチェイス

ほぼ記憶にない。完全におまけパート。クオリティも大したことない。でもメリハリ上必要と判断されたかも

●ヒール

イケメンで、話が話なら善玉になりうる面構え。でも今作だけ見たら、

 全然悪いことしてない。

むしろ途中でトムに利用されるだけ?みたいな空気すらあり、今回一ミリも「こいつめ~!!」って怒りとか湧かなかったわ。

●「それ」

今回の首謀者。なのだけど、全く声も顔も無いので、「イーグルアイ」のときのコンピュータとは意味が違う。てか、

 劇中で「それ」を連呼し過ぎ。

ウザかったわ。

●潜水艦関連

ここが本作最大の加点要素。

 素晴らしかったし、凄かった!

これぞ「不可能な作戦」って感じで、終盤のもうひとつのミッションより遙かに良かった。ただ、

 あんな簡単に取り出せるようになってたとは!

って感じではあったけど。でもメチャ良かった。

冷静に考えて、

 深い海の底に沈んだ潜水艦に、生身ひとつで潜入して、何かを持ち帰るってミッションが、

 ありえないくらいやりたくない!

役柄であることは百も承知だけど、これはホントに無理ゲーだと思った。

 もちろん良い意味で。

だからこそ本編で一番良い印象だったんだよね。

●ヒロイン

メインヒロインより、サブの女の子の方が好き。てかグレースはキャプテンアメリカの恋人役だった人だけど、その頃から既に老け顔だったし、「アメリカンビューティ」ってことなのかもだけど、

 日本人ウケする顔じゃない。

アナ・デ・アルマスのが数億倍カワイイ。

片や、悪者の相方で、全作最後に善玉に転身した子は、ちょっとレア・セドゥっぽくて結構好き。まぁ全体的にミッションインポッシブルのヒロインはハズレが多いんだよな。好きだったのはポーラ・パットンくらい。

●ダンロー登場!!!

今回一番盛り上がったのは、彼の登場シーンと言っても過言じゃない!

 まさか、、、え?あ!!!!!この人!!!

「アラスカのレーダー基地に衣類はあとで」の人!!!

てか他のキャストも(キトリッジとか)久々登場の人が居たんだろうけど、あんまよくわからなかったのは残念。

てか、直前に予習してから見れば良かったかもな~。

・・・

もっとシェイプ出来たと思った。いつものBGMも、普段から掛けすぎていて「ここぞ」というところで盛り上がらなかったし、

 やっぱり吹き替えで見たかった。
※つっても7番は譲れないので、僕に選択肢はなかったけど

てかなんでイオンシネマも字幕にしたのかよくわからない。いつもは吹き替えなのに。

取引先のバイヤーは大好きなシリーズなので、きっと僕とは全く違う感想なのだろうけど、個人的に昔っから、

 どちらかと言えば007派

だったんだよな、と見て改めて思った。

時間も長いし、損したってことはないけど、見終わって23時過ぎに、友達にすぐ電話したくなるような映画じゃなかったな。

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2025年5月12日 (月)

65-シクスティファイブ-とモリーズゲーム

マイクラダンジョンが詰み気味で萎えたので、この日はガッツリ動画デー。スピードや13Fを見た日に他に2本見ている。あとインターステラーの後半も見返したり。

●65

正式な英語タイトルは「6500万年前」みたいな感じだったかも知れない。ミリオンは100万なので65で6500万なわけ。

主演はアダム・ドライバー。ハン・ソロの息子としてエピソード7、8、9でブイブイ言わせた俳優。個人的にあまり好きではなかったけど、クライマックスでレイにライトセーバーを渡すシーンは無茶苦茶好き。

6500万年前の地球とは別の星で、他の惑星や宇宙航行のパイロットをする主人公が、自分の星に、奥さんと病弱の娘を残して仕事中、予期せぬ小惑星帯に突っ込んで、船は損傷。彼以外のコールドスリープ中の船員の大半は死に、彼も最寄りの惑星に不時着。

 そこは6500万年前の地球

もちろん彼はそんなことを知るよしもなく、ひとまず脱出可能なポッドがある宇宙船を目指すことに。途中でもうひとりの生き残りの少女と合流し、

 あとはふたりでがんばる話。

未来なので未来っぽい武器やガジェットがありつつ、自分とは別の言語を話す女の子とのコミュニケーションには苦労する。

 そのくらい出来そうなモノだと思いつつ、そもそもの話として、言葉が通じないのがそこまで大きな意味を持つのか、と、こういう要素を入れる映画にはいつも思う。ましてや彼女は同じ星で生まれた同じ宇宙船に乗ってた人なのに。

親子のエピソードも散見されつつも、基本はジュラシックパーク。まぁパークではなく、まさしくその時代であることは大きな違いでもあるけど、ズバリ見終わった後僕が一番印象に残ったのは、

 虫!

どのシーンとは言わないけど、この虫がとにかく気持ち悪くて、ある意味「過去の作品で見たことがない」新鮮なシーンでもあった。

恐竜関連は、まぁ普通っちゃ普通。悪くなかったとは思うけど、驚くほど良くもない。

僕の最も恐怖を覚えるシチュエーションは、

 人がギリギリ這って通れる洞窟を移動する

なのだけど、今作でもそれが登場する。てか、あれは本気で怖いと思う。例えば「穴が開いていてそれをくぐる」だけならいざ知らず、数メートル、数十メートルずっと進むとか、

 死ぬより怖いんじゃないの?って感じ。

戻る事もほぼ出来ないし、空気も灯りも無くなるかも知れないし、出口がある保証だってないし、

いつ崩れるかも知れない天然の洞窟だよ?よくやるわ。

多少のご都合主義はあるものの、全体的にはとてもお金が掛かっている感じで、大作感もあった。ただ、少女は全くかわいくなく、
※純朴なイメージ
その意味で「色気はゼロ」。

 やっぱりかわいいとかキレイとか美人とかは重要。
※あくまで僕の主観だけど

だから僕はゼンデイヤが好きになれないのだ。

方向性としては良くあるサバイバルホラーで、未来SFテイストと、地球の恐竜というエッセンスをブレンドして仕上げたらこうなるという映画なので、それを期待して見る分には一切裏切られることはないと思う。

クリス評価は★★☆。普通の佳作。

●モリーズゲーム

「女神の見えざる手」のジェシカ・チャステイン主演のドラマ。サスペンスっぽい空気はあるけど、別に殺人とかの話じゃない。強いて言えばヒューマンドラマ。年式は2017年。監督はソーシャルネットワークの脚本家らしい。

とにかくキャストが豪華。イドリス・エルバの弁護士と、ケヴィン・コスナーが父親役。マイケル・セラは、スコットピルグリムの主役だった人。

 もうそれだけで撮れ高がメチャ高い。

主人公モリーは実在する人物で、自伝を元に映画化されたものらしい。なので、独白的なセリフが多く、その点では女神の見えざる手に近い印象があった。

スキーのオリンピック選手を嘱望されたモリーは、事故により再起不能になる。心理学の医者であり厳しい父親は、スキーでも学業でもかなりキツくモリーに接するが、その反動で彼女は家を出てしまう。

そのさきで、彼女が付いた職が、「ポーカーの元締めのサポーター」。勘違いしてしまったのは、「彼女自身がポーカーで名を馳せたわけじゃない」。彼女はあくまで「ポーカーの元締めとして、大金を動かした」という話。

最後まで一切飛ばさず、飽きることもスマホをいじることもなく見終えることが出来たので、全く悪い映画じゃない。クリス評価は★★★ってところ。ただ、

 女神の見えざる手が良すぎた。

今作でもジェスカ・チャステインは「ほぼ寝ないキャリアウーマン」という感じで、役柄的にもかなり近かった。さらに言えば、結末も彼女の勝利に近い終わらせ方だったのだけど、

 カタルシスのレベルが違う。

モリーを5としたら、女神は100くらい。そのくらいの違いがあった。ただそれは、

 今作がノンフィクションに近い作品だったからかな、とも思った。

「事実は小説よりつまらない」が僕の考えで、実際それは多くの場合適合する。今作もそんな感じだった。

というか、いつもならノンフィク系映画は見ないのだけど、今回に関しては、5/2までしか配信されないということだったので、重い腰を上げたのだ。

 思ったより良かった、、、かな。

とにかくイドリスがめちゃイイ。コスナーはちょっと不遇だけど、終盤盛り返す。女神の見えざる手が大好きなら、その2割くらいを期待して見る分には、裏切られないと思う。

・・・

映画を見るのは楽しい。でも、映画館で観たくなるような映画があんまないのが寂しい。ワイルドスピードファイヤーブーストの後半とか、

 一気に1年以上先送りになったし。

007もどうなることやらって感じ。デッドレコニングは映画館に行くつもりだけど、さすがにトムもそろそろアクションが厳しくなるお年頃。というか普通の俳優ならとうの昔にそうなってた。

ハリソンもダニエルもおじいちゃんになっていく。当たり前だけど、いつまでも若いままなわけがない。女優はさらにそうだろう。アンジェリーナ・ジョリーとか全然見かけなくなったし。

 若手で「こいつは!」って人が出て来て欲しい。

シャイア・ラブーフクラスは全然見かけないもんなぁ。

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2025年5月10日 (土)

つれづれにテキトーに動画

休みにドップリ動画を見た。

●アニメ少し見た

・ざつ旅

別にソロキャンのようにぼっちの話ってこともなく、方向性は同じ。意外なほど名所旧跡のディティールがしっかりと描かれていて、実在すると思しき旅館などの雰囲気もよく再現されている。

名物や食堂なども、たぶん本物なのだろうな、と思いつつ、これを実現するには相当な取材費出張費が掛かりそうとも思いつつ。

 冒頭で、新人賞で貰った100万円を、というエピソードは、もしかしたらこのマンガ家の実話(もしくはそれに近い)なんじゃないかと思ったり。

まだ2話だけど、覚えてたら続きも見たいかな。

非常にユルいので、忘れても痛くも痒くもないけど。★★☆。

・ラザロ

「面白い」と話題だったSF。あらすじ的には、世界中の病気を直す特効薬として、全世界に安価で普及した薬「ハプナ」。しかしそれは、時限性かつ致死性の薬でもあり、あと一ヶ月で最初に摂取した人が死ぬという。

開発者は、その一ヶ月位内に自分を見つけることで、それを防ぐワクチン?を渡すと言ってきた。

 それを政府非公式?のチームが探す話。

アクションシーンにこだわりがあるのか、パルクールやステゴロの描写が多く、それを見て「おおっ!」と思う人も多そうだとは思った。でも僕的な感想では、

 それが長すぎて冗長

テンポが良さそうでその実そうでもない。作画はマッドハウスっぽいけど、実際はMAPPA。監督はカウボーイビバップ、残響のテロル、坂道のアポロンなどの渡辺信一郎。

 腕はあるけど、僕の好みのスイートスポットからはちょっと外れてる感じ。

クリス評価は★☆。好みのウェイトが大きい。続きは見ても見なくてもいいけど、見始めるとすぐスマホを触りたくなる程度の価値。あくまで僕にとっては、だけど。

●スピード

久々に見たくなって借りてきた一本。意外とUNEXTにも、こないだまで課金していたネットフリックスにもなかった。マトリックスはあるのにね。

いかにもジェリー・ブラッカイマーな雰囲気だなぁと思ったけど、実際は違っていて、監督はヤンデポンだった。

あらすじを今書くのも恥ずかしいのだけど、要は爆弾魔と警官のアクション映画。メインシーケンスは、「80km/h以下になると爆発する」という爆弾を乗せたバスから、乗客を助け出すために、キアヌ(警官)とサンドラブロック(たまたま居合わせた乗客)ががんばる話。

ヒールのデニス・ホッパーは、名前は知ってたけど見てた映画はたぶんコレだけ。タイミング次第ではアンソニー・ホプキンスやジーン・ハックマン、ケヴィン・スペイシーでもシックリする感じ。

 スゲェ面白かった!でも古かった!

まず良かった点としては、1994年という今から30年以上前の映画なのに、テンポがかなり良く、飽きさせない仕掛けがテンコ盛りだった点。文字通り「スピード感のある展開」で、普段ならつまらなくなるとすぐスマホを触りたくなる僕だけど、見ていてそうなったことは無かった。

また、音楽がスゲェいい。既に何度もバラエティとかで耳にしていたのだと思うけど、緊張感のあるシンプルなメロディラインが何度も何度もリフレインされ、

 スピードと言えばこの曲だったわ!

とニヤニヤしてしまう。また、サンドラ・ブロックもヒロインとしてちゃんと成立するくらい魅力的だったし、まぁキアヌはまだ「若造感」が否めなかったけども。

脇を固める俳優たちも素晴らしく、見ていてスゲェ安心感があった。声優にも一切問題はない。
※吹き替え派。字幕しかないのはそれでも見れるけど

一方で、

 なんでこれで80km/h出てることになってるんだよ!

と言うシーンがメチャクチャ多かった。今ならCGでごまかせるような場面も多く、実際使われていた可能性も低からずあるけど、
※チャットGPTによれば、ほぼ使われてなかったそう。一部使われたとされるのが、、、

 バスのジャンプシーンが違和感しかない!

特に「何も無いところから斜めに飛び出す」感じが変!

 つまりここにはホントは「ギャップ※軽い坂道」があったらしい。

いかにもそうやって「跳んだ」感じだったけど、そのギャップ部分を、デジタルで加工して無くしていたのだとか。
※勘違いしてたらゴメン

でも実際にバスを飛ばしたり、電車を突っ込ませたりはしていたそうで、

 絵的な迫力は「実写が最強」の言葉通りの撮れ高だった。
※スターウォーズのILMスタッフの言葉

コレを見ると、映画ってのはエンターテイメントなんだなぁとシミジミ実感する。重要なのは本当に80km/hを維持することではないし、ジャンプの整合性の為にあるはずのないジャンプ台を用意する必要もない。

 気持ちよく楽しめることが何よりも重要で、それさえあれば他は割とどうでもいいんだろうな、と。

もちろん映画によってはそうしたご都合主義が鼻に付くケースもあるけど、ことスピードに関しては、

 今でも★★★★くらい面白かったわ。

●13F

スレッズで、仮想現実の話を使った映画ある?と訊いてる人がいて、おもむろに提案。自分でも見直したくなって見返した。

 やっぱ面白い!

そして、キャストがイイ!

誰も知らないのに、メインの4人全員が非常に魅力的。

・主人公 かっこいい!

・ヒロイン カワイイ!

・じーさん いかにも!

・ヒール めちゃ悪そう!

絵に描いたようなキャスティング。特にヒロインのブロンドが特に魅力的で、今ってあんまりここまでドストレートな金髪をキャスティングすることって無いよなぁって思ったり。

仮想現実モノであることは序盤に明かされるのでさほど大きな問題、ネタバレではない。見てる人が「先読みが得意な人」「つい先読みしてしまう人」だと、結末までサラッと読まれてしまうかも知れないけど、

 僕はあんまそう言うの得意じゃないので、

結果として満額楽しめた。てか前回見たのはいつだったんだろ。確かに断片的には覚えてたけど、話自体はホント気持ちよく忘れてたわ。

かなり集中してないと状況を見失いやすい側面もある。だから結果スマホを触ることもなかったし、シミジミと、

 ヒロインがかわいい映画はイイ!

と思った。てか、世間では「ガタカ」の評価がスゲェ高いけど、あれはイーサン・ホークの名前で注目度が上がった気がする。

 スゲェ面白い映画だったけど、こちらも負けてない。

ちなみに、ガタカのクリス評価と、前回の13Fのクリス評価は、同じ7点だった。

 今見ても13Fは★★★☆(7点)あったわ。

ちなみに最初に見たのが2005年。次が2016年。そして2025年に見たわけだけど、前回も今回も同じくらいスッキリ忘れていて、

 同じくらい「面白かった記憶」だけが残ってた笑。

ただ、前回と決定的に違うのは、

・・・スゲェネタバレなので興味が沸いた人は是非!ちなみに現在はアマプラのレンタル440円で見れますが、ネトフリ、UNEXT、Hulu、ディズニープラスにはありません。

ネタバレ書くので、見たことがない人は読まないように。

面白いから!

O澤氏も読まないように!

・・

 劇中で2024年が登場すること。

つまり、「もう過去」になった「未来」が登場する。その違和感は、鉄腕アトムとかマトリックスとかにも通じるのかも知れないけど、

 やっぱ変な感じ。

でも楽しい。

この映画が作られたのは、1998年頃。25年後ってのは、スタッフや監督もまだ生きているであろう年数で、

 自分たちが見ることが出来るかも知れない未来

を思い描きながら撮ったって考えると、それもそれで楽しいなって思うのだ。

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2025年2月21日 (金)

キャプテンアメリカ:ブレイブニューワールド

CMが面白そうだったので、初日に行ってきたけど、

 ぶっちゃけつまらなかった。

何というか、見ていて「タルい」。思えばマーベルの映画は、「タルいのはタルい」わけで、自分に合わないのもそりゃあるよな、と。

書くことが少ないのでそこにもう少し触れる。これは同意を求める話ではなく、「そう言う趣味の人も居る」という話。

●好きなアメコミヒーロー映画

・アクアマン1
・アイアンマン1~3
・バットマンダークナイトライジング
・スーパーマン※リーブのヤツ
・アメイジングスパイダーマン
・ウルヴァリンゼロ
・マイティソー
・ドクターストレンジ
・アベンジャーズ1
・キャプテンアメリカ1と2
・ハルク
・X-MEN2
・フラッシュ
・ヘルボーイ

●嫌いな(もしくはあんま面白くなかった)アメコミヒーロー映画

・アクアマン2
・ダークナイト
・スーパーマン※カヴィルのやつ
・アメイジング以外のスパイダーマン。特にサム・ライミの3作は嫌い
・ブラックパンサー
・ウルヴァリンサムライ
・デッドプール
・ガーディアンズオブギャラクシー
・マイティソー2と3
・アベンジャーズ1と2
・アントマン
・ヘルボーイ2

一応ネットで調べながらタイトル探してたけど、当然他にも見ている。プリンスのバットマンは好きだったと思うけど、ほぼ記憶にない。ともかく、

 今作は嫌いな方にカテゴライズされた。

理由はもちろんいろいろある。でもネタバレを含むので、

 あんま興味ない人以外はスルー推奨。

見に行く人は見に行って下さい。

以下「×」は良くなかった点。「○」は良かった点。

×タイトルがカタカナ

確かに僕が見たのは吹き替えだったけど、これをカタカナにするなら、スタッフロールとかもカタカナにしろよと思ったし、劇中の文字とかも全部日本語にしろよ、と。最初にカタカナで1コマ足して、あとは劇中は普通に英語でいいだろ、と。誰だよコレやろうって言ったヤツ。

○スタッフロールのあとに映像があります

最初に教えてくれるのはメチャ親切だけど、マーベルは大概ある。てかそもそも、

 スタッフロールの後に映像はありませN

という説明と、それに即して「終わらせる」選択肢はなかったのか、とは思うけど。

×アンソニー・マッキーの声が軽すぎない?

僕の好みかも知れないし、前作までのファルコンと同じなのかも知れないけど、結構違和感があった。最後の方はあんま抵抗なくなってたけど、

 慣れたと言うよりセリフが減ったからかも

×格闘シーンがしょぼい

確かにファルコンキャップは「強化人間じゃない」。だから、そこまでとんでもない戦闘や能力は発揮できない。だから今作では、2体の戦闘サポート用の飛行ドローンや、ワガンダ製の強力な防御性能を誇る装備で、「弱さを埋め合わせている」のだけど、

 それにつけてもかっこわるい。

何つか、アンソニー・マッキー、ファルコンの良さは、そもそもスティーブキャップの引き立て役としての良さだったのかも、と思わずには居られなかった。

彼に合わせて相手もそんなに強くないし、戦闘シーンだけがアメコミ映画の魅力だとは言わないけど、

 とにもかくにも鮮度がない!

これが致命的につまらなかった。

×アンタ誰?

最初からガッツリ絡む脇役に、「どうやらファルコンがお世話になったであろうスーパーヒーロー」が出てくるのだけど、

 彼が誰なのか全くわからない。

僕は前作「ファルコン」を見てないので、そこで出てきた人なのかなぁと思いつつ、今作は「ブレイブニューワールド」というタイトルだから、てっきりいろいろリセットして最初からやってくれるかと期待したのに。

 最初からわからず、最後までわからなかったわ。

○相方がイイ感じ

見たこと無い俳優だったけど、絶妙に優しくて、今作で一番ハートに刺さるセリフもあった。

 もちろん忘れたけど。
※ベッドの中で言うセリフ

でも、最近の映画は「いつ誰が裏切るかわからない」ので、結構な時間「こいつ悪いやつ?ねぇ悪いヤツなの?」という疑念と共に見てたわ。

彼も前作に出た人なんだろうな~。

×ハリソンがあまりかっこよくない役

何とも無念。まぁ脚本上しょうがないのだけど、かっこいいところはほぼ無かった。

今回彼がヴィランとしてキャップと対立するのだけど、

 せっかくの変身なのに、全然驚かなかった。

事前に知っていたわけじゃなかったのだけど、それでも驚かないとは、、、。

×ホントに悪いヤツが

誰かわからなかった。メイクもあろうだろうけど、、、てか、何で死刑にならないのかわからない時って結構あるよな。アメリカは死刑がないんだっけ?

 続編でも使うつもりなんだっけ?

・・・

総じてつまらなかった。クリス評価は★くらいかな~。見に行く必要は全くないと思う。よほどマーベル映画が好きな人ならって感じ。まぁ、

 ラスボス戦が無かったヴェノム3よりは、スッキリ終わるけど。

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実はこれを見る前にネットフリックスで同じくアンソニー・マッキーの別の作品を見ている。感想が短い&最近ネタが貯まり気味なので、そちらも併記する。

あまりにありきたりなタイトルだけど、

 アンソニー・マッキー主演のサスペンスアクション

となれば、話は別。というか主人公は別に居たのだけど。

ネットフリックス専売だったかも覚えてないけど、近未来、ロボット兵器が戦争に常用される世界で、破棄されたはずの核ミサイルの発射基地、発射コードを巡って、

 実はAIの人造人間のリオ大尉(アンソニーマッキー)と、ドローン操縦のスペシャリストで、「2人を犠牲にして38人を助ける」という決断を「命令無視」でやってしまった主人公ハープ中尉の話。

ドローンの映像で、敵がこちらを攻撃するための手段があることを確認しつつ、命令は「2人を犠牲にせず全員生還させる」。しかし、彼は引き金を引き、ミサイルが味方2人を含め敵をせん滅する。38人の命を救ったことより、2人の命を犠牲にしたことを責められ、

結果彼は命令無視で左遷されることになる。

 ああ見てから時間が経ってしまってるから、記憶が曖昧だ。ごめんなさい。

戦争物の温度が凄く高く、正直あんま好みじゃないかなぁって感じだったけど、ロボット兵の動きは「第9地区」のソレのようにリアルで、ある意味、

 アシモの動きを見てるよう

また、リオ大尉のCGを使った「ボディ」の演出や、彼(アンソニーマッキー)の魅力がしっかり出ていて、

 彼が好きなら見て損することもない。

というか、今日(2/14)から、まさに彼の「キャプテンアメリカ」が公開予定で、

 これを書き終えたら劇場に行く予定!

つまり、とても旬な映画だった。
※つってもこの書き込みはキャップより後になると思うけど

序盤は、ハープ中尉の心理描写や、人間性はある、でも言い換えれば自分勝手なキャラがハナに付く。ただ、中盤以降、状況が変わっていき、

 どんどんSF色が強くなっていく。そしてそれが居心地が良い。

食い入るように、というほどではないけど、彼の判断や行動に違和感が無くなり、リオとハープの価値観、

 大勢を救うためには、少しの犠牲は仕方ない、、、のか否か、

を、これでもかと見せつけてくれる。そしてそれが心地よい。

クリス評価は★★☆と、合格まで一歩届かない感じだったけど、
※序盤がどんよりし過ぎ

映画的には悪くないと思った。てか、タイトルの「デンジャーゾーン」って、

 トップガンかよっ!

って思っちゃうよな。原題は全然違ってたと思うけど。

アンソニー・マッキーが好きで、サスペンスSFアクションというジャンルが好きで、黒人俳優をかっこいいと思える人なら、

 見て損したとは思わないと思う。

暗いのは序盤だけ、、ってこともないけど。

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2025年2月 3日 (月)

TWISTERS

検索用で念のため「ツイスターズ」「TWISTERS」。

エルデンリングが「難しくなった」ので、一旦DVDでも借りてくるかと借りてきた。他にはイコライザー3とかシンウルトラマンとか。見るにしても感想はいつになるかはわからない。

公開当時伊集院がラジオで「アトラクションムービー」的なほめ方をしていたので、ぶっちゃけ前作はあんま好きじゃなかったけど、借りてきた。当時もよっぽど映画館に行こうと思ったけど、公開スクリーンが小さくて断念。

 小さいスクリーンで映画を見るのは、「それしか絶対的に選択肢がないもので、どうしても見たい場合」。ルックバックとかも揺れたけど、あっちは「どうしてもでもなかった」感じ。

前作同様、たつまきに真正面から向き合うチーム。今回は、お金儲けではなく、たつまきを分析、研究して、何とか抑え込む、

 劇中では「手なずける」と表現してた。

感想は割とシンプル。

・マイナスの溜めがスゲェあるので、そこはスマホいじってた。飛ばしても良かった。まぁ調子に乗ればしっぺ返しを食らうのは当然だ

・主演の女の子が、

 アン・ハサウェイを若くしたかのような超美人!

ビックリするくらい美人で、タンクトップが非常に良い。この映画の魅力の3割くらいは、彼女の撮れ高によるものと言っても過言じゃない。

序盤で、ライバルチームとして出てきた「グラサンカウボーイ」。見た瞬間に、グラサンで顔が見えて無くても、

 こいつは絶対知ってるヤツな気がする!!!

と思いワクワクする。日本の映画なら、声である程度は類推出来るけど、洋画で、それも吹き替えで見ていたので、そこからの情報量は乏しい。まぁ以前見た作品と同じ声優が使われるケースはあるけども。

そして、その正体が明かされる。

 ま、さ、か!!

 まさかの、

 ハングマン!!!グレン・パウエル!!!

これは驚いた。てか、ハングマンが悪役とは、、スゲェ配置だなぁと思って見てたら、、、

 まぁその辺りはネタバレか。

てかこの書き方が既にネタバレなのだけど、結構前の映画だし、

 そう大した内容でもないので、許して欲しい。

てか、ヒロインと助演イケメンで撮れ高が高すぎる!!逆に言えば、

 そこ意外は、VFXがまあまあ良くて、でも話はクソつまんねぇ

そんな映画だった。結局のところ視聴者(僕限定)は派手なたつまきシーンが見たいわけで、あとはそれをどう繋ぐか、無理が無く、嫌味が無く、見ていてしっくり楽しめるか。

 そこにこの美男美女の配置。それはもう納得するしかない。

正直中盤の歌詞付きBGMが、どことなしかトップガンぽかったというか、「しゃらくささを感じた」とか、

 エンディング(前半)がかなり絶妙で良かったとか、

地味な感想はいくつかあるけど、とにもかくにも、

 キャストの良さが全てだったかも

って映画だったよ。

クリス評価は★★★。

返す前にもう一回美味しいところだけ見ようかな。てか、アン・ハサウェイのそっくりさんとかでも通りそうだけど、この子(名前は知らない)はこの子で十分今後も食っていけるくらい良かったな~。

・・・調べたら、デイジー・エドガー・ジョーンズという今26歳の女優だった。他にはザリガニの鳴くところに出てたらしい。

正直アンに似すぎてるのけ、まんま後釜には難しいかとも思うけど、
※アンより背も低そうだし

 魅力を引き出す映画があれば、ぜひ見たいと思うくらいは魅力的だったな!

ハングマンともども、何回も「かわいいし!」「かっこいいかよ!」って見ながら言っちゃったわ!

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2025年1月31日 (金)

イコライザーファイナル

原題は「EQUALIZER3」。ウィキぺで見ると「イコライザー THE FINAL」で出てくる。

まずは、

 面白かった!!

こういうのを「掛け値無し」というのかも。「2」は正直「1」よりやや落ちるかなぁと思ってたけど、ジェイソン・クラークとイイ感じにやりあって、悪くなかった。

3は、どこら辺が「ファイナル」なのかあんまよくわからないけど、
※続きは別に作れるでしょって感じ。ボンドみたいに死んだわけでもないし

 監督の名前を調べたくなるくらいよかった。

アントワーン・フークア。全然聞いたことない。でも調べたら、

・ザ・シューター極大射程
・エンドオブホワイトハウス
・イコライザー&同2
・マグニフィセントセブン

と、なかなかに見てた。直近だと「マイケル」という作品が2025年公開らしい。ネットフリックス専売で「ギルティ」というジェイク・ギレンホール主演の映画も撮っている。

 見たくなる。

監督の個性、監督の良さというのが、果たしてどこにあるのかは、見ている人によって全然違う。絵作りが上手いと言えば新海誠監督かも知れないし、VFXは山崎貴監督かも知れない。徹底的なこだわりは庵野監督の個性だ。

 別に日本の監督に限定するつもりはなかったけど。

JJエイブラムスなんかは、エンタメ性の高さだったり、、、まぁスピルバーグの個性は、「優等生っぽさ」みたいな感じで、一言では言い表せないけど。

ともかく、本作はとてもとても僕好みの映画だった。特に、

 カットの切り替わりがベスト

「これ以上長かったら冗長だろ」ってシーンがなく、逆に、ひとつの絵の中で、

 「ここを見てここを見ると、ちょうど情報が把握出来て、理解が追いつく」

という手触り?がとてもしっくり。ひとつひとつのカットに命が宿ってる。これは本当にそう。

あと、ありきたりなサスペンスを「そう見せない」のも凄く上手かった。主人公マッコールは、特筆した身体能力と知識、分析力、様々な面である意味スーパーマン。でも、そのスーパーマンを「スーパーに見せる」のに必要な所作、シーン作りと、「スーパーなはずなのにスーパーに見えない」絵作りは、当然真逆にある。

 銃を乱射するのが好きじゃないのはまさにそのためで、今回悪役がサブマシンガンをぶっ放すシーンがあるのだけど、

 これぞ悪役だわ!

ってスゲェ思った。

人を殺すシーン、殺さないシーン、どちらも、

 「もしもマッコールだったら」

が完全に監督やカメラマン、そして声優大塚明夫とコンセンサスが取れていて、違和感は全く無い。

 安心して映画を楽しむことができたし、期待を裏切らない展開に惚れ惚れした。

正直意外性という面でドラマティックな展開、奇想天外などんでん返しみたいなものは無かったかも知れないけど、

 必ずしもそれが面白い映画に必須なわけもない。

洗練されたコンテ、高品質で無駄のない脚本、監督の意志疎通が取れているカメラワークに、

 安定感しかないデンゼル。

クリス評価は★★★★と、派手ではないけどしっかり傑作。

 非常にとっても面白かった!

デンゼル好きには超オススメ。なんならセガール好きでも大丈夫。てかセガールはデブになったのが最大のミスだよな。ずっとかっこいいままでいてくれたら良かったのに。

・・・

今回のヒロインは、CIA捜査官のダコタ・ファニング。

 ダコタ・ファニングかな?と思ったらダコタ・ファニングだった。

「宇宙戦争」の子役だった彼女も、もう30歳。ちなみに、デンゼルとは19年前「マイ・ボディガード」で共演している。

 19年前って11歳だよ?

二重に凄い。19年ぶりに会ったダコタにデンゼルは驚いただろうし、

 19年経っても同じような役をやってるデンゼルに、ダコタも驚いただろう。

・・・

いつも出ている時計は今回もチラっと。いつもの脅し文句もしっかりあって、悪いやつはとことん悪く、いい人はとことん善人。悪そうに見えて実は善人、その逆もない安心感。

マッコールは凹んだりふさぎ込んだり、精神的に鬱になったりが似合わない男なので、本作には全くマイナスの溜めは存在しない。あるのは、

 「早く悪い奴らをやっつけて!」

という「普通の溜め」だけだ。そしてそれは、

 サクッと気持ち良く叶えて貰える。

舞台となるナポリの風景もとてもキレイだし、ある種ゲーム内で散見されるようなシーンの「見本になった場所」なのかもとすら思った。
※特に酒場とか

いやはや、、、

 本当に面白かったわ!!
※何度もも言いたくなるやつ!

今からイイトコだけもっかい見るかな!

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2025年1月 5日 (日)

SASUKE2024

まだセカンドの途中なのだけど、今年は特にファーストの攻略に関して思うことがあったので、

 ニーズが一切無い、むしろマイナスだったとしても書く。

なぜなら僕が書きたいから。どんだけウザかろうと。なのでスルー推奨。

今年は、山葵がスタミナ不足で壁を登れなかったり、岩本がドラゴングライダーで落ちたり、オールスターズで白鳥文平が久々登場したり、塚田がケガ?で欠場したり、、、

 まぁそれなりにそれなりだった。

シルクスライダーに変わる新エリアは、

 ボタンを押してから一呼吸置いて走り出す人(愚か者)以外は、概ね「クリアしやすい障害」になってる感じ。

 もちろん僕には無理だけど、それは今回これ以降は触れない。

見ていると、あのせり出した赤い棒の表面は割と柔らかいみたいで、

 握力が強ければ、表層を握るだけで落ちない感じ

あまりカメラに捉えられてなかったけど、片手で掴んでた人は「握ってもいた」のかな、と。

本数が増えたフィッシュボーンも、横で見ている限り難度そのものが上がった感じはせず、マイナーチェンジという感じ。回転するダイヤも、前回から変わらず、「鋭角が上に来たとき」に走り始める、

 そして、一つ目の床が「下り坂の間に走り始める」ことで、二つ目の床をスムーズに攻略出来る

と思った。一つ目が水平もしくは上り坂になってから走り始めると、

 ハッキリ言って落ちる。

フィッシュボーンの「上!」とかのアドバイスより、ダイヤの「今!」ってアドバイスをしてやれよ、って思ったわ。てか、クリアした常連組は、

 みんなそう言うのやってる。

てか、「何度もやってる」ことが凄く強い武器になるのは当たり前なのだけど、それと同じくらい重要なのは、

 やる前にしっかり攻略計画を立てること!そしてその練習を積むこと!

間違いない。特に最初のクアッドステップスからのローリングで落ちるケース。よく「つま先を突き刺すように」と言われているし、成功者はすべからくそうやっているのだけど、

 つま先を突き刺すような着地の練習をしてきてなければ、その攻略法は机上の空論でしかない。

特に無名のSASUKEファイターがそこで落ちたりするのを見ると、「つま先からってわかってたんですけどね」ときっと言うはず。でも出来てないのは、

 そう言う練習をしてないからなんだろうな、と。

てか芸人枠とかがウザいし要らないのは、そう言う事前準備を「してこない」「するヒマがないくらい忙しい」から。SASUKEって、芸能人に支えられてるわけじゃ断じてないからな。

僕はガチめのファンだけど、カメラがほぼほぼ日置を追いかけていることからも「需要」がしっかり把握されているのがわかる。だからオールスターズとか、黒虎枠が3人になったりとか、海外勢枠が増えたりとかする。

 だったらせめてオリンピック選手とかのスポーツ枠をもっと増やせばいいのにと思ったり。

もっとも、そうした「SASUKE濃度」の濃い人達が、そもそもそれほど居ないのかも知れないんだけどさ。

今年は霜降りが出なくてホント良かったわ。せいやも粗品も結構好きだけど、SASUKEに出るキャラじゃない。いい加減、

 オリンピックに何の準備もしない芸能人が出て来る感覚

だと気付けよ運営。せめて芸人でも、あんまメジャーじゃなくても、SASUKEが本気で好きな人とかにしてくれ~と、

 壁に向かって叫ぶわ。

閑話休題。

一番に言いたかったのはそこじゃない。

●ドラゴングライダーの攻略について

今回見ていて、一番スマートにクリアしたのは川口朋広だった。最初の握りから、下りのスムーズさ、そしてジャンプポイントのなめらかさなど、「これが見本で完璧」と言わんばかりのプレイだったのだけど、

 あれは実は見本にしちゃダメ!

というか、ドラゴングライダーのポイントは、

・トランポリンをしっかり真ん中で踏み込む

・順手逆手で一つ目のバーを握る

・遅すぎず早すぎないタイミングでジャンプする

・2本目は順手順手でもOK

こんな感じだったと思うのだけど、今回見ていてダルビッシュがトランポリンの踏み込みをミスったのは、

 助走距離を練習に取り入れてないからか。

トランポリンの前には、一段15cmほどの段差がある。当然その段差ギリから「ほとんどの人」がダッシュを始めるわけだけど、それとトランポリンまでの距離は、ずっと変わってない。

 ならば、ダッシュから踏み込みまで、何歩なのか、目を瞑っても出来るような練習をした方が、踏み込みのミスは減らせるはず。

また、順逆で握った後、バーが傾かないようにしっかり力加減を気を付けるのはみんなやってた。一番重要なのは、

 ジャンプポイントのベストなタイミングは、「スムーズなところではない」ということ。

川口のジャンプはメチャスムーズだったのだけど、あれは、一瞬でも遅れたら、岩本のように「手が離れずに落ちる」ことに直結する「紙一重」のタイミングなのだ。

 例えば、成功するタイミングが1、2、3、4、5、6、7、8、9の中の5、6、7だったとしたら、川口は7のタイミングで「結果スムーズ」だったに過ぎない。すぐ隣の「8」のタイミングでは、岩本のように指が離れずに落ちてしまう。

 バーがストッパーに当たり、重心が前方に移動し始めるタイミングを5とするなら、そのタイミングだとかなり早く次のバーを掴まないと落ちる。

でも、ストッパーに当たる前に手を話すのは、「重心が一切前方に移動してない」ので、確実に落ちる。

 ストッパーに当たってから、重心がどの程度移動したタイミングで手を離すのが正解なのか。

 そこがドラゴングライダーのキモだと思った。

もちろんこれはただのファン目線で、やってる人たちの本当のところはわからない。でも、「スムーズなのは見本じゃないのでは」とスゲェ思ったので、どうしても書きたくなってしまった。

 もちろん「老害ウザ」と罵られてもしょうがないとは思うんだけどさ。

てか、上手い人達は、2つ目のバーの時の「足」がみんな前の方に向いてた。あれも、一つ目から二つ目への重心移動の速さの成せる結果で、

 一つ目から二つ目に移る前に下準備されている気がした。
※ストッパーに当たった瞬間に全力で重心を前に移動させる感じ?

ただ漫然と「ブラーンと」下半身を振っているだけだと、ジャンプが安定しないってことなんだろうな、と。

 見本にするのは、そうした「持ち手以外のところ」なんじゃないのかなぁ。

てか今回京大どこで落ちたんだっけ?

・・・

SASUKEは、肉体的身体的なポテンシャルが「凄く重要」ではあるけど、ファーストステージを見ている限り、重たいコンテナ以外は、実はそんなに筋肉や運動能力が問われる障害は無いと思う。だからこそあそこだけ女性は軽量になるのだし、背が決して高くない常連組だってクリア出来る。

むしろファーストで重要なのは、攻略に関する知識と、どん欲な勝利へのイメージ、そして、それを実行出来る冷静さと、最低限の身体能力。もっかい言うけど、

 コンテナがたぶん一番「肉体的にはキツい」と思う。

だから山葵とか落ちちゃったし、日置が坂道ダッシュとかの練習をしてるんだと思う。

 下半身が疲弊した状態で反りたつ壁をやらないとほとんど意味が無い

知識とイメージ、そして冷静さと経験があれば、あとは肉体的には常連組(オールスターズのロートルは別として)は、みんなファーストがクリア出来るだけの力は絶対あると思う。いつも岩本が「呼吸!」と叫ぶけど、それは冷静さを失うことが一番「良くない」と考えているから。でも実際はそれと同じくらい、「成功のイメージ」を、事前に学習した内容に沿って実行出来るかどうか。

 ダイヤの攻略とかまさにソレだもの。

まぁ門外漢はあの場で、「あの距離をジャンプする実際の映像」を見たことがないから、「下りで走り出す」ことの恐怖がわからないんだとも思うけどさ。

でもシンプルに、登りを走るより下りを走る方が、重力加速度的な意味でも速く走れそうなわけだし、

 みんなもっと下りで走り始めればいいのに!

とは凄く思うなぁ。てか最速マン梶原ハヤテとかは、知識とイメージと冷静さと経験と身体能力の5つの項目全てが満点に近い五角形だから、あのタイムでクリア出来るんだよな。みんな身体能力にだけ目が行きがちだけど、ヤツの本当の凄さは別にあると思う。

逆に、デビュー当時から決して秀でた身体能力があるとは思われてなかった森本が、今日これほどまでに安定して、「完全制覇に最も近い男」の地位を確立しているのは、決して身体能力だけがSASUKEで問われてるわけじゃないってことの、文字通り「体現」だと思う。みんなもっと森本の凄さをマネした方がいいと思うけど、、、

 意外とファーストの森本は端折られてあまりテレビに映らなかったりするんだよな。

まぁUNEXTでは全員見ることが出来ると思うけど。

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2024年12月17日 (火)

ダムゼル 運命を拓きし者

ネットフリックス専売の映画。主演はビリー・ボビー・ブラウン。ストレンジャーシングスの女の子だけど、

 既に大物の風格。

いきなり余談だけど、女優として「確固たる地位」を確率した人、あんま昔の人はわからないけど、最近だと、、、

・アンジェリーナ・ジョリー
・シャーリーズ・セロン
・ガル・ガドット

あとは、、、ナタリー・ポートマンとか、ケイト・ベッキンセールとか。ちょっと前だとニコール・キッドマンとか。

 そんな多くない。

そんな中で、ガル・ガドットほどではないにしても、「来てるな」というのが、このビリー。ちなみに婚約者はボンジョビの息子。まだ20歳とかなのに凄い。

キャプションを見ると、ドラゴンに生贄にされそうになった女の子が、、

 どうなる!?

みたいな話。一応ダークファンタジーと銘打っているけど、実際見た感じだとそんなダークな感じはなく、「ハイファンタジー」って感じで、例えば指輪物語やウィローが好きな人なら、結構わかりやすく刺さるかも、みたいな。

ただ、細かなところがとても「良い意味でエンタメ」していて、

 見終わった後の満足感が相当高かった。

クリス評価は★★★☆。へたしたらもう1点加えてもいいかもってくらいで、映画館で見れてたら、それはもうニマニマしながら劇場を後にしただろうな、ってくらい。

完全にネタバレを抜いた感想を書くのは難しいけど、とりあえず今作の一番の欠点は、

 意味がわからないタイトル。

見終わった後でも、何が「ダムゼル」だったのかわからない。ちなみにヒロインの名前は、「エロディ」。エロが入ってるので僕でも覚えることが出来た。

大まかに言えば、政略結婚で大きな国に嫁入りに行くことになったヒロインが、実は生贄で、、、みたいな話。ネタバレではあるけど、ネトフリキャプションにも書かれてるレベルのことなので。

で、これが凄く重要なのだけど、

 予告は絶対見ちゃダメ!

ネタバレが過ぎるというか、美味しいシーンをこれでもかと見せてくる。というか、ネットフリックスに限らず、動画配信サービスにおける予告というものは、

 すべからく「見る前に見てはダメ」。

映画館での予告は、数ヶ月先のものを出すのが通例。なので、見るまでに結構なレベルで「忘れ去っている」。何となく面白かったという漠然とした記憶だけで、見に行くので、特に問題はない。
※そう言う意味では、今から始まる映画の予告を直前に流す「愚者」にも勘弁して欲しいと思う。あれ、最近はなくなったけど、最初やり始めたヤツはマジで南極左遷でいいわ

とにかく、予告を見ずに、ビリーが嫌いじゃなく、ドラゴンとかのハイファンタジーに抵抗が無く、

 アクションアドベンチャーが好きなら、

相当楽しめる。そう、今作は、

 実は相当な濃度のアクションアドベンチャー。

別に剣劇やカーチェイスだけがアクションじゃない。というか、

 ドラゴンを出し惜しみしてないことがまず絶賛ポイント。

大きさ、デザイン、役割、その全てに「しっくりできる」。ドラゴン好きが見る作品として、「外せない」クオリティと呼んで良い。オーソドックスにして既視感がない、「結構なお点前」だ。

てか、個人的に、あくまで僕の個人的な感想、好みとして、

 タイトルは「ドラゴンズプリンセス」で良かったんじゃないかと思う。

せめて邦題はそれで良かったんじゃないかと。「運命を拓きし者」ってのも、正直「しゃらくさい」。もっとアクション寄り、ベタな「生か死か」みたいな、「軽さ」が欲しいと思った。

 内容は結構軽いので。

てか、こういう映画に限らず、失速したらすぐ飛ばしたくなる僕なのだけど、今作は絶妙な構成で、一度も飛ばさずに最後まで見ることが出来た。ファンタジーと言えば、テンポが悪い状況説明にかなり尺が取られて、「もう飛ばしたいわ」ってなるのが普通なのに、今作はその辺かなり上手く作られていて、

 しっかり見せ場に尺が取ってあるのがとても良い。

それこそ、グーニーズとかパイレーツオブカリビアンのような居心地の良さがあった。
※ちょっと言い過ぎかも

強いて言えば、、

 そこまでビリーは美人じゃない。

ストレンジャーシングスの頃と比べると、残念ながら失速してると言わざるを得ない。最初から完成されていたガル・ガドットとは違う。

ただ、ルックスは微妙でも演技やオーラ、アクションの所作は大変素晴らしく、見ていて違和感は全くない。これらは全部スタントがやってんのかなぁって思うほどだ。
※真偽のほどはわからないけど

中盤どういう結末になるか、ソワソワワクワクする感じ、そしてそれが、

 全く裏切られない感じ!

そこを大きく評価したい!いやいやホント!ヒールとして出てきたロビン・ライトも良かったし、

 相当面白かった!!

ネタバレを少々・・・

見てから読むように!

見る予定がないなら読んでもよし。

前述した僕の妄想タイトル「ドラゴンズプリンセス」は、直訳すると「ドラゴンの姫」となり、ニュアンスとして、

 ドラゴンに捧げられる姫

という意味に取れる。なので、見始めてすぐ「合点が行く」と思うのだけど、最後まで見ると、

 ドラゴンにとっての姫

つまり、字面そのままの意味として、「しっくり来る」と思う。それこそ、良くある異世界モノファンタジーで、ドラゴンを手なずける主人公のような、

 ソレ!めちゃ期待してたやつ!

みたいなニヤニヤに溢れた(^^。

てか、「ドラゴンズプリンセス」は、版権がどこかに抑えられていそうではあるけどさ。

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2024年12月13日 (金)

メタモルフォーゼの縁側

何となく映画が見たくなり、ネトフリ物色中に目に止まった、

 芦田愛菜と宮本信子

BLを通じて知り合った二人の話、、、とまことに、

 男子には不向きな題材だったのだけど、、、

 結構良かった。

公開が2022年6月と言う事は、撮影は2021年の夏から秋くらい?今から3年前ということは、

 今20歳の愛菜ちゃんが17歳の頃

まさに「高校生が高校生の役を演じる」タイミングだったのだけど、

 これが、まことに、、、

 高校生の芦田愛菜!って感じで、やっぱスゲェなぁと。

めちゃ小さい頃の彼女は、確かにとんでもないオーラを放っていたし、誰に何と言われようと「かわいいの代名詞」と言っていいほどかわいかった。

今は「博士ちゃん」で割と見ることが出来るけど、結構大人になっていて、それでいて「芦田愛菜のイノセントなオーラ」は変わってない。てかこの子は、

 ちゃんと役者なんだなぁと改めて思った。

宮本信子と言えば、僕の中の記憶はひとつしかない。パートさんと後学のために見に行った「スーパーの女」、つまり、故伊丹十三の奥さんであり、主演女優。演技が上手い下手という尺度では見ていなかったが、「ちゃんとしてる」感じが凄くした。

 その二人がBL?

劇中では、結構な頻度でそのマンガ
※架空のマンガなのか実在するものなのかはわからないが、しっかり表紙や装丁まで整えた「実物」が登場する
のシーンが出て来て、

 当然のように男同士の絡みもある。

ただ、いわゆるエロいシーンはなく、せいぜいキスまで。なので、

 それを期待して見ると裏切られるかも知れない。

まぁ男性でもギリ見られるレベルとも言えるけど。

あらすじとしては割とシンプルで、

本屋でバイトする高校二年生の女の子、そこにたまたま表紙のかわいらしさで、旦那さんに先立たれたおばあさんが、BL本を手に取る。続刊を探したりする流れから、二人は仲の良い「年の離れた友達」になり、ゆくゆくは、同人誌を出す話にまで発展するのだけど、、、

みたいな。

フィクションらしい「ファンタジックな側面※ご都合主義とも言う」もありつつ、幼なじみの男友達が、美人で長身の彼女に振られるサイドストーリーもありで、

 一本の映画として、そこそこ整っている。

もっとも、マイナスの溜めが大嫌いな僕としては、あまりにも彼女(愛菜ちゃん)が、稚拙なスキルのまま同人誌を作り、販売する決断をする展開は、

 痛くて数カ所飛ばしてしまった。

実際はちゃんと「痛さ」も含めて、綺麗な着地をしていたのだけど。

クリス評価は★★☆。合格ラインには届かなかったものの、前述の一部を除いて、かなり「ほんわか」した雰囲気で展開する物語は居心地が良く、見ていて、

 さすがは芦田愛菜×宮本信子だなぁ

と感心しきりだった。

誤解を恐れずに言えば、「海街ダイアリー」にも似た感じがあったと思う。

個人的に良かった点としては、エンディング曲をこの二人がデュエットしていたこと。「まるまるもりもり」を除けば、愛菜ちゃんが歌手としてメジャータイトルを歌った記憶はないし、宮本信子も同様。あくまで、

 劇中歌の延長として、二人がデュエットしている

のだけど、その雰囲気や、一度離れた二人が、この曲の収録のためにまた出会い、和気藹々と話をしているのを想像したら、

 それはそれで「いいな」と思ってしまうのだ。

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2024年12月 6日 (金)

CODE8

コードエイト、コード8、CODE8。検索用に書いておく。

ネットフリックス専売のSF。キャプションには「第9地区の世界観でX-MENをやった」みたいなことが書かれてたので、ちょっと面白そうと思って見始めた。

そのキャプションは、

 間違ってはいない。が、随分誇張してはいる。

X-MENの派手さもなく、第9地区の美しさもない。第9地区は、メカデザインや、エイリアンデザイン、世界観の設定が美しかったのが魅力だったのに、

 表面だけ似せたかのよう。

主人公は知らないイケメンだったけど、脇には既視感のあるイケメン。しばらく見てたら、

 アローの主人公か?

BINGOだった。

超能力者が住みにくい世の中で、病気の母親を持つ主人公が、悪い仕事に手を染めたり染めなかったりする話。

超能力者の存在は、世界の中で当たり前になっていて、全人口の1割だったかな?が、該当する。

超能力者にはカテゴリーとランクがあり、電気が使えるならエレクトリック、回復ならヒーラーみたいな。

ちなみにタイトルのコード8は、超能力を使った犯罪が発生したときの警察の呼称。特に深い意味はなさそう。

・・・

見始めた理由は、最初に見つけたのが、

 パート2だったから。

僕は海外ドラマはよっぽどのことがない限り見ないのだけど、映画は結構見る。続編が作られたということは、それなりに数字を取ったと言うことだろうし、過度な期待はしないまでも、第9地区もX-MENも好きなので、そこまで大きく裏切られることもないだろうと、パート1の方を見始めた。

一番の感想は、

 とにかく地味!

超能力を使うにしても、目立った使い方をすると捕まってしまう世界観だし、警察側に居るロボットやドローンも、正直特筆するほど強くない。というか、

 全く強くないどころか、普通の人間と比べて、「ロボットであるだけ」。

無個性にもほどがある。機械的な動き方をするでもなく、ただ顔がロボットのかぶり物をしてるだけみたい。

飛行ドローンから降下して着地する瞬間だけ、「ちょっといい」と思ったけど、その飛行ドローンも、

 人間大のロボット2体が収納されている、結構大きなものなのに、普段見慣れている4つローターがあるタイプなので、全然特別感がなく、

 え?あれから2体もこのロボット兵が降りるの?

って感じ。

何より驚いたのは、

 展開が地味過ぎて、映画がスゲェ長く感じたこと。

2時間半か、下手したら3時間くらいあったんじゃないかと思ったら、

 まさかの1時間38分!!

これが一番驚いた。時間が流れるのが凄く遅く感じるほど地味なのだけど、そこまで飛ばしたいところは多くなかった。

 面白くないけど、つい惰性で見てしまう感じ

は、まさに海外ドラマのソレ。見ていて、「これって映画だったよな?」と自問自答してしまうほど海外ドラマ然としていて、

 それが好きな人には刺さるかも。

嫌なヤツというほど嫌なヤツは居なくて、悪いヤツが居るだけ。もちろん死ぬ。

最後、多少ドキドキしたけど、
※ヒーラーの女の子関連の設定で

 まぁ悪くない着地だったと思う。

クリス評価は、★☆。眠くならなかったのが不思議なくらい地味な映画だったなぁ。

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