映画・テレビ

2020年3月21日 (土)

キュア~禁断の隔離病棟~

暇な休日久々にネットフリックスで映画を探す。条件的には、

 コロナウイルス的なヤツ。

不謹慎と捉えられるか、勉強熱心と捉えられるかはともかく、先日見た「コンテイジョン」みたいな映画が見たいと。何かそこに、実生活に活かせるような情報が潜んでいるかも知れないし、全然違う映画かも知れないし。

で、とりあえず「ネットフリックス専売」は外す。まぁ当たりがないわけじゃないけど、ハズレの方が多い印象だから。

で、「ウイルス」で検索して、ちょっと面白そうな、

 「ウナギのような生き物と女性がバスタブに」映ってる写真が。

期待2割くらいの気持ちで見始めたのだけど、、、

 前半は微妙だったけど、終盤一気に溜飲が下がった。

結構な長編で、最後のスタッフロールに入った時点でのタイムスタンプは2時間20分。主演はデイン・デハーン。クロニクルと言う超能力映画で強い印象を受け、アメイジングスパイダーマンではグリーンゴブリン役に抜擢。最近ではヴァレリアン千の惑星の救世主にも出てた。パッと見はジェームズ・マカヴォイみたいだけど、なかなかにいい演技、惹きつける演技が出来る若手。

あらすじは、株とかを扱う会社員の主人公が、突然会社をほっぽりだしてアルプスの山中にある療養所に引きこもってしまった社長を連れ戻してこいと命じられ、そこに赴く。そこには白い服を着た老人たちが何百人?も居て、「ここから帰る人は居ない」と耳にする。

うーむ難しい。ちなみにウィキペにあるストーリーも読んだけど、

 結構ネタバレが過ぎるんじゃないの?

と言う気がしたので貼り付けたりはしない。

ともかく、風光明媚な診療所に居る老人たちは、ゲートボールやたこ揚げ、カードやクロスワード、スパ施設に美味しい食事と、ある面では非情に快適なスローライフを送る一方で、次々と歯が抜けたり、やせ細っていく人も少なくなく、一体何が原因なのか。「誰が悪いのか」。所長は回復には「水」が必須だと勧め、飲まされるのだが、、、。

ジャンルは「サスペンスホラー」。どう考えても所長が悪いヤツで、でもどこかオカルトなニオイが拭えず、さらに言うとその舞台が、

 とってもとってもファンタジック。

見た人の何人がそう感じるかはともかく、僕が見た印象で言えば、

 舞台はまるで「ダークソウル」のよう。

古びた城を想起させる中性の建物や地下道、教会の跡、酒場やダンスホール、治療に使う道具や部屋も、まるでゲームに出てきそうな「個性的なのに統一感がある」ものばかりで、

 「この舞台で僕はダークソウルを遊んだのだなぁ」などという「ありもしない思い出」に浸ることすら出来てしまう始末。

決してモンスターや血みどろの殺陣シーンがあるわけじゃないし、もちろんレベルも上がらなければボスも居ないのだけど、地底湖とかタイトルにもある「隔離病棟」とかも、凄くゲーム的で、

 ある意味居心地がいい。

不気味だけどどこか既視感があり、特に大きな音で驚かせるようなシーンも「それほど多く無い」。

ヒロインと呼べる女の子は一人だけで、その診療所の所長曰く「ハンナは特別」。年齢は16歳くらいの細身で、物心ついた頃にはここに居て、回復したら父親が迎えに来ると所長に言われて居ると言う。

主人公が迎えに来たはずの社長も、一度は「荷物をまとめる。すぐに立とう」と言ったかと思えば、「脅されて仕方なく」と手のひらを返したり、主人公含めちょいちょい「幻覚」が出てきて、「どこまでが真実なのか」を(意図的に)わかりにくく演出している。

なので、少なくとも「コロナウイルスの対策に活かせるようなファクター」があるような映画では全く無かったのだけど、

 先に書いたとおり「クライマックスの展開」がなかなかに魅力的で、
※ヒロインのおっぱいも出るし

 クリスの評価は★★★と存外高くなった。

中盤まではせいぜい2点くらいかなぁって感じだったのに。

ともかく、かなり気持ちよく終わるし、長尺の映画でも眠くなったりもしなかった。ハッキリ言って「グロ」は相当あるので、そっちに免疫のない人には一切勧められないけど、お化けや幽霊が出てくるようなオカルトではなく、どちらかと言えばSFに近い
※宇宙人が出てくるわけじゃないけど
ストーリーだったと思うので、

 それ聞いて興味が沸いたなら、見ても損はないかな、と思う。

・・・

ウィキペを見ると、制作費を回収出来なかった失敗作であったことがわかるのだけど、今僕らが見るだけなら、

 そのお金の掛け方は決して悪くない。

ド派手なVFXやCGにまみれてるわけじゃなく、とても丁寧な世界構築と小物の数々は、まさにダークソウルをはじめとする「ダークファンタジー」のニオイがとても強く、それが実に魅力的。

メリハリのある様々な部屋や、シーンもゲーム的で、見ていてまるで主人公になったかのような場面も少なくない。
※ライターやスコップを見つけて持って行ったりとか

そう!ある意味「ダークソウルのような映画」だった気がする。決して主人公はスーパーマンでもないし、時代は現代ではあるのだけど、纏ってる空気と雰囲気は、まさにそんな感じ。てか僕がたまたまダクソの動画を直前に見たからそう感じたわけじゃない、、、と思うけど?

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2020年2月22日 (土)

寄生獣劇場版

前からネットフリックスに入ってたのは知ってた。完結編も一緒に入ってて、いつか見ようと思ってたけど、

 ついに見た。

てか劇場公開当時から「見に行ってもいいかなぁ」と思ってたほどの作品。マンガも読んでて、

 タイトルと雰囲気は好きじゃなかったけど、読んでみたら存外面白かった

正直記憶にあるのは断片的なシーンと結末。細かなところは相当忘れてたけど、

 映画も、さすがは山崎貴監督。そつなくキッチリ楽しめた。

クリス評価は★★★☆。

あらすじは、既に非常に有名で、アニメ化もされているので、ザックリとしか書かない。
 あるとき日本に、なぞの寄生虫の一団が上陸。それは脳を乗っ取り、「人食いのバケモノ」に変えてしまうと言う特性を持っていたが、主人公はたまたま脳ではなく右手から侵入を許し、さらに気付いてヒモで右手を縛り、脳へたどり着くことを阻止。そのまま右手で定着したことで、

 元の人間の意識や感情を維持したまま、右手にはエイリアンが居る

と言う状況になる。ミギーと名付けられた「彼」は、シンイチの命と一心同体となり、独学で日本語や文化を学ぶ。しかし、特に「殺戮」に関して、人間の持つ価値観とは相容れない部分があり、違和感を抱きつつもシンイチは彼と暮らし始める。そんなある日、国内で惨殺死体が多数発見され、同種の仕業であることを知る、、、

みたいな。

てか、とにかくグロ。エイリアンは、ぶっちゃけ「遊星からの物体X」と同じようなもん。人の体がいきなり裂けて、そこから複数の目玉と巨大な口が出てきたり、体を槍とか剣とかに変化させて、切り刻んだり。

ミギーに関してはあくまでシンイチから養分を貰ってると言う設定なので、「右手だけで人殺しをして食べたりはしない」。

まぁご都合主義と言えばそれまでだけど。

主人公染谷将太の出来はすこぶるよく、ヒロインである橋本愛、、、どっかで見たことあると思ったら「リトルフォレスト」の子だった。も、相当にかわいくて、劇中のイメージにピッタリ。

てか、

 マンガもヒロインとのやりとりがムチャクチャ好きだったけど、その辺もキッチリしっかり描ききってくれたことに感謝しかない。

その辺が「さすが山崎貴」という感じ。僕が好きなシーン、記憶にあるシーンは全て映画でも取り上げてくれていて、「忘れかけてるようなどうでもいいエッセンス」はバッサリカットしてくれる。

 デビュー作「ジュブナイル」から、氏とは好みが近いなぁと思ってただけのことはある。

その割に、彼の撮る戦争映画は一作も見たことないけど。見れば面白いのかも知れないけど、ドラえもんも見てないけど、相当面白かったらしいけど。

閑話休題

とにかく、一作目二作目共にヒロインとの絡みがあり、

 それだけで僕の評価は6点以上確定である。

てか、
※マンガやアニメの時にも書いたかも知れないけど

 僕にとっての寄生獣は、つまりはラブストーリーなのである。

残酷なシーンとかはぶっちゃけおまけで、ヒロインサトミちゃんとの絡み
※胸を触ったり、一緒に帰ったり、買い物行ったり、告白されたり、濡れ場もある
がとにかく出来が良かった。

まぁメインの感想はそれでほぼ終わりと言っても過言ではないのだけど、、、

キャストに早々と表示される「阿部サダヲ」が、

 一体いつ出てきたんだよ!?

とずーーーーーーっと思ってた。完結編も見終わって、さらにしばらーーーく考えて、、、

 ミギーかぁぁぁぁぁぁ!!!

最近一番のスッキリだった。まぁ何のことだよって感じだとは思うけど。

あとは僕の嫌いな浅野忠信が出てて、軽くテンションダウンしたり、深津絵里があまりにもハマってて感心させられたり。

VFX関連のシーン、ミギーを含め、全く違和感はなく、
※この場合の違和感というのは、いわゆる「不気味の谷」みたいな、「CGで人間を描こうとした際に発生する違和感」のこと。本作ではそもそもエイリアンに寄生された人間が「不気味であることはむしろ狙い通り」であるので、その点が上手くクリアされたんだと思う。

 マンガの実写映画化としては、これ以上を望むのは酷

ってレベルに良くできてたと思った。

-----------

無駄なシーン、早送りしたくなるシーンもなく、眠くなったりもしなかった。映画館で見てたら8点もあるかなってくらい満足したのだけど、勢いで他の山崎作品がないかと検索したら、、

 ネットフリックスには一作もなし。

うーむ。何か借りてこようかしら。てか橋本愛がとにかく良かった。リトルフォレストの時は色気ゼロって感じだったけど、こっちは「ガチでヒロイン」って感じだったからな。

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2020年2月16日 (日)

翔んで埼玉

以前からちょっぴり興味があった邦画。テレビでやるというので録画しておいて、あまりに暇だったので視聴。

 CMがスゲェ多い。でもってスゲェ長い。

一回3分以上のCMがここまで何回も入る番組、久々見たわ。てか、「オタクに恋は難しい」の記念ってのが全然わからなかったけど、原作とか監督が同じ人だったんだろうか。

主演はGackt、、、と、劇中で金髪おかっぱのズラを付けてた女優。

 コレって、、、、誰?

「オタ恋」記念って言うもんだから、

 これって高畑充希?

などと思いつつ、

 違うと思うけど、自信ないなぁ

とも思ったり。てか金髪カツラってここまで本人のキャラクターを覆い隠しちゃうんだなぁとむしろ関心。

 二階堂ふみだった。

ちなみに原作はパタリロの魔夜峰央。何十年も前の漫画らしい。当然知らない。てか知ってても覚えてない。

東京のお膝元である埼玉は、千葉と並んで東京に強いあこがれを抱いていた。住民が東京に行くには、関所を通って通行手形を見せなければならない。そして東京にあるとある有名学園は、学内ヒエラルキーが明確にあり、

 埼玉はもはや人とは言えない扱いを受けていた。

ちなみに群馬は「人外魔境」で、バケモノどもの棲み家&ジャングルの生い茂った秘境。神奈川は、東京に寄り添う腰巾着。

冒頭、埼玉出身のサブヒロイン(ぱるる)が、両親と共に東京へ結納に行く途中、ラジオから、埼玉の「闘いの歴史」が流れだし、話はそっちにシフトしていく。ちなみに結婚相手も埼玉人なのだけど、なぜ東京で結納なのかはわからない。両親はブラザートム(埼玉人)と、麻生久美子(千葉人)。

もちろん現実の話ではない、純度100%のフィクションなのだけど、なかなかにクオリティが高い「バカ度」を見せてくれた。てか今調べてみたら、監督の武内英樹は、

 のだめカンタービレ、テルマエロマエの監督。

これほど邦画関連のドラマや映画を見ない僕が、相当に敬愛し堪能した2作品の監督をしていたとは、、、

 確かに予告を見てフックするのもうなずける話。

てか、

 Gacktのクオリティが素晴らしい。

僕は別段彼のことが好きでも嫌いでもないし、特に音楽を聴き込んだ記憶もない。もちろん俳優として見たことも一度もなかったけど、

 GacktがGacktのままで、役者としておふざけ無しで演技をして「形になっている」のが妙に愉快だった。

つまり、「魔夜峰央の原作の時点から、Gacktのキャラに相当フィットしていた」と言ってもイイほど。

 まぁ原作は知らないけど。

とにかく、くだらない「東京の空気を吸ってどこか当てる」とか、「千葉、埼玉出身の有名人対決」とか、センサーで埼玉人がわかるとか、海を目指して地下トンネルを掘っていった仲間たちが居たとか、

 徹底的にくだらなさに磨きを掛けた作品。

途中、Gacktのライバル的な役である伊勢谷友介とGacktのキスシーンがあったりするのも、

 さすが魔夜峰央、少女漫画として「そこだけは譲れなかった」って感じだし、

その一方で、ちゃんと二階堂ふみ(劇中では男性役)とのキスシーンも用意してくれていて、なんだかホッとしたり。
※ぱるるのキスシーンとかはないけど

基本ハッピーエンドだし、別段Gacktに思い入れがなくても普通に楽しめた。ただ、

 CMが異常に多くて、こんなことならレンタルで借りた方が良かったわ。

とは思ったけどね。

クリス評価は★★★ってところ。てかこういうバカ映画もたまに見ると普通に楽しい。てか、方向性としては、宮藤官九郎みたいだな~って思ったけど、僕は彼の映画が好きじゃないないので、「(監督が)違っててちょっとホッとした」ってのが実は本音だったりする。

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2020年2月15日 (土)

NY心霊捜査官

僕自身、ホントは心の底から傾注出来るブランニューゲームの話題一色で盛り上がりたいと言う気持ちは、とても強くある。でも特筆して心を動かされるタイトルもなく、日々の仕事が忙しく、疲れてちょっとテレビを見て寝てしまう毎日だと、そうそうネタになることもない。

こうしてブログの更新が途絶えてしまう可能性も無くはないのだけど、それでも抗える間は抗っていく所存。何となく面白そうだと思えばそれひとつでネタにするのだ。

 まぁ興味がない人が100%だと思いつつ。

ネットフリックスにあった洋画。専売ってわけじゃない。監督は知らない人で、主演はエリック・バナ。彼がわからない人は、「アベンジャーズより前にハルクをやってた二人の内の1人」。「君が僕を見つけた日」、あとスタートレックで悪役もやってたか。

 視線がフラ付いてるけど、顔はイケメン。

何というか、表情に目力がない感じ?スタートレックの悪役の時も、正直「悪そうには見えないなぁ」と。ヒーローってほど善玉感があるわけじゃないし、

 嫌いじゃないのだけど。

あらすじと言うか、どういう映画かと言えば、

・しょっちゅう大きい音とか、血まみれの顔のアップがいきなり出て来る「こけおどし系ホラ-」

・18Rだったけどエロは一切なく、グロ一色

・オカルト色が異常に強く、キリストとか悪魔が主題

・・・

この3つの説明で、本作の説明の100%が成されてると言っても過言じゃない。どこを切ってもそう言うシーンと展開だし、悪魔に魂を乗っ取られた悪玉が、次々と悪さをしていく。主人公の警官がそれを追う、みたいな。

最初はそんなオカルトを信じてなかった主人公だったけど、徐々に外堀が埋められていき、最後にはキリストにすがると言うか、信仰を信じて悪魔を撃退する。

 とにかくいきなり大きな音が鳴りすぎる。

確かに怖いと言えば怖いのだけど、

 ボリュームを絞っていればさほどでもない。

つまり、「怖さの大半は唐突な大音響によるこけおどし」であり、びっくり箱が怖いかどうかって話。

人間の闇とか、恨み辛みとかのメンタルな怖さ演出はほぼ無く、とにもかくにも悪魔のせい。悪魔が悪いから、

 赤ちゃんを殺そうとしたり、

 ビルから身投げしたり、

 ライオンを意のままに操ったりする。

てか、誰も見ないと思うけど、もし興味が沸いた人はここで読むのを止めて下さい。以下ネタバレ。てかここまでもちょいちょいネタバレしてたけど。

 主人公が手を切られたり、噛まれたりしても、何にも影響がないのが超不思議。

オカルトを見る前に、こないだ「コンテイジョン」という伝染病の映画を見てたからか、ちょっとしたキズで「移ってしまう」のではないかと言う疑心暗鬼が拭えず、さらに言えば、序盤3人の軍人が「冒される」過程があったが故に、

 当然どこかで主人公も「そっち側」に行く、もしくは抗うシーケンスがあるんだろうと思って見てたのだけど、ぶっちゃけほぼほぼ無かった。

とにかくグロと音だけ。そう言う映画が好きならそこそこ楽しめるだろうけど、そうじゃないと絶対勧められない。

強いて言えば、最後にワンカット「でも実はまだ悪魔は、、、」みたいなのが無かったのがスッキリ出来て良かった。てか、

 主人公の娘(9歳くらい)が、ひとりで寝てる時に、周りの人形やぬいぐるみが見てるシーン、いきなりオルゴールが鳴り出すシーン、ドアが閉まって閉じ込められるとか、、、

 怖すぎてボリュームゼロに。

でも冷静に考えたら、「なんでそうなってるのか」のトリガーがわからない。主人公は確かに「そっち側に近づく」過去があったかも知れないけど、娘にはそんな伏線もなく、家の、それも娘の部屋だけで不思議な現象が起こる理由とかも全く描かれなかった。つまり、

 最初から最後まで、

 「大きい音、怖いでしょ?」

 「血だらけの男、イレズミまみれの男が自殺したくなるような催眠術とかしてきたらイヤでしょ?」

 「神様を信じることがいかに大切か、これでわかったでしょ?」

みたいな。相当適当な映画だったわ。

ただ、それでも最後まで見たのは、途中で見るのを止めたら、寝覚めが悪そうだったってことと、やっぱりエリック・バナは嫌いじゃないな~って思ったこと。映画は冒頭に「事実に着想を得て作った」というメッセージが表示されるけど、

 まぁそりゃそうだわな、と。

こんなノンフィクションはあり得ないし、「ただの精神病患者」がちょっとだけ度が過ぎたらこんな感じになるのかもね、って感じ。

クリス評価は☆くらいかな~。眠くならずに最後まで一応見たしな。もう少し主人公にスーパーマンな側面があってもよかったかなって思った。序盤「レーダーに反応か?」みたいな伏線があったのが、そこまで膨らまなかったのがちょっと残念って感じかな。てか、

 ずっとテレビのリモコン握りしめてたわ。
※ボリュームを操作するため

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2020年2月 9日 (日)

オクトーバーファクションほか

ネットフリックス専売の海外ドラマ。1stシーズン何話かわからないけど、目立つところに出てたので見てみた。

 ・・・面白くねぇ。

バンパイアが実在するっぽい世界で、主人公はベムにあたる感じの親父、奥さんも同業で、つまりはバンパイアハンターっぽい職業。子供二人は高校生っぽいけど、なぜか大阪からオスロだっけ?に引っ越して来なきゃならなくてふくれっ面。そもそも友達が多いタイプのキャラクターじゃないし。

とにかく何が言いたいのか全然わからない。まず異形とも言える「相手」は、通常は普通の人間の姿をしていて、

 何かをきっかけに人を殺すらしい。

でも、※これ重要ね

 別段食べるわけでも血を吸うわけでもない。

つまり、大きな牙を持ってはいるけど、それって結局「大きなナイフを持って人殺しをする人間」と全然変わらない。さらに、

 特殊な武器で倒すかと思いきや、骨董品レベルのリボルバーで撃ち殺したり。

子供たちにもなんか特殊な能力がありそうな気配を臭わせはするモノの、それが何かも全くわからないし、そもそもそんな「異質な職業」であるにも関わらず、

 全くと言っていいほど化け物にならない。

全体の99%が人間のドラマで、ぶっちゃけ見ていて、

 セコい、、、

あと、

 いきなり大きな音を鳴らすこけおどしが何回もある。

そんなことでしか注意が引けないのか、と。

脚本もキャストも全く魅力がなく、一言で言ったら、

 なんでこんな作品に予算が下りたのか全く理解出来ない。

クリス評価は「-20点」くらい。てかよく考えたら、オレ、よく2話の途中まで我慢して見たわ。何となく「いくらなんでもこんなつまんないままじゃないよな?」と期待してしまったのかも。

 一切面白くならなかったけど。

●キスオブザドラゴン

KCさんが、「ジャッキー好きだった」って話をされたので、おもむろにジャッキー映画が見たくなってネットフリックスで検索。

ポリスストーリーやらプロジェクトAやら、ラッシュアワーやら少林寺木人拳やらが出てきたような気がするけど、

 そのどれもがあんまフックせず。

代わりに、ジェット・リー、当時はリーリンチェイの阿羅漢でも見ようかなぁでもあんまピンとこないなぁ、、、あ、

 キスオブザドラゴンって見たことないな。

「ロミオマストダイ」は似た感じのタイトルだけど見たことがあったような気がしたけど、こっちは記憶にない。ジェット・リーは普通に好きだし、見てみることにしよう!

あらすじとしては、中国警察の優秀なエージェントの彼が、フランス警察と協力して麻薬組織を撲滅させようとしたところ、まんまとそのフランス警察が仲買人かつ、

 超~悪いやつ。

映画にはいろんな悪いやつ、イヤなヤツが出てくるけど、
※あまりにもイヤなヤツ過ぎて途中で見るのを止めることすらあるけど、

 見るのを止めはしないけど、このレベルの悪徳警官は相当珍しいレベル。

昔懐かしい「マッドブル34」に出てきそうなほどの悪徳ぶりで、

 一方の罠に掛けられた我らがジェット・リーは、寡黙にして冷静。

もう少ししゃべってもいいんじゃないの?とも思うけど、、、ほとんどしゃべらない。

ともかく、叔父さん?のところにかくまってもらってるところに、さっきの警官に娘を人質に取られてるそれなりにキレイなヒロイン登場。麻薬漬けにされ、売春を強要され、、

 てか、文字にするとホントチープな話だな。

まぁ今回のリーさんは、「針」を使う。動けなくしたり、眠らせたり、

 たぶん殺しちゃったり。

ある意味「北斗の拳っぽい」とも思うし、ちょっとしたアクセントとしては面白いとも思うけど、、、

 全体的にはやっぱかなり小粒な話って感じだったな。

娘はまぁまぁかわいかったけど、そこまで出てこなくて、ヒロインとも別段キスしたりもしない。タイトルの「キスオブザドラゴン」ってのは、

 相当残忍な「針で人を殺す技」。

どうせ見ないと思うのでネタバレしてしまうと、

 体中の血液が頭に上り、目、耳、鼻、口から血を吹き出して
※実際にはにじみ出る程度
最後には死ぬという。

 あまりにも悪いヤツだったので、正直もっともっと苦しんで死ぬべきじゃないの?とは思ったけど、、、

 それなりにスッキリは出来たかな。

クリス評価★☆。

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2020年2月 7日 (金)

コンテイジョン

何か暇つぶしになるような映画はないかとネットフリックスを物色中に、ふと目にとまった洋画。マット・デイモンやローレンス・フィッシュバーンの名前と、スティーブン・ソダーバーグ監督。ソーダーバーグ監督って、何撮ったっけ?と思いつつ、調べる前に見ることにした。

あらすじは、感染後数日で致死率20%と言う新種の伝染病が瞬く間に範囲を広げる中、医師たちは懸命の対策を練る、、、。

これだけだと何だかノンフィクションっぽくて好みじゃないのだけど、「スリラー」と書かれていたので、興味が増した。ここで言うスリラーとは、つまりはサスペンスと言う意味なのだけど、果たして結果は、、、。

 まぁまぁ面白かった。

と言うか、ある面ではとても不謹慎。

まるで連日テレビに流れるコロナウイルスのニュースを見ているかのような既視感が、非常に色濃く感じられ、

・効くともわからない特効薬を求めて薬局に行列が出来、挙げ句の果ては暴動

・回復に向かう目処が立たず
※映画では最終的に目処が立つのだけど
医療従事者たちがストを起こす

・誰かが触れたものは、それだけで感染するかも知れないと言う恐怖

・限られたワクチンを「誕生日別の抽選」で配布

・サルを使った実験から、果ては人体実験を医師自ら

・宿主の特定や、感染源の経路の調査

・・・まぁ何というか、ホント映画みたいな映画。でも、あまりにもコロナの現状に近い部分が多くて、

 悪い意味で「笑えない」。

モラルがあるから、暴動にはならないけど、それはコロナの現状がまだそこまでひどくないからかな、とか、

 言ってもまだ「対岸の火事」だと思ってる人が大半なんだよな、とか。

まぁ僕もその一人ではあるのだけど、何というか、

 劇中でマスクをせずに咳をしてる人とか、そもそもマスク自体してない人が凄く多かったりとか見て、

 ・・・危機感がなさ過ぎだろ

マスクひとつ、手洗い一つで命の危機を脱する訳じゃないのだけど、これだけ蔓延してるにもかかわらず、ろくに隔離もせず、対策はワクチンをがんばって作るまで自宅待機って、、、

 現実のパンデミックより全然ヌルいわ。

もちろん現時点でのコロナの致死率はそんな高くないし、なんて言うか、、、映画は映画としてエンターテイメントとして仕上げてるところもあるのだけど、

 ギリギリのところで緊張感というか、「真実み」みたいなのが欠けてるな~って思った。

あと、割と「誰が死んでもおかしくない」感じの演出は上手いかな、とか。

・・・

ソダーバーグ監督は、今調べたらオーシャンズ11シリーズくらいしかメジャー作品は撮ってなかった。てか、

 あんま好きな監督じゃなかったわ。

キャストは他にグウィネス・パルトロー、ジュード・ロウ、主役はマリオン・コティヤール。絶対どっかで見たことあると思ったら、

 ダークナイトライジングで、見事すぎる黒幕を演じた女優だった。

かなりリアリティがあるってことは、つまりは、そこまでドラマティックではなかったとも思うけど、今、このコロナウイルスで持ちきりの状況で見ると、たぶん何もなかったときに見るのとは全く違った印象を受けるだろうな~って思ったよ。

オススメするほど面白くはないけど、見てもいいと思う。アウトブレイクよりエンターテイメント性が低く、リアリティが高い。

クリス評価は★★かな。あまりにもマスクの着用率が低かったのがどうにも気になった。あと、

 ネタバレ反転「ヒールが最後死なないのも、「リアルっちゃリアルなんだろうけど溜飲は下がらないな」」って思ったワ。てか絶対覚えられないタイトルだな。意味は、、、感染、病原体って意味らしい。まんまだったのか。

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2020年2月 4日 (火)

白鯨との闘い

見ようか見まいか迷ってたけど、あまりにもネタがなかったので、見ることにした。

 ロン・ハワード×クリス・ヘムズワース

他に何人か見たことがある俳優も居たけど、基本はクリス・ヘムズワースの映画。

今のハリウッドにいる「稼ぎ頭」の筆頭は彼か、ドウェイン・ジョソンか、ジェイソン・ステイサムだろうな~と思うほど、「よく見る」ヘムズワースだけど、正直そこまで「彼じゃなきゃダメ」って映画じゃなかった。と言うか、見終わって今調べるまで、

 ザ・ブリザードという映画にも出てたかなぁ

と思ってたくらい。こっちの映画も事実を元にしていて、相手は鯨と吹雪の違いはあるけど、、、

 ってそっちはクリス・パインだった。

まぁ二人の印象が似てるってだけの話だけど。

監督のロン・ハワードは、ダヴィンチコードシリーズが一番有名だけど、「ハンソロ」も撮ってる。全体的にビッグバジェットでブロックバスターな映画を得意としつつも、

 どこか説教臭い、洒落臭いとこある監督

って印象。

で、本作はどうだったかと言えば、、、

 うーむ。ストレス。

正直見るに堪えないシーンが多くて、何回か飛ばしてしまった。

まだ石油が見つかってない時代、人は灯りを付けるのに「鯨から捕れる油」を使っていた。「捕鯨」とはつまり「油を取る」ことであり、「夜を明るくするための仕事」だったという。

 どことなしか、日本とかの捕鯨産業が「食用」であることと対比しつつ、「産業のためなら仕方ないよね?>ALL」と言い訳してるような気がしないでもないけど、、、

 まぁ史実なのでしょう。

腕のいい船乗りであるチェイス(ヘムズワース)は、家族と自分の船のために、お偉いさんがあつらえた経験の浅い船長のサポート(一等航海士)を任され、2000タルの鯨油を持ち帰ると船出する。

しかし、思うように鯨は捕れず、途中寄港した酒場で、「とんでもない怪物が出るが、めちゃめちゃ穴場」な情報を耳にする。

立場も価値観も経験も違う船長とチェイスだったが、欲に目がくらんでその海を目指す。

・・・

物語は、その航海の生き残りである当時15歳だった老人のもとへ、「白鯨の話を書きたい」と小説家が訪れる場面を縦糸にしている。

・・・そう書くことがないので、人の話を少々。

この老人はブレンダン・グリーソンという俳優で、ちょいちょい見かける白人の小太り。ハリポタやミッションインポッシブル、デンジャラスランなど、強くはないが記憶に残る役者って感じ。

で、僕はこの人の名前を知らなかったのだけど、「グリーソン」という名前に何となく違和感を覚えた。ウィキペには「息子のドーナル・グリーソン」の文字が。ドーナル・グリーソン、、、

 アバウトタイムの主人公や、スターウォーズのハックス将軍など、こちらも結構な頻度で見かける俳優だった。
※今作には出てないけど

親子揃って「いい感じの脇役」ってのも、なかなか面白い。そりゃそういう人も居るだろうなとは思ったけど、意外と多くはないんだよな。

白鯨に出てたその老人の若い頃も、

 どっかで見たことあるような、、、ってかトム・ホランドかな?

まんまと正解。トム・ホランドは、「ホームカミング版スパイダーマン」。バットマンビギンズでスケアクロウをやってたキリアン・マーフィーや、小説家のベン・ウィショーは、007の「Q」役や、こないだ見た「クラウドアトラス」でもヒゲの若者を演じてた。

 結構な豪華キャストなのも、ロン・ハワードっぽい

でもだがしかし、、、

 話は相当暗かった。

こういうところが「事実を元にした映画」の悪いところだと思うのだけど、なんて言うか、

 どこまでが本当かわからないし、本当なところが「良いところなのか悪いところなのか」がわからない。

見ていてつまらない理由は、それが事実だったからなのか、否か。

ネタバレを書いてしまえば、本作は「白鯨とのダイナミックな闘い」を描いた作品では、

 全く無い。

邦題が元々「白鯨のいた海」だったのも非常にうなずける話で、

 どっこも「戦ってなんぞ居ない」のだ。

ただ一方的に蹂躙され、船を壊され、仲間を殺され、漂流して、最終的に何とか生還する。そういう映画だ。

 「生き残るのは、人か!?鯨か!?」

みたいなコピーではあったけど、全然。ジョーズみたいな展開は無く、

 人間ドラマ95%

そんな映画。つまり、、、

 つまんない映画だった。

キャストが豪華で、VFXもそれなりにお金を掛けて撮ってる感はあるし、決してメリハリがない展開だったとは言わないけど、

 僕が見たかったのはそんなドラマじゃないわけで。

・・・

「白鯨」という小説は、もちろん読んだことがないのだけど、

 頭の中で、ヘミングウェイの「老人と海」がごっちゃになってた。

もちろんそっちも読んでない。さらに、釣りキチ三平にも、そんな老人と海を想起させるエピソードがあり、さらに本作のポスターで描かれる「巨大な鯨に銛一本で挑む船乗り」である。

 そりゃぁダイナミックな冒険譚を期待するなというのが無理ってもんだ。

だからこそ、邦画のタイトルは「白鯨のいた海」から「白鯨との闘い」に変更になったのだ。

 そっちのが儲かるから。

・・・つまりこの映画は、「最初からつまらない映画」だったことがわかる。

中身にそぐわない邦題が付けられた時点で、売れ筋とはかけ離れた内容で、いかに消費者を騙すかに腐心された、小悪党のに墜ちた。元から日本人向けでない「漂流映画」を、上司が買い付けてきて何とかお金に換えなきゃならなかった当時の営業担当の気持ちを考えると、

 そりゃウソも言いたくなる

気持ちはよくわかる。だから、別に騙そうとしたタイトルに文句があるわけじゃない。ただ、

 映画はクソつまらなかったから0点だ。

と言うのも、また僕の勝手なはずだ。

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2020年1月31日 (金)

シャザム!

あんま面白く無さそうだなぁと思ってたけど、せっかくのDCユニバースだし、特にすることもなかったので見ることにした。印象としては、

 赤い衣装のスーパーマン。

その程度だったのだけど、、、

冒頭、父親と兄から罵倒された10歳ほどの弟が、車で移動中いきなりとある洞窟に召喚され、「心のキレイさ」を問われる。彼はその試験にクリア出来ず、父親や兄だけじゃなく、賢者にまでダメ出しされて元の世界に戻るが、

 それがスゲェトラウマになり、大人になってからもその世界を探し求め、ついに自力でたどり着く。そして、

 「七つの大罪」の力を解放してしまう。

賢者は、そんな彼と大罪たちを止めるべく、新たな少年を召喚し、四の五の言わずに力を受け渡す。

 まだ15歳。幼少期母親と生き別れ、里親を転々とし、ことあるごとに家出したり、盗みを働いたり、、、

 彼のどこに「心のキレイさ」があるのかと問いたいが。

ともかく、「シャザム!」と言う合い言葉と共に、身長2m体重120kg(推定)くらいのスーパーマッチョで、

 相当恥ずかしい格好のスーパーヒーローに変身出来るように。

でも心はまだ子供、、、てか劇中では「15歳」ってことになってたけど、実際の精神年齢は「9歳か10歳」くらいで、正直ガキ過ぎる。同じ里親のグループホームのルームメイトにも心を開けず、でも子供だから調子に乗ってしまう。

 そのいびつさをどう感じるか。

僕的に一言で言えば、

 ムカついた。

と言うか、ガキはどこまで行ってもガキ。てか自分が小学生の頃の方が遙かに大人だったと自負できるほどにガキで、見苦しく弱く、甘い。

でもまぁ紆余曲折を経て、それなりにスーパーヒーローと、そして新たな家族との絆を見つけていき、悪者を退治する。

悪者役は、マーク・ストロング。キングスマンの名脇役の印象が強いが、他にもジョンカーターやキックアスにも出てたいい感じの白人ハゲ。てか見知った人は彼だけだった。

監督は、他に特に知った作品もなく、手触りとしても、「ファミリー向け、、、と言うより小学生向けヒーローコメディ」と言う感じで、正直、

 「子供だまし感」が強い印象だった。

子供であれば共感し、笑いも取れる「かも」知れないけど、それも相当幼い子供って感じで、なんて言うか、

 国民性を超えて楽しめる笑いのセンスじゃない

そんな感じだった。笑ったところが無いとは言わないけど、「笑わせようとして結果全く笑えない」ところの方がずっと多かった気がする。

マイナスの溜めも非常に多く、イラっとする場面も、三つや四つじゃない。

 10や20くらい「10秒飛ばし」したわ。

僕はイライラする場面を見て、その後のカタルシスを増量しようという「やり方」が大嫌いなのだ。そんなことしなくても気持ちよくなれるし、マイナスによって映画全ての印象が悪くなる、そういう価値観の人なのだ。だからサム・ライミのスパイダーマンは二度と見たいと思わないあれは、ただオレをムカつかせるだけの映画だったと思ってるから。

シャザム=ヒーローになったときのルックスも、何というか好きになれなかったし、全体の7割くらいまでは、

 クリス評価0点か?

ってくらい印象が悪かったけど、

 ラスト3割で大きく覆してくれた。

と言うか、これがカタルシスというなら、まぁそうなのかも知れないけど、

 最初の7割を見なくても、最後だけ見てそれで満足すると言う気がしないでもない。

特に本編ラストカットの落とし方は秀逸で、あれだけのために「見て良かったな」と思えたほど。

それでもトータルの評価は★★。0点からよく持ち直したなぁとも思うけど、とにかくマイナスの溜めが多い映画、イライラする子供だまし映画ってのが、何より大きな感想かな。

ヒロインらしいヒロインも居なかったし。

ただ、主人公(シャザムになってないとき)のアッシャー・エンジェルって子は、デイブ・フランコを若くして、ダニエル・ラドクリフを3割混ぜたみたいなルックスで、とてもいい感じだった。声優の緒方恵美は、、、僕的には微妙だったけど。

とりあえずオススメはしない。これを見るならアクアマンの方が遙かに楽しめると思うな。あなたがまだ9歳くらいなら話は別だけど。

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2020年1月13日 (月)

怖くないゾンビ映画

最近友人に映画を勧める機会がちょいちょいあるのだけど、歳のせいか怖い映画、グロい映画を嫌う傾向が強く感じる。ふと思えば僕自身、昔はゾンビ物も好きじゃなかったはず。ゾンビ映画の先駆け?オーソリティとしては、ジョージAロメロ監督の「ゾンビ」が有名だけど、1978年、つまり僕が8歳の頃は、とてもじゃないけど怖くて見られなかった。

氏の作品では、1982年にクリープショー、1985年に死霊のえじき、2005年以降「○○オブザデッド」が3作作られているけど、ぶっちゃけ一作も見たことがない。

僕が子供の頃の怖い映画と言えば、国内なら「八つ墓村」がとにかく怖くて見てない。海外だと「サスペリア」「オーメン」とか。実はこれだけ映画好きで見ていても、「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」「死霊のはらわた」も見てない。どれもゾンビ映画ではないけど、「呪い」とか「怖い人間」の映画は、当時の僕が凄く嫌ってた記憶がある。

一方で、同じ怖い映画でも好んでみていたのは、「エイリアン」「巨大クモ軍団の襲来」「アリゲーター」「ブロブ」「巨大生物の島」などのクリーチャー物。あとレイ・ハリーハウゼン系も好きだった。要は、

 仮面ライダー&ウルトラマン→ゴジラ→ハリーハウゼン

と言う流れと、

 非現実的なモンスター※巨大な蜂とか蜘蛛とかワニとか

と言う、「あり得ないことによる安心感」が、好んでクリーチャー系を見る流れに繋がったのだと思う。

でも、「ゾンビは人型」。なぜ僕が今結構な頻度で、下手したら好んでゾンビ映画を観るようになったのか。

ゾンビ映画と言うのは、つまりは低予算で作れるSF映画の代名詞とも言える。メイクは化粧品+αくらいでそれなりに仕上げられるし、破れた服と汚れた靴があれば衣装もさほど凝った物でなくてもそれっぽくなる。僕が中二の時の文化祭で、マイケルジャクソンのスリラーをクラス出し物としてやったときも、親父の使わない背広やお袋のメイク道具をみんなで持ち寄って、
※あと店の二階で燻ってた使わなくなったマネキンの手とかカツラとか
「かなりそれっぽく」仕上げられたのも思い出す。

おもむろに「ゾンビ映画の歴史」でウィキペを見てみる。僕が初めて見たゾンビ映画は何だったんだろ、、、

バタリアン、見てない。霊幻道士も言われて見ればゾンビか。見てない。ペット・セメタリーも見てない。怖そうで見なかった記憶があるな~。1930年代からリストは始まっているけど、2000年(ハタチ)の時点でまだ僕は一本もゾンビ映画を観てない。

 そしてついに見たのが、、、2002年「バイオハザード」。

結局ゲームが出自だからそれがトリガーになったんだな~。てか、

 バイオハザード(ゲーム)の方も、ひとりでは怖くてほぼほぼやれなかった記憶が。

てか今でも好んでやらない。いきなり驚かされる演出が心臓に悪いのもあるし、単純に「難しさのベクトル」が自分に合わない。
※僕は難しくてもがんばれる≒レベルとかで逃げられるゲーム性が好きなので、バイオの「弾薬のみならずセーブ回数にすら制限がある」のは凄く辛かったのだ

 まぁコードベロニカは割と易しくて派手で好きだったけど。

ともかく、ゲームが原作である以上、「既に知ってる世界」であることが大きく僕の背中を押した。あと、「安っぽい映画」じゃなかったことも大きい。ポールアンダーソン監督のそれなり以上にお金が掛けられた大作で、つまりは「大作である以上より多くの観客を魅了しなければならない作りになっている」ことが安心感にも繋がった。

内容的にも、ただゾンビ一辺倒というわけではなく、ご存じレーザーで切り刻む部屋や、巨大な「もはや人間というよりモンスターに近い」Tウイルスのバケモノも「怖さという敷居」を下げてくれた。

僕が中二の頃やったスリラーのために、何十回見たかわからないマイケルのPVも、思えば「怖い演出」は無かった。まぁミュージックビデオだから「ゾンビであるのは見た目だけ」ってこともあったし、

 「見た目だけなら怖くない」ことを学習した

ってこともあると思う。てかバイオハザードはやっぱりそんなに怖くなかった。

ジェットコースターがそうであったように、一度怖くないことを学ぶと、存外それ以降平気でどんどん手が伸びるようになったりするもので、その後もバイオは全て見ることになったし、他にも結構な数のゾンビ映画を観た。

見た順番は必ずしも公開順ではないけど、
※バイオおよびCGバイオを除いて

・ショーンオブザデッド
・DOOM
・スリザー
・ゾンビランド
・ウォームボディーズ
・ワールドウォーZ
・アイアムアヒーロー
・新感染ファイナルエクスプレス
・甲鉄城のカバネリ
・カメラを止めるな!
・アナと世界の終わり※つい最近見た
・iゾンビ
・ゾンビーバー
・ゾンビガール
・ゾンビシャーク感染鮫
・レギオン
・アイアムレジェンド
・ゾンビサファリパーク
・ウォーキングデッド

こんなところかな。てか書き出してみてわかったと言うか思い出したのは、

 ゾンビ映画は、いきなり驚かせてくる以外はほぼほぼ何にも怖くない。

つまり、「ボリュームを小さくして見れば」全然怖くないのだ。

思えばリモコンを片手にいつでも(音を)下がられるようにしたり、耳を押さえて見たりしてたことを思い出す。内蔵が、とか血みどろの、とかは、エイリアンの方がどっちかというと怖かった気がするし、クリーチャー系でも、もっと言えば、

 ゲームでも、見たことがあった。

ゲームの場合は自分のペースで「いきなり驚かされる」演出のタイミングを操作出来ることが多いけど、映画はその辺巧妙
※つっても割と慣れてくると「ここらで来そう、、、来た!」はわかるけど
だったりするけど。

ただ単純に、上の作品の中で面白かったものを挙げるなら、

・バイオハザード1作目と最終作
・DOOM
・ゾンビランド
・ウォームボディーズ
・ワールドウォーZ
・新感染ファイナルエクスプレス
・ゾンビーバー

「僕は」これだけ。アイアムアヒーローやアイアムレジェンド、ウォーキングデッド、カメラを止めるな!辺りは、メジャーだけど好きじゃない。さらにこの中でナンバー1を挙げるなら、、、

 ウォームボディーズ。

これはホントに怖くないし、主人公とヒロインがイケメンと美人で、さらに気持ちいいハッピーエンド。だから、もし「ゾンビ映画が嫌いな人に勧めるとしたら」これが一番だとは思う。と言うか、これと「ゾンビランド」
※ジェシー・アイゼンバーグのヤツ
を、、、と思って書き始めたのだけど、

 ぶっちゃけここまで書いてきて、「それはエゴだったな」と言うことに気付いた。

確かに、僕が見たゾンビ映画の中で一番怖くなかったのは間違いなくウォームボディーズだったと思う。でもそれは「あくまでゾンビ映画をそれなりに見ることが出来る僕」の中でのオススメであって、そもそもゾンビ映画が嫌いな人間に勧めるのは、

 大きな間違いという気がしてきた。

ジェットコースターが怖くて乗れない人にジェットコースターを勧めるのは難しい。納豆が嫌いな人には、いくらカラシとか調味料で誤魔化そうとしても、「納豆は納豆」だったりするはずだ。てか僕はたぶんきっと間違いなくどんな納豆でも美味しく食べられないと思う。

だから、いくら自分が怖くなくても、「ゾンビであると言うだけで」オススメは出来ないんだろうな、と言うことを、改めて認識した。なぜなら、「怖くないだけがゾンビ映画を嫌う理由じゃない」し、「いきなり大きな音がしない」だけで、

 やっぱり人を食べるシーンはある。
※コメディ風にアレンジされてはいるけど>ウォームボディーズ

まぁブログのタイトルにあるような「怖くない」という条件だけで言えばクリアしてるかも知れないけど、「グロくない」と言う条件が重なったら、それはやっぱりNGな気がする。

 嫌う人に無理矢理勧めるのはやっぱ違うんだろうな、と。

ただ、

一方ではこれほどたくさんのゾンビ映画がリリースされているのだから、それらを楽しめるようになった方が「得」という気はする。もし本人が興味を持って「覗こう」とするなら、やっぱりオススメはウォームボディーズってことになるかな、とは思った。

 やっぱイケメンと美女は強いからな。

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2020年1月12日 (日)

ワイルドスピード スーパーコンボ

それが惰性だろうとついでだろうと、結果シリーズを全て見ているのでこれも借りてきた。まぁ楽しみじゃなかったと言えばウソになる。

原題は、FAST&FURIUS HOBS&SHOW。多少スペルは間違ってるかも知れないけど、つまりは、ホブスとデッカードの話。

 ドムは一切出て来ない。あとドム関連のファミリーもひとりも。

とは言っても、ポール・ウォーカーもガル・ガドットも、アジア人のメンバーも死んじゃってるし、一時的にドムの彼女だった警察官の女の子も殺されたから、結局ほとんどファミリーでめぼしいキャラは残ってないとも言える。

 ここらで大きく方向転換するのもやむなしか。

監督は、デヴィッド・リーチ。デビッド・リンチではないので要注意。監督作品は、ついこないだ見たシャーリーズセロンのアトミック・ブロンド。ライアン・レイノルズのデッドプール2など。
※その繋がりで彼もチョイ役で出演
そこまでたくさん撮ってるわけじゃないけど、ジョンウィックシリーズの制作をやってるなど、動かせるお金は大きそう。

今回は、ワイルドスピードシリーズではあるものの、実質スピンオフという感じで、タイトルにはナンバリングされていない。

 知らずに見たら「これ、ワイルドスピードじゃねぇだろ」と言いたくなる、そんな内容。

端的かつ具体的に言えば、

 そんなに車は出て来ない。

出て来ないわけじゃないけど、それまでのシリーズを思えばほとんどオマケ程度で、むしろ、

 秘密兵器と強力なヒールで彩られた、「007風ワイルドスピード」って感じ。

一応申し分け程度にヒロインは出てくるけど、これまでみたいに、

 美人、高級車、ファミリー

って感じじゃない。

あらすじとしては、どこぞの博士が発明した強力なウイルスを確保しに行ったMI6?っぽいスパイの女の子が、土壇場で悪いヤツに盗まれるくらいなら、と自分の体内にそのカプセルを注射。72時間以内に取り出さないと、カプセルが溶けて本人を殺し、空気感染で世界中を一週間で死滅させるという。

 そんな強いウイルスないでしょ

と思いつつ、これはワイルドスピードシリーズなので問題無し。そう言うの有りな話だし。

で、この女の子が実はデッカード・ショウ、つまりジェイソン・ステイサムの妹役で、ホブス、つまりドウェイン・ジョンソンと組んでこの子を助けようという話。

悪いヤツは、今後もシリーズを続けて、育てていこうと言う気がよくわかる「強力な連中」。世界中に、

 その女の子が仲間を殺し、ウイルスを奪い、ホブスとショウもそれを助けてるから、みんなで見つけて捕まえよう!

と言うニュースを流布するほど。そして、その秘密結社の尖兵役が、

 イドリス・エルバ=改造人間。

過去デッカードに頭を撃ち抜かれて死んだ経験があり、ショッカーに改造人間にされた。
※やや脚色

当然デッカードを憎んでいるし、とんでもない身体能力があるのだけど、、、

 ふと気付いてしまう。「これって、ワイルドスピードだよな?」

全然雰囲気に合わないことこの上ない。確かにイドリスは大好きだし、かっこいいし、悪役も善玉も出来る器用な俳優だとは思うでも、

 ワイルドスピードである必然が極めて薄い。

強いて言えば、デッカードの母親役であるヘレン・ミレンを出すことや、ホブスと超絶仲が悪いのに強力するというギャップが演出出来ることくらい。他はほぼほぼどうでもいい。ただ、

 ワイルドスピードを冠することで、多額の予算が確保出来たのは間違いない。

つまりこれは、

 大がかりな映画を撮るのに、ワイルドスピードという冠がちょうど良くフィットしたから付けた全く別の映画。

・・・もちろんそれで問題はない。

確かに、過去かなりいろんな連中をデッカードは殺しているし、仲間になれと言われてもそう易々とは行かないのもわかる。でもまぁ、

 映画だし?

とりあえず楽しめればいいかな、と。

ともかく、ネタバレを書かないと本作ならではの面白さは書き記せないので、もし興味がある人はこの辺で読むのを止めて借りてくることをオススメする。ちなみに、映画が終わってスタッフロールが始まってからも、

 2回ほどエピローグがあるので要注意。

デカい文字のメインスタッフのあとで1回。全て終わってドルビーサラウンドのマークが出たあとで1回だ。

 まぁ見なくても何にも困らない程度の内容だけど。

・・・

今作で際立って良かったのは、、、

 イドリスの乗るバイクが相当かっこよかったこと。

オートパイロットで目の前まで走ってくるのもかっこいいけど、

 変形したり、「絶妙なタイミングで乗れる」シーンが相当カッコイイ。

ただ、逆に言えばそれ以外の乗り物はコレと言って特筆するところがなかったような。カーチェイスシーンもあるにはあるけど、ワイルドスピードらしい「とんでもなさ」があるわけでもなく、こないだ見た6アンダーグラウンドの方が迫力も上。

今回はバギータイプがよく出てきて、派手なジャンプも少なくないけど、歓声を上げるレベルかというとそんなことはない。

殺陣に関しても、以前ホブスとデッカードが戦ったときのような迫力があるシーンはなく、「ワイルドスピードとしては」やっぱり物足りない感じではあった。

ただ、ヒロイン兼妹役の女の子はなかなか魅力的で、
※メイクもあって美人って感じで描かれたわけじゃないけど
よく動けるし、

 お腹の中にウイルスカプセルがあるとは思えない派手なアクションをこなしたり。

また、今回初めてホブスの兄や娘が登場。兄は、

 地味な脇役としては印象的な顔のクリフ・カーチス。嫌いじゃない。

まぁライアン・レイノルズがもちっとメインストーリーに絡んで欲しかったかな、とは思ったけど、それは次回以降のお楽しみなのかも。

全体としては、そつなくまとまっていて決して見て損したって映画じゃなかった。でも、これは腐ってもワイルドスピードの名前を冠してるわけで、

 もう少し「特別な何か」が欲しかった気がする。

「ワイルドスピード3」みたいに、クソな内容で許される時代はもう終わってる。ドム無しでやるなら、最初から「ホブス&ショウ」でリリースすれば良かったんじゃないかと思った。

あと、

 せっかく高性能なセンサー内蔵アイを持ってるスーパー改造人間のイドリスなのに、それがあまり活かされてなかったのが非常に残念。

「ゴクウ」ほど何でも出来てしまっては困るけど、「パンチが危険」とか、「この辺に居る」とかだけじゃ、宝の持ち腐れも甚だしい。もっといろいろ出来ただろって思った。少なくとも、


 ウルヴァリンゼロの時のウェポンXIのようなとんでもない強さでは全然なかった。

目が光るだけってのも芸がないと言うか、、、そう!

 カリオストロ伯爵のような、「切り札は最後まで取っておくものだ!」が無かったんだよな。

それこそ口からミサイルでも発射して欲しかったわ。

・・・

今回ホブスとデッカードの妹がイイ感じになったので、次回も引き続き彼女が出てくる可能性はある。個人的にはドムの恋人:ミシェル・ロドリゲスはあまりヒロインとしては適切とは言えないと思ってたし、シャーリーズ・ゼロンやガル・ガドット以上のヒロインを用意するのが容易ならざることなのはわかるけど、

 もう少し撮れ高の高い女の子を出してくれてもいいのに、とは凄く思った。

デッカードの昔の恋人的な感じでちょっとだけ出た美人も居たけど、完全チョイ役で居なくなっちゃったし。

クリス評価は★★★かな~。7点には届かない、「適度な佳作」って感じだったわ。

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