Dマガジン
2周年記念だかの企画で、8月末まで「創刊号」を読めるというのをやっていて、ファミ通はもう何度か目にしてるからという理由で、
週刊アスキーの創刊号、つまり「EYE・COM」の創刊号を読んでみた。
特集記事が、、、ちなみに創刊は1989年。僕が19歳の頃の特集記事が、、、
「すべてがわかるワープロ大特集」
正直言って「保存出来るなら保存したい」ほどの内容で、もし見られる環境にある人は、ぜひ、何なら一ヶ月間無料を使ってでも読む価値があると僕は思いましたね。
古くて新しいデジタルってのは、ホント面白い!
コンテンツからピックアップして転載すると、、、
・とても魅力的なパソコンワールドを、一度のぞいてみませんか?
・キラリと光るCDは、将来有望なコンピュータの記憶メディアだ
・CD-ROMが付いた32ビットパソコン、富士通FMタウンズ
・最新の実用ソフトやゲームソフトを紹介「アシストカルク」「井崎修五郎の競馬必勝学」
・気になるハード、ソフトを冷静な目と独断で徹底追求「リアルなゴルフゲーム遙かなるオーガスタ」「小型軽量ブックサイズのダイナブック」
・パソコン通信は面白くて、楽しくて、役に立つ!
どうです?面白そうでしょ?
宮沢りえがタウンズの上に笑顔を見せてるとことか、「ついに来た!!あのルーカスが作ったHABITATがこの冬日本上陸だ!!!」とか、
スゲェイイ感じ。
ハビタットは確かに先進的だったんだよね。入ってみればLINEとかアメーバピグみたいなもんだもの。どちらもよく知らないけど。
ファミコンホームバンキングとか、アメリカではファミコンがネットワークに繋がる!?みたいなものも時代を感じさせるし、ゲーム紹介で「ねじ式」とか言われて今何人の人がわかるんだろう、みたいな「38万光年の虚空」とか、当時ですらスルーしてたわ。
新製品情報のホットアイでは、
・機能充実の新しい電子手帳
・えっ!!ビデオから写真ができるってホント?
・どこでも参上します、らくらく出前ビデオ
・モデム内蔵。これはパソコン通信に便利だ!
「一歩先行く人の一歩先行く32ビットマシン」のコメントには、「近ごろ、20万円を切る16ビット機も発売されたりして、16ビット時代に突入したんだなぁと思っていたら、、、」
とか。さっき書いたダイナブック、「小さい。薄い。軽い。・・・欲しかった!」の表題で紹介されたJ-3100SS。こんなに小さく、薄くていいんだろうか。って書いてあるダイナブック、
RAMが初めから1.5メガバイトも入っている。これは相当強力。
かな漢字変換もスムーズにできる
サイズは、幅310×奥行き254×高さ44ミリ
重さはなんと!わずか!2.7kg!!
価格は198000円税別ポッキリ!
いやはや、、、長生きはするもんですね。
ちなみにビジネスソフトのランキング一位は「VZエディタ」。ロータス123やまいと~く、花子、忍者、サクセスとかが目に染みます。
ゲームソフトランキングは、一位ファミスタ89。他はマザーやテトリス、スーマリ3、ケルナグールとかが入っていて、「ファミコンかテトリスか」という感じ。
まぁつっても僕と同世代の人にしかフックしないネタではあるかな。
・・・
それともう一つDマガジンから、今週と先週のファミ通、角満のコラムでプレステVR、、、というかVRかな、のネタがあり、なかなか良かった。
お台場にある「VR ZONE」のレポートだったのだけど、「高層ビルの谷間に設置された細い一本橋を渡ってネコを救出するコンテンツ」のリアクションが、
高所恐怖症ではなく、頭で理解していても、脳が騙される
鼻歌交じりで体験しても、次の瞬間ガクブルになっている。同行した女性編集者が、角満をゲラゲラ笑いながら見ていたにも関わらず、自身がやる段になって、、、
恐怖のあまり一本橋に腹這いになって匍匐前進するという荒技を繰り出し、「すばらしいリアクションで、開発者冥利に尽きます!」と所長に絶賛された。
・・・うーんやってみてぇ!!!
アニメチックな女性ポリゴン人形が操作説明をしてくれるシューティングゲームでも、隣に座ってる彼女が気になってついついチラ見してしまうとか、
無意識のうちに手を伸ばしてしまうとか。
「サマーレッスン」は正直スルーかなって思ってたけど、同じ開発プロデューサーと聞くと、ちょっと「いいのかも」って思ってしまう。
翌日「なんか脚が筋肉痛なんだけど・・・」ってのもスゴイ、、っていうかちょっと怖い。でもやってみたい!
一瞬で飽きるかも知れない。長時間遊べないかも知れない。でも、たとえば知り合いがいたとして、たまたま自宅に来ることがあったとしたら、
これをやらせない手はないよな、って思った。
単位時間辺りのコストパフォーマンスや生産性を重視する僕だけど、同時に密度の高さも軽視したりはしない。たとえ所用時間が5分であっても、タイソンがノックアウトされた試合を50万円で見たリングサイドの席は、十分な満足があったと思うしね。
※僕が見たわけじゃないよ?
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