LEGO

2019年5月18日 (土)

マイクロブロック

楽しみにしていた建機の入ったアソートが入荷したので、

 ブルドーザー、ショベルカー、ダンプ

を購入。ズバリ定価売りだったけど、久々にブロックでもやろうかなぁと。

ブロックの大きさは、いわゆるポピュラーな「ポッチ2×4」のブロックで「8×16mm」。カワダのナノブロックや、ダイソーのブロックとの違いはわからない。

素材は、レゴと同じABS樹脂。ダイヤブロックはスチロール樹脂、いわゆるプラスチックで、同社のナノブロックはABS樹脂らしい。ダイヤブロックは子供の頃「割れやすい」「堅い」「安っぽい」の三重苦だったが、その分ローコスト。ブロックが小さい分高品質なABSにする必要があったのかな、と思いつつ、

 マイクロブロックの手ざわりその物は悪くない。

レゴほど「柔らかみ」を感じないのは、その大きさにも寄るかな、と。

ちなみにレゴにもマイクロにもクリアパーツがあるが、それはたぶんプラスチックで、「堅く、精度が低い」印象。これは僕の勝手な想像だけど、プラの方が加工後の気温湿度の影響を受けやすく、ユルユルよりはキツめの方が安定するため、あえてハメを他のブロックよりキツく仕上げている気がする。てか本家とも言えるレゴですら、

 すぐ取れたりキツくてはまらないものがあったくらいだから。

そこはあまり目くじら立てないで欲しいかな、と。将来的にはよりよい素材が発明されるのかも知れないけど。

ちなみにこれまた僕のうろ覚え知識では、「ポリウレタン」つまりゴムを使うことで「柔らかさ」を増すことは可能。ただ、それだと「透明度が犠牲になる」。特に窓ガラスに頻繁に使われるパーツにおいては、「強度より透明度」を優先すべきだと思うし、さらにポリウレタンは劣化もしやすいので、(どうしてもゴムが使いたい)一部を除いて使わないのは正解かなと思う。

ブログの残り容量がとても限られているので、写真類は掲示板の方にアップする予定。てか、

 言っても税込108円のブロックの写真である。そう大したもんでもない。調べりゃ出て来るし。

「そう大したもんでもない」のだが、、、

 でもこれが108円か、と思うと、そのクオリティには目を見張る物がある。

例えば僕が好んで収集していたレゴテクニックの大箱は、

 当時「1パーツ約20円」という目安があった。

実際は「1×1」のブロックもあれば、モーターなど電気的な部品も「1パーツ」と換算されるし、箱を「ただ小分けしたビニールが入ってる大きな一箱」にするのと、「小分けした箱に中開きのデザインで、説明書も2通り分2冊封入」するのとでは、全然コストが変わってくる。最近のシリーズは前者寄りのローコスト仕様が増えていたけど、

 言ってみれば100円均一で売る仕様であるマイクロブロックは、「ローコストの極み」であるはずなわけで、それを鑑みた上でのクオリティは、

 非常に高いと言って良い。

特に驚かされるのは、「余剰パーツ」の充実度。

レゴですら余りは数個しかないこともあるのに、
※その分徹底して品質管理をしてるわけだけど

 何とビックリ!

 こんな小さなセットなのに、、、

 「ほぼ各1つずつ予備パーツが入ってる!」

てかパッと見大きいのもクリアなのもみんな入ってるように見える。てか、

 トラブル対策で「これがベスト」と判断したんだろう。

小さいから無くしやすいし、毎回毎回足りなかったとか無くしたと言う人に対応するコストを考えたら、むしろ「賢い」とすら言える。その分余計に入れなきゃイケナイわけだけど。

また、知ってる人には有名な話だけど、マイクロブロックにはダイソーには入ってない「ブロック外し」も入っている。レゴにも極一部のセットにしか入ってない、「はめちゃったブロックを比較的容易に外すための道具」なのだけど、

 108円なのに全部に入れてるってのも凄いことだな、と。

誰しもが必ず買うセットがあるわけじゃないし、もっと言えば、

 一回組んだらあまりバラさない気がしなくもない。

※コレクション性の強いトイなので、並べはするけど、オリジナルを作る人はそこまで多く無さそう

色味もレゴとソックリで安っぽさがなく、表面にはツヤもあって、

 とても豪華。

ブルドーザーはアームが稼働するが、ちょっと遊んだくらいでユルユルになることもなく、設計制度の高さにも感心させられる。

 ・・・なるほど売れるわけだと。

ただカワイイからとか安いからだけでは、ここまでヒットはしなかったと思う。実際たまたま僕の仕入れ先にあったから、その存在を知り、ネットで調べ、仕入れて自らも購入するに至ったけど、

 つまりは「多角的に優れた商品」であったが故なのだなぁと。

ちなみにナノブロックにはポケモンも出ているが、

 パッと見同じボリュームで500円以上する。

それが普通なわけで、こっちがイレギュラーなんだろうと思うけど、

 ともかく、かなりオススメなのは間違いない。

マイクロブロック:ブルドーザー、★★★☆!

・・・

本音を言えば、「各3個ずつ」くらい大人買いしてしまいたい衝動に「強く駆られている」のだけど、やはり店主として在庫を極端に偏らせてしまうのは良くないとグッとガマンしているのだ。
※1セット18種×各8=144個セットで、特に希望のアイテムを多めにしてくれ、等のリクエストは出来ない

てか考えてみれば、「MSセレクション」当時のバンダイガシャポンが1個200円。あれも大概ハイクオリティだったけど、約半分の値段でこのボリューム感
※ブルドーザー完成時の全長は8.3cmほど
は、マジパ無い。ダイソーにはない箱も立方体でコレだけでもちょっと収集欲をそそるし、今後は、
※僕の妄想ね

・恐竜・・・鉄板中の鉄板。間違いなく売れるし、版権を気にする必要もない

・カブトムシ・クワガタ・・・出る前から売れることが約束されている。今欲しい!

・は虫類ほか・・・既にカエルとカメが出ているが、ヘビやトカゲ、ワニなんかの「怖い系」も見てみたい

・飛行機・・・版権が絡むかも知れないけど、ヘリコプターとか水上飛行機とかも、出せば売れそう。ポルコの赤い飛行機とか出ないかな~。

・新幹線・・・こっちは確実に版権が絡むだろうけど、出せば確実に売れる。車輪とか無くていいけど、客車は欲しいかも、、、

など、まだまだシリーズを増やしていける余地はある。てか、

 戦国武将を同じ値段で出してきたくらいだから、何が来ても不思議はないと思うけどね。

自分が子供の頃リリースされてたら、

 ムチャクチャ買ったと思うわ。

「ビッグワンガム」ほど大きく無いけど、全然アレよりハイクオリティで、さらに2コ1、3コ1で夢も広がるもんな~。

ちなみに、通常は「セリア」という100均で取り扱ってるらしい。地元にも3件ほどあったので、

 どうにも他のシリーズが気になったら、そっちも覗いてみようと思った。

あ、ちなみにブルドーザーの難度は「最低の☆」。で作るのに掛かった時間は(ストップウォッチで計って)20分だった。作ったあとも愛でて楽しめるし、組み替えまで考慮したらコストパフォーマンスはホントに高いと思う。

 てか、今気付いた。

 これを作ってる人は、

 「レゴ大好き」。ブロックを愛してるんだな、と。

だからこんなに素晴らしい商品が出来るんだな。

--------------

もうちょっと書く。

ブルドーザーを作った際に使ったパーツの多くは、オーソドックスな「普通の形」だったけど、一部の関節部分や、斜めをデザインした物も入ってはいる。

 レゴで再現出来ないかな~って思った。

と言うかこのマイクロブロックにも当然デザイナーは居るはずで、センスの方向から鑑みると、「日本人っぽい」気がする。

箱には「輸入販売元ポニー」とあるけど、必ずしもこの商品の企画立案が外国人とは限らない。日本で計画したものを中国で作ってる可能性の方が、むしろ自然という気がする。チョコエッグだってMSセレクションだって、中国製でも原型は日本だったりするし。

・・・

作る時の感じは、意外とジグソーパズルに近い。部品を探して、説明書をよーく見て、ちょっとずつ完成に近づいていく。「パーツ数=ピース数」と置き換えることも出来るし、パズルが好きな人なら、ハマる素質があるかも知れない。てか、

 作ればハマる。

と言われた意味が、作ってみてホントにわかった。

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2019年3月22日 (金)

レゴハウスの話

ネットフリックスで何かフックする動画がないか探すときは、もはやトップページからではなく、適当なキーワードを入れて検索した方が良い。結局のところヤツがオススメするのは、「ヤツが勝手に思い込んでる」だけで、本当に僕が見たいような、フックするような動画は、往々にしてそこには含まれなかったりする。まぁ趣味とか「マイブーム」とかはしょっちゅう変わるものだし。

ってことで、エロっぽいヤツとか、イヤらしいヤツとかを探したりもするのだけど、割とあっさり飽きる。てか枯渇してしまう。でめげずにツラツラと探していたところに出てきたのが、この動画。

以前も、「歴史に残るオモチャ」を題材にしたオリジナル動画があったが、
※スターウォーズやトランスフォーマー、キティなど
まぁこれも似た感じ。

主題は、レゴの故郷でもあり聖地でもあるデンマークのビルンというところに、現CEOであるケル
※ちなみにレゴはこの規模の会社としては極めて珍しく世襲制で社長を決めている。結果が出てるから何にも問題はない
が、長年の夢であった、「レゴハウス」、、、レゴランドと何が違うんだろうとも思うのだけど、ともかく、レゴを題材にした一種のテーマパークを作ると言う話。

レゴランドがいくつものアトラクションを広めの敷地内に点在させる、ディズニーランドのようなテーマパークであるのに対し、レゴハウスはその名の通り「一軒の家」。と言ってもかなり大きく、外観からしてまるでレゴを組み上げたかのような個性的な風貌をしており、

 外観以上にその内部がとっても最高。

僕は愛知に住んでいて、愛知と言えばついこないだレゴランドが出来た、ある意味お膝元のような場所だが、ぶっちゃけ愛知のレゴランドに行きたいと思ったことは一度もない。
※デンマークやカリフォルニアのレゴランドに行きたいと思ったことはあるけど。単純に規模が大きそうだし

理由は、「お金儲けの臭いしかしない」から。飲食物の持ち込み禁止なのは致し方ないとしても、入場料から中での食事代など、軽くテレビで見てただけでも、

 見事に行く気を削ぐ価格設定。

特に子供が興味を抱く年齢も過ぎていたし、「これは僕が好きなレゴとは違うな」って感じだった。

しかし、そこは3代目社長であるケル氏が、「ああしたい」「こうしたい」と言う夢が詰まりまくった「本物」である。

 見てるだけでムチャクチャそそられる。

館内にあるベンチには、「全て」手を伸ばせば触れるところにレゴブロックのボックスがある。どこにいてもレゴに触れられるようにしてある。何かが作りたいと思ったら、すぐさまそれを形に出来る。

レゴは基本期間限定品。もっともオーソドックスな赤バケツ青バケツなどを別にすれば、セットモデルは概ね3年ほどで廃番となり、随時新しいパーツやテーマに則した新商品が発表されていく。その中には、

 三角屋根のパーツやゴムのタイヤ

と言ったわかりやすいものだけでなく、

 グレーのブロック

何てのもある。見ていて知ったことだけど、大昔のレゴの大ヒット商品に「黄色いお城」があったという。子供受けするキャッチーなカラーリングで大人気となったこのセットは、このレゴハウスのデザインを取り仕切るスタッフにも思い出深いセットだったそうだが、

 なぜ黄色だったかと言えば、単純にグレーのブロックが無かったからだという。

そんなレゴの歴史的なセットが地下にはいくつも展示されていると言う。僕は主にテクニック系モデルを好んで収集しているが、

 当然それらの中には、僕が子供の頃、それこそ45年くらい前のモデルもあるに違いない。

覚えてはいない。が、思い出すかも知れない。今そこまで古い過去の「本物」をつぶさに見る機会など無い。レゴだからこそ保存されていたのだろうし、レゴだからこそそんな昔の物でも十分価値を見いだせる。

施設にはもちろん大量のブロックでいろんなものが作れる場所もあるし、ロボットを組んで戦わせたり、車でジャンプさせたりと言った「能動的にモチベーションを刺激する」ことを強く意識しているのも素晴らしい。レゴランドでは生産性の低いそう言う施設に力を入れるとは考えにくい。

今気付いたけど、番組内では「その施設でレゴを売っている」ことが取り上げられなかった。実際に売ってないとは思いにくいが、レゴハウスの主題が「売り上げではなく楽しんで貰うこと」にあったのかなぁと、ちょっぴり優しい気持ちになったりもした。

最上階には世界中から寄せられた様々なビルダーの作品が展示されている。オリジナリティ溢れるロボットや恐竜から、年齢の低い、でもキラリと光るものがある未来の車まで。

テレビとかだととかく大仰で複雑なモデルが取り上げられやすく、それらにはそれらの魅力があることも重々承知しているけど、一方でこういう「僕らにも出来そうな」作品を見る機会はほとんどない。
※ネットでも大抵は凄い作品にだけ目が行きがちだし

 この部分の尺を10倍くらいにして欲しかったな~

ってくらいワクワクした。ガンプラのコンテスト作品とかにも似た感じを抱くのかも知れないけど、レゴと決定的に違うのは、

 レゴには改造がない。

パテもヤスリもニッパーも使わない。ただブロックと、そして想像力が形を具現化する。ただそれだけなのに、

 完成品がピカピカに輝いて見えるのはなぜか。

もちろん素材となっている樹脂の品質や、製造工程の精度の高さなんかもあるだろうけど、

 作り手の気持ちが、見てる僕にも伝わりやすいってことなのかな、と思う。

自分が触っているブロックと同じブロックで、ここまで姿を変えることが出来る。そこにグッと来ちゃうんだろうな、って。

食堂はレゴを模して作られたロボットが注文から配膳までをこなしたりするし、中央には世界最大のレゴモデルである「レゴの木」が鎮座している。一体何ブロック使ったのか想像も付かないが、それも一生の間に見られるなら見てみたいよな、と思う。

 まぁデンマークは愛知県からとても遠いわけだけど。

正味47分ほどの番組だったけど、参加するスタッフの多くが笑顔で、このプロジェクトに関わることを誇りに思ってる感じも良かった。前述のオモチャの番組でもレゴを取り上げた回があったけど、あれとは全く違う、

 ファンの気持ちが伝わる、いい番組だったな。

★★★。レゴ好きには特にオススメ!

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2011年2月25日 (金)

軽く日記ぃ~

※カテゴリがLEGOな辺りで、このネタのメインが伺えるというもの。

昨晩はnoriくんから電話で催眠術の話をこれでもかと聞き、「もう25年若ければ、、」と無茶な夢を見たりしました。みなさん、若いウチですよ!催眠術を学ぶなら。やっぱ「学ぶ」ということから距離を置いてしまった年齢だとなかなか前向きに、
※そのメリットがいかに絶大だったとしても
向き合えなかったりするものなのです。

●ファンタシースターポータブル2インフィニティ

ちょっとテンションが下がって買おうかどうしようかまたも迷ってしまいましたが、結局買ってきました。ゲオで4480円と電話で聞き、3DS用車載充電器「のついで」に買おうと思っていたのですが、充電器1580円と聞いて、

 ジョーシンのが200円安いじゃん・・・

わずか200円ではありましたが、されど200円でもあり、「DSライト、DSi、DSiLL、PSP兼用」という点でも同じだったので、まぁ時間がないわけじゃないし、ジョーシンに行くことにしました。

最初PSP用のものしか見つからず、「むぅ、売り切れか?」と思いましたが、何のことはない売り場違いで無事発見。で、その時ふと気付くと、

 円高還元とかでゲームやおもちゃが5%OFFだという。

ほほぅ。これなら200円以上安くなるな。っと、ついでにインフィニティはいくらかな、、と、、、

 4380円。

ほほぅ。これもそのままで100円安くその上5%OFF。まぁ買うしかないか。一旦は下がったテンションだけども。

ちなみにゲームはメディアインストールして、おまけのコードを入れて、データを移行して、、、起動だけ確認してそのままほったらかしてます。インプレはまぁまた後日ってことで。

●LEGOほか

ジョーシンの店内をフラフラと見て回ると、「ナーフ」という知ってる人は知っている「スポンジ弾」を撃つアメリカンなトイモデルガンの実物を初めて見て、

 うっちょっと欲しい・・・

でも無駄遣いだろうしな~。踏みとどまる。ただ、

 風切り音が鳴る弾

ってのはちょっと聞いてみたかった。どんな音なんじゃい。

続いてプラモも覗いてみる。

 あ、MGリゼルが4割引2980円!
 ※そこからさらに5%OFFなのか!?それってスゲェ安くない?

かなり心が動く。つかリゼルってヌーベルディザードみたいだと思わない?なんか、ディザード=メタスをかっこよくしたみたいで。普通にカッケーんですけど。

久々にプラモ売り場見ると、アストレイのMGとか、スーパーサイヤ人の悟空とかルフィとか、「へぇ~」って思うものがいっぱい出てた。最近は全然ワクワクしなくなったなぁとか思いつつ。

そして思い出したようにレゴ売り場へ。

 あ、TECHNICがあるっ!

ここ数年のテクニックは正直ビームじゃなくリフトアーム主体になって、組むのにも見た目にもギミック的にもイマイチイケてないというか、魅力薄だったのだけど、アイテム数的にほとんど売り場から駆逐されてた時代を考えると、

 ただ並んでるだけでも結構嬉しい

まぁそうは言っても1万超えの大箱はないのだけど。

久々だったので他のシリーズも一通り見ていく。「ああこれもこれも10年くらい前のシリーズの焼き直しっぽいなぁ」などと思いながら見ていくと、一つだけ「レゴっぽくない箱」がレゴの棚に紛れている。

 んん?

最初はダイヤブロックとかメガブロックが混じってるのかと思ったのだけど、さにあらず。

 「しんかい6500じゃん!」

確か発売日は2月17日頃だったはず。amazonで売り切れてた時点で既に脳内からデリートされていたはずが、今目の前に再構築。
※レゴだけにイメージとしては下から順番にブロックが積み重なっていく感じでお願いします。一応5秒くらいで高速構築ね。

価格は4380円。5%OFFだと4161円。うーむ。ちなみに5%OFFは今日まで。うーむ。

 数分箱を長めながら熟考に入る。

正直現物を見ると、さほどかっこよくもない。作るかどうかと問われたら、確実に作らないだろうし、箱のまま取っておく方が価値としてもありそう。っていうかこういう国内限定色の強いレゴは、将来的に海外相手にプレミアが付く可能性が高い。またamazonで一旦売り切れていたということは、今後の再生産はもしかしたら可能性薄なのかも知れない。
 買うか!?

でも今ここで既に∞を買ってしまって、財布事情はかなり切迫感を増している。そう言えば自宅のカスペルスキーの期限が迫っていてそれにも4、5000円お金が掛かる。3月には店のパートさんにホワイトデーのお返しもしなきゃいけない。

 うーむ。

異常に悩む。こんなに悩んだのはいつぶりだろう。思い出せない。僕は「欲しい物は欲しい」と結構即断即決する男なのだが、やはり今回は、

 自分個人としてはあまり欲しくない

というのがデカイ。転売するつもりはぶっちゃけないのだけど、「プレミアが付いてニヤニヤしたい」という、「転売はしないが転売したら、、、」と思う歪(いびつ)な娯楽性。

 やーめた!

悩みに悩んで結局止めることにした。まぁネットの値段がいくらだったのかも忘れてたしね。

 ん?

そんなレゴ棚には最新のカタログがいつも通り並んでいたので、久々に手にとってページをめくる。テクニックがこれだけ置いてあるところを見ると、関連ページもあるかも知れない。
※テクニックはマイナーなシリーズなのでカタログからはしょられることも少なくないのだ。

やはり大型のクレーンとかは載ってない。こないだ届いたバックホーもない。

 まぁそんなものか、、、

そう思った次のページに、

110225_8070 ●#8070スーパーカー

 おお!?って感じ。amazonからメールで案内も来てないし、そもそもさほど前向きに新製品にアンテナを張ってなかったことも否めないのだけど、

 赤い車は基本購入してる

なので、これも、、、っていうか普通に結構かっこいい。

フェラーリみたいなスタイリッシュさではなく、どこか無骨なアメ車をイメージさせるボンネットも悪くないし、カーモデルなのに半ば強引にモーターライズドしてドアとかハッチとかを開閉させたり、

 なかなか愉快。

#8145 フェラーリ599フィオラノ 14337円(ポイント分引いた額)
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2008/02/post_ff60.html エンツォフェラーリ 13055円
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2005/07/lego8653.html

#8653

これらの作品は、見た目もかっこよく、「フェラーリ」というブランドは付いているものの、エンジンのピストンが後輪とリンクしてるわけでも、ハンドルと前輪がリンクしているわけでもなかったわけで、、、

 まぁ大きさは小さいとは思うけどね>8070の方が

でも大丈夫です。どうせ作らないで箱を見てニンマリするだけだから!

ちなみに今回どうしても(今後振り返ることも想定しつつ)かっこいい写真を載せたくて、久しぶりに「amazonの拡大画像を切り貼りして高画質のスクショを作る」作業をしました。winshotで「アクティブウインドウ」を撮り、IRFANVIEWで切り出しをし、INKSCAPEで合成配置し、再度IRFANVIEWで切り出し保存。

 結構面倒です。

でもたぶんネットに出回ってる8070の写真の中では一番大きくて綺麗なのではないかと勝手に自己満足する次第。

 あ、当然買ってますよ。11654円(送料込み)は爆安ですもの。

発売日は4月7日なので、現状の財政とは切り離して考えられますしね。

●カスペルスキー更新

相変わらず2010年版を使っているのだけど、画面に「あと13日で期限切れになるから更新しろよ」と表示されまくり、ウザいので更新手続きをすることにした。

ただ、更新には三つの選択肢があり、

・2011にしてから更新する
・2010で更新してから2011にする
・2010で更新してそのまま使い続ける。

一つ目の方法を取ると、インストール出来るPCが2台から3台に増え、かつ新しいウイルスへの対応度も上がります。ただ、2011に(この時点でのバージョンアップ自体は無料)することに抵抗があり、一旦「何がどう変わるのか」をジャストシステムに訊いてみる事にしました。

 サポセン20秒10円の待たされ方が異常。

昼前くらいに電話したのですが、たぶん15分以上待たされたかも・・・。つか「あと○○名でおつなぎできます」のアナウンスのないサポセンはホントツライですね。見当が付かないから。切った直後に繋がったかも知れないと思うとなかなか決断も出来ません。

ただまぁ繋がった直後に「非常に長らくお待たせして、、、」と詫びてくれたので一気に気持ちは晴れましたけどね。言葉ってのはホント大切だと思います。

で、結論から言うと、

 2011にすると(長男が遊びまくっている)ペーパーマンが起動しなくなる(恐れが高い)

ということで、まぁネトゲ依存気味な長男にくさびを打ち込む意味も込めて2011にしちゃおうかとも思いましたが、さすがに本人のあずかり知らぬところで実行するのもかわいそうなので、一旦2010で更新しちゃうことにしました。PCはまぁ1台分無駄にはなりますが、実際今使ってるわけじゃないし、カスペルスキー自体2008年頃の使い勝手と比べるとなんだかウザくて面倒で重くなってる気もしましたしね。

更新手続き自体は電話で聞きながらやったこともあり、何ら問題なく進んでいったのですが、最後の最後、アクティベーションの実行でちょっとだけ後悔しました。

 更新した直後から1年が始まってしまう。

要するに僕は12日ほどの有効期限を捨てて、更新した形になったのです。
※まぁ新しい方のPCはまだ更新してないのでそっちは先送りに出来ますが、、、来年の今頃にどうせズレるかと思うと、さっさと足並み揃えて更新しちゃってもって気になりますけどね。

ともかく、ウイルスセキュリティはネット大好きには必須項目。みなさんも更新をお忘れ無く。

●AKB

以前も紹介しましたが、「初日」という曲が良すぎです。今日は∞を買いに行った時車の中で初めて「超真剣に」
※以前も「真剣に」聴いたことはあった
聴いたのですが、

 涙が溢れて止まりませんでした(実話

なんつかよく歳を取ると涙もろくなると言いますが、僕の場合結構若い時からそこそこ涙もろかったわけで、このまま行くと、「箸が転がっても泣ける」とかになってしまうのではないかとちょっぴり不安になったりもしますが、

 そのくらいイイ曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=e5K5kYQMqO4
※曲自体は「その4」でも紹介しましたが、↑こちらは別の動画。「2009年版」で1位を取った時のものです。こっちのが画質は落ちますが、感動は上。オススメです。

最初ウザかった歓声が最近居心地が良くなってる自分・・・。まぁライブが嫌いな人にはオススメしづらいですけどね。

ちなみにメンバーはかなり古いというか、いない子がいっぱいいますね。

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つか1日でアップするまとめネタじゃなかった気もしないでもないですが、あんまし気にしません。とりあえずAKBは最高です。

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2011年2月13日 (日)

久々にレゴのこと

amazonから注文していたLEGO TECHNICの#8069バックホーローダーが到着。価格は5600円くらいだったと思う。

建機に詳しい人ならともかく、普通の人は「バックホー」と言ってもピンと来ないに違いない。っていうか僕自身使っていてもちょっと抵抗がある。「なんじゃいバックホーって」って感じなのだが、要は

 前がフロントエンドローダーみたいな横長のショベル。後ろが普通のショベルカー

みたいになってるヤツ。「一粒で二度美味しい」的な?「1台2役」的なマシーンなのだが、実際に現場でそれほど普及してないというか、ニーズが少ないところをみると、何か気まずいことがあるのだろう。片方で掘ってもう片方で運ぶ、って考えると、結構便利そうなのにね。
※ショベルは下方に向かう爪があり、ローダーは正面に向かう爪がある。

LEGOを買うのは結構久しぶりだったのだけど、ここんとこずっと「モーターライズド」の大型ショベルカーに興味が惹かれていたので、さほど間が空いた感じはしない。ショベルカーはキャタピラとリモコンで自由自在な操作を実現していて、まことにナイスな見た目なのだけど、いかんせんamazonで予約購入出来ていれば18900円だったと思うと今23000円とかでなかなか踏ん切りが付かない。デジラも2万アンダーで売ってたみたいだし、店によっては19000円アンダーのところもあったようだし、、、。

そんな後悔に押されて今回8069を買ったわけだけど、こちらも既にamazonでは売り切れになっている。というか、届く前から既に売り切れていて、「買っておいてホント良かった」って思った。中箱サイズなので満足感そのものはそれほど大きくないし、ギミック的にも5、6000円クラスの地味なものだが、買い損ねたショベルと同じような経緯をたどるとすれば、「値上がりもありえる」と「もう一つの娯楽」として楽しめそう。

再三書いてきてるけど、LEGOは基本期間限定商品で、青箱や赤箱のようなごく一部のスタンダードナンバーを除いて、数年スパンで販売は終了する。だから大抵の物は10年20年経つと希少価値が上がり、価格も上昇するわけで、作らず未開封で保存しておくことで、ちょっとした「投資」のような楽しみ方も出来るのだ、、、が、

 最近は不景気で値段がほとんど上がらない。っていうか結構下落傾向。

オクの入札を見ると、そもそも「LEGO自体があまり売れてないんじゃないか」という気すらするが、ともかくコレクションをごっそり売り払ったところで、買った値段より高くなるとは言い切れない状態になっているのだ。

でもこの8069のように、「定価は安いがニーズは高い」商品とかだと、「割とアップ率が見込める」。2万のものに3万出すのは抵抗があるが、6000円のものに1万出すのは割と抵抗感が薄いのかも、って話。ましてやこのバックホーはソースとしても優秀だったりするのだ。
※何十年も前からLEGOでは幾度となく商品化されてきているのだが、その多くがとても短命というか、先に挙げたように「建機としてもマイナー」なためか、通常3、4年は作られ、リリースされ続けるのが、ヘタしたらカタログにも載らなかったり、初期出荷のみでそれっきりなしのつぶてだったりするのだ。現にニューマチックというエアポンプを使ったセットなんかは、現状でもかなり人気で4万近い値段で取引されたりしているしね。
→作った人の評判もいい。
 →ビームが事実上廃止になってからのセットとしてはギミックの密度が高い
  →ちなみに僕はコレを持ってないんだよね・・・。買いそびれちゃって。っていうか発売したの知らなかったし。で、知らない間にもうプレミア付いてたし。

届く前は「作ろうかな~」と思っていたけど、正直今は「まぁいいか」という気持ちの方が強い。箱はそれだけでもコレクションに耐えるほどかっこいいと僕は思うのだが、

 やっぱり空箱と入ってる箱では全然意味が違う。

これはホント不思議なんだけど、実際そうだからしょうがない。見た目が同じでもしょせん空箱は空箱で、もっと言うと箱の正面だけをカットして保存したところで、

 ほとんど価値は見いだせない。

のだ。まぁ30年以上前の物とかならまた違ってきたりもするんだろうけど。

20110212_lego8069 ←これが今回買った物。写真は面倒だなぁと思ってたんだけど、何となく携帯で撮って貼り付けてみた。
※一応シャープは掛けてある。
久々に携帯で撮った写真をPCで見たんだけど、2メガピクセルと言っても前使ってた1.3メガピクセルのコンデジより全然絵はショボイ。光をあんま取り込めない分どうしても感度を上げざるを得ず、結果として粒状感が出まくりになるのかな。今時のカメラ携帯だともっと凄く綺麗に撮れたりするんでしょうか。っていうか3DSが出たら同じように撮って見比べてみたいと思いますです。

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2009年10月15日 (木)

LEGO#8265

※本日二つ目。まぁ短いけど。

091015lego8265_1 アマゾンから注文していたフロントエンドローダーが届いた。結構箱が薄く大きい。表面積が広いと(箱のまま)飾ったときに様になるのでこういう仕様は嫌いじゃない。

前回作ったトレーラー同様に今回もセカンドモデルはネットからダウンロードしてくれ、仕様。まぁコスト削減的な意味でも仕方ないところかな、とも思ったりする。実際このモデルはパーツ数こそ1000以上なのに、価格はアマゾンで1万円ちょいに押さえられている。10年前だったら考えられないほどのコストパフォーマンスだ。
※1パーツ20円が相場だったから。

ただし、その裏にはちと大人の事情も見え隠れしなくもない。要は小さい細かいパーツが多くなっているのだ。表記的には「1000以上」でも、1つひとつのパーツが10分の1以下の大きさなら、それは割安とは言えない。ビーム主体だったフレームがリフトアーム主体となり、それに伴って接続部の細かいパーツが増えた事による「擬似的な水増し」。以前テクニックが大好きだったユーザーが離れ気味なのもそうした「パーツ単価以上のブラフ」を感じてきたからかも知れない。

アクション的にも正直物足りなさがある。まだ未開封なので箱絵を見ての感想になるが、どうやらハンドルとエンジン部のピストン以外は、ショベル部の2カ所しかなさそう。モーターもニューマティックもないから当然手動になるが、(ニューマティックと比べて)単純な構造のため仮に別のセットからモーターを移植したとしても、何かもの足りなさを感じてしまう。新パーツである「モーターシリンダー」も前回使ったが、正直あまり魅力的なパーツとは言い難かった。
※中にラッチがあるから、という理由だと思うけど、モーターライズド時の限界を超えた時に鳴る「ガガガガ」という音がなんとも風情がないんだよね。

091015lego8265_2 ただセカンドモデルに関してはちょぴっとだけ「ほほぅ」と思わせる点があった。

ダウンロードして順番に目を通していくと、どうやらシリンダーはアームの傾斜、それも本体からの最初の関節にしか使われず(二つ使っても役目はほとんど同じっぽい)、第二関節とアーム開閉は完全な手動。マイクロモーターやフレックスシステムを使えば遠隔操作出来なくはなさそうだが、「退化した現在のテクニック」には無理な相談か。

しかし、シャーシ全体を見ていくと、どうもこれが、

 久々の4WD

っぽい。前輪から後輪にユニバーサルジョイントが伸び、ピストンとの連動を思わせる組み方がしてある。ハンドルおよび左右の稼動は全くなく、名作#8880テストカーのような4WD&4DSはもはや伝説でしかないが、逆に言えば#8880の前にはそれなりの蓄積もあったはずで、将来的に再びあのギミックに近いものが生まれる可能性はなくはない。3本のシリンダーを積んだくせに手動で開閉展開かよと思わせたが、

 デフギアを見るとやっぱちょっとワクワクする

ってのはあったかな。まぁオクで価格が上がる可能性も薄そうなので、近々作ってしまうのもいいかも知れないな。つかそれだったらせっかくだからジープも作ってそっちからモーターおよびスイッチパーツを移植したくはなるね。いやそもそもこないだのトレーラーにスイッチパーツだけでも自力でアレンジ出来ないか、、、いやいや待て待て、とりあえず1stモデルの説明書をダウンロードしてみよう。もしかしたらトレーラーのパーツだけで稼動出来るかも知れない、、、

・・・出来なくはない。が、モーターボックスが下部にくっつくのでオンオフがしづらいかな、って感じ。もちろんライトはないけど。

ただ、コレ見てわかったのが、

 3つあるシリンダーはどれも一つのモーターで動かす、、、のか?

ってこと。アームとショベルを別に動かしていたニューマティックのフロントエンドローダーと比べて、なんかはしょりすぎじゃないか?

まぁ実際に組んだ訳じゃないので詳細はわからないけど、結構ダウンロードのマニュアルだけでも「作った気」にはなれることが発覚。それはそれでなかなか楽しいもんだったな。
●↓マニュアルダウンロードページ
http://technic.lego.com/en-US/buildinginstructions/8265/8265%20front%20loader%201%20of%203.aspx

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2009年10月 2日 (金)

LEGO#8264

※本日二つ目

091001_8264_01 休日を充実した気になるためにのらりくらりと映画に行ったり、LEGOを作ったりした。amazonUKから買った黄色いトラック。でも正直不人気で、まぁ作るならこれかな、という感じで作成。
※余談だけど箱のまま眺めるのと同じくらい自分で作ったヤツを「撮った写真を見るのが」好き。つか低いアオリの写真がもっとあってもいいと思うんだけど、割と少ないような・・・。

091001_8264_05 テクニックらしさはモーターシリンダーシステムと前輪の操舵のみ。1stモデルは荷台の傾斜、2ndモデルは、、、箱には2イン1みたいな2種類の説明書が入ってるっぽいことが書いてあるくせに、2ndの方はウェブにしかないという。なんか騙された感じ。特に自分のように2ndの方がかっこいいと思った人間には、、、。
※ちなみに1stにはターンテーブルを使うけど(連結部に)2ndには使わない。贅沢な部品なのに使わないのでちょっともったいない気になったりはする。

091001_8264_04 で、2ndモデルはカートランスポーターで荷台が後方にスライドする形。電池は単三を6本も使って、スイッチで順逆選択。今回初めて新型モーターとシリンダーに触れたけど、最大(もしくは最短)まで伸びると「ガガガガッ」と結構耳障りな音がする。精神衛生上良くない。

あと今回初めてPCモニターを見ながら組んだけど、

 シャフトの長さがわからないのが一番ネック。

091001_8264_03 それと左右対称のパーツとかを事前にピックアップしづらい。
※先の方までページをめくって戻るという動作が結構面倒なので。
色がわかりづらい。
※今回に限ったことかも知れないけど2ndモデルの前輪泥よけパーツの色が説明書と違ってた。どう見ても「ヘの字」型の黒いリフトアームが2つしかない。代わりにグレーのそれがあったので使ったけど、、、僕の見間違いじゃないと思うけどな~。

基本的にそれほど難しいところもないセットだったけど、それでも2回ほど組み間違えた。毎度の事ながらいくら注意していても間違えるときは間違えるもんだなぁとむしろ逆に感心する。

091001_8264_02 完成させて感じたのは思った以上に小さいということかな。以前作った黒い車
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2008/02/4896_75b5.html
が載るかなぁ~と淡い期待を寄せていたのだけど、結果全然無理。正面から見た感じも思った以上に細身。まぁ2万円クラスのデカいトラックやコンボイと比較するのがどだい無理があるとは思うけど。

しかしリフトアームのテクニックはやっぱ想像力が刺激されない。なんつか組んでる最中も「なんでこんな風な組み方なんのん?」という疑問が拭えないままで進んでいく。よくこんなパーツで設計出来るなぁという気持ちと、ビーム主体に戻してくれよ~という気持ちが去来。まぁ今回久々に組んだことでLEGO熱も大きく低下したのはある意味幸せだったのかも知れないけどね。

ああでも正直サイズが合う車を載せないと様にならないな~。手持ちのブロックで何か作ってみようかしら<作る気もないくせに書くなよオレ。

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2009年7月31日 (金)

LEGOTECHNIC~その4~

3週に渡って出品された激レアLEGO祭りが無事郵送され終幕を迎えた。LEGOを嗜む人だったら、1978年当時から2000年前後までの一つのシリーズアイテムのほぼ全て、それもほとんどが未開封で出品されることの凄さというのは理解出来ると思うけど、だからと言って合計で7万円近い出費をすることが果たして正解だったのかというのは意見の分かれるところかも知れない。

僕がレゴに初めて触れたのは、物心も付かない2歳とか3歳とかの頃だと思う。当時の我が家はそれなりに裕福だったし、父方にも母方にも初孫だった僕は、結構なプレゼントを周囲から戴いたと思われる(1972年頃だからタイヤが出始めの頃じゃないかと想像)。

LEGOはダイヤブロックと比べ、その品質に圧倒的な差があった。具体的に言えば、

 ダイヤブロックは歯で噛んで外そうとすると割れるけど、LEGOは割れずに歯形が付く。

ユルユルになったりガチガチになったりすることがほとんどなくて、ただのプラスチックだったダイヤブロックが細かな傷でどんどんつや消しになっていくのに、LEGOはいつまでも輝きを失わなかった。ピカピカだった。

それでも周囲には魅力的なものがたくさんある。ミクロマンや仮面ライダーやウルトラマンやビックリマンシール(ヘッドロココとかスーパーゼウスとかじゃなく、画びょうとかハエとかの「まるで本物みたいでビックリ」というビックリマンシール)、スーパーカー消しゴムには魂の7割5分くらい持ってかれた覚えがある。

そしてふと気付くと、「LEGOがない!」。大きな細長くて浅いダンボールに入れてあった大量のLEGOが我が家のどこを探しても見つからない。

 「親戚の○○くんにあげたよ」

「え~!」と第一声をこぼすものの、その直後に「ま、そういうもんかな」とも思った。遊ばなくなって随分経ってたし。でも○○くんLEGOの良さに気付いてくれるかな、ダイヤブロックと一緒にしちゃわないといいけど。タイヤとか4つないと車にならないんだよ・・・そんなことを思った気がする。今でもそうだけど、僕は割と物に対するこだわりがあったから、結構大事にしてたんだよね。

そこから二十年以上して僕はLEGOTECHNICと出会うんだけど、その話はまぁ以前したからとりあえずはしょる。ただ重要なのは、今回出品された物の多くが、

 その失われたリンクを繋げるもの

だったってこと。正直僕のお小遣いは今回の出品でかなり底辺に近づいた。トライがギリ買えるくらいしか残ってない気もする。届いた品物を見ても、「これで7万円!?」という人の方が遙かに多いだろう。

でもこれは、このLEGOは、「7万円で買ったけど7万円で買えるものじゃない」。

世の中にはいろんな古美術がある。絵画や焼き物、彫刻、コイン、建物だってアンティークなものは価格的な価値を超えた存在意義がある。このLEGOは中島誠之介や北原照久に見せても、大した価値を見いだしては貰えないかも知れない。もっと言うと、僕本人ですら10年後に振り返ったとき、「こんなの買ってる場合じゃなかったな」と後悔するかも知れない。

 でも今の僕にはプライスレスな価値があるのだ。

最初に出品されてたのを見つけたとき、そのまま見なかったことにしてゲームをやったり、映画に行ったりしていれば、こんな出費はなかったし、手に入ることもなかった。知らなければ買いようがないし、誰も僕にこれを買えなんて一言も言ってない。でも、僕はそうしなかった。

 こんなチャンスは一生の間にそう何度もあることじゃないのを知っていたから。

レゴにはコレクターとビルダーというくくりがある。文字通り集めるのが好きな奴と、作るのが好きな奴。後者に関してはパーツ単位での売り買いも盛んなレゴだから、お金さえあれば某ヤマトを組み上げるほど大量なパーツを揃えることも不可能じゃない。だが、前者はお金だけで何とかならない圧倒的な壁がある。たとえば数千万、数億円を掛けて、自分が欲しいレゴを集めるためだけにゴールデンタイムの番組を借り切るような普通じゃないことが出来る人ならいざ知らず、いや、それでも30年前からのレゴを未開封で手に入れるのはそうそうたやすい事じゃない。衛星放送を使って世界レベルで募集すれば、それでも何個かは現れるだろうけど、

 7万円以上掛かるのは間違いない。
※まぁ僕が手に入れたのは正確には20年ほど前までのものだけど。

だから今回僕が手の届かない額まで跳ね上がってしまったアイテムでも、買えた人は凄く幸せだったと思うんだよね。歴史の証人になれた、みたいな。

フォークリフトトランスポーターは33000円の予算を見積もりつつ結果として2万円で買えた。他に中くらいのモトクロスと、近未来のポリスカーを買った。それぞれ5000円と3000円くらいだったかな。

何を持ってその価値があるとするかは、ひとそれぞれだ。今回落札したレゴには今使われているパーツは「一緒に遊ぼうとすれば遊べるけど」ほとんど入ってない。ライトやモーターもないし、タイヤだって小さい。大きさもそれほど大きくはない。それでもその機構に、そのデザインに、僕の心を「LEGOに呼び戻した魅力」が詰まっている。何十年も経て店頭で見かけたあの日、

 「え?これがレゴなの!??」

と目を疑い、30分以上その場から立ち去れなかった僕の心を鷲づかみにした魅力が詰まっている。

しばらくは質素倹約が義務づけられたけど、やっぱり後悔はない。買ってする後悔と買わずにする後悔。多くの先人は言う、「やってする後悔の方がいい」と。僕もそう思う。

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2009年7月18日 (土)

LEGOTECHNIC~その3~

死ぬほどドラクエをやっているのだけど、たまには別の話題。っていうか同時進行?

数週間に渡るヤフオク祭りも今週末で3回目。僕のような素人からすると、今回の出品であらかた出尽くした感があると思うのだがどうか。

先週末のアイテムは、こちらのテンションがドラクエにシフトしていたこともあり、入札に対する意欲が甘くなっていた。結果あとから「これはこの値で買うべきだったな」というアイテムが一つ発生。っていうか20以上出品された中で後悔したものが一つだけというのはある意味かなり綿密なプランあってのこそなのだが、後悔は後悔。買っておくべきだったか・・・。

しかし終了後に再度戦いの告知がなされたことは福音となった。資金を残しておいたことが無駄にならないかもしれない。価値という点においては前回買い損ねてしまったアイテムの方が上かも知れないが、今回出品の品にもかなりそそられるアイテムが数点ある。落札価格がいくらになるのかはわからないが、それでも「参戦する権利」が残っていたことをまず喜びたい。

ただ、正直な話落札できる可能性は非常に低いと言わねばならない。僕が5つのセットを落札した第一週もひとつも落札出来なかった第二週も、同じようにパーツ数や特殊要素、年式を加味して予算を設定したのだけど、

 第二週分はのきなみ予算の倍以上の落札価格。

8858b_1 特に1980年の「エンジン」
※まんまエンジン。それ以上でも以下でもない。
などは、パーツ数460ほどで、僕の予算的に9000円くらいかな~なんて期待していたのだが、、、あ、ちなみに第一週に関しては概ね僕の予想と予算通りの落札価格だったのだが、、、

 落札価格24500円也!

そりゃ手が出ないだろってなもんで。でも一方では当初から書いてきたように、「手が出ないほど高額でお金持ちが落札してくれた方がいい」という視点もある。それだけ高い値段で買ってくれるようなコレクターならきっと大事にしてくれるだろうし、僕が保存するより「世界遺産」としてみれば遙かに安全だ。「変なの?」って思うかも知れないけど、今回のレゴは本気でそういうレベルに足を踏み入れている。

ちなみに僕が先週落札しようか思案してスルーしてしまったのは、ロボットと車が変形するヤツ。パーツ数から試算した予算は7000円で、終了価格は6850円。今思えば8000円くらいまでは手を挙げても良かったかなぁと後悔。お金は無駄遣いしちゃいけないし、直前で「7000円+送料振り込み料で8000円か~ソフト2本分だよな」とか思って気持ちがにごってしまったのだけど、たぶん僕が生きている間にこのアイテムが新品で出品されることはもうない。一生一度残りの余生数十年の中の唯一のチャンスだったと思えば、やはり決断は慎重かつ大胆に行いたい。

 その点から立脚して今週末の出品を今一度検証してみると、、、

8872_1 ●フォークリフトトランスポーター

やはりこれがキモ中のキモだ。エアテッククローリグやバックホーローダー、スペースシャトルのような特殊動力は積んでないが、テストカーやオートカシスのような「普通の車」にはない特別なオーラがある。僕がテクニックに手を染め始めた頃に既にかなりのレアで、正直国内のオークションはおろかe-bayでも中古すら見たことがなかった品。年式は1993年でシャトルとほぼ同年だが、DIYショップで大量のデッドストックが見つかったシャトルと比べるとそのレアリティには天と地ほどの差がある。

パーツ数は760程度だったと思うが、パッと見の印象にキャタピラやチェーン、大量のブッシュが使われているようには見えないから、全体的に個々のパーツ価格は高そう。単純には言い切れないが、国内定価は当時15000円ほどだったと推測出来る。

これまでのアイテムならその国内定価を元に自分の出せる予算を試算していたが、
※たとえば落札した黒いユニバーサルセットなどは、16000円と高額を出費したにはしたが、海外の定価が99ドル。普通に国内で発売していたとしたらその定価はたぶん19800円ほどだったと思われ、決してとんでもないプレミア価格で買ったわけではないのだ。

 これはそうはいかないはずだ。

僕の予想価格は3万3000円。バックホーよりアイテムバリューが低いのに価格が高いのは、第一週より第三週の方が底値が上がっているだろう点。そして僕のように「知ってるけど持ってない」という認知度。
※冷静に考えるとあのバックホーも今週出品されてたらあんな価格じゃとても落札されなかっただろうな、とは思う。エアテッククローリグも。

 でも正直僕が出せる予算の限界を超えてるんだよね~。

モニターは当然諦めるとしても。ただ、前回落札して思った。やっぱり「遺産」としての価値よりなにより、そのアイテムそのものの価値、持っていて嬉しい。箱を見るだけでテンションが上がることを重視すべきだろうと。今後何年間か、「ああこれをあのとき買っておいてよかったな」と振り返ることが出来る物。逆に言えば「あの値段で落札されたんならあきらめもつく」と掛け値なしで自分を納得させられる価格での敗退でありたい。

他にもミドルクラスのユニバーサルや、先ほどもちょっと触れた元祖大箱カーモデル「オートカシス」、何が出品されても人気のニューマティックエスカベーターなどがあるが、今回はこのフォークリフトトランスポーター一本狙いで行きたい。いっそのこと10万くらいで落札されるんなら諦めもつくんだけどな~(^^;。

・・・今気付いたけど33000円あったらWiiとモンハントライがもう1セット買えるんだよな。それってどうなのかな・・・。

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2009年7月 6日 (月)

LEGO TECHNIC~その2~

昨夜の興奮覚めやらぬ、というか今日が本番という心持ちで帰宅後PCのモニターを点ける。果たして現在の動向は、、、と思いきや、懸念が現実のモノとなった。やはり風聞千里を走るのか、終了1、2時間前だというのに軒並み僕の設定予算をオーバーしている。まぁ冷静に考えれば当時の国内定価レベルで手に入れようというのがそもそも虫のいい品ばかりなのだが、それでもやはりレア中のレア。悔しさも募る。

 だが、現時点でまだ僕が最も欲しいセットの価格は上限を超えていない。

終了は12時間際。予算は2万円。買えるか、買えないか。

そんなことを思いながらオクページをチェックしていたら、なんと!

 来週の死合が告知!

あな恐ろしきは出品者よ。昨夜比較的有名なブツで注目を集め、今夜が主戦場だと示唆しつつ同時にそれが真の戦いへの前哨戦だと告げる。風雲急を告げるとはこのことか。

だがしかし、なのである。

来週終了時刻を迎える、正確にはあと6、7日後に終了するレゴテクニックセットは、どれもレア度が高すぎるのだ。あまりにもレア過ぎて、「激レアを超えた」アイテム。正直とまどいを隠せないのだ。

レゴは再三書いているように、基本再販はない。そのアイテムを数年製造販売したら、あとは次のセットへバトンタッチする。市場にある品がなくなれば、あとは個人所有のものだけが頼りになる販売形態だ。

だから正直10年もすれば大抵のセットのレアリティは上がる。今で言えば1999年当時のもので普通に出品されるものはほとんどない。

 だが!

今回出品されているモノの中には、

 1978年発売

という奇跡かもしくはドラえもんかというアイテムが存在する。ぶっちゃけ存在することがおかしいアイテムが存在する。

レゴはABSという樹脂だが(FRPだったらゴメン)、箱は紙だ。それだって空調の調った正倉院に人目に触れず保管され続けてきた歴史上の書物とは違う、ただのオモチャとして人づてに渡ってきたものだ。

 それが未開封だって!?

あり得ない。鑑定団だって昔のブリキのおもちゃに、「部品が揃っていて程度がいい、何より箱があるのがいいですね!」がせいぜいだろう。

 それが未開封!未開封!未開ふーーー!!

どんなスーパーコレクターだよ?っていうか昨日のが文化遺産だとするなら、これはまさに世界遺産。一介の消費者が落札して開封して作っちゃったりしていいものとは到底思えない。つか出品者、どんな事情があったんだよって思う。これを手放さなければならないような財政難ってよほど中のよほどだ。だってホントに博物館とかに飾ってあっても全然不思議じゃないものばかりなんだもの。っていうか子供が出来てからいろんなオモチャ関係の博物館やら展示場やらに行ったけど、それでもこのクラスのものに出会えた記憶がないっ。っていうか、

 もし近隣の県でこれらのアイテムを使い、「レゴテクニック展」をやるとするなら、もの凄い勢いで足を運びたい!

それほど凄いブツなのだ。っていうかマジ無理だ。誰か大金持ちにまとめて落札してもらいたい。でもって空調のしっかりした倉庫で未来永劫保管して欲しい。ウチの湿った棚に置いておいたらあと10年持たずに表面がフニャってしまいそうなんだもの。

・・・

そんな次回の戦いの話はさておき。

今晩の勝負も2回戦ある。10時50分前後の戦いと、11時50分前後の戦いの2回。前者は既に勝敗は決している。

090706_8064 ●#8064 赤いモーターライズドユニバーサルセット落札!

価格は5850円。ぶっちゃけ僕の設定が1万円だったので破格に安いというか、本音を言うと、本日2回戦目に現れる「黒いモーターライズドユニバーサル」が大本命で、そちらに予算を回すならこちらは諦めなければならない状況だった。だったのだが、

 目の前であまりに安く買われるのはやっぱり許せないっ!

多くは僕が設定した予算前後で価格が推移しているが、
※クラスA、Cはやはり別格に高い。
このセットと黄色のモーターセットはあまりに安かった。っていうか本音を言うとその黄色いヤツも落札したかった!が、あまりにそれはあまりだろうと。今後数ヶ月お小遣いを減らす覚悟がお前にはあるのか、と。オマエは葉隠覚悟なのか、と。好きな女の子堀江罪子は堀江美都子から取ったってのは有名な話。

 まぁ予算4万円をオーバーする覚悟は完了した次第。

しかし今なお1回戦の余波が続いていて、当時僕が1万チョイで買った#8462のトウトラックが現在22600円。確かに魅力のあるセットではあるが、正直ちょっと出し過ぎなんじゃないの?とは思うかも。人ごとなのでがんばってくれ!としか思わないけど。

さて、2回戦を前に出走予定を確認しておこう。っていうか既に僕の設定上限を超えてるものを除外すると結構少ないのだが・・・。

090706_8854 ●#8854 赤いニューマティッククレーン

現在まで続く建機シリーズの雄「クレーン車」。その歴史は深いが、これまでそのクレーンの色が赤く染まったのはこのセットのみ(だと思う)。寸足らずなフォルムがとてもキュートで、セカンドモデルのダンプもカッコイイ。現在7350円だが、この値で買われるくらいなら入札する。つか僕が入札しなくても他の人が入札するだろうけど・・・と思ったら既に11500円になってた。ここからが勝負か。

090706_8862 ●#8862 ニューマティックバックホーグローダー

昨夜からあまり上がってない18500円。何かの間違いで2万で買えるような状況になるなら買ってもいい。が、まぁそれはないだろうな。たぶん今ある中で一番魅力のあるセットだと思われる。確かに欲しい。欲しい。特にセカンドモデルの大型トラクター?は昨今リリースされたフォルムだけの大箱にはない機能美があるっ!いや、まぁ諦めてますけど?

090706_8082 ●#8082 黒いモーターライズドユニバーサル

僕が最も欲しいのがコレ。パーツ数は450くらいだけど、モーターが付いていて、僕が持ってないと思われる「マルチコントロール」というパーツが入っている。何よりこのドラゴンがいいじゃないか!いい意味で時代を感じさせるというか、よくよく考えたらそれってプロポーションのおかしなブルマァクのソフビを賛美するのと同じような気もしないでもないな・・・。現在12800円。この先どうなるか見当も付かない。凄く落札したい。超落札したい。正直来週の戦いは棄権するからコレ落札させてくれ~。いくらになるんだよ!?

090706_8062 ●#8062 黄色いハードケース入りユニバーサルセット

既に持っている。が、現在価格の5099円は納得出来ないっ!当時ザラスで買ったのが6999円だったか。今の僕のテクニックバカが始まったのは紛れもなくこのセットであり、かつそれがこれほどの美品で出品されているなどにわかには信じがたいのだ。この価格のままだったら赤字でも入札する。その価値は絶対ある。

こんな感じ。まぁ15000円超えセットは半ば諦めムードというか、個人個人で狙い打ちするターゲットが違うことが幸いしてるというか、

 みんな浅いコレクターなんだろうな

って思う。持ち主からしてみたら、「その値段はないだろう!」と悶絶してるんじゃないかとすら思う。でも仕方ない出てしまった物は出てしまった物なのだ。結果や如何に!

・・・

 目的達成!16000円!OK!

やはり本気で落札しようという気持ちが通じたのか、終盤さほど価格は伸びず、2万の予算に対して16000円なら上等。逆にラスト8062があまりに伸びなかったので「だったらオレが!」と少しだけ手を入れたら最終的に8200円くらいまで伸びた。つかよくよく思い出したら8062は国内定価1万円だったんだよな。超美品で定価の2割引+送料だと思えば、やっぱ買っておくべきだったか!?っていうかさすがにそこまでの予算はないわけで、まぁ他の人にも美味しい思いをしてもらう心のゆとりが欲しい、、、のか?
※つかこれがすぐ翌週転売されてたら悲しいけど。つかホントのところ15000円の価値はあるんだよな。以前もっと傷だらけの未開封が15000円だったから。この嵐の中ではさすがに目立たなかったけど。

とりあえず僕の出費トータルは37000円。もう来週は参戦しない・・・たぶんしないと思う・・・しないんじゃないかな・・・まちょと覚悟はしておけって感じ。

しかしいい買い物だった。っていうか家に帰るまでが遠足なので今からウキウキしてられないかも知れないんだけど、要所要所抑えたというか、

・80年代の古めのレゴが欲しい
・初期のモーターライズドが欲しい
・ニューマティックが欲しい
・黒いユニバーサルが欲しい

冷静に考えると「買わなくてもよかった」のはヘリコプターくらいか。でも今日これだけ安くモーター2種が買えるとは昨日の時点ではわからなかったわけだし、やはりさじ加減的にはほぼベストな取捨選択だったと思うな。

しかし我ながら感心するのがラストスパート前に予測した価格に概ね落ち着いたこと。もちろん自分で買えないところまで伸びると思われたものは正確に予測したわけじゃないけど、今回のお祭りは僕と同じくらいのテクニックフリークが冷静に出せる額を分析し、結論付けたことがうかがい知れる結果になったかも。なんだかんだ言ってバックホーは31700円。サルベージ船22500円。プロッププレーン15600円。赤いクレーン11500円だもんな。クラスAとクラスCはやっぱり無理だった感じだ。
※赤いクレーンの11500円はちょっとがんばりたかったけど、黒いユニバーサルの予算を割くわけにも行かず・・・。

とにもかくにも楽しかった!たまたま自分の財布が暖かかったことに超感謝。やっぱり無駄遣いはイカンなとシミジミ思ったね。いざというときに困るもの。つか来週どうする?

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2009年7月 5日 (日)

LEGO TECHNIC

熱すぎて死ぬ。今の自分の財政とそのアイテムの価値、欲しい度合い、冷静になればなるほど入札価格は上がる。つか冷静になれないから上がる。

今回同じ出品者から出品されているレゴテクニックのセットのうち、実に29セットが僕が持っていない(もしくは箱なし品でしか持っていない)もので、その多くが未開封。悪くても中材未開封。要するに未使用。e-bayだったらまず間違いなくMISBと称されるであろうレア中のレア。っていうか、

 これこそが激レアと標榜して良い真の激レアアイテム!

それを入札出来るチャンスに巡り会えた幸運に感謝しつつも、多額の出費を余儀なくされる状況を恨んだりしなくもない。ああこんなチャンス、知らなきゃ知らないままの方が幸せだったのかも。。。とも。

ぶっちゃけ全部買えるわけはなく、財布の中身には限界が明確にある。先日公表したように、「ゆとりはあるがありまくるわけじゃない」。重要なのは優先順位だ。何を買い、何を諦めるか。モニターもメディアも欲しいが、そいつらは逃げも隠れもしない。ドラクエは当然買うが、いざとなればヤマダのポイントを全て使ってしまえばかなりコストは軽減出来る。モンハンはまぁ来月考えよう。
※つっても小遣い的には7月5日(要するに今日)分から捻出せねばらないのだが。

実際限界まで使ってしまっていいわけもない。週間アスキーだって買いたいし、ヱヴァだってもう一回は見に行きたい。最近はファミマのジューシーメンチカツがお気に入りで、週アスを買った時は大抵一緒に買ってしまう・・・。

 だが後悔はしたくないっ!

その昔フランスのとあるLEGOショップでデッドストックのテストカーやスペースシャトルが見つかった時、僕は出来る限りのお金を集め、購入した。しかし今思えば、

 なぜかみさんに借りてまでもっと大量に買わなかったのか。

と後悔が残っている。いや、もちろん買ったことに後悔はないし、それはそれで決断ではあったのだが、、、。

僕は常々後悔は少なめの人生を送りたいと思っている。では後悔とは何か。後悔とは、

 決断しなかったことへの自責。

もっと言えば、

 「買う」と決断しなかったことへの自責。

正直買ってしまって後悔したものもないではない。LEGOに関しても何セットかは、具体的に言えば全体の1割くらいは「ここで買うべきではなかった」と思えるセットが確かにある。が、

 どちらが深いかは考えるまでもないっ!

なぜあの時ザラス14999円で投げ売りされていたアルティメットコレクターシリーズ(通称UCS)のX-WINGを買わなかったのか。9999円のタイインターセプターなんか部品取りだと考えたってメチャ安じゃないか。赤いスーパーカーIIを妹にアウトレットで買ってきてもらえば良かった、エアテッククローリグを、、、

当初の予算は3万円。欲しいアイテムのリストアップも既に完了している。中には「欲しいが絶対無理」というアイテムもいくつかあり、例えば前述のエアテッククローリグ未開封
※開封組み立て済みは以前落札してブログでもご紹介済み↓
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/07/lego8868.html

なんかは、僕の出せる上限が15000円(無理しても2万)という設定だったが、

 落札価格40500円也

これではもう戦う前から負けている。つか入札履歴も凄まじい。昨日までに既に僕の出せる上限越えの26500円になっていて、今日30500円になったと思ったらすぐさま40500円!そのまま決着。あんた、本気だね・・・負けたよ・・・あんたにゃぁ・・・。である。

正直言って今回の大爆発、冷静に考えると、

 凄く高くて買えないか、めちゃ安で買えるか。

このどちらかであればそれはそれで幸せなのだ。ぶっちゃけMISBのエアテッククローリグでも、e-bayをずっと探し続けていればいつかは見つかる。当然めちゃ高いが、それはこの40500円とて同じ事。手の届かないところにあるものは、ないも同然で、それは悔しくもなんともない。

安い場合は当然購入するが、安いからむしろ幸せだ。「転売したらいくらになるんだろ」とほくそ笑む自分を想像して満足感に浸る。当然売る気はない。売る気はないが、もし売ったら、、、と考えるのが楽しいのだ。自分がいかに美味しい買い物をしたのかを実感したいのだ。

 だから逆に言えば、ちょうど中途半端な値段で戦うのは凄くキツい。

例えば今回自分が「買ってもいい」とリストアップした29種以外でも、結構なビンテージは出品されていて、自分は既に持っているからスルーしたい(他に欲しいものも多いし)と思う一方で、

 この値段で買われるのはどうしても納得出来ないっ!

競ってる人からしてみればこの上ない迷惑なヤローだが、それだって駆け引きだし、価値観だ。自分が4800円で買った物を他の人が15年後に3000円で買おうとしてるのはやっぱり悔しい。これだって後悔を引き起こしかねない。3100円で買えるなら買ってやるっ!オレが買ってやる!という気になってしまうのも無理無いのだ。っていうかこのデューンブラスターという赤い車だって、普通にオクに出ることはまずない。ぶっちゃけ今回みたいな惑星直列カサンドラクロスに巻き込まれなければ、十分6000円、7000円行くポテンシャルを秘めている素材なのだ。

 でもさすがに優先順位は低くなる・・・。

結局今日僕が落札したのはこちら、、、

0907058032●#8032 赤いユニバーサルセット

 ユニバーサルセットというのは、今で言うクリエイターみたいなもので、複数のモデルを組み立て可能なセット。この#8032は1994年発売の210ピース。アメリカのカタログ価格は$26.5とのこと。当時はあくまでザックリではあるが、1ピース20円くらい、アメリカの価格を1$200円で換算したくらいが日本の定価だった記憶があり、
※例えば#8880の黒いテストカーなんかはアメリカで$130。日本では25000円だったり。
 →単純な為替レートとは別ってことね。
僕のこのセットに出せる予算設定は4500円だったのだが、

 無事4100円にて落札!

正直ちょっと熱くなって4000円に対して5000円の入札をしてしまい、ちょっとマズったか!?とも思ったのだけど、良かった(^^。モデルは全て非常にかわいくて4100円なら全然OKだ。

0907058412 ●#8412 黒いヘリ

 こちらはヘリか飛行機が作れる「フレックスシステム」という地味なワイヤーを使っているセット。ぶっちゃけ昨今のセットにもその流れを汲むパーツが普通に残っているので、そういう意味での価値は薄いのだが、まぁ1995年281ピース、カタログ価格$29.75であれば、予算5000円設定である。あくまで想像でしかないが、たぶん日本での定価も5000円だったのではないかとも思うので、後悔しないという意味で入札!

 そしたら現在の価格がバシッと5000円に!

通常僕が出せる金額と同額を前入札者が設定していた場合、先に入札した人が優先される。僕が出せる額より100円だけ低い額を設定していたのかな?と思ったら、

 ほぼ同時に5000円の入札が入った!

結果わずかに早く入れた僕が優先され、後手に回ったもうひとりの入札者がトリガーとなって5000円になったというわけ。でもこういう状況なら当然上書きも考えられる。安心は全く出来ないと思いつつ静観していたら、、、

 見事落札!

ふぅ。正直このセットは悩んでたんだけど、セカンドモデルの写真を見れば見るほど欲しくなってきたというか、「もし店頭でこのセットが5000円で売っていたらクリスは買うのか?」という自問自答に、「即買う!」と答えが返ってきたので決断した次第。自慢じゃないがかれこれ10年近くヤフオクのレゴテクニックページをチェックしているが、このセットが出たのは初めて見たのだ。
※つか他にも29種のウチ大半は初めて見たものだったわけだけど(^^;。

NO問題だ!

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 今回出品された持っていない29種の中で、僕が欲しい!と思ったセットには6つのランキングに分けて優先順位を付けていた。

クラスA 非常に欲しいが落札価格がバカ高くなるだろうからまず無理だろう。

クラスB かなり欲しい。ものすごく欲しい。レア度は高いがパーツ数が少なく、定価も低めなので、今の時点ではさほど高くなってないから可能性もある。どうだろうか。

クラスC かなり欲しいが比較的出品される率が高い。が、それだけにみんなの目に触れてきているし、実際欲しい人は多そう。クラスBより値段が高くなる可能性も高いので、正直スルーしかないか。

クラスD 買えるならぜひ欲しい。後悔しない入札価格で挑みたい。ちなみに前回辛酸をなめさせられたチョッパーもこのクラス。今回はどうか。

クラスE 買える額なら買ってもいい。っていうか今回の天地鳴動人類滅亡の危機において、ヘタな出費は命取りになりかねない。だからあまり無茶な予算オーバーはしたくないクラスではある。

クラスF あまりに安かったら買おう。

この中でクラスAは前述の40500円と、初代コントロールセンターが34500円で落札された。これはもう無理なのはわかっていたので問題ない。むしろこのくらいの値段なら気持ちよく引き下がれるというものだ。あと明日のバックホーという前がショベル、後ろがブルトーザーみたいになってるヤツ、実際似たセットは年を追って発売されているのだが、その初代とも言えるグレートなニューマティックセット。これも現時点で18000円になっているが、たぶん、、、いや必ず3万は超えるだろうと思われ、諦めムード。

で、

クラスBは本日の出品がなく、全て明日終了。正直どれもかなり欲しいが、どれがどういう理由で価値があるとか書いちゃうと、もしも、も、し、も、たまたまレゴテクニックが好きでこのページをたまたま見て、たまたま出品の事実を知ってしまった人が僕より大金持ちで、なすすべ無く落札されちゃうかも知れないので、とりあえずは書けない。正直僕はそのセットひとつに、

 2万の予算を用意している。

それさえ買えれば今回のビッグバンパンチ(C:静かなる中条)でノックアウトされても本望というセット。つかかねがね欲しいと思っていたのだけど、

 見た目がかっこよくないのであまり人気がなさそうなのが救い

ではあるかな。で、クラスCはスルーして、、、
※先ほど落札したのは二つともクラスE。Eだからってバカにしちゃいけない。普段なら絶対手に入らないセットなのだから。つか冷静に「優先順位」として考えると、AやCは最初からスルーなわけだから、B、D、Eが事実上の購入対象と言うことになるな。

クラスDで買ったのが、、、

0907058044 ●#8044 ユニバーサルニューマティックセット

僕が買ったテクニックは最も古いものでも1993年発売のものだったが、これはその記録を大きく塗り替える1989年発売。価格はLEGOの検索サイトでは既にわからず、パーツ数は199。1993年に僕が買った#8042の青いニューマティックセット(画像は上の方のエアテッククローリグのリンク先にありんす)が226ピースで$38.50だったので(こちらは大小二つのシリンダーが付いている。8044は大が1つ)、推定価格は$33.50くらいかな。ざっくり200円換算で6700円。僕の予算は5500円だったのだが、、、

 5500円でも追いつけず・・・

うーむ。ここで続けて入札すれば予算オーバーが確定してしまう。どうするオレ!?

もしここで多大な出費を強いられれば、それはそのまま明日のクラスB入札予算へ跳ね返る。今日もボチボチ魅力的なラインナップだったが、明日はそれ以上だ。ここはスルーしてもいいのでは?既に2つ落札しているわけだし、、、。

 でも今日のこの情報はすぐさまネットを駆けるだろう。

となれば明日はより以上の熾烈な戦いが予想される。つか欲しいセットなんて全然買えないかも知れない。つかそもそもホントに欲しいのか改めて考えてみろよ、胸に手を当てて考えてみろって、どう?どうなの?

 メチャかわいいな~(^^。

こんなのが未開封で残ってるなんて奇跡としか言いようがない。だいたい添付した写真を見て貰ってもわかる通り、世界レベルで資料が提供されるレゴのデータベースですらこんなボロボロの写真しかないような、言わば、

 文化遺産!

それを普通に当時の定価前後で手に入れられる可能性が目の前にちらついてるわけだよ!?買うだろ普通。僕は6100円を上限として入力。

 現在の価格が6050円になった!

祈るようなすがるような気持ちで残り時間が過ぎるのを待つ。オリンピックの柔道みたいな感じ?<言い過ぎ。あと1分、あと30秒、あと20、10、5、、、

 祝落札!

当然と言えば当然このセットを僕の手で開くことは出来ない。僕がまだテクニックのコレクター歴が短く、そのレアリティに対する把握が甘甘(あまあま)だったらまだしも、今の僕にはそれがどれだけ珍しく、貴重なものかわかってしまっている。だいたい作りたいなら最近のを作ればいいし、もっと言えば、

 このセットに入ってるパーツくらい持っている。

ネットで組み立て説明書をダウンロードすれば載ってるモデルはどれも制作可能なのだ。

だからここはやはりそのセットそのものが持つ価値を堪能したい。っていうかクラスDのアイテムでこれだけ盛り上がれるんだもの、明日は一体どうなるのか。っていうか送料がいくらになるかわからないが、
※たぶんこの3つで2000円前後取られそう
今日だけで17000円くらい使っている。

 つか予算の上限は既に3万から4万に変更になっている。

モニター買うのはスゲェ慎重なくせして、レゴには甘いのねあなた。
※編集部注:かみさんに「あなた」と呼ばれたことはありません。あくまで脳内です。
っていうか1万円のカーステレオCDも買えないのにレゴにはとことん甘いのねあなた。
 正直明日僕が買おうとしてるセット、誰か5万くらいで落札してくれねーかな。

そうすれば気持ちよく諦められるのに(^^;。

送金手続き等は全て明日の全宇宙最終決戦が終了してから。予算内で収まるのか、それとも、、、?

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